JPH05252800A - 渦電流継手を用いた動力伝達装置の制御方法及び装置 - Google Patents

渦電流継手を用いた動力伝達装置の制御方法及び装置

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JPH05252800A
JPH05252800A JP7597492A JP7597492A JPH05252800A JP H05252800 A JPH05252800 A JP H05252800A JP 7597492 A JP7597492 A JP 7597492A JP 7597492 A JP7597492 A JP 7597492A JP H05252800 A JPH05252800 A JP H05252800A
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magnet
rotated
facing
yoke
power transmission
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JP7597492A
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Jo Otsubo
城 大坪
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Fuji Oozx Inc
Original Assignee
Fuji Oozx Inc
Fuji Valve Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被回転手段に必要な回転力を、回転手段の回
転数の大小に拘らず、常に過不足なく安定して回転手段
から取出せるようにする。 【構成】 被回転手段(3)側の軸(6)の回転数Nbが被回
転手段(3)に要求される回転数Noより小さいときは、
磁石(8)と導体板(10)とのいずれか一方が、他方のもの
に対して近接するように移動手段(11)が制御手段(22)に
より制御され、それによって、磁石(8)と導体板(10)と
の対向距離D1が小さくなり、導体板(10)を通る磁束密
度が大となって、回転手段(2)側の軸(5)から被回転手段
(3)側の軸(6)への渦電流の誘起によるつれ回り力が大と
なるので、回転数Nbは、回転数Noに漸次近づく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、渦電流継手を利用し
た、例えば自動車エンジンに備えられたオルターネー
タ、コンプレッサ等の補機に、エンジンからの動力を調
整して伝達するようにした動力伝達装置の制御方法及び
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車のエンジンの回転力を利
用して、走行中に他の電装品に電力を供給したり、余剰
電力をバッテリーに充電したりするオルターネータ(交
流発電機)やコンプレッサ等の被回転手段は、回転手段
であるエンジンの回転数に関係なく、必要な回転力をエ
ンジンから過不足なく取出せるようにすることが望まし
い。
【0003】しかし、従来のこの種の補機は、エンジン
の回転軸にベルトとプーリとを介してほぼ同期回転する
ように連係されていたため、エンジンの高速回転時に
は、回転力が不足する等の問題点があった。このような
問題点を解決するため、エンジンの回転軸と補機の入力
軸との間に電磁クラッチを設け、エンジンの高速回転時
にクラッチを切るようにしたり、補機の効率や容量を可
変にする等の試みがなされているが、構造が複雑になっ
たり、エンジンの回転力を有効に取出すことが難しい等
の別の問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
が有する上記のような問題点に鑑み、被回転手段に必要
な回転力を、回転手段の回転数の大小に拘らず、常に過
不足なく安定して回転手段から取出せるようにした渦電
流継手を用いた動力伝達装置の制御方法及び装置を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の動力伝達装置の制御方法は、相対回転可能
