JPH0524036U - 圧迫マグネツトを磁着した浴槽 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入浴中に普通の入浴姿勢のまゝで首や、肩、
腰、足裏等、所望位置を押圧、圧迫治療のできる圧迫マ
グネットを浴槽内に自由に脱着できる。 【構成】 浴槽２の外周面に外部固定マグネット１、１
…を取付ける。圧迫膨出面６を表面に膨出させた圧迫マ
グネット７、７…を多数埋設した圧迫吸着マット４を、
前記、外部固定マグネット１との磁気吸着力で浴槽２の
内面に脱着する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、身体の圧迫用マグネットが磁着できる浴槽に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、普通の家庭で用いられている浴槽の内周面には、湯の出入口のみが通常 設けられており、その他の部分は殆ど平坦面で形成されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の浴槽にあっては、内周面が平坦面で形成されているので、例えば入浴中 に肩の凝りをほぐそうとしても、患部を圧迫する部分が無く、肩の凝りを積極的 にほぐす手段が無かった。本考案は、浴槽内に身体の圧迫マグネットを自在に取 付けることができ、肩の凝った場合とか、足が疲れた時には、浴槽に入った状態 で、肩の凝った部位や、経穴の多い足裏を圧迫刺激することができ、磁性の治療 効果とも相俟って、入浴中に殆ど普通の入浴姿勢で大きな治療効果が期待できて 、健康の維持管理にも大きく寄与する浴槽を提供することを目的としている。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために本考案における圧迫マグネットを磁着した浴槽は、 浴槽の外周面に外部固定マグネットを取付けて、該外部固定マグネットに、圧迫 、吸着マットに埋設した圧迫マグネットを磁気の吸引力で取付けたものである。

【０００５】

【作用】

圧迫マグネットを入浴時、浴槽内の首すじの高さ位置、或は肩の位置、仰向け になって足を上げた位置、又は底面等の好みの位置に吸着し、圧迫マグネットに 患部を押し当て圧迫すると圧迫治療効果と強磁性による治療との相剰効果が期待 できる。

【０００６】

【実施例】

実施例について図面を参照して説明する。 図１〜図４において、外部固定マグネット１、１は浴槽２の側面及び底面の外 周面３に取付けた例えば永久磁石材で形成したマグネットで、入浴時に首、肩、 腰部、足裏等が位置する適当な位置に取付ける。圧迫吸着マット４は、例えばゴ ム、又は合成樹脂を板状に成形してマット基板５を形成し、該マット基板５の適 宜の位置に、永久磁石を略半円形に成形して圧迫膨出面６を形成した圧迫マグネ ット７、７…を、圧迫膨出面６を表面側に膨出させて数多く埋設する。

【０００７】 上記、圧迫吸着マット４を、外部固定マグネット１、１に近づけると外部固定 マグネット１と圧迫マグネット７との互いの磁気吸着力で圧迫吸着マット４は所 望の浴槽２の内部位置に自由に吸着できる。

【０００８】

【考案の効果】

本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 圧迫吸着マットは自由に取付け取外しができるので取外しておくと浴槽内は全 く通常の浴槽内面と同じ平滑面で使用でき、肩が凝ったり、足が疲れた時、或は 腰部に磁気治療を施したい時には該患部の浴槽内面の接当位置に圧迫吸着マット を磁着すると、入浴中に殆ど普通の入浴姿勢で、リラックスしながら首や、肩部 、足の裏、腰部等の所望患部或は経穴の位置を圧迫マグネットの圧迫膨出面で押 圧治療することができ、入浴による血行の増進、磁気の治療効果とも相俟って健 康の維持管理に大きく寄与することが期待できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】圧迫マグネットを磁着した浴槽の縦断面図であ
る。

【図２】圧迫マグネットを磁着した浴槽の平面図であ
る。

【図３】圧迫吸着マットの一部欠截した斜視図である。

【図４】圧迫マグネットを磁着した浴槽の使用態様を示
す図である。

【符号の説明】

１ 外部固定マグネツト ２ 浴槽 ３ 外周面 ４ 圧迫吸着マット ５ マット基板 ６ 圧迫膨出面 ７ 圧迫マグネット

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 浴槽２の外周面３に取付けた外部固定マ
   グネット１、１…に、圧迫膨出面６を表面側に膨出させ
   た圧迫マグネット７、７…を多数埋設した圧迫吸着マッ
   ト４を、前記、外部固定マグネット１との異極性の磁気
   吸着力で浴槽２の内面に脱着せしめてなる圧迫マグネッ
   トを磁着した浴槽。