JPH0525645Y2 - - Google Patents

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JPH0525645Y2
JPH0525645Y2 JP1987118898U JP11889887U JPH0525645Y2 JP H0525645 Y2 JPH0525645 Y2 JP H0525645Y2 JP 1987118898 U JP1987118898 U JP 1987118898U JP 11889887 U JP11889887 U JP 11889887U JP H0525645 Y2 JPH0525645 Y2 JP H0525645Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案はセールボードシユミレータに係り、
特にセールボードの取付角度並びに揺動角度を自
由に調節することのできるセールボードシユミレ
ータに関する。
<従来の技術> 従来、陸上においてセールボードの操作練習を
するためのシユミレータとしては、機台内に揺動
装置を内蔵し、上部に設けたボード固定台を揺動
装置によつて揺動させる構成のシユミレータが知
られている。
<考案が解決しようとする問題点> 上記従来例によれば、上部に載置したセールボ
ードのセールに風を受けなくても揺動装置によつ
てセールボードを揺動させることができる反面、
揺動装置を駆動するための電源を必要とするた
め、使用する場所が限定されるという難点があ
り、また風によつて自然にローリングすることと
は違つた揺動をするため、セールの操作向上のた
めには効果が低いという難点があり、更に装置が
大がかりとなつて高価になり、運搬にも大変とい
う欠点があつた。
この考案は上記問題点を解決し、どのような場
所においても電源を必要とすることなく使用する
ことができ、セールボードの取付角度並びに揺動
角度を自由に調節することのできるセールボード
シユミレータを提供することを目的として開発し
たものである。
<問題点を解決するための手段> 前記問題点を解決し、目的を達成する手段とし
てこの考案は、 上面中央部に軸孔を有する軸受台に、水平放射
方向へ向けて複数の脚取付座を突設し、 該脚取付座に水平方向へ伸びる脚体を各々着脱
自在に嵌着し、 前記軸孔には回転座の支軸を回転自在に嵌着
し、 前記回転座は平面長方形に形成して、平面にお
ける四隅部に各々スプリングを外嵌させた調節支
軸を立設して、該各調節支軸上に揺動座を配設
し、 該揺動座の長手両端部には、各々直交状に交差
するように固定体を設け、 該各固定体の長手両端上縁部にはクツシヨン座
を配設すると共に、各固定体の長手両端上縁部に
は上下に貫通するバンド通孔を形成して締バンド
を上下に貫通装着した、 という技術的な手段を講じた。
<作用> 上記のように構成したこの考案においては、各
構成部分が次のように作用する。
脚体は軸受台から放射方向へ複数本、水平に突
出した脚取付座に着脱自在であるから、運搬時に
は脚体を取外して小型にさせることができる。ま
た脚体は軸受台から水平に放射方向に設けられる
ので軸受台を安定して支持させる作用がある。
回転座は上下に設けた支軸を軸受台の軸孔に嵌
装させて、該支軸を中心に回転する。
揺動座は、スプリングを外嵌させた複数の調節
支軸上に支持されているので、何れかの調節支軸
を締め付け或は緩めることによつて回転座に対し
て揺動座を傾斜させることができ、かつスプリン
グの弾発力を強弱調節することができる。
固定座上のクツシヨン座には、セールボードを
安定して、ボードを損傷させることなく載置をさ
せることができる。バンドはクツシヨン座の上に
安置したセールボードを締め付け固定させること
ができる。
以上のように、セツテイングされたセールボー
ドに乗つて、セールに風を受けるとき、セールボ
ードは揺動座ともども揺動するので、海上を走行
していることを予想しながら陸上においてセール
操縦の練習をすることができる。
<実施例> この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はセールボードシユミレータの分解組立状
態を示す斜視図である。
セールボードシユミレータ1は基台部2と回転
座部3とで構成されている。
前記基台部2は、平面円形でその中央部に軸孔
4を有する軸受台5と、複数の脚体6,6,6…
…とから形成されている。
前記軸受台5は第2図に平面を示すように、そ
の外周部に複数の脚取付座7,7,7……を等間
隔にかつ水平放射状に配設されている。
該各脚取付座7,7,7……は水平方向先端部
に開孔を有する筒状として、その各上面にベアリ
ング孔7Aを開孔して、該ベアリング孔に下方か
らスプリング7Bで上方へ圧接させる態様でボー
ルベアリング8……がその頂部を脚取付座7上に
表出するように配設されている。
前記各脚体6,6……は細長角管状とし、先端
部に各々接地座6A,6A……を付設すると共
に、基端部の内孔は前記軸受台5の脚取付座7,
7……に外装する大きさ並びに形状とし、かつ基
端部を脚取付座7,7……に各々外装させたとき
に前記脚取付座7……のボールベアリング8……
と嵌合するように各々基端縁部に固定孔6B……
が開孔されている。
しかして、各脚体6,6……は各々基端部を脚
取付座7に外装すると、ボールベアリング8……
が固定孔6Bに嵌合することによつて一体の強固
な基台部2として組立てることができる。また脚
体6を引き抜くことによつて固定孔6Bからボー
ルベアリング8……がスプリング7Bの弾発力に
抗して内部へ下つて各脚体6,6……を軸受台5
の脚取付座7から分離させることができる。
前記回転座部3は下部に支軸9を有する回転座
10と、該回転座10上に揺動可能に支持された
揺動座11と、該揺動座11上に設けた固定体1
2とで大略を構成されている。
前記回転座10は平面細長板体、例えば横幅約
15cm、長さ60cmの断面略〓形鋼板から成り、その
長手中央から一端側へ扁心した位置の下部に回転
軸9が固定されている。
該回転軸9は前記回転座10を水平としたとき
に軸方向が垂直となるように上部を回転座10に
固定されており、その下部はブレーキ装置19に
ベアリングを介して回転自在に嵌装されている。
前記ブレーキ装置19の軸受筒19Aは上部に開
口を有する円筒体であつて、その上部を断面〓形
の固定具19Bを介して固定ボルト10A……を
もつて回転座10に固定されており、該固定具1
9Bには平面中央部に前記回転軸9の挿通される
軸孔が開設されていて、該軸孔の周囲に前記回転
軸9を取り巻くようにバンドブレーキ19Cを配
設固定している。該バンドブレーキ19Cは一部
を前記固定具19Bに固定され、平面略C形に湾
曲された両端部は対面状として、その対向間に締
付けハンドル19Dを介設している。すなわちこ
の締付けハンドル19Dを正逆回転させることに
よつて回転軸9の回転強弱を調節することができ
るものである。
前記ブレーキ装置19の軸受筒19Aの径は前
記軸受台4の軸孔5に挿通できる大きさとし、図
示省略したキイによつて回転しないように固定さ
れる。
前記回転座10上面には、長手方向両端縁部に
各々2個一対の軸嵌孔10B……が開設されて該
軸嵌孔10B……に各々支軸13,13……が下
から上向きに嵌装されている。前記支軸13は基
端部に頭体13Aを有し、先端部に細径部13B
が形成されて外周におねじが螺刻形成されてい
る。前記細径部13Bは第4図に断面を示すよう
に、回転座10の軸嵌孔10Bに下から上向きに
挿通させ、細径部13Bの外周部にスプリング1
4を配設した上、細径部13Bの先端部にボス1
5……を螺合させる構成となつている。
前記揺動座11は平面における大きさを回転座
10の大きさとほぼ同じに形成されている。しか
して前記回転座10上に平行に揺動座11を重置
したときに前記軸嵌孔10B……と同軸線上に位
置するように揺動座11上面にボス嵌孔11A…
…が開設され、該ボス嵌孔11A……に各々ボス
15,15が嵌装されている。
上記構成において、前記回転座10と揺動座1
1との間にスプリング14……を支軸13に外嵌
させた状態で介在させて、ボス15と支軸13と
の螺合をすることによつて、回転座10と揺動座
11を1体に組付けることができる。しかして支
軸13の頭部13Aをもつて所望方向へ支軸13
を回転させることによつてスプリング14の弾力
の強弱を調節することができる。
前記揺動座11の長手両端部には取付座11
B,11Bを設け、該取付座11B,11B上に
各々固定座12,12を揺動座11の長手方向と
直交状に配してボルト16をもつて着脱自在に固
定されている。
前記固定座12,12は断面略〓形細長鋼状か
ら成り、例えば幅5cm、長さ50cmに構成されてい
る。該固定座12,12の長手中央帯には前記揺
動座11の取付座11B,11Bと連結するため
のボルト孔12A,12A……を開設してボルト
16が挿通される。また固定座12,12の長手
両端縁上部には各々複数個のクツシヨン座嵌孔1
2B,12B……が対称に形成されている。また
固定体12,12……の両端上部にはバンド通孔
12C,12C……が開設されている。
前記、固定体12,12の各々の両端縁上部に
は各1個宛のクツシヨン座17,17……が前記
クツシヨン座嵌孔12B……に嵌装する態様で配
設される。
前記クツシヨン座17……は円盤状金属板17
Aの中央部を下方へ突出させて突出部17Bを形
成し、該金属板17Aの上部にクツシヨン材17
Cを貼着し1体としたものであり、突出部17B
を前記固定体12のクツシヨン座嵌孔12Bに遊
嵌してクツシヨン座17が突出部17Bとクツシ
ヨン座嵌孔12Bとの摺接によつて揺動可能状か
つ着脱自在に構成されている。
以上の構成から成るセールボードシユミレータ
1は第6図に示すようにクツシヨン座17,17
……の上にセールボードSを載置し、締バンド1
8,18を固定体12のバンド通孔12C,12
Cに掛通して締め付け固定する。この状態で海浜
等に配置してセールボードS上に操作者が乗つ
て、陸上におけるセールボードの操作練習をする
ものである。セールに風を受けると、スプリング
14の上下運動、また回転座10が回転軸9を中
心として回動するので、海上で練習をしているこ
とと同じようにセールボードの操作練習をするこ
とができるものである。
前記揺動座11の揺動強弱は、支軸13を回転
させてスプリング14の強弱調節によつて行なわ
れる。またセールボードの大きさによつてクツシ
ヨン座17の位置をクツシヨン座嵌孔12B,1
2B……の何れかに決めることによつて行われ
る。
また運搬に際してはブレーキ装置19の軸受筒
19Aを基台部2の軸受台5から抜出させること
によつて回転部3と基台部2とを分離させる。
回転部3においては、固定体12におけるボル
ト16を外すことによつて固定体12,12を揺
動座11の取付座11B,11Bから取外す。ま
た各クツシヨン座17……は上に持ちあげること
によつて固定体12,12から外す。
また基台部2においては、脚体6を引くことに
よつてボールベアリング8がスプリング7Bに抗
して下り、脚体6……を軸受台5から簡単に引き
抜いて分離させることができる。
以上によつてセールボードシユミレータ1は小
さく分解することができるので、運搬が簡便とな
る効果がある。
<考案の効果> 以上のように構成したこの考案によれば、次の
ようなすぐれた効果がある。
(1) 分解組立式なので、自動車のトランク等に載
置して運搬するなど運搬が簡便である。
(2) 回転座が回転し、揺動座が上下に揺動するの
でセールボードのセールに風を受けると海上に
いる如くセールボードが揺動し、方向を変える
こともできるため、陸上において海上にいる如
くセールボードの操作練習をすることができる
効果がある。
(3) 構造が簡単なので安価に提供することができ
る効果がある。
(4) ブレーキ装置の使用によつて、風の強弱、シ
ユミレーシヨンする者のレベルに合わせて回転
軸の回転強弱を調節することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例に係り、第1図はセー
ルボードシユミレータ全体の組立分解を示す斜視
図、第2図は軸受台の平面図、第3図は正面図、
第4図は調節支軸と揺動座との関係を示す側面
図、第5図は全体の平面図、第6図は使用例を示
す正面図である。 1……セールボードシユミレータ、2……基台
部、3……回転座部、4……軸孔、5……軸受
台、6……脚体、6A……接地座、6B……固定
孔、7……脚取付座、7A……ベアリング孔、7
B……スプリング、8……ボールベアリング、9
……支軸、10……回転座、10A……固定ボル
ト、10B……軸嵌孔、11……揺動座、11A
……ボス嵌孔、11B……取付座、12……固定
体、12A……ボルト孔、12B……クツシヨン
座嵌孔、12C……バンド通孔、13……支軸、
13A……頭体、13B……細径部、14……ス
プリング、15……ボス、16……ボルト、17
……クツシヨン座、17A……金属板、18……
締バンド、19……ブレーキ装置、19A……軸
受筒、19B……固定具、19C……バンドブレ
ーキ、19D……締付けハンドル、S……セール
ボード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面中央部に軸孔を有する軸受台に、水平放射
    方向へ向けて複数の脚取付座を突設し、該脚取付
    座に水平方向へ伸びる脚体を各々着脱自在に嵌着
    し、前記軸孔には回転座の支軸を回転自在に嵌装
    し、前記回転座は平面長方形に形成して平面にお
    ける四隅部に各々スプリングを外嵌させた調節支
    軸を立設して、該各調節支軸上に揺動座を配設
    し、該揺動座の長手両端部には各々直角交差する
    ように固定体を設け、該各固定体の長手両端上縁
    部にはクツシヨン座を配設すると共に、各固定体
    の長手両端上縁部には上下に貫通するバンド通孔
    を形成して締バンドを上下に貫通装着したことを
    特徴とするセールボードシユミレータ。
JP1987118898U 1987-08-04 1987-08-04 Expired - Lifetime JPH0525645Y2 (ja)

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JPS6426066U JPS6426066U (ja) 1989-02-14
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0628197B2 (ja) * 1990-08-03 1994-04-13 株式会社新和電器 カープラグの膨出端子機構
JP5489326B2 (ja) * 2008-07-24 2014-05-14 株式会社勝亦電機製作所 電力量計及び電力量計の表示器交換システム
CN103342155A (zh) * 2013-06-13 2013-10-09 郑运婷 摇船装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59171984A (ja) * 1983-01-18 1984-09-28 ピエ−ル ベルジエ 帆付きボ−ド用シミュレ−タ
JPS60119969A (ja) * 1983-12-05 1985-06-27 三菱電機株式会社 サ−フインボ−ドの練習装置

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