JPH05248691A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH05248691A
JPH05248691A JP4050530A JP5053092A JPH05248691A JP H05248691 A JPH05248691 A JP H05248691A JP 4050530 A JP4050530 A JP 4050530A JP 5053092 A JP5053092 A JP 5053092A JP H05248691 A JPH05248691 A JP H05248691A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
outdoor
voltage
indoor
microcomputer
Prior art date
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Pending
Application number
JP4050530A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Machii
井 義 弘 待
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室外ユニットと室内ユニットの定格電圧が互
に異なるものであったとしても、ユニット間電源接続線
に形成された送受信回路をそのまま用いて両ユニット間
の情報を伝達を行えるようにする。 【構成】 室外ユニット2の機器には外部電源1の電圧
200Vがそのまま印加される。しかし、単巻トランス
101の電圧調整により、室内ユニット4の機器には2
30Vの電圧が印加される。この場合、端子2c,2d
及び端子4a,4bの電圧はいずれも同一の電圧230
Vであるため、送受信回路3に影響はなく、室外マイコ
ン9と室内マイコン12との間の送受信に支障をきたす
ことはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家庭用及び産業用の空気
調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気調和機を構成する室外ユニット及び
室内ユニットに対する電源からの電力供給方式には、各
ユニット毎にそれぞれ別個の電源からの電力を供給する
方式と、いずれか一方のユニットに電源を接続し、他方
のユニットにはこの一方のユニットを介して電力を供給
する方式とがある。
【0003】図3は後者の方式を採用した従来装置の構
成図である。この図において、外部電源1には室外ユニ
ット2の入力側端子2a,2bが接続されており、ま
た、室外ユニット2の出力側端子2c,2dには送受信
回路3を介して室内ユニット4の入力端子4a,4bが
接続されている。なお、外部電源1は、家庭用空気調和
機の場合に100V、産業用空気調和機の場合に200
Vが用いられるのが通常である。室外ユニット2では、
入力側端子2a,2bからの電力により、コンプレッサ
モータ5,四方弁コイル6,室外ファンモータ7等の機
器が駆動されるようになっており、また、降圧トランス
8により低レベルの電圧が室外マイクロコンピュータ
(以下、適宜マイコンと略す)9に供給されるようにな
っている。
【0004】一方、室内ユニット4では、入力端子4
a,4bからの電力により、室内ファンモータ10が駆
動されるようになっており、また、降圧トランス11を
介して低レベルの電圧が室内マイコン12に供給される
ようになっている。なお、13はリモートコントローラ
である。そして、室外マイコン9と室内マイコン12と
は、送受信回路3を介して、相互間で情報伝達が可能に
なっている。
【0005】図4は、図3における送受信回路3の具体
的構成を示す回路図である。室外ユニット2側の端子2
c,2dと室内ユニット4側の端子4a,4bとは、渡
り線を含むユニット間電源接続線22により接続されて
いる。そして、上下のユニット間電源接続線22,22
の間に送受信回路3の構成素子が接続されている。
【0006】これらの主な構成素子は、室外ユニット側
電源入力検知用フォトカプラ14、室外マイコン側送信
用フォトカプラ15、室外マイコン側受信用フォトカプ
ラ16、室内マイコン側送信用フォトカプラ18、室内
マイコン側受信用フォトカプラ19、室内ユニット側電
源入力検知用フォトカプラ20等である。
【0007】そして、室外マイコン9側から室内マイコ
ン12側へ送信を行う場合、まず、室外マイコン9側か
らの信号によりフォトカプラ15内のフォトダイオード
が発光する。これにより、フォトサイリスタがオンとな
るため、渡り線21を通ってフォトカプラ19内のフォ
トダイオードに電流が流れ、このフォトダイオードが発
光する。したがって、フォトトランジスタがオンとな
り、このオンによる信号が室内マイコン12側へ送られ
る。なお、室内マイコン12側から室外マイコン9側へ
の送信も、フォトカプラ18,16により同様に行なわ
れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来装置
では、一つの外部電源1から室外ユニット2および室内
ユニット4の双方に電力が供給され、これらの印加電圧
は双方ともに同一となっている。しかし最近では、空気
調和機の使用状況も多様化し、また、室内ユニットと、
室外ユニットとが全く独立したものとして作られ、それ
らを組み合わせて、一つの空調機のユニットとして構成
することが検討されてきている。そして、これについて
は、日本国内で生産使用される製品に限らず、世界中の
異なる国で製造された装置同士の組み合わせを行なう場
合も検討されてきている。この場合、室内ユニット、室
外ユニットにそれぞれ組み込まれた室外機側制御回路と
室内機側制御回路は、マイクロコンピュータにより、制
御される構成であるため、制御プログラムを共通化する
ことで、対応が可能であるが、世界各国は、供給される
電源電圧がすべて共通ではないため、通常、その国で製
造され、その国で使用されるものについては、その国の
電源電圧に対応したものとなっている。例えば、日本国
内で使用するためのものは、大型空調機であれば、単相
200Vが使用される。また欧州などであれば、単相2
30Vが使用される。このため、室外ユニットが日本で
作られたものと、室外ユニットが欧州で作られたものと
を組み合わせて使用する場合は、定格電圧が異なり、そ
のままでは使用できないといった問題がある。
【0009】このような場合、通常、一つの電源により
双方のユニットに電力を供給する方式の採用を断念し、
室外ユニットに対しては室外ユニット専用の外部電源
(例えば200V)を接続し、室内ユニットに対しては
室内ユニット専用の外部電源(例えば230V)を接続
する方式を採用することが考えられる。もちろん、この
場合、各ユニット内の構成機器もこれらの定格電圧に合
わせたものが用いられることになる。
【0010】しかし、このように室外ユニットの定格電
圧と室内ユニットの定格電圧とが異なることは、図3に
おける端子2c,2d側と端子4a,4b側とで電圧が
異なることを意味している。そして、図4のようなシリ
アル信号方式による送受信回路3の場合、端子2c,2
d側と端子4a,4b側とで電圧が異なっていたのでは
送受信動作を行うことができなくなる。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、室外ユニットと室内ユニットの定格電圧が互に異
なるものであったとしても、ユニット間電源接続線に形
成された送受信回路をそのまま用いて両ユニット間の情
報伝達を行うことが可能な空気調和機を提供しようとす
るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、室外機側制御回路を有する室外
ユニット、及び室内機側制御回路を有する室内ユニット
のうち、いずれか一方のユニットに外部電源を接続し、
他方のユニットにはこの一方のユニットを介して外部電
源からの電力の供給を行ない、しかも、両ユニット間を
結ぶユニット間電源接続線に、両ユニット相互間の情報
伝達を行う送受信回路を設けた空気調和機において、前
記送受信回路と前記外部電源との間に、前記他方のユニ
ットへ印加される電圧の調整を行うための単巻トランス
を設けたことを特徴とするものである。
【0013】
【作用】上記構成において、室外ユニットと室内ユニッ
トの定格電圧のレベルをそれぞれ異なるものに設定しよ
うとする場合、単巻トランス調整により他方のユニット
の電圧レベルを一方のユニットの電圧レベルとは異なる
ものに設定する。
【0014】このとき、単巻トランスは、送受信回路と
外部電源との間に設けられているので、送受信回路内の
電圧は均一となり、両ユニット間での送受信に支障をき
たすことはない。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1及び図2に基き
説明する。但し、図3及び図4と同様の構成要素には同
一符号を付し、重複した説明を省略する。
【0016】図1において、電圧調整手段として機能す
る単巻トランス101が室外ユニット2の電源接続線に
設けられており、入力側電圧が200V、出力側電圧が
230Vに設定されている。したがって、室外ユニット
2内のコンプレッサモータ5、四方弁コイル6、室外フ
ァンモータ7、及び室外機側制御回路内の降圧トランス
8の1次側には200Vの電圧が印加される。一方、室
内ユニット4内の室内ファンモータ10、及び室内機側
制御回路内の降圧トランス11の1次側には230Vの
電圧が印加される。
【0017】また、単巻トランス101はユニット間電
源接続線22の外側すなわち送受信回路3と外部電源1
との間に設けられているので、端子2c,2d間及び端
子4a,4b間にはいずれも同一の電圧230Vが印加
されることになり、送受信回路3の動作支障をきたすこ
とはない。なお、図1の例では、室外ユニット2を外部
電源1に接続し、室外ユニット2を介して外部電源1の
電力を室内ユニット4へ供給する場合を示したが、外部
電源1に接続し、室内ユニット4を介して外部電源1の
電力を室外ユニット2側へ供給する構成としてもよい。
このように単巻トランス101を室外ユニット2あるい
は室内ユニット4のいずれかに付加するだけで、室外ユ
ニット2と室内ユニット4の定格電圧が異なる場合に対
処することができる。
【0018】次に、他の実施例につき説明する。図2
は、所謂マルチ方式の空気調和機に単巻トランス101
を付加した場合を示したものである。この実施例では、
室外ユニット2と複数の室内ユニット4A,4Bとの間
に設置されているマルチコントーラボックス内に単巻ト
ランス101が設けられている。
【0019】そして、室外ユニット2には外部電源1の
電圧200Vがそのまま印加され、室内ユニット4A,
4Bには230Vの電圧が印加される。したがって、送
受信回路3A,3Bの両端側の電圧はいずれも230V
の電圧となり、室内マイコン11A及び室外マイコン9
間の送受信、並びに室内マイコン11B及び室外マイコ
ン9間の送受信に支障をきたすことはない。
【0020】なお、この実施例において、単巻トランス
101を室外ユニット2側に設ける構成とすることもで
きる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、送受信
回路と外部電源との間に単巻トランスを設け、他方のユ
ニットへ印加される電圧を調整する構成としたので、一
方のユニットと他方のユニットの定格電圧が異なる場合
であっても、外部電源を他方のユニット側に接続したま
まで、電源接続線を用いた信号通信を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図。
【図2】本発明の他の実施例の構成図。
【図3】従来例の構成図。
【図4】図3における送受信回路の回路図。
【符号の説明】
1 外部電源 2 室外ユニット 3 送受信回路 4 室内ユニット 9 室外マイコン 12 室内マイコン 22 ユニット間電源接続線 101 単巻トランス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室外機側制御回路を有する室外ユニット、
    及び室内機側制御回路を有する室内ユニットのうち、い
    ずれか一方のユニットに外部電源を接続し、他方のユニ
    ットにはこの一方のユニットを介して外部電源からの電
    力の供給を行ない、しかも、両ユニット間を結ぶユニッ
    ト間電源接続線に、両ユニット相互間の情報伝達を行う
    送受信回路を設けた空気調和機において、 前記送受信回路と前記外部電源との間に、前記他方のユ
    ニットへ印加される電圧の調整を行うための単巻トラン
    スを設けたことを特徴とする空気調和機。
JP4050530A 1992-03-09 1992-03-09 空気調和機 Pending JPH05248691A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4050530A JPH05248691A (ja) 1992-03-09 1992-03-09 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4050530A JPH05248691A (ja) 1992-03-09 1992-03-09 空気調和機

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JPH05248691A true JPH05248691A (ja) 1993-09-24

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ID=12861549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4050530A Pending JPH05248691A (ja) 1992-03-09 1992-03-09 空気調和機

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