な2軸のうちの一方に磁石を、かつ他方に、前記磁石と
対向して、該磁石により誘起される渦電流により磁石に
つれ回されるようにした非磁性導体板を設けるととも
に、前記導体板における磁石と反対側の面に対向するよ
うに磁性体のヨークを配設してなる渦電流継手における
前記2軸の一方を、回転手段に、かつ他方を被回転手段
にそれぞれ接続し、前記磁石、導体板及びヨークのうち
いずれか1又は2の部材を、残りの部材との対向距離又
は対向面積が変化するように移動可能とした動力伝達装
置の制御方法であって、被回転手段に要求される回転数
と被回転手段に接続された軸の実際の回転数との差に基
づいて、その差が大きいほど、前記対向距離を小とし、
又は対向面積を大とするように前記磁石、導体板及びヨ
ークのうちいずれか1又は2の部材を、残りの部材に対
して移動させることを特徴としている。
【0006】また、本発明は、上記のような構成の動力
伝達装置の制御方法として、回転手段に接続された軸の
回転数に基づいて、その回転数が大きいほど、前記対向
距離を大とし、又は対向面積を小とするように前記磁
石、導体板及びヨークのうちいずれか1又は2の部材
を、残りの部材に対して移動させることを特徴とする動
力伝達装置の制御方法を提供するものである。
【0007】さらに、本発明は、上記の両制御方法を組
み合わせたものとして、被回転手段に要求される回転数
と被回転手段に接続された軸の実際の回転数との差に基
づいて、その差が大きいほど、前記対向距離を小とし、
又は対向面積を大とするように前記磁石、導体板及びヨ
ークのうちいずれか1又は2の部材を、残りの部材に対
して移動させるさせるとともに、回転手段に接続された
軸の回転数に基づいて、その回転数が大きいほど、前記
対向距離を大とし、又は対向面積を小とするように前記
磁石、導体板及びヨークのうちいずれか1又は2の部材
を、残りの部材に対して移動させることを特徴とする動
力伝達装置の制御方法をも提供するものである。
【0008】本発明は、上記の動力伝達装置の制御方法
の実施に直接使用する装置として、次のような3つの制
御装置を提供することをも目的としている。 (1) 被回転手段に接続された軸の回転数を検知するセン
サと、被回転手段に要求される回転数と前記センサによ
り検知された回転数との差に基づいて、その差が大きい
ほど、前記対向距離を小とし、又は対向面積を大とする
ように、磁石、導体板及びヨークのうち移動可能とした
部材を移動させる移動手段を制御する制御手段とを備え
ることを特徴とする動力伝達装置の制御装置。 (2)回転手段に接続された軸の回転数を検知するセンサ
と、該センサにより検知された回転数が大きいほど、前
記対向距離を大とし、又は対向面積を小とするように、
磁石、導体板及びヨークのうち移動可能とした部材を移
動させる移動手段を制御する制御手段とを備えることを
特徴とする動力伝達装置の制御装置。 (3) 回転手段に接続された軸の回転数を検知する第1セ
ンサと、被回転手段に接続された軸の回転数を検知する
第2センサと、前記第1センサにより検知された回転数
が大きいほど、前記対向距離を大とし、又は対向面積を
小とするように移動手段を制御するとともに、被回転手
段に要求される回転数と前記第2センサにより検知され
た回転数との差に基づいて、その差が大きいほど、前記
対向距離を小とし、又は対向面積を大とするように移動
手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする動
力伝達装置の制御装置。
【0009】
【作用】回転手段側の軸の回転数を(Na)、被回転手段
側の軸の回転数を(Nb)、被回転手段に要求される回転
数を(No)とすると、(Nb)が(No)より小さいとき、
すなわち被回転手段側の回転数が不足しているときは、
磁石、導体板及びヨークのうちいずれか1又は2の部材
が、残りの部材に対してそれぞれ近接するように移動手
段が制御手段により制御され、それによって、磁石と導
体板等との対向距離が小さくなり、又は対向面積が大き
くなり、導体板を通る磁束密度が大となって、回転手段
側の軸から被回転手段側の軸への渦電流の誘起によるつ
れ回り力が大となるので、被回転手段側の軸の回転数
(Nb)は被回転手段に要求される回転数(No)に漸次近
づく(請求項1、3、4、6、9記載の発明)。
【0010】(Nb)が(No)より大きくなったときは、
移動手段を上記の場合と逆に作動させることにより、上
記渦電流の誘起によるつれ回り力は小となり、被回転手
段側の軸の回転数(Nb)は、漸次低下して、被回転手段
に要求される回転数(No)に近づく。
【0011】また、(Na)が大となると、磁石、導体
板、及びヨークのうちいずれか1又は2の部材が、残り
の部材に対してそれぞれ遠ざかるように移動手段が制御
手段により制御され、それによって、磁石と導体板等と
の対向距離が大きくなり、又は対向面積が小さくなり、
導体板を通る磁束密度が小となって、回転手段側の軸か
ら被回転手段側の軸への渦電流の誘起によるつれ回り力
が小となるので、回転手段側から被回転手段側への伝達
力が弱くなり、被回転手段の回転数をほぼ一定に保つこ
とができる(請求項2、3、5、6、9記載の発明)。し
たがって、いずれの場合にも、被回転手段に必要な回転
力を、回転手段の回転数の大小に拘らず、常に過不足な
く安定して回転手段から取出すことができる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を、添付図面を参照し
て説明する。図1は、請求項1記載の発明の制御方法を
実施するのに用いる請求項4及び7記載の発明の装置の
実施例(第1実施例)を示す。
【0013】図1において、(1)は、回転手段(2)の回
転力を調整して被回転手段(3)に伝達する動力伝達装置
である。この実施例においては、回転手段(2)は自動車
エンジンの回転軸とし、被回転手段(3)は自動車エンジ
ンに設けられたオルターネータとしている。
【0014】動力伝達装置(1)は、適宜の固定体(図示
略)に固定された円筒状のケース(4)を備え、ケース
(4)の中央には、回転手段(2)に接続された第1の軸
(5)と、被回転手段(3)に接続された第2の軸(6)と
が、所要の間隔を置いて対向するようにして相対回転自
在に枢支されている。
【0015】ケース(4)内における第1の軸(5)の適所
には、円心円状をなす円板(7)が固着されており、この
円板(7)の右側面には、単一の円板形をなすか、又は扇
形のものを複数個集めることにより全体として円板形を
なすようにした永久磁石(8)が固着されている。
【0016】第2の軸(6)の左端部外周には、スプライ
ン(6a)が形成されており、このスプライン(6a)の部分に
は、ほぼ円筒状の移動筒(9)の内面に形成したスプライ
ン孔(9a)が軸線方向に摺動自在で、かつ相対回転不能と
して嵌合されている。
【0017】移動筒(9)の左端部内には第1の軸(5)の
右端部が相対回転可能で、かつ軸線方向に相対移動可能
として嵌合されている。移動筒(9)の左端部外周には、
フランジ状の円板(9b)が連設されており、円板(9b)の左
側面には、永久磁石(8)と対向するように、円板状の非
磁性導体板(10)が固着されている。
【0018】導体板(10)は、永久磁石(8)に近接して、
両円板(7)(9a)が相対回転するとき、永久磁石(8)より
出る磁力線により、内部に渦電流が誘起され、その渦電
流により、両円板(7)(9a)の相対回転を阻止しようとす
る力、換言するとつれ回り力が発生し、このつれ回り力
により、導体板(10)と移動筒(9)と第2の軸(6)とは、
第1の軸(5)に対してつれ回され、第1の軸(5)から第
2の軸(6)へ回転力が伝達される。
【0019】このときの伝達される回転力の大きさは、
導体板(10)を通る磁力線の強さに比例して、かつ永久磁
石(8)と導体板(10)との対向距離(D1)の2乗にほぼ反
比例する。このうち、磁力線の強度を増すため、移動筒
(9)、特にその円板(9a)の部分を導磁性材料により形成
してヨークとするとともに、第1の軸(5)及び円板(7)
をも導磁性材料により形成し、永久磁石(8)から円板
(7)−第1の軸(5)−円板(9b)−導体板(10)を通って永
