JPH05251818A - 双安定光電気部品としての半導体レ−ザの動作方法 - Google Patents

双安定光電気部品としての半導体レ−ザの動作方法

Info

Publication number
JPH05251818A
JPH05251818A JP4323214A JP32321492A JPH05251818A JP H05251818 A JPH05251818 A JP H05251818A JP 4323214 A JP4323214 A JP 4323214A JP 32321492 A JP32321492 A JP 32321492A JP H05251818 A JPH05251818 A JP H05251818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor laser
current
wavelength
region
optical signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4323214A
Other languages
English (en)
Inventor
Dieter Baums
ディーター・バウムス
Michael Schilling
ミヒャエル・シリング
Wilfried Idler
ビルフリート・イドラー
Gert Laube
ゲルト・ラウベ
Klaus Wuenstel
クラウス・ビュンステル
Olaf Hildebrand
オラフ・ヒルデブラント
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alcatel Lucent NV
Original Assignee
Alcatel NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alcatel NV filed Critical Alcatel NV
Publication of JPH05251818A publication Critical patent/JPH05251818A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/10Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating
    • H01S3/106Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating by controlling devices placed within the cavity
    • H01S3/1061Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating by controlling devices placed within the cavity using a variable absorption device
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F3/00Optical logic elements; Optical bistable devices
    • G02F3/02Optical bistable devices
    • G02F3/026Optical bistable devices based on laser effects
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/06Arrangements for controlling the laser output parameters, e.g. by operating on the active medium
    • H01S5/062Arrangements for controlling the laser output parameters, e.g. by operating on the active medium by varying the potential of the electrodes
    • H01S5/0625Arrangements for controlling the laser output parameters, e.g. by operating on the active medium by varying the potential of the electrodes in multi-section lasers
    • H01S5/06255Controlling the frequency of the radiation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/10Construction or shape of the optical resonator, e.g. extended or external cavity, coupled cavities, bent-guide, varying width, thickness or composition of the active region
    • H01S5/1003Waveguide having a modified shape along the axis, e.g. branched, curved, tapered, voids
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/40Arrangement of two or more semiconductor lasers, not provided for in groups H01S5/02 - H01S5/30
    • H01S5/4025Array arrangements, e.g. constituted by discrete laser diodes or laser bar
    • H01S5/4031Edge-emitting structures

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、分岐した空洞層を備えた半導体レ
−ザが光スイッチおよびメモリとして使用される動作方
法を得ることを目的とする。 【構成】 基体2 にモノリシに集積され、基体のベース
正面と同一平面に延在する空洞層41を有し、分岐され、
複数の分離した制御可能な領域8,9,10,11 を含む半導体
レ−ザの動作方法において、変化に対応して半導体レ−
ザが第1の波長または第2の波長で光を放射するように
少なくとも1つの領域で電荷キャリア密度が変化される
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分岐した空洞層を有す
る半導体レ−ザに基ずく。
【0002】
【従来の技術】このような半導体レ−ザは文献(“Elec
tronics Letters ”1990年2月15日、26巻、No.4、243
〜244 頁)に記載されている。これはnド−プ処理した
燐化インジウム基体にモノリシックに集積されている。
基体の下面はベース表面と呼ばれている。ベース表面と
同一平面である平面上には燐化砒素ガリウムインジウム
(InGaAsP) の空洞層が延在している。これは分岐してお
り上部から見ると“Y”型である。空洞層の上面はま
た、例えば交差等の異なった形態を有していてもよい。
重要なことは空洞層は接触していることである。このこ
とは、複数の片でできているのではなく単一のエッジを
有する単一の片でつくられているので空洞層上面が“単
独に接触する領域”であると考えられる故に空洞層の平
面における位相規定の意味で記載され得る。空洞層は燐
化インジウム基体上に延在する燐化インジウムのnド−
プした緩衡層の平面上に位置している。
【0003】さらに、空洞層上に別の層が設けられてい
る。緩衡層の上のこれらの層および空洞層はエッチング
により生成されるメサを形成する。ベース表面と同一平
面の平面ではメサは空洞層と同様Y型を有する。
【0004】分岐した空洞層を有するこのようなレ−ザ
は前述の文献によると光通信伝送システムの電気的に制
御可能な光源として設けられている。特に空洞層上に延
在する金属層が幾つかの電極に分割され、空洞層領域が
異なった動作電流により制御されると、このようなレ−
ザは非常に広範囲の波長域にわたって同調され得る放射
波長によって識別される。このことは前述の文献で記載
されたように電気的に制御可能な光源として使用するの
に最も重要な特性である。
【0005】双安定部品は光伝送では重要性が高まって
いる。ここでの“双安定”は同様の方法で付勢すると、
即ち同一の電流又は同一の電圧では観察の下で付勢状態
が実現される方法によって部品は2つの異なった状態、
即ち低強度又は高強度の光放射或いは第1の波長の光ま
たは第2の波長の光を放射すると仮定される。
【0006】双安定部品は波長多重化スイッチシステム
および光デ−タ処理システムの光スイッチまたはメモリ
として使用されるのに適している。
【0007】文献(“IEEE Photonics Technology Lett
ers ”2巻、No.9、1990年9月、623 〜625 頁)には2
つのセグメントを備え、波長双安定メモリとして動作す
るDFB[分布したフィ−ドバック]半導体レ−ザを記
載している。これは電気パルス手段によりセットされ、
450 ×10-12 秒以内でリセットされることができる。そ
れぞれの場合のDFB半導体レ−ザは互いに0.9 nmの
間隔を隔てている2つの波長の一方で光を放射する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、分岐
した空洞層を備えた半導体レ−ザが光スイッチおよびメ
モリとして使用される方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的は本発明によっ
て達成される。本発明は、基体にモノリシに集積され、
基体のベース正面と同一平面に延在する空洞層を有し、
分岐され、複数の分離した制御可能な領域を含む半導体
レ−ザの動作方法において、変化に対応して半導体レ−
ザが第1の波長または第2の波長で光を放射するように
領域の少なくとも1つで電荷キャリア密度が変化される
ことを特徴とする。
【0010】好ましい実施態様は特許請求の範囲の請求
項2以下に記載されている。波長双安定部品そしての優
れた動作モ−ドでは、半導体レ−ザは例えばマルチプレ
クサまたはデマルチプレクサまたは光サンプルおよび保
持部材として使用される。
【0011】本発明は図面の実施例を参照してさらに詳
細に説明される。
【0012】
【実施例】図1は分岐空洞層を備えている従来技術の半
導体レ−ザを示している。これはnド−プの燐化インジ
ウムの基体2を含む。その上には同様にnド−プの燐化
インジウムからなる緩衡層3が配置されている。緩衡層
の一部はメサ4の最低部の層を形成し、これは上から見
るとY型を有する。メサ4は数段の層を有する。これは
燐化砒化ガリウムの空洞層41を含む。この空洞層はpド
−プの燐化インジウムの被覆カバ−42により被覆されて
いる。その上にはp+ ド−プの砒化インジウムガリウム
の層接触層43が位置している。層41により被覆されない
メサ4の側面および緩衡層3の表面上では半絶縁燐化イ
ンジウムの層がメサ4に電気的絶縁と光導波を提供する
ように設けられている。この層の上部は接触層43の上部
表面と平面を形成する。層5は二酸化シリコンの保護層
6により被覆され、接触層43は金属層7により被覆され
る。
【0013】3つの窪み44,45,46は金属層7にエッチイ
ングされ、レ−ザを4つの領域8、9、10、11に分離す
る。図1によると、窪み44,45,46は領域8〜11の間に設
定される光結合に応じて被覆層42にも延在するが空洞層
41には延在しない。8〜11の各領域で金属層7は第1の
電極を形成する。第2の電極は8〜11の各領域で基体2
の下に供給される金属層12により形成される。半導体レ
−ザ1の動作期間中、それぞれの場合に固定して設定さ
れるかまたは変化される電流が8〜11の各領域の1つの
金属層7から8〜11のそれぞれの領域を通って接地接点
まで流れる。この電流の流れる方向はレ−ザのそれぞれ
の領域の順方向と考えられる。
【0014】空洞層41はその断面に量子ウェル層構造を
有するものであり、例えば、文献(“Appl. Phys. Let
t. ”巻39(10)、1981年11月15日、786 〜788 頁)に記
載されている。またはこれは異なった層構造を有してい
てもよい。層構造は本発明では重要ではない。
【0015】半導体レ−ザ1の空洞層41が組成In0.62
Ga0.38As0.820.18を有すると半導体は約1520nm
の波長域で光を放射する。
【0016】空洞層41が組成In0.57Ga0.43As0.73
0.27を有すると半導体は約1300nmの波長域で光を放
射する。両者の場合波長範囲は動作電流を変化すること
により少なくとも±20nmに変化できる。
【0017】半導体レ−ザ1もまたGaAlAs/Ga
As半導体レ−ザとして構成されてもよく、このような
構造は文献(“Appl. Phys. Lett. ”巻52、No.10 、19
88年3月7日、767 〜769 頁)に記載されている。
【0018】メサ4と空洞層41は図1で示されているよ
うな“Y”型に組立てられるだけでなく例えば文献にも
記載されているような交差形態にも構成されることがで
きる。
【0019】8〜11の各領域では各領域が他の領域とは
無関係に動作されることのできる個々のファブリ−ペロ
−レ−ザであると考えられるので透明電流およびレ−ザ
しきい電流を限定することが可能である。透明電流は、
レ−ザが活性状態であるならばそれ自体の放射する波長
の光に対して領域を透明にすることを必要とする電流を
意味するものである。レ−ザしきい電流は領域がレ−ザ
活性となりコヒ−レント光を放射する領域を通過して流
れる電流を意味するものである。
【0020】光という用語は以後、波長が可視域外にあ
ってもあらゆる光放射を意味するものとする。
【0021】図1で示されている半導体レ−ザの動作の
すぐれた方法の第1の例をここに示す。半導体レ−ザの
領域11はレ−ザしきい電流より上で動作される、即ち例
えば60mAが流れる。
【0022】領域8、9を通って流れる電流は例えば10
乃至40mAの電流強度を有し、従って領域は透明であ
る。スイッチの目的のためには、ある時間に領域8、9
の一方のみが透明であれば十分である。
【0023】例えば電流I1 =4mAおよび電流I5
25mAの間にある電流が領域10を通過する。
【0024】図2は半導体レ−ザの前述の動作方法では
図1の半導体レ−ザの放射波長が領域10を通過する電流
Iの関数としての変化形態を示している。I1 より低い
0の電流強度で始まり、電流強度が変化され、これは
上昇すると図2で示されている半導体レ−ザ1により放
射された光の波長λ1 は20〜25mAの間にある電流強度
2 における波長λ2 に突然変化する。I2 を以後“高
電流しきい値”と呼ぶ。例えばI2 より上の電流強度I
3 で始めて電流強度を反対方向に減少すると波長λはI
2 より下でも波長λ2 と等しい状態を維持し、例えば電
流強度が4mAの低電流しきい値I1 より下に低下した
後のみ、波長λ1 に変化する。
【0025】従って、低電流しきい値I1 と高電流しき
い値I2 との間で半導体レ−ザ放射波長が開始値と領域
10を通過する電流の電流強度を変化する上昇によって2
つの異なった値を有する。従って図2の曲線は制御値の
関数としての双安定部品に典型的な状態のヒステレシス
特性を示し、ここでの状態は放射波長であり、制御値は
領域10を通過する電流Iである。
【0026】従って電流強度が少なくとも4mAで、25
mAまたはそれ以上に上昇し、それから4mA値に低下
する電気信号が領域10に供給されると、半導体レ−ザは
交互に波長λ1 またはλ2 の波長の光を生成する。
【0027】例えば波長λ1 が1559nmであり、波長λ
2 が1565nmであり即ち数ナノメ−トルの波長差が達成
できる。
【0028】物理的に前述の動作方法で実現された波長
変化は空洞層の分岐領域に伝播されるレ−ザモ−ドに対
する実効的屈折率における変化に基づく。波長双安定は
従って電流の変化により引起こされる分散効果に基づ
く。
【0029】前述の動作モ−ドの変形として半導体レ−
ザはまた以下のように動作可能である。レ−ザしきい電
流より上の動作電流が領域11を通過することが可能とさ
れると、領域11はレ−ザ活性となる。それぞれの領域が
領域11で生成される光の飽和吸収体として動作させる動
作電流が8、9または10の領域の1つを通過して流れる
ことが許容されており、一方領域8、9、10の他の2つ
の領域には領域11で生成した光に対してそれらを透明に
するような動作電流が供給される。順方向と反対に導か
れるかまたは少なくとも順方向では電流が流れない電圧
が供給されると、領域が飽和吸収体として動作する。例
えば、領域10は固定したバイアスで飽和吸収体として動
作し、一方、領域8、9は同時に適切な固定電流によっ
て動作され、これらは透明状態にある。領域11を通過す
る電流が変化されると、これは飽和吸収体10の吸収状態
を、したがって実効的な共振器長を変化し、この共振器
長は放射光の波長を変化する。この放射光の波長変化も
またヒステリシス動作を示し、図3に示されている波長
動作に対応する波長双安定動作方法が結果として生じ
る。このタイプの波長双安定は吸収双安定と呼ばれてい
る。
【0030】この動作モ−ドでは飽和吸収体の変化した
吸収状態は放射光の強度を波長と同時に変化させる。こ
こでの強度の変化は図2で示されている波長変化と類似
的に生じる。新たな動作モ−ドのため、部品10は双安定
強度の光電気部品としても使用され得る。
【0031】最初に述べた動作方法のような結果的な双
安定が分散双安定または第2番目に示した動作方法のよ
うな吸収双安定であるかにもかかわらず、両者の動作方
法は以下に示す共通点を有する。半導体領域の一つ(第
1のケ−スの領域10と第2のケ−スの領域11)では電流
変化は半導体レ−ザが第1の波長または第2の波長で光
を放射するように電荷キャリア密度を変化する。
【0032】多数の実用的な応用が可能であり、それに
おいて本発明により双安定光電気部品として図1の半導
体レ−ザの動作が利用できる。
【0033】例えば、本発明による半導体レ−ザはデマ
ルチプレクサの部品として使用されることができる。例
えば2つの電気信号S´、S''が互いに多重化され、2
つの信号S´、S''の一方に開始時にアドレスが与えら
れるとき、例えばパケットで送信されるデジタル信号に
おいて各パケットがデ−タパケットの行先を決定するア
ドレスにより先行される場合、2つのデジタル信号は電
流が電流しきい値I1、I2 内で変化し、デジタル信号
に先行するアドレスは短い電流パルスにより置換され、
この電流パルスは信号に先行するアドレスの場合電流強
度I0 即ち低電流しきい値I1 より低い電流パルスであ
り、第2のデジタル信号に先行するアドレスは電流強度
3 即ち高電流しきい値I2 を超過する電流パルスによ
り置換されるように最初に変換される。前述の第1の動
作方法によると、この方法で変形される電気多重信号が
半導体レ−ザの活性領域10に使用されると、半導体レ−
ザは対応する光多重信号を放射し、信号S´は波長λ1
を有し、信号S''は波長λ2 を有する。異なった波長の
ため両者の信号は光手段により互いに分離される。
【0034】動作モ−ドの別の観点によると半導体部品
は電気光変換器として使用され、結果としての光信号の
波長は可変電流を変調する電気信号に先立つ制御パルス
により制御可能にされる。
【0035】反対に、半導体レ−ザは本発明の方法によ
るとマルチプレクサ部品として動作するように使用され
る。多重化される信号は電流強度がI1 およびI2 の間
で変動し、1つの信号がI1 より下に低下する制御パル
スにより先行され、一方他の信号はI2 を超過する制御
パルスにより先行される方法で変調される。図1により
半導体レ−ザの領域10を信号により活性化し、対応する
第2の半導体レ−ザの領域10を他の信号で活性化する
と、第1の電気信号は波長λ1 の光信号に変換され、第
2の電気信号は波長λ2 の光信号に変換される。両者の
光信号は1つの光導波体上を波長多重で伝送され得る。
【0036】従って適切な制御パルスにより制御の選択
が存在するので、光信号が波長λ1または波長λ2 のい
ずれかを有していてもある出力で信号S´またはS''を
放射する第2の波長における光または別の出力の第1の
波長における光を放射するように光スイッチ要素を制御
することができる。
【0037】本発明による方法の第3の実施例を記載す
る。前述の実施例ではレ−ザ動作に必要な電荷キャリア
は領域8〜11の1つへの電流注入のみによって生成され
る。代りに少なくとも領域8、9、11の1つへの光の流
入によって排他的に双安定波長を生成する領域で電荷キ
ャリアの変化を制御することも可能であり、光は半導体
レ−ザにより放射される光より高エネルギを有する。部
分的電流注入および部分的な光放射により領域の電荷キ
ャリアの変化を制御することも可能である。例えば、80
0,1300,1530 nmの波長の光は1560nmの波長の光を放
射する半導体レ−ザに放射されることができる。それ自
体で放射される光は再び半導体レ−ザにより生成され
る。
【0038】電流注入および同期的な光放射により制御
され得る電荷キャリアにおける変化に関する有効な応用
を記載する。この場合、電流は領域10を通って流れ、例
えば、その強度は電流強度I0 (図2参照)と電流I´
の間で交互に変化し、ここでI´は低電流しきい値Iよ
り丁度大きく、高電流しきい値I2 より小さい。図3の
一番上の線は後述するようにクロックパルスとしての役
目をするこのような電流曲線を示している。
【0039】波長λ0 の光信号はデ−タ信号Dとして放
射される等、領域11,8,9の1つ例えば領域11に放射
される。波長λ0 は波長λ1 およびλ2 より短く、その
結果領域10の電荷キャリアの生成を許容する。デ−タ信
号Dを示す光信号は強度変調され、それを示すデ−タ信
号に対応して高強度および低強度(例えば0強度)の間
で交互に変化する。
【0040】電荷キャリアが領域10を通って流れる電流
のみによって生成されると、光信号のより高い強度は領
域10により生成される電荷キャリアの数が結果としての
数より低い方法で選択され、ここで領域10を通過する電
流の電流強度は例えばI3 のようにI2 より上である。
光信号のより高い強度は従って放射した光が波長λ2
有する状態に半導体レ−ザをもたらすのに十分ではな
い。しかし、このような光の流入と共に領域10がI1
2 の間の強度I´(図2)を有する電流と遭遇し、そ
れ自体では半導体レ−ザを放射波長λ2 の状態に導入す
るのに十分ではないと、光および電流のジョイント動作
は半導体レ−ザをこの状態に導く。
【0041】従って記載した応用では図3の交互の電流
強度I0 とI´の電流Iはクロックパルスとして領域10
を通過され、光信号Dは領域11に導入され、一方残留の
状態は以下のようになる。固定したプリコンダクション
電流は領域11をレ−ザ活性状態で動作させ、領域8、9
は同様に固定した動作電流の方法により透明状態で動作
される。
【0042】これらの状態下で半導体レ−ザは光信号が
低強度、クロックパルス信号、電流強度I0 を有しない
かぎり領域8、9から波長λ2 の光を放射する。図3で
示されている例では放射波長は従って時間軸上で所定の
時間t3 における点で変化する。それはこの時点におい
て光信号が低強度を有するだけでなく電流Iもまた低値
0 に帰還するためである。放射波長は、光信号が高い
強度を再び有し、電流Iが高電流強度I´を有するとき
のみ波長λ2 にジャンプして戻る。
【0043】論理値1を図3のデ−タ信号Dに割当て、
光信号の光強度が高い値を示し、論理値0で光強度が低
値であることを示し、論理値1を放射光信号に割当て、
波長がλ2 と等しいとし、論理値0でその波長がλ1
等しいとすると、以下示すことが図3から明らかであ
る。時間t1 、t2 、t3 では電流I即ちクロックパル
スは負のエッジを有し、放射光信号はデ−タ信号と同一
の論理値即ち時間t1 で論理値1、t2 で論理値1、t
3 で論理値0を有する。クロックパルスにより決定され
るようにデ−タ信号のサンプリング瞬時として時間
1 、t2 、t3 を考慮すると前述の方法で動作する半
導体レ−ザは光信号形態で存在するデ−タ信号のサンプ
ルおよびホ−ルド部品と考えられる。ホ−ルド時間は放
射波長が電流Iの正のクロックパルスエッジより早くな
くλ1 からλ2 へジャンプして戻ることができるので少
なくともクロックパルスの幅に関する限りここに存在す
る。
【0044】勿論デ−タ信号を領域10の制御電流として
使用することも、領域11に導電される光信号を変調する
強度に一致した形態のクロックパルスを使用することも
可能である。この場合、電気デ−タ信号は光クロックパ
ルスの連続によりサンプルされる。両者の場合では光信
号は出力に現れ、この出力の有するクロックパルスによ
り示されるサンプリング時間の波長はデ−タ信号に一致
する論理値を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】分岐した空洞層を備えている従来技術の半導体
レ−ザを示した図。
【図2】領域の一方を通過する電流の関数として半導体
レ−ザにより放射される光信号の波長を示した図。
【図3】半導体レ−ザが電気的および光学的に制御され
る応用を説明するためのクロックパルスの線図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミヒャエル・シリング ドイツ連邦共和国、7000 シュツットガル ト 31、ラシュタッター・シュトラーセ 38 (72)発明者 ビルフリート・イドラー ドイツ連邦共和国、7144 アスペルク、バ ーンホフシュトラーセ 81/1 (72)発明者 ゲルト・ラウベ ドイツ連邦共和国、7000 シュツットガル ト 40、タスマンベーク 26 (72)発明者 クラウス・ビュンステル ドイツ連邦共和国、7141 シュビーベルデ インゲン、シュティーゲルシュトラーセ 18 (72)発明者 オラフ・ヒルデブラント ドイツ連邦共和国、7000 シュツットガル ト 61、ルイゼ − ベンガー − シュ トラーセ 21

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体にモノリシに集積され、基体のベー
    ス正面と同一平面に延在する空洞層を有し、分岐され、
    複数の分離した制御可能な領域を含む半導体レ−ザの動
    作方法において、 変化に対応して半導体レ−ザが第1の波長または第2の
    波長で光を放射するように少なくとも1つ領域で電荷キ
    ャリア密度が変化されることを特徴とする半導体レ−ザ
    の動作方法。
  2. 【請求項2】 領域を通って流れる電流のうちの少なく
    とも1つが変化されることを特徴とする請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 半導体レ−ザにより放射される光信号よ
    り高いエネルギの光信号が少なくとも1つの領域に導入
    されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの電流が変化され、半導
    体レ−ザにより放射される光信号より高いエネルギを有
    する光信号が少なくとも1つの領域に導入される請求項
    1記載の方法。
  5. 【請求項5】 1つの領域で変化される電流が電流強度
    で始まる信号により変調され、この電流強度では半導体
    レ−ザは第1の波長または第2の波長で明確に光を放射
    し、第1または第2の電流強度を有する部品に従って信
    号は半導体レ−ザが波長双安定を示す電流により表され
    ることを特徴とする請求項2記載の方法。
  6. 【請求項6】 1つの領域で変化される電流が連続する
    クロックパルスにより変調され、領域の1つに導入され
    た光信号はデ−タ信号を示し、またはその反対であるこ
    とを特徴とする請求項4記載の方法。
  7. 【請求項7】 変化に対応して放射光の波長に加えて半
    導体レ−ザが低強度または高強度で光を放射するため強
    度も変化するように電荷キャリア密度が少なくとも1つ
    の領域で変化されることを特徴とする請求項1記載の方
    法。
JP4323214A 1991-12-02 1992-12-02 双安定光電気部品としての半導体レ−ザの動作方法 Pending JPH05251818A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4139663 1991-12-02
DE4139663:4 1991-12-02

