JPH0525044A - 抗不整脈薬 - Google Patents

抗不整脈薬

Info

Publication number
JPH0525044A
JPH0525044A JP3254951A JP25495191A JPH0525044A JP H0525044 A JPH0525044 A JP H0525044A JP 3254951 A JP3254951 A JP 3254951A JP 25495191 A JP25495191 A JP 25495191A JP H0525044 A JPH0525044 A JP H0525044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
chemical
yield
mmol
carbon atoms
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3254951A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2853404B2 (ja
Inventor
Akira Hirasawa
明 平澤
Noboru Suzuki
昇 鈴木
Ryota Yoshimoto
良太 吉元
Masataka Shoji
政孝 東海林
Arahiko Eguchi
新比古 江口
Yuichi Gyotoku
祐一 行徳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ajinomoto Co Inc filed Critical Ajinomoto Co Inc
Priority to JP3254951A priority Critical patent/JP2853404B2/ja
Publication of JPH0525044A publication Critical patent/JPH0525044A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2853404B2 publication Critical patent/JP2853404B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Hydrogenated Pyridines (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 低コストでかつ工業上簡便に製造できる優れ
た活性と安全性を有する新規な抗不整脈薬を提供する。 【構成】ピペリジン誘導体(例えば、図示構造式で表わ
される化合物)を含有する抗不整脈薬。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規抗不整脈薬に関
し、さらに詳しくはピペリジン誘導体を含有する新規抗
不整脈剤に関する。
【0002】
【従来の技術】不整脈は、心臓の正常の規則正しい洞調
律からの逸脱であり、その発生は規則正しい心臓の運動
を阻害するためこれを治療することは臨床上重要であ
る。従来抗不整脈薬としては、Naチャネル抑制薬、β
遮断薬、活動電位持続時間を延長させる薬物,Ca拮抗
薬等が用いられてきた。しかし、これらの薬物が全ての
不整脈に対し有効ではないこと、安全域が十分には確保
されないこと等の理由から、新しい抗不整脈薬の開発が
望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、優れ
た活性を有する新規抗不整脈薬を開発することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を解決すべく鋭意研究した結果、化1
【化21】 で示されるピペリジン誘導体が優れた抗不整脈活性を示
すことを見いだし、この知見に基づいて本発明を完成す
るに至った。即ち、本発明の抗不整脈薬は化1で表すピ
ペリジン誘導体を有効成分として含有するものである。
【0005】Aはベンゼン、ピロール、フラン、チオフ
ェン、ピリジンより選択された縮環した芳香環のいずれ
かである。
【0006】Qで表わされる有機基の構造は次のいずれ
かである。
【化22】
【化23】
【化24】
【化25】
【化26】
【化27】
【化28】
【化29】 (式中、Rは水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭
素数6〜12のアリール基よりなる群より選択された有
機基であり、nは0〜6の整数である。)Qを構成する
ベンゼン環およびシクロヘキサン環の1〜3個の水素原
子は、それぞれフッ素原子、塩素原子、アミノ基、炭素
数1〜3のアルキル基、炭素数1〜10のアシルアミノ
基、炭素数1〜3のアルコキシ基、トリフルオロメチル
基、シアノ基で置換されていてもよい。
【0007】Xで表わされる有機基の構造は次のいずれ
かである。
【化30】
【化31】
【化32】
【化33】
【化34】
【化35】
【化36】
【化37】
【化38】
【化39】
【化40】
【0008】Yは水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜
3のアルキル基、水酸基、アミノ基、シアノ基、メトキ
シ基、メチルチオ基、ヒドロキシメチル基、カルボキシ
ル基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ
基、トリフルオロメチルチオ基、トリフルオロメチルス
ルホニル基、ヒドロキシアミノ基、ニトロ基よりなる群
より選択された有機基である。
【0009】本発明で使用するピペリジン誘導体は、種
々の方法により合成されるが、例えば下記の反応式で示
される方法により合成される。
【化41】
【0010】本発明の抗不整脈薬を使用するときの投与
経路は経口、非経口のいずれであってもよい。用量は患
者の年齢、体重、状態、および投与法によって決定され
る。通常は1日の用量は、経口投与の場合で1μg〜5
gであり非経口投与の場合には0.01μg〜1gであ
る。本発明の新規ピペリジン誘導体は普通の製剤形、例
えば錠剤、散剤、カプセル剤、溶液剤、糖衣剤、または
デボー剤にしてよく、普通の製剤助剤を用いて常法に従
って製造することができる。例えば錠剤は、本発明の新
規ピペリジン誘導体を既知の補助物質、例えば不活性希
釈剤(例えば乳糖、炭酸カルシウムまたは燐酸カルシウ
ム)、結合剤(例えばアラビアゴム、コーンスターチま
たはゼラチン)、膨化剤(例えばアルギン酸、コーンス
ターチまたは前ゼラチン化デンプン)、甘味剤(例えば
ショ糖、乳糖またはサッカリン)、香味剤(例えばペパ
ーミント、アカモノ油またはチェリー)、滑湿剤(例え
ばステアリン酸マグネシウム、タルクまたはカルボキシ
メチルセルロース)と混合することによって得られる。
【0011】次に、製造例、実施例により本発明を詳し
く説明する。
【0012】
【製造例】
【製造例1】 1−(2−クロロベンジル)−4−(5H−ジベンゾ
[a,d]シクロヘプテン−5−イリデン)ピペリジン
塩酸塩(化合物1)の合成 4−(5H−ジベンゾ[a,d]シクロヘプテン−5−
イリデン)ピペリジン(以下 中間体1)1.04g
(3.80mmol),2−クロロベンジルクロライド
1.07g(6.64mmol)、炭酸カリウム3.0
g(21.8mmol)のメチルイソブチルケトン懸濁
液を80℃で15時間撹拌した。反応後水を加えて塩を
溶かし酢酸エチルで抽出し有機層を無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。溶媒を減圧留去したのちシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=
1:100)で精製したのち塩酸塩とした。 収量1.46g(3.36mmol) 収率88.4% MS(FD,m/z) 397(M+) H-NMR(CDCl3) 2.1-2.8(8H,m) 3.63(2H,bs) 6.90(2H,s) 7.1-7.3(12H,m)
【0013】
【製造例2】 1−シクロヘキシル−3−(4−(5H−ジベンゾ
[a,d]シクロヘプテン−5−イリデン)−1−ピペ
リジニル)プロパン塩酸塩(化合物2)の合成 製造例1と同様にして合成した。 収量1.02g 収率94% MS(FD,m/z) 397(M+) H-NMR(CDCl3) 0.8-2.1(15H,m) 2.47(2H,dd) 2.68(2H,d) 2.7-2.9(2H,m) 3.0(2H,dd) 3.49(2H,d) 6.94(2H,s) 7.1-7.4(8H,m)
【0014】
【製造例3】 1−シクロヘキシル−4−(4−(5H−ジベンゾ
[a,d]シクロヘプテン−5−イリデン)−1−ピペ
リジニル)ブタン塩酸塩(化合物3)の合成 製造例1と同様にして合成した。 収量0.815g 収率72% MS(FD,m/z) (M+)411 H−NMR(CDCl3) 0.8−2.1(15H,m) 2.47(2H,d
d) 2.68(2H,d) 2.7−2.9
(2H,m) 3.0(2H,dd) 3.49(2H,
d) 6.92(2H,s) 7.1−7.4(8
H,m)
【0015】
【製造例4】 4−(5H−ジベンゾ[a,d]シクロヘプテン−5−
イリデン)−1−ヘキシルピペリジン (化合物4)の
合成 製造例1と同様にして合成した。 収量(塩酸塩)180mg(0.456mmol) 収率 45.6% TLC(CHCL3:MeOH=9:1) Rf=0.68 MS(FD,m/z) 357(M+) H-NMR(CDCL3)(塩酸塩) 0.85(3H,d,J=8Hz) 1.2-1.4(6H,m) 1.7-1.9(2H,m) 2.31(2H,dd,J=12,8Hz) 2.53(2H,d,J=12Hz) 2.7-2.8(2H,m) 3.14(2H,td,J=8,3Hz) 3.40(2H,d,J=12Hz) 6.92(2H,s) 7.2-7.4(8H,m)
【0016】
【製造例5】 1−デシル−4−(5H−ジベンゾ[a,d]シクロヘ
プテン−5−イリデン)ピペリジン (化合物5)の合
成 製造例1と同様にして合成した。 収量(塩酸塩)300mg(0.667mmol) 収率 66.7% TLC(CHCL3:MeOH=9:1) Rf=0.75 MS(FD,m/z) 413(M+) H-NMR(CDCL3)(塩酸塩) 0.85(3H,t,J=8Hz) 1.2-1.4(14H,m) 1.7-1.9(2H,m) 2.33(2H,dd,J=12,8Hz) 2.54(2H,d,J=12Hz) 2.7-2.8(2H,m) 3.15(2H,td,J=8,3Hz) 3.39(2H,d,J=12Hz) 6.92(2H,s) 7.1-7.4(8H,m)
【0017】
【製造例6】 5−(4−(5H−ジベンゾ[a,d]シクロヘプテン
−5−イリデン)−1−ピペリジニル)−2−(3,4
−ジクロロフェニル)−2−イソプロピルバレロニトリ
