JPH05248396A - 送風機 - Google Patents
送風機Info
- Publication number
- JPH05248396A JPH05248396A JP4952292A JP4952292A JPH05248396A JP H05248396 A JPH05248396 A JP H05248396A JP 4952292 A JP4952292 A JP 4952292A JP 4952292 A JP4952292 A JP 4952292A JP H05248396 A JPH05248396 A JP H05248396A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- impeller
- boss
- motor
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アウターロータ型のモータによる送風機の羽
根車のボス部の強度の向上とともにモータの冷却を図
る。 【構成】 回転軸２の外側にステータ４を構成し、ステ
ータ４の外側にロータ５を構成してなるモータ本体１
と、このモータ本体１の一側部とロータ５の外周部を覆
うとともに、回転軸２とロータ５とに装着されこれらと
共回りする羽根車６とから構成される送風機において、
そのロータ５の外周部を構成するロータヨーク７を円筒
体に構成し、羽根車６のロータ５の外周を覆う羽根ボス
９内に所定の隙間を持って保持させ、かつ羽根車６の回
転軸２を嵌める軸挿入用ボス１１にそのモータ本体１側
の外周に放射状に複数のリブ１４を一体に形成する。
根車のボス部の強度の向上とともにモータの冷却を図
る。 【構成】 回転軸２の外側にステータ４を構成し、ステ
ータ４の外側にロータ５を構成してなるモータ本体１
と、このモータ本体１の一側部とロータ５の外周部を覆
うとともに、回転軸２とロータ５とに装着されこれらと
共回りする羽根車６とから構成される送風機において、
そのロータ５の外周部を構成するロータヨーク７を円筒
体に構成し、羽根車６のロータ５の外周を覆う羽根ボス
９内に所定の隙間を持って保持させ、かつ羽根車６の回
転軸２を嵌める軸挿入用ボス１１にそのモータ本体１側
の外周に放射状に複数のリブ１４を一体に形成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はＯＡ機器等各種の機器
に冷却のために用いられる送風機に関するものである。
に冷却のために用いられる送風機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】上記この種の送風機は従来においては、
例えば実公昭６２ー６３１６号公報に示されているよう
な構成となっている。即ち、図５に示すようにモータ本
体２０の出力軸２１にモータ本体２０の一側側を覆う羽
根ボス２２を設けた羽根車２３が取り付けられている。
羽根車２３は翼と結合した羽根ボス２２の中心部に軸取
付ボスが形成され、羽根ボス２２の内周には中心に向か
って放射状に突き出した複数の吸込羽根２４がリブ状に
形成されている。モータ本体２０は両側に通気孔が設け
られ、内部を空気が流通できるように構成されている。
例えば実公昭６２ー６３１６号公報に示されているよう
な構成となっている。即ち、図５に示すようにモータ本
体２０の出力軸２１にモータ本体２０の一側側を覆う羽
根ボス２２を設けた羽根車２３が取り付けられている。
羽根車２３は翼と結合した羽根ボス２２の中心部に軸取
付ボスが形成され、羽根ボス２２の内周には中心に向か
って放射状に突き出した複数の吸込羽根２４がリブ状に
形成されている。モータ本体２０は両側に通気孔が設け
られ、内部を空気が流通できるように構成されている。
【０００３】上記構成の送風機は羽根ボス２２でモータ
本体２０の一側側を覆うことにより、塵埃の侵入防止が
図られている。また羽根ボス２２の内周に突き出した吸
込羽根２４が羽根車２３の回転とともに回転し、吸込み
空気流による冷却空気流を形成するので、モータの運転
に伴う熱を放熱させることができる。
本体２０の一側側を覆うことにより、塵埃の侵入防止が
図られている。また羽根ボス２２の内周に突き出した吸
込羽根２４が羽根車２３の回転とともに回転し、吸込み
空気流による冷却空気流を形成するので、モータの運転
に伴う熱を放熱させることができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の送風機では
羽根ボス２２に設けた吸込羽根２４によりモータの冷却
ができるが、ステータの外側でロータが回転するアウタ
ーロータ型のモータを使った送風機には適用できず、全
体の小型化の要請の中で広くＯＡ機器等において採用さ
れているアウターロータ型のモータによる送風機では、
送風路にモータを置き外殻において放熱させる古典的と
もいえる冷却手段が採られているにすぎない。
羽根ボス２２に設けた吸込羽根２４によりモータの冷却
ができるが、ステータの外側でロータが回転するアウタ
ーロータ型のモータを使った送風機には適用できず、全
体の小型化の要請の中で広くＯＡ機器等において採用さ
れているアウターロータ型のモータによる送風機では、
送風路にモータを置き外殻において放熱させる古典的と
もいえる冷却手段が採られているにすぎない。
【０００５】この発明は、アウターロータ型のモータに
よる送風機に関する構成の簡単な冷却構造を得ることを
目的とする。
よる送風機に関する構成の簡単な冷却構造を得ることを
目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる送風機
は、回転軸を回転自在に保持するスリーブの外周にステ
ータを構成し、ステータの外側にロータを構成してなる
モータ本体と、このモータ本体の一側部とロータの外周
部を覆うとともに、回転軸とロータとに装着されこれら
と共回りする羽根車とから構成される送風機に関し、一
つはそのロータの外周部を構成するロータヨークを円筒
体に構成し、羽根車のロータの外周を覆う羽根ボス内に
所定の隙間を持って保持させる。もう一つは羽根車の回
転軸を嵌める軸挿入用ボスにはそのモータ本体側の外周
に放射状に複数のリブを一体に形成したものである。
は、回転軸を回転自在に保持するスリーブの外周にステ
ータを構成し、ステータの外側にロータを構成してなる
モータ本体と、このモータ本体の一側部とロータの外周
部を覆うとともに、回転軸とロータとに装着されこれら
と共回りする羽根車とから構成される送風機に関し、一
つはそのロータの外周部を構成するロータヨークを円筒
体に構成し、羽根車のロータの外周を覆う羽根ボス内に
所定の隙間を持って保持させる。もう一つは羽根車の回
転軸を嵌める軸挿入用ボスにはそのモータ本体側の外周
に放射状に複数のリブを一体に形成したものである。
【０００７】
【作用】この発明における送風機においては、羽根ボス
内に所定の間隔を保持してロータが組付けられ、ロータ
と羽根車と回転軸とが一体になって回転し、送風機能を
果たす。羽根車の回転軸との結合部分である軸挿入用ボ
スには放射状のリブがあり、羽根車の回転とともに回転
するため、この部分に通じるモータ本体内の空気及び羽
根ボスとロータヨークとの間の空気は撹拌され、モータ
内部の熱の放熱が促進されることになる。
内に所定の間隔を保持してロータが組付けられ、ロータ
と羽根車と回転軸とが一体になって回転し、送風機能を
果たす。羽根車の回転軸との結合部分である軸挿入用ボ
スには放射状のリブがあり、羽根車の回転とともに回転
するため、この部分に通じるモータ本体内の空気及び羽
根ボスとロータヨークとの間の空気は撹拌され、モータ
内部の熱の放熱が促進されることになる。
【０００８】
【実施例】図１はこの発明の一実施例としての送風機の
一部を省略して示す断面図で、図２は同じくその羽根車
の背面図、図３と図４はそれぞれ羽根車の一部を拡大し
て示す部分斜視図である。
一部を省略して示す断面図で、図２は同じくその羽根車
の背面図、図３と図４はそれぞれ羽根車の一部を拡大し
て示す部分斜視図である。
【０００９】図示の送風機のモータ本体１は、中心に回
転軸２を回転自在に保持したスリーブ３の外周にステー
タ４を構成し、ステータ４の外側にロータ５を構成して
なる。また羽根車６はプラスチックの成形体で、モータ
本体１の軸方向の一側部とロータ５の外周部を覆う構造
に成形され、回転軸２とロータ５とに装着されてこれら
と共回りするようになっている。ロータ５の外周部はロ
ータヨーク７により構成され、ロータヨーク７は中空で
両端の開放した円筒体に構成されている。ロータ５の外
周は、翼８を支持する羽根ボス９により覆われ、羽根ボ
ス９の内径はロータヨーク７の外径より大径に構成され
ている。羽根ボス９の一側はモータ本体１の一側を覆う
側板部１０に繋り、この側板部１０の中心に回転軸２に
嵌合させる軸挿入用ボス１１が内側に突出した状態に一
体成形されている。羽根ボス９の内周にはロータヨーク
７を羽根ボス９の内周面に対して一定の間隔を保って保
持する放射状に突き出す複数の保持リブ１２が一体に形
成されている。この各保持リブ１２の側板部側となる奥
側にはロータヨーク７の一端が当たりそのロータヨーク
７の羽根ボス９への嵌め込み深さを規定する台座１３が
形成されている。また軸挿入用ボス１１の外周には図３
や図４に示すように放射状に複数のリブ１４が一体に形
成されている。
転軸２を回転自在に保持したスリーブ３の外周にステー
タ４を構成し、ステータ４の外側にロータ５を構成して
なる。また羽根車６はプラスチックの成形体で、モータ
本体１の軸方向の一側部とロータ５の外周部を覆う構造
に成形され、回転軸２とロータ５とに装着されてこれら
と共回りするようになっている。ロータ５の外周部はロ
ータヨーク７により構成され、ロータヨーク７は中空で
両端の開放した円筒体に構成されている。ロータ５の外
周は、翼８を支持する羽根ボス９により覆われ、羽根ボ
ス９の内径はロータヨーク７の外径より大径に構成され
ている。羽根ボス９の一側はモータ本体１の一側を覆う
側板部１０に繋り、この側板部１０の中心に回転軸２に
嵌合させる軸挿入用ボス１１が内側に突出した状態に一
体成形されている。羽根ボス９の内周にはロータヨーク
７を羽根ボス９の内周面に対して一定の間隔を保って保
持する放射状に突き出す複数の保持リブ１２が一体に形
成されている。この各保持リブ１２の側板部側となる奥
側にはロータヨーク７の一端が当たりそのロータヨーク
７の羽根ボス９への嵌め込み深さを規定する台座１３が
形成されている。また軸挿入用ボス１１の外周には図３
や図４に示すように放射状に複数のリブ１４が一体に形
成されている。
【００１０】上記の構成の送風機においては、羽根ボス
９内に保持リブ１２によりロータヨーク７を組付けた
後、羽根車６を軸挿入用ボス１１において回転軸２に嵌
合させることにより、ロータ５と羽根車６と回転軸２と
が一体になってステータ４に対して回転し、送風機能を
果たす。羽根車６における羽根ボス９の内周面とロータ
ヨーク７の外周面との間には保持リブ１２により所定の
間隔が保たれ、ロータヨーク７の一方の軸方向端と羽根
車６の側板部１０の内面との間にも台座１３による間隔
が保たれている。ロータヨーク７は円筒体で両端が開放
していて、上記各間隔による空間と内部空間とが連通し
ている。従って、羽根車６が回転すると軸挿入用ボス１
１を補強しているリブ１４の回転及び台座１３の回転に
よって、ロータヨーク７内の空気やロータヨーク７と羽
根ボス９との間の空気が撹拌されることになり、モータ
内部が撹拌流により積極的に冷却されることになる。
９内に保持リブ１２によりロータヨーク７を組付けた
後、羽根車６を軸挿入用ボス１１において回転軸２に嵌
合させることにより、ロータ５と羽根車６と回転軸２と
が一体になってステータ４に対して回転し、送風機能を
果たす。羽根車６における羽根ボス９の内周面とロータ
ヨーク７の外周面との間には保持リブ１２により所定の
間隔が保たれ、ロータヨーク７の一方の軸方向端と羽根
車６の側板部１０の内面との間にも台座１３による間隔
が保たれている。ロータヨーク７は円筒体で両端が開放
していて、上記各間隔による空間と内部空間とが連通し
ている。従って、羽根車６が回転すると軸挿入用ボス１
１を補強しているリブ１４の回転及び台座１３の回転に
よって、ロータヨーク７内の空気やロータヨーク７と羽
根ボス９との間の空気が撹拌されることになり、モータ
内部が撹拌流により積極的に冷却されることになる。
【００１１】
【発明の効果】以上実施例による説明からも明らかなよ
うに、この発明によればロータヨークを保持する羽根車
の軸挿入用ボスの補強とともにモータ内部の冷却を図る
ことができ、簡素な構成で羽根車の強度アップとアウタ
ーロータ型のモータの積極的な冷却が可能となる。
うに、この発明によればロータヨークを保持する羽根車
の軸挿入用ボスの補強とともにモータ内部の冷却を図る
ことができ、簡素な構成で羽根車の強度アップとアウタ
ーロータ型のモータの積極的な冷却が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の実施例を示す送風機の一部を省略し
た断面図である。
た断面図である。
【図２】この発明の実施例を示す羽根車の背面図であ
る。
る。
【図３】この発明の実施例を示す羽根車の軸挿入用ボス
部分の斜視図である。
部分の斜視図である。
【図４】この発明の実施例を示す羽根車の軸挿入用ボス
部分の斜視図である。
部分の斜視図である。
【図５】従来の送風機を示す説明図である。
１ モータ本体 ２ 回転軸 ４ ステータ ５ ロータ ６ 羽根車 ７ ロータヨーク ９ 羽根ボス １１ 軸挿入用ボス １２ 保持リブ １４ リブ
【手続補正書】
【提出日】平成４年９月２８日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項１
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００４
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の送風機では
羽根ボス２２に設けた吸込羽根２４によりモータの冷却
ができるが、ステータの外側でロータが回転するアウタ
ーロータ型のモータを使った送風機には適用できず、全
体の小型化の要請の中で広くＯＡ機器等において採用さ
れているアウターロータ型のモータによる送風機では、
送風路にモータを置き外殻において放熱させる古典的と
もいえる冷却手段が採られているにすぎない。また、羽
根車２３と一体に軸挿入用ボスが形成され、これに出力
軸２１を圧入する構造の場合この軸挿入用ボス部には十
分な強度が必要である。
羽根ボス２２に設けた吸込羽根２４によりモータの冷却
ができるが、ステータの外側でロータが回転するアウタ
ーロータ型のモータを使った送風機には適用できず、全
体の小型化の要請の中で広くＯＡ機器等において採用さ
れているアウターロータ型のモータによる送風機では、
送風路にモータを置き外殻において放熱させる古典的と
もいえる冷却手段が採られているにすぎない。また、羽
根車２３と一体に軸挿入用ボスが形成され、これに出力
軸２１を圧入する構造の場合この軸挿入用ボス部には十
分な強度が必要である。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００５
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００５】この発明は、アウターロータ型のモータに
よる送風機に関する構成の簡単な冷却構造を得るととも
に、軸挿入用ボス部の強度アップをはかることを目的と
する。
よる送風機に関する構成の簡単な冷却構造を得るととも
に、軸挿入用ボス部の強度アップをはかることを目的と
する。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる送風機
は、回転軸を回転自在に保持する軸受を収納する軸受ホ
ルダの外周にステータを構成し、ステータの外側にロー
タを構成してなるモータ本体と、このモータ本体の一側
部とロータの外周部を覆うとともに、回転軸とロータと
に装着されこれらと共回りする羽根車とから構成される
送風機に関し、一つはそのロータの外周部を構成するロ
ータヨークを円筒体に構成し、羽根車のロータの外周を
覆う羽根ボス内に所定の隙間を持って保持させる。もう
一つは羽根車の回転軸を嵌める軸挿入用ボスにはそのモ
ータ本体側の外周に放射状に複数のリブを一体に形成し
たものである。
は、回転軸を回転自在に保持する軸受を収納する軸受ホ
ルダの外周にステータを構成し、ステータの外側にロー
タを構成してなるモータ本体と、このモータ本体の一側
部とロータの外周部を覆うとともに、回転軸とロータと
に装着されこれらと共回りする羽根車とから構成される
送風機に関し、一つはそのロータの外周部を構成するロ
ータヨークを円筒体に構成し、羽根車のロータの外周を
覆う羽根ボス内に所定の隙間を持って保持させる。もう
一つは羽根車の回転軸を嵌める軸挿入用ボスにはそのモ
ータ本体側の外周に放射状に複数のリブを一体に形成し
たものである。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００７
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００７】
【作用】この発明における送風機においては、羽根ボス
内に所定の間隔を保持してロータが組付けられ、ロータ
と羽根車と回転軸とが一体になって回転し、送風機能を
果たす。羽根車の回転軸との結合部分である軸挿入用ボ
スには放射状のリブがあり、羽根車の回転とともに回転
するため、この部分に通じるモータ本体内の空気及び羽
根ボスとロータヨークとの間の空気は撹拌され、モータ
内部の熱の放熱が促進されることになる。また、軸挿入
用ボスの外周に設けた放射状のリブによりこの部分が補
強される。
内に所定の間隔を保持してロータが組付けられ、ロータ
と羽根車と回転軸とが一体になって回転し、送風機能を
果たす。羽根車の回転軸との結合部分である軸挿入用ボ
スには放射状のリブがあり、羽根車の回転とともに回転
するため、この部分に通じるモータ本体内の空気及び羽
根ボスとロータヨークとの間の空気は撹拌され、モータ
内部の熱の放熱が促進されることになる。また、軸挿入
用ボスの外周に設けた放射状のリブによりこの部分が補
強される。
【手続補正６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００９
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００９】図示の送風機のモータ本体１は、中心に回
転軸２を回転自在に保持した、軸受を収納した軸受ホル
ダ３の外周にステータ４を構成し、ステータ４の外側に
ロータ５を構成してなる。また羽根車６はプラスチック
の成形体で、モータ本体１の軸方向の一側部とロータ５
の外周部を覆う構造に成形され、回転軸２とロータ５と
に装着されてこれらと共回りするようになっている。ロ
ータ５の外周部はロータヨーク７により構成され、ロー
タヨーク７は中空で両端の開放した円筒体に構成されて
いる。ロータ５の外周は、翼８を支持する羽根ボス９に
より覆われ、羽根ボス９の内径はロータヨーク７の外径
より大径に構成されている。羽根ボス９の一側はモータ
本体１の一側を覆う側板部１０に繋り、この側板部１０
の中心に回転軸２に嵌合させる軸挿入用ボス１１が内側
に突出した状態に一体成形されている。羽根ボス９の内
周にはロータヨーク７を羽根ボス９の内周面に対して一
定の間隔を保って保持する放射状に突き出す複数の保持
リブ１２が一体に形成されている。この各保持リブ１２
の側板部側となる奥側にはロータヨーク７の一端が当た
りそのロータヨーク７の羽根ボス９への嵌め込み深さを
規定する台座１３が形成されている。また軸挿入用ボス
１１の外周には図３や図４に示すように放射状に複数の
リブ１４が一体に形成されている。
転軸２を回転自在に保持した、軸受を収納した軸受ホル
ダ３の外周にステータ４を構成し、ステータ４の外側に
ロータ５を構成してなる。また羽根車６はプラスチック
の成形体で、モータ本体１の軸方向の一側部とロータ５
の外周部を覆う構造に成形され、回転軸２とロータ５と
に装着されてこれらと共回りするようになっている。ロ
ータ５の外周部はロータヨーク７により構成され、ロー
タヨーク７は中空で両端の開放した円筒体に構成されて
いる。ロータ５の外周は、翼８を支持する羽根ボス９に
より覆われ、羽根ボス９の内径はロータヨーク７の外径
より大径に構成されている。羽根ボス９の一側はモータ
本体１の一側を覆う側板部１０に繋り、この側板部１０
の中心に回転軸２に嵌合させる軸挿入用ボス１１が内側
に突出した状態に一体成形されている。羽根ボス９の内
周にはロータヨーク７を羽根ボス９の内周面に対して一
定の間隔を保って保持する放射状に突き出す複数の保持
リブ１２が一体に形成されている。この各保持リブ１２
の側板部側となる奥側にはロータヨーク７の一端が当た
りそのロータヨーク７の羽根ボス９への嵌め込み深さを
規定する台座１３が形成されている。また軸挿入用ボス
１１の外周には図３や図４に示すように放射状に複数の
リブ１４が一体に形成されている。
【手続補正７】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１０
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１０】上記の構成の送風機においては、羽根車６
を軸挿入用ボス１１において回転軸２に嵌合させた後、
羽根ボス９内に保持リブ１２によりロータ５を組付ける
ことにより、ロータ５と羽根車６と回転軸２とが一体に
なってステータ４に対して回転し、送風機能を果たす。
羽根車６における羽根ボス９の内周面とロータヨーク７
の外周面との間には保持リブ１２により所定の間隔が保
たれ、ロータヨーク７の一方の軸方向端と羽根車６の側
板部１０の内面との間にも台座１３による間隔が保たれ
ている。ロータヨーク７は円筒体で両端が開放してい
て、上記各間隔による空間と内部空間とが連通してい
る。従って、羽根車６が回転すると軸挿入用ボス１１を
補強しているリブ１４の回転及び台座１３の回転によっ
て、モータ本体１内の空気やロータヨーク７と羽根ボス
９との間の空気が撹拌されることになり、モータ内部が
撹拌流により積極的に冷却されることになる。
を軸挿入用ボス１１において回転軸２に嵌合させた後、
羽根ボス９内に保持リブ１２によりロータ５を組付ける
ことにより、ロータ５と羽根車６と回転軸２とが一体に
なってステータ４に対して回転し、送風機能を果たす。
羽根車６における羽根ボス９の内周面とロータヨーク７
の外周面との間には保持リブ１２により所定の間隔が保
たれ、ロータヨーク７の一方の軸方向端と羽根車６の側
板部１０の内面との間にも台座１３による間隔が保たれ
ている。ロータヨーク７は円筒体で両端が開放してい
て、上記各間隔による空間と内部空間とが連通してい
る。従って、羽根車６が回転すると軸挿入用ボス１１を
補強しているリブ１４の回転及び台座１３の回転によっ
て、モータ本体１内の空気やロータヨーク７と羽根ボス
９との間の空気が撹拌されることになり、モータ内部が
撹拌流により積極的に冷却されることになる。
【手続補正８】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 １ モータ本体 ２ 回転軸３ 軸受ホルダ ４ ステータ ５ ロータ ６ 羽根車 ７ ロータヨーク ９ 羽根ボス １１ 軸挿入用ボス １２ 保持リブ １４ リブ
【手続補正９】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図１
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 和英 岐阜県中津川市駒場町１番３号 三菱電機 株式会社中津川製作所内 (72)発明者 小宮山 菊夫 岐阜県中津川市駒場町１番３号 三菱電機 株式会社中津川製作所内 (72)発明者 内田 敏彦 岐阜県中津川市駒場町１番３号 三菱電機 株式会社中津川製作所内
Claims (1)
- 【請求項１】 回転軸を回転自在に保持するスリーブの
外周にステータを構成し、このステータの外側にロータ
を構成してなるモータ本体、このモータ本体の一側部と
ロータの外周部を覆うとともに、上記回転軸とロータと
に装着されこれらと共回りする羽根車とからなる送風機
において、上記ロータの外周部を構成するロータヨーク
を円筒体に構成し、上記羽根車のロータの外周を覆う羽
根ボスの内径を上記ロータヨークより大径に構成し、こ
の羽根ボスの内周には上記ロータヨークを羽根ボスの内
周面に対して一定の間隔を保って保持する放射状に突き
出す複数の保持リブを設け、かつ上記羽根車の回転軸を
嵌める軸挿入用ボスには、そのモータ本体側の外周に複
数のリブを放射状に一体に形成したことを特徴とする送
風機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4952292A JPH05248396A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4952292A JPH05248396A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 送風機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05248396A true JPH05248396A (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=12833473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4952292A Pending JPH05248396A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 送風機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05248396A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6534889B2 (en) * | 1999-12-17 | 2003-03-18 | Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. | Motor with rotator having shaft insertion sections with different internal peripheral surfaces |
| JP2009168004A (ja) * | 2008-01-15 | 2009-07-30 | Delta Electronics Inc | ファン |
-
1992
- 1992-03-06 JP JP4952292A patent/JPH05248396A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6534889B2 (en) * | 1999-12-17 | 2003-03-18 | Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. | Motor with rotator having shaft insertion sections with different internal peripheral surfaces |
| JP2009168004A (ja) * | 2008-01-15 | 2009-07-30 | Delta Electronics Inc | ファン |
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