JPH05253860A - ファスナーピンをグリップして引張るノーズ組立体 - Google Patents
ファスナーピンをグリップして引張るノーズ組立体Info
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- JPH05253860A JPH05253860A JP4161614A JP16161492A JPH05253860A JP H05253860 A JPH05253860 A JP H05253860A JP 4161614 A JP4161614 A JP 4161614A JP 16161492 A JP16161492 A JP 16161492A JP H05253860 A JPH05253860 A JP H05253860A
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- jaw
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- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21J—FORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
- B21J15/00—Riveting
- B21J15/02—Riveting procedures
- B21J15/022—Setting rivets by means of swaged-on locking collars, e.g. lockbolts
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T29/53—Means to assemble or disassemble
- Y10T29/53709—Overedge assembling means
- Y10T29/53717—Annular work
- Y10T29/53726—Annular work with second workpiece inside annular work one workpiece moved to shape the other
- Y10T29/5373—Annular work with second workpiece inside annular work one workpiece moved to shape the other comprising driver for snap-off-mandrel fastener; e.g., Pop [TM] riveter
- Y10T29/53735—Annular work with second workpiece inside annular work one workpiece moved to shape the other comprising driver for snap-off-mandrel fastener; e.g., Pop [TM] riveter including near side fastener shaping tool
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- Y10T29/5383—Puller or pusher means, contained force multiplying operator having fluid operator
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 騒音レベルが低く、締まり嵌めを形成してフ
ァスナーピンを引張る空気式もしくは流体圧式の工具と
一緒に使用するようになされたノーズ組立体を提供する 【構成】 ワークピースの1面に当接される端部エッジ
を有するハウジングと、ハウジング内部に配置され、半
径方向に延在する端面および内部ジョー係合面を有する
コレットと、コレット内部に配置され、ジョー係合面の
内部に入子にされるセグメント化されたジョー構造と、
ジョー構造を支持する支持手段と、ハウジング内部での
コレットの移動に応答してジョー構造をジョー係合面か
ら係合解除させる解除手段と、を含んで構成される。
ァスナーピンを引張る空気式もしくは流体圧式の工具と
一緒に使用するようになされたノーズ組立体を提供する 【構成】 ワークピースの1面に当接される端部エッジ
を有するハウジングと、ハウジング内部に配置され、半
径方向に延在する端面および内部ジョー係合面を有する
コレットと、コレット内部に配置され、ジョー係合面の
内部に入子にされるセグメント化されたジョー構造と、
ジョー構造を支持する支持手段と、ハウジング内部での
コレットの移動に応答してジョー構造をジョー係合面か
ら係合解除させる解除手段と、を含んで構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にファスナーピンを
引張ってセットする装置に係わり、特に1組のチャック
ジョーをファスナーピンとの係合状態から解除するため
に後部に解除機構が配置されたノーズ組立体に関する。
引張ってセットする装置に係わり、特に1組のチャック
ジョーをファスナーピンとの係合状態から解除するため
に後部に解除機構が配置されたノーズ組立体に関する。
【0002】
【従来技術】様々なロックボルト用のピンおよびカラー
からなるファスナーが、航空機の翼や客室を含む様々な
フレームおよび構造体を組み立てるために一般に使用さ
れている。ピン周囲の材料に冷間加工を施すことによっ
て疲労耐性結合部を形成するために、ピン本体と緊締さ
れる部材との間にしばしば締まり嵌めを形成するのが望
まれる。これは、燃料タンクとしても機能する航空機の
翼や加圧される航空機の客室のような漏れ防止組立体を
組み立てることが要求された場合に特に有利となる。締
まり嵌めは多くの応用例において明らかに望まれるが、
その使用に関連する問題点がある。
からなるファスナーが、航空機の翼や客室を含む様々な
フレームおよび構造体を組み立てるために一般に使用さ
れている。ピン周囲の材料に冷間加工を施すことによっ
て疲労耐性結合部を形成するために、ピン本体と緊締さ
れる部材との間にしばしば締まり嵌めを形成するのが望
まれる。これは、燃料タンクとしても機能する航空機の
翼や加圧される航空機の客室のような漏れ防止組立体を
組み立てることが要求された場合に特に有利となる。締
まり嵌めは多くの応用例において明らかに望まれるが、
その使用に関連する問題点がある。
【0003】このような締まり嵌めを形成するために、
ファスナーピンを緊締される各部材に貫通形成されてい
る穴を通してファスナーピンを押し込むために、ハンマ
ーや空気式打撃工具の使用が必要とされてきた。このよ
うなハンマー打撃は120デシベルにも達する過大な騒
音レベルを生じている。ハンマー打撃は聴覚を危険に曝
す問題を提起し、耳保護具の使用を使用を必要としてい
る。このようなハンマー打撃に関連するその他の欠点
は、しばしばファスナーピンのヘッドおよび/または緊
締されるべき部材を損傷することである。
ファスナーピンを緊締される各部材に貫通形成されてい
る穴を通してファスナーピンを押し込むために、ハンマ
ーや空気式打撃工具の使用が必要とされてきた。このよ
うなハンマー打撃は120デシベルにも達する過大な騒
音レベルを生じている。ハンマー打撃は聴覚を危険に曝
す問題を提起し、耳保護具の使用を使用を必要としてい
る。このようなハンマー打撃に関連するその他の欠点
は、しばしばファスナーピンのヘッドおよび/または緊
締されるべき部材を損傷することである。
【0004】従来技術によるファスナーの取り付けに
は、ワークピースの露出側を通してピンを初期位置決め
した後、その穴に通してピンを打ち込むために1人の作
業者が必要であり、一方、第2の作業者が補強支持部材
を裏当てバーによってワークピースの反対側に押し当て
る。従って、2人の作業者が従来方法を使用したこの労
働の激しい仕事を遂行するのに必要である。