ル (化合物6)の合成 製造例1と同様にして合成した。 収量(塩酸塩)400mg(0.691mmol) 収率 69.1% TLC(CHCL3:MeOH=9:1) Rf=0.60 MS(FD,m/z) 542(M+) H-NMR(CDCL3) 0.77(3H,d,J=8Hz) 1.18(3H,d,J=8Hz) 2.0-3.4(15H,m) 6.90(2H,s) 7.18(H,dd,J=9,2Hz) 7.2-7.4(8H,m) 7.48(1H,d,J=9Hz) 7.53(1H,s)
【0018】
【製造例7】 4−(5H−ジベンゾ[a,d]シクロヘプテン−5−
イリデン)−1−(3−(2−(シンナモイルアミノ)
フェニルチオ)−1−プロピル)ピペリジン(化合物
7)の合成 1−クロロ−3−(2−(シンナモイルアミノ)フェニ
ルチオプロパンを用い製造例1と同様にして合成した。 収量(塩酸塩)440mg(0.727mmol) 収率 29.1% TLC(CHCL3:MeOH=9:1) Rf=0.66 MS(FD,m/z) 568(M+) H-NMR(CDCL3) 1.73(2H,tt,J=7,7Hz) 2.0-2.2(4H,m) 2.3-2.4(2H,m) 2.38(2H,t,J=7Hz) 2.5-2.6(2H,m) 2.78(2H,t,J=7Hz) 6.59(1H,d,J=16Hz) 6.88(2H,s) 7.08(1H,tt,J=8,1Hz) 7.1-7.4(12H,m) 7.5-7.6(3H,m) 7.76(1H,d,J=16Hz) 8.55(1H,d,J=8Hz) 8.78(1H,bs,NH)
【0019】
【製造例8】 4−(5H−ジベンゾ[a,d]シクロヘプテン−5−
イリデン)−1−シンナミルピペリジン (化合物8)
の合成 製造例1と同様にして合成した。 収量(塩酸塩) 830mg(1.95mmol) 収率 77.9% TLC(CHCL3:MeOH=9:1) Rf=0.69 MS(FD,m/z) 389(M+) H-NMR(CDCL3) 2.1-2.3(4H,m) 2.4-2.5(2H,m) 2.6-2.7(2H,m) 3.14(2H,d,J=7Hz) 6.26(2H,dt,J=16,7Hz) 6.48(2H,d,J=16Hz) 6.92(2H,s) 7.1-7.4(8H,m)
【0020】
【製造例9】 5−(4−(5H−ジベンゾ[a,d]シクロヘプテン
−5−イリデン)−1−ピペリジニル)−2,2−ジフ
ェニルバレロニトリル (化合物9)の合成 製造例1と同様にして合成した。 収量(塩酸塩) 1.56g(2.87mmol) 収率 57.5% TLC(CHCL3:MeOH=9:1) Rf=0.74 MS(FD,m/z) 506(M+) H-NMR(CDCL3) 1.5-1.7(2H,m) 2.0-2.2(4H,m) 2.3-2.6(8H,m) 6.87(2H,s) 7.1-7.4(18H,m)
【0021】
【製造例10】 5−(4−(5H−ジベンゾ[a,d]シクロヘプテン
−5−イリデン)−1−ピペリジニル)−2−(3−ト
リフルオロメチルフェニル)バレロニトリル(化合物1
0)の合成 製造例1と同様にして合成した。 収量(塩酸塩) 6.0g(10.4mmol) 収率 47.5% TLC(CHCL3:MeOH=9:1) Rf=0.75 MS(FD,m/z) 540(M+) H-NMR(CDCL3) 0.76(3H,d,J=7Hz) 1.0-1.2(1H,m) 1.5-1.6(1H,m) 1.9-2.5(13H,m) 6.88(2H,s) 7.1-7.3(8H,m) 7.48(1H,d,J=8Hz) 7.56(1H,d,J=8Hz)7.59
(1H,s)
【0022】
【製造例11】 4−(5H−ジベンゾ[a,d]シクロヘプテン−5−
イリデン)−1−(2−フルオロベンジル)ピペリジン
(化合物11)の合成 製造例1と同様にして合成した。 収量(塩酸塩) 1.08g(2.58mmol) 収率 86.0% TLC(CHCL3:MeOH=9:1) Rf=0.75 MS(FD,m/z) 381(M+) H-NMR(CDCL3) 2.1-2.2(4H,m) 2.3-2.4(2H,m) 2.5-2.6(2H,m) 3.53(2H,s) 6.88(2H,s) 6.96(1H,dd,J=8,8Hz) 7.04(1H,dd,J=7,7Hz) 7.1-7.4(10H,m)
【0023】
【製造例12】 4−(5H−ジベンゾ[a,d]シクロヘプテン−5−
イリデン)−1−(4−フルオロフェニルエチル)ピペ
リジン (化合物12)の合成 中間体1を2.73g(10.0mmol)、4−フル
オロフェニル酢酸1.54g(10.0mmol)のク
ロロホルム溶液に0℃でN−エチル−N’−ジメチルア
ミノプロピルカルボジイミド塩酸塩を加えた。終了後終
夜撹拌したのち常法に従って後処理し、ヘキサン、エー
テルより再結晶して4−(5H−ジベンゾ[a,d]シ
クロヘプテン−5−イリデン)−1−(2−(4−フル
オロフェニル)アセチル)ピペリジンを得た。 収量 3.02g(7.37mmol) 収率 73.7% TLC(CHCL3:MeOH=9:1) Rf=0.76 4−(5H−ジベンゾ[a,d]シクロヘプテン−5−
イリデン)−1−(2−(4−フルオロフェニル)アセ
チル)ピペリジン2.0g(4.88mmol)を用い
水素化リチウムアルミニウムで還元して化合物12を合
成した。 収量(塩酸塩) 1.47g(3.40mmol) 収率 69.7% TLC(CHCL3:MeOH=9:1) Rf=0.55 MS(FD,m/z) 395(M
+) H−NMR(CDCL3) 2.1−2.8(12H,m)
