JPH05254697A - 記録装置及び画像の位置合せ方法 - Google Patents

記録装置及び画像の位置合せ方法

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JPH05254697A
JPH05254697A JP3309235A JP30923591A JPH05254697A JP H05254697 A JPH05254697 A JP H05254697A JP 3309235 A JP3309235 A JP 3309235A JP 30923591 A JP30923591 A JP 30923591A JP H05254697 A JPH05254697 A JP H05254697A
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裕二 高橋
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久司 正木
Muneo Adachi
宗郎 安達
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送手段32、33によって搬送される紙葉
体上にドラム14上に形成された可視像を高精度に位置
合せして転写することにより画像記録を行う。 【構成】 検出手段47による紙葉体の検出タイミング
を計時することにより、画像のずれ(ドラム上の可視像
と紙葉体との位置関係に関する検出値)を測定し、これ
に基づいてそれ以降に搬送される紙葉体の搬送開始タイ
ミングまたはレーザビームによる書出しタイミングを制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙葉体を用いる複写
機、レーザービームプリンタ等に於て紙葉体上に形成さ
れる画像の位置合せ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回転体上に、スリット露光、若しくはビ
ーム走査により画像を形成し、この画像を紙葉体上に転
写することにより、画像の記録を行う記録装置は広く知
られているところのものであるが、かかる装置に於て、
画像の位置合わせの為にはレジストローラーが用いられ
ていたものである。
【0003】レジストローラーを用いる位置合わせにお
いては、紙送りスピードが200mm/S程度では問題
ないが、500mm/Sあたりを越えると位置決め精度
が低下してくる。
【0004】例えば、500mm/Sで紙送りをしてい
る場合、レジストローラーでの停止時間は30mm/S
程度にすぎない。レジストローラーと駆動減を接続する
クラッチの応答速度を考慮すると、パウダークラッチの
ような特殊なクラッチでないかぎり、通常のクラッチの
応答限界に近い。この為、クラッチがONーOFFする
時間がばらつき易く、レジストローラーの起動時間がば
らつくこととなる。前述の500mm/Sの搬送スピー
ドの場合2mm/Sのばらつきは紙上で1mmの位置誤
差となってしまう。この様に従来の方式では紙搬送スピ
ードが速くなると紙上の記録位置誤差が大きくなってし
まう欠点が有ったものである。又、クラッチ等も精度の
よいものを必要としていたものである。
【0005】本発明は、上述の如き従来の欠点に鑑み、
クラッチや紙葉体の駆動装置の作動特性に依存すること
の少ない、画像位置合せ制御を可能とする記録装置を提
供するものである。
【0006】また一般に画像を高精度に位置合せするた
めには、個々のデバイスのばらつきを考慮した光学系、
搬送系の高精度の調整を必要とする。本願発明はかかる
点を鑑みてなされたもので、その目的は、面倒な調整を
軽減して高精度の位置合せを行うことが可能な画像の位
置合せ方法を提供することである。すなわち本願発明は
所定のタイミングで搬送される紙葉体と感光ドラム上の
可視像との位置関係に関する検出値を当該紙葉体に対す
る記録動作前に測定し、その検出値に応じて当該紙葉体
に対する記録におけるレーザービームによる画像書き出
しタイミングを変更するものである。
【0007】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例につい
て説明する。
【0008】図1は本発明を適用したレーザービーム記
録装置の基本的な構成を模式的に示したものである。レ
ーザー発振器1より出射されたレーザービームはレンズ
2、公知の音響光学効果を利用したA/O変調素子3、
レンズ4で構成せられた光変調系に入射する。ここでレ
ンズ2はA/O変調素子内に発生せしめたブラック反射
面にレーザービームを集束しつつ投影する働き、レンズ
4は前記ブラック反射面より回折し発散しつつあるレー
ザービームを平行光束に変換する働きをなすものであ
る。
【0009】公知の電気光学効果を利用するE/O変調
素子を用いる場合にはレンズ2、レンズ4は不要であ
り、又レーザー発振器が電流変調可能なガスレーザや半
導体レーザ等の場合には上記光変調系を省略し得ること
は云う迄もない。
【0010】レンズ4より出射したレーザビームは平行
光束となり、ビームエキスパンダー7に入射し平行光束
のままビーム径が拡大される。
【0011】さらにビーム径が拡大されたレーザビーム
は鏡面を1個ないし複数個有する多面体回転鏡8に入射
される。多面体回転鏡8は高精度の軸受(例えば、空気
軸受)に支えられた軸に取り付けられ、定速回転(例え
ばヒステリシスシンクロナスモータ、DCサーボモー
タ)のモータ9により駆動される。多面体回転鏡8によ
り水平に掃引されたレーザービームはfーθ特性を有す
る結像レンズ13により、感光ドラム14上にスポット
として結像される。一般の結像レンズでは、光線の入射
角θの時、像面上での結像する位置rについて、r=f
・tanθー(1)(f:結像レンズの焦点距離)なる
関係があり、本実施例のように、多面体回転鏡8を定速
回転させる場合においては反射されるレーザビーム52
(図2)は結像レンズ13への入射角が、時間と共に一
次関数的に変化する。従って、像面たる感光ドラム14
上での結像されたスポット位置の移動速度は、非直線的
に変化し一定ではない。すなわち、入射角が大きくなる
点で移動速度が増加する。従って、一定時間間隔で、レ
ーザビームをONにしてスポット列を感光ドラム14上
に描くと、それらの間隔は両端が、中央部に比較して広
くなる。この現象を避けるため、結像レンズ13は、 r=f・θ──────(2) なる特性を有するべく設計される。この様な結像レンズ
13をfーθレンズと称する。さらに、平行光を結像レ
ンズでスポット状に結像させる場合、そのスポット最小
径dminは、
【0012】
【外1】 λ:用いられる光の波長 A:結像レンズの入射開口で与えられ、f,λが一定の
場合Aを大きくすればより小さいスポット径dminが
得られる。先に述べたビームエキスパンダー7は、この
効果を与えるために用いられる。したがって、必要なd
minがレーザ発振器のビーム径によって得られる場合
にはビームエキスパンダー7は省略される。
【0013】上記のごとく、偏向、変調されたレーザビ
ーム52は、感光ドラム14に照射され電子写真処理プ
ロセスにより顕像化された後、普通紙に転写、定着され
ハードコピーとして出力される。本実施例に適用される
電子写真プロセスのd例として本出願人の特公昭42ー
23910号公報に記載のごとく、導電性支持体、光導
電性層および絶縁層を基本構成体とする感光ドラム14
の絶縁層表面を、第1のコロナ帯電器16によりあらか
じめ正または負に一様に帯電し、光導電性層と絶縁層の
界面もしくは、光導電性層内部に前記帯電極性と逆極性
の電荷を捕獲せしめ、次に前記非帯電絶縁層表面に前記
レーザビームを照射すると同時に交流コロナ放電器17
により交流コロナ放電を当て、前記レーザビームの明暗
のパターンに従って生ずる表面電位の差によるパターン
を前記絶縁層表面上に形成し前記絶縁層表面全面を全面
露光ランプ18により一様に露光し、コントラストの高
い静電潜像を前記絶縁層表面上に形成し、さらには前記
静電潜像を電荷着色粒子を主体とする現像剤にて現像装
置19により現像して可視化した後後述の手段に依り感
光ドラム14に押圧せしめられた枚葉紙(以下紙と記述
する)に前記可視像を転写帯電器22により転写し次
に、後述の如き定着手段によって転写像を定着して電子
写真プリント像を得、一方転写が行われた後、前記絶縁
層表面をクリーニング装置23によりクリーニングして
残存する荷電粒子を除去し、前記感光ドラム14を繰り
返し使用するものである。さらに他の実施例として、本
出願人の特公昭42ー19748号公報に記載のごとき
電子写真の静電像形成プロセスが適用される。すなわち
導電性支持体、光導電性層及び絶縁層を基本構成体とす
る感光板を用い、前記絶縁層表面は第1のコロナ放電に