は、ワークピースの露出側を通してピンを初期位置決め
した後、その穴に通してピンを打ち込むために1人の作
業者が必要であり、一方、第2の作業者が補強支持部材
を裏当てバーによってワークピースの反対側に押し当て
る。従って、2人の作業者が従来方法を使用したこの労
働の激しい仕事を遂行するのに必要である。
【0005】ある形式のファスナーピンにおいてヘッド
と反対側の端部の部分は縮小された半径方向断面を有し
て形成され、ピンのその部分が緊締されるべき部材を通
して自由に挿入できるようになされる。これは、ピンの
軸部の半径方向に拡大した部分と緊締されるべき構造体
の反対面すなわち後面との間の干渉点に達する以前は、
ファスナーピンの短い軸線方向部分が露出される。締ま
り嵌めのファスナーピンは緊締されるべきワークピース
を通して最初は非常に長くは延在しないので、ワークピ
ースを通して突出したファスナーピンの比較的短い軸長
部分を適当にグリップすることのできるピンプラー工具
が必要とされる。
と反対側の端部の部分は縮小された半径方向断面を有し
て形成され、ピンのその部分が緊締されるべき部材を通
して自由に挿入できるようになされる。これは、ピンの
軸部の半径方向に拡大した部分と緊締されるべき構造体
の反対面すなわち後面との間の干渉点に達する以前は、
ファスナーピンの短い軸線方向部分が露出される。締ま
り嵌めのファスナーピンは緊締されるべきワークピース
を通して最初は非常に長くは延在しないので、ワークピ
ースを通して突出したファスナーピンの比較的短い軸長
部分を適当にグリップすることのできるピンプラー工具
が必要とされる。
【0006】勿論、ファスナーピンの締まり嵌め部分を
いっそう長く形成して長いグリップ面を与えることは可
能である。しかしながら、この結果としてかなり高価に
なるとともに材料の無駄となる。何故ならば、ピンテー
ルと一般に称されるこの部分は、しかる後にカラーもし
くはナットがピンの上から固定すなわち緊締されるとき
に破断されて廃棄されるからである。これは航空機に応
用する場合に特に問題となる。何故ならば、そのような
応用ではファスナーピンとして使用される材料はしばし
ばチタンとされ、これはかなり高価だからである。
いっそう長く形成して長いグリップ面を与えることは可
能である。しかしながら、この結果としてかなり高価に
なるとともに材料の無駄となる。何故ならば、ピンテー
ルと一般に称されるこの部分は、しかる後にカラーもし
くはナットがピンの上から固定すなわち緊締されるとき
に破断されて廃棄されるからである。これは航空機に応
用する場合に特に問題となる。何故ならば、そのような
応用ではファスナーピンとして使用される材料はしばし
ばチタンとされ、これはかなり高価だからである。
【0007】更に、ファスナー工具が細長いファスナー
ピンにアクセスするのを阻害するような空間的な制限の
ために長いファスナーピンを使用することがしばしば不
可能となる。これは“Jストリンガー”として知られて
いる構造チャンネル部材が、ファスナー工具がそのJス
トリンガーチャンネル内に位置されたファスナーピンに
届いて係合するのを邪魔するような航空機の応用の場合
に特に真実となる。
ピンにアクセスするのを阻害するような空間的な制限の
ために長いファスナーピンを使用することがしばしば不
可能となる。これは“Jストリンガー”として知られて
いる構造チャンネル部材が、ファスナー工具がそのJス
トリンガーチャンネル内に位置されたファスナーピンに
届いて係合するのを邪魔するような航空機の応用の場合
に特に真実となる。
【0008】従って、ファスナーピンの短い軸線方向の
長さ部分をグリップして、ファスナーピンや緊締される
べきワークピースを損傷させずに静かに且つスムーズに
そのファスナーピンを締まり嵌め穴を通して引張ること
のできる低騒音レベルのピンプラー工具と一緒に使用さ
れる信頼性の高いノーズ組立体の必要性がある。
長さ部分をグリップして、ファスナーピンや緊締される
べきワークピースを損傷させずに静かに且つスムーズに
そのファスナーピンを締まり嵌め穴を通して引張ること
のできる低騒音レベルのピンプラー工具と一緒に使用さ
れる信頼性の高いノーズ組立体の必要性がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した要求
に合うように開発されてきたのであり、それ故に第1の
目的として、無視できる程度の騒音レベルしか発生せず
に、締まり嵌めを通じてファスナーピンを引張る空気式
もしくは流体圧式の工具と一緒に使用するようになされ
たノーズ組立体を提供する。
に合うように開発されてきたのであり、それ故に第1の
目的として、無視できる程度の騒音レベルしか発生せず
に、締まり嵌めを通じてファスナーピンを引張る空気式
もしくは流体圧式の工具と一緒に使用するようになされ
たノーズ組立体を提供する。
【0010】
【課題を達成するたろめの手段】締まり嵌め穴を通して
突出したファスナーピンの典型的に短い軸線方向の長さ
部分をしっかりとグリップするために、本発明のノーズ
組立体は1組のグリップチャックジョーを備えている。
このジョーは、コレット部材がピンに対して軸線方向の
引張力を作用する際に、その組み合うコレット部材の内
部に配置される。
突出したファスナーピンの典型的に短い軸線方向の長さ
部分をしっかりとグリップするために、本発明のノーズ
組立体は1組のグリップチャックジョーを備えている。
このジョーは、コレット部材がピンに対して軸線方向の
引張力を作用する際に、その組み合うコレット部材の内
部に配置される。
【0011】ジョーは細長いエラストメリックチューブ
に支持され、コレットがワークピースへ向けて移動され
るときにこのエラストメリックチューブが軸線方向に拘
束されて、ファスナーピンの突出部分の回りを囲むよう
にジョーを開位置に保持するようになす。コレットがワ
ークピースから引き離されると、この拘束は解除され
る。これにより、ジョーはコレットの円錐係合面と接触
できるようになされる。ジョーはこのようにしてファス
ナーピンの回りで半径方向に閉じ、コレットのワークピ
ースから離れる方向への付加的な動きがピンをワークピ
ースの整合された穴を通して引張るのである。
に支持され、コレットがワークピースへ向けて移動され
るときにこのエラストメリックチューブが軸線方向に拘
束されて、ファスナーピンの突出部分の回りを囲むよう
にジョーを開位置に保持するようになす。コレットがワ
ークピースから引き離されると、この拘束は解除され
る。これにより、ジョーはコレットの円錐係合面と接触
できるようになされる。ジョーはこのようにしてファス
ナーピンの回りで半径方向に閉じ、コレットのワークピ
ースから離れる方向への付加的な動きがピンをワークピ
ースの整合された穴を通して引張るのである。
【0012】本発明のノーズ組立体は、コレットがワー
クピースへ向けて移動するとジョーが自動的に開動し、
コレットがそのストロークの限界位置に達するとコレッ
トとの接触から係合解除されるように設計されている。
コレットがワークピースから離れる戻りストロークを開
始すると、ジョーはファスナーピンの上で自動的に閉じ
位置となるように押し縮められる。約2.54mm
(0.1インチ)程度のコレットの非常に僅かな動きだ
けがジョーを開閉するのに必要とされる。ジョーの開動
および閉動機構は積極的な急速作動のものとされる。
クピースへ向けて移動するとジョーが自動的に開動し、
コレットがそのストロークの限界位置に達するとコレッ
トとの接触から係合解除されるように設計されている。
コレットがワークピースから離れる戻りストロークを開
始すると、ジョーはファスナーピンの上で自動的に閉じ
位置となるように押し縮められる。約2.54mm
(0.1インチ)程度のコレットの非常に僅かな動きだ
けがジョーを開閉するのに必要とされる。ジョーの開動
および閉動機構は積極的な急速作動のものとされる。
【0013】本発明のノーズ組立体は基本的な特徴とし
て、ジョーが開位置にあるときにジョーの前端部がコレ
ットおよびアンビルの端面に非常に接近するようなコレ
ットおよびジョーの構造を有している。この特徴は、ノ
ーズ組立体がファスナーピンの比較的短い突出部分の上
から周囲に挿入できるようにして、ノーズ組立体のピン
に対するグリップ接触を達成するためにワークピースの
面を超えてピンが長く突出する必要性を無くしている。
て、ジョーが開位置にあるときにジョーの前端部がコレ
ットおよびアンビルの端面に非常に接近するようなコレ
ットおよびジョーの構造を有している。この特徴は、ノ
ーズ組立体がファスナーピンの比較的短い突出部分の上
から周囲に挿入できるようにして、ノーズ組立体のピン
に対するグリップ接触を達成するためにワークピースの
面を超えてピンが長く突出する必要性を無くしている。
【0014】ジョーがピンから解除される方法のため
に、カラーを固定する従来のノーズ組立体の端面は引張
りだけのために設計されたノーズ組立体では省略でき
る。これにより、コレットおよびジョーはファスナーピ
ンおよびワークピースに対して従来の設計で許容されて
いたよりも近くに位置できるようになす。事実、アンビ
ル端面によってこれまで要求されていた軸線方向の空間
はジョー解除面を形成するためにもはや必要でなく、本
発明のコレットおよびジョーはこの空間以上に軸線方向
へ前進され、ファスナーピンとの非常に長い軸線方向の
係合を得られるのである。これは従来技術の引張だけの
設計よりも優れた明確な利点である。
に、カラーを固定する従来のノーズ組立体の端面は引張
りだけのために設計されたノーズ組立体では省略でき
る。これにより、コレットおよびジョーはファスナーピ
ンおよびワークピースに対して従来の設計で許容されて
いたよりも近くに位置できるようになす。事実、アンビ
ル端面によってこれまで要求されていた軸線方向の空間
はジョー解除面を形成するためにもはや必要でなく、本
発明のコレットおよびジョーはこの空間以上に軸線方向
へ前進され、ファスナーピンとの非常に長い軸線方向の
係合を得られるのである。これは従来技術の引張だけの
設計よりも優れた明確な利点である。
【0015】
【実施例】図面はノーズ組立体8を示している。この組
立体は、シリンダー12およびピストン14を含むアク
チュエーター工具本体10に取り付け可能とされてい
る。工具本体に組み合わされた手操作用引き金が、ピス
トン14の反対端部に対する空気もしくはオイルなどの
圧力流体の流れを制御し、これによりピストンがシリン
ダー内部で往復動作可能とされるのである。工具本体1
0は従来の既知の工具構造である。本発明はノーズ組立
体8にいっそう特別に係わるのである。
立体は、シリンダー12およびピストン14を含むアク
チュエーター工具本体10に取り付け可能とされてい
る。工具本体に組み合わされた手操作用引き金が、ピス
トン14の反対端部に対する空気もしくはオイルなどの
圧力流体の流れを制御し、これによりピストンがシリン
ダー内部で往復動作可能とされるのである。工具本体1
0は従来の既知の工具構造である。本発明はノーズ組立
体8にいっそう特別に係わるのである。
【0016】第1の図示構造において、ノーズ組立体8
はユニットとして工具(すなわちシリンダー12および
ピストン14)の引張軸線17の回りに回転可能であ
る。このような相対回転の目的は、作業者が工具本体を
快適に把持できるようにする一方、ワークピース46お
よび47により定められたクリアランス状態に応じて、
ノーズ組立体のクリアランス空間45が何れかの所望の
方向に向けることができるようにすることである。ノー
ズ組立体8と引張工具との間の回転連結の簡単な説明が
ここで与えられる。しかしながら、本発明は回転ノーズ
組立体に限定されないことが認識されよう。
はユニットとして工具(すなわちシリンダー12および
ピストン14)の引張軸線17の回りに回転可能であ
る。このような相対回転の目的は、作業者が工具本体を
快適に把持できるようにする一方、ワークピース46お
よび47により定められたクリアランス状態に応じて、
ノーズ組立体のクリアランス空間45が何れかの所望の
方向に向けることができるようにすることである。ノー
ズ組立体8と引張工具との間の回転連結の簡単な説明が
ここで与えられる。しかしながら、本発明は回転ノーズ
組立体に限定されないことが認識されよう。
【0017】(工具本体とノーズ組立体8との間の回転
連結)ノーズ組立体8は、中央の長手方向軸線17の回
りにユニットとして手操作で回転できるように設計され
ている。ノーズ組立体は、従来技術の設計におけるアン
ビルハウジングに多少似ている細長いチューブ状ハウジ
ング16、および軸線17に沿ってハウジング16内部
をスライドできる細長いコレット22を含む。コレット
22は軸線方向にスライドできるがアンビル16に対し
て回転することはできない。
連結)ノーズ組立体8は、中央の長手方向軸線17の回
りにユニットとして手操作で回転できるように設計され
ている。ノーズ組立体は、従来技術の設計におけるアン
ビルハウジングに多少似ている細長いチューブ状ハウジ
ング16、および軸線17に沿ってハウジング16内部
をスライドできる細長いコレット22を含む。コレット
22は軸線方向にスライドできるがアンビル16に対し
て回転することはできない。
【0018】ハウジング16の側部は符号42で示すよ
うに切除されている。同様にコレット22の側部は符号
44で示すように切除されている。これらの2つの切除
部42および44は円周方向にて整合してクリアランス
空間45を形成している。このクリアランス空間は半径
方向の深さ寸法48を有している。クリアランス空間4
5は、ノーズ組立体8を一方のワークピースのオーバー
ハング部分によって部分的に妨害されているクリアラン
ス空間の中に延在させることを可能にする点で有効であ
る。
うに切除されている。同様にコレット22の側部は符号
44で示すように切除されている。これらの2つの切除
部42および44は円周方向にて整合してクリアランス
空間45を形成している。このクリアランス空間は半径
方向の深さ寸法48を有している。クリアランス空間4
5は、ノーズ組立体8を一方のワークピースのオーバー
ハング部分によって部分的に妨害されているクリアラン
ス空間の中に延在させることを可能にする点で有効であ
る。
【0019】図1は2つのワークピース46および47
を示しており、その一方は多少J字形の横断面をしてい
て、オーバーハングフラット部分50を含んでいる。ノ
ーズ組立体8のクリアランス空間45は、ノーズ組立体
がフラット部分50によって与えられる妨害があるにも
拘らずに、穴49と軸線方向に整合できるようにさせ
る。
を示しており、その一方は多少J字形の横断面をしてい
て、オーバーハングフラット部分50を含んでいる。ノ
ーズ組立体8のクリアランス空間45は、ノーズ組立体
がフラット部分50によって与えられる妨害があるにも
拘らずに、穴49と軸線方向に整合できるようにさせ
る。
【0020】工具本体10に対してノーズ組立体8をユ
ニットとして回転可能にすることによって、クリアラン
ス空間45は軸線17から測って何れの望まれる円周方
向にも向けることができる。アクチュエーター工具は従
って障害50の位置がどこであっても、すなわち軸線1
7の上方または下方、または片側の位置にあっても、都
合のよい位置に保持できる。工具10とノーズ組立体8
との間の回転可能な連結機構は1990年8月6日付け
で出願された関連特許出願第563,134号に示され
ている機構に似ている。
ニットとして回転可能にすることによって、クリアラン
ス空間45は軸線17から測って何れの望まれる円周方
向にも向けることができる。アクチュエーター工具は従
って障害50の位置がどこであっても、すなわち軸線1
7の上方または下方、または片側の位置にあっても、都
合のよい位置に保持できる。工具10とノーズ組立体8
との間の回転可能な連結機構は1990年8月6日付け
で出願された関連特許出願第563,134号に示され
ている機構に似ている。
【0021】ハウジング16は2部片の割りリング構造
19を含む機構によって工具本体シリンダー12に回転
可能に連結されている。このリング構造はハウジング面
の環状溝の中に着座される。ナット20はシリンダー1
2に螺合され、ハウジング16をシリンダー上に保持す
る一方、ハウジングを軸線17の回りに回転できるよう
にする。
19を含む機構によって工具本体シリンダー12に回転
可能に連結されている。このリング構造はハウジング面
の環状溝の中に着座される。ナット20はシリンダー1
2に螺合され、ハウジング16をシリンダー上に保持す
る一方、ハウジングを軸線17の回りに回転できるよう
にする。
【0022】コレット22はチューブ状アダプター23
を含む機構によってピストン14に回転可能に連結され
ている。アダプターはピストンに螺合される。2部片の
割りリング構造29がアダプターおよびコレット22の
右端部を取り囲んでいる。リング29上で内方へ延在す
るフランジ26および28はアダプターおよびコレット
の環状溝25および27と相互作用して、コレットをア
ダプターに対して軸線方向にロックする一方、コレット
が軸線の回りで自由に回転できるようにする。
を含む機構によってピストン14に回転可能に連結され
ている。アダプターはピストンに螺合される。2部片の
割りリング構造29がアダプターおよびコレット22の
右端部を取り囲んでいる。リング29上で内方へ延在す
るフランジ26および28はアダプターおよびコレット
の環状溝25および27と相互作用して、コレットをア
ダプターに対して軸線方向にロックする一方、コレット
が軸線の回りで自由に回転できるようにする。
【0023】(ジョー支持構造)ノーズ組立体8はセグ
メント化された3部片のチャック形式のジョー構造37
を含み、これはエラストメリック支持チューブ35に取
り付けられる。ジョー構造37は米国特許第4,59
8,572号に示されたジョー構造と同じに構成される
ことができる。ジョー構造はチップ端部60、ファスナ
ーピン39の溝に係合するようになされた内部環状リブ
62、そしてコレット22の内部切頭円錐係合面40の
内部に入子とされるようになされた外方へ向かう切頭円
錐面64、を含んで構成される。ジョー構造を形成して
いる3つのジョーセグメントはエラストメリックチュー
ブ35に個々に取り付けられており、ジョーがチューブ
連結位置の回りで半径方向の平面内を揺動もしくは偏向
して、ファスナーピン39の溝部分上で開閉動できるよ
うになされている。
メント化された3部片のチャック形式のジョー構造37
を含み、これはエラストメリック支持チューブ35に取
り付けられる。ジョー構造37は米国特許第4,59
8,572号に示されたジョー構造と同じに構成される
ことができる。ジョー構造はチップ端部60、ファスナ
ーピン39の溝に係合するようになされた内部環状リブ
62、そしてコレット22の内部切頭円錐係合面40の
内部に入子とされるようになされた外方へ向かう切頭円
錐面64、を含んで構成される。ジョー構造を形成して
いる3つのジョーセグメントはエラストメリックチュー
ブ35に個々に取り付けられており、ジョーがチューブ
連結位置の回りで半径方向の平面内を揺動もしくは偏向
して、ファスナーピン39の溝部分上で開閉動できるよ
うになされている。
【0024】エラストメリックチューブ35は右側端部
がカラー部材66の縮径端部にぴったりと嵌合されてお
り、カラー部材はコレット22の右側端部の内部に配置
されたスペーサーチューブ33に当接している。左側端
部の近くにてエラストメリックチューブ35は2つの直
径方向に整合された円周開口を形成され、これらの開口
が横方向円筒ピン67をぴったりと受け入れている。こ
のピンは上端(図1)をチューブ35の外側面に位置さ
せて配置されている。ピンの他端部はコレット22の壁
部のクリアランススロット69を通して下方へ向けてハ
ウジング16のチューブ状壁部の軸線方向溝71の中ま
で延在している。溝71はピン67と協働してコレット
22とハウジング16との相対的な回転を防止する。
がカラー部材66の縮径端部にぴったりと嵌合されてお
り、カラー部材はコレット22の右側端部の内部に配置
されたスペーサーチューブ33に当接している。左側端
部の近くにてエラストメリックチューブ35は2つの直
径方向に整合された円周開口を形成され、これらの開口
が横方向円筒ピン67をぴったりと受け入れている。こ
のピンは上端(図1)をチューブ35の外側面に位置さ
せて配置されている。ピンの他端部はコレット22の壁
部のクリアランススロット69を通して下方へ向けてハ
ウジング16のチューブ状壁部の軸線方向溝71の中ま
で延在している。溝71はピン67と協働してコレット
22とハウジング16との相対的な回転を防止する。
【0025】(ファスナーピンに対するジョーのロッ
ク)図1および図4に見られるように、ピン67は左側
すなわち前側の面を溝71の左側端部に形成されている
ショルダー73に係合させている。図1はハウジング1
6の内部で、シリンダー12のピストン14の位置によ
って決定される左側へ向かう移動の限界位置にて示され
ている。コレット22の半径方向端面75はアンビル1
6の露出されている端部エッジと半径方向に整合されて
いる。コレット端面75とアンビルの露出エッジ77と
の間の同一平面関係は従来技術の設計に勝る重要な利点
であると確信する。ノーズ組立体は複数の挿入ファスナ
ーピン39を2つまたはそれ以上のワークピースの整合
された穴49を通して引張って、ピンの円筒形部分79
が穴のエッジと締まり嵌めされるように意図されてい
る。ハウジング16は、コレットがその左側へ向かう移
動限界位置にあるときにコレット端面75と同軸的且つ
半径方向に整合される露出端部エッジ77を含んでいる
(図1)。
ク)図1および図4に見られるように、ピン67は左側
すなわち前側の面を溝71の左側端部に形成されている
ショルダー73に係合させている。図1はハウジング1
6の内部で、シリンダー12のピストン14の位置によ
って決定される左側へ向かう移動の限界位置にて示され
ている。コレット22の半径方向端面75はアンビル1
6の露出されている端部エッジと半径方向に整合されて
いる。コレット端面75とアンビルの露出エッジ77と
の間の同一平面関係は従来技術の設計に勝る重要な利点
であると確信する。ノーズ組立体は複数の挿入ファスナ
ーピン39を2つまたはそれ以上のワークピースの整合
された穴49を通して引張って、ピンの円筒形部分79
が穴のエッジと締まり嵌めされるように意図されてい
る。ハウジング16は、コレットがその左側へ向かう移
動限界位置にあるときにコレット端面75と同軸的且つ
半径方向に整合される露出端部エッジ77を含んでいる
(図1)。
【0026】ハウジング−コレットの関係は、ノーズ組
立体がファスナーピンの溝部の上に挿入でき、ハウジン
グ16がピン長さ部分に沿ってその上をできるだけ前進
されたときにコレットは本質的に同じ軸線方向の動きを
生じ、ハウジングがピン面に沿ってその上に到達したと
きに同じ軸線方向位置に到達するようになされる。これ
は、コレットおよび組み合うジョー構造が比較的短い突
出長さを有するファスナーピン上に有効に挿入でき、あ
るいは伸縮できることを意味する。すなわち、図1、図
4および図5においてワークピース47の右側の面14
8を超えてピンは僅かな短い部分だけを有する。図1の
位置において、ジョー構造37の前部のチップ端部60
はコレット端面75の後方へと軸線方向に右側へ僅かな
距離だけしか凹まされておらず、ジョー構造のリブ62
が例え露出ピン部分が比較的短くても広い軸線方向範囲
での把持を達成できる所定位置にある。
立体がファスナーピンの溝部の上に挿入でき、ハウジン
グ16がピン長さ部分に沿ってその上をできるだけ前進
されたときにコレットは本質的に同じ軸線方向の動きを
生じ、ハウジングがピン面に沿ってその上に到達したと
きに同じ軸線方向位置に到達するようになされる。これ
は、コレットおよび組み合うジョー構造が比較的短い突
出長さを有するファスナーピン上に有効に挿入でき、あ
るいは伸縮できることを意味する。すなわち、図1、図
4および図5においてワークピース47の右側の面14
8を超えてピンは僅かな短い部分だけを有する。図1の
位置において、ジョー構造37の前部のチップ端部60
はコレット端面75の後方へと軸線方向に右側へ僅かな
距離だけしか凹まされておらず、ジョー構造のリブ62
が例え露出ピン部分が比較的短くても広い軸線方向範囲
での把持を達成できる所定位置にある。
【0027】横方向ピン67と溝71の左側端部のショ
ルダー73との関係は、ピストン14がシリンダー12
の内部を最左位置に達したときに、ピン67の後部に対
してエラストメリック支持チューブ35が僅かに軸線方
向に圧縮された状態となされる。すなわち、ピストン1
4が図1の位置へ向けて左方へ移動すると、ピン67は
ショルダー73を打撃する。更なる僅かなピストン14
および取り付けられているカラーの左方向への動きは、
スペーサーチューブ33およびコレット66がエラスト
メリックチューブ35の右側端部に軸線方向力を作用さ
せるようになす。ピン67はショルダー73に突き当た
り、チューブ35は横方向ピンとカラー66との間で軸
線方向に僅かに圧縮される。
ルダー73との関係は、ピストン14がシリンダー12
の内部を最左位置に達したときに、ピン67の後部に対
してエラストメリック支持チューブ35が僅かに軸線方
向に圧縮された状態となされる。すなわち、ピストン1
4が図1の位置へ向けて左方へ移動すると、ピン67は
ショルダー73を打撃する。更なる僅かなピストン14
および取り付けられているカラーの左方向への動きは、
スペーサーチューブ33およびコレット66がエラスト
メリックチューブ35の右側端部に軸線方向力を作用さ
せるようになす。ピン67はショルダー73に突き当た
り、チューブ35は横方向ピンとカラー66との間で軸
線方向に僅かに圧縮される。
【0028】図1はノーズ組立体およびジョーを、組み
合うファスナーピン39の突出部分上に差にする前の開
いた状態で示している。ジョーアクチュエーター面64
はジョー係合面40から軸線方向に係合解除され、ノー
ズ組立体がファスナーピン上に挿入されたときに、ジョ
ーのリブ62がファスナーピンのリブの上に容易に乗る
ことができるようになされる。図4は、ジョーが未だ開
いた状態であり、ピンに強い圧力グリップを掛けていな
い状態にあるファスナーピン上の所定位置のノーズ組立
体を示している。
合うファスナーピン39の突出部分上に差にする前の開
いた状態で示している。ジョーアクチュエーター面64
はジョー係合面40から軸線方向に係合解除され、ノー
ズ組立体がファスナーピン上に挿入されたときに、ジョ
ーのリブ62がファスナーピンのリブの上に容易に乗る
ことができるようになされる。図4は、ジョーが未だ開
いた状態であり、ピンに強い圧力グリップを掛けていな
い状態にあるファスナーピン上の所定位置のノーズ組立
体を示している。
【0029】図5はピストン10が右方向へのストロー
クを正に開始したのちのノーズ組立体を示している。コ
レット22はジョー係合面40をジョーアクチュエータ
ー面64に接触させ、ジョーがファスナーピンから係合
解除できないようになされている。図4から図5へ続く
ピストンストロークの最初の間、コレット22は僅かな
距離を右方向へ移動するが、ジョー構造37は如何なる
対応移動も生じない。典型的にこの僅かな移動はたった
の約2.54mm(0.1インチ)とされる。図5の位
置において、エラストメリックチューブ35は本質的に
圧縮されていない解放状態にあり、ジョー構造37は最
初は半径方向の圧縮を受け、コレット22から軸線方向
後方へ向かう力を受け取る。
クを正に開始したのちのノーズ組立体を示している。コ
レット22はジョー係合面40をジョーアクチュエータ
ー面64に接触させ、ジョーがファスナーピンから係合
解除できないようになされている。図4から図5へ続く
ピストンストロークの最初の間、コレット22は僅かな
距離を右方向へ移動するが、ジョー構造37は如何なる
対応移動も生じない。典型的にこの僅かな移動はたった
の約2.54mm(0.1インチ)とされる。図5の位
置において、エラストメリックチューブ35は本質的に
圧縮されていない解放状態にあり、ジョー構造37は最
初は半径方向の圧縮を受け、コレット22から軸線方向
後方へ向かう力を受け取る。
【0030】更にコレット22が右方向へピストン10
によって移動されると、ファスナーピンはワークピース
の整合された穴を通して引張られるようになされる。シ
リンダー12およびハウジング16は反作用的に左方向
へ移動し、アンビルの端部エッジ77はワークピース面
に当接してノーズ組立体の支点を形成する。
によって移動されると、ファスナーピンはワークピース
の整合された穴を通して引張られるようになされる。シ
リンダー12およびハウジング16は反作用的に左方向
へ移動し、アンビルの端部エッジ77はワークピース面
に当接してノーズ組立体の支点を形成する。
【0031】(ファスナーピンからのジョーの解除)ノ
ーズ組立体を完全に突出させて挿入されたファスナーピ
ンから取り外すために、工具ピストンが前方すなわち左
方向へと図4の状態へ向けて作動される。係合解除の開
始によって、コレット22は左方向へと図5の位置へ向
けて移動し、ピン67がショルダー73を打撃所定、こ
れによりチューブ35の軸線方向の動きを停止させると
ともにも、僅かな圧縮力をチューブに掛ける。コレット
が左方向へ移動し続けると、ジョー37は係合面40か
ら係合解除される。図4の位置に達すると、工具および
ノーズ組立体は軽い軸線方向の引張りによってファスナ
ーピンから容易に取り外される。
ーズ組立体を完全に突出させて挿入されたファスナーピ
ンから取り外すために、工具ピストンが前方すなわち左
方向へと図4の状態へ向けて作動される。係合解除の開
始によって、コレット22は左方向へと図5の位置へ向
けて移動し、ピン67がショルダー73を打撃所定、こ
れによりチューブ35の軸線方向の動きを停止させると
ともにも、僅かな圧縮力をチューブに掛ける。コレット
が左方向へ移動し続けると、ジョー37は係合面40か
ら係合解除される。図4の位置に達すると、工具および
ノーズ組立体は軽い軸線方向の引張りによってファスナ
ーピンから容易に取り外される。
【0032】本発明の好ましい実施例において、特にピ
ン引張りの間にエラストメリックチューブ35は半径方
向すなわち横方向の座屈に対して補強される。図1はチ
ューブの座屈を防止するためにチューブ35に沿ってそ
の内部を延在される剛性的な円筒形コアー部材81を示
している。
ン引張りの間にエラストメリックチューブ35は半径方
向すなわち横方向の座屈に対して補強される。図1はチ
ューブの座屈を防止するためにチューブ35に沿ってそ
の内部を延在される剛性的な円筒形コアー部材81を示
している。
【0033】(ファスナーピンの上へのジョーの挿入運
動の制限)工具が操作されてジョー37をファスナーピ
ンの上に移動させるとき、ジョーが破断ネック溝38
(図4)の右側のピン部分のみをグリップすることが望
まれる。ジョーがピンの上に深すぎるほど挿入されてし
まうことを防止するために、軸線方向に細長い剛性ロッ
ド83が備えられる。このロッドはカラー66からチュ
ーブ35を通して、また横方向ピン67のスロット85
を通して延在される。ロッド83まの左端部はファスナ
ーピンの端部と係合することができるように当接し、ジ
ョー37のファスナーピン上への挿入動作が制限される
ようになす。
動の制限)工具が操作されてジョー37をファスナーピ
ンの上に移動させるとき、ジョーが破断ネック溝38
(図4)の右側のピン部分のみをグリップすることが望
まれる。ジョーがピンの上に深すぎるほど挿入されてし
まうことを防止するために、軸線方向に細長い剛性ロッ
ド83が備えられる。このロッドはカラー66からチュ
ーブ35を通して、また横方向ピン67のスロット85
を通して延在される。ロッド83まの左端部はファスナ
ーピンの端部と係合することができるように当接し、ジ
ョー37のファスナーピン上への挿入動作が制限される
ようになす。
【0034】図示したノーズ組立体の製造において、ジ
ョー構造およびエラストメリック支持チューブ35はハ
ウジング16をコレットに取り付けるより前にコレット
22に取り付けられる。ピン67は、ハウジングがコレ
ットの上を部分的に伸長された後に取り付けられる。取
り付け穴87は溝71の右端にてハウジング16の壁部
を通して形成される。ハウジングがコレット22の上の
所定位置に位置されると、穴87はチューブ35の横方
向穴と整合され、ピン67は穴87を通して挿入され、
そのスロット85が図2に示したヨークの方法と同様に
ロッド83の上から嵌め付けられる。ハウジング16は
次に更にコレット上に伸長されて作動位置となされる。
ノーズ組立体の正常な作動の間、穴87はピン67の移
動限界を超えている。穴87は取り付け装置であって、
作動装置ではない。
ョー構造およびエラストメリック支持チューブ35はハ
ウジング16をコレットに取り付けるより前にコレット
22に取り付けられる。ピン67は、ハウジングがコレ
ットの上を部分的に伸長された後に取り付けられる。取
り付け穴87は溝71の右端にてハウジング16の壁部
を通して形成される。ハウジングがコレット22の上の
所定位置に位置されると、穴87はチューブ35の横方
向穴と整合され、ピン67は穴87を通して挿入され、
そのスロット85が図2に示したヨークの方法と同様に
ロッド83の上から嵌め付けられる。ハウジング16は
次に更にコレット上に伸長されて作動位置となされる。
ノーズ組立体の正常な作動の間、穴87はピン67の移
動限界を超えている。穴87は取り付け装置であって、
作動装置ではない。
【0035】(本発明の特徴)本発明の本質的な特徴
は、溝71内のピン67の作用であり、このピンがコレ
ット22の左方向への動きに応答してエラストメリック
支持チューブ35の軸線方向の動きを停止させ、これに
よりジョーアクチュエーター面64がジョー係合面40
から作動的に係合解除されるようになす。コレット22
およびピン67は溝71に対して配向されていて、コレ
ットの右方向すなわち後方への移動の開始初期の動きの
間にジョーアクチュエーター面64がコレットのジョー
係合面と係合されるようになされる。
は、溝71内のピン67の作用であり、このピンがコレ
ット22の左方向への動きに応答してエラストメリック
支持チューブ35の軸線方向の動きを停止させ、これに
よりジョーアクチュエーター面64がジョー係合面40
から作動的に係合解除されるようになす。コレット22
およびピン67は溝71に対して配向されていて、コレ
ットの右方向すなわち後方への移動の開始初期の動きの
間にジョーアクチュエーター面64がコレットのジョー
係合面と係合されるようになされる。
【0036】ジョーのロッキングーアンロッキング作動
は、ファスナーピン面に沿うジョー構造の如何なる動き
も伴わずに達成される。ジョー構造は真に無動作に維持
される。ジョー構造をロックまたはアンロックするため
のコレットの軸線方向の動きが比較的僅かで、典型的に
はたった2.54mm(0.1インチ)である。このこ
とはジョー構造がそのチップ先端をコレット端面75に
非常に接近させることができることを意味し、ファスナ
ーピンはジョー構造がピンと有効に接触できるようにワ
ークピースから離れる方向へ長く突出することを必要と
されない。
は、ファスナーピン面に沿うジョー構造の如何なる動き
も伴わずに達成される。ジョー構造は真に無動作に維持
される。ジョー構造をロックまたはアンロックするため
のコレットの軸線方向の動きが比較的僅かで、典型的に
はたった2.54mm(0.1インチ)である。このこ
とはジョー構造がそのチップ先端をコレット端面75に
非常に接近させることができることを意味し、ファスナ
ーピンはジョー構造がピンと有効に接触できるようにワ
ークピースから離れる方向へ長く突出することを必要と
されない。
【0037】(本発明の他の実施例)図6は本発明の実
施例を示しており、これにおいてはノーズ組立体はピン
引張工具10に対して固定された回転不能の連結を有し
ている。更に、図6の実施例は図1で符号148で示し
た側部クリアランス面がない。図6のノーズ組立体は内
部ねじ付きの環状アダプター23aを含み、これは工具
のピストン部分に螺合されるように形成されている。こ
のアダプターは縮径端部23bを有し、これは環状コレ
ット22の内部にねじ込まれる。横方向スロット69a
がアダプター23aを通して延在されている。
施例を示しており、これにおいてはノーズ組立体はピン
引張工具10に対して固定された回転不能の連結を有し
ている。更に、図6の実施例は図1で符号148で示し
た側部クリアランス面がない。図6のノーズ組立体は内
部ねじ付きの環状アダプター23aを含み、これは工具
のピストン部分に螺合されるように形成されている。こ
のアダプターは縮径端部23bを有し、これは環状コレ
ット22の内部にねじ込まれる。横方向スロット69a
がアダプター23aを通して延在されている。
【0038】環状ハウジング16aはピン引張工具10
のシリンダー部分12に対してナット20によって固定
できる。説明した構造により、ハウジング16aは工具
のシリンダー部分12と移動するが、コレット22aは
工具のピストン部分と移動する。
のシリンダー部分12に対してナット20によって固定
できる。説明した構造により、ハウジング16aは工具
のシリンダー部分12と移動するが、コレット22aは
工具のピストン部分と移動する。
【0039】3部片のセグメント化されたチャックジョ
ー構造37が細長いエラストメリック支持チューブ35
を介して剛性のスライド可能なチューブ状ライナー13
8に連結されている。ライナー138の左端部のリブ
は、チューブ35の溝に嵌まり込んでチューブをライナ
ー上に保持する。チューブ35はライナー上およびジョ
ーの端部上にモールド成形して、一体的な副組立体を形
成することができる。
ー構造37が細長いエラストメリック支持チューブ35
を介して剛性のスライド可能なチューブ状ライナー13
8に連結されている。ライナー138の左端部のリブ
は、チューブ35の溝に嵌まり込んでチューブをライナ
ー上に保持する。チューブ35はライナー上およびジョ
ーの端部上にモールド成形して、一体的な副組立体を形
成することができる。
【0040】図6においてコレット22aがその前進ス
トロークを正に完了したときのような位置に部材があ
り、ピン67aはハウジング16aの内部ショルダー7
3aに当接して、ライナー138およびチューブ35の
前方へ向かう動きを停止させ、コレットによりジョー3
7をコレット22aの円錐面40から係合解除するよう
になす。図6はファスナーピン39のリブ上に緩く係合
したジョー37を示している。
トロークを正に完了したときのような位置に部材があ
り、ピン67aはハウジング16aの内部ショルダー7
3aに当接して、ライナー138およびチューブ35の
前方へ向かう動きを停止させ、コレットによりジョー3
7をコレット22aの円錐面40から係合解除するよう
になす。図6はファスナーピン39のリブ上に緩く係合
したジョー37を示している。
【0041】この位置において、ピンは軽い軸線方向の
力によってジョーから簡単に引き出すことができ、ある
いは、ピンは容易にジョーの中に挿入できるのであっ
て、これはピンが既にワークピースを通して引張られた
か、あるいは引張られようとしているかによる。ハウジ
ング16aの端部エッジ77はワークピース47aから
間隔を隔てられる。工具ピストンの右方向への動きはコ
レット22aに右方向への動きを引き起こす。このと
き、スロット69aはコレットとピン67aとの間に空
運動連結を形成し、ライナー138およびチューブ35
は最初は空運動状態に保持される。コレットとライナー
138との間の空運動はコレット係合面40がジョーの
アクチュエーター面64に対して圧力係合することを可
能にし、同時にピンの解除を可能にする。
力によってジョーから簡単に引き出すことができ、ある
いは、ピンは容易にジョーの中に挿入できるのであっ
て、これはピンが既にワークピースを通して引張られた
か、あるいは引張られようとしているかによる。ハウジ
ング16aの端部エッジ77はワークピース47aから
間隔を隔てられる。工具ピストンの右方向への動きはコ
レット22aに右方向への動きを引き起こす。このと
き、スロット69aはコレットとピン67aとの間に空
運動連結を形成し、ライナー138およびチューブ35
は最初は空運動状態に保持される。コレットとライナー
138との間の空運動はコレット係合面40がジョーの
アクチュエーター面64に対して圧力係合することを可
能にし、同時にピンの解除を可能にする。
【0042】工具ピストンの引き続く右方向への移動
は、ジョー構造をワークピースの整合された穴に通して
ファスナーピン39を引張るようにさせる。ハウジング
16aの各面77はワークピース47aの面148に対
して当接し、ノーズ組立体をワークピースに対して取り
付けるようになす。ノーズ組立体は工具ピストンを図6
に示す位置となるように左方向へ移動させることによっ
て、ファスナーピンから係合解除することができる。ピ
ン67aはコレット22aの左方向への移動に応答して
スロット69a内で右方向へシフトし、これによってジ
ョー構造37をコレット面40から係合解除する。これ
は上述したようにショルダー73aとの係合による。
は、ジョー構造をワークピースの整合された穴に通して
ファスナーピン39を引張るようにさせる。ハウジング
16aの各面77はワークピース47aの面148に対
して当接し、ノーズ組立体をワークピースに対して取り
付けるようになす。ノーズ組立体は工具ピストンを図6
に示す位置となるように左方向へ移動させることによっ
て、ファスナーピンから係合解除することができる。ピ
ン67aはコレット22aの左方向への移動に応答して
スロット69a内で右方向へシフトし、これによってジ
ョー構造37をコレット面40から係合解除する。これ
は上述したようにショルダー73aとの係合による。
【0043】ジョー構造をコレットに対してロックする
(またはジョー構造をコレットからアンロックする)た
めのコレット22aの軸線方向の動きは、比較的僅か
で、典型的には2.54mm(0.1インチ)の程度で
ある。図6の構造は図1の構造の多くの利点を有する。
この利点には、比較的ピンの短い部分だけがワークピー
ス47aの面148を通して突出しているときに、ファ
スナーピン39を有効にグリップできることが含まれ
る。
(またはジョー構造をコレットからアンロックする)た
めのコレット22aの軸線方向の動きは、比較的僅か
で、典型的には2.54mm(0.1インチ)の程度で
ある。図6の構造は図1の構造の多くの利点を有する。
この利点には、比較的ピンの短い部分だけがワークピー
ス47aの面148を通して突出しているときに、ファ
スナーピン39を有効にグリップできることが含まれ
る。
【0044】(図7の実施例)図7は、ワークピースの
2つの整合された穴を通してファスナーピンを挿入した
後にそのファスナーピンをセットするための装置として
使用するように改修した図6の構造を示している。図6
の構造の改修は、ハウジング16aの左端部の環状の半
径方向に延在するフランジもしくはアンビル90、およ
びコレット22aの左端部の付加的な筒状延長部すなわ
ちエジェクター91を含む。穴92は、ファスナーの取
り付け作業の間にピン39から切断されたピンテールを
受け入れるために、解除ピン67aを通して形成され
る。
2つの整合された穴を通してファスナーピンを挿入した
後にそのファスナーピンをセットするための装置として
使用するように改修した図6の構造を示している。図6
の構造の改修は、ハウジング16aの左端部の環状の半
径方向に延在するフランジもしくはアンビル90、およ
びコレット22aの左端部の付加的な筒状延長部すなわ
ちエジェクター91を含む。穴92は、ファスナーの取
り付け作業の間にピン39から切断されたピンテールを
受け入れるために、解除ピン67aを通して形成され
る。
【0045】図7の装置の作動に先だって、ファスナー
カラー93がファスナーピン39の突出した部分上に配
置される。装置が図7の位置にある状態で、工具のピス
トン部分は右方向へ駆動され、コレット面40がジョー
面64と係合するようにシフトされ、これによりコレッ
トおよびジョー構造をファスナーピンの上にロックする
ようになす。コレットがピン39にロックされた状態
で、ハウジング16は左方向へシフトして、そのフラン
ジ90がカラー93に軸線方向力を伝達するようにな
す。フランジ90はカラー面の上を移動してカラー材料
をピン39の円周溝の中に固定し、これによりカラーを
ピンにロックして、ワークピースを固定する。引き続い
てピン39の右端部が切断され、右方向へ押し進められ
る。
カラー93がファスナーピン39の突出した部分上に配
置される。装置が図7の位置にある状態で、工具のピス
トン部分は右方向へ駆動され、コレット面40がジョー
面64と係合するようにシフトされ、これによりコレッ
トおよびジョー構造をファスナーピンの上にロックする
ようになす。コレットがピン39にロックされた状態
で、ハウジング16は左方向へシフトして、そのフラン
ジ90がカラー93に軸線方向力を伝達するようにな
す。フランジ90はカラー面の上を移動してカラー材料
をピン39の円周溝の中に固定し、これによりカラーを
ピンにロックして、ワークピースを固定する。引き続い
てピン39の右端部が切断され、右方向へ押し進められ
る。
【0046】図7の装置の作動は、横方向ピン67aの
作動を除いて、例えば米国特許第4,598,572号
に示された装置のような同様な従来技術の装置の作動と
全体的に似ている。後方へのピストンストロークの初期
部分の間、ピン67aはハウジングのショルダー73a
に当接したまま残され、それ故にジョー37はコレット
面40がジョー構造と係合してジョー構造をファスナー
ピンにロックすることができるまで、ファスナーピン3
9上の所定位置にとどまるようになされる。
作動を除いて、例えば米国特許第4,598,572号
に示された装置のような同様な従来技術の装置の作動と
全体的に似ている。後方へのピストンストロークの初期
部分の間、ピン67aはハウジングのショルダー73a
に当接したまま残され、それ故にジョー37はコレット
面40がジョー構造と係合してジョー構造をファスナー
ピンにロックすることができるまで、ファスナーピン3
9上の所定位置にとどまるようになされる。
【0047】図面は本発明の現在好ましいとされる実施
例を示している。しかしながら様々な変化および変更が
本発明の精神から逸脱せずになし得ることを理解しなけ
ればならない。
例を示している。しかしながら様々な変化および変更が
本発明の精神から逸脱せずになし得ることを理解しなけ
ればならない。
【図1】本発明のノーズ組立体の実施例の長手方向の断
面図。
面図。
【図2】図1の線2−2に沿う拡大横断面図。
【図3】図1の線3−3に沿う横断面図。
【図4】ファスナーピンをグリップするノーズ組立体の
前部を示す拡大した破断断面図。
前部を示す拡大した破断断面図。
【図5】組み合うファスナーピンに対して異なる状態の
ノーズ組立体を示す図4に示したのと同じ方向の破断断
面図。
ノーズ組立体を示す図4に示したのと同じ方向の破断断
面図。
【図6】本発明の特徴を具現した他の実施例の長手方向
の断面図。
の断面図。
【図7】本発明の特徴を具現した更に他の実施例の長手
方向の断面図。
方向の断面図。
8 ノーズ組立体 10 工具本体 12 シリンダー 14 ピストン 16 ハウジング 22 コレット 35 エラストメリック支持チューブ 37 ジョー構造 38 破断溝 39 ファスナーピン 40 係合面 45 クリアランス空間 46,47 ワークピース 64 ジョーアクチュエーター表面 66 カラー部材 67 ピン 69 クリアランススロット 71 溝 73 ショルダー 83 ロッド 139 ライナー 148 面
Claims (16)
- 【請求項1】 ワークピース内部に配置されたファスナ
ーピンをグリップして引張るノーズ組立体であって、 前記ワークピースの1面に当接するようになされた端部
エッジを有するハウジングと、 前記ハウジング内部にスライド可能且つ伸縮可能に配置
され、半径方向に延在する端面および内部ジョー係合面
を有するコレットと、 前記コレット内部に配置され、前記ジョー係合面の内部
に入子にされるようになされた外方へ向かうアクチュエ
ーター面を有するセグメント化されたジョー構造と、 ジョー構造を支持する軸線方向に延在した支持手段と、 前記ハウジング内部での前記ワークピースへ向かう前記
コレットの移動に応答して前記ジョー構造の動きを停止
させてそのジョー構造を前記ジョー係合面から軸線方向
に係合解除させる解除手段であって、前記支持手段と前
記ハウジングとの間を半径方向へ延在してそれらの間を
当接係合させる前記解除手段と、を含んで構成されたこ
とを特徴とするファスナーピンをグリップして引張るノ
ーズ組立体。 - 【請求項2】 請求項1に記載されたノーズ組立体であ
って、前記解除手段が前記ジョー支持手段から前記コレ
ットを通して延在している半径方向に延在された解除ピ
ンと、前記ハウジング内部に配置され、前記コレットが
前記ワークピースへ向けて移動されるときに前記解除ピ
ンと係合するようになされた半径方向ショルダーと、を
含んで構成されたことを特徴とするファスナーピンをグ
リップして引張るノーズ組立体。 - 【請求項3】 請求項2に記載されたノーズ組立体であ
って、前記解除ピンに対して包囲する関係で前記コレッ
ト内部に配置されたクリアランススロットを更に含むこ
とを特徴とするファスナーピンをグリップして引張るノ
ーズ組立体。 - 【請求項4】 請求項3に記載されたノーズ組立体であ
って、前記軸線方向に延在している支持手段がエラスト
メリックチューブを含んで構成され、また、前記半径方
向ピンが前記チューブを横方向に通して延在しているこ
とを特徴とするファスナーピンをグリップして引張るノ
ーズ組立体。 - 【請求項5】 請求項4に記載されたノーズ組立体であ
って、前記エラストメリックチューブの内部で軸線方向
に延在した剛性ロッド部材を更に含むことを特徴とする
ファスナーピンをグリップして引張るノーズ組立体。 - 【請求項6】 請求項4に記載されたノーズ組立体であ
って、前記ファスナーピンの上への前記ジョー構造の挿
入移動を制限するために前記エラストメリックチューブ
を通して軸線方向へ延在している剛性ロッドを更に含む
ことを特徴とするファスナーピンをグリップして引張る
ノーズ組立体。 - 【請求項7】 請求項1に記載されたノーズ組立体であ
って、前記ジョー構造が前記ジョー係合面から軸線方向
に係合解除されたときに、前記コレットの前記半径方向
に延在した端面が前記ハウジングの前記端部エッジと半
径方向に平面的な整合状態となることを特徴とするファ
スナーピンをグリップして引張るノーズ組立体。 - 【請求項8】 請求項7に記載されたノーズ組立体であ
って、前記ジョー係合面が前記コレットの半径方向へ延
在する端面から直接に延在された切頭円錐面であること
を特徴とするファスナーピンをグリップして引張るノー
ズ組立体。 - 【請求項9】 請求項1に記載されたノーズ組立体であ
って、前記軸線方向に延在した支持手段がエラストメリ
ックチューブを含んで構成され、前記解除手段が前記エ
ラストメリックチューブおよび前記コレットを横方向に
通して延在する解除ピンおよび前記ハウジングの軸線方
向溝を含んで構成され、前記溝はショルダー部を有し、
また、前記解除ピンは前記溝の中に位置決めされた1端
を有していて、前記コレットが前記ワークピースへ向け
て移動するときに前記解除ピンが前記ショルダーと係合
し、軸線方向の停止力を前記エラストメリックチューブ
に作用させるようになされたことを特徴とするファスナ
ーピンをグリップして引張るノーズ組立体。 - 【請求項10】 請求項9に記載されたノーズ組立体で
あって、前記コレットが前記解除ピンに対して包囲する
状態で配置されたクリアランススロットを有することを
特徴とするファスナーピンをグリップして引張るノーズ
組立体。 - 【請求項11】 請求項10に記載されたノーズ組立体
であって、前記ハウジングおよび前記コレットがそれら
に沿って延在する整合用の切り欠き部分を有し、前記切
り欠き部分がワーククリアランス空間を形成し、この空
間は前記ノーズ組立体が前記ワークピースのオーバーハ
ング壁部分をクリアーにできるようにしていることを特
徴とするファスナーピンをグリップして引張るノーズ組
立体。 - 【請求項12】 ファスナーピンプラー工具とともに使
用され、その工具の円筒部分の内部に配置されるピスト
ンを有するノーズ組立体であって、 前記工具の前記円筒部分に連結するようになされてい
て、内部係合面を有する環状の細長いハウジングと、 前記ピストンに連結するようになされていて、前記ハウ
ジング内部にスライド可能に取り付けられるとともに内
部ジョー係合面を有する環状のコレットと、 前記コレット内部に配置されてファスナーピンを解除可
能にグリップするセグメント化されたジョー構造であっ
て、前記コレットの前記ジョー係合面の中に入子となる
ようにされた外方へ向いたアクチュエーター面を有する
前記ジョー構造と、 前記コレット内部に前記ジョー構造を支持するための軸
線方向に延在した支持手段と、 前記支持手段と作動的に組み合う横方向係合部材であっ
て、前記ハウジングの前記内部係合面と軸線方向の整合
を得るように半径方向に延在しており、前記コレットお
よび前記ジョー構造支持手段の間に空動き連結を形成
し、これにより前記ジョー構造が前記コレットの比較的
短い軸線方向の動きによってファスナーピンにロックで
きるようになす前記横方向係合部材と、を含んで構成さ
れたことを特徴とするノーズ組立体。 - 【請求項13】 請求項12に記載されたノーズ組立体
であって、前記軸線方向に延在した支持手段がエラスト
メリックチューブを含んで構成され、また、前記横方向
係合部材が前記エラストメリックチューブを通して延在
する横方向ピンを含んで構成されたことを特徴とするノ
ーズ組立体。 - 【請求項14】 請求項12に記載されたノーズ組立体
であって、前記軸線方向に延在した支持手段が前記コレ
ット内部をスライドできるライナー部材を含んで構成さ
れ、前記横方向係合部材が前記ライナー部材を通して延
在することを特徴とするノーズ組立体。 - 【請求項15】 請求項12に記載されたノーズ組立体
であって、前記ハウジングおよび前記コレットが半径方
向に延在する端面を有し、これらの端面は前記ジョー構
造が前記コレットの前記ジョー係合面から係合解除され
たときに同一平面内に位置されることを特徴とするノー
ズ組立体。 - 【請求項16】 請求項15に記載されたノーズ組立体
であって、前記ジョー係合面が前記コレットの前記半径
方向端面から直接に延在された切頭円錐面であることを
特徴とするノーズ組立体。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US07/698,526 US5208958A (en) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | Fastener nose assembly with rearward jaw release |
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---|---|
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-
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- 1992-05-06 DE DE69206677T patent/DE69206677D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-05-11 JP JP4161614A patent/JPH05253860A/ja active Pending
- 1992-07-01 IE IE142792A patent/IE921427A1/en not_active Application Discontinuation
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