6.9−7.4(2H,m)
【0024】
【製造例13】 5−(4−(5H−ジベンゾ[a,d]シクロヘプテン
−5−イリデン)−1−ピペリジニル)−2−(3−ト
リフルオロメチルフェニル)バレロニトリル(化合物1
3)の合成 5−クロロ−2−(3−トリフルオロメチルフェニル)
バレロニトリル3−トリフルオロメチルフェニルアセト
ニトリルを出発原料としてナトリウムアミドを塩基とし
て、2−ブロモプロパン、1−ブロモ−3−クロロプロ
パンでアルキル化して合成した。 収量 10.0g(38.3mmol) 収率 76.6% TLC(CHCL3) Rf=0.46 H-NMR(CDCL3) 1.9-2.3(4H,m) 3.52(1H,t,J=7Hz) 3.60(2H,t,J=7Hz) 7.5-7.7(4H,m) 製造例1と同様にして化合物13を合成した。 収量 2.05g(3.83mmol) 収率 38.3% TLC(CHCL3:MeOH=9:1) Rf=0.56 MS(FD,m/z) 498(M+) H-NMR(CDCL3) 1.5-2.7(14H,m) 3.97(1H,t,J=7Hz) 6.90(2H,s) 7.1-7.6(12H,m)
【0025】
【製造例14】 1−(3−アミノベンジル)−4−(5H−ジベンゾ
[a,d]シクロヘプテン−5−イリデン)ピペリジン
(化合物14)の合成 製造例1と同様にして、4−(5H−ジベンゾ[a,
d]シクロヘプテン−5−イリデン)−1−(3−ニト
ロベンジル)ピペリジンを得た後、亜鉛で還元して合成
した。 収量(塩酸塩) 1.21g(2.68mmol) 収率 91.3% TLC(CHCL3:MeOH=9:1) Rf=0.62 MS(FD,m/z) 378(M+) H-NMR(CDCL3) 2.1-2.8(8H,m) 3.50(2H,s) 3.4-3.8(2H,bs) 6.5-6.8(2H,m) 6.93(2H,s) 7.0-7.4(10H,m)
【0026】
【製造例15】 4−(4−(5H−ジベンゾ[a,d]シクロヘプテン
−5−イリデン)−1−ピペリジニル)−3’,4’−
ジメトキシブチロフェノン (化合物15)の合成 製造例1と同様にして合成した。 収量(塩酸塩) 2.52g(4.88mmol) 収率 23.9% TLC(CHCL3:MeOH=9:1) Rf=0.52 MS(FD,m/z) 479(M+) H-NMR(CDCL3) 1.8-2.6(12H,m) 2.95(2H,t,J=8Hz) 3.93(3H,s) 3.96(3H,s) 6.85(1H,d,J=10Hz) 6.88(2H,s) 7.2-7.4(8H,m) 7.5-7.7(2H,m)
【0027】
【製造例16】 1−(4−シアノベンジル)−4−(5H−ジベンゾ
[a,d]シクロヘプテン−5−イリデン)−1−ピペ
リジン(化合物16)の合成 製造例1と同様にして合成した。 収量6.65g(17.1mmol) 収率89.1% TLC(CHCl3:MeOH=9:1) Rf=0.70 MS(FD.m/z) 388(M+) H-NMR(CDCl3) 2.2-2.5(2H,m) 2.5-2.8(2H,m) 3.0-3.4(4H,m) 4.03(2H,d) 6.92(2H,s) 7.1-8.0(12H,m)
【0028】
【製造例17】 1−シクロヘキシル−4−(4−(10,11−ジヒド
ロ−5H−ジベンゾ[a,d]シクロヘプテン−5−イ
リデン)−1−ピペリジニル)ブタン(化合物17)の
合成 1−シクロヘキシル−4−(4−(5H−ジベンゾ
[a,d]シクロヘプテン−5−イリデン)−1−ピペ
リジニル)ブタン(化合物3)2.33g(5.67m
mol)を原料として、Pd/炭素1.16gを用い、
還元して合成した。 収量 2.34g(5.67mmol) 収率 100% TLC(HEX.:EtOAc=1:1) Rf=0.67 MS(FD,m/z) 413(M+) H-NMR 0.80-0.88(2H,m) 1.10-1.73(15H,m) 2.12-2.19(2H,m) 2.28-2.30(2H,m) 2.32-2.47(4H,m) 2.64-2.69(2H,m) 2.77-2.86(2H,m) 3.36-3.45(2H,m) 7.05-7.15(8H,m)
【0029】
【製造例18】 シクロヘキシル −(4−(5H−ジベンゾ[a,d]
シクロヘプテン−5−イリデン)−1−ピペリジニル)
メタン(化合物18)の合成 製造例1と同様にして合成した。 収量1.79g(4.48mmol) 収率48.4% TLC(CHCl3:MeOH=9:1) Rf=0.58 MS(FD.m/z) 369(M+) H-NMR(CDCl3) 0.7-2.9(20H,m) 6.91(2H,s) 7.05-7.4(8H,m)
【0030】
【製造例19】 4−(5H−ジベンゾ[a,d]シクロヘプテン−5−
イリデン)−1−(2,3−ジメトキシベンジル)ピペ
リジン(化合物19)の合成 製造例1と同様にして合成した。 収量1.01g(2.38mmol) 収率47.6% TLC(CHCl3:MeOH=9:1) Rf=0.63 MS(FD.m/z) 423(M+) H-NMR(CDCl3) 2.0-2.8(10H,m) 3.80(3H,s) 3.84(3H,s) 6.7-7.4(11H,m) 6.89(2H,s)
【0031】
【製造例20】 3−シアノプロピル−4−(5H−ジベンゾ[a,d]
シクロヘプテン−5−イリデン)ピペリジン(化合物2
0)の合成 製造例1と同様にして合成した。 収量 7.52g(22.1mmol) 収率 73.7% TLC(CHCl3:MeOH=9:1) Rf= NMR 1.62-2.72(14H,m) 6.92(2H,s) 7.10-7.30(8H,m)
【0032】
【製造例21】 4−(5H−ジベンゾ[a,d]シクロヘプテン−5−
イリデン)−1−(3,4−ジメトキシフェナシル)ピ
ペリジン(化合物21)の合成 3,4-ジメトキシフェナシルブロマイド 塩化アルミニウム 4.67g(35mmol)を無水
ジクロロメタン20mlに懸濁し、反応系をアルゴン気
流下に保つ。氷ー水浴中で冷却、撹拌しながら、これに
ブロモ酢酸クロライド 2.9ml(5.51g,35m
mol)を加えた。 この混合物にベラトロール 4.
15g(30mmol)を10℃以下で、数回に分けて
滴下し、氷水浴中で2時間撹拌する。その後、ー夜室温
に放置した。 反応混合物を、氷200ml、1N-塩酸
100ml中に注ぎ、分解した。クロロホルム300m
lを加えて抽出し、有機層を1M-炭酸カリウム150
ml、0.5M-塩化ナトリウム150ml、水150m
lで順次洗浄する。粉末硫酸マグネシウムで乾燥後、溶
媒を留去し、得られる油状物質をカラムクロマトグラフ
ィーで精製し、表題化合物を得た。 収量 4.45g(17.2mmol) 収率 57% MS(FD,m/z) 258(M+) NMR 3.94(3H,s) 3.96(3H,s) 4.41(2H,s) 6.91(1H,d) 7.54(1H,d) 7.61(1H,dd) 化合物21 3,4-ジメトキシフェナシルブロマイド 2.59g
(10mmol)、デスメチルサイプロヘプタジン
3.42g(12.5mmol)をジクロロエタン60m
lに溶解した。これにトリエチルアミン1.27g(1
2.5mmol)を加え、室温で2時間撹拌した。反応
混合物に酢酸エチル250mlを加え、1M-炭酸カリ
ウム150ml、0.5M-塩化ナトリウム150mlで
順次洗浄した。粉末硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を
留去し、得られる油状物質をカラムクロマトグラフィー
で精製し、表題化合物を得た。 収量 4.20g(9.3mmol) 収率 93% MS(FD,m/z) 451(M+) NMR 2.15-2.30(4H,m) 2.37-2.45(2H,m) 2.65-2.75(2H,m) 3.70(2H,s) 3.90(3H,s) 3.92(3H,s) 6.85(1H,d) 6.90(2H,s) 7.18-7.34(8H,m) 7.59(1H,d) 7.66(1H,dd)
【0033】
【製造例22】 1−シクロヘキシル−6−(4−(5H−ジベンゾ
[a,d]シクロヘプテン−5−イリデン)−1−ピペ
リジニル)ヘキサン(化合物22)の合成 収量 1.86g(4.23mmol) 収率 42.3% TLC(CHCl3:MeOH=9:1) Rf
=0.65 MS(FD.m/z) 439(M+) H−NMR(CDCl3) 0.8−1.0(2H,m) 1.1−1.4(10
H,m) 1.5−1.7(8H,m) 2.2−2.4(1
H,m) 2.5−2.9(5H,m) 3.0−3.2(2
H,m) 3.4−3.6(3H,m)
6.92(2H,s) 7.1−7.4(8H,m)
【0034】
【製造例23】 1−(4−シクロヘキシルブチル)−4−(9−チオキ
サンチリデン)ピぺリジン(化合物23)の合成 工程1 9−(1−メチル−4−ピペリジル)チオキサ
ンテン−9−オールの合成 アルゴン雰囲気下、マグネシウム6.87g(0.28
mol,2.2eq)をTHF25mlに溶解しヨウ素
を少量加え、活性化させる。1−メチル−4−クロロピ
ペリジン37.07g(0.28mol,2.2eq)
をTHF100mlに溶解したものをゆっくり加え、7
0℃で一時間加熱させる。室温に戻し、チオキサンテン
−9−オン25.0g(0.12mmol,)をTHF
150mlに溶解したものを、ゆっくり加え、一時間撹
拌する。常法に従って、塩化メチレンで抽出し水で洗浄
し1Nの塩酸、飽和の重曹水、飽和食塩水で洗った後、
硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下、溶媒を留去した。
そのまま精製せず、次の反応に利用した。 収量 4.0g(12.8mmol) 収率 10.7%
【0035】工程2 1−メチル−4−(9−チオキサ
ンチリデン)ピペリジンの合成 9−(1−メチル−4−ピペリジル)チオキサンテン−
9−オール3.88g(12.5mmol)を蟻酸に溶
解し、六時間100℃で加熱した。蟻酸を留去し、水酸
化ナトリウム水溶液で中和し、クロロホルムで抽出後、
1N−塩酸で洗浄し硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を
留去し、カラムクロマトグラフィーで精製した。 収量 1.87g(6.7mmol) 収率 53.6% TLC(CHCl3:MeOH=9:1) Rf=0.45 MS(FD.m/z) 293(M+) H-NMR(CDCl3) 2.0-2.2(2H,m) 2.28(3H,s) 2.6-2.8(6H,m) 7.1-7.5(8H,m)
【0036】工程3 1−エトキシカルボニル−4−
(9−チオキサンチリデン)ピペリジンの合成 1−メチル−4−(9−チオキサンチリデン)ピペリジ
ン1.80g(6.13mmol)、炭酸ナトリウム
0.65g(6.13mmol,1.0eq)を塩化メ
チレン20mlに溶解し、クロロギ酸エチル8.50m
l(91.5mmol,12eq)をゆっくり加え、終
夜反応させた。常法に従って、水で洗浄し1Nの塩酸、
飽和の重曹水、飽和食塩水で洗った後、硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、減圧下、溶媒を留去した。そのまま精製せ
ず、次の反応に利用した。 収量 3.7g(10.5mmol) 収率 100% TLC(CHCL3:MeOH=9:1) Rf=0.88 MS(FD.m/z) 351(M+)
【0037】工程4 4−(9−チオキサンチリデン)
ピペリジンの合成 1−エトキシカルボニル−4−(9−チオキサンチリデ
ン)ピペリジン3.6g(10.5mmol)をエタノ
ール250mlに溶解し、水酸化カリウム5.5g
(0.1mol,10eq)を加え、90℃で四時間反
応させた。水120mlを加え、塩化メチレン100m
lで抽出し、常法に従って、水で洗浄し1Nの塩酸、飽
和の重曹水、飽和食塩水で洗った後、硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧下、溶媒を留去した。そのまま精製せ
ず、次の反応に利用した。 収量 0.91g(3.2mmol) 収率 30.5% TLC(CHCL3:MeOH=9:1) Rf=0.13 MS(FD.m/z) 279(M+) H-NMR(CDCl3) 2.5-2.6(4H,m) 2.7-2.8(2H,m) 2.9-3.1(2H,m) 3.10(1H,bs) 7.1-7.5(8H,m)
【0038】工程5 化合物23の合成 製造例1と同様にして合成した。 収量 0.5g(1.2mmol) 収率 40.9% TLC(CHCL3:MeOH=9:1) Rf=0.69 MS(FD.m/z) 417(M+) H-NMR(CDCl3) 0.8-1.0(2H,m) 1.1-1.4(9H,m) 1.5-1.7(6H,m) 2.2-2.4(2H,m) 2.5-2.6(2H,m) 2.8-2.9(2H,m) 2.9-3.1(6H,m) 7.1-7.5(8H,m)
【0039】
【製造例24】 1−(4−シクロヘキシルブチル)−4−(9−キサン
チリデン)ピペリジンの合成 製造例23と同様にして合成した。 TLC(CHCL3:MeOH=9:1) Rf=0.74 H-NMR(CDCl3) 0.8-1.0(2H,m) 1.1-1.4(9H,m) 1.5-1.7(6H,m) 2.3-2.4(2H,m) 2.52(4H,t) 2.91(4H,t) 7.0-7.4(8H,m)
【0040】
【実施例】
【実施例1】ウレタンで痲酔したモルモット(体重25
0〜350g)を背位に固定し第II誘導心電図を直流
増幅器を介してインク書きオシログラフ上に記録した。
試験薬物(化合物1および化合物2)を2.5%ニコー
ル,2.5%エタノール溶液に溶解し10mg/kgの
用量で静脈内投与した。試験薬物の投与30分後に股静
脈からウアバインを持続注入すると、心電図上に期外収
縮、心室細動、心停止が現れる。これらが出現するまで
に投与されたウアバインの量を指標として試験薬物の効
果を検定した(n=2〜10)。結果は下表に示した。
なお試験薬物無投与群を対照群とした。
【0041】
【表1】
【0042】
【実施例2】8〜20kgの雌雄のイヌを用いた。麻酔
は、ペントバルビタール30mg/kgを静脈内より投
与した。左総頚静脈より心腔内カテーテル電極を挿入し
心房内電位を測定した。また、左右大腿動静脈を剥離
し、採血、血圧測定、薬物投与の経路とし、左右の迷走
神経を頚部で切断した。手術後、40μg/kgのウア
バインを静脈内投与したのち、20分毎に、ウアバイン
10μg/kgを追加し、不整脈を誘発させる。不整脈
が全心拍数に占める割合を求め、それを不整脈比とし、
薬物(300μg/kg)を静脈内投与後60分間測定
した(n=3〜6)。
【0043】
【表2】
【0044】
【実施例3】8〜20kgの雌雄のイヌを用いた。麻酔
は、チオペンタール30mg/kgを静脈内より投与し
導入後、純酸素で気化した1%ハロセンで維持した。左
総頚静脈より心腔内カテーテル電極を挿入し心房内電位
を測定した。また、左右大腿動静脈を剥離し、採血、血
圧測定、薬物投与の経路とし、左右の迷走神経を頚部で
切断した。手術後、アドレナリンを2.5〜5μg/k
g/minで持続注入し不整脈を誘発させる。不整脈が
全心拍数に占める割合を求め、それを不整脈比とし、薬
物300μg/kgを静脈内投与後15分間測定した。
【0045】
【表3】
【0046】
【発明の効果】現在まだ薬物療法の確立していない不整
脈の治療薬を開発する目的で本発明者らはこの発明を完
成させた。本発明により抗不整脈作用を有する新しい化
合物が見いだされ、これを臨床的に抗不整脈薬として利
用する可能性が開けた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 409/04 8829−4C 471/04 102 8415−4C 112 A 8415−4C 491/048 7019−4C 491/052 7019−4C 493/04 106 A 7329−4C 111 7329−4C 495/04 111 7329−4C (72)発明者 東海林 政孝 神奈川県川崎市川崎区鈴木町1−1 味の 素株式会社中央研究所内 (72)発明者 江口 新比古 三重県四日市市大字日永1730番地 味の素 株式会社東海工場内 (72)発明者 行徳 祐一 神奈川県川崎市川崎区鈴木町1−1 味の 素株式会社中央研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記化1 【化1】 で示されるピペリジン誘導体を含有する抗不整脈薬。A
    はベンゼン、ピロール、フラン、チオフェン、ピリジン
    より選択された縮環した芳香環のいずれかである。Qで
    表わされる有機基の構造は次のいずれかである。 【化2】 【化3】 【化4】 【化5】 【化6】 【化7】 【化8】 【化9】 (式中、Rは水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭
    素数6〜12のアリール基よりなる群より選択された有
    機基であり、nは0〜6の整数である。)Qを構成する
    ベンゼン環およびシクロヘキサン環の1〜3個の水素原
    子は、それぞれフッ素原子、塩素原子、アミノ基、炭素
    数1〜3のアルキル基、炭素数1〜10のアシルアミノ
    基、炭素数1〜3のアルコキシ基、トリフルオロメチル
    基、シアノ基で置換されていてもよい。Xで表わされる
    有機基の構造は次のいずれかである。 【化10】 【化11】 【化12】 【化13】 【化14】 【化15】 【化16】 【化17】 【化18】 【化19】 【化20】 Yは水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜3のアルキル
    基、水酸基、アミノ基、シアノ基、メトキシ基、メチル
    チオ基、ヒドロキシメチル基、カルボキシル基、トリフ
    ルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオ
    ロメチルチオ基、トリフルオロメチルスルホニル基、ヒ
    ドロキシアミノ基、ニトロ基よりなる群より選択された
    有機基である。
  2. 【請求項2】 Aが縮環したベンゼン環であるピペリジ
    ン誘導体を含有する請求項1記載の抗不整脈薬。
  3. 【請求項3】 Yが水素原子であるピペリジン誘導体を
    含有する請求項1記載の抗不整脈薬。
  4. 【請求項4】 化1で表されるピペリジン誘導体が医薬
    的に許容しうる塩の形態にある請求項1記載の抗不整脈
JP3254951A 1990-10-05 1991-10-02 抗不整脈薬 Expired - Fee Related JP2853404B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3254951A JP2853404B2 (ja) 1990-10-05 1991-10-02 抗不整脈薬

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26919390 1990-10-05
JP2-269193 1990-10-05
JP3254951A JP2853404B2 (ja) 1990-10-05 1991-10-02 抗不整脈薬

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0525044A true JPH0525044A (ja) 1993-02-02
JP2853404B2 JP2853404B2 (ja) 1999-02-03

Family

ID=26541937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3254951A Expired - Fee Related JP2853404B2 (ja) 1990-10-05 1991-10-02 抗不整脈薬

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2853404B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007011835A2 (en) * 2005-07-15 2007-01-25 Aryx Therapeutics, Inc. Antiarrhythmic precursor compounds, methods of synthesis and methods of use

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007011835A2 (en) * 2005-07-15 2007-01-25 Aryx Therapeutics, Inc. Antiarrhythmic precursor compounds, methods of synthesis and methods of use
WO2007011835A3 (en) * 2005-07-15 2007-03-29 Aryx Therapeutics Antiarrhythmic precursor compounds, methods of synthesis and methods of use
US7498449B2 (en) 2005-07-15 2009-03-03 Aryx Therapeutics Antiarrhythmic precursor compounds, methods of synthesis and methods of use

Also Published As

Publication number Publication date
JP2853404B2 (ja) 1999-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4476129A (en) 4-[2-[Bis(halophenyl)methoxy]-ethyl]-α-(substituted phenyl)-1-piperazinealkanol derivatives, processes for their preparation and pharmaceutical preparations containing them
US5563161A (en) Alcohols and ethers with aromatic substituents as tachykinin-antagonists
US4423044A (en) 3,4-Dihydro-5H-2,3-benzodiazepine derivatives and pharmaceutical use thereof
RU2213743C2 (ru) Производное тиенилазолилалкоксиэтанамина, способ его получения (варианты), фармацевтическая композиция, промежуточный продукт и способ его получения (варианты)
HU206309B (en) Process for producing 3-aroyl-3-substtuted-propanamines and pharmaceutical compositions containing them
US5229400A (en) Piperidine compounds and their use as antiarrhythmic agents
JP2637737B2 (ja) 新規な薬剤
JPH11508283A (ja) ベンゾフリル誘導体類及びそれらの用途
NZ239267A (en) 3-substituted piperidine derivatives and pharmaceutical compositions
US5459139A (en) 2-(benzyl)-3-arylbenzofurans as antitumour and hypocholesterolemic agents
CA1149404A (en) Substituted oxiranecarboxylic acids, processes for their preparation, their use and medicaments containing them
FR2485014A1 (fr) Nouveaux derives de (quinolyl-2, -3 ou -4)-1 (piperidyl ou pyrrolidinyl-2 ou -3)-2 ou -3 ethanone ou propanone, procedes pour leur preparation, et leur utilisation comme medicaments
NZ198389A (en) 2-(2-benzofuranyl) ethanolamines and pharmaceutical compositions
HU184712B (en) Process for producing dextrorotating trans-2-substituted-5-phenyl-2,3,4,4a,5,9b,hexahydro-h-pyrido-bracket-4,3,b-bracket closedindol derivatives
JPH07157469A (ja) ピペリジン誘導体
JPH0217179A (ja) 環置換2―アミノ―1,2,3,4―テトラヒドロナフタレン類
HU208422B (en) Process for producing 1-//diaryl-methoxy/-alkyl/-pyrrolidine- and 1-//diaryl-methoxy/-alkyl/-piperidine derivatives
JP2010535174A (ja) N−ピペリジン−4−イルメチルアミド誘導体及びモノアミン神経伝達物質再取り込み阻害薬としてのその使用
Carter et al. Analogs of oxybutynin. Synthesis and antimuscarinic and bladder activity of some substituted 7-amino-1-hydroxy-5-heptyn-2-ones and related compounds
JPH0525044A (ja) 抗不整脈薬
JP2010529080A (ja) 皮質カテコールアミン作動性神経伝達の調節因子としての新規な二置換フェニルピロリジン
CA1152517A (en) Heterocyclic compounds, processes for their preparation and their use
IE912491A1 (en) 1,4-disubstituted piperazines
EP0237169A1 (en) 5-Substituted octahydroindolizine analgesics compounds and 7-keto intermediates
JP2961995B2 (ja) ピペリジン誘導体およびこれを含有する抗不整脈薬

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees