JPH05246009A - 点字の形成方法 - Google Patents
点字の形成方法Info
- Publication number
- JPH05246009A JPH05246009A JP8456792A JP8456792A JPH05246009A JP H05246009 A JPH05246009 A JP H05246009A JP 8456792 A JP8456792 A JP 8456792A JP 8456792 A JP8456792 A JP 8456792A JP H05246009 A JPH05246009 A JP H05246009A
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- Japan
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- braille
- letterpress
- paper
- braille points
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- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 凸版印刷機5に、点字の文字列をポジ状態で
形成した点字用凸版6を設け、シール紙1等の紙片をそ
の裏面側が上記点字用凸版6側となるようにして供給す
る。上記シール紙1は、上記点字用凸版6を通過する際
にその裏面に点字用凸版6が強く押付けられるので、該
点字用凸版6のポジ状態の点字によって、シール紙1の
表紙側に突出する点字が形成される。上記凸版印刷機5
は、上記シール紙1に通常の文字を印刷するために、そ
の文字列をネガ状態で形成した印刷用凸版7を備えてい
てもよい。 【効果】 従来周知の凸版印刷の技術の応用により、大
量の点字の本やシール紙を安価に製造することができる
ので、点字の普及を飛躍的に促進することができる。
形成した点字用凸版6を設け、シール紙1等の紙片をそ
の裏面側が上記点字用凸版6側となるようにして供給す
る。上記シール紙1は、上記点字用凸版6を通過する際
にその裏面に点字用凸版6が強く押付けられるので、該
点字用凸版6のポジ状態の点字によって、シール紙1の
表紙側に突出する点字が形成される。上記凸版印刷機5
は、上記シール紙1に通常の文字を印刷するために、そ
の文字列をネガ状態で形成した印刷用凸版7を備えてい
てもよい。 【効果】 従来周知の凸版印刷の技術の応用により、大
量の点字の本やシール紙を安価に製造することができる
ので、点字の普及を飛躍的に促進することができる。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、点字の形成方法に関す
る。
る。
【従来の技術】従来、点字を形成するには、点字の各ド
ットを1つ1つ手作業で形成したり、或いは点字用タイ
プライタで1文字ずつ形成していた。特に歩道橋や案内
板等に案内のための点字を形成する場合には、予め所要
の大きさのプレートに手作業で点字を形成し、該プレー
トを歩道橋や案内板、或いは自動販売機等に張付けた
り、或いはそれらの構成部材自体に直接点字を形成して
いた。
ットを1つ1つ手作業で形成したり、或いは点字用タイ
プライタで1文字ずつ形成していた。特に歩道橋や案内
板等に案内のための点字を形成する場合には、予め所要
の大きさのプレートに手作業で点字を形成し、該プレー
トを歩道橋や案内板、或いは自動販売機等に張付けた
り、或いはそれらの構成部材自体に直接点字を形成して
いた。
【発明が解決しようとする課題】このような従来の形成
方法は大量生産に適しておらず、点字の本やプレート等
を製造するのに多大の労力を必要とするため高価とな
り、また容易に使用することが困難となることから広範
囲な利用が図られていなかった。本発明はそのような事
情に鑑み、点字の本やシール紙を大量かつ安価に製造す
ることができる点字の形成方法を提供するものである。
方法は大量生産に適しておらず、点字の本やプレート等
を製造するのに多大の労力を必要とするため高価とな
り、また容易に使用することが困難となることから広範
囲な利用が図られていなかった。本発明はそのような事
情に鑑み、点字の本やシール紙を大量かつ安価に製造す
ることができる点字の形成方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、点字
の文字列をポジ状態で形成した点字用凸版を設け、該点
字用凸版を紙面の裏面に押付けて該紙面の表面に突出す
る点字を形成するようにしたものである。
の文字列をポジ状態で形成した点字用凸版を設け、該点
字用凸版を紙面の裏面に押付けて該紙面の表面に突出す
る点字を形成するようにしたものである。
【作用】上記形成方法によれば、凸版印刷の技術により
点字の本やシール紙を大量かつ安価に製造することがで
きる。そしてシール紙に点字を形成した場合には、これ
を容易に上記歩道橋や案内板等に貼着することができる
ので、点字による案内の普及を促進することができる。
点字の本やシール紙を大量かつ安価に製造することがで
きる。そしてシール紙に点字を形成した場合には、これ
を容易に上記歩道橋や案内板等に貼着することができる
ので、点字による案内の普及を促進することができる。
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1において、点字が形成されるシール紙1は、図
示しないが、裏面に糊を塗布した表紙と該表紙の裏面に
容易に剥離可能に貼着した剥離紙とからなっている。上
記表紙の材料としては耐候性や耐久性に優れた材料が望
ましく、アルミニウム箔や透明若しくは不透明な単層又
は多層の合成樹脂フィルム等を用いることができる。上
記シール紙1は供給ロール2に巻付けられており、この
供給ロール2から引出されたシール紙1は、そのシール
紙1のたるみを防止するダンサーローラ3とアイドルロ
ーラ4とを介して凸版印刷機5に供給される。この凸版
印刷機5は上下一対の凸版平圧胴5A、5Bを有してお
り、図示実施例では下方の凸版平圧胴5Aの上面に点字
を形成するための、点字の文字列をポジ状態で形成した
点字用凸版6を設け、また上方の凸版平圧胴5Bの下面
に通常の文字を印刷するための、その文字列をポジ状態
で形成した印刷用凸版7を設けている。上記供給ロール
2から引き出されたシール紙1は、その裏側すなわち剥
離紙側が点字用凸版6側となるように間欠的に凸版印刷
機5に供給され、この凸版印刷機5の点字用凸版6がシ
ール紙1の裏面に押付けられてその点字用凸版6のポジ
状態の点字によって、図2に示すように、シール紙1の
表紙側に突出する点字8が形成される。これと同時に、
凸版印刷機5の印刷用凸版7によって、シール紙1の表
紙に点字の意味を示す通常の文字9が印刷される。この
とき、文字9を印刷するための印刷用凸版7には印刷用
インクが供給されるのは当然であるが、点字8を形成す
るための点字用凸版6には印刷用インクが供給されるこ
とはない。次に、上記凸版印刷機5によって点字8およ
び文字9が形成されたシール紙1は、この凸版印刷機5
から引き出されて打抜き機10に供給され、打抜き機1
0の平圧胴10Aと打抜き刃10Bとによって表紙のみ
が上記点字8および文字9を囲んで所要の大きさに打抜
かれる。そして打抜き機10を通過したシール紙1は、
最後に巻取りロール11に巻取られる。したがって上記
構成によれば、点字8が形成され、かつ文字9が印刷さ
れたシール紙1を連続的かつ大量に生産することができ
る。そして該シール紙1の剥離紙から上記打抜き機10
によって打抜かれた表紙を剥離させ、該表紙を歩道橋や
案内板等の必要位置に貼着すればよく、容易かつ安価に
点字による案内を普及させることができる。なお、上記
実施例のようにシール紙1の表紙のみを打抜いて該シー
ル紙1を巻取りロール11に巻取るようにした場合に
は、上記巻取りロール11をハンドラベラにセットし
て、該ハンドラベラで多数の商品等に上記打抜いた表紙
を容易に貼着することができる。
と、図1において、点字が形成されるシール紙1は、図
示しないが、裏面に糊を塗布した表紙と該表紙の裏面に
容易に剥離可能に貼着した剥離紙とからなっている。上
記表紙の材料としては耐候性や耐久性に優れた材料が望
ましく、アルミニウム箔や透明若しくは不透明な単層又
は多層の合成樹脂フィルム等を用いることができる。上
記シール紙1は供給ロール2に巻付けられており、この
供給ロール2から引出されたシール紙1は、そのシール
紙1のたるみを防止するダンサーローラ3とアイドルロ
ーラ4とを介して凸版印刷機5に供給される。この凸版
印刷機5は上下一対の凸版平圧胴5A、5Bを有してお
り、図示実施例では下方の凸版平圧胴5Aの上面に点字
を形成するための、点字の文字列をポジ状態で形成した
点字用凸版6を設け、また上方の凸版平圧胴5Bの下面
に通常の文字を印刷するための、その文字列をポジ状態
で形成した印刷用凸版7を設けている。上記供給ロール
2から引き出されたシール紙1は、その裏側すなわち剥
離紙側が点字用凸版6側となるように間欠的に凸版印刷
機5に供給され、この凸版印刷機5の点字用凸版6がシ
ール紙1の裏面に押付けられてその点字用凸版6のポジ
状態の点字によって、図2に示すように、シール紙1の
表紙側に突出する点字8が形成される。これと同時に、
凸版印刷機5の印刷用凸版7によって、シール紙1の表
紙に点字の意味を示す通常の文字9が印刷される。この
とき、文字9を印刷するための印刷用凸版7には印刷用
インクが供給されるのは当然であるが、点字8を形成す
るための点字用凸版6には印刷用インクが供給されるこ
とはない。次に、上記凸版印刷機5によって点字8およ
び文字9が形成されたシール紙1は、この凸版印刷機5
から引き出されて打抜き機10に供給され、打抜き機1
0の平圧胴10Aと打抜き刃10Bとによって表紙のみ
が上記点字8および文字9を囲んで所要の大きさに打抜
かれる。そして打抜き機10を通過したシール紙1は、
最後に巻取りロール11に巻取られる。したがって上記
構成によれば、点字8が形成され、かつ文字9が印刷さ
れたシール紙1を連続的かつ大量に生産することができ
る。そして該シール紙1の剥離紙から上記打抜き機10
によって打抜かれた表紙を剥離させ、該表紙を歩道橋や
案内板等の必要位置に貼着すればよく、容易かつ安価に
点字による案内を普及させることができる。なお、上記
実施例のようにシール紙1の表紙のみを打抜いて該シー
ル紙1を巻取りロール11に巻取るようにした場合に
は、上記巻取りロール11をハンドラベラにセットし
て、該ハンドラベラで多数の商品等に上記打抜いた表紙
を容易に貼着することができる。
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、凸版印
刷の技術により大量の点字の本やシール紙を安価に製造
することができるので、点字の普及を飛躍的に促進する
ことができるという効果が得られる。
刷の技術により大量の点字の本やシール紙を安価に製造
することができるので、点字の普及を飛躍的に促進する
ことができるという効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例を示す概略正面図。
【図2】点字を形成したシール紙1の平面図。
1…シール紙 5…凸版印刷機 6…点字用凸版
7…印刷用凸版
7…印刷用凸版
Claims (1)
- 【請求項1】 点字の文字列をポジ状態で形成した点字
用凸版を設け、該点字用凸版を紙面の裏面に押付けて該
紙面の表面に突出する点字を形成することを特徴とする
点字の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8456792A JPH05246009A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 点字の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8456792A JPH05246009A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 点字の形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05246009A true JPH05246009A (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=13834246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8456792A Pending JPH05246009A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 点字の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05246009A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0682663U (ja) * | 1993-04-28 | 1994-11-25 | 中国パール販売株式会社 | 点字粘着テープ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5513025B2 (ja) * | 1972-06-02 | 1980-04-05 | ||
JPH0238303U (ja) * | 1988-09-07 | 1990-03-14 | ||
JPH05238125A (ja) * | 1992-02-29 | 1993-09-17 | Kouiki Shakai Fukushikai | 点字刻印方法、及びこれを用いた点字刻印器具 |
-
1992
- 1992-03-06 JP JP8456792A patent/JPH05246009A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5513025B2 (ja) * | 1972-06-02 | 1980-04-05 | ||
JPH0238303U (ja) * | 1988-09-07 | 1990-03-14 | ||
JPH05238125A (ja) * | 1992-02-29 | 1993-09-17 | Kouiki Shakai Fukushikai | 点字刻印方法、及びこれを用いた点字刻印器具 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0682663U (ja) * | 1993-04-28 | 1994-11-25 | 中国パール販売株式会社 | 点字粘着テープ |
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DE199421C (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19950627 |