JPH05246888A - コンポーネントワクチン - Google Patents

コンポーネントワクチン

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JPH05246888A
JPH05246888A JP22285891A JP22285891A JPH05246888A JP H05246888 A JPH05246888 A JP H05246888A JP 22285891 A JP22285891 A JP 22285891A JP 22285891 A JP22285891 A JP 22285891A JP H05246888 A JPH05246888 A JP H05246888A
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JP
Japan
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vaccine
giii
component
virus
antigen
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JP22285891A
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English (en)
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Shigeji Katayama
茂二 片山
Nobutaka Okada
伸隆 岡田
Tatsuji Okabe
達二 岡部
Fumiari Sasaki
文存 佐々木
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Microbial Chemistry Research Foundation
Original Assignee
Microbial Chemistry Research Foundation
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はオーエスキー病のワクチンを、感染
防御に有効で工業的にも大量生産することができ、しか
も有効成分の定量が可能で安定して優れた効果の得られ
るコンポーネントワクチンとする。 【構成】 ブタヘルペス1ウイルス感染細胞を非イオン
界面活性剤で可溶化し、その遠心上清を陰イオン交換体
にかけて膜糖蛋白gXを除去し、さらにヘパリン結合カ
ラムにかけることで膜糖蛋白gIII をヘパリンナトリウ
ムに結合させ、gIII を大量に含みかつgXの除去され
た分画を得て、これにオイルアジュバントを添加してコ
ンポーネントワクチンとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はオーエスキー病に有効
なコンポーネントワクチンおよびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】オーエスキー病は、ヘルペスウイルス科
のアルファヘルペスウイルス亜科に属するブタヘルペス
1ウイルス(別名、仮性狂犬病ウイルス、以下これをP
RVと略記する)によって引き起こされる伝染病であ
り、ブタを初めとしてウシ、ヒツジ、ネコ、イヌなど多
種の哺乳動物が感染する疾病である。このようなPRV
に感染すると、幼弱豚では重篤な症状を呈し、死亡する
こともある。成豚では一過性の呼吸器症状及び軽度の発
熱を示し、耐過或いは不顕性感染の経過をたどることが
多い。又、ブタ体内にウイルスの潜伏感染が成立し、新
しい感染源になったり、妊娠豚に感染すると高率に死・
流産を起こすこともある。
【0003】したがって、畜産界特に養豚業者にとって
は、本病の蔓延を未然に防いで被害を最小限に止めるた
め、有効なワクチンを得る必要があった。また、有効な
ワクチンであってもマーカーのないワクチンを一旦接種
すれば、その後の本病の感染を自然感染かまたはワクチ
ンによる感染か識別できず、自然感染豚のみ選択して処
分することができなくなる可能性がある。このため、前
記ワクチンには、標識能を付帯させる必要があり、我国
の防疫対策要領もこれを規定する。
【0004】PRVに対するワクチンとしては、弱毒化
ワクチン、ウイルスを不活化した不活化ワクチンおよび
ウイルス感染細胞を界面活性剤で可溶化した抗原のコン
ポーネントワクチンがある。前記弱毒化ワクチンは、あ
る程度、発症を防止し得るが、in vitroで組換
えが起こる可能性や弱毒化の定義が不鮮明であることな
どの欠点がある。一方、コンポーネントワクチンは、有
効成分としてPRV感染細胞に共通して出てくる細胞表
面の膜糖蛋白を有効成分としたものであり、糖蛋白とし
てはgp50、gII、gIII 、gI、gX等がある。g
p50は、蛋白量当たりの有効成分量が極めて少なく、
採集効率に劣る。一方、gI、gXは、前記有効成分量
が比較的多いものの、gI抗体またはgX抗体が抗ウイ
ルス作用を全く示さないため、gI、gX抗原をコンポ
ーネントワクチンの有効成分として採用することはでき
ない。また、gIIを抗原とするサブユニットワクチン
(特開平2−101023)もあるが、モノクロナール
抗体との親和性を利用したアフィニティークロマトグラ
フィーによって精製されるもので大量生産ができない。
膜糖蛋白gIII は、蛋白量当たりの有効成分量は多いが
gp50抗体に比べて抗体の抗ウイルス作用が若干劣る
ため、本病に対するサブユニットワクチンまたはコンポ
ーネントワクチンの主要成分として採用されることがな
かった。
【0005】また、これらサブユニットワクチンまたは
コンポーネントワクチンに添加されるアジュバントとし
ては、フロイントのアジュバント、水酸化アルミニウム
ゲル等が添加されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、膜糖蛋白gII
を抗原とするサブユニットワクチンは、抗原成分が単一
であるから、その抗原特有の効果しか望めず、多成分含
有ワクチンであるコンポーネントワクチンに比べて有効
性に劣り、一方、多成分のコンポーネントワクチンとす
れば有効成分の定量が容易でないという問題点がある。
また、前記サブユニットワクチンは、モノクロナール抗
体との親和性を利用したアフィニティークロマトグラフ
ィーによって得られるため、製造効率が低く、工業生産
性を充分に満足したものとはいえないものであった。さ
らに、ワクチンに添加するアジュバントは、接種部位に
よってワクチンの効力が変動するため信頼性に欠けると
いう問題点がある。
【0007】この発明は、上記した従来のオーエスキー
病のワクチンにおける問題点を解決し、感染防御に有効
で工業的にも大量生産することができ、しかも、有効成
分の定量が可能でありかつ安定して優れた効果の得られ
るコンポーネントワクチンとすることを課題としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】上記の課題を
解決するため、この発明においては、ブタヘルペス1ウ
イルスの膜糖蛋白gIII を主成分とするコンポーネント
ワクチンとしたのである。
【0009】または、上記コンポーネントワクチンは、
マーカーとして膜糖蛋白gXが除去されたものであって
もよい。
【0010】上記コンポーネントワクチンは、ブタヘル
ペス1ウイルス感染細胞を界面活性剤で可溶化し、その
遠心上清をヘパリン結合カラムおよび陰イオン交換体カ
ラムにかけて膜糖蛋白gIII を主成分としかつ膜糖蛋白
gXが除去された分画とし、この分画にオイルアジュバ
ントを添加して製造することができる。
【0011】この発明のコンポーネントワクチンは、ブ
タヘルペス1ウイルスの膜糖蛋白のうち、gIII を主成
分としていればよく、主成分以下の含有量でgII、gp
50等を含むものであってよい。膜糖蛋白のうちgIII
は、中和抗体を誘起し、細胞障害性T細胞の標的抗原で
あることから、両免疫機構に働きかけてPRV感染防御
に有効に作用する。また、gIII は、マウスの赤血球に
対して凝集性を示すので、成分の定量が可能である。
【0012】この発明のコンポーネントワクチンを製造
するには、まず、PRVを感受性細胞に接種し、採取し
た感染細胞を界面活性剤で可溶化する。感染細胞となる
PRVに感受性の高い細胞としては、PK−15細胞、
CPK細胞、BHK21細胞、Vero細胞、MDBK
細胞、HmLu細胞などが挙げられる。界面活性剤とし
ては、Nonidet P−40、Triton X−
100などの非イオン性界面活性剤が好ましい。
【0013】次に、前記可溶化液を遠心分離し、上清を
陰イオン交換体にかけてgXを効果的に除去し、さらに
ヘパリン結合カラムにかけて、gIII をヘパリンナトリ
ウムに結合させgIII を大量に含む分画を回収する。こ
れをオイルアジュバントと混合してワクチンとする。
【0014】陰イオン交換体はジエチルアミノヘチル基
を有するDEAE−Sepharose CL−6Bも
しくはTSKgel DEAE−トヨパール650が好
ましい。ヘパリン結合カラムはTSKgel AF−ヘ
パリントヨパール650もしくはHeparin−Se
pharose CL−6Bが好ましい。両カラムにか
ける順番はどちらが先でもよい。ワクチンはカラムにか
けた溶液をオイルアジュバントと5:5〜7:3(容量
比)の割合で混合したものであってよい。
【0015】なお、前記マーカーとしては、膜糖蛋白g
Xに代えて、またはこれと共に他の膜糖蛋白を除去する
こともできる。
【0016】
【実施例】
(ウイルスの感染と感染細胞の可溶化)回転培養瓶等で
増殖させたPK−15細胞或いはHmLu細胞にPRV
岩手株を接種し、細胞の変性がピークになったときに細
胞を集める。これに1%Triton X−100を含
む0.01M Tris HCl緩衝液(pH8.0)
を加え、12時間以上撹拌して可溶化し、10,000
0×gで遠心した上清を得た。
【0017】(gIII を主成分とした分画の回収)上記
上清を陰イオン交換体(ファルマシア−LKB社製:D
EAE Sepharose CL−6B)および、ヘ
パリン結合カラム(TOSOH社製:TSKgel A
F−ヘパリントヨパール650)を連結した両カラムに
かけた。そして、両カラムに吸着されない成分を洗い流
した後、0.2M NaClを含んだ0.01M Tr
isHCl緩衝液pH8.0でDEAE Sephar
ose CL−6Bに吸着している成分(gXを含まな
い)を溶出し、これをTSKgelヘパリントヨパール
650に吸着させた。次に連結していたカラムをはず
し、TSKgelヘパリントヨパール650に吸着して
いる成分を2M NaClを含んだ0.01Mリン酸緩
衝液(pH7.4)で溶出した。この分画をSDS−ポ
リアクリルアミドゲル電気泳動及びイムノブロッティン
グで解析した結果を図1に、その濃度分布のパターンを
図2に示した。
【0018】図1および図2の結果から明らかなよう
に、大部分の成分がgIII で全体の60%以上を含み、
gII、gp50は少量検出されるのみで他のウイルス成
分は殆ど検出されなかった。
【0019】(ワクチン抗原量の規定)PRVの糖蛋白
のうちgIII のみがマウスの赤血球を凝集する性質を利
用してワクチン抗原量を規定した。すなわち、前記溶出
液をV字型アッセイプレート上で0.2%牛血清アルブ
ミンを含んだゼラチン−ベロナール緩衝液で階段希釈し
た。この25μlの希釈抗原液に等量の0.2%牛血清
アルブミンを含んだゼラチン−ベロナール緩衝液を加
え、同緩衝液で0.5%濃度になるように調整したマウ
ス赤血球を50μl添加混合して室温で2時間感作し
た。赤血球が凝集し、V字型ウェルの底に沈降していな
いものを陽性とし、逆に沈降しているものを陰性とし
た。この溶出液中のgIII 抗原量は陽性と判定されたウ
ェルの最大希釈倍数の逆数をもって表した。なお、3回
試験を行ない最低の値をそのワクチンに含まれているg
III 抗原量とし、そのうち5つのサンプルを表1に示
し、その抗原蛋白量も同表中に併記した。
【0020】
【表1】
【0021】(アジュバントの添加およびマウスおよび
ブタにおける免疫効果と感染防御試験)コンポーネント
ワクチンの場合、アジュバントの助けがないとその効果
は、ワクチン抗原を非常に大量に生体内にいれなければ
現われない。そこで前記抗原とオイルアジュバントを
3:7の割合で混合し、マウス或いはブタに投与して免
疫効果及び防御効果を調べた。ここで、オイルアジュバ
ントの混合比は、親水性物質であるワクチン抗原を親油
性物質であるオイルアジュバントが効率的に包含する比
率とした。
【0022】マウスを用いた試験:ワクチン抗原量を前
記方法で測定し、1:30000と1:3000のgII
I抗原をオイルアジュバントと3:7の割合で混合し、
2週間に期間を開けて2回、4週令のマウスの腹側皮下
に投与した。次の週に10LD50のPRVを腹腔内に投
与、攻撃した。この結果、それぞれ80%、30%の生
存率を示した。なお、主成分であるgIII のみの成分量
を変えることは、製造方法上不可能なので全体の量を変
化させた。
【0023】ブタを用いた試験:ワクチン中のgIII 抗
原量を1:150000、1:15000に調製し、マ
ウスを用いたときと全く同様にオイルアジュバントと混
合してワクチンとした。
【0024】6週令の豚の頚部筋肉内に2週間の期間を
開けて2回接種した。次の週に100000TCID50
または106 TCID50のウイルスで経鼻攻撃した。そ
の後2週間、鼻粘膜スワブを採取しウイルス分離に供試
した。また、攻撃後2週目に殺処分し、扁桃からのウイ
ルス回収に供試した。この結果、gIII 抗原1:150
000を含んだワクチン接種群は臨床症状を示さず耐過
生存し、鼻粘膜スワブ及び扁桃からウイルスは分離され
なかった。一方、1:15000のgIII を含んだワク
チン接種群では一過性に臨床症状を示したが、耐過生存
した。鼻粘膜スワブ及び扁桃からは一部分離された。な
お、主成分であるgIII のみの成分量を変えることは製
造方法上不可能なので全体の量を変化させた。
【0025】次に、前記製法で得られたコンポーネント
ワクチンを接種した豚と、自然感染した豚を血清中の抗
体の有無によって識別する実験を行なった。
【0026】上記識別実験法としては、当該ワクチンに
含まれていないgXを抗原とした酵素免疫測定法(En
zyme Linked Immuno Adsorb
ent Assay:ELISA)を採用し、豚の血清
中のgXに対する抗体価を測定した。判定は陽性となっ
た場合、自然感染であり、陰性の場合は感染がなかった
か或いはワクチン接種豚とした。
【0027】〔識別実験〕 (gX抗原の精製)用いる細胞はワクチン抗原の製造に
用いた細胞と異なるRK−13細胞を用いた。PRVを
接種して24〜48時間後に培養液を採取し、10,0
000×gの遠心をかけ、上清を得た。この上清を70
%飽和硫安で塩析濃縮し、0.01M TrisHCl
緩衝液pH8.0中でゲル濾過をした。次にDEAE
Sepharose CL−6Bを充填したカラムにか
け、吸着した成分を0.3MNaClを含んだ0.01
M TrisHCl緩衝液(pH8.0)で溶出させ
た。最後に0.4M NaClを含んだ同緩衝液で溶出
させ、この分画をgX抗原とした。
【0028】(ELISAによる抗体測定)gX抗原を
0.5μg/50μl/wellになるように0.05
M炭酸緩衝液で調製し、固相とした。1%牛血清アルブ
ミンを含むリン酸緩衝食塩液300μl/wellを加
え、37℃、1時間インキュベートした。次に0.05
%Tween20を含んだリン酸緩衝食塩液(T−PB
S)でプレートを洗浄後、希釈した豚血清を50μl加
え、37℃、1時間インキュベートした。T−PBSで
洗浄後、同緩衝液で希釈したペルオキシダーゼ標識抗ブ
タIgGを50μl加え、37℃、1時間インキュベー
トした。反応後、T−PBSで洗浄し、基質(ABS
T)液を100μl加え、25℃、1時間インキュベー
トした。反応を同量の0.4M NaOHを加えて停止
させ、マイクロプレートオートリーダーを用いて492
nmの吸光度(O.D.値)を測定し、結果を図3に示
した。
【0029】図3の結果から明らかなように、ワクチン
免疫豚の血清(●印)のOD値は、0.3以下であっ
て、実験感染豚の血清(〇印)およびワクチン免疫豚の
実験感染後の血清(×印)のO.D.値と明瞭に区別で
きた。このようにして、豚血清中の中和抗体価とgXに
対するELISAのOD値測定との関係から、ワクチン
接種豚であるか、自然感染豚であるかの識別ができた。
【0030】
【効果】この発明は、以上説明したように、中和抗体の
誘起や細胞障害性T細胞の標的抗原であるブタヘルペス
1ウイルスの膜糖蛋白gIII を主成分とする多成分のコ
ンポーネントワクチンであるため、両免疫機構に充分に
働きかけてPRV感染防御に有効であり、しかも赤血球
凝集反応を示すので、有効成分の定量が可能である。ま
た、オイルアジュバントの添加が効率的であるため、生
体への安全性が高いものであり、しかもワクチン接種豚
と自然感染豚との識別も確実であり、理想的なオーエス
キー病のコンポーネントワクチンとして、本病の蔓延防
止に大きく貢献するものであるといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】イムノブロッティングで解析したSDS−ポリ
アクリルアミドゲル電気泳動像
【図2】図1の濃度分布のパターンを示すグラフ
【図3】ELISA OD値と中和抗体価の関係を示す
グラフ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブタヘルペス1ウイルスの膜糖蛋白gII
    I を主成分とするコンポーネントワクチン。
  2. 【請求項2】 マーカーとして膜糖蛋白gXが除去され
    た請求項1記載のコンポーネントワクチン。
  3. 【請求項3】 ブタヘルペス1ウイルス感染細胞を界面
    活性剤で可溶化し、その遠心上清をヘパリン結合カラム
    および陰イオン交換体カラムにかけて膜糖蛋白gIII を
    主成分としかつ膜糖蛋白gXが除去された分画とし、こ
    の分画にオイルアジュバントを添加する請求項1または
    2記載のコンポーネントワクチンの製造方法。
JP22285891A 1991-09-03 1991-09-03 コンポーネントワクチン Pending JPH05246888A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997023502A1 (fr) * 1995-12-21 1997-07-03 Solvay (Societe Anonyme) Vaccin plasmidique contre le virus pseudorabique
BE1010344A3 (fr) * 1996-06-12 1998-06-02 Solvay Vaccin plasmidique contre le virus pseudorabique.

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JOURNAL OF VIROLOGY=1984 *
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