JPH05252622A - 金属カプセル型ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
金属カプセル型ガス絶縁開閉装置Info
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- JPH05252622A JPH05252622A JP35024692A JP35024692A JPH05252622A JP H05252622 A JPH05252622 A JP H05252622A JP 35024692 A JP35024692 A JP 35024692A JP 35024692 A JP35024692 A JP 35024692A JP H05252622 A JPH05252622 A JP H05252622A
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- shut
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- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/60—Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
- H01H33/66—Vacuum switches
- H01H33/666—Operating arrangements
- H01H33/6661—Combination with other type of switch, e.g. for load break switches
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B—BOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B13/00—Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle
- H02B13/02—Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle with metal casing
- H02B13/035—Gas-insulated switchgear
- H02B13/0354—Gas-insulated switchgear comprising a vacuum switch
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B—BOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B13/00—Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle
- H02B13/02—Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle with metal casing
- H02B13/035—Gas-insulated switchgear
- H02B13/0358—Connections to in or out conductors
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B—BOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B13/00—Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle
- H02B13/02—Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle with metal casing
- H02B13/035—Gas-insulated switchgear
- H02B13/065—Means for detecting or reacting to mechanical or electrical defects
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/02—Details
- H01H33/53—Cases; Reservoirs, tanks, piping or valves, for arc-extinguishing fluid; Accessories therefor, e.g. safety arrangements, pressure relief devices
- H01H33/56—Gas reservoirs
- H01H2033/568—Gas reservoirs with overpressure release, e.g. rupture membranes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
- Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造を基本的に変更することなくケーブルヘ
ッドケーシングの保護を改善する。 【構成】 遮断室ケーシング４とこの遮断器ケーシング
４に接続されるケーブルヘッドケーシング１６との間
に、絶縁ガス通流の為の貫通孔２２を有する支持碍子１
４を設ける。さらにケーブルヘッドケーシング１６内に
ケーブル導体１８の近くから始まり、ほぼ直角状に偏向
して遮断室ケーシング４に通じるガス通路２４を設け
る。
ッドケーシングの保護を改善する。 【構成】 遮断室ケーシング４とこの遮断器ケーシング
４に接続されるケーブルヘッドケーシング１６との間
に、絶縁ガス通流の為の貫通孔２２を有する支持碍子１
４を設ける。さらにケーブルヘッドケーシング１６内に
ケーブル導体１８の近くから始まり、ほぼ直角状に偏向
して遮断室ケーシング４に通じるガス通路２４を設け
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ケーブルヘッドケー
シングと、これに続く遮断室ケーシングと、ケーブルヘ
ッドケーシングと遮断室ケーシングとの間に配置され、
遮断室を支持する支持体のための支持碍子とを備え、こ
の支持碍子はケーブル導体のための接続体を収容しかつ
絶縁ガスのための貫通孔を有し、さらに遮断室ケーシン
グは減圧装置を備えている金属カプセル型ガス絶縁開閉
装置に関する。
シングと、これに続く遮断室ケーシングと、ケーブルヘ
ッドケーシングと遮断室ケーシングとの間に配置され、
遮断室を支持する支持体のための支持碍子とを備え、こ
の支持碍子はケーブル導体のための接続体を収容しかつ
絶縁ガスのための貫通孔を有し、さらに遮断室ケーシン
グは減圧装置を備えている金属カプセル型ガス絶縁開閉
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の開閉装置は、ドイツ連邦共和国
の会社刊行物であるシーメンス「３６ｋＶまでの電力遮
断室固定設備カタログＨＡ３５.1−１９８６」及びドイ
ツ連邦共和国文献ｅｔｚ、第１０５巻（１９８４年）、
第１７号、第８９８〜９０１頁により公知である。これ
らの公知の開閉装置における貫通孔は、遮断室ケーシン
グとケーブルヘッドケーシングの間の圧力を常に平衡さ
せる役割を持っているだけではない。それは、ケーブル
ヘッドに異常アークが発生したとき、ケーブルヘッドケ
ーシングを高い圧力による破壊から防ぐことをも狙った
ものである。この場合圧力緩和は遮断室ケーシングの方
向に行われる。そしてそこの圧力も許容限界を越える
と、そこにある減圧装置が動作して装置全体を保護する
ようになっている。
の会社刊行物であるシーメンス「３６ｋＶまでの電力遮
断室固定設備カタログＨＡ３５.1−１９８６」及びドイ
ツ連邦共和国文献ｅｔｚ、第１０５巻（１９８４年）、
第１７号、第８９８〜９０１頁により公知である。これ
らの公知の開閉装置における貫通孔は、遮断室ケーシン
グとケーブルヘッドケーシングの間の圧力を常に平衡さ
せる役割を持っているだけではない。それは、ケーブル
ヘッドに異常アークが発生したとき、ケーブルヘッドケ
ーシングを高い圧力による破壊から防ぐことをも狙った
ものである。この場合圧力緩和は遮断室ケーシングの方
向に行われる。そしてそこの圧力も許容限界を越える
と、そこにある減圧装置が動作して装置全体を保護する
ようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、上
述のような金属カプセル型ガス絶縁開閉装置を基本とし
て、ケーブルヘッドケーシングの保護をその構造を基本
的に変更することなくさらに改善することにある。
述のような金属カプセル型ガス絶縁開閉装置を基本とし
て、ケーブルヘッドケーシングの保護をその構造を基本
的に変更することなくさらに改善することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、この発明によれば、上述のような金属カプセル型ガ
ス絶縁開閉装置において、貫通孔と接続体との間の空間
に、ケーブル接続体の近くから始まり、ケーブルヘッド
ケーシングと遮断室ケーシングとを連通するガス通路を
設ける。このガス通路によってガスの通流のために用意
される断面が拡大されるだけではない。特に、経験上異
常アークが発生することの多いケーブル導体の近くにガ
ス流が生成されることが重要である。発生する故障の種
類に応じて種々の現象が起こり得る。即ち、異常アーク
が弱ければそのアークは恐らくはそれ自体により生ずる
ガス流によって消弧する。またより強いアークはその場
合またより強いガス流により遮断室ケーシングに移さ
れ、そこでさらに貫通孔を通って延びてくるガス流に曝
される。それでもなおアークが消えない場合には、最後
に減圧装置が動作して開閉装置の保護を行う。アーク自
身によって生じる消弧媒体流をアークに吹きつけてアー
クを消すこと自体は、ガス遮断室において例えばドイツ
連邦共和国特許出願公開第３４２５６３６号明細書によ
って公知である。しかしながらガス遮断室においては開
閉アークの行程は特別に形成された接触子によって規定
され、流体力学的に適切な消弧装置の使用を可能にする
ものである。これに対してケーブルヘッドケーシングに
おける事故アークの発生点は統計的な法則に従うもので
あり、それ故目指した作用に必ずしも充分に到達するわ
けではない。それにも係わらずこの発明により設けられ
るガス通路はケーブルヘッドケーシングの保護に非常に
有効であることが実証されている。
め、この発明によれば、上述のような金属カプセル型ガ
ス絶縁開閉装置において、貫通孔と接続体との間の空間
に、ケーブル接続体の近くから始まり、ケーブルヘッド
ケーシングと遮断室ケーシングとを連通するガス通路を
設ける。このガス通路によってガスの通流のために用意
される断面が拡大されるだけではない。特に、経験上異
常アークが発生することの多いケーブル導体の近くにガ
ス流が生成されることが重要である。発生する故障の種
類に応じて種々の現象が起こり得る。即ち、異常アーク
が弱ければそのアークは恐らくはそれ自体により生ずる
ガス流によって消弧する。またより強いアークはその場
合またより強いガス流により遮断室ケーシングに移さ
れ、そこでさらに貫通孔を通って延びてくるガス流に曝
される。それでもなおアークが消えない場合には、最後
に減圧装置が動作して開閉装置の保護を行う。アーク自
身によって生じる消弧媒体流をアークに吹きつけてアー
クを消すこと自体は、ガス遮断室において例えばドイツ
連邦共和国特許出願公開第３４２５６３６号明細書によ
って公知である。しかしながらガス遮断室においては開
閉アークの行程は特別に形成された接触子によって規定
され、流体力学的に適切な消弧装置の使用を可能にする
ものである。これに対してケーブルヘッドケーシングに
おける事故アークの発生点は統計的な法則に従うもので
あり、それ故目指した作用に必ずしも充分に到達するわ
けではない。それにも係わらずこの発明により設けられ
るガス通路はケーブルヘッドケーシングの保護に非常に
有効であることが実証されている。
【０００５】ガス通路は支持碍子とこれに対向する支持
体の底面との間にスペーサを挿入することにより非常に
容易に形成することができる。さらにガス通路の遮断室
ケーシングへの出口を貫通孔の近くに配置することによ
り、この貫通孔を通るガス流とガス通路を通るガス流と
がほぼ直角に衝突することになり、それ故事故アークの
消弧に好ましい条件が成立する。
体の底面との間にスペーサを挿入することにより非常に
容易に形成することができる。さらにガス通路の遮断室
ケーシングへの出口を貫通孔の近くに配置することによ
り、この貫通孔を通るガス流とガス通路を通るガス流と
がほぼ直角に衝突することになり、それ故事故アークの
消弧に好ましい条件が成立する。
【０００６】前述のような種類の構成はドイツ連邦共和
国特許出願公開第２８１３６９３号明細書による開閉装
置と幾分類似性がある。この公知の構成においては開閉
装置に内蔵される絶縁ガス自体を異常アークに対する消
弧媒体として利用している。しかしその場合ガス流は開
閉装置のケーシングの圧力緩和部の範囲にノズル状に形
成された減圧通路中に生成される。この公知の装置は従
って減圧装置が動作する大きな過圧のときにのみ有効と
なる。これに対してこの発明は、必ずしもいかなる場合
にも減圧装置が動作する必要がないように内部の安全性
を高めている点で本質的である。さらに前記の公開公報
による開閉装置は唯一のガス空間を備えるものであり、
この発明の基礎となった、２つの異なって作られかつ異
なった大きさのガス空間が結合されたものに関するもの
ではない。
国特許出願公開第２８１３６９３号明細書による開閉装
置と幾分類似性がある。この公知の構成においては開閉
装置に内蔵される絶縁ガス自体を異常アークに対する消
弧媒体として利用している。しかしその場合ガス流は開
閉装置のケーシングの圧力緩和部の範囲にノズル状に形
成された減圧通路中に生成される。この公知の装置は従
って減圧装置が動作する大きな過圧のときにのみ有効と
なる。これに対してこの発明は、必ずしもいかなる場合
にも減圧装置が動作する必要がないように内部の安全性
を高めている点で本質的である。さらに前記の公開公報
による開閉装置は唯一のガス空間を備えるものであり、
この発明の基礎となった、２つの異なって作られかつ異
なった大きさのガス空間が結合されたものに関するもの
ではない。
【０００７】ガス絶縁開閉装置の容器の壁厚を局部的に
厚くすること自体は公知である。これによって事故によ
りアークが発生したときにこのアークによる焼損に対し
て高い耐性を持つ部分が作られる。このような壁厚の厚
い部分はまたこの発明との関連においても有効に適用さ
れる。このような壁厚の厚い部分は遮断室ケーシングの
ガス通路の出口近くに設けるのがよい。
厚くすること自体は公知である。これによって事故によ
りアークが発生したときにこのアークによる焼損に対し
て高い耐性を持つ部分が作られる。このような壁厚の厚
い部分はまたこの発明との関連においても有効に適用さ
れる。このような壁厚の厚い部分は遮断室ケーシングの
ガス通路の出口近くに設けるのがよい。
【０００８】
【実施例】以下に図を参照してこの発明を詳しく説明す
る。図１は真空遮断室を備えた金属カプセル型ガス開閉
装置を要部を開いて示す。図２はスペーサを載置した支
持碍子の平面を示す。
る。図１は真空遮断室を備えた金属カプセル型ガス開閉
装置を要部を開いて示す。図２はスペーサを載置した支
持碍子の平面を示す。
【０００９】図１に示される金属カプセル型ガス絶縁開
閉装置１はほぼ３６ｋＶまでの電圧範囲に適用されるも
のであり、絶縁ガスとして六フッ化硫黄（ＳＦ6 ）を内
蔵している。一部切欠いて示した上部のケーシング２に
は母線導体が配置され、この母線導体は公知の方法で図
示してない断路器を介して遮断室として用いられる真空
バルブ３に接続されている。真空バルブ３は、同様にそ
れ自体公知の、従って図示してない駆動装置とともに電
力遮断室を形成している。遮断室ケーシング４は真空バ
ルブ３を駆動装置とともに収納している。図では特に二
股レバー５、連結ロッド６、及びクランク８を備えた開
閉軸７が示されている。開閉軸７は気密にケーシング外
に導出されており、そこで適当な方法で前述の駆動装置
に接続されている。母線導体もしくは母線断路器と真空
バルブ３の可動電極ロッド１１との間の電気的接続は帯
状導体１０により行われている。
閉装置１はほぼ３６ｋＶまでの電圧範囲に適用されるも
のであり、絶縁ガスとして六フッ化硫黄（ＳＦ6 ）を内
蔵している。一部切欠いて示した上部のケーシング２に
は母線導体が配置され、この母線導体は公知の方法で図
示してない断路器を介して遮断室として用いられる真空
バルブ３に接続されている。真空バルブ３は、同様にそ
れ自体公知の、従って図示してない駆動装置とともに電
力遮断室を形成している。遮断室ケーシング４は真空バ
ルブ３を駆動装置とともに収納している。図では特に二
股レバー５、連結ロッド６、及びクランク８を備えた開
閉軸７が示されている。開閉軸７は気密にケーシング外
に導出されており、そこで適当な方法で前述の駆動装置
に接続されている。母線導体もしくは母線断路器と真空
バルブ３の可動電極ロッド１１との間の電気的接続は帯
状導体１０により行われている。
【００１０】遮断室ケーシング４の対向する下端におい
て真空バルブ３の固定電極ロッド１２が支持体１３に支
持されており、この支持体１３自体は支持碍子１４に固
定されている。遮断室ケーシング４はその下端にフラン
ジ１５を備えており、このフランジ１５は支持碍子１４
及び同時にケーブルヘッドケーシング１６を固定するた
めに用いられる。ケーブル１７は気密にケーブルヘッド
ケーシング１６に導入されている。ケーブル導体１８は
接続体１９により支持体１３と接続されている。図１に
さらに示されるように、遮断室ケーシング４は部分的に
のみ示されている架台２０上に載置されている。
て真空バルブ３の固定電極ロッド１２が支持体１３に支
持されており、この支持体１３自体は支持碍子１４に固
定されている。遮断室ケーシング４はその下端にフラン
ジ１５を備えており、このフランジ１５は支持碍子１４
及び同時にケーブルヘッドケーシング１６を固定するた
めに用いられる。ケーブル１７は気密にケーブルヘッド
ケーシング１６に導入されている。ケーブル導体１８は
接続体１９により支持体１３と接続されている。図１に
さらに示されるように、遮断室ケーシング４は部分的に
のみ示されている架台２０上に載置されている。
【００１１】図１に示される開閉装置の異常アークによ
って損傷し易い部分としては特にケーブルヘッドがあ
る。このケーブルヘッドではケーブル導体１８或いは接
続体１９と接地されているケーブルヘッドケーシング１
６との間に閃絡が起こり易いからである。矢２１で示さ
れるこのような異常アークはケーブルヘッドケーシング
１６内に急激な著しい圧力上昇をもたらす。支持碍子１
４の面に亘って分布して配置されている貫通孔２２によ
り、遮断室ケーシング４の方向への圧力平衡が可能であ
る。そこでもなお圧力が高過ぎると、通常の方法で破裂
膜を備えることができる減圧装置２３が動作する。
って損傷し易い部分としては特にケーブルヘッドがあ
る。このケーブルヘッドではケーブル導体１８或いは接
続体１９と接地されているケーブルヘッドケーシング１
６との間に閃絡が起こり易いからである。矢２１で示さ
れるこのような異常アークはケーブルヘッドケーシング
１６内に急激な著しい圧力上昇をもたらす。支持碍子１
４の面に亘って分布して配置されている貫通孔２２によ
り、遮断室ケーシング４の方向への圧力平衡が可能であ
る。そこでもなお圧力が高過ぎると、通常の方法で破裂
膜を備えることができる減圧装置２３が動作する。
【００１２】貫通孔２２は遮断室ケーシング４の内周の
近くの円弧に沿って配置されている。構造上の理由か
ら、全体として貫通孔２２に供せられる断面積は制約さ
れている。しかし付加的なガス通路２４を設けることに
より、ケーブルヘッドケーシングが著しい負荷に際して
も許容し得る以上に負荷されることがないようにするこ
とができる。図１に示されるように、ガス通路２４は貫
通孔２２とケーブル導体１８もしくはこのケーブル導体
１８の端部が嵌め込まれる接続体１９との間の空間にあ
る。さらにこのガス通路２４は同様にケーブルヘッドケ
ーシング１６の内室を遮断室ケーシング４と連通してい
ることが示されている。その場合ガス通路２４の一方の
出口はケーブル導体１８もしくは接続体１９の近くにあ
り、またガス通路２４の他方の出口は支持碍子１４の上
方で遮断室ケーシング４に、しかも遮断室ケーシング４
の長手軸に関して半径方向に開口している。
近くの円弧に沿って配置されている。構造上の理由か
ら、全体として貫通孔２２に供せられる断面積は制約さ
れている。しかし付加的なガス通路２４を設けることに
より、ケーブルヘッドケーシングが著しい負荷に際して
も許容し得る以上に負荷されることがないようにするこ
とができる。図１に示されるように、ガス通路２４は貫
通孔２２とケーブル導体１８もしくはこのケーブル導体
１８の端部が嵌め込まれる接続体１９との間の空間にあ
る。さらにこのガス通路２４は同様にケーブルヘッドケ
ーシング１６の内室を遮断室ケーシング４と連通してい
ることが示されている。その場合ガス通路２４の一方の
出口はケーブル導体１８もしくは接続体１９の近くにあ
り、またガス通路２４の他方の出口は支持碍子１４の上
方で遮断室ケーシング４に、しかも遮断室ケーシング４
の長手軸に関して半径方向に開口している。
【００１３】矢２１で示す異常アークが生ずると、発生
した過圧は貫通孔２２及びガス通路２４を通して回避さ
れる。この場合重要なことは、アークの足点がガス通路
２４を通って流れるガス流の範囲にあるということであ
る。これにより弱いアークは消弧することができる。ア
ークの消弧が成功しないと、このアークはガス通路２４
を通るガス流により遮断室ケーシング４に移行し、そこ
で支持体１３と遮断室ケーシング４の壁２５の間でさら
に燃焼する。このアークの望ましい移動に対しては、こ
の場合ケーブル導体１８或いは接続体１９にある点弧点
から始まり支持体１３を通る連続した通路ができている
ので好ましい条件が成立している。支持碍子１４に直接
続いた遮断室ケーシング４の狭い部分２６は図示の例で
は、異常アークに対する有効寿命を高めるために壁厚を
大きく形成されている。このような部分２６はしかしな
がら不可欠なものではない。
した過圧は貫通孔２２及びガス通路２４を通して回避さ
れる。この場合重要なことは、アークの足点がガス通路
２４を通って流れるガス流の範囲にあるということであ
る。これにより弱いアークは消弧することができる。ア
ークの消弧が成功しないと、このアークはガス通路２４
を通るガス流により遮断室ケーシング４に移行し、そこ
で支持体１３と遮断室ケーシング４の壁２５の間でさら
に燃焼する。このアークの望ましい移動に対しては、こ
の場合ケーブル導体１８或いは接続体１９にある点弧点
から始まり支持体１３を通る連続した通路ができている
ので好ましい条件が成立している。支持碍子１４に直接
続いた遮断室ケーシング４の狭い部分２６は図示の例で
は、異常アークに対する有効寿命を高めるために壁厚を
大きく形成されている。このような部分２６はしかしな
がら不可欠なものではない。
【００１４】図１から分るように、ガス通路２４及び貫
通孔２２を通るガス流はほぼ直角に交差している。これ
によってもまたそれほど強くないアークの消弧は促進さ
れる。消弧が成功しないと、圧力波は急速に広がり、減
圧装置２３が直接動作する。
通孔２２を通るガス流はほぼ直角に交差している。これ
によってもまたそれほど強くないアークの消弧は促進さ
れる。消弧が成功しないと、圧力波は急速に広がり、減
圧装置２３が直接動作する。
【００１５】図２には貫通孔２２の配置及びガス通路２
４の形成について詳細に示す。全体で４個の貫通孔２２
が設けられている。中央の開口２７の周囲には同様に４
個のボルト用ねじ孔２８が配置され、このねじ孔は支持
体１３と支持碍子１４とを接続するために用いられる。
このボルトの１つ２９が図１に示されている。円板形状
をしたスペーサ３０は支持碍子１４の上に載置され、ボ
ルト２９により貫通されている。このようにしてガス通
路２４の半径方向に延びる部分が形成され、この部分は
スペーサ３０によってのみ局部的に狭められている。ガ
ス通路２４の軸方向に延びる部分は中央の開口２７を、
図１で支持体１３の底面３１に固定されている接続体１
９に対して寸法大とすることにより生ずる。スペーサ３
０の高さによりガス通路２４（図１）の断面は決まる。
それ故望ましいガス流は簡単に制御できる。
４の形成について詳細に示す。全体で４個の貫通孔２２
が設けられている。中央の開口２７の周囲には同様に４
個のボルト用ねじ孔２８が配置され、このねじ孔は支持
体１３と支持碍子１４とを接続するために用いられる。
このボルトの１つ２９が図１に示されている。円板形状
をしたスペーサ３０は支持碍子１４の上に載置され、ボ
ルト２９により貫通されている。このようにしてガス通
路２４の半径方向に延びる部分が形成され、この部分は
スペーサ３０によってのみ局部的に狭められている。ガ
ス通路２４の軸方向に延びる部分は中央の開口２７を、
図１で支持体１３の底面３１に固定されている接続体１
９に対して寸法大とすることにより生ずる。スペーサ３
０の高さによりガス通路２４（図１）の断面は決まる。
それ故望ましいガス流は簡単に制御できる。
【００１６】図２による支持碍子１４のさらにもう１つ
の特徴は、遮断室ケーシング４、支持碍子１４及びケー
ブルヘッドケーシング１６を接続するためのボルトのた
めの孔３２を備えていることである。この孔３２は支持
碍子１４のほぼ正方形の輪郭内のリング面３３に設けら
れている。
の特徴は、遮断室ケーシング４、支持碍子１４及びケー
ブルヘッドケーシング１６を接続するためのボルトのた
めの孔３２を備えていることである。この孔３２は支持
碍子１４のほぼ正方形の輪郭内のリング面３３に設けら
れている。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の実施例の一部を切欠いた断面図。
【図２】この発明で用いられるスペーサを載置した支持
碍子の平面図。
碍子の平面図。
１ 金属カプセル型ガス絶縁開閉装置 ３ 真空バルブ ４ 遮断室ケーシング １３ 支持体 １４ 支持碍子 １６ ケーブルヘッドケーシング １８ ケーブル導体 １９ 接続体 ２１ 異常アーク ２２ 貫通孔 ２３ 減圧装置 ２４ ガス通路 ３０ スペーサ
Claims (4)
- 【請求項１】ケーブルヘッドケーシング（１６）と、こ
れに続く遮断室ケーシング（４）と、ケーブルヘッドケ
ーシング（１６）と遮断室ケーシング（４）との間に配
置され遮断室（３）を支持する支持体（１３）のための
支持碍子（１４）とを備え、この支持碍子（１４）はケ
ーブル導体（１８）のための接続体（１９）を収容しか
つ絶縁ガス通流のための貫通孔（２２）を有し、さらに
遮断室ケーシング（４）は減圧装置（２３）を備えてい
る金属カプセル型ガス絶縁開閉装置において、貫通孔
（２２）と支持体（１３）との間の空間に接続体（１
９）の近くから始まり、ケーブルヘッドケーシング（１
６）と遮断室ケーシング（４）とを連通するガス通路
（２４）を設けたことを特徴とする金属カプセル型ガス
絶縁開閉装置。 - 【請求項２】ガス通路（２４）は支持碍子（１４）とこ
れに対向する支持体（１３）の底面（３１）との間に挿
入されたスペーサ（３０）によって形成されていること
を特徴とする請求項１記載の開閉装置。 - 【請求項３】ガス通路（２４）の遮断室ケーシングへの
出口は貫通孔（２２）の近くに、ガス通路（２４）及び
貫通孔（２２）を通る絶縁ガスの流れが互いにほぼ直角
に交わるように配置されていることを特徴とする請求項
２記載の開閉装置。 - 【請求項４】遮断室ケーシング（４）がガス通路（２
４）の遮断室ケーシングへの出口の近くに壁厚を大きく
した部分（２６）を持っていることを特徴とする請求項
１〜３の１つに記載の開閉装置。
Applications Claiming Priority (2)
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