JPH0524691U - 屋外・寒冷地用インバータホイスト - Google Patents

屋外・寒冷地用インバータホイスト

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Publication number
JPH0524691U
JPH0524691U JP7354791U JP7354791U JPH0524691U JP H0524691 U JPH0524691 U JP H0524691U JP 7354791 U JP7354791 U JP 7354791U JP 7354791 U JP7354791 U JP 7354791U JP H0524691 U JPH0524691 U JP H0524691U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inverter
temperature
hoist
case
heater
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7354791U
Other languages
English (en)
Inventor
清隆 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
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Publication date
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Publication of JPH0524691U publication Critical patent/JPH0524691U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 寒冷地の屋外での良好な使用を保証し得る屋
外・寒冷地用インバータホイストを提供することを目的
とする。 【構成】 インバータ2を耐雨・防塵構造のケース内に
収納するとともに、このケース内にヒータ3を配設し、
ケース内の温度がインバータ2の使用温度以下になった
場合には、このことを検出する温度センサのスイッチT
を接点T-2側に切替えて電磁リレーMC3を励磁するこ
とによりa接点mc3−1を閉成するとともにb接点m
c3−2を開放し、ヒータ3に通電するとともに巻上モ
ータ1の駆動をロックするようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は屋外・寒冷地用インバータホイストに関し、寒冷地の屋外での使用に 対処し得るよう改良したものである。
【0002】
【従来の技術】
電気ホイストは、例えば工場内において、荷物の搬送及び積み降ろしを行なう 搬送機械である。このような電気ホイストの中で、駆動モータの制御をインバー タにより行なっているものをインバータホイストと称している。このインバータ ホイストでは、インバータに付加した周波数設定用可変抵抗器(VR)の抵抗値 を変えることにより、インバータの出力周波数を調整して駆動モータの回転数を 制御するようになっている。
【0003】 図2はインバータホイストの一例を示す概略構成図である。同図に示すように 、このインバータホイストは、横行レール01上を移動するホイスト本体02に インバータを内蔵した制御箱03を備え、この制御箱03を含むホイスト本体0 2からキャブタイヤケーブル04及びシールド線05により吊り下げられた手元 操作押釦06を備えるとともに、周波数設定用可変抵抗器(VR)07を前記手 元操作押釦06側に備えて構成してある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述の如きインバータホイストの使用可能温度は、インバータの使用可能温度 が制限となって決定されるが、インバータの使用可能温度は、0°〜40℃であ るため、寒冷地では冬場にはインバータホイストを使用することが不可能になる という事態を招来していた。
【0005】 また、電気ホイスト自体は耐雨・防塵構造であるのに対し、インバータは屋内 専用品であり、しかもこのインバータは普通のケースに収納していたので、従来 技術に係るインバータホイストは屋内での使用しか許容されていなかった。
【0006】 本考案は、上記従来技術に鑑み、寒冷地の屋外での良好な使用を保証し得る屋 外・寒冷地用インバータホイストを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本考案の構成は、
【0008】 駆動電動機の回転速度をインバータにより制御するインバータホイストにおい て、 インバータを収納する耐雨・防塵構造のケースと、 インバータを暖めるようこのインバータを収納するケースに配設されたヒータ と、 ケース内の温度を検出してその温度がインバータの使用温度範囲にあるときに はパイロットランプを点灯するとともに、使用温度以下になった場合には前記ヒ ータを発熱させ、且つ前記駆動電動機の駆動をロックする温度センサとを有する ことを特徴とする。
【0009】
【作用】
上記構成の本考案によれば、ケース内の温度がインバータの使用温度以下にな った場合には、温度センサがこのことを検出してヒータを発熱させるとともに、 駆動電動機の駆動がロックされる。この結果ケース内の空気が暖められ、インバ ータを収納している環境の温度がインバータの使用温度内に上昇するが、この時 点で駆動電動機の駆動条件が整い、所定の操作により駆動することができる。こ のとき、駆動条件が成立していることはパイロットランプの点灯により告知され る。また、インバータは耐雨・防塵構造のケースに収納されているので、このイ ンバータホイストは屋外で使用することもできる。
【0010】
【実施例】 以下本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
【0011】 本実施例に係るインバータホイストは、図2に示すインバータホイストに、ヒ ータ、温度センサ、パイロットランプ及び駆動電動機のロック手段を追加したも のである。ヒータは、インバータを暖めるよう、このインバータを収納するケー スである制御箱に配設してある。この制御箱は、図2に示す制御箱とほぼ同構成 のものであるが、耐雨・防塵構造となっている点が異なる。また、温度センサは 、制御箱内の温度を検出してその温度がインバータの使用温度(通常0°〜40 ℃)以下になった場合に前記ヒータを発熱させるもので、前記制御箱03内に配 設してある。パイロットランプは、ケース内がインバータの使用温度範囲に保持 されているとき点灯するもので、制御箱03の表面に配設してある。
【0012】 図1は上記実施例に係るインバータホイストの電気回路を示す回路図である。 同図に示すように、誘導電動機で構成した巻上モータ1は、インバータ2の出力 周波数に基づきその回転数を制御する、所謂インバータ制御モータである。ヒー タ3はa接点mc3−1の閉成により通電されて発熱し、インバータ2の周囲の 空気を暖めるよう、前述の如く、インバータ2の制御箱内に配設してある。a接 点mc3−1は電磁リレーMC3の励磁により閉成されるa接点である。電磁リ レーMC3は温度センサのスイッチTの動作により付勢される。すなわち、制御 箱内の温度がインバータ2の使用温度以下になったことを温度センサが検出した とき、そのスイッチTは接点T-1側から接点T-2側に切替わる。一方、制御箱内 の温度がインバータ2の使用温度範囲にあることを温度センサが検出していると き、そのスイッチTは接点T-1を選択しており、パイロットランプLを点灯して インバータホイストが使用可能であることを表示する。
【0013】 b接点mc3−2は電磁リレーMC3の励磁により開放されるb接点である。 したがって、このb接点mc3−2は、制御箱内の温度がインバータ2の使用温 度以下であることを温度センサが検出しているときには開放されて巻上モータ1 及び巻上ブレーキ8の動作をロックする。
【0014】 図1中、4は電源、5は手動のメインスイッチ、6は手元操作押釦06(図2 参照)の操作押釦、6aは上昇スイッチ、6bは下降スイッチ、7は整流器、8 は巻上ブレーキ、LSは巻上上死点で動作するリミットスイッチ、MC1は上昇 用の電磁リレー、mc1−1及びmc1−2は電磁リレーMC1のa接点、MC 2は下降用の電磁リレー、mc2−1及びmc2−2は電磁リレーMC2のa接 点である。
【0015】 上記実施例によれば、制御箱内の温度がインバータ2の使用温度以下になった 場合には、温度センサがこのことを検出してスイッチTを切替える。この結果、 電磁リレーMC3が付勢され、このa接点mc3−1を閉成してヒータ3に通電 するとともに、b接点mc3−2を開放して巻上モータ1及び巻上ブレーキ8の 動作を停止する。ヒータ3への通電の結果、制御箱内の温度が上昇して制御箱内 の温度が、インバータ2の使用温度範囲に達するとスイッチTが接点T-1に切替 わり通常の動作が可能となる。
【0016】 また、インバータ2は耐雨・防塵構造の制御箱内に収納されているので、この インバータホイストは屋外で使用することもできる。
【0017】
【考案の効果】
以上実施例とともに具体的に説明したように、本考案によれば、インバータの 環境の温度がインバータの使用温度以下になった場合には、ヒータに通電して発 熱させるとともに、駆動電動機の駆動を不可とし、インバータの周囲の空気を暖 めるようになっているので、寒冷地においてもインバータホイストを充分良好に 使用し得るという効果を奏する。
【0018】 また、インバータは耐雨・防塵構造のケース内に収納されているので屋外での 使用も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るインバータホイストの電
気回路を示す回路図である。
【図2】従来技術に係るインバータホイストの一例を示
す概略構成図である。
【符号の説明】
1 巻上モータ 2 インバータ 3 ヒータ MC3 電磁リレー mc3−2 b接点 T スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動電動機の回転速度をインバータによ
    り制御するインバータホイストにおいて、 インバータを収納する耐雨・防塵構造のケースと、 インバータを暖めるようこのインバータを収納するケー
    スに配設されたヒータと、 ケース内の温度を検出してその温度がインバータの使用
    温度範囲にあるときにはパイロットランプを点灯すると
    ともに、使用温度以下になった場合には前記ヒータを発
    熱させ、且つ前記駆動電動機の駆動をロックする温度セ
    ンサとを有することを特徴とする屋外・寒冷地用インバ
    ータホイスト。
JP7354791U 1991-09-12 1991-09-12 屋外・寒冷地用インバータホイスト Withdrawn JPH0524691U (ja)

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JP7354791U JPH0524691U (ja) 1991-09-12 1991-09-12 屋外・寒冷地用インバータホイスト

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JPH0524691U true JPH0524691U (ja) 1993-03-30

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ID=13521373

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JP7354791U Withdrawn JPH0524691U (ja) 1991-09-12 1991-09-12 屋外・寒冷地用インバータホイスト

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010143407A1 (ja) * 2009-06-10 2010-12-16 ダイキン工業株式会社 輸送用冷凍装置
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Effective date: 19951130