JPH05244772A - 制御電源回路 - Google Patents
制御電源回路Info
- Publication number
- JPH05244772A JPH05244772A JP4041787A JP4178792A JPH05244772A JP H05244772 A JPH05244772 A JP H05244772A JP 4041787 A JP4041787 A JP 4041787A JP 4178792 A JP4178792 A JP 4178792A JP H05244772 A JPH05244772 A JP H05244772A
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- JP
- Japan
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- voltage
- capacitor
- diode
- power source
- circuit
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】商用交流電圧より制御用直流電圧を変成する制
御電源回路における損失を低減させその小形低廉化を図
る。 【構成】商用交流電圧より制御用直流電圧を変成する制
御電源回路に関し、直列接続されたコンデンサＣd1と定
電圧ダイオードＺd1と、該定電圧ダイオードの分担電圧
を整流するダイオードＤと、該整流用ダイオードの出力
整流電圧平滑用のコンデンサＣf 等とにより回路構成を
なすか、或いは前記定電圧ダイオードに代えて適当な値
を有する分圧用抵抗（Ｒd1）か適当な静電容量を有する
分圧用コンデンサ（Ｃd2）を設け、コンデンサＣd1と定
電圧ダイオードＺd1とから成る前記直列接続の両端に商
用交流電圧Ｖacを印加した場合に得られる前記平滑用コ
ンデンサＣf の両端直流電圧を以て所要の制御用直流電
圧Ｖc となす。
御電源回路における損失を低減させその小形低廉化を図
る。 【構成】商用交流電圧より制御用直流電圧を変成する制
御電源回路に関し、直列接続されたコンデンサＣd1と定
電圧ダイオードＺd1と、該定電圧ダイオードの分担電圧
を整流するダイオードＤと、該整流用ダイオードの出力
整流電圧平滑用のコンデンサＣf 等とにより回路構成を
なすか、或いは前記定電圧ダイオードに代えて適当な値
を有する分圧用抵抗（Ｒd1）か適当な静電容量を有する
分圧用コンデンサ（Ｃd2）を設け、コンデンサＣd1と定
電圧ダイオードＺd1とから成る前記直列接続の両端に商
用交流電圧Ｖacを印加した場合に得られる前記平滑用コ
ンデンサＣf の両端直流電圧を以て所要の制御用直流電
圧Ｖc となす。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は商用交流電圧より制御用
の直流電圧を変成する低損失の制御電源回路に関する。
の直流電圧を変成する低損失の制御電源回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の制御電源回路としてはそ
の回路図を図４に示す如きものが知られている。即ち、
商用交流電源１からの交流電圧Ｖacがその両端端子Ｘと
Ｙとに印加された場合に該交流電圧を所定値に分圧する
抵抗Ｒd2とＲd3とから成る直列接続と、該両抵抗の接続
点Ｍにそのアノードが接続された整流用のダイオードＤ
と、該整流用ダイオードのカソードと前記端子Ｙ間に接
続された整流電圧平滑用のコンデンサＣf と、該平滑用
コンデンサの両端直流電圧を入力とする定電圧回路２と
から構成され、該定電圧回路の出力直流電圧Ｖc を以て
所要の制御用直流電圧となすものである。
の回路図を図４に示す如きものが知られている。即ち、
商用交流電源１からの交流電圧Ｖacがその両端端子Ｘと
Ｙとに印加された場合に該交流電圧を所定値に分圧する
抵抗Ｒd2とＲd3とから成る直列接続と、該両抵抗の接続
点Ｍにそのアノードが接続された整流用のダイオードＤ
と、該整流用ダイオードのカソードと前記端子Ｙ間に接
続された整流電圧平滑用のコンデンサＣf と、該平滑用
コンデンサの両端直流電圧を入力とする定電圧回路２と
から構成され、該定電圧回路の出力直流電圧Ｖc を以て
所要の制御用直流電圧となすものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の如
き制御電源回路においては、商用電源からの交流電圧が
直接その両端に印加される直列接続を構成する前記両分
圧抵抗Ｒd2，Ｒd3における抵抗損失が大となり、該損失
に伴う発生熱とその放熱とに対処するため、前記両分圧
抵抗の大容量化と制御電源回路全体構成の大形化と該両
者に伴う該電源回路の高価格化とを招き、更には該電源
回路を用いる制御装置全体としての効率の低下を来して
いた。
き制御電源回路においては、商用電源からの交流電圧が
直接その両端に印加される直列接続を構成する前記両分
圧抵抗Ｒd2，Ｒd3における抵抗損失が大となり、該損失
に伴う発生熱とその放熱とに対処するため、前記両分圧
抵抗の大容量化と制御電源回路全体構成の大形化と該両
者に伴う該電源回路の高価格化とを招き、更には該電源
回路を用いる制御装置全体としての効率の低下を来して
いた。
【０００４】上記に鑑み本発明は、低損失の回路構成に
よりその小形化と低廉化とを図り得る制御電源回路の提
供を目的とするものである。
よりその小形化と低廉化とを図り得る制御電源回路の提
供を目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の制御電源回路においては、直列接続された
コンデンサと定電圧ダイオードと、該定電圧ダイオード
の分担電圧を整流するダイオードと、該整流用ダイオー
ドの出力整流電圧平滑用のコンデンサ等とにより回路構
成をなすものとするか、或いは前記直列接続における定
電圧ダイオードに代えて前記商用交流電圧の分圧用抵抗
か分圧用コンデンサを設けるものとし、前記のコンデン
サと定電圧ダイオードとから成る直列接続の両端に商用
電源からの交流電圧を印加した場合に得られる前記整流
電圧平滑用コンデンサの両端直流電圧を以て所要の制御
用直流電圧となすものとする。
に、本発明の制御電源回路においては、直列接続された
コンデンサと定電圧ダイオードと、該定電圧ダイオード
の分担電圧を整流するダイオードと、該整流用ダイオー
ドの出力整流電圧平滑用のコンデンサ等とにより回路構
成をなすものとするか、或いは前記直列接続における定
電圧ダイオードに代えて前記商用交流電圧の分圧用抵抗
か分圧用コンデンサを設けるものとし、前記のコンデン
サと定電圧ダイオードとから成る直列接続の両端に商用
電源からの交流電圧を印加した場合に得られる前記整流
電圧平滑用コンデンサの両端直流電圧を以て所要の制御
用直流電圧となすものとする。
【０００６】
【作用】一般に制御電源回路はその入力電源電圧の適当
な降圧と該降圧電圧の適当値での直流定電圧化を図るも
のであるが、本発明の対象とする制御電源回路はその入
力電源電圧を商用交流電源より得てこれを分圧降圧し更
に該降圧交流電圧を所定値にて直流定電圧化するもので
あり、所要分圧回路を直列接続された複数の抵抗により
構成する場合に比しその直列構成の一部をコンデンサ等
のリアクタンス素子により代替した場合にはその回路損
失の大幅な低減が可能となる。
な降圧と該降圧電圧の適当値での直流定電圧化を図るも
のであるが、本発明の対象とする制御電源回路はその入
力電源電圧を商用交流電源より得てこれを分圧降圧し更
に該降圧交流電圧を所定値にて直流定電圧化するもので
あり、所要分圧回路を直列接続された複数の抵抗により
構成する場合に比しその直列構成の一部をコンデンサ等
のリアクタンス素子により代替した場合にはその回路損
失の大幅な低減が可能となる。
【０００７】上記に従い本発明は、前記分圧回路を従来
方式における２組の抵抗の直列構成に代えてコンデンサ
と定電圧ダイオード，或いはコンデンサと抵抗，或いは
またコンデンサとコンデンサの如き組合わせの直列構成
となし、代替された該各直列構成における前記の定電圧
ダイオード或いは抵抗或いはまたコンデンサにおける分
担電圧を整流用ダイオードと平滑用コンデンサとを介し
て所要の制御用直流電圧となし、前記分圧回路における
抵抗分損失の大幅な低減を図るものである。
方式における２組の抵抗の直列構成に代えてコンデンサ
と定電圧ダイオード，或いはコンデンサと抵抗，或いは
またコンデンサとコンデンサの如き組合わせの直列構成
となし、代替された該各直列構成における前記の定電圧
ダイオード或いは抵抗或いはまたコンデンサにおける分
担電圧を整流用ダイオードと平滑用コンデンサとを介し
て所要の制御用直流電圧となし、前記分圧回路における
抵抗分損失の大幅な低減を図るものである。
【０００８】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に従って説明す