よりあらかじめ一様に正または負に帯電し、光導電性層
と絶縁層の表面もしくは、光導電性層の内部に前記帯電
極性と逆極性の電荷に捕獲せしめ、さらに前記被帯電表
面に交電コロナ放電を当て前記絶縁層表面の電荷を減衰
せしめ、次いで情報信号としての前記レーザビームを照
射し、レーザビームの明暗に従って静電潜像を前記絶縁
層表面上に形成し、後、前記静電像を現像する過程以後
は第1の実施例と同様である。
【0014】なお、15は前除電用帯電器16′は前露
光ランプで前除電帯電器15は感光ドラム14の表面単
位を一定かつ一様にし前露光ランプ16′は感光層の特
性を一定かつ一様にするものでこれらは協動してクリー
ニング装置23を経た感光ドラム14に残留する種々の
前歴例えば残留電位を消去する働きをなし常に安定な画
像を得るに役立つものである。本出願人は本実施例に適
用される電子写真プロセスにおいて常に安定且つ良好な
画像を得る手段として静電潜像安定化方法を提案してい
る。21はかかる手段を実現するための静電電位計であ
り、感光ドラム14の明部即ちレーザビームで走査し露
光した部分と暗部を設け各々の静電電位を測定するもの
である。
【0015】20はキャリア除去装置で現像器19内の
現像剤に混在するキャリアが感光ドラム14に付着し用
紙への付着或はクリーニング装置23に混入するのを防
ぐものである。
【0016】図2は図1での光学系の配置を立体的に示
すもので図1の説明において同一の機能を有する部分は
同一番号が付されている(以下同様とする)。
【0017】図2において51は、小さな入射スリット
と、応答時間の速い光電変換素子(例えばPINダイオ
ード)から成るビーム検出器で掃引されるレーザビーム
52の走査開始位置を検出し、この検出信号をもって、
後述の如く感光ドラム14上に所望の光情報を与えるた
めの変調制御信号のスタートのタイミングを決定する。
【0018】レーザ発振器1よりのレーザビームは、入
力端子6より印加せられた記録信号により変調信号形成
回路5で形成された変調信号に従ってA/O変調信号3
により光量変調を受け、回転多面鏡8の偏向作用に依っ
て感光ドラム14表面上に結像しつつ走査される。
【0019】紙に対する行方向の印字位置は偏向された
レーザビームの走査開始位置に対応して設けられたビー
ムディテクター51よりの信号発生時点から予め設定さ
れた時間の経過後変調制御信号を印加することに依り調
整される。なお図2に於てレーザビームの走査方向を矢
印53で示す。
【0020】次に紙の搬送について記述する。給紙用の
ステージ30上に積載された紙31は給紙ローラ32に
より搬送路へ送り出されると、一対のレジストローラ3
3によって給紙時の斜行を矯正すると共に、紙の先端を
合せる。レジストローラ33を出た紙は搬送路の一部を
形成する搬送ガイド34を通ってドラム14に接触す
る。この間にフォトセンサ47が配置されており、この
出力によりレジストローラ通過後の紙の遅速が検知され
る。ドラム14上の画像は転写帯電器22によって、紙
31上に転写される。転写後の紙は不図示の分離手段に
よりドラム14から剥離されると搬送ベルト39に送り
込まれる。搬送ベルト39の途中にフォトセンサ35が
配置され、該フォトセンサ35の出力により給紙ローラ
32からドラム14迄の搬送路中でのジャムの有無を検
知する。更に紙31は搬送ベルト39に送られて定着器
40に入る。ここで紙31上のトナーは定着器40の熱
と圧力の下に融着され、永久画像となる。定着後の紙3
1は搬送ベルト41で送られ、排紙ローラ42の手前に
配置されたフォトセンサ36と前記フォトセンサ35に
より、フォトセンサ35、36間のジャムが検知され
る。正常に搬送されてきた紙は排紙ローラ42を出て、
第1出力トレイ43上に積載される。
【0021】又、後述する如く、前記フォトセンサ47
によって紙を検知してから、規定時間以上経過して前記
フォトセンサ36により紙が検知されることにより、排
紙切換板44が破線位置に切換られ、異常とみなされた
紙が排紙ローラ42、45を経て、第2出力トレイ46
上に積載される。排紙ローラ45の直前にはフォトセン
サ37が配置されており、不用紙が確実に第2出力トレ
イ46に搬送されていることを検知する。
【0022】図3は上記LBPの制御部を示すブロック
図である。100はROMに格納されたプログラムに従
いLBPの動作制御を行うCPU、47、37、102
は図1のフォトセンサ47及び37に相当する。このフ
ォトセンサ47、37からの信号はコンパレータ10
3、104により基準値と比較されてCPU100に入
力する。又、CPU100からの駆動信号がスイッチン
グ回路105、106、107を介して、それぞれ定常
的に回転している不図示のモータと給紙ローラ32との
間に設けた給紙ローラクラッチ108、定常的に回転し
ている不図示のモータとレジストローラの間に設けたレ
ジストクラッチ109、排紙切換板44を制御する排紙
切換ソレノイド110に出力され、給紙ローラ32、レ
ジストローラ33、排紙切換板44が駆動される。又、
画像書き出しタイミング信号VTSがCPU100より
ページ情報出力回路113に出力される。
【0023】ページ情報出力回路113からのビデオ信
号VSとCPU100からの許可信号PSがアンドゲー
ト114に入力され、アンドゲート114からの出力が
A/Oドライバ115(図1の5に相当)を介してA/
O変調器116に入力する。これによりA/O変調器1
16(図1の3に相当)はビデオ信号に従ってオン・オ
フする。又、CPU100からのステータスコード信号
はデコーダ111を介して表示素子112をドライブす
る。
【0024】図4、図5にタイミングチャートを示す。
図5でプリントスタート指令が行われると、遅延時間T
1後、時刻T1にて給紙クラッチをオンして、Tf1時間保
持後オフし、次にTf2時間オフを保持して、給紙カセッ
ト内に収納された紙の内最上面の紙(N=1)を給紙
し、以下N=2、3・・・と給紙する。給紙された紙は
レジストローラ部分で一旦所定のループを作って搬送す
るべく、レジストクラッチを時刻T1よりTr1時間後、
時間Tr2だけオフして搬送を停止し、その後再びレジス
トクラッチをオンして搬送する。但し、時間Tr2は後述
の如く、固定されたものでなく、±△時間の補正を行う
ことを可能とする、以下時刻T2、T3・・・について同
様である一方、時刻T1よりTl時間後、前記ページ情
報出力回路よりページ情報が出力されて感光体上へn=
1、2・・・ページと書き込まれ再び図4に戻る。レジ
ストローラーのクラッチがONされて紙がレジストロー
ラを通過すると、フォトセンサ47により紙が搬送され
てきて該センサーの出力がHになる時間tを調べる。若
し、規定時間Tc ±△Tの間に入っていれば紙は適正な
タイミングで搬送されてきたことを意味し、感光体から
の画像転写時に画像先端が許容値以上にズレることはな
いことを意味している。給紙されてきたN=1ページ目
の紙はt1=Tcなるタイミングの時を表わしている。
同様にN=2ページ目の紙はTcー△T<t2<Tcな
るタイミングで搬送されてきたことを表わし、N=3ペ
ージ目の紙はTc+△T<t3なるタイミングで許容タ
イミングを越えて搬送されてきたことを表わしている。
この場合紙は遅れてきたことを意味しており、紙上へ転
写された画像は先端余白の少ない、或は極端な場合画像
先端の欠けた状態になっている。一方、逆にTcー△T
>t3なるタイミングであれば紙が許容時間以上にタイ
ミングが速く搬送されてきており、後端余白の少ない、
或いは極端な場合画像後端の欠けた状態になっている。
【0025】そこでN=3ページ目の出力紙は正常なプ
リント紙を貯蔵する第1の出力トレイと別の第2の出力
トレイへ排出するべく、N=3ページ目が搬送されてき
てフォトセンサ37の出力がHに変化して一定遅延時間
T後、排紙切換ソレノイド(不図示)を励磁する。一方
N=3ページを排出したことにより、第1の出力トレイ
にはn=3ページの情報が欠落してしまうので、再びn
=3ページの情報をN=4ページの紙上に転写するよう
に制御される。
【0026】次に図6にフローの詳細を示す。
【0027】ここで、nは出力情報のページ数、Nは給
紙されるページ数、Tc、k1、k2、k3、△Tは定
数、i、J、lはカウンター変数、AT、Tc′、t△
は変数とする。
【0028】ステップ201で必要な定数をセットす
る。ステップ202でプリントエンド(データエンド、
又は紙残量なし等の場合)か否かを調べ否であればステ
ップ203へ進む、ステップ203ではnページ(最初
はn=1ページ)を出力し、ステップ204〜207で
Nページ(最初N=1ページ)を給紙する。ステップ2
08でフォトセンサーの出力時間tを入力するステップ
209、210では出力時間tがTc=△T≦t≦Tc
+△Tになっているかどうか調べ、それらの時間内であ
ればステップ211に進み、否ならばステップ221へ
進む。ステップ221は、許容時間以上にズレた場合の
処理であり、Nページの紙を第2出力トレイヘ排出させ
るように排紙切換ソレノイドを制御すると共に、ステッ
プ222でカウンター変数i及びlを1増加させる。そ
してステップ223でiの値と定数k1を比較し、i>
1なる関係が成立すると、ステップ224で不図示の
表示装置へステータスコードを出力し、プリンター装置
を停止させる。i≦k1なる関係の時は出力情報ページ
はそのままで、ステップ220に進み、給紙ページ数N
を1増加させる。つまりN+1ページの紙にnページを
出力させる。即ち、ステップ222、223により、規
定時間内に紙がフォトセンサ47に到達しないために第
2出力トレイへ紙を排出する事態が連続してk1回発生
した時に装置に対して異常事態を通知する。この場合の
異常とは、給紙ローラ部でのローラの摩耗によるスリッ
プ或はレジストローラ部でのレジスト不良等の現象を表
わしている。又、ステップ223でi≦k1なる場合、
lの値とk3の値を比較する。変数カウンタlには、ス
テップ221側へ分岐した処理の累積数がカウントされ
ており、定数k3以上にふえた時はステップ224へ進
む、そうでなければステップ220に進む。
【0029】一方、タイミング関係が正常に機能した時
はステップ211へ進み、変数カウンターiを0にす
る。このことにより、タイミングずれがk1回迄連続し
てもクリアされるため、装置が停止することはない、ス
テップ212では出力情報のページを1ページ進ませ
る。ステップ213ではtの時間を積算した結果をAT
に格納しておく、ステップ214で変数カウンターjの
値を調べる。つまり、j=k2の数値毎に、ステップ2
15に進む。jが0でなければステップ219に進み、
jの値を1つ減らしステップ220に進む。
【0030】ステップ215ではjの値を初期セットす
る。ステップ216ではステップ213で得た積算値を
j回で割り、平均値を求める。ここで得た値Tc′と初
期設定値Tcとの偏差△をステップ217で計算する。
そしてこの△をステップ218で図5に示すレジストク
ラッチのオフ時間Tr2に対してTr2+△を新たな定数
Tr2として置数する。この操作により、平均的なタイ
ミングずれ△を補正するようにレジストクラッチの作動
オフ時間が制御されることが明らかとなった。即ち、△
を符号付で演算することにより、△が正の値ならば紙の
搬送されるタイミングが早すぎて画像先端が大きくなる
ので、レジストによる待ち時間を増加させる。一方、△
が負ならば紙の搬送されるタイミングが遅すぎて、画像
先端が小さくなるのでレジストによる待ち時間を減少さ
せる。ステップ218がすめばステップ220に進む。
【0031】ここで、k2の値が1であれば1枚給紙す
る毎にレジストクラッチの作動オフ時間を補正すること
は明らかである。一般的にはk2は100〜500、k1
は4〜8位が妥当であろう。
【0032】以上述べてきた処理フローについて、次の
如き手段を講じても良い、例えば、出力トレイが1つし
かない装置体では時間ずれを許容値より外れて検知した
時、ジャムと同じ扱いにして装置の運転を停止させるこ
とである。
【0033】また、本実施例ではレジストローラのオフ
時間、つまり紙の静止時間を制御する例について述べた
が、この方法は搬送される紙のタイミングを制御する例
である、別の方法は画像書き出しのタイミングを可変に
することである、この場合について図7で説明する。
【0034】給紙起動時よりTl時間後に、ドラム上へ
のレーザー書き込みが行われて、レジストローラ通過後
の紙先端がフォトセンサにより検知された時間が基準設
定時間Tcより△ずれを生じていた時、前記ずれ量△は
次の書き込みに際してTlに対してTlー△なる演算を
行う。ここでも△は符号付で行い、△が正の値ならば紙
の搬送されるタイミングが早すぎて、Tlがそのままで
は画像先端が大きくなるので、レーザーの書込みを早く
する必要がある。△が負の値ならば紙の搬送されるタイ
ミングが遅すぎて、Tlがそのままでは画像先端が小さ
くなるので、レーザーの書込みを遅くする必要がある。
【0035】このように紙搬送タイミングをそのままに
しても画像書込みタイミングを紙搬送の遅延により可変
にすることにより、紙上に転写された画像のずれは減少
することが明らかにされた。
【0036】以上説明した様に紙の搬送の遅延を調べる
ことによって紙上に転写された画像のいちずれが規格よ
りはみ出たかどうかが判定できるだけでなく、規格内で
あったとしてもずれ量に応じてレジスト、又は画像書き
込みタイミングを変えることによって、画像の先端バラ
ツキをより少なくすることが可能となった。又、第2の
出力トレイを有した装置に於ては、前記ずれが規格より
はみ出た紙を該トレイへ排出することにより正常な出力
紙を貯蔵する第1の出力トレイの出力紙の信頼性を高め
ることが可能となる。又、第2の出力トレイへ排出され
る頻度をチェックすることにより、累積出力枚数、或い
は一定連続排出枚数等をチェックすることにより、搬送
系の異常を知ることも可能となった。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば検
出手段、計時手段により、予めドラム上可視像と紙葉体
の搬送タイミングのずれ量を測定し、これに基づいてそ
れ以降に搬送される紙葉体の搬送開始タイミング又はレ
ーザビームによる書き出しタイミングを制御するので、
搬送スピードの高速化に伴う位置ずれを防止し、また面
倒な調整作業を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例が適用されるLBPの模式図で
ある。
【図2】図1に示すLBPの部分拡大斜視図である。
【図3】本発明の実施例が適用されるLBPの制御系の
ブロック図である。
【図4】本発明の実施例における動作タイミングチャー
トである。
【図5】本発明の実施例における動作タイミングチャー
トである。
【図6】本発明の実施例の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図7】本発明の他の実施例の動作タイミングチャート
である。
【符号の説明】
1 レーザー発振器 14 感光ドラム 47 フォトセンサ 100 CPU 108 給紙ローラクラッチ 109 レジストクラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 110 7369−2H 301

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラム上に形成された可視像を紙葉体に
    転写して記録を行う記録装置において、 前記紙葉体を転写位置に搬送する搬送手段と、 前記搬送手段によって搬送された紙葉体を所定の位置で
    検出する検出手段と、 前記検出手段による紙葉体の検出タイミングを計時する
    計時手段を有し、 前記計時手段によって計時された検出タイミングに基づ
    いて、前記搬送手段による搬送開始タイミングを制御す
    ることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の記録装置において、 前記計時手段により所定枚数の紙葉体の検出タイミング
    を計時し、それらの検出タイミングに基づいて、それ以
    降に搬送される紙葉体の搬送開始タイミングを制御する
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】 レーザービームを用いて感光ドラム上に
    潜像を形成し、この潜像を現像して得られた可視像を紙
    葉体に転写する装置における前記可視像と前記紙葉体と
    の位置合わせ方法であって、所定のタイミングで搬送さ
    れる紙葉体と感光ドラム上の可視像との位置関係に関す
    る検出値を当該紙葉体に対する記録動作前に測定し、そ
    の検出値に応じて当該紙葉体に対する記録におけるレー
    ザビームによる画像書き出しタイミングを変更すること
    を特徴とする画像の位置合せ方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001213548A (ja) * 2000-02-02 2001-08-07 Canon Inc 画像形成装置及び画像形成方法
JP2009265487A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム
JP2013011737A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

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