JPH05252644A - 低電圧しゃ断器 - Google Patents
低電圧しゃ断器Info
- Publication number
- JPH05252644A JPH05252644A JP4910592A JP4910592A JPH05252644A JP H05252644 A JPH05252644 A JP H05252644A JP 4910592 A JP4910592 A JP 4910592A JP 4910592 A JP4910592 A JP 4910592A JP H05252644 A JPH05252644 A JP H05252644A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- voltage
- starting
- circuit
- emitter
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- Withdrawn
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- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】パストランジスタの発生熱量を小さくした低電
圧しゃ断器を提供する。 【構成】この低電圧しゃ断器は、ベース電流に制御され
る駆動トランジスタ５の開閉によってパストランジスタ
４をＯＮ／ＯＦＦして電源の入力端１と出力端２とを低
電圧時にしゃ断する。起動用トランジスタ６は、信号入
力端２からの正・負のパルス入力によってこの回路を起
動・停止させる。また、ツェナーダイオード７は低電圧
しゃ断のための基準電圧を発生し、トランジスタ６は、
この電圧と出力端３の出力電圧が抵抗器８および９によ
って分圧された電圧とを比較して低電圧しゃ断機能を発
動させる。この回路の特徴は駆動トランジスタ５のコレ
クタが抵抗器１１を介してツェナーダイオード７のカソ
ードに接続されているところにある。
圧しゃ断器を提供する。 【構成】この低電圧しゃ断器は、ベース電流に制御され
る駆動トランジスタ５の開閉によってパストランジスタ
４をＯＮ／ＯＦＦして電源の入力端１と出力端２とを低
電圧時にしゃ断する。起動用トランジスタ６は、信号入
力端２からの正・負のパルス入力によってこの回路を起
動・停止させる。また、ツェナーダイオード７は低電圧
しゃ断のための基準電圧を発生し、トランジスタ６は、
この電圧と出力端３の出力電圧が抵抗器８および９によ
って分圧された電圧とを比較して低電圧しゃ断機能を発
動させる。この回路の特徴は駆動トランジスタ５のコレ
クタが抵抗器１１を介してツェナーダイオード７のカソ
ードに接続されているところにある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電源電圧が低下すると負
荷への電源供給を停止する低電圧しゃ断器に関し、特に
起動・停止機能を有する低電力消費の低電圧しゃ断器に
関する。
荷への電源供給を停止する低電圧しゃ断器に関し、特に
起動・停止機能を有する低電力消費の低電圧しゃ断器に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の低電圧しゃ断器を図２に
示す回路図を参照して説明する。この低電圧しゃ断器
は、エミッタが電源の入力端１に接続されコレクタが電
源の出力端３に接続されたバイポーラトランジスタ（パ
ストランジスタ）４と、エミッタがバイポーラトランジ
スタ４のベースに接続されコレクタがトランジスタ４の
コレクタに接続された駆動トランジスタ５と、ベースが
回路起動用の正電圧のパルス信号および回路停止用の負
電圧のパルス信号の入力端（信号入力端）２に接続され
コレクタ電流を抵抗器１０を介して駆動トランジスタ５
のベースに供給する起動用トランジスタ６と、カソード
が起動用トランジスタ６のエミッタに接続されアノード
が接地され起動用トランジスタ６のエミッタをレベルシ
フトするとともに基準電圧を生じるツェナーダイオード
７と、出力端３の電圧に基づく出力対応電圧を前記起動
用トランジスタのベースにさらに供給する抵抗器８およ
び９からなる出力電圧の分圧回路とを有している。
示す回路図を参照して説明する。この低電圧しゃ断器
は、エミッタが電源の入力端１に接続されコレクタが電
源の出力端３に接続されたバイポーラトランジスタ（パ
ストランジスタ）４と、エミッタがバイポーラトランジ
スタ４のベースに接続されコレクタがトランジスタ４の
コレクタに接続された駆動トランジスタ５と、ベースが
回路起動用の正電圧のパルス信号および回路停止用の負
電圧のパルス信号の入力端（信号入力端）２に接続され
コレクタ電流を抵抗器１０を介して駆動トランジスタ５
のベースに供給する起動用トランジスタ６と、カソード
が起動用トランジスタ６のエミッタに接続されアノード
が接地され起動用トランジスタ６のエミッタをレベルシ
フトするとともに基準電圧を生じるツェナーダイオード
７と、出力端３の電圧に基づく出力対応電圧を前記起動
用トランジスタのベースにさらに供給する抵抗器８およ
び９からなる出力電圧の分圧回路とを有している。
【０００３】図２の低電圧しゃ断器では、トランジスタ
６のベースに信号入力端２から正パルス信号を印加させ
ることにより回路を起動させる。また、入力端１の電圧
が低くなると、トランジスタ１のコレクタ電圧（出力端
３の電圧）が低くなり、従ってトランジスタ６のベース
電圧が低くなり、この電圧がツェナーダイオード７のカ
ソードに生じる基準電圧より低くなるとトランジスタ６
がＯＦＦとなり、この回路は低電圧しゃ断機能を発動す
る。
６のベースに信号入力端２から正パルス信号を印加させ
ることにより回路を起動させる。また、入力端１の電圧
が低くなると、トランジスタ１のコレクタ電圧（出力端
３の電圧）が低くなり、従ってトランジスタ６のベース
電圧が低くなり、この電圧がツェナーダイオード７のカ
ソードに生じる基準電圧より低くなるとトランジスタ６
がＯＦＦとなり、この回路は低電圧しゃ断機能を発動す
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この従来の低電圧しゃ
断器では、パストランジスタを通る負荷電流が大電流と
なる場合には、上記トランジスタのエミッタ・コレクタ
間の飽和電圧が１ｖ程度になり、このトランジスタのデ
ィレーティングを十分とることができなかった。また、
熱設計上、大型の放熱板を取りつけなくてはならないと
いう欠点があった。
断器では、パストランジスタを通る負荷電流が大電流と
なる場合には、上記トランジスタのエミッタ・コレクタ
間の飽和電圧が１ｖ程度になり、このトランジスタのデ
ィレーティングを十分とることができなかった。また、
熱設計上、大型の放熱板を取りつけなくてはならないと
いう欠点があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の低電圧しゃ断器
は、エミッタが電源の入力端とされコレクタが前記電源
の出力端とされるバイポーラトランジスタと、エミッタ
が前記バイポーラトランジスタのベースに接続された駆
動トランジスタと、ベースが回路起動用の正電圧のパル
ス信号および回路停止用の負電圧のパルス信号の入力端
とされコレクタ電流を前記駆動トランジスタのベースに
供給する起動用トランジスタと、カソードが前記起動用
トランジスタのエミッタに接続され前記起動用トランジ
スタのエミッタをレベルシフトするとともに基準電圧を
生じるツェナーダイオードと、前記出力端の電圧に基づ
く出力対応電圧を前記起動用トランジスタのベースにさ
らに供給する出力対応電圧作成手段とを有し、前記基準
電圧と前記出力対応電圧とを比較して前記バイポーラト
ランジスタを開閉する低電圧しゃ断器において、前記駆
動トランジスタのコレクタが抵抗器を介して前記ツェナ
ーダイオードのカソードに接続されている。
は、エミッタが電源の入力端とされコレクタが前記電源
の出力端とされるバイポーラトランジスタと、エミッタ
が前記バイポーラトランジスタのベースに接続された駆
動トランジスタと、ベースが回路起動用の正電圧のパル
ス信号および回路停止用の負電圧のパルス信号の入力端
とされコレクタ電流を前記駆動トランジスタのベースに
供給する起動用トランジスタと、カソードが前記起動用
トランジスタのエミッタに接続され前記起動用トランジ
スタのエミッタをレベルシフトするとともに基準電圧を
生じるツェナーダイオードと、前記出力端の電圧に基づ
く出力対応電圧を前記起動用トランジスタのベースにさ
らに供給する出力対応電圧作成手段とを有し、前記基準
電圧と前記出力対応電圧とを比較して前記バイポーラト
ランジスタを開閉する低電圧しゃ断器において、前記駆
動トランジスタのコレクタが抵抗器を介して前記ツェナ
ーダイオードのカソードに接続されている。
【０００６】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００７】図１は本発明の一実施例の回路図である。
この低電圧しゃ断器の構成は、図２の従来技術の低電圧
しゃ断回路と基本的には同じであるが、駆動トランジス
タ５のコレクタを抵抗器１１を介してダイオード７のカ
ソード側に接続する。
この低電圧しゃ断器の構成は、図２の従来技術の低電圧
しゃ断回路と基本的には同じであるが、駆動トランジス
タ５のコレクタを抵抗器１１を介してダイオード７のカ
ソード側に接続する。
【０００８】この低電圧しゃ断器の機能も図２の従来技
術の回路とほぼ同じであり、入力端１への入力電圧が低
下すると、トランジスタ４のコレクタ電圧が低下し、従
ってトランジスタ６のベース電圧が低下する。トランジ
スタ６のベース電圧がツェナーダイオード７の基準電圧
以下になるとトランジスタ６は開状態となり、これに伴
なってトランジスタ４が開状態となり、低電圧しゃ断機
能が発動する。
術の回路とほぼ同じであり、入力端１への入力電圧が低
下すると、トランジスタ４のコレクタ電圧が低下し、従
ってトランジスタ６のベース電圧が低下する。トランジ
スタ６のベース電圧がツェナーダイオード７の基準電圧
以下になるとトランジスタ６は開状態となり、これに伴
なってトランジスタ４が開状態となり、低電圧しゃ断機
能が発動する。
【０００９】ところで、この回路におけるトランジスタ
４のコレクタ・エミッタ間の電圧は、トランジスタ４お
よび５のコレクタ同士が接続されていないため、本来の
飽和時の電圧０．２ｖ程度になり、上記トランジスタ４
の発生熱量は小さくなる。
４のコレクタ・エミッタ間の電圧は、トランジスタ４お
よび５のコレクタ同士が接続されていないため、本来の
飽和時の電圧０．２ｖ程度になり、上記トランジスタ４
の発生熱量は小さくなる。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、駆動トラ
ンジスタのコレクタをツェナーダイオードのカソードに
接続することによって、上記パストランジスタの開状態
におけるエミッタ・コレクタ間の電圧を約０．２ｖとす
ることができ、このパストランジスタの発生熱量を小さ
くすることができる。そのため、パストランジスタ用に
大型の放熱板の必要もなく、発生熱量が小さいのでパス
トランジスタのジャンクションの温度上昇も小さく十分
なディレーティングがとれ高信頼度が実現できる。また
放熱板の必要がないので、回路の小型化、軽量化も実現
できる効果もある。
ンジスタのコレクタをツェナーダイオードのカソードに
接続することによって、上記パストランジスタの開状態
におけるエミッタ・コレクタ間の電圧を約０．２ｖとす
ることができ、このパストランジスタの発生熱量を小さ
くすることができる。そのため、パストランジスタ用に
大型の放熱板の必要もなく、発生熱量が小さいのでパス
トランジスタのジャンクションの温度上昇も小さく十分
なディレーティングがとれ高信頼度が実現できる。また
放熱板の必要がないので、回路の小型化、軽量化も実現
できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例の回路図である。
【図２】従来の低電圧しゃ断器の回路図である。
１ 入力端 ２ 出力端 ３ 信号入力端 ４ バイポーラトランジスタ ５ 駆動トランジスタ ６ 起動用トランジスタ ７ ツェナーダイオード ８〜１１ 抵抗器
Claims (1)
- 【請求項１】 エミッタが電源の入力端とされコレクタ
が前記電源の出力端とされるバイポーラトランジスタ
と、エミッタが前記バイポーラトランジスタのベースに
接続された駆動トランジスタと、ベースが回路起動用の
正電圧のパルス信号および回路停止用の負電圧のパルス
信号の入力端とされコレクタ電流を前記駆動トランジス
タのベースに供給する起動用トランジスタと、カソード
が前記起動用トランジスタのエミッタに接続され前記起
動用トランジスタのエミッタをレベルシフトするととも
に基準電圧を生じるツェナーダイオードと、前記出力端
の電圧に基づく出力対応電圧を前記起動用トランジスタ
のベースにさらに供給する出力対応電圧作成手段とを有
し、前記基準電圧と前記出力対応電圧とを比較して前記
バイポーラトランジスタを開閉する低電圧しゃ断器にお
いて、前記駆動トランジスタのコレクタが抵抗器を介し
て前記ツェナーダイオードのカソードに接続されること
を特徴とする低電圧しゃ断器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4910592A JPH05252644A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 低電圧しゃ断器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4910592A JPH05252644A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 低電圧しゃ断器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05252644A true JPH05252644A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12821805
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4910592A Withdrawn JPH05252644A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 低電圧しゃ断器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05252644A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101029569B1 (ko) * | 2009-06-24 | 2011-04-15 | 대동전자(주) | 순시전류가 발생시에 차단기의 차단시간을 개선한 회로차단기 |
-
1992
- 1992-03-06 JP JP4910592A patent/JPH05252644A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101029569B1 (ko) * | 2009-06-24 | 2011-04-15 | 대동전자(주) | 순시전류가 발생시에 차단기의 차단시간을 개선한 회로차단기 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |