JPH05245752A - 湿式サンディングツール - Google Patents

湿式サンディングツール

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Publication number
JPH05245752A
JPH05245752A JP33293892A JP33293892A JPH05245752A JP H05245752 A JPH05245752 A JP H05245752A JP 33293892 A JP33293892 A JP 33293892A JP 33293892 A JP33293892 A JP 33293892A JP H05245752 A JPH05245752 A JP H05245752A
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JP
Japan
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liquid
workpiece
sanding
sanding tool
backup pad
Prior art date
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Pending
Application number
JP33293892A
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English (en)
Inventor
Barry Stone
バリー・ストーン
Coenraad Jekel
クンラート・イェッケル
Clive Bew
クライブ・ビュー
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3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Minnesota Mining and Manufacturing Co filed Critical Minnesota Mining and Manufacturing Co
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B55/00Safety devices for grinding or polishing machines; Accessories fitted to grinding or polishing machines for keeping tools or parts of the machine in good working condition
    • B24B55/06Dust extraction equipment on grinding or polishing machines
    • B24B55/10Dust extraction equipment on grinding or polishing machines specially designed for portable grinding machines, e.g. hand-guided
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B55/00Safety devices for grinding or polishing machines; Accessories fitted to grinding or polishing machines for keeping tools or parts of the machine in good working condition
    • B24B55/02Equipment for cooling the grinding surfaces, e.g. devices for feeding coolant
    • B24B55/03Equipment for cooling the grinding surfaces, e.g. devices for feeding coolant designed as a complete equipment for feeding or clarifying coolant
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B55/00Safety devices for grinding or polishing machines; Accessories fitted to grinding or polishing machines for keeping tools or parts of the machine in good working condition
    • B24B55/12Devices for exhausting mist of oil or coolant; Devices for collecting or recovering materials resulting from grinding or polishing, e.g. of precious metals, precious stones, diamonds or the like

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用する液体を被工作物表面に十分にかつ連
続的に供給することができ、被工作物表面研摩時に生じ
る粒子状表面材料が工作物にも被工作物にも付着しない
ようにした液体循環式の湿式サンディングツールを提供
する。 【構成】 この湿式サンディングツールは、被工作物表
面にサンディング処理を施すためのサンディングヘッド
を備えており、サンディングヘッドの底面7aには、不
図示のバックアップパッドを介して不図示のシート状研
摩材料が備えられる。この底面7aには、液体放出用流
路17と、液体吸引用流路19,21とが設けられてお
り、被工作物表面研摩時に生じる粒子状表面材料が液体
放出用流路17から放出された液体と共に、液体吸引用
流路内に吸引されるようにしている。吸引された液体は
不図示の瀘過装置により瀘過され、繰り返し使用され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湿式サンディングツー
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】ワークピースの表面をサンディング、つ
まり、つまり砂で磨いて、所望の最終仕上げをするのは
珍しいことではなく、家庭内で、また、工場内で、日常
的に行なわれていることである。従来のサンディング作
業は、シート状、ブロック状等、種々の形状の研摩材料
を研摩されるべき表面に押し当てて回転させたり往復運
動させたりして行なっていた。乾式サンディングでは、
しばしば、引っ掻きキズ等を被工作物に残すことがあ
り、しかも、かなりの量のダストを大気中に放出するた
め、これによって、作業者の健康を害したり、火災の危
険を招いたりしていた。
【0003】種々の作業において、研摩作業の効率は、
サンディング中、研摩される面を湿状態に保つことによ
り高められる。この種のサンディングは湿式サンディン
グと称される。水その他の液体を被工作物表面に案内す
ることにより、その被工作物表面及びサンディングツー
ルの両方を冷却し、その作業を円滑化することができる
のみならず、研摩時に生じた材料を洗い流すことができ
る。この湿式サンディングは、塗装等のシーリング仕上
げや保護最終仕上げ、又は該両仕上げを目的とする表面
処理において一般的に行なわれており、グラスファイバ
ー等、ある種の材料を成形するなどの場合においては、
フィニッシングオフ工程(finishing−off process)が
必要となる。この湿式サンディングは、たとえば、自動
車修理においても一般的に行なわれており、これによっ
て、再仕上げや再塗装を行う前に自動車本体の表面を滑
らかにしている。
【0004】上記湿式サンディングは、手作業により、
乾式サンディングブロックを使用して該ブロックを周期
的に水中に沈めたり、水を周期的に被工作物表面に注い
だりして行うことができる。しかしながら、工業的に使
用される場合、この方法によれば、十分な液体を被工作
物に連続的に供給することができず、従って、処理面を
間断なく滑らかに維持することが困難であった。さら
に、その液体量が不十分であるために、研摩されて出た
材料が被工作物表面に蓄積しないように、あるいは、サ
ンディングツール自体に蓄積しないように、これを除去
することが困難な場合もあった。これは、また、作業者
にとって、骨の折れる作業となっていた。上記周知の手
作業用湿式サンディングツールは、全長又は全幅又は全
高に亘って延在するように設けられた流路や溝を有する
サンディングブロックと、多量の液体を被工作物表面に
直接案内するべく外部の液源と連絡する連絡手段とを備
えている。手作業用湿式サンディングツールは、たとえ
ば、オーストラリア特許第89/46892号公報や米
国特許第4320601,4484419及び4922
665号明細書に開示されている。
【0005】動力式の湿式サンディングツールは、一般
的に、電動式駆動装置や油圧式駆動装置、又は空気式駆
動装置を備えており、これによって、仕上げ面上に位置
するシート状又はディスク状のサンドペーパ等の研摩部
材を支持するサンディングヘッドその他の被駆動ユニッ
トが駆動される。このサンディングヘッドには流路が形
成されており、この流路を通って、水が被工作物の表面
に案内されるようになっている。動力式の湿式サンディ
ングツールは、たとえば、米国特許第4091577,
4102084,4175359,4184291,45
23411及び5022190号明細書に開示されてい
る。
【0006】スイス特許第666648号明細書には、
手動操作型の動力式湿式サンディングツールが開示され
ている。このサンディングツールはサンディングヘッド
を備えたハウジングからなり、サンディングヘッドに
は、研摩ディスクを支持する2つの回転式バックアップ
アッドが取り付けられている。このバックアップアッド
は、一般の動力源により駆動されるようになっている。
このサンディングヘッドには水源と連絡するための出口
が設けられており、これによって、水が被工作物表面に
案内される。また、このサンディングヘッドには、真空
ポンプと連絡するための入口が設けられており、これに
よって、研摩時に研摩ディスク間に溜まった粒子状材料
が取り除かれるようになっている。しかし、被工作物の
表面から、該表面上に案内された水を取り除く装置は示
されていない。
【0007】公知の湿式サンディング方法には、幾つか
の欠点があった。研摩された材料が水と混じりあったと
きにスラリーが発生し、このスラリーが被工作物表面上
を流れて乾燥したとき、被工作物表面に筋が付いたり変
色したりすることがある。サンディング作業が完了する
までの間に、これらのシミは被工作物表面に確実に付着
してしまうため、これらのシミを取り除くための洗浄作
業を新たに行う必要があった。
【0008】また、多量の水が無制限に使用されるた
め、作業場の床には高価な排水設備を設置する必要があ
った。さらに、また、環境に対する関心が高まるにつれ
て、下水処理システムで処理できる物質について、常
に、厳しい規制が敷かれるようになり、これによって、
研摩するときに出る塗膜やその他の破片等を含む排水の
処理がますます困難になってきている。
【0009】本発明は、該発明に係る改良型湿式サンデ
ィングツールを提供することにより、公知の湿式サンデ
ィング作業に伴い生じていたこれらの問題点の解消を図
ることを目的としている。
【0010】
【発明の要旨】本発明により、被工作物の表面が研摩さ
れたときに発生する、該表面形成材料よりなる研摩表面
材料の除去時に液体を使用する湿式サンディングツール
が提供される。このサンディングツールは、作業者によ
り支持されかつ操作されるべき本体を備えたハウジング
を有しており、この本体は、研摩部材をその上に支持し
かつ該研摩部材を被工作物表面に当接させて該被工作物
表面を研摩するように構成された主たる表面を備えたバ
ックアップパッドを備えたサンディングヘッドを有して
いる。このサンディングヘッドは、液体の出口と、液体
の入口とを備えている。また、上記出口を液源に連絡す
るための連絡手段と、上記入口を吸引源に連絡するため
の連絡手段とが備えられている。上記バックアップパッ
ドは、上記液体を上記液源から上記被工作物表面へ案内
するべく、上記出口の少なくとも一つと連絡する少なく
とも一つの通路を有し、上記入口により、上記液体と上
記研摩表面材料とが上記被工作物表面から上記吸引源に
案内されるようにしている。
【0011】本発明により、研摩部材が上記被工作物表
面に押圧せしめられている箇所において、上記液体がそ
の表面に案内されることができるようにしている。該表
面に放出された液体は、サンディングが施されるべき表
面の全面積に行き渡るように速やかに分散せしめられる
ため、ダストの発生と拡散とが実質的に抑えられる。上
記研摩により生じた、被工作物形成材料の粒子やその他
の付着物を含んだ廃液は、同時に、被工作物表面から取
り除かれ、被工作物表面とサンディングツールはスラリ
ーが付着しない状態に保たれるため、これによって、サ
ンディングツールの損傷を回避し、研摩材料の寿命を延
ばし、被工作物表面が研摩されて生じた粒子により所望
の最終仕上げが損なわれないようにしている。さらに、
この廃液は処理前に瀘過され、微粒子材料が取り除かれ
るようにしている。瀘過された廃液は、再循環させて液
源に戻すことができ、これにより、従来の湿式サンディ
ングツールを用いた場合と比較して、液体の漏れが殆ん
ど生じないか又は全く生じない「連続的な」湿式サンディ
ングシステムが提供される。
【0012】本発明に係るサンディングツールは、液体
の放出と取り除きのうち、少なくとも一方がバックアッ
プパッドを通して行なわれるように構成され、該両作業
がどちらも(これはある程度、サンディングツールのタ
イプによって異なってくることではあるが)バックアッ
プパッドを通して行なわれるようにすることが好まし
い。たとえば、バックアップパッドが通常は高速度で回
転するタイプの回転式サンダーの場合であれば、液体
は、サンディングヘッドのバックアップパッドを通して
中央部に設けられた流路から放出される一方、サンディ
ングヘッドの外周部において該液体が取り除かれるよう
にすることが好ましい。このサンディングヘッドには、
作業者に液体飛沫がかからないように、また、放出され
た水が被工作物表面に案内されるようにスカートが設け
られることが好ましい。
【0013】一実施例として、バックアップパッドに
は、一つ以上の第1流路が備えられ、サンディングヘッ
ドには、上記連絡手段の一つに連絡すると共に該バック
アップパッドに設けられた流路に連絡する少なくとも一
つの流路が備えられ、これによって、液体を被工作物表
面に放出したり、液体を被工作物表面から取り除いたり
できるようにした装置が挙げられる。このバックアップ
パッドには、上記の如く一つ以上の流路によって連絡さ
れた複数個の流路が備えられることが好ましい。好まし
い一実施例として、バックアップパッドには、また、一
つ以上の第2流路が備えられ、サンディングヘッドに
は、上記他の連絡手段と連絡すると共に該第2流路に連
絡する少なくとも一つの流路が備えられた装置が挙げら
れる。この装置においては、液体の放出と取り除きは、
バックアップパッドを通して行なわれる。該バックアッ
プパッドには、上記の如く一つ又はそれ以上の流路に連
絡するところの、複数個の第2流路が備えられることが
好ましい。
【0014】バックアップパッドに設けられる流路の構
成寸法や形状やパターンは、被工作物に対する液体の放
出や取り除き作業が効果的に行なわれるものであれば、
どのようなものであっても良い。
【0015】上記サンディングヘッドには、一般的に、
研摩シートやディスク、又はブロック等の研摩部材をバ
ックアップパッド上に取り外し自在に確実に取り付ける
ための手段が備えられる。適切な取り付け手段には、従
来技術において良く知られたスプリングクリップや機械
式アゴ状部材、フック及びループ式ファスナーや接着剤
等が用いられる。
【0016】上記研摩部材は、水の出入り口を形成する
べく、上記バックアップパッドに設けられた少なくとも
一つの流路に対応する少なくとも一つの開口を有して形
成される。研摩部材には、通常、第1流路、及び第2流
路がある場合にはこの第2流路の数と同数の開口が形成
される。これらの研摩部材の開口は、所定のサンディン
グツールに合致するように予め規格に合わせて形成する
ことができ、また、場合によっては、作業者が手作業に
より形成することができる。これらの開口は、また、サ
ンディングツールに適切な穴あけ手段を設けることによ
り、研摩部材をバックアップパッドに装着する段階で形
成することもできる。
【0017】上記サンディングツールには、また、液体
を被工作物表面に流すように制御するためのバルブを備
えることができる。このバルブは、液源に位置するよう
に設けたり、或いは、該液源とサンディングツールとを
連絡する液体供給ラインの中間位置に設けたりすること
ができる。研摩作業を妨害することなく液体の流れを作
業者が規制できるように、このバルブは、ツールそれ自
体に設けられることが好ましい。このバルブには、一般
的に、周知のピンチバルブ又はニードルバルブが備えら
れる。
【0018】水は、殆んどの湿式サンディング作業にお
いて選択利用される液体である。というのは、水は最も
便利な液体であり、また、一般的に、何処ででも手に入
る液体だからである。ある種の研摩特性を向上させるた
めに、その液体に、たとえば、潤滑剤や界面活性剤、分
散剤、研摩剤、サビ止め剤、抗菌剤、殺菌剤、その他の
添加剤を添加することができる。
【0019】本発明は、同様にして、動力式又は手動式
(つまり、非動力式)のサンディングツールに適用でき
る。先の場合には、一般的に、ハウジングは、作業者に
より支持されかつ操作される本体を有しており、そのサ
ンディングヘッドは、それに対して移動できるように本
体上に取り付けられている。このハウジングには、電気
的に駆動されるモータ、又は、より好ましくは、圧縮空
気で駆動されるモータが備えられ、これによって、被工
作物表面を研摩するべくサンディングヘッドを本体に対
して移動させることができるようにしている。本発明
は、回転式及び旋回式動力サンディングツールのどちら
にも適用できる。このハウジングには、作業者がサンダ
ーを保持し操作できるように、把持手段(たとえば、輪
郭をなすハンドル)が備えられることが好ましい。
【0020】本発明は、また、たとえば、オーストラリ
ア特許第89/46892号公報や、米国特許第409
1577、4102084,4320601,49226
65及び5022190号明細書に開示されているよう
に、周知の湿式サンディングツールにも適用できる。
【0021】本発明の一実施例として、米国特許第41
02084号明細書に開示されている如く手で把持され
るタイプの動力式湿式サンディングツールが提供され
る。このサンディングツールには、ハンドル構成部とシ
ャフトとが備えられており、ハンドル構成部は、該ハン
ドル構成部に取り付けられ上記シャフトを駆動する空気
モータを備えたモータハウジングを有している。このシ
ャフトは、該ハウジングの外側に突出している。サンデ
ィングヘッドは、このシャフトにより支持されており、
該シャフトにより駆動される。このサンディングヘッド
は、研摩されるべき表面に液体を放出するための出口を
備えている。ハンドルの外側には、モータに連絡するエ
アーパイプが備えられており、これによって空気の供給
が図れるようになっている。このモータのシャフトに
は、軸方向に開口が形成されており、また、サンディン
グヘッドにも、軸方向に開口が形成されている。これら
の各開口は相互に連絡している。液体供給ラインが、ハ
ンドルを通して液源に至るように延在している。そし
て、この液体供給ラインは、モータのシャフトの開口に
至るように構成されており、これによって、液体がサン
ディングヘッドを通して研摩されるべき表面に案内され
るようにしている。
【0022】上記ハンドルには液体制御バルブが支持さ
れている。上記液体供給ラインは、垂直方向に並んだ一
対の流路を備えており、バルブコアは、該一対の導管を
通して延在している。また、このバルブコアは、同時
に、流路を遮断したり開放したりするための一対の流路
を備えており、これによって、液体と空気とが各供給ラ
イン内を流動するようにしている。上記バルブコアに係
り合う操作ハンドルにより、バルブコアが、流路の遮断
位置と開放位置との間で切り替えられるようにすること
ができる。このサンディングヘッドには、さらに、入口
が備えられており、これによって、放出された液体と、
研摩時に出た研摩表面材料とを被工作物表面から取り除
くことができるようにしている。また、このサンディン
グヘッドには、上記入口を適切な吸引源に連絡するため
の連絡手段が備えられている。
【0023】本発明に係る他の実施例として、米国特許
第5022190号明細書に開示されている如く手で把
持されるタイプの動力式湿式サンディングツールが提供
される。このサンディングツールには、使用者により支
持されかつ操作されるツール本体が備えられている。サ
ンディングヘッドは、本体に対して移動可能なように該
本体に取り付けられている。そして、モータは、該本体
によって支持されると共に、被工作物表面を研摩するべ
くサンディングヘッドを該本体に対して移動させること
ができるように構成される。このサンディングヘッドに
は、変形自在なバックアップパッドが備えられる。この
バックアップパッドは、実質的に平坦な下面を備えてお
り、該下面に対してシート状研摩材料が支持されるよう
にすると共に、該下面によって研摩材料を被工作物表面
に押圧するべく力が研摩材料に作用せしめれらるように
している。このサンディングヘッドには、上記バックア
ップパッドよりも硬い受け板が備えられている。この受
け板は、その上面に亘って延在し、第1,2開口を有す
るように構成される。旋回式駆動機構が備えられてお
り、該機構はモータにより駆動される。この駆動機構
は、サンディングヘッド方向下方に突出する。この旋回
式駆動機構には、モータにより第1軸を中心として回転
駆動される第1部材と、中心から逸脱するように第1部
材に取り付けられた第2部材であって、該第2部材の軌
道運動を可能ならしめるべく第1軸から外れた位置に位
置せしめられた第2軸を中心として回転するように構成
された第2部材とが備えられる。柔軟でありかつ実質的
に管状の側壁をそなえたブーツが、本体とヘッドとの間
を通って下方向に延在しており、該駆動機構の回りに配
置されている。このブーツは、上記受け板と駆動機構の
第2部材との間における垂直方向の位置において、大略
水平方向に延在する底壁を備えている。ファスナーが硬
質の受け板に設けられた第1開口と、ブーツの底壁に設
けられた開口とを通して上方向に延在している。このフ
ァスナは、第2部材に対してヘッドとブーツの底壁の軌
道運動が可能となるように、ヘッドを第2部材とブーツ
の底壁とに取り付けるべく駆動機構の第2部材に取り付
けられている。
【0024】上記サンディングヘッドには、ファスナの
異なった面を通して案内されるところの所定のパターン
を有する水路が備えられている。この水路は、ファスナ
ーの異なった面側に位置しているバックアップパッドの
下面に形成され所定間隔隔てられた複数の流路に連絡し
ており、これによって、研摩シートに形成され所定間隔
隔てられた開口と連絡するようにしている。圧力をかけ
て水を送るための送り手段が備えられる。この送り手段
は、水をバックアップパッドの下面に設けられ所定間隔
隔てられた複数の開口に案内するべく、水がサンディン
グヘッドに設けられた流路に送られるように構成され
る。この送り手段は、ブーツの外部において、上記受け
板に接続された水の導入ラインを備えており、これによ
って、圧力をかけた状態で、水を、プレートに形成され
た第2開口を通して上記流路に案内し、該流路からさら
に被工作物の表面に案内されるようにしている。このブ
ーツはシールを形成しており、これによって、駆動機構
内への水の侵入を防止している。上記サンディングヘッ
ドには、さらに、入口が備えられており、これによっ
て、放出された液体が被工作物表面から取り除かれるよ
うにしている。また、上記サンディングヘッドには、上
記入口を吸引源に連絡するための手段が備えられてい
る。
【0025】本発明は、また、本発明に係るサンディン
グツールと、該サンディングツールに対して液体を供給
したり該サンディングツールから液体を回収するための
装置と、液源との組み合わせに関する。
【0026】上記液源は、ポータブル式であることが好
ましく、サンディングツールに供給されるべき液体に正
の圧力をかけるための装置を備えることができる。
【0027】この供給装置には、周知のあらゆる適切な
ポンプ装置や真空装置を備えることができる。
【0028】この装置には、被工作物の表面から取り除
かれた液体を瀘過するための装置が備えられることが好
ましく、これによって、液体を処理する前に、該液体に
含まれる上記研摩表面材料を取り除くことができる。瀘
過された液体は、該液体の再使用が可能となるように、
循環させて液源に戻すことが好ましい。
【0029】
【実施例】以下に、添付図面に示した本発明の実施例に
ついて詳細に説明する。
【0030】図1〜3は、本発明の一実施例に係る湿式
サンディングツール1を示している。サンディングツー
ル1はハウジング3を有している。このハウジング3
は、通常、比較的硬質のゴムより形成されるが、プラス
チックや金属や木材など、他の適当な硬質材料を使用し
てもよい。さらに、サンディングツール1は、握り手段
すなわちコンツアードハンドル5と、底面7aを備えた
サンディングヘッド7とを有している。サンディングヘ
ッド7の底面7aにはバックアップパッド9が取り付け
られており、このバックアップパッド9は、通常、ゴム
などの耐久性のある緩衝材より形成されていてシート状
研摩材料11が滑らないようになっている。
【0031】サンディングヘッド7には、シート状研摩
材料11をバックアップパッド9上に確実に取り付け・
支持するための取り付け手段13,15が形成されてい
る。この取り付け手段として13,15としては、サン
ディングツール1の両端部に設けられた、あご状部材
や、スプリングで付勢されたクリップなどが挙げられ
る。また、シート状研摩材料11の固定手段として他の
形態も考えられる。例えば、シート状研摩材料11の一
端に感圧接着剤を塗布して該シートをバックアップパッ
ド9に対して取り外し自在に取り付けたり、あるいは、
フックやループ状の固定手段を用いたりする方法があ
る。
【0032】図3に示すように、サンディングヘッド7
には、出口部すなわち単一の流路17と、入口部すなわ
ち横溝19a,21aとチャンバー20とによって相互に
連結している一対の流路19,21、とが形成されてい
る。液体は、外部の液源(図示せず)から流路17を伝っ
てバックアップパッド9へ抜け、放出されるようになっ
ている。そして、このようにして被工作物の表面(図示
せず)に放出され、該表面研摩時に生じた表面材料を含
む液体は、流路19,21から取り込まれるようになっ
ている。外部の液源と流路17とをつなぐパイプ25が
アダプタ23によって取り付けられており、このアダプ
タ23は、サンディングツール1を操作しやすくするた
めに、通常は旋回式に取り付けられている。さらに、吸
引源(図示せず)と流路19,21とを接続するためにパ
イプ27が使用されている。
【0033】図2に示すように、バックアップパッド9
には複数の穴が形成されており、この穴を通って、液体
は、放出されたり、工作物の表面から回収されたりす
る。本実施例では、水を放出するための単一の放出穴2
9が中央に設けられており、その周囲に、被工作物研摩
時に生じた該表面材料を含む液体を取り除くための吸引
穴31が設けられている。また、シート状研摩材料に
も、バックアップパッド9に形成されたこれらの穴2
9,31に対して、形状的にも位置的にも相応する複数
の穴が形成されている。
【0034】サンディングツール1に流れる液体の流量
は、機械的なレギュレータやバルブがなくても調節する
ことができる。何故ならば、外部の液源の流量を、加圧
などの方法によって比較的高くし、それに対して流路1
7の直径を小さくすれば、液体の最大流量を制限できる
からである。しかしながら、液体の流量を調節するため
の、ニードルバルブやピンチバルブ等のバルブがサンデ
ィングツール1に設けられていることが好ましい。この
ようなバルブは、当該分野において広く知られており、
従来の湿式サンディングツールに関する米国特許第4,32
0,601号及び第4,922,665号明細書にも示されている。バ
ルブは、サンディングツール1それ自体に、あるいは、
サンディングツール1に通じる液体供給ラインに、利便
の利くように取り付けることができる。
【0035】図4〜6には動力駆動旋回式サンディング
ツール33が示されている。このサンディングツール3
3のハウジング35にはハンドル37が備わっており、
サンディングツール33をつかんだり、サンディングツ
ール33を動かして被工作物の表面(図示せず)を研摩し
たりする際にはこのハンドル37を握ればよいようにな
っている。ハウジング35にはエア駆動式モーター(図
示せず)が内蔵されており、このモーターによって、サ
ンディングヘッド39は、被工作物の表面に対してほぼ
垂直な軸の周囲を旋回する。適当な空気源から流出した
空気は、ハンドル37内の通路を通ってモーターに達す
る。モーターへ流れる空気量は、レバー41によって操
作される手動式バルブ(図示せず)によって調節され、こ
の空気調節によってサンディングツール33を作動させ
たり止めたりすることができるようになっている。
【0036】本実施例のサンディングヘッド39は、水
平な直方体形状の硬質の受け板43と、シート状研摩材
料47で覆われているバックアップパッド45とよりな
る。尚、受け板43は金属製であることが好ましい。通
常、バックアップパッド45はゴムなどの変形自在の材
料より形成されており、被工作物の表面との接触時にシ
ート状研摩材料47に生じる力が緩衝されるようになっ
ている。
【0037】図5,6に示すように、サンディングヘッ
ド39には一対の放出穴49が形成されており、外部の
適当な液源(図示せず)より供給された液体は、この放出
穴49からバックアップパッド45の穴51に抜け、被
工作物の表面に放出される。サンディングツール33
は、フィードライン53によって外部の適当な液源と接
続している。フィードライン53には、サンディングヘ
ッド39に流れる液量を調節するバルブ55が設けられ
ている。
【0038】また、サンディングヘッド39は入口部と
しての流路57を有している。流路57は、相互に接続
している縦溝59と横溝61とを通して、バックアップ
パッド45に設けられた複数の穴63と連通しており、
被工作物表面研摩時に生じた該表面材料を含む液体を回
収できるようになっている。さらに、該液体をサンディ
ングツール33外に排出するために、適当な吸引源(図
示せず)と流路57とを連結し外方向に突出する突出部
65がハウジング35に備わっている。
【0039】シート状研摩材料47にも、バックアップ
パッド45に形成されたこれらの穴51,63に対し
て、形状的にも位置的にも相応する複数の穴(図示せず)
が設けられている。
【0040】サンディングツール33の使用に際して
は、まず、フィードライン53に取り付けたバルブ55
を調節してツール33内に十分な量の液体を送り込む。
次に、レバー41上に親指を置いてハンドル37を握
り、空気用通路を開放してモーターを駆動させる。研摩
処理の最中いかなるときでも、レバー41から親指を離
せば空気流はただちに遮断される。吸引源は、サンディ
ングツール33から独立して操作できるようにしてもよ
いし、レバー41を下げると作動するような構造にして
もよい。
【0041】図7には、本発明に係るサンディングツー
ルとの併用に適した液体用リザーバ67が示されてい
る。リザーバ67は適当な量の液体71を収容する圧力
容器69を有している。圧力容器69には、必要な圧力
をその内部で発生させる手段が備わっており、この圧力
によって液体71はフィードライン73を通ってサンデ
ィングツールへ送り込まれるようになっている。この圧
力発生手段として、本実施例ではハンドポンプ75が設
けられているが、他の適当なポンプ装置を使用すること
もできる。流路の開閉はマスターコック77によって行
なわれ、その流量調整はニードルバルブやピンチバルブ
などの適当なバルブ79によって行なわれる。また、圧
力容器69にはリリースバルブ81が設けられており、
容器69内の圧力が高くなりすぎないようになってい
る。
【0042】さらに、リザーバ67に、被工作物の表面
からサンディングツールによって回収した液体を収容す
るための回収容器83を任意に備えてもよく、その案内
手段としてはホース85が使用される。また、この回収
容器83に、処理前の液体から、該液体内に含まれると
ころの被工作物表面研摩時に生じた該表面材料の粒状物
や他の異物を取り除くための瀘過装置(図示せず)を取り
付けてもよい。適当な瀘過装置が当該分野においてよく
知られている。瀘過した液体は圧力容器69へ送って再
利用できるので都合が良い。回収容器83から圧力容器
69への液体の移送は、サンディングツールを用いて研
摩処理を施している間中絶えず行なってもよいし、ある
いは、周期的に研摩処理を中断して容器69内の圧力を
下げたときに行なってもよい。前者の場合であると、低
圧の回収容器83内の液体をより高圧の圧力容器69へ
移すための適当なバルブを取り付ける必要がある。
【0043】図8には、液体を循環させる可搬式リザー
バ装置が示されている。この装置はフレーム100に支
持されており、フレーム100には2対のホイール10
2,104とハンドル106が取り付けられている。フ
レーム100はハウジング108を支持しており、ハウ
ジング108の下側部分には液体用のリザーバ110が
設けられている。このリザーバ110からの液体の出口
として、円筒状のファインフィルター114の中にディ
ップチューブ112が設けられている。このように、デ
ィップチューブ112に吸入される液体はファインフィ
ルター114を通過するので、液体内の粒状物を除去で
きるのである。ディップチューブ112は導管116を
介してポンプ118と接続しており、液体は、このポン
プ118から導管122を通って湿式サンディングツー
ル120に送られるようになっている。サンディングツ
ールを作動させるための圧縮空気は高圧エアーパイプ1
24によって供給される。
【0044】サンディングツール120には、液体供給
用の導管122と高圧エアーパイプ124とに加えて、
被工作物の表面から液体を回収するための吸引パイプ1
26が連結している。これら3本の管122,124,
126をフレキシブルハーネス128内に収納して保護
できるようになっているので都合が良い。つまり、ここ
では、導管122と高圧エアーパイプ124とをより大
きな吸引パイプ126に収納させるという簡単な方法
で、これら3本の管122,124,126を互いに固定
させている。
【0045】吸引パイプ126とハウジング108とを
接続しており、水とその中の固形物とを回収するための
入口130を設けている。これらを吸引するための気流
は吸引モーター132によって発生する。回収した異物
から吸引モーター132を保護するためにフィルターが
取り付けられている。回収した水と混入物とは入口13
0から装置に入り、予備フィルター136で比較的大き
な粒子が除去された後に、リザーバ110に到達する。
従って、回収した液体は、矢141に示すように、予備
フィルター136とファインフィルター114双方によ
って瀘過されることになる。リザーバ110への2次入
口としてオーバーフローパイプ138が設けられてお
り、予備フィルター136がふさがっても装置の上側部
分に液体が溜まらないようになっている。さらに、装置
の上側部分には、液面が高くなりすぎた場合に切断スイ
ッチとして作用するフロート140が設けられている。
【0046】高圧エアーパイプ124に空気が流れる
と、自動的に吸引モーター132のスイッチが入って装
置が作動するようになっているので都合が良い。この特
長は、高圧エアーパイプ124に圧力スイッチを設けた
り、あるいは、吸引モーター132のスイッチとサンデ
ィングツールのスイッチとを一体化させるなどの方法に
よって、容易に達成することができる。放出した液体を
吸引するための吸引パイプ126の内部が十分に真空状
態になっていなければ、液体は新たにポンプ118から
サンディングツール120に供給されないようになって
いることが好ましい。ポンプ118がこのように機能す
れば、サンディングツールから放出された液体が被工作
物の表面からはみ出るなどして液体が除去されず、被工
作物の近辺が水浸しのようになっている場合に、さらに
液体がサンディングツールに流れてしまうことを防止す
ることができる。ポンプ118のこのような機能は、吸
引パイプ126の中に圧力スイッチを設けることによっ
て達成される。この圧力スイッチの位置としては、吸引
パイプ126内、サンディングツールのヘッドに挿入さ
れている部分などが考えられる。
【0047】以上、本発明に関して、いくつかの実施例
を挙げながら説明したが、当該分野の専門家において
は、本発明の範囲内で上記実施例に多数の修正を加える
ことも可能であろう。本発明の範囲は、上記実施例に限
定されるものではなく、特許請求の範囲における記述に
よってのみ限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る手持ち式サンディ
ングツールの側面図である。
【図2】 図1のサンディングツールの底面図である。
【図3】 図2のサンディングツールからバックアップ
パッドを取り外した状態を示す底面図である。
【図4】 本発明の第2実施例に係る動力式サンディン
グツールの側面図である。
【図5】 図4のサンディングツールの底面図である。
【図6】 図5のサンディングツールからバックアップ
パッドを取り外した状態を示す底面図である。
【図7】 本発明に係るサンディングツールとの併用に
適した液体用リザーバの断面図である。
【図8】 液体循環型可搬式リザーバ装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 湿式サンディングツール 3 ハウジング 5 コンツアードハンドル 7 サンディン
グヘッド 7a 底面 9 バックア
ップパッド 11 シート状研摩材料 13,15 取
り付け手段 17,19 流路 19a 横溝 20 チャンバ 21 流路 21a 横溝 23 アダプタ 25 パイプ 27 パイプ 29 放出穴 31 吸引穴 33 サンディングツール 35 ハウジン
グ 37 ハンドル 39 サンディ
ングヘッド 41 レバー 43 受け板 45 バックアップパッド 47 シート状
研摩材料 49 放出穴 51 穴 53 フィードライン 55 バルブ 57 流路 59 縦溝 61 横溝 63 穴 65 突出部 67 液体用リ
ザーバー 69 圧力容器 71 液体 73 フィードライン 75 ハンドポ
ンプ 77 マスターコック 79 バルブ 81 リリースバルブ 83 回収容器 85 ホース 100 フレー
ム 102 ホイール 104 ホイー
ル 106 ハンドル 108 ハウジ
ング 110 リザーバ 112 ディッ
プチューブ 114 ファインフィルタ 116 導管 118 ポンプ 120 サンデ
ィングツール 122 導管 124 高圧エ
アーパイプ 126 吸引パイプ 128 フレキ
シブルハーネス 130 入口 132 吸引モ
ータ 136 予備フィルタ 138 オーバ
ーフローパイプ 140 フロート 141 方向矢
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クンラート・イェッケル イギリス、イングランド、エセックス、ス リーエム・ユナイテッド・キングダム(番 地の表示なし) (72)発明者 クライブ・ビュー イギリス、イングランド、エセックス、ス リーエム・ユナイテッド・キングダム(番 地の表示なし)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被工作物の表面研摩時に生じる該表面材
    料よりなる研摩表面材料の除去に液体を使用する湿式サ
    ンディングツールにして、 作業者により支持されかつ操作されるべき本体を有する
    ハウジング(3)であって、該本体はバックアップパッド
    (9)と液体の出口(17)と液体の入口(19,21)とを
    備えたサンディングヘッド(7)を有し、バックアップパ
    ッド(9)は研摩部材(11)をその上に支持しかつ該研摩
    部材(11)を被工作物表面に当接させて被工作物表面を
    研摩するように構成された主たる表面を有する、ハウジ
    ング(3)と、 上記出口(17)を液体源に連絡するための第1連絡手段
    (23)と、 上記入口(19,21)を吸引源に連絡するための第2連
    絡手段(27)とを備え、 上記バックアップパッド(9)は、上記液体を上記液体源
    から上記被工作物表面へ案内するべく、上記出口(17)
    の少なくとも一つと連絡する少なくとも一つの流路(2
    9)を有し、 上記入口(19,21)により、上記液体と上記研摩表面
    材料とが上記被工作物表面から上記吸引源に案内される
    ようにしたことを特徴とする湿式サンディングツール。
  2. 【請求項2】 上記バックアップパッド(9)は、上記液
    体を上記液体源から上記被工作物表面へ案内できるよう
    に上記出口(17)と連絡する少なくとも一つの第1流路
    (29)と、上記液体と上記研摩表面材料とを被工作物表
    面から上記吸引源に案内できるように上記入口(19,2
    1)と連絡する少なくとも一つの第2流路(31)とを備
    えたことを特徴とする請求項1記載の湿式サンディング
    ツール。
  3. 【請求項3】 上記バックアップパッド(9)は、複数の
    第1流路(29)と、複数の第2流路(31)とを備えたこ
    とを特徴とする請求項2記載の湿式サンディングツー
    ル。
  4. 【請求項4】 上記バックアップパッド(9)上に上記研
    摩部材(11)を着脱自在に取り付けるための取り付け手
    段(13,15)を備えたことを特徴とする請求項1記載
    の湿式サンディングツール。
  5. 【請求項5】 上記バックアップパッド(9)の上記主た
    る面上に支持されかつ該面に対して着脱自在に取り付け
    られた研摩部材(11)を備えたことを特徴とする請求項
    4記載の湿式サンディングツール。
  6. 【請求項6】 上記研摩部材(11)は、上記バックアッ
    プパッド(9)に形成された上記各流路(29,31)に対
    応するようにかつ該各流路と整列するように設けられた
    開口を備えたことを特徴とする請求項5記載の湿式サン
    ディングツール。
  7. 【請求項7】 上記サンディングヘッド(7)を上記ハウ
    ジングに対して移動させるための駆動手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の湿式サンディングツール。
  8. 【請求項8】 上記液体を上記被工作物表面から除去し
    た後に該液体を瀘過するための瀘過装置を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の湿式サンディングツール。
  9. 【請求項9】 上記液体を上記液体源に循環させるため
    の手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の湿式サ
    ンディングツール。
JP33293892A 1991-12-13 1992-12-14 湿式サンディングツール Pending JPH05245752A (ja)

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