JPH052497U - マイクロホン支持具 - Google Patents
マイクロホン支持具Info
- Publication number
- JPH052497U JPH052497U JP5569891U JP5569891U JPH052497U JP H052497 U JPH052497 U JP H052497U JP 5569891 U JP5569891 U JP 5569891U JP 5569891 U JP5569891 U JP 5569891U JP H052497 U JPH052497 U JP H052497U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cord
- microphone
- support
- main body
- supporting portion
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 マイクロホン支持具の使用性を向上させ、支
持したときの収音軸の経時的な変化をなくす。 【構成】 本体支持部2によってマイクロホン本体を弾
性的に支持させ、さらに、コードをコード支持部3に通
す。すると、本体支持部2は、マイクロホン本体の重量
によって下がり、弾性支持部4の弾性力とコード支持部
3の実際にコードを支持する長さに応じて、初期位置で
はほぼ平行であった本体支持部2とコード支持部3との
間の角度が変わる。そのため、コード支持部3において
コードを引き出す位置を変えると、コード支持部3と本
体支持部2と弾性支持部4との間での重心の位置が変わ
り、この重心の位置に応じて本体支持部2とコード支持
部3との間の角度が変わる。これにより、コードの引き
出し位置のよってマイクロホンの収音軸の角度設定を行
うことができる。
持したときの収音軸の経時的な変化をなくす。 【構成】 本体支持部2によってマイクロホン本体を弾
性的に支持させ、さらに、コードをコード支持部3に通
す。すると、本体支持部2は、マイクロホン本体の重量
によって下がり、弾性支持部4の弾性力とコード支持部
3の実際にコードを支持する長さに応じて、初期位置で
はほぼ平行であった本体支持部2とコード支持部3との
間の角度が変わる。そのため、コード支持部3において
コードを引き出す位置を変えると、コード支持部3と本
体支持部2と弾性支持部4との間での重心の位置が変わ
り、この重心の位置に応じて本体支持部2とコード支持
部3との間の角度が変わる。これにより、コードの引き
出し位置のよってマイクロホンの収音軸の角度設定を行
うことができる。
Description
【0001】
この考案は、マイクロホンを天井などの上部位置から吊して使用するマイクロ ホンの支持具に係り、特に、マイクロホンの収音部の上下方向位置を簡単に変え ることができ、かつ、その位置を経時的に保持できるマイクロホン支持具に関す る。
【0002】
天井などの上部位置から吊して使用するマイクロホンはホールや教会などでの 合唱などの収音に広く使用されている。この場合、マイクロホンは視覚的に目立 たないこと、設置が簡単であることが要求され、また、設置後、マイクロホンの 方向や角度が変化することは録音特性が変わることから好ましくないとされてい る。
【0003】 また、このような収音に使用されているマイクロホンは視覚上、および収音帯 域の必要性から通常小型のコンデンサーマイクロホンが使用され、ラベリアマイ クロホンの形状をしていることから、合唱隊などの音源へマイクロホンの収音軸 を向けることができる支持具が使用される。
【0004】 この種の支持具としては、例えば、塑性変形する金属線をマイクロホン本体と マイクロホンのコードに巻き付け、言い換えれば朝顔の弦のようにマイクロホン 本体とコードとに巻き付け、設置する際には、所望の方向に曲げて使用するよう に構成されたものがある。また、弾性を有する金属線を図4に示すようにマイク ロホン本体5に巻き付ける部分10とコード6に巻き付ける部分11とに分け、 その間に弦巻状の部分12を形成し、この弦巻状の部分12を変形させて使用す るように構成されたものがある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 ところで、前者の支持具では、金属線はマイクロホンの重量を常に続けるため 、時間がたつにしたがって、金属線が塑性変形し、曲げた角度が徐々に大きくな り、マイクロホン本体が下がってマイクロホンの収音軸は下の方に下がってしま う。
【0006】 また、後者の支持具では、収音軸の経時的な変化は非常に少ないが、弦巻状の 部分12を曲げて所望の方向に向けるには、専用の工具が必要となり、使用性が あまり良くない。
【0007】 この考案は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は 、収音軸の経時的な変化をなくし、かつ、使用性に優れたマイクロホン支持具を 提供することにある。
【0008】
上記目的を達成するため、この考案は、マイクロホン本体とマイクロホンコー ドとをそれぞれ支持する本体支持部とコード支持部とが弾性を有する線材によっ て一体的に形成されたマイクロホン支持具において、本体支持部をマイクロホン 本体の外形に沿ってかつマイクロホン本体を挿入可能に螺旋状に形成し、コード 支持部をマイクロホンコードがコード支持部の任意位置から引き出し可能に螺旋 状に形成するとともに、無付加状態で本体支持部の軸線方向とコード支持部の軸 線方向がほぼ平行になるように弾性支持部によって両者を一体的に連結した構成 になっている。
【0009】
上述手段によれば、本体支持部によってマイクロホン本体を弾性的に支持させ 、さらに、コードをコード支持部に通す。すると、本体支持部は、マイクロホン 本体の重量によって下がり、弾性支持部の弾性力とコード支持部の支持長さに応 じて、初期位置ではほぼ平行であった本体支持部とコード支持部との間の角度が 変わる。そのため、コード支持部においてコードを引き出す位置を変えると、コ ード支持部と本体支持部と弾性支持部との間での重心の位置が変わり、この重心 の位置に応じて本体支持部とコード支持部との間の角度が変わる。したがって、 コードの引き出し位置によってマイクロホンの収音軸の角度設定を行うことがで きることになる。
【0010】
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説明する。図1は、実施例に係る マイクロホン支持具の正面図である。図において、マイクロホン支持具1はマイ クロホン本体を支持する本体支持部2と、マイクロホン本体から引き出されるコ ードを支持するコード支持部3と、本体支持部2とコード支持部3を連結する弾 性支持部4とを有し、例えばステンレススチールのような弾性を有する金属製の 線材によって形成される。本体支持部2およびコード支持部3は螺旋状に形成さ れ、弾性支持部4はその間を繋ぐように弧状に形成されている。
【0011】 本体支持部2は図2および図3の使用状態を示す説明図からもわかるように、 マイクロホン本体5の外周に弾性的に嵌め込まれてマイクロホン本体5を支持す るようになっており、コード6はコード支持部3の螺旋の中を通るようになって いる(図2)。しかし、コード支持部3は既述のように螺旋状になっているので 、螺旋のどの位置からでも外に引き出すことができる(図3)。すると、本体支 持部2と弾性支持部4およびコード支持部3の実際にコードを支持している部分 7との間で、本体支持部2のコードを支持している部分7に対する重心の位置が 変わり、この重心の位置に応じて本体支持部2とコード支持部3とのなす角が決 まる。そこで、最適な収音軸の角度がわかると、コード6をコード支持部3から 引き出す位置を選択すれば、その角度に簡単に調整することができ、この角度は 弾性力と重力と重心の位置とのバランスによって決定されるので、経時的に変化 することはなく、一旦この角度の調整を行えば、収音軸は常に一定となる。
【0012】 このように、上述実施例によれば、端に弾性を有する線材を螺旋状に成形する だけで簡単に製造することができ、また、装着も螺旋の弾性を利用して保持する ように設定されているので、簡単に行うことができる。
【0013】
これまでの説明で明らかなように、上述のように構成されたこの考案によれば 、マイクロホンのコードを引き出す位置を変えるだけで、コード支持部と本体支 持部との間の角度を変えることができ、これにより収音軸の調整を簡単に行うこ とができ、使用性の向上を図ることが可能になる。また、この角度はコード支持 部で実際にコード支持している部分、本体支持部、および弾性支持部の間のバラ ンスによって決まるので、一旦調整を完了すると、収音軸が変化することがなく なる。
【図1】この考案の一実施例に係るマイクロホン支持具
の正面図である。
の正面図である。
【図2】この実施例に係るマイクロホン支持具の使用状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
【図3】この実施例に係るマイクロホン支持具の他の使
用状態を示す説明図である。
用状態を示す説明図である。
【図4】従来のマイクロホン支持具の一例を示す正面図
である。
である。
1 マイクロホン支持具 2 本体支持部 3 コード支持部 4 弾性支持部 5 マイクロホン本体 6 コード 7 実際にコードを支持する部分
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 マイクロホン本体とマイクロホンコード
とをそれぞれ支持する本体支持部とコード支持部とが弾
性を有する線材によって一体的に形成されたマイクロホ
ン支持具において、前記本体支持部を前記マイクロホン
本体の外形に沿ってかつ前記マイクロホン本体が挿入可
能な螺旋状に形成し、前記コード支持部を前記マイクロ
ホンコードが前記コード支持部の任意位置から引き出し
可能に螺旋状に形成するとともに、無付加状態で前記本
体支持部の軸線方向と前記コード支持部の軸線方向がほ
ぼ平行になるように弾性支持部によって両者を一体的に
連結したことを特徴とするマイクロホン支持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5569891U JP2548707Y2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | マイクロホン支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5569891U JP2548707Y2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | マイクロホン支持具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052497U true JPH052497U (ja) | 1993-01-14 |
JP2548707Y2 JP2548707Y2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=13006116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5569891U Expired - Fee Related JP2548707Y2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | マイクロホン支持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2548707Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP5569891U patent/JP2548707Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2548707Y2 (ja) | 1997-09-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970401 |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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