JPH05250449A - 資料管理装置 - Google Patents

資料管理装置

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JPH05250449A
JPH05250449A JP4722492A JP4722492A JPH05250449A JP H05250449 A JPH05250449 A JP H05250449A JP 4722492 A JP4722492 A JP 4722492A JP 4722492 A JP4722492 A JP 4722492A JP H05250449 A JPH05250449 A JP H05250449A
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JP4722492A
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Hiromitsu Seto
博光 瀬戸
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、必要な資料を迅速に且つ簡易に読影
医に提示できる資料管理装置を提供することを目的とす
る。 【構成】本発明に係る資料管理装置は、多数の資料情報
を保管する資料データベースシステム2と、付帯情報を
有する画像情報を入力する手段と、上記画像情報の特徴
を認識し、該特徴に基づいて該画像情報に関連する資料
情報を選択し、該資料情報を資料データベースシステム
2から読出し表示する資料管理部3とを具備することを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、資料管理装置の改良に
関し、さらに詳しくいえば、入力画像情報の特徴を認識
することによりその入力画像情報に関連する資料を保管
されている多量の資料の中から迅速に読出し表示するよ
うにした新規な資料管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】病院運営に於ける重要な問題の1つに、
磁気共鳴イメージング装置(MRI)、X線撮影装置、
X線コンピュータトモグラフィ(CT)等の各種画像収
集装置で得られた画像データの保管方法が挙げられる.
【0003】現在、画像収集装置で得られた画像の読影
は、該画像をフィルム上に再現し、シャーカステンを用
いて行われていることが多い。なお、病院は、これらの
画像をカルテと共に少なくとも5年間は保管するよう、
法律上義務付けられている。そのため、フィルムの保管
枚数が、病院によっては数百万枚という膨大な量に達す
ることがある。このフィルム保管枚数の増大に対して、
病院は保管場所の増設、管理用員の増員等によって対処
している。
【0004】この保管場所の増設、管理用員の増員等の
問題を解決するために、医用画像保管通信システム(P
ACS;Picture Archiving and Communication System
formedical application)が開発され、導入されてい
る.
【0005】このPACSは、主に画像発生部(画像収
集装置)と通信部とデータベースシステムと画像出力表
示部とからなり、画像発生部で発生した画像をディジタ
ル化し通信部を介してデータベースシステムに保管し、
必要に応じて通信部を介して画像出力表示部でディスプ
レイ表示又は印刷出力するものである。
【0006】このPACSを用いることにより、保管画
像を光ディスク等の記録媒体に圧縮等を行って効率よく
保存することが可能になり、フィルムを保管する場合に
比し、大幅に保管スペースを減少させることができる。
【0007】さらに、従来であれば人の手で必要なフィ
ルムの番号から保管場所を探しそこまで取りにいくとい
った行為や、古くなり廃棄処分にするファイルの整理な
どの管理作業が非常に重労働であった。このPACS
は、これらの問題も解決することができる。
【0008】読影医は、このPACSを用いて読影診断
をする際、単に画像を観察するだけでなく、通常、その
患者の解剖結果、過去の病歴、現在の病状、既投薬品、
関連文献等の関連資料を参照することが多い。その資料
は、読影室内に設置されている書架内に保管されたり、
電子ファイリングシステム内の記憶媒体に登録保管され
ている。読影医は、資料が必要な時に、その都度それら
から必要な資料を取りだし、参照する。
【0009】しかし、書架保管の場合には、書架を設置
するためのスペースを必要とする上、所望の資料を選出
する手間が必要である。資料整理が不適当であれば、さ
らにその手間は増大する。
【0010】また、電子ファイリングシステム保管の場
合には、光ディスク等の大規模記憶媒体の技術開発の進
歩に伴って、上記スペース上の問題は大幅に解消するこ
とができるが、新たな課題、例えば、読影システムの他
に該電子ファイリングシステムが必要であること、読影
医は読影システムの操作と平行して該電子ファイリング
システムの操作(検索キーの入力又はその選定等)を行
わなければならないこと等が生じている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、必要な資料を迅速に且つ簡易に読影医に提示できる
資料管理装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る資料管理装
置は、多数の資料情報を保管する手段と、付帯情報を有
する画像情報を入力する手段と、
【0013】上記画像情報の特徴を認識し、該特徴に基
づいて該画像情報に関連する資料情報を選択し、該資料
情報を前記保管手段から読出し表示する手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明によれば、入力画像情報の特徴を認識す
ることによって、該入力画像情報に関連する資料情報を
多数の保管資料情報の中から選択することができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例に係る資料管理装置の概略
的な構成を示すブロック図である。
【0016】図1に示すように、本実施例に係る資料管
理装置は、画像データベースシステム(PDBS)1
と、資料データベースシステム(MDBS)2、資料管
理部(MMS)3および表示部(MONITOR)4と
からなる。
【0017】画像データベースシステム1は、X線コン
ピュータトモグラフィ、磁気共鳴イメージング装置、X
線撮影装置等の各種画像収集装置で収集した多量の医用
画像データ(以下単に「画像データ」という)およびそ
の付帯情報(患者名、モダリティ名、撮影日時、撮影部
位、撮影条件等の各項目に関する情報)を記録するデー
タベースと、そのデータベース内の画像データの検索・
入出力を管理する管理システム(マネジメントシステ
ム)とを備えている。なお、上記管理システムには、図
示しない入力装置が接続されている。操作者は、この入
力装置から所望数のキーワードを入力することにより、
所望の画像データ等を柔軟に検索することができる。
【0018】資料情報データベースシステム2は、基本
的構成は上記画像データベースシステム1と同様であ
る。すなわち、カラーアトラスや、各種文献情報等の幅
広い資料を記録するデータベースと、そのデータベース
内の資料の検索・入出力を管理する管理システムとから
なる。これらの各資料には、あらかじめ当該資料に関す
る複数種類の項目(例えば、書籍名項目、胃・肺等のい
ずれの部位に関する資料であるかを示す項目、癌・潰瘍
等のいずれの病名に関する資料であるかを示す項目、対
象診察科項目)からなるインデックス情報が与えられて
いる。資料情報データベースシステム2は、外部からこ
のインデックス情報の中の少なくとも一項目の情報(検
索キー)が与えられた場合、その検索キーの内容に応じ
た全ての資料を検索し、出力する。
【0019】資料管理部3は、画像データベースシステ
ム1から読影のために出力された画像データを入力し、
その画像データの特徴(具体的には撮影部位)を認識
し、その特徴にしたがって読影する際に参照すべき資料
(以下「参照資料」と称する)を資料情報データベース
システム2に保管されている多量の資料の中から検索す
るための検索キーを決定し、該検索キーを資料情報デー
タベースシステム2へ供給する。
【0020】図2はこの資料管理部3の構成を示すブロ
ック図である。資料管理部3は、画像データ入力部(I
U)31と、その画像データ入力部31を介して入力す
る画像データの画像閉路形状を認識しその閉路像を出力
する画像認識部32と、その閉路像とあらかじめ記憶し
ている複数種類のサンプルパターンとを逐次照合し、該
閉路像と類似のサンプルパターンを出力するパターン照
合部33と、そのサンプルパターンに基づいて検索キー
を得、その検索キーを資料情報データベースシステム2
に供給する検索キー抽出部34とからなる。
【0021】画像認識部32は、コントローラ(CL
U)32aを制御中枢として、画像メモリ(PM)32
bと二値化処理部(DMU)32cと閉路抽出部(EM
U)32dとを備える。画像メモリ(PM)32bは、
画像データをコントローラ32aを介して入力し、記憶
する。二値化処理部32cは、この画像メモリ32bに
記憶された画像データに関して二値化処理を施し二値画
像を得る。閉路抽出部32dは、その二値画像から閉路
像(輪郭像)を抽出しその閉路像を出力する。この閉路
像を得る処理方法は、輪郭追跡方法、ベクトル方法等現
在一般的に用いられている方法のいずれを採用してもよ
い。なお、輪郭追跡方法とは二値画像上のある基準点か
ら画像部分と背景部分との境界線(輪郭線)上の次点を
検出する作業を基準点を移動させながら繰り返すことで
連続的に輪郭線上の点を追跡する方法である。また、ベ
クトル方法とは、二値画像を多数の小ブロックに分割
し、各小ブロックにベクトルを画像部分と背景部分との
境界線を検出して与え、ある基準点から各小ブロックの
ベクトルにしたがい順次トレースする方法である。
【0022】パターン照合部33は、コントローラ(C
LU)33aを制御中枢として、画像メモリ(PM)3
3bと、照合処理部(CMU)33cと、パターンテー
ブルメモリ(PTM)33dと、サンプルメモリ(S
M)33eを備える。画像メモリ33bは、上記閉路像
をコントローラ33aを介して入力し、記憶する。照合
処理部33cは、その閉路像を、パターンテーブルメモ
リ33dにあらかじめ記憶されている複数種類のサンプ
ルパターンそれぞれと照合し、該閉路像と類似のサンプ
ルパターンを選出し(換言すると撮影部位の特定)、そ
のサンプルパターンをサンプルメモリ33eに一旦記憶
した後、出力する。ここで、サンプルパターンとは、部
位像又は血管像等の一般的な形状を示す閉路パターンで
ある。
【0023】図3はパターンテーブルメモリ33dにあ
らかじめ記憶されているパターンテーブルの一例につい
て示す図である。ここに、パターンテーブルとは、同種
のサンプルパターンからなるサンプルパターン群のこと
をいう。ここでは、第1のパターンテーブルPT1は、
複数種類の部位に関する全体像についてのサンプルパタ
ーン群であり、第2のパターンテーブルPT2は、複数
種類の部位に関する1/2像についてのサンプルパター
ン群であり、第nのパターンテーブルPTnは、複数種
類の撮影部位に関する血管像についてのサンプルパター
ン群である。なお、照合処理部33cは、上記複数のパ
ターンテーブルのいずれのパターンテーブルから照合作
業を開始するかについて、前回選出したサンプルパター
ンを含むパターンテーブルについて最優先順位を定め、
次回の照合にはそのパターンテーブルから照合作業を開
始する。
【0024】検索キー処理部34は、コントローラ(C
LU)34aを制御中枢として、サンプルメモリ(S
M)34bと、検索キー抽出部(KMU)34cと、検
索キーテーブルメモリ(KTM)34dとを備える。サ
ンプルメモリ(SM)34bは、パターン照合部33で
選出されたサンプルパターンを入力し、一旦記憶する。
検索キー抽出部34cは、検索キーテーブルメモリ34
dにあらかじめ記憶されている複数の検索キーテーブル
の中から該サンプルパターン(撮影部位)に関する検索
キーテーブルを選択し、その検索キーテーブル内の検索
キーをその配列順序と共に資料情報データベースシステ
ム2へ供給する。
【0025】図4は検索キーテーブルメモリ34dにあ
らかじめ記憶されている検索キーテーブルの一例につい
て示す図である。ここで、検索キーテーブルは、胃に関
する検索キーテーブルKT1、肺に関する検索キーテー
ブルKT2、腸に関する検索キーテーブルKTnのよう
に、部位毎に複数準備されている。各テーブルには複数
の検索キーが含まれている。検索キーは、資料を特定す
るための複数の検索項目からなる。この検索項目は、こ
こでは部位名項目、疾病名項目、書籍名項目である。こ
の検索項目は、資料情報データベースシステム2のイン
デックス情報に含まれる項目の範囲内であれば自由に設
定すればよい。なお、検索キーテーブルメモリ34d
は、検索キーテーブルの各検索キーに順番付けをして配
列している。検索キー抽出部34cは、これらn種の検
索キーテーブルの中から、パターン照合部33から供給
された該サンプルパターンに対応する検索キーテーブル
を選択する。そして、検索キー抽出部34cは、その検
索キーテーブル内の複数の検索キー(以下「検索キー
群」という)を上記順序と共に資料情報データベースシ
ステム2へ出力する。
【0026】資料情報データベースシステム2は、上記
検索キー群を一旦記憶し、上記順序にしたがって最初の
検索キー(図4では、C1)を用いて、検索キーC1の
部位名(胃)、疾病名(癌)、書籍名(X12)をイン
デックス情報に含む資料、すなわち画像データに関連す
る資料を検索し、表示部4に出力する。次に、以上のよ
うに構成された資料管理装置の動作について説明する。
【0027】まず、読影医は、上記入力装置を操作して
画像データベースシステム1から読影対象の画像データ
を選択する。なお、この画像データは、胃潰瘍の疑いに
より収集された胃に関する全体像であると仮定する。
【0028】該画像データは、画像データベースシステ
ム1から表示部4に供給されると共に資料管理部3にも
供給される。該画像データは画像認識部32に送られ、
一旦、画像メモリ32bに記憶された後、二値化処理部
32cにより二値画像に変換処理される。さらにその二
値画像は閉路抽出部32dで当該患者の胃の形状だけを
表す閉路像に変換される。
【0029】この閉路像は、パターン照合部33に送ら
れ、画像メモリ33bに一旦記憶される。そして、この
閉路像は、照合処理部33cで、パターンテーブルメモ
リ33dのサンプルパターンと照合される。照合の結果
得られた一のサンプルパターンPS(図3)は、一旦サ
ンプルメモリ33eに記憶された後、検索キー処理部3
4に送られる。
【0030】このサンプルパターンPSは、サンプルメ
モリ(SM)34bに一旦記憶される。そして、複数の
検索キーテーブルの中のサンプルパターンPSに対応す
る検索キーテーブルKT1(図4)が選択される。この
検索キーテーブルKT1の検索キー群C1,C7,C5
…が、資料情報データベースシステム2へ供給される。
【0031】資料情報データベースシステム2は、ま
ず、検索キー群の中の最初の検索キーC1に合致するイ
ンデックス情報を有する資料S1、すなわち書籍X12
の胃及び癌に関する項を検索し、該資料S1を次の検索
キーC7と共に表示部4に出力する。該資料S1は、表
示部4に表示される。
【0032】図5は、表示部4に表示される表示画面の
一例を示す図である。図5に示すように、該資料S1
は、読影対象画像P1と共に表示される。なお、該資料
S1と読影対象画像P1と共に、患者名や撮影日付や撮
影条件等の付帯情報F、資料名および著者名C、ページ
T、リファレンスR、検索キーC7の内容K1、次の検
索キーC7の内容K2等のメニューが表示される。
【0033】読影医は、該資料S1が参照すべき資料で
ないと判断した場合には、図示しない指示装置(キーボ
ード、マウス等)を操作して次候補の資料を表示する旨
の指示すると、資料情報データベースシステム2では、
次順序の検索キーC7にしたがって検索し、該検索キー
C7に合致する資料を表示部4に供給する。すると、該
資料は、先に表示されていた資料S1に代わって表示部
4に表示され、読影医は該資料を参照して読影をするこ
とができる。なお、該資料が所望する資料ではない場合
には、上記操作を所望する資料が表示されるまで繰り返
す。
【0034】以上のように、本実施例によれば、読影対
象画像に関連する参照資料を、読影医による検索情報の
入力(一意に目的の資料を検索する場合には複数の検索
情報を入力)等の複雑な検索操作を必要とせずに、選択
し表示することができ、読影医(オペレータ)の負担を
軽減することができる。
【0035】なお、上記実施例は、サンプルパターンの
種類を増加することにより、照合したサンプルパターン
(撮影部位)に関する情報だけでなく、例えば疾病名や
異常部に関する情報を加えて検索キー処理部に供給で
き、これによって、参照資料の検索をより絞り込んで一
意的に行うことができる。この場合のサンプルパターン
は、単に部位毎のサンプルパターンだけでなく、その疾
病の種類に応じて、例えば、胃潰瘍に関するサンプルパ
ターン、胃癌に関するサンプルパターン、胃カタルに関
するサンプルパターン、肺癌に関するサンプルパター
ン、腸狭窄に関するサンプルパターン等である。
【0036】また、上記検索キーテーブルを表示部に表
示することとしてもよい。この場合には、その検索キー
テーブルの中から読影医が自己の判断で所望の検索キー
を指定し、該検索キーにしたがった資料を選出すること
ができる。
【0037】次に第2の実施例について説明する。先の
第1実施例では、画像データの特徴として撮影部位を認
識するべく、資料管理部に画像認識部およびパターン照
合部を設けた。これに対して本実施例では、これら画像
認識部およびパターン照合部に代えて、付帯情報抽出部
を設け、この付帯情報を用いて検索キーを抽出する。な
お、付帯情報とは、画像データに対応して設けられるも
のであって、該画像データに関する患者名、撮影日付、
撮影装置名、撮影条件、撮影部位、診察科等の付帯的な
文字または数値情報である。
【0038】図6は本実施例装置の資料管理部の構成を
示すブロック図である。本実施例は、図1に示す第1実
施例の図2に示す資料管理部を、この図6に示す資料管
理部に置換えた構成であり、この資料管理部以外の構成
部分は図1に示す第1実施例と同様である。このため、
ここでは、資料管理部についてのみ説明し、他の構成部
分についての説明は省略する。
【0039】図6に示すように、本実施例の資料管理部
5は、先の実施例と同様の画像データ入力部(IU)3
1と、その画像データ入力部31を介して入力する画像
データに関する付帯情報を抽出する付帯情報抽出部52
と、その付帯情報を利用して検索キーを得、その検索キ
ーを資料情報データベースシステム2に供給する検索キ
ー処理部53とからなる。
【0040】付帯情報抽出部52は、コントローラ(C
LU)52aを制御中枢として、画像データを一旦記憶
する画像メモリ(PM)52bと、該画像データの画像
ID(画像データの識別番号)を認識し、画像IDを用
いて該画像データに対応する付帯情報を画像データベー
スシステム1から読み取る画像ID抽出部(PMU)5
2cと、この画像ID抽出部52cで読み取った付帯情
報を一旦記憶するテキストメモリ(TM)52dとを備
え、この付帯情報をテキストメモリ(TM)52dから
コントローラ52aを介して検索キー抽出部53へ送
る。
【0041】検索キー処理部53は、コントローラ(C
LU)53aを制御中枢として、付帯情報抽出部52か
ら供給される付帯情報を記憶するテキストメモリ(T
M)53bと、検索キーを検索キーテーブルの中から抽
出する検索キー抽出部(KMU)53cと、上記第1実
施例とほぼ同様(ただし項目の種類は多い)の検索キー
テーブルを記憶する検索キーテーブルメモリ(KTM)
53dとを備え、上記付帯情報の各項目の内容を含んだ
検索キー群を上記検索キーテーブルの中から選択し、抽
出した検索キー群を資料情報データベースシステム2に
供給する。このように、検索キー処理部53は、上述し
た第1の実施例の場合の撮影部位に関する情報に加えて
他の情報(例えば、撮影装置の種類、診察科)を受け取
ることができ、それら多種類の情報を基に、検索キーテ
ーブルの中の検索キーをより絞り込んで抽出することが
できる。なお、この検索キーテーブルの項目の種類を、
該受け取る情報の増加に応じて、増加させることがで
き、また検索キーの種類もその項目の増加にしたがって
より細分化して設けることができる。
【0042】この表は、付帯情報の中の所定の項目名、
例えば、撮影部位項目、撮影装置項目からなる。検索キ
ー抽出部53cは、この抽出表が示す項目にしたがっ
て、付帯情報の中の当該項目に関する情報、例えば
「胃」、「X線撮影装置」だけを抽出し、これらの情報
を検索キーとして資料情報データベースシステム2に供
給する。この抽出表の項目数を適当にすることによっ
て、より多くの情報を有する検索キーを資料情報データ
ベースシステム2に供給することができ、より一意的に
参照資料を読出すことができる。
【0043】以上のように、この実施例によっても、第
1の実施例と同様の効果が得られると共に、第1の実施
例にはない独自の効果を得ることができる。すなわち、
第1の実施例の場合画像認識処理やパターン照合処理の
ための比較的大規模な処理装置および比較的長い処理時
間が必要である。これに対し、本実施例の場合、単に画
像データに対応する付帯情報を読み込めばよいので、当
該処理装置の小規模化、また処理時間の短縮化を図るこ
とができる。さらに多くの情報(付帯情報に含まれる各
種情報)に基づいて検索キーをより絞り込んで抽出する
ことができ、それによって読影目的により合致する参照
資料を選出することができる。
【0044】なお、本実施例の付帯情報抽出部または検
索キー処理部に、特定の単語・文章抽出処理装置を設
け、付帯情報の中の特定の単語または文章を切り出し、
その単語または文章に基づいて検索キーテーブルの中か
ら検索キーを抽出することとしてもよい。
【0045】本発明は上述した実施例に限定されること
なく、種々変形して実施例可能である。例えば、上述の
実施例では、所望の資料に到達するまでに次候補の資料
を表示させる操作を何度か行う場合がある。これを解決
するために、検索キー処理部で抽出した検索キー群を表
示部に一覧表示し、その中から読影医が所望の検索キー
を選択することとしてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、多
数の資料情報を保管する手段と、付帯情報を有する画像
情報を入力する手段と、上記画像情報の特徴を認識し、
該特徴に基づいて該画像情報に関連する資料情報を選択
し、該資料情報を前記保管手段から読出し表示する手段
とを具備することにより、入力画像情報の特徴を認識す
ることによって、該入力画像情報に関連する資料情報を
多数の保管資料情報の中から選択することができ、それ
によって画像観察に必要な参照資料を迅速に且つ簡易に
観察者に提示できる資料管理装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の資料管理装置の第1実施例の構成を示
すブロック図。
【図2】図1に示す資料管理部の構成を示すブロック
図。
【図3】図2に示すパターンテーブルメモリに予め記憶
されているパターンテーブルの一例について示す図。
【図4】図2に示す検索キーテーブルメモリに予め記憶
されている検索キーテーブルの一例について示す図。
【図5】図1に示す表示部に表示される表示画面の一例
を示す図。
【図6】本発明の資料管理装置の第2実施例の構成要素
である資料管理部の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…画像データベースシステム、2…資料データベース
システム、3…資料管理部、4…表示部、31…画像デ
ータ入力部、32…画像認識部、33…パターン照合
部、34…検索キー抽出部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の資料情報を保管する手段と、 画像情報を入力する手段と、 前記画像情報の特徴を認識し、該特徴に基づいて該画像
    情報に関連する資料情報を選択し、該資料情報を前記保
    管手段から読出し表示する手段とを具備することを特徴
    とする資料管理装置。
  2. 【請求項2】 前記読出表示手段は、前記画像情報の像
    形状を認識する認識手段と、該像形状と予め記憶されて
    いる複数の形状パターンとを照合し該像形状に対応する
    形状パターンを選択する照合部と、前記複数の形状パタ
    ーン各々と該形状パターンに関連する資料情報の検索情
    報とを対応させた対応表を予め記憶していて前記対応表
    を用いて前記照合部の照合の結果選択された前記形状パ
    ターンに対応する検索情報を得、該検索情報を用いて前
    記保管手段から前記画像情報に関連する資料情報を読出
    し表示する手段とを備えることを特徴とする請求項1に
    記載の資料管理装置。
  3. 【請求項3】 前記認識手段は、前記画像情報を二値化
    処理し二値画像を得る2値化処理手段と、 前記二値画像から輪郭像を得る手段とを備えることを特
    徴とする請求項2に記載の資料管理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像情報は付帯情報を含んでいて、
    前記読出表示手段は前記画像情報に含まれる前記付帯情
    報を認識する手段と、 前記付帯情報を用いて前記保管手段から前記画像情報に
    関連する資料情報を読出し表示する手段とを備えること
    を特徴とする請求項1に記載の資料管理装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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