JPH05253590A - 排水処理プロセスシミュレータ - Google Patents

排水処理プロセスシミュレータ

Info

Publication number
JPH05253590A
JPH05253590A JP4053973A JP5397392A JPH05253590A JP H05253590 A JPH05253590 A JP H05253590A JP 4053973 A JP4053973 A JP 4053973A JP 5397392 A JP5397392 A JP 5397392A JP H05253590 A JPH05253590 A JP H05253590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water quality
parameter
value
evaluation function
function
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4053973A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3111604B2 (ja
Inventor
Takao Sekine
孝夫 関根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP04053973A priority Critical patent/JP3111604B2/ja
Publication of JPH05253590A publication Critical patent/JPH05253590A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3111604B2 publication Critical patent/JP3111604B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Landscapes

  • Activated Sludge Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パラメータの同定に必要な実験回数が少な
く、データの解析が容易で、かつオンライン上での稼働
が可能な排水処理プロセスシミュレータを提供する。 【構成】 排水の水質因子とパラメータの関係式を水質
関数として格納する水質関数格納部2と、排水の水質因
子の実測値を入力するための実測値入力部1と、水質評
価因子の実測値と理論値との誤差を評価関数として格納
する評価関数格納部3と、この評価関数が最小となるパ
ラメータ値をシンプレックス法により探索するパラメー
タ値探索部4、及び出力部5とにより排水処理プロセス
シミュレータを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、下水処理等における
排水処理プロセスの制御装置に関し、特に硝化脱窒プロ
セスの制御因子の最適値を求めるシミュレータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークステーション等の計算機設
備を利用して、活性汚泥処理等の排水処理プロセスの運
転管理が行われている。その手法の一つとしてシミュレ
ータの活用が挙げられ、このようにシミュレータを活用
することにより、プロセスの予測、運転管理目標値の決
定等の運転支援が可能となっている。
【0003】しかし、シミュレータが有効に機能するた
めには、シミュレータに含まれる各種のパラメータを適
正に入力する必要がある。このようなパラメータのなか
でも、特に微生物反応に関与する動力学的パラメータ
は、水質の予測精度に大きな影響を与える。
【0004】従って、各種パラメータ、特に動力学的パ
ラメータの同定手法を検討することが重要な課題となっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の解析方
法にては、各パラメータを同定するためには全てのパラ
メータについて実験を行う必要がある。
【0006】従って実験回数が非常に多くなるうえ、実
験データの解析も複雑となる。このため現場の計算機シ
ステムをオンラインで稼働することも非常に困難になっ
ている。
【0007】例えば、活性汚泥法においては好気性条件
下で炭素系基質(BOD)除去や、硝化反応を行うこと
が主目的であったが、この好気性条件と嫌気性条件とを
組み合わせることで、窒素除去、即ち脱窒が可能とな
る。
【0008】この脱窒反応を数式モデル化し、システム
の解析や運転システム等に利用するためには、反応式に
含まれる複数のパラメータを同定しなければならない。
【0009】例えば、脱窒速度(RAN)は、BOD資
化微生物濃度(X)に比例し、硝酸性窒素(NO3
と、溶解性BOD成分濃度(S)に関してはMonod式、
溶存酸素濃度(DO)に関しては逆Monod式の形で律速
を受け、またpHによる影響(GpH)も考慮すると、次
式にて表される。
【0010】 RAN=−KDN・S/(KSSDN+S)・NO3/(KSNDN+NO3)・KSD O1/(KSDO1+DO)・GpH・X…(1) ここで、RAN=脱窒速度(mg/l/h)、KDN=最大比
脱窒速度係数(1/h)、KSSDN=溶解性BOD成分半
飽和定数(mg/l)、GpH=脱窒に対するpH修正項(無次
元数、例えば6.5≦pHにおいてGpH=1、5<pH<6.5
においてGpH=1−KpH(6.5−pH)、ただしKpH=
定数)KSDO1=DO濃度半飽和定数(mg/l)である。
【0011】これより明らかなように、脱窒反応だけで
も同定しなければならないパラメータは、KSSDN、
KSNDN、KSDO1、KpH等がある。また、脱窒
反応の温度依存性も考慮すると更にパラメータ数は増加
する。
【0012】このような場合、従来は各パラメータごと
に実験条件を設定して各実験データに基づく解析から対
応するパラメータの同定を行っていた。このため全パラ
メータを同定するためには実験回数が多くなり、また各
実験についてはその実験条件の設定を厳密に行わなけれ
ばならなかった。
【0013】本発明は上記背景の下になされたものであ
り、パラメータの同定に必要な実験回数が少なく、デー
タの解析が容易で、かつオンライン上での稼働が可能な
排水処理プロセスシミュレータを提供することを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は排水の水質因子とパラメータの関係式を水
質関数として格納する水質関数格納部と、排水の水質因
子の実測値を入力するための実測値入力部と、前記パラ
メータの値を最適化するパラメータ最適化手段を備えた
排水処理プロセスシミュレータであって、前記パラメー
タ最適化手段は、前記水質評価因子の実測値と理論値と
の誤差を評価関数として格納する評価関数格納部と、こ
の評価関数が最小となるパラメータ値をシンプレックス
法により探索するパラメータ値探索部とからなることを
特徴とする。
【0015】
【作用】一般に、この種の排水処理プロセスにおいては
調べるべき水質因子の種類が非常に多くなり、またこれ
らの水質因子が依存するパラメータの種類も多くなる。
更に、これら水質因子とパラメータとの関係式は、理論
式や経験式等により比較的容易に得られるが、これらの
関係式は一般に非常に複雑となるので、上記パラメータ
の値を同定することは非常に難しい。
【0016】本発明においては水質因子とパラメータと
の関係式を水質関数として水質関数格納部に格納し、こ
の水質関数の理論値と、実測値入力部から得られる実測
値との誤差を評価関数としている。
【0017】更に、パラメータ値探索部にて、シンプレ
ックス法によりこの評価関数の値が最小となるようにパ
ラメータ値の探索を行う。このようにシンプレックス法
を用いることで最適なパラメータ値を迅速かつ正確に同
定することができる。
【0018】
【実施例】本実施例においては回分法による脱窒過程に
おいて、シンプレックス法を用いて4種のパラメータK
DN,KSSDN,KSNDN,KSDO1の最適化を
行った。以下、回分実験に基づく脱窒過程パラメータの
同定手順と実験及び解析結果を述べる。
【0019】まず、嫌気性条件下の回分実験により、水
質因子としてTOC,MLSS,NH4−N,NOX
N,有機態窒素,アルカリ度,pH,DOを選択し、こ
れら各水質因子の時系列データを求めた。その結果を表
1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】次に、脱窒過程の数式モデルを含むシミュ
レータに上記表1に示される結果を入力し、最適化処理
を行う。
【0022】この排水処理シミュレータの機能ブロック
図を図1に示す。
【0023】図1に示されるように、このシミュレータ
は実測値入力部1及び水質関数格納部2から得られる水
質因子の理論値と実測値との誤差を、パラメータ値探索
部4において非線形計画法であるシンプレックス法を用
いて算出する。
【0024】尚、誤差の算出方法としては他の非線形計
画法である最急降下法、切除平面法等を用いることが可
能であるが、シンプレックス法が最も信頼性が高く、例
えば最急降下法を用いると、計算時間を多少短縮できる
場合もあるが、安定性、つまり確実に最適値に収束する
という点においてシンプレックス法が優れている。
【0025】この際、理論値と実測値との誤差は種々の
方法により定義することができる。例えば、理論値と実
測値との差の絶対値の和を誤差と定義することもでき、
またこの差の自乗和を誤差と定義することもできる。
【0026】従って、誤差を評価関数として予め定義す
るとともに、この評価関数を評価関数格納部3に格納
し、この評価関数に基づいてパラメータ値探索部にてパ
ラメータの同定を行う。
【0027】上記方法によりパラメータ値を同定した後
に、その結果を出力部5により出力する。以下、その詳
細を説明する。
【0028】まず、上記各水質因子について数式モデル
を設定する。この数式モデルは各種文献等から適宜選択
し、また使用状況等に応じて適宜修正等を加えても良
い。
【0029】本実施例においてはNOx−NとしてNO3
を用いた。そのモデル数式を以下に示す。
【0030】
【数1】 dNO3(i)/dt =Q(i-1)・NO3(i-1)/V(i) +ALPHA(i)・QIN・NO3IN/V(i) +RAMDA(i)・(R2-R1)・QIN・NO3(AN%)/V(i) −Q(i)・NO3(i)/V(i)−YNO3・RON(i)+RAN(i) …(2) また、TOCについては以下の(3)、(4)、(5)式
に基づいて理論値を算出する。
【0031】
【数2】 ROB(i) =−KBO・DO(i)/(DO(i)+KSDO1) ・TOC(i)・MLSS(i)…(3) RAN(i)=−KDN・TOC(i)/(KSSDN+TOC(i)) ・NO3(i)/(KSNDN+NO3(i)) ・KSDO1/(KSDO1+DO(i)) ・GpH・MLSS(i) …(4) dS(i)/dt=Q(i-1)・S(i-1)/V(i)+ALPHA(i)・QIN ・SIN/V(i)+RAMDA(i)・(R2−R1)・QIN ・S(AN%)/V(i)−YSX・{RKDX(i)+RKDXN(i)} +ROB(i)+RAB(i)+YSN・RAN(i) …(5) ただし、TOC=溶解性BOD成分濃度 KBO=酸素消費を伴う溶解性BOD除去速度係数(L/
mg/h) DO=溶存酸素濃度,Q(i)=リアクターiからの流出
流量 QIN=流入流量、SIN=流入溶解性BOD成分濃
度、 RAMDA(i) V(i)=リアクターiの容積、 AN%=直列完全混合槽近似リアクター数、R1=返送
率、R2=循環率 ROB=酸素消費を伴う溶解性BOD除去速度 YSN=除去mgBOD/除去mgNO3−N、 尚、本実施例においてはRAB(i)は定数として扱っ
た。
【0032】また、MLSS、NH4−N、有機態窒
素、アルカリ度、pH、DOについても上記TOC、N
3と同様に4種のパラメータKDN,KSSDN,K
SNDN,KSDO1に関する数式モデル(水質関数)
を設定し、この水質関数を水質関数格納部に格納した。
【0033】上記4種のパラメータの値が定まれば、T
OC,MLSS,NH4−N,NOX−N,有機態窒素,
アルカリ度,pH,DOの各水質因子について理論値が
算出される。従って、シンプレックス法により上記各水
質因子における理論値と実測値の差ができるだけ小さく
なるようにパラメータを最適化する。
【0034】本実施例においては、TOC,MLSS,
NH4−N,NOX−N,有機態窒素,アルカリ度,pH,
DOの各水質因子において理論値と実測値との差を算出
し、これら各項目における差の自乗和を誤差(評価関
数)とした。
【0035】この評価関数(ABRA)が最小となるよ
うに、シンプレックス法を用いてパラメータの最適化を
行った。
【0036】
【数3】 ABRA=ΣiΣj(X'ji−Xji) …(6) ここで、X'ji:j水質(TOC,MLSS,NH4−N,
NOX−N,有機態窒素,アルカリ度,pH,DO)のi時
間経過後の実験データ Xji:j水質のi時間経過後の計算値 また、Σi,Σjは、それぞれi項目及びj項目における
総和を表す。以下、シンプレックス法について説明す
る。
【0037】まず、シンプレックスとはn次元のベクト
ル空間Rn上において(n+1)個のアフィン独立な頂点
を有する凸多面体(2次元平面においては3角形、3次
元空間においては四面体)のことである。
【0038】次に、シンプレックス法とは、最初に基準
となるシンプレックスを構成し、このシンプレックスの
各頂点における評価関数の値を比較し、その結果に基づ
いてこのシンプレックスを変形していくことにより、評
価関数の極値探索を行う方法である。
【0039】例えば、本実施例においては最適化したい
パラメータ種はKDN、KSSDN、KSNDN、KS
DO1の4種であるので、本実施例における評価関数は
これら4種のパラメータを変数として、
【0040】
【数4】 評価関数ABRA=f(KDN、KSSDN、KSND
N、KSDO1)の形に設定される。
【0041】以下、本実施例に即して説明する。まず基
準となるシンプレックスを構成する。具体的には、KD
N、KSSDN、KSNDN、KSDO1の各初期値
(文献値、経験値等を適宜選択して決定する)をa,
b,c,dとして
【0042】
【数5】 X=( a, b, c, d) X2=(1.5a, b, c, d) X3=( a,1.5b, c, d) X4=( a, b,1.5c, d) X5=( a, b, c,1.5d) の5つの頂点を有するシンプレックスを構成した。この
シンプレックスを基本シンプレックスとする。
【0043】次に、これら各頂点における評価関数f
(KDN、KSSDN、KSNDN、KSDO1)の値
を計算する。尚、頂点X1における評価関数値はf
(a,b,c,d)と表されるが、簡単のためこの値を
f(x1)と略記する。同様に頂点Xiにおける評価関数
値をf(xi)と表すものとする。
【0044】例えば、頂点のX1については上記TOC
の0時間経過後の理論値をKDN=a、KSSDN=
b、KSNDN=c、KSDO1=dとして算出し、こ
の理論値と実測値との差の自乗を算出する。
【0045】同様に、0.5時間、1.0時間、1.5時間、2.0
時間経過後についても理論値と実測値との差(誤差)の自
乗を算出し、これらの和をとる。
【0046】同様に、MLSS,NH4−N,NOX
N,有機態窒素,アルカリ度,pH,DOの各水質因子
についても上記方法により誤差の自乗和を算出する。
【0047】その後、更に上記各水質因子における誤差
の自乗和の総和を算出し、これを頂点X1における評価
関数値とする。
【0048】同様に、X2〜X5の各頂点についても評価
関数値を算出し、X1〜X5の各頂点における評価関数の
値を比較する。
【0049】この際、シンプレックスの頂点をXi(i
=1,2,3,4,5)とするとともに、
【0050】
【数6】 Xh…評価関数の最大値を与える点、 Xs…評価関数の2番目に大きな値を与える点 Xl…評価関数の最小値を与える点 Xa…Xh以外の頂点から生成される図心{Xa=1/n(Σi
i−Xh)} と定義する。
【0051】次に、上記各頂点Xh,Xs,Xl,Xaをも
とにして図4のアルゴリズムに示されるように新たな頂
点を作成し、基本シンプレックスから適当な頂点を削除
するとともにこの新たに作成された頂点を加えることに
より新しいシンプレックスを構成する。
【0052】以下、(7)式に示される収束判定式によ
り収束と判定されるまで上記手法を繰り返し、収束時に
おけるXlの値を上記4種のパラメータ値とすることで
パラメータの最適化を行う。
【0053】
【数7】
【0054】尚、図4のアルゴリズムにおいては以下に
示される基本手続きを用いている。
【0055】
【数8】 鏡映(refrection):XaとXhから鏡映点Xrを作る。
【0056】Xr=(1+α)Xa−αXh,α>0 拡張(exppansion):Xr方向に拡張を行う。
【0057】Xe=γXr+(1−γ)Xa,γ>1 収縮(contraction):XhをXaの方向に収縮させる。
【0058】Xc=βXh+(1−β)Xa,1>β>0 縮小(reduction):すべての頂点をXlの方向へ縮小す
る。
【0059】Xi=0.5(Xi+Xl) 上記最適化処理によって上記KDN、KSSDN、KS
NDN、KSDO1の各パラメータを同定した。尚、通
常上記α、β、γの値としてそれぞれ1,0.5,2の値が
用いられており、本実施例においてもこれらの値を採用
した。
【0060】このパラメータを用いてTOC、NOx
Nの各脱窒反応モデルについて理論値を算出し、実測値
との比較を行った。その結果を図2及び図3に示す。
尚、これらの図において、実線は理論値、各プロットは
実測値を示す。
【0061】これらの図から、TOC、NOx−Nとも
に実測値は理論値上によくのっており、良好な結果が得
られていることがわかる。
【0062】尚、上記シンプレックス法等の非線形計画
法の詳細は、"非線形計画法"(今野浩、山下 浩 著、
日科技連出版社)による。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば排
水処理システムにおいてパラメータの値を迅速かつ正確
に同定することができる。従って、以下の効果が得られ
る。
【0064】(1)排水処理プロセスのより適切な運転
が可能となるので処理水質が向上し、放流先環境への影
響を最大限に抑えることができる。
【0065】(2)効率的な運転が可能となるので、運
転コストの面でも有利となる。
【0066】(3)熟練を要さず容易かつ正確に運転が
できるので、人的資源の効率的運用が可能となり省力化
に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る排水処理プロセスの運
転支援システムの機能ブロック図
【図2】TOC濃度の実測値及び理論値を示すグラフ
【図3】NOx−N濃度の実測値及び理論値を示すグラ
【図4】シンプレックス法におけるアルゴリズムの説明
【符号の説明】
1…実測値入力部 2…水質関数格納部 3…評価関数格納部 4…パラメータ探索部 5…出力部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水の水質因子とパラメータの関係式を
    水質関数として格納する水質関数格納部と、 排水の水質因子の実測値を入力するための実測値入力部
    と、 前記パラメータの値を最適化するパラメータ最適化手段
    を備えた排水処理プロセスシミュレータであって、 前記パラメータ最適化手段は、 前記水質評価因子の実測値と理論値との誤差を評価関数
    として格納する評価関数格納部と、 この評価関数が最小となるパラメータ値をシンプレック
    ス法により探索するパラメータ値探索部とからなること
    を特徴とする排水処理プロセスシミュレータ。
JP04053973A 1992-03-13 1992-03-13 排水処理プロセスシミュレータ Expired - Fee Related JP3111604B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04053973A JP3111604B2 (ja) 1992-03-13 1992-03-13 排水処理プロセスシミュレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04053973A JP3111604B2 (ja) 1992-03-13 1992-03-13 排水処理プロセスシミュレータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05253590A true JPH05253590A (ja) 1993-10-05
JP3111604B2 JP3111604B2 (ja) 2000-11-27

Family

ID=12957596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04053973A Expired - Fee Related JP3111604B2 (ja) 1992-03-13 1992-03-13 排水処理プロセスシミュレータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3111604B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003245653A (ja) * 2002-02-25 2003-09-02 Kurita Water Ind Ltd 処理装置の運転支援方法、水処理装置の運転支援方法及びその装置
JP2022068357A (ja) * 2017-06-30 2022-05-09 横河電機株式会社 水処理施設における運転支援装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003245653A (ja) * 2002-02-25 2003-09-02 Kurita Water Ind Ltd 処理装置の運転支援方法、水処理装置の運転支援方法及びその装置
JP2022068357A (ja) * 2017-06-30 2022-05-09 横河電機株式会社 水処理施設における運転支援装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3111604B2 (ja) 2000-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Bartels et al. The simplex method of linear programming using LU decomposition
EP0642469B1 (en) Method of controlling wastewater purification plants using multiple control functions
Holenda et al. Aeration optimization of a wastewater treatment plant using genetic algorithm
Spindler Structural redundancy of data from wastewater treatment systems. Determination of individual balance equations
Balku et al. Dynamics of an activated sludge process with nitrification and denitrification: Start-up simulation and optimization using evolutionary algorithm
EP0643672B1 (en) Method of controlling wastewater purification plants using quality evaluation of measuring data
JPH05253590A (ja) 排水処理プロセスシミュレータ
JPH1043787A (ja) 活性汚泥法の亜酸化窒素発生量シミュレーション装置
JP3123167B2 (ja) 硝化脱窒プロセスシミュレータ
CN112967761B (zh) 基于自组织模糊神经网络的污水除磷加药计算方法及介质
WO2022029831A1 (ja) 水質推定装置
JP2006021085A (ja) 下水処理運転支援装置、下水処理運転支援システム、下水処理運転支援方法および下水処理運転支援プログラム
Zeng et al. State estimation of wastewater treatment processes using distributed extended Kalman filters
Piotrowski et al. Comparison of algorithms for hybrid nonlinear optimization problem in biological wastewater treatment plant
Sarkar et al. Process design and application of aerobic hybrid bioreactor in the treatment of municipal wastewater
JPH06335694A (ja) 排水の生物学的処理装置の制御装置
JP2000167585A (ja) 下水処理プロセスシミュレータ
Nguyen et al. Simulation and Optimization of Hoa Cam Wastewater Treatment Plant
Konstam et al. Optimization in a distributed processing environment using genetic algorithms with multivariate crossover
Cheruy et al. Multimodel simulation and adaptive stochastic control of an activated sludge process
Ebner et al. Evolutionary parameter optimization of a fuzzy controller which is used to control a sewage treatment plant
Duque-Sarango et al. Modeling of the Guangarcucho Municipal Wastewater Treatment Plant Using WEST, Cuenca-Ecuador
JP2001047080A (ja) 下水処理制御装置
Andrews et al. Dynamic models and control strategies for wastewater treatment plants-an overview
JP2022046281A (ja) 排水処理シミュレータのパラメータ値予測方法及び装置並びに下水処理プラントの制御方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees