JPH05245021A - ベンチ - Google Patents

ベンチ

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Publication number
JPH05245021A
JPH05245021A JP5002092A JP5002092A JPH05245021A JP H05245021 A JPH05245021 A JP H05245021A JP 5002092 A JP5002092 A JP 5002092A JP 5002092 A JP5002092 A JP 5002092A JP H05245021 A JPH05245021 A JP H05245021A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
heat
heating panel
bench
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5002092A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Konda
浩一 根田
Hiroshi Yabe
博司 矢部
Kimio Niijima
喜美男 新島
Teruo Kinugasa
輝夫 衣笠
Kouki Chiba
講紀 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP5002092A priority Critical patent/JPH05245021A/ja
Publication of JPH05245021A publication Critical patent/JPH05245021A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Special Chairs (AREA)
  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率的で維持費が安いと共に、既設の設備に
容易に組み込むことができ、かつ熱い熱源に直接接触す
るようなおそれがなくて極めて安全で、しかも快適な暖
かさを得ることができるベンチを提供することを目的と
する。 【構成】 電気温水機6からシート部あるいは背もたれ
部に設けられた暖房パネル11,21に温水を供給して
該シート部あるいは背もたれ部のへこみ部(座席位置)
14,25を集中的に加温する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート面あるいは背も
たれ面からの輻射熱により暖房を行うベンチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道の駅のプラットホーム等に設
置してあるベンチにあっては、暖房設備を備えていない
ものが一般的であり、冬季においては、利用者は、寒風
が吹く中で寒さをこらえながら座っているのが実情であ
る。ところで、近年、サービスの向上及び快適な活動空
間の提供の一環として、冬季においても暖かい状態で座
っていられるベンチの開発が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ベンチとして、ま
ず考えられるのは、シート部あるいは背もたれ部に電気
ヒーターを埋め込んで加熱して暖房しようとするもので
ある。しかしながら、このように電気ヒーターによって
暖房する場合には、大きな電力が必要で電気代が嵩むと
共に、既設の設備に組み込む場合には電流容量の点で制
約を受け易いという問題がある一方、電気ヒーターから
の漏電等について配慮しなければならないという安全面
からの問題もある。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、維持費が安いと共に、既
設の設備に容易に組み込むことができ、かつ熱い熱源に
直接接触するようなおそれがなくて極めて安全で、しか
も快適な暖かさを得ることができるベンチを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、シート部あるいは背もたれ部に暖房パネ
ルが設けられ、該暖房パネルに熱媒体を循環させる熱供
給源が上記暖房パネルに連結されたベンチであって、上
記暖房パネルの発熱部が、座席位置に対応して設けられ
たものである。
【0006】
【作用】本発明のベンチにあっては、熱供給源からシー
ト部あるいは背もたれ部に設けられた暖房パネルに熱媒
体を供給して該シート部あるいは背もたれ部の座席位置
を集中的に加温する。
【0007】
【実施例】以下、図1ないし図4に基づいて本発明の一
実施例を説明する。
【0008】図1と図2は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は斜視図、図2は側面図である。これらの図に
おいて符号1はシート部であり、このシート部1には、
鈍角に交差して背もたれ部2が取り付けられている。そ
して、上記シート部1の側面及び下面には、前後に開い
た3対のベニヤ合板製の脚部3が取り付けられており、
これらの脚部3の下面にはアジャスター4が設けられて
いる。上記シート部1は、その上面部に集成材によりシ
ート面部10が配設され、このシート面部10の下面に
暖房パネル11が設置され、かつこの暖房パネル11の
下面に断熱材12が配置されると共に、この断熱材12
の下面にベニヤ合板13が設けられて構成されている。
また、上記背もたれ部2は、集成ベニヤによりなる背も
たれ面部20と、この背もたれ面部20の裏面に設けら
れた暖房パネル21と、この暖房パネル21の裏面に設
けられた断熱材22と、この断熱材22を支えるベニヤ
合板23と、このベニヤ合板23を被覆する化粧板24
とから構成されている。そして、上記シート面部10と
背もたれ面部20の表面には、それぞれ、利用者の3つ
の座席位置に対応して、へこみ部14,25が形成され
ている。
【0009】上記暖房パネル11,21は、略同様の構
成を有しているものであり、図3に示すように、アルミ
圧延板製の放熱板50と、この放熱板50の裏面に、ア
ルミ押し出し材製の伝熱材51を介して取り付けられた
銅製の温水管52と、上記温水管52のまわりに充填さ
れた硬質発泡ポリウレタンフォーム製の断熱材53と、
この断熱材53の裏面を閉塞するチップボウル紙製の裏
面材54とからなるものである。さらに、上記暖房パネ
ル11,21の各温水管52は、図4に示すように、上
記シート面部10と背もたれ面部20の各へこみ部1
4,25に対向して配置され、かつ該各へこみ部14,
25を集中的に加温するU字状管部52aと、これらの
U字状管部52a間を連結する連結管部52bとから構
成され、上記各温水管52が互いに配管によって連結さ
れると共に、電気温水機6に連結されている。そして、
この電気温水機6により温度制御された温水が上記暖房
パネル11,21に循環するようになっている。上記電
気温水機6は、内蔵された加熱源であるヒーターを、サ
ーモスタットを使用して上記温水の温度が所定の温度に
なるようにON−OFF制御してもよいが、温調弁を使
用して上記温水の流量を調節することにより、温水の温
度を制御するようにしてもよい。なお、上記実施例にお
いては、1つのベンチに対して1つの電気温水機を連結
した構成で説明したが、1つの熱供給源に対して集中配
管を使用して複数のベンチを並列あるいは直列に接続し
た構成でもよい。また、熱供給源としては、電気の他に
化石燃料等を燃焼させるボイラーや、太陽熱を利用した
もの、あるいは工場等で生じる温廃水やゴミ焼却炉等で
生じる排熱を利用してもよいことは言うまでもない。さ
らに、上記放熱板50は、上記シート面部10と背もた
れ面部20の各へこみ部14,25に対向した部分のみ
に配設し、その他の部分にはベニヤ合板を配置してもよ
い。
【0010】上記のように構成されたベンチにあって
は、電気温水機6によって所定温度に加温された温水
を、配管を介してシート部1及び背もたれ部2の各暖房
パネル11,21の温水管52に供給することにより、
裏面を断熱材12,22で支持されかつ内部に断熱材5
3が充填された上記各暖房パネル11,21の温水管5
2から、伝熱材51、放熱板50を介して、温水の熱が
主としてシート面部10及び背もたれ面部20の各へこ
み部14,25に集中的に伝わり、シート面及び背もた
れ面を迅速にかつ確実に加熱する。これにより、上記ベ
ンチに腰掛けた利用者は、その背中から膝の裏に至るま
で暖められるから、快適で穏やかな暖かさが得られる。
また、電気ヒーターのような熱い熱供給源が利用者の手
の触れる場所にないから、安全性の面でも大変優れてお
り、しかも電気温水機6は温水の温度維持のためだけに
使われる上に、温水の温度低下の原因となる場所は、放
熱部であるシート面部10と背もたれ部20だけである
から、加温に要するエネルギーが限られ、非常に経済的
であり、維持費が安く済み、かつ電流容量の点でも大き
な制約にならず、従って、既設の設備にも取り付けやす
い。なお、本発明は、鉄道の駅のプラットホーム等の開
放された外部空間で使用できるばかりでなく、体育館等
の広い閉鎖空間でも使用できることは言うまでもない。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、シート
部あるいは背もたれ部に暖房パネルが設けられ、該暖房
パネルに熱媒体を循環させる熱供給源が上記暖房パネル
に連結されたベンチであって、上記暖房パネルの発熱部
が、座席位置に対応して設けられたものであるから、熱
供給源からシート部あるいは背もたれ部に設けられた暖
房パネルに熱媒体を供給して該シート部あるいは背もた
れ部の座席位置を集中的に加温することにより、効率的
に利用者の着座部分だけを暖房することができる上に、
維持費が安いと共に、既設の設備に容易に組み込むこと
ができ、かつ熱い熱源に直接接触するようなおそれがな
くて極めて安全で、しかも利用者が体の後ろから直接快
適な暖かさを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】暖房パネルの一例を示す断面図である。
【図4】暖房パネルと電気温水機の関係を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 シート部 2 背もたれ部 6 電気温水機(熱供給源) 11・21 暖房パネル 50 放熱板 52 温水管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 衣笠 輝夫 埼玉県北本市下石戸上1975番地2 三菱マ テリアル株式会社北本製作所内 (72)発明者 千葉 講紀 埼玉県北本市下石戸上1975番地2 三菱マ テリアル株式会社北本製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート部あるいは背もたれ部に暖房パネ
    ルが設けられ、該暖房パネルに熱媒体を循環させる熱供
    給源が上記暖房パネルに連結されたベンチであって、上
    記暖房パネルの発熱部が、座席位置に対応して設けられ
    たことを特徴とするベンチ。
JP5002092A 1992-03-06 1992-03-06 ベンチ Withdrawn JPH05245021A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5002092A JPH05245021A (ja) 1992-03-06 1992-03-06 ベンチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5002092A JPH05245021A (ja) 1992-03-06 1992-03-06 ベンチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05245021A true JPH05245021A (ja) 1993-09-24

Family

ID=12847318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5002092A Withdrawn JPH05245021A (ja) 1992-03-06 1992-03-06 ベンチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05245021A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210139212A (ko) 2019-03-20 2021-11-22 세키스이가가쿠 고교가부시키가이샤 복합 재료, 축전 디바이스용 전극 재료 및 축전 디바이스

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20210139212A (ko) 2019-03-20 2021-11-22 세키스이가가쿠 고교가부시키가이샤 복합 재료, 축전 디바이스용 전극 재료 및 축전 디바이스

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518