久磁石(8)に戻る閉ループの磁路を形成するのがよい。
(このようにすることにより、請求項6記載の発明の装
置となる。)
【0020】また、移動筒(9)を軸線方向に移動させる
ことにより、対向距離(D1)を変化せることによって、
上記の伝達される回転力の大きさを変化させることがで
きる。 (11)は、そのための移動筒(9)の移動手段であ
り、ケース(4)の右側面に突設した支持板(12)の先端部
にリンク(13)の中間部を軸(14)をもって枢着し、リンク
(13)の一端に形成した球頭部(13a)を、ケース(4)より
右方に突出した移動筒(9)の右端部外周に設けた左右1
対の拡径フランジ(9c)(9d)により挾むようにし、かつリ
ンク(13)の他端を、ケース(4)の下部に設けた油圧(又
は空気圧)シリンダ(15)より右方に突出するピストンロ
ッド(16)に連結したものよりなっている。
【0021】リンク(13)の他端とピストンロッド(16)の
連結は、リンク(13)の他端に突設したピン(17)を、ピス
トンロッド(16)の先端部に形成した上下方向を向く長孔
(18)に嵌合することにより行なっている。
【0022】この移動手段(11)によると、油圧シリンダ
(15)よりピストンロッド(16)を進退させることにより、
リンク(13)を軸(14)まわりに回動させ、リンク(13)の球
頭部(13a)で移動筒(9)を軸線方向に移動させ、導体板
(10)を永久磁石(8)に近ずけたり遠ざけたりすることが
できる。
【0023】なお、移動手段(11)の構造は、この実施例
のもののみに限定されるものではなく、例えば本出願人
の先願である特願平3-242343号(平成3年8月29日出願)
の願書に添付した明細書及び図面に開示されているよう
なものとしてもよい。
【0024】(19)は、動力伝達装置(1)の制御装置であ
る。なお、図1において、(Na)は第1の軸(5)の単位
時間当りの回転数、(Nb)は第2の軸(6)の単位時間当
りの回転数、また(No)は被回転手段(3)に要求される
単位時間当りの回転数を示す(以下「単位時間当り」の用
語を省略する)。
【0025】第1実施例においては、制御装置(19)は、
第2の軸(6)の回転数(Nb)を検知するセンサ(20)と、
被回転手段(3)に要求される回転数(No)を決定する所
望回転数決定回路(21)と、センサ(20)、所望回転数決定
回路(21)、及び移動手段(11)のシリンダ(15)の制御回路
(図示略)にそれぞれ電気的に接続され、回転数(No)と
(Nb)との差(No−Nb)に基づいて、その差が大きい
ほど、対向距離(D1)が小となるようにシリンダ(15)を
制御する制御回路(制御手段)(22)とからなっている。
【0026】所望回転数決定回路(21)は、この実施例で
は、オールタネータである被回転手段(3)により充電さ
れるバッテリ(図示略)の内部抵抗を測定する測定手段(2
3)と、そによって測定された内部抵抗の大きさに比例す
るように回転数(No)を決定する決定回路(24)とからな
っている。
【0027】なお、回転数(No)を被回転手段(3)の作
動状態に関係なく常に一定としておくことができる場合
は、所望回転数決定回路(21)は、その回転数(No)に関
する情報を記憶しておくメモリとするか、又は手動操作
で回転数を入力できる設定装置とすることができる。
【0028】第1実施例の装置を用いると、回転数(N
b)が回転数(No)より小さいときは、すなわち被回転
手段(3)側の回転数(Nb)が不足しているときは、その
差(No−Nb)が大となるので、制御回路(22)により、
ピストンロッド(16)が油圧シリンダ(15)より延出させら
れ、リンク(13)が図1の反時計方向に回動させられ、移
動筒(9)が左方に移動させられて、導体板(10)は永久磁
石(8)に近接し、対向距離(D1)は小となる。
【0029】すると、導体板(10)を通る磁束密度が大と
なり、第1の軸(5)から第2の軸(6)への渦電流の誘起
によるつれまわり力が大となるので、第1の軸(5)の回
転数(Na)に大きな変化がない場合は、第2の軸(6)側
の回転数(Nb)は、被回転手段(3)に要求される回転数
(No)に漸次近ずく。
【0030】逆に、回転数(Nb)が回転数(No)より大
きくなったときは、移動手段(11)を上記の場合と逆に作
動させることにより、導体板(10)は永久磁石(8)から遠
ざかり、上記渦電流の誘起によるつれ回り力は小とな
り、第2の軸(6)の回転数(Nb)は漸次低下して、被回
転手段(3)に要求される回転数(No)に漸次近ずく。
【0031】したがって、上記の作動は、第1の軸(5)
の回転数(Na)が変化した場合や、バッテリの内部抵抗
が変化し、それに基づいて被回転手段(3)に要求される
回転数(No)を変えた場合にも、回転数(Nb)が回転数
(No)に漸次近ずくように作用するので、被回転手段
(3)に必要な回転力を、回転手段(2)側から常に過不足
なく安定して取出すことができる。
【0032】図2は、請求項3及び4記載の発明の制御
方法を実施するのに用いる請求項7、8及び9記載の発
明の装置の実施例(第2実施例)を示す。第2実施例、及
び以下に説明する他の実施例において、図1に示す第1
実施例のものと同一の構成部材には、同一の符号を付し
て、その詳細な説明は省略する。
【0033】第2実施例においては、第1の軸(5)に固
着した円筒体(30)の内面に、上記導体板(10)と同材質で
同様の作用をする円筒形の導体板(31)を固着するととも
に、第2の軸(6)にスプライン結合により軸線方向に摺
動可能で、かつ相対回転不能として外嵌した移動筒(32)
の左端部外周面に、円筒形又は複数の扇形断面の棒状の
ものを円周方向に配設することにより、全体として円筒
形となるようにした永久磁石(33)を固着して、永久磁石
(33)と導体板(31)とを微小間隙を置いて内外に対向さ
せ、移動手段(34)により移動筒(32)を軸線方向に移動さ
せることによって、永久磁石(33)と導体板(31)との対向
面積(W)を変化しうるようにしてある。円筒形(30)を導
磁性材料により形成してヨークとするとともに、第1の
軸(5)及び移動筒(32)も導磁性材料とするのがよい(請
求項4及び8記載の発明)。
【0034】移動手段(34)は、この実施例においては、
移動筒(32)の右端部外周に形成した円筒状ラック部(32
a)に、ケース(4)の右側面に設けたブラケット(35)に枢
支したピニオン(36)を噛合し、このピニオン(36)を、ブ
ラケット(35)に固着したモータ(37)により正逆回転させ
るようにしたものとしてある。
【0035】制御装置(38)は、回転手段(2)に接続され
た第1の軸(5)の回転数(Na)を検知するセンサ(39)
と、このセンサ(39)により検知された回転数が大きいほ
ど、対向面積(W)を小とするように移動手段(34)のモー
タ(37)を制御する制御回路(制御手段)(40)とからなって
いる。
【0036】第2実施例の装置を用いると、自動車の急
加速時等に、エンジン回転数が増大し、第1の軸(5)の
回転数(Na)が大となると、制御回路(40)によりモータ
(37)が作動させられて、移動筒(32)が右方に移動させら
れ、対向面積(W)が小となる。
【0037】すると、導体板(31)を通る磁力線の数が少
なくなり、第1の軸(5)から第2の軸(6)への渦電流の
誘起によるつれ回り力が小となるので、第2の軸(6)
は、(Na)が急上昇する前とほぼ同程度の回転数(Nb)
で回転し続けることができ、被回転手段(3)に常時安定
した回転力を供給し続けることができるともに、この動
力伝達装置(1)による負荷が小となるのでエンジンの回
転力を自動車走行用の駆動力として有効に使用すること
ができる。
【0038】図2に想像線で示すものは、第1実施例の
制御装置(19)と同様の機能を、第2実施例の制御装置(3
8)に組込んだものである(請求項3記載の制御方法の発
明の実施に使用する請求項6記載の装置の実施例)。
【0039】すなわち、この制御装置(38')において
は、制御回路(制御手段)(40')に、第1の軸(5)の回転
数(Na)が大となると、対向面積(W)が小となるよう
に、また第2の軸(6)の回転数(Nb)が被回転手段(3)
に要求される回転数(No)より小となると、対向面積
(W)が大となるように、モータ(37)を自動的に制御する
機能を制御回路(制御手段)(40')に持たせてある。
【0040】このようにすると、第1実施例の欠点であ
る調整機能の遅延によるエネルギーロスの発生と、第2
実施例の欠点である被回転手段(3)に要求される回転数
(No)への追従性の悪さとの両方の欠点を同時に解決す
ることができる。
【0041】すなわち、第1実施例の制御装置(19)のみ
では、例えばエンジンの急上昇時等において、第2の軸
(6)の回転数(Nb)が実際に回転数(No)を超えなけれ
ば調整機能が働かないが、制御装置(38')によると、第
1の軸(5)の回転数(Na)が急上昇するのと同時に調整
機能が働き、第2の軸(6)が過剰に回転させられる前に
伝達される回転力を低下させることができ、エネルギー
ロスを未然に防止することができる。
【0042】また、第2実施例の制御装置(38)のみで
は、第1の軸(5)の回転数(Na)の変動に対して、第2
の軸(6)の回転数(Nb)を常時一定に保たせるだけの作
用しかないが、制御装置(38')によると、第2の軸(6)
の回転数(Nb)を被回転手段(3)に要求される回転数
(No)に近づけることができる。
【0043】図3は、請求項3記載の制御方法の発明を
実施するのに使用する請求項6記載の制御装置の実施例
(第3実施例)を示す。第3実施例においては、円板状と
した導体板(10')を、永久磁石(8)と微小間隙(D1)を
隔てて対向するようにして、第2の軸(6)の端部に固着
し、かつヨークである移動筒(9)を、単独で移動手段(1
1)により軸線方向に移動させることによって、導体板(1
0')と移動筒(9)の円板(9b)との対向距離(D2)を変化
しうるようにしてある。
【0044】このように、対向距離(D2)を変化させる
ことによっても、導体板(10')を通る磁力線を増減し、
渦電流の誘起によるつれ回り力を変化させて、第1の軸
(5)から第2の軸(6)へ伝達される回転力を調節するこ
とができる。
【0045】制御装置(38')は、図2に想像線で示すも
のと実線で示すセンサ(39)とを組合せた上述のものと同
一としてある。第3実施例のような構成としても、第2
実施例のものと同様の制御方法を実施できるとともに、
同様の作用及び効果を奏することができる。
【0046】本発明は、以上の実施例の他にも、幾多の
変化変形が可能である。例えば、永久磁石と導体板との
関係を、図1に示す第1実施例のものとし、移動手段の
構成を図2に示す第2実施例のものと同一とし、かつ制
御装置を図3に示す第3実施例のものと同一とするよう
に、上記3つの実施例の各部の構成を組み替えたり、付
加したりして実施することもできる。
【0047】また、永久磁石に代えて電磁石を用いるこ
ともできる。さらに、本発明は、自動車のエンジンから
補機への動力伝達装置としてだけでなく、主回転源(回
転手段)から必要な回転力だけを取出して、被回転手段
に伝達するあらゆる動力伝達装置に適用することができ
る。
【0048】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明による
と、被回転手段に必要な回転力を、回転手段の回転数の
大小に拘らず、常に過不足なく安定して回転手段から取
出すことができ、エネルギーロスを少なくすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す概略縦断正面図であ
る。
【図2】本発明の第2実施例を示す概略縦断正面図であ
る。
【図3】本発明の第3実施例を示す概略縦断正面図であ
る。
【符号の説明】
(1)動力伝達装置 (2)回転手段 (3)被回転手段 (4)ケース (5)第1の軸 (6)第2の軸 (6a)スプライン (7)円板 (8)永久磁石 (9)移動筒 (9a)スプライン孔 (9b)円板 (9c)(9d)拡径フランジ (10)(10')導体
板 (11)移動手段 (12)支持体 (13)リンク (13a)球頭部 (14)軸 (15)油圧シリン
ダ (16)ピストンロッド (17)ピン (18)長孔 (19)制御装置 (20)センサ (21)所望回転数
決定回路 (22)制御回路(制御手段) (23)測定手段 (24)決定回路 (30)円筒体 (31)導体板 (32)移動筒 (32a)ラック部 (33)永久磁石 (34)移動手段 (35)ブラケット (36)ピニオン (37)モータ (38)(38')制御装置 (39)センサ (40)(40')制御回路(制御手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対回転可能な2軸のうちの一方に磁石
    を、かつ他方に、前記磁石と対向して、該磁石により誘
    起される渦電流により磁石につれ回されるようにした非
    磁性導体板を設けるとともに、前記導体板における磁石
    と反対側の面に対向するように磁性体のヨークを配設し
    てなる渦電流継手における前記2軸の一方を、回転手段
    に、かつ他方を被回転手段にそれぞれ接続し、前記磁
    石、導体板及びヨークのうちいずれか1又は2の部材
    を、残りの部材との対向距離又は対向面積が変化するよ
    うに移動可能とした動力伝達装置の制御方法であって、 被回転手段に要求される回転数と被回転手段に接続され
    た軸の実際の回転数との差に基づいて、その差が大きい
    ほど、前記対向距離を小とし、又は対向面積を大とする
    ように前記磁石、導体板及びヨークのうちいずれか1又
    は2の部材を、残りの部材に対して移動させることを特
    徴とする動力伝達装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 相対回転可能な2軸のうちの一方に磁石
    を、かつ他方に、前記磁石と対向して、該磁石により誘
    起される渦電流により磁石につれ回されるようにした非
    磁性導体板を設けるとともに、前記導体板における磁石
    と反対側の面に対向するように磁性体のヨークを配設し
    てなる渦電流継手における前記2軸の一方を、回転手段
    に、かつ他方を被回転手段にそれぞれ接続し、前記磁
    石、導体板及びヨークのうちいずれか1又は2の部材
    を、残りの部材との対向距離又は対向面積が変化するよ
    うに移動可能とした動力伝達装置の制御方法であって、 回転手段に接続された軸の回転数に基づいて、その回転
    数が大きいほど、前記対向距離を大とし、又は対向面積
    を小とするように前記磁石、導体板及びヨークのうちい
    ずれか1又は2の部材を、残りの部材に対して移動させ
    ることを特徴とする動力伝達装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 相対回転可能な2軸のうちの一方に磁石
    を、かつ他方に、前記磁石と対向して、該磁石により誘
    起される渦電流により磁石につれ回されるようにした非
    磁性導体板を設けるとともに、前記導体板における磁石
    と反対側の面に対向するように磁性体のヨークを配設し
    てなる渦電流継手における前記2軸の一方を、回転手段
    に、かつ他方を被回転手段にそれぞれ接続し、前記磁
    石、導体板及びヨークのうちいずれか1又は2の部材
    を、残りの部材との対向距離又は対向面積が変化するよ
    うに移動可能とした動力伝達装置の制御方法であって、 被回転手段に要求される回転数と被回転手段に接続され
    た軸の実際の回転数との差に基づいて、その差が大きい
    ほど、前記対向距離を小とし、又は対向面積を大とする
    ように前記磁石、導体板及びヨークのうちいずれか1又
    は2の部材を、残りの部材に対して移動させるさせると
    ともに、回転手段に接続された軸の回転数に基づいて、
    その回転数が大きいほど、前記対向距離を大とし、又は
    対向面積を小とするように前記磁石、導体板及びヨーク
    のうちいずれか1又は2の部材を、残りの部材に対して
    移動させることを特徴とする動力伝達装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 相対回転可能な2軸のうちの一方に磁石
    を、かつ他方に、前記磁石と対向して、該磁石により誘
    起される渦電流により磁石につれ回されるようにした非
    磁性導体板を設けるとともに、前記導体板における磁石
    と反対側の面に対向するように磁性体のヨークを配設し
    てなる渦電流継手における前記2軸の一方を、回転手段
    に、かつ他方を被回転手段にそれぞれ接続し、前記磁
    石、導体板及びヨークのうちいずれか1又は2の部材
    を、残りの部材との対向距離又は対向面積が変化するよ
    うに移動可能とし、かつその移動可能とした部材を移動
    させる移動手段を設けた動力伝達装置の制御装置であっ
    て、 被回転手段に接続された軸の回転数を検知するセンサ
    と、被回転手段に要求される回転数と前記センサにより
    検知された回転数との差に基づいて、その差が大きいほ
    ど、前記対向距離を小とし、又は対向面積を大とするよ
    うに移動手段を制御する制御手段とを備えることを特徴
    とする動力伝達装置の制御装置。
  5. 【請求項5】 相対回転可能な2軸のうちの一方に磁石
    を、かつ他方に、前記磁石と対向して、該磁石により誘
    起される渦電流により磁石につれ回されるようにした非
    磁性導体板を設けるとともに、前記導体板における磁石
    と反対側の面に対向するように磁性体のヨークを配設し
    てなる渦電流継手における前記2軸の一方を、回転手段
    に、かつ他方を被回転手段にそれぞれ接続し、前記磁
    石、導体板及びヨークのうちいずれか1又は2の部材
    を、残りの部材との対向距離又は対向面積が変化するよ
    うに移動可能とし、かつその移動可能とした部材を移動
    させる移動手段を設けた動力伝達装置の制御装置であっ
    て、 回転手段に接続された軸の回転数を検知するセンサと、
    該センサにより検知された回転数が大きいほど、前記対
    向距離を大とし、又は対向面積を小とするように移動手
    段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする動力
    伝達装置の制御装置。
  6. 【請求項6】 相対回転可能な2軸のうちの一方に磁石
    を、かつ他方に、前記磁石と対向して、該磁石により誘
    起される渦電流により磁石につれ回されるようにした非
    磁性導体板を設けるとともに、前記導体板における磁石
    と反対側の面に対向するように磁性体のヨークを配設し
    てなる渦電流継手における前記2軸の一方を、回転手段
    に、かつ他方を被回転手段にそれぞれ接続し、前記磁
    石、導体板及びヨークのうちいずれか1又は2の部材
    を、残りの部材との対向距離又は対向面積が変化するよ
    うに移動可能とし、かつその移動可能とした部材を移動
    させる移動手段を設けた動力伝達装置の制御装置であっ
    て、 回転手段に接続された軸の回転数を検知する第1センサ
    と、被回転手段に接続された軸の回転数を検知する第2
    センサと、前記第1センサにより検知された回転数が大
    きいほど、前記対向距離を大とし、又は対向面積を小と
    するように移動手段を制御するとともに、被回転手段に
    要求される回転数と前記第2センサにより検知された回
    転数との差に基づいて、その差が大きいほど、前記対向
    距離を小とし、又は対向面積を大とするように移動手段
    を制御する制御手段とを備えることを特徴とする動力伝
    達装置の制御装置。
  7. 【請求項7】 動力伝達装置が、自動車エンジンに備え
    られたオルターネータ等の補機に、エンジンからの動力
    を調整して伝達するものであり、渦電流継手における2
    軸の一方が、エンジンの駆動力によって回転する回転体
    に、かつ他方が、補機の入力軸にそれぞれ接続されてい
    る請求項4〜6のいずれかに記載の動力伝達装置の制御
    装置。
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