JPH0524331Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0524331Y2 JPH0524331Y2 JP4703990U JP4703990U JPH0524331Y2 JP H0524331 Y2 JPH0524331 Y2 JP H0524331Y2 JP 4703990 U JP4703990 U JP 4703990U JP 4703990 U JP4703990 U JP 4703990U JP H0524331 Y2 JPH0524331 Y2 JP H0524331Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coffin
- bamboo
- frame
- stretched
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 235000017166 Bambusa arundinacea Nutrition 0.000 claims description 32
- 235000017491 Bambusa tulda Nutrition 0.000 claims description 32
- 241001330002 Bambuseae Species 0.000 claims description 32
- 235000015334 Phyllostachys viridis Nutrition 0.000 claims description 32
- 239000011425 bamboo Substances 0.000 claims description 32
- 239000002023 wood Substances 0.000 claims description 4
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000009933 burial Methods 0.000 description 2
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 2
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- 238000009940 knitting Methods 0.000 description 2
- 239000011120 plywood Substances 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
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- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
Description
本考案は表面に竹材を配設した棺に関するもの
である。
である。
従来より、葬式等において遺体を納めるために
棺が使用されている。棺は木板製のほか、登録実
用新案第348493号公報および登録実用新案第
352055号公報に開示されているように、木板の代
わりに竹を素材とした棺も提案されている。この
竹製の棺は、竹を編んで平板状にしたものを使用
し、これを補強して棺型に形成してあるものであ
る。 竹製の棺は、木板製の棺に比べて弾性に優れて
いるので表面に傷が付きにくい。また、燃え易い
ので、火葬用として好適であり、処理に困つてい
る間引き竹材の処理も合理的にできる。更に、竹
は木に比べれば短期間で成育するので、伐採して
も僅かな期間で復元でき、自然破壊が最少限に食
い止められる。
棺が使用されている。棺は木板製のほか、登録実
用新案第348493号公報および登録実用新案第
352055号公報に開示されているように、木板の代
わりに竹を素材とした棺も提案されている。この
竹製の棺は、竹を編んで平板状にしたものを使用
し、これを補強して棺型に形成してあるものであ
る。 竹製の棺は、木板製の棺に比べて弾性に優れて
いるので表面に傷が付きにくい。また、燃え易い
ので、火葬用として好適であり、処理に困つてい
る間引き竹材の処理も合理的にできる。更に、竹
は木に比べれば短期間で成育するので、伐採して
も僅かな期間で復元でき、自然破壊が最少限に食
い止められる。
けれども、上記した竹製の棺には次のような課
題があつた。 (a) 補強材で補強しているとはいえ、棺は竹の編
成板で形成してあるので、全体の強度が劣り、
重い遺体を収納するものとしては好適でない。 (b) 竹の編成板は、その構造上、竹部材間に多数
の編成隙間を有し、通気性および通水性を共に
有している。しかし、遺体を安置収容するとい
う用途を考慮した場合、棺に通気性および通水
性を有することは、例えば臭気等の点から好適
とはいえない。従つて、上記竹製の棺は実用的
とはいえず、実際上、使用することはできな
い。
題があつた。 (a) 補強材で補強しているとはいえ、棺は竹の編
成板で形成してあるので、全体の強度が劣り、
重い遺体を収納するものとしては好適でない。 (b) 竹の編成板は、その構造上、竹部材間に多数
の編成隙間を有し、通気性および通水性を共に
有している。しかし、遺体を安置収容するとい
う用途を考慮した場合、棺に通気性および通水
性を有することは、例えば臭気等の点から好適
とはいえない。従つて、上記竹製の棺は実用的
とはいえず、実際上、使用することはできな
い。
上記課題を解決するために講じた本考案の構成
は次のとおりである。すなわち本考案は、 棺本体と、この棺本体の開口部を塞ぐ蓋体と、 からなる棺であつて、 前記棺本体は、 木板製の底板と、 この底板の外縁部に設けられた枠体と、 この枠体の内側に張設された内板と、 前記枠体外側に張設された竹製の外板と、 を備え、 前記蓋体は、 枠体と、 この枠体の内側に張設された内板と、 前記枠体外側に張設された竹製の外板と、 を備え、 前記各内板と前記各外板の間には空間部が設け
てある、 表面に竹材が配設してある棺である。 外板に使用する竹材は、丸竹のまま使用するこ
ともできるが、竹を加工して竹片としたものを使
用するのが好ましい。 竹材は編成してもよいし、編成せずに単に並べ
てもよい。
は次のとおりである。すなわち本考案は、 棺本体と、この棺本体の開口部を塞ぐ蓋体と、 からなる棺であつて、 前記棺本体は、 木板製の底板と、 この底板の外縁部に設けられた枠体と、 この枠体の内側に張設された内板と、 前記枠体外側に張設された竹製の外板と、 を備え、 前記蓋体は、 枠体と、 この枠体の内側に張設された内板と、 前記枠体外側に張設された竹製の外板と、 を備え、 前記各内板と前記各外板の間には空間部が設け
てある、 表面に竹材が配設してある棺である。 外板に使用する竹材は、丸竹のまま使用するこ
ともできるが、竹を加工して竹片としたものを使
用するのが好ましい。 竹材は編成してもよいし、編成せずに単に並べ
てもよい。
本考案を図面に示した実施例に基づき更に詳細
に説明する。 第1図は本考案にかかる棺の一実施例を示す平
面図、第2図は正面図、第3図は第1図のA−A
断面図、第4図は第2図のB−B断面図、第5図
は第2図のC−C断面図である。 棺は、遺体を安置収容する棺本体1と、棺本体
1上部を塞ぐ蓋体3を備えている。 棺本体1は、長方形の木板製の底板10を有し
ている。底板10外縁部には、所要数の支柱11
が立設してある。支柱11は、底板10の四隅お
よびその中間部に配設してある。各支柱11上部
の間には横梁12が架設されている。これにより
底板10の上面に所要の高さの枠体Fが形成され
る。 枠体Fの内側には、ベニヤ製の内板13が四方
全面に張設してある。また、枠体Fの外側には、
竹製の外板14が張設してある。本実施例におい
ては、外板14は、竹を棺本体1の長さに合わせ
て切断し、これを所要の幅の竹片に成形して並設
した構造である。そして、内板13と外板14の
間には、支柱11の厚さの分だけ空間部15が形
成されている。 これによつて、棺本体1の上部には開口部2が
形成されており、開口部2は前記蓋体3が被せら
れて塞がれる。 蓋体3は枠体30を有し、内側にはベニヤ製の
内板31が張設され、外側には竹製の外板32が
張設してある。そして内板31と外板32の間に
は空間部35が設けてある。 蓋体3のうち遺体の顔部に対応する位置には窓
口4が設けてある。窓口4の両側には長手方向に
並行な案内レール40が対向して設けてあり、案
内レール40にはスライド開閉式の扉5が配設し
てある。なお、扉5の表面には竹片50が張設し
てある。 (作用) 第1図ないし第5図を参照して、本実施例の作
用を説明する。 遺体を安置収容する棺本体1は、荷重がかかる
底板10部分が木板製であるので、従来の竹製棺
と比較して十分な強度を有している。 また、棺を構成する棺本体1および蓋体3は、
内板13,31によつて内張りがしてあるので、
棺本体1と蓋体3を組み合わせたときには、棺内
はほぼ密閉状態となる。 なお、棺本体1および蓋体3の外板14,32
は内側に空間部15,35が設けてあるので、運
搬等の際に外側から衝撃が加わつても弾性変形し
た後に容易に復元し、衝撃により外板14,32
に傷が付くのを防止できる。また、外板14,3
2に多少の衝撃を受けても内板13,31には影
響を及ぼさないので、収容された遺体や埋葬品が
傷付くこともない。 なお、本考案は図示の実施例に限定されるもの
ではなく、実用新案登録請求の範囲の記載内にお
いて種々の変形が可能である。
に説明する。 第1図は本考案にかかる棺の一実施例を示す平
面図、第2図は正面図、第3図は第1図のA−A
断面図、第4図は第2図のB−B断面図、第5図
は第2図のC−C断面図である。 棺は、遺体を安置収容する棺本体1と、棺本体
1上部を塞ぐ蓋体3を備えている。 棺本体1は、長方形の木板製の底板10を有し
ている。底板10外縁部には、所要数の支柱11
が立設してある。支柱11は、底板10の四隅お
よびその中間部に配設してある。各支柱11上部
の間には横梁12が架設されている。これにより
底板10の上面に所要の高さの枠体Fが形成され
る。 枠体Fの内側には、ベニヤ製の内板13が四方
全面に張設してある。また、枠体Fの外側には、
竹製の外板14が張設してある。本実施例におい
ては、外板14は、竹を棺本体1の長さに合わせ
て切断し、これを所要の幅の竹片に成形して並設
した構造である。そして、内板13と外板14の
間には、支柱11の厚さの分だけ空間部15が形
成されている。 これによつて、棺本体1の上部には開口部2が
形成されており、開口部2は前記蓋体3が被せら
れて塞がれる。 蓋体3は枠体30を有し、内側にはベニヤ製の
内板31が張設され、外側には竹製の外板32が
張設してある。そして内板31と外板32の間に
は空間部35が設けてある。 蓋体3のうち遺体の顔部に対応する位置には窓
口4が設けてある。窓口4の両側には長手方向に
並行な案内レール40が対向して設けてあり、案
内レール40にはスライド開閉式の扉5が配設し
てある。なお、扉5の表面には竹片50が張設し
てある。 (作用) 第1図ないし第5図を参照して、本実施例の作
用を説明する。 遺体を安置収容する棺本体1は、荷重がかかる
底板10部分が木板製であるので、従来の竹製棺
と比較して十分な強度を有している。 また、棺を構成する棺本体1および蓋体3は、
内板13,31によつて内張りがしてあるので、
棺本体1と蓋体3を組み合わせたときには、棺内
はほぼ密閉状態となる。 なお、棺本体1および蓋体3の外板14,32
は内側に空間部15,35が設けてあるので、運
搬等の際に外側から衝撃が加わつても弾性変形し
た後に容易に復元し、衝撃により外板14,32
に傷が付くのを防止できる。また、外板14,3
2に多少の衝撃を受けても内板13,31には影
響を及ぼさないので、収容された遺体や埋葬品が
傷付くこともない。 なお、本考案は図示の実施例に限定されるもの
ではなく、実用新案登録請求の範囲の記載内にお
いて種々の変形が可能である。
本考案は上記構成を備え、次のような効果を有
する。 (a) 遺体等の収容物の荷重がかかる底板部分は木
板製であるので、従来の竹製棺と比較して十分
な強度を有している。従つて、遺体を収容した
状態での運搬が安定して行える。 (b) 棺本体に蓋体を被せた状態では、一般的な木
の棺と同様に、内部がほぼ密閉状態となり、従
来の竹製棺とは相違して、通気性、通水性はほ
とんど有していないので、棺として好適であ
り、実用的である。 (c) 棺本体および蓋体の外板の内側には空間部が
設けてあるので、運搬等の際、外板に衝撃が加
わつても弾性変形した後に容易に復元し、外板
に傷が付くのを防止できる。また、外板に多少
の衝撃を受けても内板には影響を及ぼさないの
で、収容された遺体や埋葬品が傷付くこともな
い。
する。 (a) 遺体等の収容物の荷重がかかる底板部分は木
板製であるので、従来の竹製棺と比較して十分
な強度を有している。従つて、遺体を収容した
状態での運搬が安定して行える。 (b) 棺本体に蓋体を被せた状態では、一般的な木
の棺と同様に、内部がほぼ密閉状態となり、従
来の竹製棺とは相違して、通気性、通水性はほ
とんど有していないので、棺として好適であ
り、実用的である。 (c) 棺本体および蓋体の外板の内側には空間部が
設けてあるので、運搬等の際、外板に衝撃が加
わつても弾性変形した後に容易に復元し、外板
に傷が付くのを防止できる。また、外板に多少
の衝撃を受けても内板には影響を及ぼさないの
で、収容された遺体や埋葬品が傷付くこともな
い。
第1図は本考案にかかる棺の一実施例を示す平
面図、第2図は正面図、第3図は第1図のA−A
断面図、第4図は第2図のB−B断面図、第5図
は第2図のC−C断面図である。 1……棺本体、2……開口部、3……蓋体、1
4,32……外板、50……竹片、13,31…
…内板、15,35……空間部。
面図、第2図は正面図、第3図は第1図のA−A
断面図、第4図は第2図のB−B断面図、第5図
は第2図のC−C断面図である。 1……棺本体、2……開口部、3……蓋体、1
4,32……外板、50……竹片、13,31…
…内板、15,35……空間部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 棺本体と、この棺本体の開口部に被せられる蓋
体とからなる棺であつて、 前記棺本体は、 木板製の底板と、 この底板の外縁部に設けられた枠体と、 この枠体の内側に張設された内板と、 前記枠体外側に張設された竹製の外板と、 を備え、 前記蓋体は、 枠体と、 この枠体の内側に張設された内板と、 前記枠体外側に張設された竹製の外板と、 を備え、 前記各内板と前記各外板の間には空間部が設け
てある、 表面に竹材が配設してある棺。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4703990U JPH0524331Y2 (ja) | 1990-05-04 | 1990-05-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4703990U JPH0524331Y2 (ja) | 1990-05-04 | 1990-05-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH045831U JPH045831U (ja) | 1992-01-20 |
JPH0524331Y2 true JPH0524331Y2 (ja) | 1993-06-21 |
Family
ID=31562625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4703990U Expired - Lifetime JPH0524331Y2 (ja) | 1990-05-04 | 1990-05-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0524331Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-04 JP JP4703990U patent/JPH0524331Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH045831U (ja) | 1992-01-20 |
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