JPH05251139A - 終端抵抗内蔵形コネクタ - Google Patents
終端抵抗内蔵形コネクタInfo
- Publication number
- JPH05251139A JPH05251139A JP8297392A JP8297392A JPH05251139A JP H05251139 A JPH05251139 A JP H05251139A JP 8297392 A JP8297392 A JP 8297392A JP 8297392 A JP8297392 A JP 8297392A JP H05251139 A JPH05251139 A JP H05251139A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- terminating resistor
- resistor
- signal
- terminating
- Prior art date
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- Pending
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 精度の良い終端抵抗を簡便に利用し得るよう
にして、ホワイトバランスや色再現性の変化を防止す
る。 【構成】 機器間接続コネクタの信号ケーブル接続部分
の芯線とアース間に精度の高い終端抵抗を挿入接続し、
一体化するように配置して部品化する。また、必要に応
じて、終端抵抗に直列にそれをオン／オフしうるスイッ
チを接続し、同様に一体化して配置する。
にして、ホワイトバランスや色再現性の変化を防止す
る。 【構成】 機器間接続コネクタの信号ケーブル接続部分
の芯線とアース間に精度の高い終端抵抗を挿入接続し、
一体化するように配置して部品化する。また、必要に応
じて、終端抵抗に直列にそれをオン／オフしうるスイッ
チを接続し、同様に一体化して配置する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、機器間を接続するため
のコネクタ、特にビデオ機器用コネクタに関する。
のコネクタ、特にビデオ機器用コネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】テレビジョン機器（ＴＶ）、プロジェク
タ機器（ＰＪ）、コンピュータディスプレイ機器（ＤＩ
ＳＰＬＡＹ）等において、ビデオ信号源と機器あるいは
機器間でビデオ信号を信号ケーブルにより供給、接続す
る場合には、従来から、７５Ωの終端抵抗を機器内部の
プリント基板にマウントしてインピーダンス整合をとっ
ている。特にカラービデオ信号の場合は、原色信号Ｒ、
Ｇ、Ｂあるいは輝度・色差信号Ｙ、ＰB 、ＰR のように
３個の信号があり、それぞれを信号ケーブルによりバラ
ンスを崩すことなく接続する必要がある。
タ機器（ＰＪ）、コンピュータディスプレイ機器（ＤＩ
ＳＰＬＡＹ）等において、ビデオ信号源と機器あるいは
機器間でビデオ信号を信号ケーブルにより供給、接続す
る場合には、従来から、７５Ωの終端抵抗を機器内部の
プリント基板にマウントしてインピーダンス整合をとっ
ている。特にカラービデオ信号の場合は、原色信号Ｒ、
Ｇ、Ｂあるいは輝度・色差信号Ｙ、ＰB 、ＰR のように
３個の信号があり、それぞれを信号ケーブルによりバラ
ンスを崩すことなく接続する必要がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなプリント基板にマウントされた終端抵抗の抵抗値
は、通常１〜３％のバラツキを有している。抵抗値のバ
ラツキに比例して伝送される信号のレベルが変わるの
で、例えば０．７Ｖの映像信号が約２００倍に増幅され
てＣＲＴのカソードをドライブしている場合は、終端抵
抗の１％のバラツキは約３０Ｖの電圧変化をもたらすこ
ととなり、ホワイトバランスや色再現性が変化するとい
う問題がある。そこで、本発明は、精度の良い終端抵抗
を簡便に利用し得るようにして、ホワイトバランスや色
再現性の変化を防止することを目的とする。
うなプリント基板にマウントされた終端抵抗の抵抗値
は、通常１〜３％のバラツキを有している。抵抗値のバ
ラツキに比例して伝送される信号のレベルが変わるの
で、例えば０．７Ｖの映像信号が約２００倍に増幅され
てＣＲＴのカソードをドライブしている場合は、終端抵
抗の１％のバラツキは約３０Ｖの電圧変化をもたらすこ
ととなり、ホワイトバランスや色再現性が変化するとい
う問題がある。そこで、本発明は、精度の良い終端抵抗
を簡便に利用し得るようにして、ホワイトバランスや色
再現性の変化を防止することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、機器間
接続コネクタの信号ケーブル接続部分の芯線とアース間
に精度の高い終端抵抗を挿入接続して一体化するように
配置して、部品化された終端抵抗内蔵形コネクタが構成
される。また、必要に応じて、終端抵抗に直列にそれを
オン／オフしうるスイッチを接続し、同様に一体化して
配置する。
接続コネクタの信号ケーブル接続部分の芯線とアース間
に精度の高い終端抵抗を挿入接続して一体化するように
配置して、部品化された終端抵抗内蔵形コネクタが構成
される。また、必要に応じて、終端抵抗に直列にそれを
オン／オフしうるスイッチを接続し、同様に一体化して
配置する。
【０００５】
【作用】精度の高い抵抗を用いることができるため、色
再現性が良く、しかも、コネクタに一体的に部品化され
ているので、取扱いが簡便である。
再現性が良く、しかも、コネクタに一体的に部品化され
ているので、取扱いが簡便である。
【０００６】
【実施例】図１は、本発明を１信号用のコネクタ（例え
ばＢＮＣコネクタ）に適用した一実施例を示しており、
１は１信号用コネクタ、２は差し込み形ソケット部、３
は信号ケーブル接続部、４は終端抵抗である。図２は、
その接続状態を示す回路図であり、終端抵抗４はコネク
タ１の芯線部分に一端が接続され、他端が図１には示さ
れていないスイッチ５を介してアース側部分に接続され
ている。終端抵抗４およびスイッチ５は、例えば、信号
ケーブル接続部３の点線により図示したケースあるいは
カバー内に接続部分の被覆部材を設けてその外側面に取
り付けるなどの方法により配設することができる。
ばＢＮＣコネクタ）に適用した一実施例を示しており、
１は１信号用コネクタ、２は差し込み形ソケット部、３
は信号ケーブル接続部、４は終端抵抗である。図２は、
その接続状態を示す回路図であり、終端抵抗４はコネク
タ１の芯線部分に一端が接続され、他端が図１には示さ
れていないスイッチ５を介してアース側部分に接続され
ている。終端抵抗４およびスイッチ５は、例えば、信号
ケーブル接続部３の点線により図示したケースあるいは
カバー内に接続部分の被覆部材を設けてその外側面に取
り付けるなどの方法により配設することができる。
【０００７】終端抵抗４としては、例えばカーボン被膜
抵抗や金属被膜抵抗を用い、その抵抗値は７５Ω±０．
１％の高い精度を有している。なお、金属被膜抵抗を用
いれば、温度特性の良好な終端抵抗を得ることができ
る。また、スイッチ５は、必要に応じて設けられるが、
終端抵抗４をオン／オフするためのものであり、受け側
の回路に終端抵抗が設けられている機器に接続する時に
はオフにする。
抵抗や金属被膜抵抗を用い、その抵抗値は７５Ω±０．
１％の高い精度を有している。なお、金属被膜抵抗を用
いれば、温度特性の良好な終端抵抗を得ることができ
る。また、スイッチ５は、必要に応じて設けられるが、
終端抵抗４をオン／オフするためのものであり、受け側
の回路に終端抵抗が設けられている機器に接続する時に
はオフにする。
【０００８】図３は、本発明を他のタイプの１信号用コ
ネクタ（例えばＲＣＡピンコネクタ）に適用した他の実
施例を示しており、差し込み形ソケット部２およびケー
ブル接続部３が厳密な同軸形構造となっていない以外は
図１に示したコネクタとほぼ同様であり、同一部分には
同一の符号を付している。また、その接続関係も図２と
同様である。カラービデオ信号の場合は、図１あるいは
図３のコネクタをＲ、Ｇ、ＢあるいはＹ、ＰB 、ＰR の
それぞれに用いて接続し、バランスを崩すことなく良好
な色再現性を確保する。
ネクタ（例えばＲＣＡピンコネクタ）に適用した他の実
施例を示しており、差し込み形ソケット部２およびケー
ブル接続部３が厳密な同軸形構造となっていない以外は
図１に示したコネクタとほぼ同様であり、同一部分には
同一の符号を付している。また、その接続関係も図２と
同様である。カラービデオ信号の場合は、図１あるいは
図３のコネクタをＲ、Ｇ、ＢあるいはＹ、ＰB 、ＰR の
それぞれに用いて接続し、バランスを崩すことなく良好
な色再現性を確保する。
【０００９】図４は、更に他の実施例を示しており、本
発明をカラービデオ信号の接続のための多信号用コネク
タ（例えばＤｓｕｂコネクタ）に適用したものである。
１１は多信号用コネクタ、１２は差し込み形プラグ部、
１３は多信号ケーブル接続部、１４はカラービデオ信号
用ケーブルに接続された３個の終端抵抗、１５は同じカ
ラービデオ信号用ケーブルに接続された３個のスイッチ
である。図５は、カラービデオ信号用ケーブルについて
それらの接続状態を示す回路図であり、各カラービデオ
信号用ケーブルについてみれば各要素が図２と同様に接
続されている。この多信号用コネクタの場合は、点線に
より図示したケーブル接続部のケース内に終端抵抗１４
およびスイッチ１５を配設するに十分なスペースがあ
り、設計が容易となる。
発明をカラービデオ信号の接続のための多信号用コネク
タ（例えばＤｓｕｂコネクタ）に適用したものである。
１１は多信号用コネクタ、１２は差し込み形プラグ部、
１３は多信号ケーブル接続部、１４はカラービデオ信号
用ケーブルに接続された３個の終端抵抗、１５は同じカ
ラービデオ信号用ケーブルに接続された３個のスイッチ
である。図５は、カラービデオ信号用ケーブルについて
それらの接続状態を示す回路図であり、各カラービデオ
信号用ケーブルについてみれば各要素が図２と同様に接
続されている。この多信号用コネクタの場合は、点線に
より図示したケーブル接続部のケース内に終端抵抗１４
およびスイッチ１５を配設するに十分なスペースがあ
り、設計が容易となる。
【００１０】
【発明の効果】本発明のコネクタによれば、高精度で良
好な特性を有する抵抗を利用することができるので、カ
ラービデオ信号の伝送、接続のために用いてもホワイト
バランスを崩すことなく、色再現性を良好なものとする
ことができる。また、周波数特性の良好な抵抗を用いる
ことにより、無反射の終端抵抗器を得ることができる。
また、高精度の終端抵抗がコネクタ側に設けられている
