JPH05245119A - 血圧測定機能付き脈波計 - Google Patents
血圧測定機能付き脈波計Info
- Publication number
- JPH05245119A JPH05245119A JP4741492A JP4741492A JPH05245119A JP H05245119 A JPH05245119 A JP H05245119A JP 4741492 A JP4741492 A JP 4741492A JP 4741492 A JP4741492 A JP 4741492A JP H05245119 A JPH05245119 A JP H05245119A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blood pressure
- pulse wave
- data
- unit
- memory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 単一の機器で血圧と脈波を測定でき、その測
定データをメモリーに記憶してデータの推移を簡単に表
示でき、しかも、データの秘密保持が容易にできる。 【構成】 指先、耳朶など身体の末端部の血液量の増減
を検出する脈波センサ部１と、上腕部、手首、指先など
に取りつけるカフにより血圧値を検出する血圧センサ部
２と、これらのセンサ部の信号出力をもとに脈波、加速
度脈波、血圧などの生理学的データを演算あるいは測定
する演算・測定部と、演算・測定部で得られるデータを
複数データ記憶することのできるメモリーカードなどの
外部記憶媒体41と、前記演算・測定結果およびメモリー
部に記憶したデータを時系列で比較表示する表示部５と
を備えている。
定データをメモリーに記憶してデータの推移を簡単に表
示でき、しかも、データの秘密保持が容易にできる。 【構成】 指先、耳朶など身体の末端部の血液量の増減
を検出する脈波センサ部１と、上腕部、手首、指先など
に取りつけるカフにより血圧値を検出する血圧センサ部
２と、これらのセンサ部の信号出力をもとに脈波、加速
度脈波、血圧などの生理学的データを演算あるいは測定
する演算・測定部と、演算・測定部で得られるデータを
複数データ記憶することのできるメモリーカードなどの
外部記憶媒体41と、前記演算・測定結果およびメモリー
部に記憶したデータを時系列で比較表示する表示部５と
を備えている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、健康管理室、医療機関
あるいは一般家庭などにおいて使用する血圧測定機能付
き脈波計に関するものである。
あるいは一般家庭などにおいて使用する血圧測定機能付
き脈波計に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の血圧測定および脈波測定
は、それぞれ個別の医療測定機器として製造・販売され
ており、使用に際しても単一の機器で血圧および脈波を
測定して測定したデータを時系列で表示する医療測定機
器は存在しなかった。
は、それぞれ個別の医療測定機器として製造・販売され
ており、使用に際しても単一の機器で血圧および脈波を
測定して測定したデータを時系列で表示する医療測定機
器は存在しなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の血
圧計、脈波計の構成では、被測定者の測定を行うにあた
って２種類の計測器を別個にセッティングする必要があ
るばかりでなく、測定結果もそれぞれ別の手段によって
表示または記録されるもので、測定データを相互に比較
しながら判断する必要のある医療用測定機器としては極
めて使い勝手の悪いものであった。
圧計、脈波計の構成では、被測定者の測定を行うにあた
って２種類の計測器を別個にセッティングする必要があ
るばかりでなく、測定結果もそれぞれ別の手段によって
表示または記録されるもので、測定データを相互に比較
しながら判断する必要のある医療用測定機器としては極
めて使い勝手の悪いものであった。
【０００４】さらに、これらの測定機器にはデータの記
憶機能のないものが一般的であり、被測定者の測定デー
タの時系列での推移を見ようとした場合、その時々の測
定データを記録用紙の形で保存し、常時、整理しておく
必要があり、管理上非常に煩雑であるという課題を有し
ていた。
憶機能のないものが一般的であり、被測定者の測定デー
タの時系列での推移を見ようとした場合、その時々の測
定データを記録用紙の形で保存し、常時、整理しておく
必要があり、管理上非常に煩雑であるという課題を有し
ていた。
【０００５】本発明は、上記の課題を解決しようとする
もので、血圧測定と脈波測定を単一の機器で行うことが
できるとともに、測定データをメモリーに記憶し、記憶
したデータを時系列で比較表示できる血圧測定機能付き
脈波計を提供することを第１の目的とする。
もので、血圧測定と脈波測定を単一の機器で行うことが
できるとともに、測定データをメモリーに記憶し、記憶
したデータを時系列で比較表示できる血圧測定機能付き
脈波計を提供することを第１の目的とする。
【０００６】第２の目的は、測定データの秘密保持が容
易で、取扱性のよい外部記憶媒体からなるメモリー部を
備えた血圧測定機能付き脈波計を提供することにある。
易で、取扱性のよい外部記憶媒体からなるメモリー部を
備えた血圧測定機能付き脈波計を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記第１の目的を達成す
るために本発明は、指先、耳朶など身体の末端端部の血
液量の増減を検出する脈波センサ部と、上腕部、手首、
指先などに取りつけるカフにより血圧値を検出する血圧
センサ部と、これらのセンサ部の信号出力をもとに脈
波、加速度脈波、血圧などの生理学的データを演算ある
いは測定する演算・測定部と、演算・測定部で得られる
データを複数データ記憶することのできるメモリー部
と、前記演算・測定結果およびメモリー部に記憶したデ
ータを時系列で比較表示する表示部とを備えている。
るために本発明は、指先、耳朶など身体の末端端部の血
液量の増減を検出する脈波センサ部と、上腕部、手首、
指先などに取りつけるカフにより血圧値を検出する血圧
センサ部と、これらのセンサ部の信号出力をもとに脈
波、加速度脈波、血圧などの生理学的データを演算ある
いは測定する演算・測定部と、演算・測定部で得られる
データを複数データ記憶することのできるメモリー部
と、前記演算・測定結果およびメモリー部に記憶したデ
ータを時系列で比較表示する表示部とを備えている。
【０００８】また第２の目的を構成するために本発明
は、メモリー部を、ＩＣカード，メモリーカード，フロ
ッピーディスクなどの外部記憶媒体で構成したものであ
る。
は、メモリー部を、ＩＣカード，メモリーカード，フロ
ッピーディスクなどの外部記憶媒体で構成したものであ
る。
【０００９】
【作用】上記の構成により、循環器系医療検査の重要な
測定項目である脈波測定と血圧測定を単一の機器で測
定，比較表示できるようにしたものであり、また測定デ
ータをメモリー部に記憶できるために、被測定者の測定
データの推移を時系列で観察することが可能となる。
測定項目である脈波測定と血圧測定を単一の機器で測
定，比較表示できるようにしたものであり、また測定デ
ータをメモリー部に記憶できるために、被測定者の測定
データの推移を時系列で観察することが可能となる。
【００１０】またメモリー部を外部記憶媒体としたため
に、測定データの秘密保持が容易となり、取扱性も高め
ることができる。
に、測定データの秘密保持が容易となり、取扱性も高め
ることができる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の血圧測定機能付き脈波計の一
実施例について図面にもとづいて説明する。
実施例について図面にもとづいて説明する。
【００１２】図１は本発明の血圧測定機能付き脈波計の
一実施例の使用状態図、図２は同脈波センサ部および血
圧センサ部の外観図を含むブロック構成図、図３はメモ
リー部の一実施例としてのメモリーカードの斜視図、図
４はメモリー部に記憶した測定データを表示部上に時系
列で比較表示した場合の画面の一例を示した説明図であ
る。
一実施例の使用状態図、図２は同脈波センサ部および血
圧センサ部の外観図を含むブロック構成図、図３はメモ
リー部の一実施例としてのメモリーカードの斜視図、図
４はメモリー部に記憶した測定データを表示部上に時系
列で比較表示した場合の画面の一例を示した説明図であ
る。
【００１３】図１および図２において、１は指先の血液
量の増減を検出する脈波センサ部、２は上腕部の血圧値
を検出する血圧センサ部である。この脈波センサ部１お
よび血圧センサ部２で検出される信号出力をもとに演算
・測定部３で、脈波、血圧を測定し、加速度脈波などを
演算する。演算・測定部３で得られたデータをメモリー
部４で記憶し、これらのデータを表示部５で表示する。
上記脈波センサ部１、演算・測定部３、メモリー部４、
および表示部５は本体部６に内蔵されている。７はキー
ボードなどからなる操作部である。
量の増減を検出する脈波センサ部、２は上腕部の血圧値
を検出する血圧センサ部である。この脈波センサ部１お
よび血圧センサ部２で検出される信号出力をもとに演算
・測定部３で、脈波、血圧を測定し、加速度脈波などを
演算する。演算・測定部３で得られたデータをメモリー
部４で記憶し、これらのデータを表示部５で表示する。
上記脈波センサ部１、演算・測定部３、メモリー部４、
および表示部５は本体部６に内蔵されている。７はキー
ボードなどからなる操作部である。
【００１４】次に、この血圧測定機能付き脈波計の動作
について説明する。被測定者の上腕部に血圧センサ部２
のカフを取りつけ、指先を脈波センサ部１にセットして
操作部７により本体部６を動作させると、脈波センサ部
１および血圧センサ部２において検出された脈波および
血圧の信号出力は演算・測定部３に導かれたのち、この
演算・測定部３において脈波データ，血圧データとして
測定される。さらに、脈波データをもとにして加速度脈
波データが演算される。そして、この演算・測定部３に
おいて得られる脈波，血圧，加速度脈波などの測定デー
タは、メモリー部４において記憶されるとともに、表示
部５に画像データとして表示される。またこの表示部５
には、図４に示すように、メモリー部４において記憶さ
れたデータを過去にさかのぼって時系列で表示し、被測
定者の血圧，脈波，加速度脈波などのデータの推移を比
較表示することも可能である。
について説明する。被測定者の上腕部に血圧センサ部２
のカフを取りつけ、指先を脈波センサ部１にセットして
操作部７により本体部６を動作させると、脈波センサ部
１および血圧センサ部２において検出された脈波および
血圧の信号出力は演算・測定部３に導かれたのち、この
演算・測定部３において脈波データ，血圧データとして
測定される。さらに、脈波データをもとにして加速度脈
波データが演算される。そして、この演算・測定部３に
おいて得られる脈波，血圧，加速度脈波などの測定デー
タは、メモリー部４において記憶されるとともに、表示
部５に画像データとして表示される。またこの表示部５
には、図４に示すように、メモリー部４において記憶さ
れたデータを過去にさかのぼって時系列で表示し、被測
定者の血圧，脈波，加速度脈波などのデータの推移を比
較表示することも可能である。
【００１５】さらに、図１および図３における41は、外
部記憶媒体で構成したメモリー部の一実施例としてのメ
モリーカードである。図３において示したように、メモ
リー部４として外部記憶媒体であるメモリーカード41を
用いる場合、たとえば被測定者ごとの専用メモリーカー
ド41として使用すれば、メモリーカード41には特定の被
測定者だけのデータが記憶されることになり、他人が勝
手に測定データを見るのを防止することが可能であり、
またカルテの替わりとして保管することもできる。
部記憶媒体で構成したメモリー部の一実施例としてのメ
モリーカードである。図３において示したように、メモ
リー部４として外部記憶媒体であるメモリーカード41を
用いる場合、たとえば被測定者ごとの専用メモリーカー
ド41として使用すれば、メモリーカード41には特定の被
測定者だけのデータが記憶されることになり、他人が勝
手に測定データを見るのを防止することが可能であり、
またカルテの替わりとして保管することもできる。
【００１６】なお、実施例においては、血圧測定の方法
として上腕部で血圧を測定する場合について説明した
が、血圧の測定にあたっては一般的な血圧測定であれば
よく、手首における測定あるいは指先における測定であ
ってもかまわない。また、測定データの事例として、脈
波，加速度脈波，血圧のみを示したが、脈波および血圧
を検出することによって得られる速度脈波，脈拍数など
も記憶，表示可能であることはいうまでもない。
として上腕部で血圧を測定する場合について説明した
が、血圧の測定にあたっては一般的な血圧測定であれば
よく、手首における測定あるいは指先における測定であ
ってもかまわない。また、測定データの事例として、脈
波，加速度脈波，血圧のみを示したが、脈波および血圧
を検出することによって得られる速度脈波，脈拍数など
も記憶，表示可能であることはいうまでもない。
【００１７】
【発明の効果】以上のように本発明の血圧測定機能付き
脈波計は、脈波と血圧を単一の機器によって測定するこ
とのできる構成であるので、被測定者の循環器系医療検
査を行うにあたり、脈波計，血圧計などの個別の機器を
それぞれ別々に操作して測定する煩わしさがなくなるも
のであり、また、本体にメモリー部を備え、測定データ
を順次記憶させることができるので、被測定者の時系列
の各種測定データを容易に比較検討することが可能とな
るものである。
脈波計は、脈波と血圧を単一の機器によって測定するこ
とのできる構成であるので、被測定者の循環器系医療検
査を行うにあたり、脈波計，血圧計などの個別の機器を
それぞれ別々に操作して測定する煩わしさがなくなるも
のであり、また、本体にメモリー部を備え、測定データ
を順次記憶させることができるので、被測定者の時系列
の各種測定データを容易に比較検討することが可能とな
るものである。
【００１８】さらに、メモリー部をメモリーカード，Ｉ
Ｃカード，フロッピーディスクなどの外部記憶媒体で構
成した場合、データの保管，取扱が容易となるだけでな
く、医療データの取扱いにおいてもっとも重要とされて
いる測定データの秘密保持の面でも極めて有効な機器を
提供することができるものである。
Ｃカード，フロッピーディスクなどの外部記憶媒体で構
成した場合、データの保管，取扱が容易となるだけでな
く、医療データの取扱いにおいてもっとも重要とされて
いる測定データの秘密保持の面でも極めて有効な機器を
提供することができるものである。
【図１】本発明の血圧測定機能付き脈波計の一実施例の
使用状態図である。
使用状態図である。
【図２】脈波センサ部および血圧センサ部を含むブロッ
ク構成図である。
ク構成図である。
【図３】メモリー部の一実施例としてのメモリーカード
の斜視図である。
の斜視図である。
【図４】メモリー部の測定データを表示部上に時系列で
比較表示した場合の画面の一例を示す説明図である。
比較表示した場合の画面の一例を示す説明図である。
１ 脈波センサ部 ２ 血圧センサ部 ３ 演算・測定部 ４ メモリー部 ５ 表示部 41 メモリーカード（外部記憶媒体）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 8932−4Ｃ Ａ６１Ｂ 5/02 ３１０ Ｇ 8932−4Ｃ ３３２ Ｂ 8932−4Ｃ ３３２ Ｃ
Claims (2)
- 【請求項１】 指先、耳朶など身体の末端端部の血液量
の増減を検出する脈波センサ部と、上腕部、手首、指先
などに取りつけるカフにより血圧値を検出する血圧セン
サ部と、これらのセンサ部の信号出力をもとに脈波、加
速度脈波、血圧などの生理学的データを演算あるいは測
定する演算・測定部と、演算・測定部で得られるデータ
を複数データ記憶することのできるメモリー部と、前記
演算・測定結果およびメモリー部に記憶したデータを時
系列で比較表示する表示部とを備えた血圧測定機能付き
脈波計。 - 【請求項２】 メモリー部を、ＩＣカード，メモリーカ
ード，フロッピーディスクなどの外部記憶媒体で構成し
た請求項１記載の血圧測定機能付き脈波計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4741492A JPH05245119A (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | 血圧測定機能付き脈波計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4741492A JPH05245119A (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | 血圧測定機能付き脈波計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05245119A true JPH05245119A (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=12774488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4741492A Pending JPH05245119A (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | 血圧測定機能付き脈波計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05245119A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200449871Y1 (ko) * | 2008-01-02 | 2010-08-17 | 주식회사 아이에스티 | 혈압 및 혈당 측정 장치 |
-
1992
- 1992-03-05 JP JP4741492A patent/JPH05245119A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200449871Y1 (ko) * | 2008-01-02 | 2010-08-17 | 주식회사 아이에스티 | 혈압 및 혈당 측정 장치 |
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