る。図１と図２と図３とはそれぞれ本発明の第１と第２
と第３の実施例を示す回路図である。なお該各図は従来
技術の実施例を示す図４の場合と同一機能の構成要素に
対しては同一の表示符号を付している。
る。図１と図２と図３とはそれぞれ本発明の第１と第２
と第３の実施例を示す回路図である。なお該各図は従来
技術の実施例を示す図４の場合と同一機能の構成要素に
対しては同一の表示符号を付している。
【０００９】先ず図１において、商用交流電源１からの
交流電圧Ｖacをその両端端子ＸとＹとに受け該交流電圧
を所定値に分圧するコンデンサＣd1と定電圧ダイオード
（ツェナダイオード）ＺＤ1 とから成る直列接続と、該
定電圧ダイオードに並列に接続された保護用分路コンデ
ンサＣb と、前記定電圧ダイオードのカソード側にある
前記直列接続の中間接続点Ｍにそのアノードが接続され
た整流用ダイオードＤと、該整流用ダイオードのカソー
ドと前記端子Ｙ間に接続された整流電圧平滑用のコンデ
ンサＣf とから構成され、該平滑用コンデンサの両端直
流電圧Ｖc を以て所要の制御用直流電圧となすものであ
る。
交流電圧Ｖacをその両端端子ＸとＹとに受け該交流電圧
を所定値に分圧するコンデンサＣd1と定電圧ダイオード
（ツェナダイオード）ＺＤ1 とから成る直列接続と、該
定電圧ダイオードに並列に接続された保護用分路コンデ
ンサＣb と、前記定電圧ダイオードのカソード側にある
前記直列接続の中間接続点Ｍにそのアノードが接続され
た整流用ダイオードＤと、該整流用ダイオードのカソー
ドと前記端子Ｙ間に接続された整流電圧平滑用のコンデ
ンサＣf とから構成され、該平滑用コンデンサの両端直
流電圧Ｖc を以て所要の制御用直流電圧となすものであ
る。
【００１０】次に図２は、図１における定電圧ダイオー
ドＺＤ1 に代えて分圧用の抵抗Ｒd1を設け、該変更に伴
い過電圧保護用の定電圧ダイオードＺＤ2 を前記抵抗Ｒ
d1に並列に設け、前記と同様に所要の制御用直流電圧Ｖ
c を得るものである。更に図３は、図１における定電圧
ダイオードＺＤ1 を適当な静電容量を有する分圧用コン
デンサＣd2に代え前記コンデンサＣd1と共に前記交流電
圧Ｖacの所定の分圧を行わすものであり、更に該変更に
伴い前記保護用分路コンデンサＣb を前記の保護用定電
圧ダイオードＺＤ2 に代え、前記と同様に所要の制御用
直流電圧Ｖc を得るものである。
ドＺＤ1 に代えて分圧用の抵抗Ｒd1を設け、該変更に伴
い過電圧保護用の定電圧ダイオードＺＤ2 を前記抵抗Ｒ
d1に並列に設け、前記と同様に所要の制御用直流電圧Ｖ
c を得るものである。更に図３は、図１における定電圧
ダイオードＺＤ1 を適当な静電容量を有する分圧用コン
デンサＣd2に代え前記コンデンサＣd1と共に前記交流電
圧Ｖacの所定の分圧を行わすものであり、更に該変更に
伴い前記保護用分路コンデンサＣb を前記の保護用定電
圧ダイオードＺＤ2 に代え、前記と同様に所要の制御用
直流電圧Ｖc を得るものである。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、商用交流電圧より制御
用の直流電圧を変成する制御電源回路に関して、該回路
を直列接続されたコンデンサと定電圧ダイオードと、該
定電圧ダイオードの分担電圧を整流するダイオードと、
該整流用ダイオードの出力整流電圧平滑用のコンデンサ
等とにより構成するか、或いは前記直列接続における定
電圧ダイオードに代えて前記商用交流電圧の分圧用抵抗
か分圧用コンデンサを設け、前記の如き各直列接続の両
端に前記商用交流電圧を印加した場合に得られる前記整
流電圧平滑用コンデンサの両端直流電圧を以て所要の制
御用直流電圧となすことにより、特にその入力部を構成
する商用交流電源電圧の分圧部における抵抗損失とそれ
に伴う発熱量との大幅な低減を図って前記制御電源回路
構成部品の小形化と該諸回路構成部品のプリント基板上
への一括実装とを可能となし、前記制御電源回路の小形
化と低廉化とを図ることができる。
用の直流電圧を変成する制御電源回路に関して、該回路
を直列接続されたコンデンサと定電圧ダイオードと、該
定電圧ダイオードの分担電圧を整流するダイオードと、
該整流用ダイオードの出力整流電圧平滑用のコンデンサ
等とにより構成するか、或いは前記直列接続における定
電圧ダイオードに代えて前記商用交流電圧の分圧用抵抗
か分圧用コンデンサを設け、前記の如き各直列接続の両
端に前記商用交流電圧を印加した場合に得られる前記整
流電圧平滑用コンデンサの両端直流電圧を以て所要の制
御用直流電圧となすことにより、特にその入力部を構成
する商用交流電源電圧の分圧部における抵抗損失とそれ
に伴う発熱量との大幅な低減を図って前記制御電源回路
構成部品の小形化と該諸回路構成部品のプリント基板上
への一括実装とを可能となし、前記制御電源回路の小形
化と低廉化とを図ることができる。
【図１】本発明の第１の実施例を示す制御電源回路の回
路図
路図
【図２】本発明の第２の実施例を示す制御電源回路の回
路図
路図
【図３】本発明の第３の実施例を示す制御電源回路の回
路図
路図
【図４】従来技術の実施例を示す制御電源回路の回路図
１ 商用交流電源 ２ 定電圧回路 Ｃb 保護用分路コンデンサ Ｃd 分圧用コンデンサ（Ｃd1，Ｃd2） Ｃf 平滑用コンデンサ Ｄ 整流用ダイオード Ｒd 分圧用抵抗（Ｒd1，Ｒd2，Ｒd3） ＺＤ 定電圧ダイオード（ツェナダイオード；ＺＤ1 ，
ＺＤ2 ） Ｖac 商用交流電圧 Ｖc 制御用直流電圧
ＺＤ2 ） Ｖac 商用交流電圧 Ｖc 制御用直流電圧
Claims (3)
- 【請求項１】商用交流電圧より制御用の直流電圧を変成
する制御電源回路であって、直列接続されたコンデンサ
と定電圧ダイオードと、該定電圧ダイオードの分担電圧
を整流するダイオードと、該整流用ダイオードの出力整
流電圧平滑用のコンデンサ等とにより回路構成され、前
記のコンデンサと定電圧ダイオードとから成る直列接続
の両端に前記商用交流電圧を印加した場合に得られる前
記整流電圧平滑用コンデンサの両端直流電圧を以て所要
の制御用直流電圧となすことを特徴とする制御電源回
路。 - 【請求項２】請求項１記載の制御電源回路において、前
記直列接続における定電圧ダイオードに代えて前記商用
交流電圧の分圧用抵抗を設けたことを特徴とする制御電
源回路。 - 【請求項３】請求項１記載の制御電源回路において、前
記直列接続における定電圧ダイオードに代えて前記商用
交流電圧の分圧用コンデンサを設けたことを特徴とする
制御電源回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4041787A JPH05244772A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 制御電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4041787A JPH05244772A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 制御電源回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05244772A true JPH05244772A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=12618064
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4041787A Pending JPH05244772A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 制御電源回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05244772A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4011877A1 (de) * | 1990-04-12 | 1991-10-17 | Vacutec Anlagen Und Verfahrens | Waermepumpenverfahren zur destillation und trocknung |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP4041787A patent/JPH05244772A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4011877A1 (de) * | 1990-04-12 | 1991-10-17 | Vacutec Anlagen Und Verfahrens | Waermepumpenverfahren zur destillation und trocknung |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |