JPH0524078A - 多色成形用金型装置 - Google Patents

多色成形用金型装置

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JPH0524078A
JPH0524078A JP18665391A JP18665391A JPH0524078A JP H0524078 A JPH0524078 A JP H0524078A JP 18665391 A JP18665391 A JP 18665391A JP 18665391 A JP18665391 A JP 18665391A JP H0524078 A JPH0524078 A JP H0524078A
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/20Injection nozzles
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二色成形用金型の汎用性を高める。 【構成】 固定側取り付け板9の外側にノズル受けアタ
ッチメント56を着脱自在に取り付ける。固定側取り付け
板9には2つの樹脂通路51,52を形成する。ノズル受け
アタッチメント56には、前記両樹脂通路51,52にそれぞ
れ連通するスプルーブッシュ58,59を設ける。これらス
プルーブッシュ58,59には、射出形成機本体の2つのノ
ズル77,78がそれぞれ接続される。 【効果】 ノズル受けアタッチメント56のみを交換する
ことにより、複数のノズル77,78のピッチや角度が異な
る各射出成形機本体に対して、金型1を共用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多色成形用金型装置に
係わり、特に、ノズルタッチ部分を改良した多色成形用
金型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の二色成形用金型の一例について、
図3を参照しながら説明する。同図に示すように、この
金型1は、図示上下方向へ移動して開閉する固定側金型
部材2および可動側金型部材3と、成形品に異色部を成
形するための金型部材であるスライドコア4とを備えて
おり、これら固定側金型部材2、可動側金型部材3およ
びスライドコア4間に成形品形状のキャビティ5が形成
されるものである。なお、多数個取りのために、キャビ
ティ5は複数形成される。前記固定側金型部材2は、受
け板6,7およびスペーサブロック8を介して、射出成
形機本体の固定側プラテンへの取り付け用の固定側取り
付け板9に取り付けられるものである。そして、前記受
け板7とスペーサブロック8と固定側取り付け板9との
間には、ヒーター(図示していない)を内蔵したマニホ
ールド10が設けられている。前記可動側金型部材3は、
受け板11,12,13およびスペーサブロック14を介して、
射出成形機本体の可動側プラテンへの取り付け用の可動
側取り付け板15に取り付けられるものである。前記スラ
イドコア4は、前記可動側金型部材3および受け板11,
12に図示上下方向へ所定範囲移動可能に組み付けられて
おり、前記受け板13に組み込まれた油圧あるいは電磁シ
リンダー装置などの駆動装置16により駆動されるもので
ある。そして、固定側金型部材2および可動側金型部材
3が型締され、スライドコア4が図示上昇して固定側金
型部材2に当たった状態で、これら固定側金型部材2と
可動側金型部材3とスライドコア4との間に、第1の樹
脂が充填される第1のキャビティ部が形成され、この第
1のキャビティ部内での第1の樹脂の固化後スライドコ
ア4が図示下降した状態で、固定側金型部材2とスライ
ドコア4と前記固化した第1の樹脂との間に第2の樹脂
が充填される第2のキャビティ部が形成されるようにな
っている。また、前記受け板13とスペーサブロック14と
可動側取り付け板15との間には、これらに対して相対的
に図示上下方向に移動可能に突き出しプレート17が支持
されており、この突き出しプレート17には、型開時に成
形品を突き出す突き出しピン18が固定されている。
【0003】前記固定側取り付け板9には、射出成形機
本体の第1のシリンダーのノズルが接続される第1のス
プルーブッシュ21と、射出成形機本体の第2のシリンダ
ーのノズルが接続される第2のスプルーブッシュ22とが
並べて貫通状態で一体的に組み付けられており、第1の
スプルーブッシュ21の内部が第1のスプルー23になって
いるとともに、第2のスプルーブッシュ22の内部が第2
のスプルー24になっている。また、固定側取り付け板9
の図示上面には、各スプルーブッシュ21,22にそれぞれ
対応させてローケートリング25,26が設けられている。
さらに、各スプルーブッシュ21,22の外周部にはバンド
ヒーター27,28がそれぞれ設けられている。また、前記
マニホールド10内には、前記第1のスプルー23に連通す
る第1のランナー29と、前記第2のスプルー24に連通す
る第2のランナー30とが互いに独立して形成されてい
る。さらに、前記固定側金型部材2および受け板6,7
には、各キャビティ5にそれぞれ対応させて、第1のゲ
ートブッシュ31と第2のゲートブッシュ32とがそれぞれ
組み付けられている。第1のゲートブッシュ31は、内部
が前記第1のランナー29に連通しており、第2のゲート
ブッシュ32は、内部が前記第2のランナー30に連通して
いる。そして、第1のゲートブッシュ31の先端部に、前
記第1のキャビティ部へ開口する第1のゲート33が形成
されており、第2のゲートブッシュ32の先端部に、前記
第2のキャビティ部へ開口する第2のゲート34が形成さ
れている。また、前記各ブッシュ31,32内には、ゲート
33,34を開閉するバルブ35,36が図示上下方向へ移動可
能に支持されている。これらバルブ35,36は、マニホー
ルド10を貫通して、固定側取り付け板9に組み付けられ
た油圧または空気圧シリンダー装置37,38に連結されて
おり、このシリンダー装置37,38により駆動されるもの
である。なお、前記固定側取り付け板9には、ガイドピ
ン41、スぺーサブロック8の固定用のボルト42および冷
却用通路43なども設けられている。
【0004】前記構成により、成形時には、まず固定側
金型部材2と可動側金型部材3とスライドコア4との間
に第1のキャビティ部を形成し、第1のスプルーブッシ
ュ21に接続した射出成形機本体の第1のシリンダーのノ
ズルから第1の樹脂を射出する。この第1の樹脂は、第
1のスプルー23、マニホールド10の第1のランナー29お
よび第1のゲートブッシュ31内を介して、第1のゲート
33から第1のキャビティ部内に流れ込んで充填される。
この第1のキャビティ部内で第1の樹脂が固化した後、
スライドコア4を図示下降させて、固定側金型部材2と
スライドコア4と前記固化した第1の樹脂との間に第2
のキャビティ部を形成し、第2のスプルーブッシュ22に
接続した射出成形機本体の第2のシリンダーのノズルか
ら第2の樹脂を射出する。この第2の樹脂は、第2のス
プルー24、マニホールド10の第2のランナー30および第
2のゲートブッシュ32内を介して、第2のゲート34から
第2のキャビティ部内に流れ込んで充填される。さら
に、この第2のキャビティ部内で第2の樹脂が固化した
後、固定側金型部材2と可動側金型部材3とを型開する
とともに、突き出しピン18により成形品を突き出して離
型させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、二色成
形用射出成形機においては、第1の樹脂用と第2の樹脂
用との2つのシリンダーがあり、金型1にも、第1のシ
リンダーのノズルが接続されるノズル受けである第1の
スプルーブッシュ21と第2のシリンダーのノズルが接続
されるノズル受けである第2のスプルーブッシュ22との
2つのスプルーブッシュ21,22が必要である。ところ
が、射出成形機本体側の2つのノズル間のピッチpは、
射出成形機本体毎に様々である。また、第1のシリンダ
ーおよびその先端部のノズルと第2のシリンダーおよび
その先端部のノズルとが平行になっているものもある
が、平行に配置すると互いに邪魔になるため、第1のシ
リンダーおよびそのノズルと第2のシリンダーおよびそ
のノズルとが鋭角をなして互いに傾斜しているものもあ
る。ところが、従来の金型1においては、第1のスプル
ーブッシュ21と第2のスプルーブッシュ22とを固定側取
り付け板9に一体的に組み付けていたため、射出成形機
本体の2つのノズルのピッチpや角度の違いに対応でき
ない問題があった。すなわち、従来は、2つのノズルの
ピッチpや角度が異なる各射出成形機本体に対して、そ
れぞれ専用の金型1を用いなければならず、異なる射出
成形機本体に対する金型1の汎用性がない問題があっ
た。また、固定側取り付け板9における両スプルーブッ
シュ21,22の配置ピッチは射出成形機本体側の2つのノ
ズルのピッチpにより規制されるが、これにより、固定
側取り付け板9やマニホールド10の設計が制約を受ける
問題もあった。すなわち、例えば固定側取り付け板9に
は、スプルーブッシュ21,22の他にも、バルブ35,36の
駆動用のシリンダー装置37,38やガイドピン41やボルト
42などが設けられるが、スプルーブッシュ21,22の配置
のために大きなスペースがとられるために、固定側取り
付け板9における各部材の配置などが制約を受けてい
た。さらに、固定側取り付け板9にスプルーブッシュ2
1,22を組み付けるための大きな孔を並べて形成してい
るため、金型強度が落ちるなどの問題もあった。
【0006】本発明は、前述のような問題点を解決しよ
うとするもので、二色成形用金型などの多色成形用金型
装置において、複数のノズルのピッチや角度が異なる各
射出成形機本体に対して共用できるようにして、汎用性
を高め、また、固定側取り付け板やマニホールドなどの
設計に対する制約を減らすことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の多色成形用金型
装置は、前記目的を達成するために、互いに連続し異色
の樹脂がそれぞれ充填される複数のキャビティ部を形成
する相互に移動可能な複数の金型部材と、これら金型部
材のうち固定側金型部材を支持するとともに射出成形機
本体に取り付けられ前記複数のキャビティ部にそれぞれ
連通する複数の樹脂通路を有する固定側取り付け板と、
この固定側取り付け板の外側に着脱自在に取り付けられ
射出成形機本体より異色の樹脂をキャビティ部内にそれ
ぞれ射出する複数のノズルが接続されるとともに前記各
樹脂通路にそれぞれ接続される複数のノズル受けを有す
るノズル受けアタッチメントとを備えたものである。
【0008】
【作用】本発明の多色成形用金型装置においては、成形
に際して、使用する射出成形機本体の複数のノズルのピ
ッチや角度に合ったノズル受けを有するノズル受けアタ
ッチメントを固定側取り付け板の外側に予め取り付けて
おく。そして、成形時には、ノズル受けアタッチメント
の複数のノズル受けに射出成形機本体の複数のノズルを
それぞれ接続し、金型部材間に互いに連続するキャビテ
ィ部を順次形成するとともに、これら各キャビティ部に
各ノズルから射出される異色の樹脂をそれぞれ順次充填
していく。このとき、各樹脂は、この樹脂を射出するノ
ズルが接続されたノズル受けから固定側取り付け板の対
応する樹脂通路を介して対応するキャビティ部に流れ込
む。そして、複数のノズルのピッチや角度が異なる射出
成形機本体に対しても、ノズル受けアタッチメントのみ
を交換することにより、同一の金型を用いることがで
き、前述のような多色成形を行える。
【0009】
【実施例】以下、本発明の多色成形用金型装置のうち二
色成形用金型装置の一実施例につき、図1および図2を
参照しながら詳細に説明する。なお、前記図3に示す従
来の金型1と対応する部分については、同一符号を付
し、その詳細な説明を省略する。また、受け板7よりも
図示下側の部分は、前記図3に示す従来の金型1と同様
となっているので、図示も省略する。この実施例の金型
においては、図1に示すように、固定側取り付け板9
に、第1の樹脂通路51と第2の樹脂通路52とが並べて貫
通形成されているとともに、図示していないが、これら
樹脂通路51,52の周囲にヒーターが埋め込まれている。
そして、前記第1の樹脂通路51は、前記図3に示す従来
の金型1とほぼ同様のマニホールド10の第1のランナー
29に連通しており、第1のキャビティ部に連通する。一
方、前記第2の樹脂通路52は、マニホールド10の第2の
ランナー30に連通しており、第2のキャビティ部に連通
する。56はノズル受けアタッチメントで、このノズル受
けアタッチメント56は、前記固定側取り付け板9の図示
上側の外面にボルト57などにより着脱自在に取り付けら
れるものである。そして、ノズル受けアタッチメント56
には、第1のノズル受けとしての第1のスプルーブッシ
ュ58と第2のノズル受けとしての第2のスプルーブッシ
ュ59とが貫通状態で一体的に組み込まれている。前記第
1のスプルーブッシュ58の内部は、前記固定側取り付け
板9の第1の樹脂通路51に連通接続される第1のスプル
ー60となっており、前記第2のスプルーブッシュ59の内
部は、前記固定側取り付け板9の第2の樹脂通路52に連
通接続される第2のスプルー61となっている。両スプル
ー60,61の図示上部は、互いに平行なノズルタッチ部60
a,61a となっているが、第2のスプルー61は中間部に
屈曲部61b を有していて、図示下部が第2のスプルー60
に寄っている。これにより、両ノズルタッチ部60a,61a
間のピッチpよりも、前記両樹脂通路51,52間のピッ
チの方が小さくなっている。なお、図示していないが、
両スプルーブッシュ58,59の周囲には、ヒーターが埋め
込まれている。また、図2には他のノズル受けアタッチ
メント66を示してある。このノズル受けアタッチメント
66も、前記固定側取り付け板9の外面に着脱自在に取り
付けられるものであり、第1のノズル受けとしての第1
のスプルーブッシュ68と第2のノズル受けとしての第2
のスプルーブッシュ69とが貫通状態で一体的に組み込ま
れている。そして、第1のスプルーブッシュ68の内部が
ノズルタッチ部70a を図示上部に有する第1のスプルー
70となっており、第2のスプルーブッシュ69の内部がノ
ズルタッチ部71a を図示上部に有する第2のスプルー71
となっているが、この第2のスプルー71の図示下部は屈
曲しており、これにより、両ノズルタッチ部70a ,71a
は、図示下方へ向かって互いに鋭角をなして傾斜してい
る。さらに、図1において、76は、前記固定側取り付け
板9が取り付けられる射出成形機本体の固定側プラテ
ン、77は、前記ノズル受けアタッチメント56の第1のス
プルーブッシュ58に接続される第1の樹脂を射出する射
出成形機本体の第1のノズル、78は、前記ノズル受けア
タッチメント56の第2のスプルーブッシュ59に接続され
る第2の樹脂を射出する射出成形機本体の第2のノズル
である。
【0010】つぎに、前記構成につき、その作用を説明
する。成形に際しては、使用する射出成形機本体の第1
のノズルと第2のノズルとのピッチや角度に合ったスプ
ルーブッシュ58,59を有するノズル受けアタッチメント
56,66を固定側取り付け板9に予め取り付けておく。例
えば、図1に鎖線で示す射出成形機本体を使用する場合
には、同図に示すノズル受けアタッチメント56を固定側
取り付け板9に取り付ける。そして、成形時には、射出
成形機本体のプラテン76に金型1の取り付け板9,15を
取り付けるとともに、第1のノズル77と第2のノズル78
をノズル受けアタッチメント56の第1のスプルーブッシ
ュ58と第2のスプルーブッシュ59とにそれぞれ接続す
る。それから、既に説明した従来の金型1と同様にし
て、まず固定側金型部材2と可動側金型部材3とスライ
ドコア4との間に第1のキャビティ部を形成し、第1の
ノズル77から第1の樹脂を射出する。この第1の樹脂
は、ノズル受けアタッチメント56の第1のスプルー60、
固定側取り付け板9の第1の樹脂通路51、マニホールド
10の第1のランナー29および第1のゲートブッシュ31内
を介して、第1のゲート33から第1のキャビティ部内に
流れ込んで充填される。ついで、この第1のキャビティ
部内で第1の樹脂が固化した後、スライドコア4を移動
させて、固定側金型部材2とスライドコア4と前記固化
した第1の樹脂との間に第2のキャビティ部を形成し、
第2のノズル78から第2の樹脂を射出する。この第2の
樹脂は、ノズル受けアタッチメント56の第2のスプルー
61、固定側取り付け板9の第2の樹脂通路52、マニホー
ルド10の第2のランナー30および第2のゲートブッシュ
32内を介して、第2のゲート34から第2のキャビティ部
内に流れ込んで充填される。
【0011】そして、第1のノズル77と第2のノズル78
とのピッチpや角度が異なる射出成形機本体に対して
も、ノズル受けアタッチメント56,66のみを交換するこ
とにより、同一の金型1を用いることができ、前述のよ
うな二色成形を行える。例えば、両ノズル77,78が平行
で、両者間のピッチpが異なる射出成形機本体に対して
は、図1に示すノズル受けアタッチメント56と同様で、
そのノズルタッチ部60a,61a 間のピッチpが両ノズル7
7,78間のピッチpと同じノズル受けアタッチメント56
に交換すればよい。また、第1のノズルと第2のノズル
とが互いに傾斜している射出成形機本体の場合には、図
2に示すようなノズル受けアタッチメント66を用いれば
よい。
【0012】以上のように、前記実施例によれば、ノズ
ル受けアタッチメント56,66のみを交換することによ
り、2つのノズル77,78のピッチや角度が異なる各射出
成形機本体に対して、二色成形用金型1を共用でき、こ
の金型1の汎用性が高まり、経済性が高まる。また、固
定側取り付け板9の第1の樹脂通路51および第2の樹脂
通路52間のピッチは、射出成形機本体側のノズル77,78
間のピッチに制約されず、これとは無関係に設定でき
る。そして、特に樹脂通路51,52間のピッチを小さくで
きることにより、固定側取り付け板9における各部材の
配置などの自由度も向上し、固定側取り付け板9の設計
に対する制約が減る。これとともに、マニホールド10の
設計に対する制約も減る。さらに、固定側取り付け板9
の樹脂通路51,52は細いものでよいので、固定側取り付
け板9の強度も向上させられる。
【0013】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
前記実施例では、二色成形を例にとって説明したが、三
色以上の多色成形にも、本発明を適用できる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、固定側取り付け板の外
側に、射出成形機本体より異色の樹脂キャビティ部内に
それぞれ射出する複数のノズルが接続されるとともに固
定側取り付け板に形成された複数の樹脂通路にそれぞれ
接続される複数のノズル受けを有するノズル受けアタッ
チメントを着脱自在に取り付けるので、ノズル受けアタ
ッチメントのみを交換することにより、複数のノズルの
ピッチや角度が異なる各射出成形機本体に対して、多色
成形用金型を共用でき、この金型の汎用性が高まり、経
済性が高まる。また、固定側取り付け板の複数の樹脂通
路間のピッチは、射出成形機本体側のノズル間のピッチ
に制約されることなく設定できるので、固定側取り付け
板における各部材の配置などの自由度も向上し、固定側
取り付け板やマニホールドなどの設計に対する制約が減
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多色成形用金型装置の一実施例を示す
固定側取り付け板およびノズル受けアタッチメント付近
の断面図である。
【図2】同上ノズル受けアタッチメントの他の例を示す
断面図である。
【図3】従来の多色成形用金型装置の一例を示す断面図
である。
【符号の説明】
2 固定側金型部材(金型部材) 3 可動側金型部材(金型部材) 4 スライドコア(金型部材) 9 固定側取り付け板 51 第1の樹脂通路(樹脂通路) 52 第2の樹脂通路(樹脂通路) 56 ノズル受けアタッチメント 58 第1のスプルーブッシュ(ノズル受け) 59 第2のスプルーブッシュ(ノズル受け) 66 ノズル受けアタッチメント 68 第1のスプルーブッシュ(ノズル受け) 69 第2のスプルーブッシュ(ノズル受け) 77 第1のノズル(ノズル) 78 第2のノズル(ノズル)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 互いに連続し異色の樹脂がそれぞれ充填
    される複数のキャビティ部を形成する相互に移動可能な
    複数の金型部材と、これら金型部材のうち固定側金型部
    材を支持するとともに射出成形機本体に取り付けられ前
    記複数のキャビティ部にそれぞれ連通する複数の樹脂通
    路を有する固定側取り付け板と、この固定側取り付け板
    の外側に着脱自在に取り付けられ射出成形機本体より異
    色の樹脂を前記キャビティ部内にそれぞれ射出する複数
    のノズルが接続されるとともに前記各樹脂通路にそれぞ
    れ接続される複数のノズル受けを有するノズル受けアタ
    ッチメントとを備えたことを特徴とする多色成形用金型
    装置。
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