JPH0525515U - キヤビネツトのドアの上下移動装置 - Google Patents
キヤビネツトのドアの上下移動装置Info
- Publication number
- JPH0525515U JPH0525515U JP7443091U JP7443091U JPH0525515U JP H0525515 U JPH0525515 U JP H0525515U JP 7443091 U JP7443091 U JP 7443091U JP 7443091 U JP7443091 U JP 7443091U JP H0525515 U JPH0525515 U JP H0525515U
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- JP
- Japan
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- door
- cabinet
- opening
- guide groove
- cabinet body
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子機器における開口部を開閉するドアの上
下移動に際し、スムーズに移動可能にすると共にドアの
下降時、該ドアの自重を利用することを目的とする。 【構成】 ドアの上下移動に際して、ドアの上方押上げ
時開口部に対して閉蓋し、ドア前面とキャビネット本体
の前面とを同一面になすようにガイドピンをガイド溝に
沿わせて案内すると共にドア開放時ドアの自重で下降す
るときの移動速度をダンパ手段で制御される。
下移動に際し、スムーズに移動可能にすると共にドアの
下降時、該ドアの自重を利用することを目的とする。 【構成】 ドアの上下移動に際して、ドアの上方押上げ
時開口部に対して閉蓋し、ドア前面とキャビネット本体
の前面とを同一面になすようにガイドピンをガイド溝に
沿わせて案内すると共にドア開放時ドアの自重で下降す
るときの移動速度をダンパ手段で制御される。
Description
【0001】
本考案はパーソナルコンピュータ等の電子機器における種々ユニット部分に設 けるドアの上下移動装置に関する。
【0002】
一般にパーソナルコンピュータ等種々の電子機器において、フロッピーディス クドライバ(FDD)、ハードディスクドライバ(HDD)又はストリーマユニ ット等の磁気記憶装置を内蔵しており、これらのうちFDDに対してはフロッピ ーディスク(FD)、ストリーマユニットに対してはストリーマテープカートリ ッジを装着する場合、前記FDD及びストリーマユニット前方の開口部(窓部) の開閉用ドアを開いて、前記FD又はストリーマ用テープカートリッジを挿入す る構成が多用されている。
【0003】 その場合前記開閉用のドアはキャビネットの開口部を施蓋するときに、該開閉 用のドアはキャビネット本体の開口部に向って押上げて該開口部を覆う構成であ る。
【0004】 その一例として実開平2−194593号にドアの開閉装置が示されている。
【0005】
前述の従来例では、単にスライド構成でドアにより開口部を閉じる構成で、特 にドアの上下移動時にドアの自重によってドアを降下させる点がなく、本考案は 上下移動に際してのドアの移動をスムーズに行うための構成を提案するものであ る。
【0006】
本考案は、キャビネット本体の開口部を開閉するドアを、上下移動にてスライ ドさせてドアの上方移動でキャビネット本体の前面とドアの前面を同一平面にな すようにガイドピンとガイド溝を設けると共に下方移動時に該下方移動を制御す るダンパ手段を設けた構成である。
【0007】
本考案のキャビネットのドアの上下移動装置では、ドアの閉成時にその前面部 がキャビネットの前面部に同一になり、更にドアの開放時ドアに結合したダンパ 手段により、ドアがその自重で徐々に下方に移動する。
【0008】
図面に従って本考案を説明すると、図1はキャビネット本体の正面から見た図 を示す正面図、図2及び図3は図1におけるA−A断面図で図2はドアを閉める 途中の状態、図3はドア閉成状態を示す。
【0009】 図4はドアの背面側を示す要部斜視図である。
【0010】 図面において、(1)はガイドピン(2)(3)、ピニオン(4)、ダンパ手 段(5)を有するドア、(6)はガイド溝(7)(8)を有し、更にラック(9 )を設けたキャビネット本体を示す。
【0011】 前記ドア(1)の上方にはドア閉成時にキャビネット本体(6)の開口部(1 0)に設けた係止片(11)に係合する係止孔(12)が備えられている。
【0012】 次に本考案装置のドアの開閉について説明すると、先ず開口部(10)の全面 開放状態からドア(1)を上方に押し上げ図1の状態から更にドア(1)を上方 に移動させると、図2に示すように一方のガイドピン(3)は第1の直線部(1 3)からテーパ部(14)を介して第2の直線部(15)に移動し、他方のガイ ドピン(3)は直線部(16)からテーパ部(17)に移動し、ドア(1)の上 方部分はキャビネット本体(6)の前面と同一面になる。
【0013】 更に図2の状態からドア(1)を上方に押上げると、ガイドピン(2)は各々 ガイド溝(7)の第2の直線部(15)及びガイド溝(8)のテーパ部(17) に案内されて図3に示す位置まで移動して、係止片(11)が係止孔(12)に 係止されてロックする。
【0014】 次に前記係止片(11)と係止孔(12)との係合を解き、ドア(1)を下方 に移動させてドアを開放する場合、ドア(1)はその自重によって下方に移動し 、このときドア(1)に設けたピニオン(4)とキャビネット本体(6)に設け たラック(9)の各ギアの噛合いで、ピニオン(4)に結合されたダンパ手段( 5)によって下降速度は抑制される。ドアの移動位置はガイドピン(2)(3) は各ガイド溝(7)(8)の第2の直線部(15)〜テーパ部(14)〜第1の 直線部(13)及びテーパ部(17)〜直線部(16)に案内されて下降し、前 述の説明とは逆に図3の状態から図2、図1の状態に移り、開口部(10)の全 体が開放されることになる。
【0015】 前記ダンパ手段(5)としてはオイルダンパ又はスプリングを用いたダンパを 用いれば良く、比較的安価なダンパで事足りる。
【0016】 前述のラックとピニオンの組合せでピニオンギアの回転力にダンパを結合させ てあり、小型のダンパで済み、ドアの上下移動に対し、ラックはピニオンのガイ ド的役割も果たすことになる。
【0017】
本考案のキャビネットのドアの上下移動装置によれば、キャビネット本体のガ イド溝として直線部及びテーパ部を組合せて設けてあり、ドアのガイドピンは該 ガイド溝によって案内され、ドア閉成時にドアの前面とキャビネットの前面とが 同一平面になり、更にドア開放時ドアの自重によってドアの下降速度をダンパ手 段によって制御でき、電子機器の開口部、例えば各種磁気記憶装置の開閉用ドア 装置部分の窓を開閉する場合、本考案は極めて有用である。
【図1】本考案の要部を示す正面図である。
【図2】本考案の要部を示す縦断面図である。
【図3】本考案の要部を示す縦断面図である。
【図4】本考案の要部を示す斜視図である。
(1) ドア (2)(3) ガイドピン (4) ピニオン (5) ダンパ手段 (6) キャビネット本体 (7)(8) ガイド溝 (9) ラック (10) 開口部 (13) 第1の直線部 (14) テーパ部 (15) 第2の直線部
Claims (2)
- 【請求項1】 キャビネット本体に互に相対向する位置
に上下方向に設けたガイド溝、該ガイド溝に嵌合して案
内されるガイドピンを有するドアより成るキャビネット
のドアの上下移動装置において、前記ガイド溝を下方か
ら第1の直線部、テーパ部及び第2の直線部を連続して
形成し、前記ドア開放時該ドアの自重による上方から下
方へ徐々に移動するよう制御するダンパ手段を設けたこ
とを特徴としたキャビネットのドアの上下移動装置。 - 【請求項2】 前記キャビネット本体に取付けたピニオ
ンギア及び前記ドアに取付けたラックを前記ダンパ手段
に結合し、前記請求項第1項記載のキャビネットのドア
の上下移動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7443091U JPH0525515U (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | キヤビネツトのドアの上下移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7443091U JPH0525515U (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | キヤビネツトのドアの上下移動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0525515U true JPH0525515U (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=13546993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7443091U Pending JPH0525515U (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | キヤビネツトのドアの上下移動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0525515U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100419198B1 (ko) * | 2001-11-08 | 2004-02-19 | 삼성전자주식회사 | 공기조화기 |
JP2007311594A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Naigai Denki Kk | 電気機器収納用キャビネット |
-
1991
- 1991-09-17 JP JP7443091U patent/JPH0525515U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100419198B1 (ko) * | 2001-11-08 | 2004-02-19 | 삼성전자주식회사 | 공기조화기 |
JP2007311594A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Naigai Denki Kk | 電気機器収納用キャビネット |
JP4650636B2 (ja) * | 2006-05-19 | 2011-03-16 | 内外電機株式会社 | 電気機器収納用キャビネット |
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