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05251818A true JPH05251818A (ja) 1993-09-28

Family

ID=6446063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4323214A Pending JPH05251818A (ja) 1991-12-02 1992-12-02 双安定光電気部品としての半導体レ−ザの動作方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5325387A (ja)
EP (1) EP0545269B1 (ja)
JP (1) JPH05251818A (ja)
DE (1) DE59201337D1 (ja)
ES (1) ES2071409T3 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019057539A (ja) * 2017-09-19 2019-04-11 日本電信電話株式会社 半導体光集積素子
JP2019057541A (ja) * 2017-09-19 2019-04-11 日本電信電話株式会社 半導体光集積素子

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013197237A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Canon Inc スーパールミネッセントダイオードを備えた光源装置とその駆動方法、及び光断層画像撮像装置
WO2016081978A1 (en) * 2014-11-25 2016-06-02 Medmont International Pty Ltd Photobleaching device and method and dark adapted perimetry device and dark adapted perimetry method

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4007978A (en) * 1974-01-18 1977-02-15 Texas Instruments Incorporated Integrated optical circuits
US4719634A (en) * 1986-10-27 1988-01-12 Spectra Diode Laboratories, Inc. Semiconductor laser array with fault tolerant coupling
JP2733263B2 (ja) * 1988-10-04 1998-03-30 キヤノン株式会社 集積型光ノードおよびそれを用いたバス型光情報システム
US5098804A (en) * 1989-01-13 1992-03-24 E. I. Du Pont De Nemours And Company Multiplexer-demultiplexer for integrated optic circuit
DE3931588A1 (de) * 1989-09-22 1991-04-04 Standard Elektrik Lorenz Ag Interferometrischer halbleiterlaser
US5214664A (en) * 1991-10-18 1993-05-25 Xerox Corporation Multiple wavelength semiconductor laser

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019057539A (ja) * 2017-09-19 2019-04-11 日本電信電話株式会社 半導体光集積素子
JP2019057541A (ja) * 2017-09-19 2019-04-11 日本電信電話株式会社 半導体光集積素子

Also Published As

Publication number Publication date
EP0545269A1 (de) 1993-06-09
ES2071409T3 (es) 1995-06-16
DE59201337D1 (de) 1995-03-16
EP0545269B1 (de) 1995-02-01
US5325387A (en) 1994-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2650746B2 (ja) 対称的光学デバイス
KR20140092804A (ko) 광 폐쇄 루프 마이크로 공진기 및 사이리스터 메모리 디바이스
US5808314A (en) Semiconductor emission device with fast wavelength modulation
JPH06103778B2 (ja) 半導体分布帰還形レーザを含む光学装置およびその駆動方法
EP0285393B1 (en) Wavelength conversion element
JPS62174728A (ja) 光スイツチ
US4822992A (en) Wavelength conversion using self electrooptic effect devices
RU2099762C1 (ru) Оптический регенератор
US4888783A (en) Semiconductor laser device
AU603295B2 (en) Polarisation switching in active devices
JPH0732279B2 (ja) 半導体発光素子
US5283799A (en) Semiconductor laser with a saturable absorber
Okamoto et al. A wavelength-tunable duplex integrated light source for fast wavelength switching
JPH05251818A (ja) 双安定光電気部品としての半導体レ−ザの動作方法
US6453105B1 (en) Optoelectronic device with power monitoring tap
CA2267018C (en) Optical wavelength converter with active waveguide
US5285465A (en) Optically controllable semiconductor laser
Alibert et al. Subnanosecond tunable laser using a single electroabsorption tuning super structure grating
Kumai et al. High-speed optical switching of InAlGaAs/InAlAs multi-mode interference photonic switch with partial index-modulation region (MIPS-P)
JP5483655B1 (ja) 光記憶装置
JP4653940B2 (ja) 通信用光制御装置
Nonaka et al. Direct time-domain optical demultiplexing of 10-Gb/s NRZ signals using side-injection light-controlled bistable laser diode
Tsuda et al. Photonic memory switch: monolithic integration of a voltage-controlled bistable laser diode and an optical gate
JP2678698B2 (ja) 半導体光機能素子
JP2720136B2 (ja) 半導体光機能素子