JPH05241009A - カラーフィルタの残査除去装置 - Google Patents

カラーフィルタの残査除去装置

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JPH05241009A
JPH05241009A JP4442992A JP4442992A JPH05241009A JP H05241009 A JPH05241009 A JP H05241009A JP 4442992 A JP4442992 A JP 4442992A JP 4442992 A JP4442992 A JP 4442992A JP H05241009 A JPH05241009 A JP H05241009A
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JP
Japan
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developing tank
residue
pressure spray
color filter
developing
Prior art date
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Pending
Application number
JP4442992A
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English (en)
Inventor
Yukinobu Motohashi
志進 本橋
Mitsuru Iida
満 飯田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】着色層形成用感材の残査を確実に除去すると共
にその再付着を防止する。 【構成】基板上に塗布された着色層形成用感材を露光、
現像してカラーパターンを形成する際の現像残査を除去
する装置であって、前記着色層形成用感材の残査を除去
する低圧スプレー装置16を備える第1の現像槽12
と、第1の現像槽で除去されなかった残査を除去する高
圧スプレー装置19を備える第2の現像槽1と、第2の
現像槽の内壁に水を供給する自己洗浄装置20とを有す
る。また、高圧スプレー装置19の代わりに水に高周波
振動を付与するシャワー装置を設けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像管或いは固体撮像
装置用の色分解フィルタ及び液晶表示装置用のカラーフ
ィルタを製造する工程において、現像工程において生じ
る着色層形成用感材、特に顔料を感光性樹脂に分散させ
た着色層形成用感材の残査を除去する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】先ず、図2によりカラーフィルタの製造
方法の1例について説明する。ガラス等の透明基板1上
に線幅60μm、ピッチ200μm程度のストライブ状
パターンからなるブラック遮光層2を形成する(A)。
このブラック遮光層は設けなくてもよい。次に、ブラッ
ク遮光層2の上から、1色目、例えばレッドの水溶性着
色層形成用感材を塗布した後、フォトマスクを配置し露
光した後、現像を行いレッドパターン層3を形成し
(B)、2色目以降は、例えば、グリーン、ブルーの着
色層形成用感材を塗布した後、フォトマスクを配置し露
光した後、現像を行いグリーン、ブルーのパターン層
4、5を形成する(C、D)。次に、物理化学的保護、
表面の整面化、平坦化を目的として、カラーパターン層
の上に保護膜層6を形成する(E)。さらに、保護膜層
6の上に透明電極層7を形成して、カラーフィルタを製
造する(F)。
【0003】上記カラーパターンの製造において、着色
層形成用感材として水に溶け難い性質を有するものを採
用する場合には、現像工程において、高圧スプレー装置
により3kgf/cm2 程度の温純水をガラス基板に噴
射させる必要があり、カラーパターンの不要部分である
着色層形成用感材の残査を剥すようにして除去してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の残査を除去する方式においては、現像槽内で高圧水
を噴射するため、着色層形成用感材の残査が現像槽の内
壁に跳ね返ってカラーパターン上に再付着してしまうと
いう問題を有している。その結果、その後の工程で保護
膜層を形成すると、その部分に突起部が形成されてしま
い、カラーフィルタの表面に設けられる液晶セル内の液
晶の配向を阻害したり、液晶セルギャップ異常の原因に
なって表示する映像の欠陥になり、カラーフィルタを使
用した製品が不良になってしまう。
【0005】本発明は、上記問題を解決するものであっ
て、着色層形成用感材の残査を確実に除去するとともに
その再付着を防止することができるカラーフィルタの残
査除去装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の請求
項1に記載された発明は、基板上に塗布された着色層形
成用感材を露光、現像してカラーパターンを形成する際
の現像残査を除去する装置であって、前記着色層形成用
感材の残査を除去する低圧スプレー装置16を備える第
1の現像槽12と、第1の現像槽で除去されなかった残
査を除去する高圧スプレー装置19を備える第2の現像
槽13と、第2の現像槽の内壁に現像液を供給する自己
洗浄装置20とを有することを特徴とする。また、請求
項4に記載された発明は、高圧スプレー装置19の代わ
りに高周波振動シャワー装置を設けることを特徴とす
る。なお、上記構成に付加した番号は、理解を容易にす
るために図面と対比させるためのもので、これにより本
発明の構成が何ら限定されるものではない。
【0007】
【作用】本発明においては、例えば図1に示すように、
第1の現像槽12において、低圧スプレー装置16によ
り、射出圧力1kgf/cm2 以下、40℃の温純水を
基板1に噴射し、着色層形成用感材の上層の残査を大部
分除去し、第2の現像槽13において、高圧スプレー装
置19により、射出圧力2kgf/cm2 以上、40℃
の温純水を基板1に噴射し、着色層形成用感材の下層の
残査を除去する。第2の現像槽13の上部には自己洗浄
装置20を設け、残査が現像槽13の内壁に跳ね返って
基板に再付着するのを防止する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明の残査除去装置の1実施例を示す
構成図である。
【0009】基板1を搬送するコンベア11上には、第
1の現像槽12および第2の現像槽13が配設される。
第1の現像槽12には、給水管15a、15b、15c
に接続される低圧スプレー装置16を設け、射出圧力1
kgf/cm2 以下、40℃の温純水を基板1の上下方
向から噴射し、着色層形成用感材の上層の残査を大部分
除去し、排水管15dより排出する。
【0010】第1の現像槽12で残査が除去された基板
1は、第2の現像槽13に搬入される。第2の現像槽1
3は、ドーム形状をなし、給水管17a、17b、17
cに接続される高圧スプレー装置19を設け、射出圧力
2kgf/cm2 以上、40℃の温純水を基板1の上下
方向から噴射し、着色層形成用感材の下層の残査を除去
し、排水管17dより排出する。また、第2の現像槽1
3の上部には、スプリンクラー、シャワー等の自己洗浄
装置20を設け、残査が現像槽13の内壁に跳ね返って
基板に再付着するのを防止している。
【0011】本発明が適用される着色層形成用感材は、
水に溶け難く低圧水では剥がれ難い性質を有するもの
で、その組成割合(重量%)の例を下記に示す。
【0012】 赤色:ピラゾロンレッド(赤色顔料) …10 ポリビニルアルコール/5%スチルバゾリウム キノリウム(感光性樹脂) … 5 水 …85 緑色:リオノールグリーン2Y−301(緑色顔料) … 9 ポリビニルアルコール/5%スチルバゾリウム キノリウム(感光性樹脂) … 5 水 …86 青色:ファストゲンブルー(青色顔料) … 3 ポリビニルアルコール/5%スチルバゾリウム キノリウム(感光性樹脂) … 5 水 …92 次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例
においては、第2の現像槽13において、高圧スプレー
装置19の代わりに、水に1MHz以上の高周波振動を
付与する高周波振動シャワー装置を設け、第1の現像槽
12で除去されなかった着色層形成用感材の下層の残査
を除去するものである。
【0013】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく種々の変更が可能である。例えば、第2の現
像槽13を連続して複数台設けてもよく、この場合には
射出圧力を減少させることができる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、基板上に塗布された着色層形成用感材を露光、
現像してカラーパターンを形成する際の現像残査を除去
する装置であって、前記着色層形成用感材の残査を除去
する低圧スプレー装置を備える第1の現像槽と、第1の
現像槽で除去されなかった残査を除去する高圧スプレー
装置または高周波振動シャワー装置を備える第2の現像
槽と、第2の現像槽の内壁に現像液を供給する自己洗浄
装置とを有する構成のため、着色層形成用感材の残査を
確実に除去するとともにその再付着を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラーフィルタの残査除去装置の1実
施例を示す構成図
【図2】カラーフィルタの製造方法を説明するための拡
大断面図
【符号の説明】
1…基板、12…第1の現像槽、13…第2の現像槽 16…低圧スプレー装置、19…高圧スプレー装置、2
0…自己洗浄装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に塗布された着色層形成用感材を露
    光、現像してカラーパターンを形成する際の現像残査を
    除去する装置であって、前記着色層形成用感材の残査を
    除去する低圧スプレー装置を備える第1の現像槽と、第
    1の現像槽で除去されなかった残査を除去する高圧スプ
    レー装置を備える第2の現像槽と、第2の現像槽の内壁
    に現像液を供給する自己洗浄装置とを有することを特徴
    とするカラーフィルタの残査除去装置。
  2. 【請求項2】前記低圧スプレー装置の射出圧力が1kg
    f/cm2 以下であり、前記高圧スプレー装置の射出圧
    力が2kgf/cm2 以上であることを特徴とする請求
    項1に記載のカラーフィルタの残査除去装置。
  3. 【請求項3】前記低圧スプレー装置および高圧スプレー
    装置は、40℃以上の温純水を射出することを特徴とす
    る請求項1または2に記載のカラーフィルタの残査除去
    装置。
  4. 【請求項4】基板上に塗布された着色層形成用感材を露
    光、現像してカラーパターンを形成する際の現像残査を
    除去する装置であって、前記着色層形成用感材の残査を
    除去する低圧スプレー装置を備える第1の現像槽と、第
    1の現像槽で除去されなかった残査を除去する高周波振
    動シャワー装置を備える第2の現像槽と、第2の現像槽
    の内壁に現像液を供給する自己洗浄装置とを有すること
    を特徴とするカラーフィルタの残査除去装置。
  5. 【請求項5】前記低圧スプレー装置および高周波振動シ
    ャワー装置は、40℃以上の温純水を射出することを特
    徴とする請求項4に記載のカラーフィルタの残査除去装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006195127A (ja) * 2005-01-13 2006-07-27 Toppan Printing Co Ltd カラーフィルタ基板の現像方法及び現像装置
JP2013210542A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Fujifilm Corp カラーフィルタの製造方法、並びにこれを用いて製造されるカラーフィルタ、固体撮像素子、及び液晶表示装置

Cited By (3)

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JP4539336B2 (ja) * 2005-01-13 2010-09-08 凸版印刷株式会社 カラーフィルタ基板の現像方法及び現像装置
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