JPH05244788A - 電力回生装置 - Google Patents

電力回生装置

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JPH05244788A
JPH05244788A JP4041525A JP4152592A JPH05244788A JP H05244788 A JPH05244788 A JP H05244788A JP 4041525 A JP4041525 A JP 4041525A JP 4152592 A JP4152592 A JP 4152592A JP H05244788 A JPH05244788 A JP H05244788A
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JP
Japan
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power
inverter
electrolytic capacitor
motor
power regeneration
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Application number
JP4041525A
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English (en)
Inventor
Masato Mochizuki
昌人 望月
Hiroshi Takubo
拡 田久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05244788A publication Critical patent/JPH05244788A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電力回生用インバータの電流平滑用電解コン
デンサの誤配線時の破壊防止と、力行時にスイッチモジ
ールに分流して流れる電流の阻止を図る。 【構成】 電動機10を駆動するインバータに対し、電
解コンデンサ18および電力回生用インバータ装置を並
列接続するP,N接続線のそれぞれに、その極性が一致
するようにダイオード19,20を設けることにより、
誤配線時の電解コンデンサ18の破壊を防止し、電動機
力行時にスイッチモジール12〜17に分流する電流を
阻止し、スイッチモジールの大型化を回避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インバータの如き電
力変換装置を介して電動機(以下、単にモータともい
う)を駆動する場合において、モータの制動時に発生す
る回生電力を電源側に回生することにより、省エネルギ
ー運転を可能にした電力回生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は半導体スイッチ素子としてトラン
ジスタを用いた電力回生装置の従来例を示す構成図であ
る。同図において、1は3相交流電源、2は整流器とし
てのダイオードモジュール、3は平滑用アルミ電解コン
デンサ、4〜9は電動機駆動用インバータを構成するト
ランジスタモジュール、10はモータ、11は3相交流
リアクトル、12〜17は電力回生用インバータを構成
するトランジスタモジュール、18はコンデンサ3と同
様の平滑用アルミ電解コンデンサである。3相交流電源
1からの電圧はダイオードモジュール2において全波整
流され、コンデンサ3により平滑化された後トランジス
タモジュール4〜9に与えられ、ここで交流電力に変換
されてモータ10が可変速駆動されることになる。電力
回生用インバータではコンデンサ3および18に蓄えら
れたモータからの制動電力を、トランジスタモジュール
12〜17によって交流電力に変換し、3相交流電源1
へ回生する。交流リアクトル11はこの回生時のピーク
電流を抑制するために設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2の
ような構成では、電動機駆動用インバータおよび電力回
生用インバータの正,負(P,N)端子を誤配線する
と、アルミ電解コンデンサは有極性であるため爆発す
る。また、このアルミ電解コンデンサには電解液として
可燃性のものが用いられている場合が多いため、重大事
故につながるおそれがある。また、電動機10の力行運
転時には図示の矢印に示すルートを通って流れる電流
と、のルートを通って分流する電流とがある。このた
め、トランジスタモジュール12〜17の各トランジス
タにそれぞれ逆並列接続されたダイオードを、3相全波
整流用ダイオードとして使用することになる。
【0004】ところで、このトランジスタモジュール1
2〜17のそれぞれに逆並列接続されたダイオード本来
の目的は、ブリッジ接続されたトランジスタモジュール
の対抗側のトランジスタが電流を遮断する際に、3相交
流リアクトル11等に発生するエネルギーを還流させ
る、いわゆる還流用として設けられるものである。この
ようなダイオードを整流用として用いる場合はその使用
方法が本来のそれと異なるため、電流定格の大きなトラ
ンジスタモジュールを使用する必要があり、装置の大型
化やコストアップの原因ともなっている。したがって、
この発明の課題は電流平滑用アルミ電解コンデンサの破
壊防止を図るとともに、スイッチ素子およびダイオード
からなるトランジスタモジュールに分流する電流を阻止
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、この発明では、直流中間部に直流平滑用コンデ
ンサを持ち電動機を駆動するインバータ装置に対し、電
力回生用インバータ装置を電解コンデンサとともに並列
接続し、この電力回生用インバータ装置を介して前記電
動機からの電力を電源側に回生する電力回生装置におい
て、前記電解コンデンサおよび電力回生用インバータ装
置を並列接続する接続線のそれぞれに、その極性が一致
するようにダイオードを設けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】電解コンデンサおよび電力回生用インバータ装
置を、電動機駆動用インバータに並列接続する接続線の
それぞれに、その極性が一致するようにダイオードを設
けることにより、誤配線時の電解コンデンサの破壊を防
止し、電動機力行時に半導体スイッチおよび逆並列ダイ
オードに分流する電流を阻止する。
【0007】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示す構成図であ
る。同図からも明らかなように、この実施例は電力回生
用インバータのP側,N側の各接続配線上に、その極性
に一致するようにダイオード19,20を設けた点が特
徴である。こうすることにより、インバータおよび電力
回生用インバータのP,N端子を誤配線した場合でも、
このダイオード19,20によってアルミ電解コンデン
サ18には逆電圧が印加されないため、その保護が可能
になるだけでなく、図2のの如きルートで流れる電流
をこのダイオード19,20によってブロックすること
が可能となる。なお、その他の点は図2と同様なので、
説明は省略する。以上では、インバータ装置のスイッチ
ング素子としてトランジスタを用いた例について説明し
たが、この発明はこれと等価なFET(電界効果トラン
ジスタ)やIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジス
タ)を用いたものについても、上記と同様にして適用す
ることができる。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、電動機駆動用インバ
ータに対し、電解コンデンサおよび電力回生用インバー
タ装置を並列接続する接続線のそれぞれに、その極性が
一致するようにダイオードを設けるようにしたので、誤
配線時の電解コンデンサの破壊が防止されるだけでな
く、電動機力行時に半導体スイッチおよび逆並列ダイオ
ードに分流する電流を阻止することができる。これによ
り、電力回生用インバータ装置のスイッチ素子と逆並列
接続されるダイオードを、本来の還流用のみに限定して
使用できるので、スイッチモジュールの電流定格を低減
して使用することが可能となり、その結果、装置の小型
化,低価格化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】電力回生装置の従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
1…3相交流電源、2…ダイオードモジュール、3,1
8…電解コンデンサ、4〜9,12〜17…トランジス
タモジュール、10…電動機、11…3相交流リアクト
ル、19,20…ダイオード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流中間部に直流平滑用コンデンサを持
    ち電動機を駆動するインバータ装置に対し、電力回生用
    インバータ装置を電解コンデンサとともに並列接続し、
    この電力回生用インバータ装置を介して前記電動機から
    の電力を電源側に回生する電力回生装置において、 前記電解コンデンサおよび電力回生用インバータ装置を
    並列接続する接続線のそれぞれに、その極性が一致する
    ようにダイオードを設けたことを特徴とする電力回生装
    置。
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