ので、従来のプリント基板の入力端子にそのような高精
度の終端抵抗を付加することにより機器のコストアップ
を招くことがないという利点がある。
好な特性を有する抵抗を利用することができるので、カ
ラービデオ信号の伝送、接続のために用いてもホワイト
バランスを崩すことなく、色再現性を良好なものとする
ことができる。また、周波数特性の良好な抵抗を用いる
ことにより、無反射の終端抵抗器を得ることができる。
また、高精度の終端抵抗がコネクタ側に設けられている
ので、従来のプリント基板の入力端子にそのような高精
度の終端抵抗を付加することにより機器のコストアップ
を招くことがないという利点がある。
【図１】本発明を１信号用のコネクタに適用した一実施
例の構造を示す図である。
例の構造を示す図である。
【図２】図１のコネクタの各要素の接続状態を示す回路
図である。
図である。
【図３】本発明を他のタイプの１信号用コネクタに適用
した他の実施例の構造を示す図である。
した他の実施例の構造を示す図である。
【図４】本発明を多信号用コネクタに適用した更に他の
実施例の構造を示す図である。
実施例の構造を示す図である。
【図５】図４のコネクタの各要素の接続状態を示す回路
図である。
図である。
【符号の説明】 １ １信号用コネクタ ２ 差し込み形ソケット部 ３ ケーブル接続部 ４ 終端抵抗 ５ スイッチ １１ 多信号用コネクタ １２ 差し込み形プラグ部 １３ 多信号ケーブル接続部 １４ 終端抵抗 １５ スイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】 信号ケーブル接続部分に芯線とアース間
に接続された高精度の終端抵抗を配設したことを特徴と
する終端抵抗内蔵形コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8297392A JPH05251139A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 終端抵抗内蔵形コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8297392A JPH05251139A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 終端抵抗内蔵形コネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05251139A true JPH05251139A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=13789164
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8297392A Pending JPH05251139A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 終端抵抗内蔵形コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05251139A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005233833A (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-02 | Sony Corp | 電磁波測定システム |
| US7065470B2 (en) | 2001-02-13 | 2006-06-20 | Profichip Gmbh | Plug-and-socket device comprising an integrated diagnostic/evaluation circuit, display and switchable terminating resistors |
| JP2015207462A (ja) * | 2014-04-21 | 2015-11-19 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
-
1992
- 1992-03-06 JP JP8297392A patent/JPH05251139A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7065470B2 (en) | 2001-02-13 | 2006-06-20 | Profichip Gmbh | Plug-and-socket device comprising an integrated diagnostic/evaluation circuit, display and switchable terminating resistors |
| JP2005233833A (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-02 | Sony Corp | 電磁波測定システム |
| JP2015207462A (ja) * | 2014-04-21 | 2015-11-19 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
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