JPH05240869A - 血液等の凝集パターン出力装置 - Google Patents

血液等の凝集パターン出力装置

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JPH05240869A
JPH05240869A JP4078393A JP7839392A JPH05240869A JP H05240869 A JPH05240869 A JP H05240869A JP 4078393 A JP4078393 A JP 4078393A JP 7839392 A JP7839392 A JP 7839392A JP H05240869 A JPH05240869 A JP H05240869A
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JP
Japan
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pattern
microplate
microplates
blood
receiving element
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Withdrawn
Application number
JP4078393A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Furuta
敏之 古田
Yasuhiko Yokomori
保彦 横森
Masato Ota
正人 太田
Hideo Suda
英雄 須田
Shogo Kida
正吾 木田
Fujiko Kikuchi
富士子 菊地
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロプレートを自動判別し,測定データ
のマイクロプレート毎の対応出力を容易とした血液等の
凝集パターン判定装置を得ること。 【構成】 複数の反応容器を網目状に備えてなる複数の
マイクロプレート1と、各反応容器1Aからの透過光を
一方向に移動して順次受光する一次元受光素子部10
と、この一次元受光素子部をCCD駆動部20を介して
駆動し,その出力を各受光素子に対応してA/D変換し
た後入力し凝集パターンデータとして出力する画像処理
制御部30とを備えている。複数のマイクロプレートの
各々には、マイクロプレート判別用の穴Pを設け、この
穴Pの透過光パターンを各マイクロプレート毎に異なっ
た識別パターンに設定する。画像処理制御部30が、各
プレート1の識別パターンを予め記憶し判別するマイク
ロプレート判別機能を備えていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血液等の凝集パターン
出力装置に係り、とくに一次元受光素子としてCCDラ
インセンサ及びマイクロプレートを使用して複数の凝集
パターンを連続的に検出し出力する血液等の凝集パター
ン出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】医療分野においては、血液中の各種成分
やビールス等を検出分析する方法として、従来より、血
液の凝集パターンによる方法が比較的多く行われ、凝集
の有無によって種々の判定基準が設けられている。この
凝集の有無の判定は、多くは肉眼による目視判定により
おこなわれている。具体的には、凝集の有無を反応容器
(ウエル)内の粒子の分布を予め定めた輝度以下の部分
の面積としてとらえたり、又標準凝集パターンや標準非
凝集パターンと比較したり、更には検体試料の連続的段
階稀釈系列を作成する等により、人の目による総合判断
に依存する場合が多い。
【0003】この目視判定には、高度の熟練を要するこ
と,或いは判定に個人差がでる等の不都合が生じる。こ
のため、昨今においては、一次元の受光素子(CCDセ
ンサ)を用いた判定の自動化が進められている。
【0004】一方、反応容器は、その複数が実際にはX
方向,Y方向に網目状に配列され一体化されて成るマイ
クロプレートとして取り扱われる。図20に、CCDセ
ンサ10とマイクロプレート50との関係を示す。この
図20において、符号50A,50A・・・は反応容器
(ウエル)部分を示す。この各反応容器50Aは、その
複数が網目状に配置されマイクロプレート50として一
体化されている。このマイクロプレート50の図20に
おける上面側には照明手段51が配設されている。
【0005】反応容器50A部分の透過光を受光し電気
信号に変換して出力するCCDセンサ52が、マイクロ
プレート50の下方に配置されている。符号53は、レ
ンズ系を内蔵した集光手段を示す。CCDセンサ52
は、実際には集光手段53に一体的に装着されている。
そして、マイクロプレート50に対し、照明手段51と
集光手段53及びCCDセンサ52が、相対的に移動
し、同時に図示しない制御部に制御されてCCDセンサ
52が所定の受光動作を行ない外部に所定の凝集パター
ンを一ライン毎に連続出力し得るようになっている。
【0006】ここで、パターン測定に際し、使用される
マイクロプレート50は数多く存在する。そして、この
マイクロプレート50の識別は、従来はバーコードを貼
着して読取り機により機械的に識別するという手法が採
られていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バーコ
ード等の識別符号をプレートに貼ったり印刷したもの
は、マイクロプレートの何度かの繰り返し使用行程(洗
浄、乾燥、滅菌、機械または人間による搬送、そのほか
試薬の分注、攪拌等)に耐える熱的、薬品的、機械的な
強度を備えたものは少ない。このため、経時的に識別性
が悪くなり、その都度、同一の新しいバーコードを貼り
付けなければならない等の煩わしさが生じている。ま
た、識別符号を読み取るため、本来の装置の機能とは別
に専用の装置を設備しなければならないという不都合が
あった。
【0008】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに、マイクロプレートの自動判別を可能
とし,測定データのマイクロプレート毎の対応出力を容
易になし得る血液等の凝集パターン判定装置を提供する
ことを、その目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、複数の反応
容器を縦列および横列に網目状に備えてなる複数のマイ
クロプレートと、この各マイクロプレート上の各反応容
器をその開口部上から照明する照明手段と、各反応容器
からの透過光をマイクロプレートとは相対的に一方向に
移動して順次受光する一次元受光素子部と、この一次元
受光素子部をCCD駆動部を介して駆動すると共に,当
該一次元受光素子部からの出力を各受光素子に対応して
A/D変換した後入力し所定の処理を行い凝集パターン
データとして出力する画像処理制御部とを備えた血液等
の凝集パターン出力装置において、複数のマイクロプレ
ートの各々に、マイクロプレート判別用の一又は二以上
の穴を設け、この穴に起因して生じる透過光パターンを
各マイクロプレート毎に異なった識別パターンに設定す
ると共に、画像処理制御部が、各プレートの識別パター
ンを予め記憶すると共に、この記憶された識別パターン
に基づいて各種マイクロプレートを判別するマイクロプ
レート判別機能を備えている、という構成を採ってい
る。これによって前述した目的を達成しようとするもの
である。
【0010】
【第1実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図
5に基づいて説明する。最初に、凝集パターン判定装置
の全体的なシステムについて説明する。
【0011】図4において、凝集パターン判定装置は、
凝集パターン出力装置40と、この凝集パターン出力装
置40と所定の情報をやりとりするホストコンピュータ
41と、前工程ライン42及び後工程ライン43とを備
えている。
【0012】ホストコンピュータ41には、外部より所
定のプレート情報が予め入力されている。このホストコ
ンピュータ41は、凝集パターン出力装置40からの判
別されたプレート番号が送り込まれると、これに対応し
たプレート情報を凝集パターン出力装置40に送り出す
ようになっている。
【0013】凝集パターン出力装置40は、例えば図5
ないし図6に示すように複数の反応容器(ウエル)1
A,1A,・・・を縦列および横列に網目状に備えてな
る複数のマイクロプレート1と、この各マイクロプレー
ト1上の各反応容器1Aをその開口部上から照明する照
明手段と、各反応容器1Aからの透過光をマイクロプレ
ート1とは相対的に一方向に移動して順次受光する一次
元受光素子部としてのCCDセンサ10と、このCCD
センサ10をCCD駆動部20を介して駆動すると共
に,当該CCDセンサ10からの出力を各受光素子(画
素)に対応してA/D変換した後入力し所定の処理を行
い凝集パターンデータとして出力する画像処理制御部3
0とを備えている。そして、複数のマイクロプレートの
各々に、マイクロプレート判別用の一又は二以上の穴を
設け、この穴に起因して生じる透過光パターンを各マイ
クロプレート毎に異なった識別パターンに設定すると共
に、画像処理制御部30が、異なったプレート用の識別
パターンを予め記憶すると共に、この記憶された各プレ
ートの識別パターンに基づいて各種マイクロプレートを
判別するマイクロプレート判別機能を備えている。
【0014】符号2はCCDセンサ10をその直交方向
に往復移送する移送手段を示す。この移送手段2には、
当該移送手段2を駆動する駆動モータ3と、CCDセン
サ10の位置情報検知用の所定のタイミング信号を出力
するタイミング信号出力手段5が装備されている。ま
た、CCDセンサ10は、後述するCCD駆動部20を
介して画像処理制御部30により駆動され、所定の受光
情報を該画像処理制御部30に向けて出力し得るように
なっている。
【0015】CCDセンサ10用の移送手段2は、CC
Dセンサ10を載置し往復移動可能に装備されたセンサ
移送台11と、このセンサ移送台11に走行力を付熟す
るねじ機構12と、このねじ機構12の駆動ねじ部に平
行に配設されたガイド部材13とを備えた構成となって
いる。これにより前述したCCDセンサ10が、前述し
た如くその直交方向に移送され所定の受光信号を順次出
力する。
【0016】また、前述したタイミング信号出力手段5
は、駆動モータ3の回転軸3Aに装備されたエンコーダ
5Aと、このエンコーダの回転に伴う信号を検出する回
転信号検出器5Bとを備えた構成となっている。このタ
イミング信号出力手段5の出力は、画像処理制御部30
におくられ、カウントされたのち所定の位置情報として
処理される。
【0017】更に、CCD駆動回路20は、画像処理制
御部30の指令により前述したCCDセンサ10の受光
可能状態に設定するとともに、受光データを前述した画
像処理制御部30に送り込む機能を有している。
【0018】マイクロプレート1は、図1に示すように
その上面の縦方向及び横方向に網目状に反応容器(ウエ
ル)1A,1A,・・・を有している。そして、この縦
列の各反応容器1A部分の図1における上端部で、その
第1列と第2列と第4列の頭に、プレート識別用の穴P
設けられている。図2,図3にCCDセンサ10により
検出される透過光の受信パターンを示す。
【0019】この識別用の穴Pの間隔をマイクロプレー
ト1毎に適当に変化させることにより、各プレート毎に
特有の識別パターンを得ることが可能となる。
【0020】この各プレート毎に異なった識別パターン
は、前述した画像処理制御部30に予め記憶されてい
る。そして、いづれかの識別パターンがCCDセンサ1
0で検知された場合には直ちにそれが何番のマイクロプ
レートに係るものであることが、当識画像処理制御部3
0にて迅速且つ容易に判別される。
【0021】プレート番号は、プレート固有の番号であ
るので、プレート内にどんな試薬が入っているか、など
といった情報は血液等の凝集パターン出力装置40から
ホストコンピュータ41に問い合わせる必要がある。そ
して、ホストコンピュータ41から得た情報をもとに処
理を行ない、判定結果をプリンタやホストコンピュータ
に出力する。穴加工の位置は、プレート前方で(1次元
CCDセンサ10が移動して凝集像を読み取る前にプレ
ート番号を認識する必要があるため)、且つウエル縦列
の延長上にする(ウエル毎に配置されるレンズを通して
CCDセンサ10に透過光を入射する必要があるた
め)。
【0022】図3にCCDセンサ10が穴列のエリアに
きたときの出力を示す。穴を通過した光は、その光量が
プレート(半透明)を通過した光に比べて多く、CCD
出力は大きくなる(電圧値としては小さくなる)。画像
処理制御部30では、この出力を処理し、穴Pの有無や
穴Pの位置等でそのプレート番号を知る。図5にCCD
センサ10を移動させるステージの具体例を示す。
【0023】この第1実施例は、上述のように構成され
機能するので、バーコード等、識別符号を貼る方式に比
べて、符号の劣化が少ないこと、また、専用の読み取り
装置が不要となり、更に、穴を空けて光を透過させるた
め、同様に1次元CCDセンサ10を用いて色をみる方
式(例えば、穴の替わりに黒いペイントを塗り、その透
過光がペイントしていない所と比べて少ないことを利用
する)に比べて、レンズの焦点距離を実質上無視できる
(通常、レンズの焦点はウエル中にある像に合っている
ため、ペイント位置には像は合わない)という利点があ
る。
【0024】
【第2実施例】次に、第2実施例を図6ないし図12に
基づいて説明する。この第2実施例は前述した第1実施
例がプレート識別用の穴Pとして同一の大きさのものを
使用しているのに対し、直径が異なった二種類の穴
1,P2を使用している点,及びしきい値以上の素子数
をカウントしてプレートを判別する点に特徴を有してい
る(図6)。
【0025】図7にCCDセンサ10が穴P1,P2の領
域にきたときの出力を示す。穴P1,P2を通過した光
は、その光量がプレート(半透明)を通過した光に比べ
て多く、CCDセンサ出力は大きくなり(電圧値として
は小さくなる)、その範囲も径に応じたものとなる。画
像処理制御部では、この出力を処理し、穴の大きさ(お
よび無),穴の位置等でそのプレート番号を知る。
【0026】図8に本提案の応用例を示す。穴の大きさ
は大,小2種とする。プレート番号は1列目から11列
目まで。12列目はチェックのための穴とする。この例
で表すことのできる番号は311(=177147)。穴
径に応じ、大=2、小=1、無し=0と数字を対応さ
せ、12列目のチェック用穴の径は、3から[1列目か
ら11列目の数字の合計を3で割った余り]を引いた数
字に対応させる(ただし、3で割った余りが0のときは
12列目の数字は0とする)。この例では、12列目を
チェック用穴としたが、12列全てを番号用としてもよ
い(そのとき表すことのできる番号は最大531441
となる)。
【0027】図9に判定方法の例を示す。この図9にお
いて、ステップS4での素子数の計算は図10ないし図
12に示す対応表に基づいて各種の数字が決められる。
その他の構成及び作用については前述した第1実施例と
同様となっている。
【0028】この第2実施例によると、前述した第1実
施例と同様の作用効果を有するほか、大小二種類の穴を
用いたことから、扱うことのできる番号が飛躍的に大き
くなるという利点があり、プレート類が多い場合に特に
有効なものとなっている。
【0029】
【第3実施例】次に、第3実施例を図13ないし図17
に基づいて説明する。この第3実施例は、前述した第1
ないし第2の各実施例が、プレート識別用の識別穴を各
プレート1の反応容器1Aの先頭部分に設けたのに対
し、更につけ加えて各反応容器の列の最後にも付加した
点(図13参照)に特徴を有している。この場合、本実
施例では、反応容器の各列の先頭部分又は各列の後方部
分のいづれかに必ず識別用の穴が設けられている。
【0030】図14は、この第3実施例におけるCCD
駆動回路20の具体例を示す。この図14においては、
画像処理制御部30で所定レベルのしきい値を設定し、
この値よりも小さい素子を数えて穴径とし、数字に対応
させるようになっている。
【0031】図15に信号処理のフローチャートを示
す。この図15において、穴位置エリア(S14,S2
2)は、穴の周囲の範囲内にあるCCDセンサ10上の
素子の集合を指す。また、この実施例においては、図1
3に示すように識別用の穴Pの数は、各反応容器1Aの
各列に一つすなわち先頭位置にある場合は後の方にはな
く、又先頭位置に無い場合は後の方に設ける、という構
成となっており、全体としてその数が各反応容器の縦列
の数と同数の一定に設定されている点に特徴を有してい
る。その他の構成は前述した第1実施例と同一となって
いる。
【0032】図16,図17は、プレート識別用の穴の
直径を大小二種類用い、更に小さい穴を使用した場合は
列の先頭と後方にそれぞれ小さい穴を付すようにし、大
きい穴を2で表わし、小さい穴を1で表わし、その合計
が常に2になるように設定した場合を示す。このように
すると、プレートの識別の対象枚数を更に多くすること
が可能となる。
【0033】この第3実施例によると、前述した第2実
施例と同等の作用効果を有するほか、プレート1の前後
のチェックが可能となるという利点がある。
【0034】
【第4実施例】次に、第4実施例を図18ないし図19
に基づいて説明する。この第4実施例は、前述した第3
実施例が識別用の穴の透過光を通常の反応容器1Aの場
合と同様に扱い、画像処理制御部30側で或るしきい値
をもってハイレベル又はローレベルの判断を行なってい
るのに対し、これをCCD駆動部回路20内で行なわせ
しめて画像処理制御部30の労力軽減を図っている点が
前述した第3実施例と相違する。図18にこの場合のブ
ロック図を示し、図19にこの場合の簡略化されたフロ
ーチャートを示す。
【0035】また、この第4実施例にあっては、画像処
理制御部30が、予め各マイクロプレート1における各
反応容器1Aの光透過パターンに対する補正データを有
し、この補正データに基づいて各反応容器1A部分の凝
集パターンを個別的に補正し得るようになっている。ま
た、この第4実施例では、前述した第3実施例の応用例
で開示した内容(図16)に対しても、対応し得るよう
になっている。その他の構成は前述した第3実施例と同
様となっている。
【0036】このようにしても、前述した第3実施例と
同一の作用効果を有するほか、画像処理制御部30にお
ける信号処理をより迅速に行なうことができ、更に凝集
パターンをより補正し特定することができるという利点
がある。
【0037】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、多数のマイクロプレートを特に人
力によることなく自動判別することが可能となり、とく
にマイクロプレートに付した一又は二以上の識用の穴の
透過光を受信するとともに、この透過光のパターンをも
ってマイクロプレートを判別するようにしたことから、
高精度にしかも経時的にほとんど変化しない耐久性ある
ものとすることができ、従ってマイクロプレートの判別
と相伴って各反応容器部分の凝集パターンの判別及び整
理されたデータ出力を迅速になし得るという従来にない
優れた血液等の凝集パターン出力装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるマイクロプレート
部分を示す平面図である。
【図2】図1におけるプレート識別用の穴の作用を示す
説明図である。
【図3】図1を組み込んだシステムを示す全体的構成図
である。
【図4】図3内の一部を成す凝集パターン出力装置の具
体例を示す構成図である。
【図5】図4内におけるCCDセンサ部の具体的支持機
構の例を示す斜視図である。
【図6】第2実施例におけるマイクロプレート部分を示
す平面図である。
【図7】図6におけるプレート識別用の穴の作用を示す
説明図である。
【図8】図6における識別用穴部分の透過光の取扱いを
示す説明図である。
【図9ないし図12】各々図6のマイクロプレートを使
用した場合の信号処理系(主に信号処理制御部)の動作
を示す説明図である。
【図13】第3実施例におけるマイクロプレート部分を
示す平面図である。
【図14】図13のマイクロプレートを使用した装置の
CCD駆動回路部分を示すブロック図である。
【図15】図14における信号処理系の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図16ないし図17】図13の応用例を示す説明図で
ある。
【図18】第4実施例における装置の動作例を示すフロ
ーチャートである。
【図19】図18におけるフローチャートを実現するた
めの信号処理系の一例を示すブロック図である。
【図20】背景技術の内の一部である照明手段とマイク
ロプレートとCCDセンサ等の位置関係を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 マイクロプレート 1A 反応容器(ウエル) 10 一次元受光素子部としてのCCDセンサ 20 CCD駆動部 30 画像処理制御部 51 照明手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】一方、反応容器は、その複数が実際にはX
方向,Y方向に網目状に配列され一体化されて成るマイ
クロプレートとして取り扱われる。図20に、CCDセ
ンサ52とマイクロプレート50との関係を示す。この
図20において、符号50A,50A・・・は反応容器
(ウエル)部分を示す。この各反応容器50Aは、その
複数が網目状に配置されマイクロプレート50として一
体化されている。このマイクロプレート50の図20に
おける上面側には照明手段51が配設されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】図3において、凝集パターン判定装置は、
凝集パターン出力装置40と、この凝集パターン出力装
置40と所定の情報をやりとりするホストコンピュータ
41と、前工程ライン42及び後工程ライン43とを備
えている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】マイクロプレート1は、図1に示すように
その上面の縦方向及び横方向に網目状に反応容器(ウエ
ル)1A,1A,・・・を有している。そして、この縦
列の各反応容器1A部分の図1における上端部で、その
第1列と第2列と第4列の頭に、プレート識別用の穴P
設けられている。図2にCCDセンサ10により検出
される透過光の受信パターンを示す。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】図2にCCDセンサ10が穴列のエリアに
きたときの出力を示す。穴を通過した光は、その光量が
プレート(半透明)を通過した光に比べて多く、CCD
出力は大きくなる(電圧値としては小さくなる)。画像
処理制御部30では、この出力を処理し、穴Pの有無や
穴Pの位置等でそのプレート番号を知る。図5にCCD
センサ10を移動させるステージの具体例を示す。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】
【第4実施例】次に、第4実施例を図18ないし図19
に基づいて説明する。この第4実施例は、前述した第3
実施例が識別用の穴の透過光を通常の反応容器1Aの場
合と同様に扱い、画像処理制御部30側で或るしきい値
をもってハイレベル又はローレベルの判断を行なってい
るのに対し、これをCCD駆動部回路20内で行なわせ
しめて画像処理制御部30の労力軽減を図っている点が
前述した第3実施例と相違する。図19にこの場合のブ
ロック図を示し、図18にこの場合の簡略化されたフロ
ーチャートを示す。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須田 英雄 神奈川県横浜市緑区桜並木2番1号 スズ キ株式会社技術研究所内 (72)発明者 木田 正吾 神奈川県横浜市緑区桜並木2番1号 スズ キ株式会社技術研究所内 (72)発明者 菊地 富士子 神奈川県横浜市緑区桜並木2番1号 スズ キ株式会社技術研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の反応容器を縦列および横列に網目
    状に備えてなる複数のマイクロプレートと、この各マイ
    クロプレート上の各反応容器をその開口部上から照明す
    る照明手段と、前記各反応容器からの透過光を前記マイ
    クロプレートとは相対的に一方向に移動して順次受光す
    る一次元受光素子部と、この一次元受光素子部をCCD
    駆動部を介して駆動すると共に,当該一次元受光素子部
    からの出力を各受光素子に対応してA/D変換した後入
    力し所定の処理を行い凝集パターンデータとして出力す
    る画像処理制御部とを備えた血液等の凝集パターン出力
    装置において、前記複数のマイクロプレートの各々に、
    マイクロプレート判別用の一又は二以上の穴を設け、こ
    の穴に起因して生じる透過光パターンを前記各マイクロ
    プレート毎に異なった識別パターンに設定すると共に、
    前記画像処理制御部が、前記各プレートの識別パターン
    を予め記憶すると共に、この記憶された識別パターンに
    基づいて各種マイクロプレートを判別するマイクロプレ
    ート判別機能を備えていることを特徴とした血液等の凝
    集パターン出力装置。
  2. 【請求項2】 前記各マイクロプレートに設けられたプ
    レートパターン用の穴は、前記網目状に配列された各反
    応容器の縦列に対応して配設されていることを特徴とし
    た請求項1記載の血液等の凝集パターン出力装置。
  3. 【請求項3】 前記画像処理制御部が、前記一次元受光
    素子部で検知されるプレートの識別パターンの一又は二
    以上のピーク波形を検出し計数するピーク波形カウント
    機能を備え、このカウントされるピーク波形数に係る情
    報に基づいて前記パターン判定手段が各種マイクロプレ
    ートを判別するマイクロプレート判別機能を備えている
    ことを特徴とした請求項1又は2記載の血液等の凝集パ
    ターン出力装置。
  4. 【請求項4】 前記各マイクロプレートに設けられた識
    別パターン用の穴は、その直径が識別可能の大きさの一
    又は二以上の数の穴の組合せにより構成されていること
    を特徴とした請求項1,2又は3記載の血液等の凝集パ
    ターン出力装置。
  5. 【請求項5】 前記各マイクロプレートに設けられた識
    別パターン用の穴は、前記各マイクロプレート上に網目
    状に配設された複数の反応容器の測定開始側と測定終了
    側の両方に設けられていることを特徴とした請求項1,
    2,3又は4記載の血液等の凝集パターン出力装置。
  6. 【請求項6】 前記各マイクロプレートに設けられた識
    別パターン用の穴の数は、前記各マイクロプレート毎に
    一定数に設定されていることを特徴とした請求項5記載
    の血液等の凝集パターン出力装置。
  7. 【請求項7】 複数の反応容器を縦列および横列に網目
    状に備えてなる複数のマイクロプレートと、この各マイ
    クロプレート上の各反応容器をその開口部上から照明す
    る照明手段と、前記各反応容器からの透過光を前記マイ
    クロプレートとは相対的に一方向に移動して順次受光す
    る一次元受光素子部と、この一次元受光素子部をCCD
    駆動部を介して駆動すると共に,当該一次元受光素子部
    からの出力を各受光素子に対応してA/D変換した後入
    力し所定の処理を行い凝集パターンデータとして出力す
    る画像処理制御部とを備えた血液等の凝集パターン出力
    装置において、前記複数のマイクロプレートの各々に、
    マイクロプレート判別用の一又は二以上の穴を設け、こ
    の穴に起因して生じる透過光パターンをマイクロプレー
    ト毎に異なった識別パターンに設定すると共に、前記画
    像処理制御部が、前記異なったプレート用の識別パター
    ン情報および当該各プレートの固有のデータ補正情報を
    予め記憶すると共に、この記憶された各プレートの識別
    パターン情報に基づいて各種マイクロプレートを判別す
    るマイクロプレート判別機能と,測定データを当該マイ
    クロプレート固有のデータ補正情報に基づいて補正する
    測定データ補正機能とを備えていることを特徴とした血
    液等の凝集パターン出力装置。
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