JPH05239360A - 硬化性組成物 - Google Patents
硬化性組成物Info
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- JPH05239360A JPH05239360A JP4178481A JP17848192A JPH05239360A JP H05239360 A JPH05239360 A JP H05239360A JP 4178481 A JP4178481 A JP 4178481A JP 17848192 A JP17848192 A JP 17848192A JP H05239360 A JPH05239360 A JP H05239360A
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- C08K9/04—Ingredients treated with organic substances
- C08K9/06—Ingredients treated with organic substances with silicon-containing compounds
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L83/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L83/04—Polysiloxanes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G77/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
- C08G77/04—Polysiloxanes
- C08G77/12—Polysiloxanes containing silicon bound to hydrogen
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- C08G77/42—Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences
- C08G77/44—Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences containing only polysiloxane sequences
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 (A)1分子中に少なくとも2つのケイ素結
合したエチレン不飽和基が存在する、少なくとも1つの
ポリジオルガノシロキサン、(B)オルガノ水素シロキ
サン、(C)ケイ素結合したエチレン不飽和基にSiH
基を付加するための触媒、および(D)粒状の充填材を
含有してなる硬化性組成物であり、前記組成物は、硬化
したエラストマー状態において、−120℃の温度で少
なくとも0.5×109Paの貯蔵弾性率を有しおよび少
なくとも0.15のタンデルタを有する。 【効果】 耐衝撃性および防火性の優れた安全ガラスの
中間膜として使用することができる。
合したエチレン不飽和基が存在する、少なくとも1つの
ポリジオルガノシロキサン、(B)オルガノ水素シロキ
サン、(C)ケイ素結合したエチレン不飽和基にSiH
基を付加するための触媒、および(D)粒状の充填材を
含有してなる硬化性組成物であり、前記組成物は、硬化
したエラストマー状態において、−120℃の温度で少
なくとも0.5×109Paの貯蔵弾性率を有しおよび少
なくとも0.15のタンデルタを有する。 【効果】 耐衝撃性および防火性の優れた安全ガラスの
中間膜として使用することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なシロキサン組成
物に関するものであり、さらに、このような組成物を積
層物あるいは他の物品の製造に用いることに関するもの
である。
物に関するものであり、さらに、このような組成物を積
層物あるいは他の物品の製造に用いることに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術および課題】ガラスおよび/またはプラス
チックのシートの間に有機材料またはオルガノシリコン
材料の中間膜をもつ、窓や風防ガラスのような積層構造
物が知られている。例えば英国特許第783,867号明細書
には、安全ガラスの製造において、透明なエラストマー
に転換可能で、中間膜として有用であるオルガノポリシ
ロキサン組成物が開示されている。仏国特許第2,213,16
2号には、隙間がある2枚のガラスシートを含み、この
隙間がシリコーンエラストマーで満たされている遮音窓
が開示されている。
チックのシートの間に有機材料またはオルガノシリコン
材料の中間膜をもつ、窓や風防ガラスのような積層構造
物が知られている。例えば英国特許第783,867号明細書
には、安全ガラスの製造において、透明なエラストマー
に転換可能で、中間膜として有用であるオルガノポリシ
ロキサン組成物が開示されている。仏国特許第2,213,16
2号には、隙間がある2枚のガラスシートを含み、この
隙間がシリコーンエラストマーで満たされている遮音窓
が開示されている。
【0003】米国特許第3,616,839号には、シリコーン
樹脂が好適な室温硬化タイプであるガラス−シリコーン
樹脂−延伸アクリル樹脂積層物が開示されている。この
特許に開示されたシリコーン樹脂の一つのタイプは、硬
化メカニズムとして別のオルガノポリシロキサン分子に
結合したオレフィン性不飽和基の二重結合と交差する一
つのオルガポリシロキサンのSiH結合の付加が開示さ
れている。記載されているこのような構造の有利さは、
外部の耐摩耗性ガラス表面と荷重支持部材として機能す
るプラスチックシートとの組み合わせを可能にすること
である。同様の組成物が他の文献にも記載されている。
例えば英国公開特許第2,080,378A号には、窓のチャネル
に断熱材として、とくに例えば白金で触媒された組成物
を用いることが開示されている。この組成物は、シリコ
ーンゴムのための強化材ではない充填剤を含むことがで
きる。欧州特許第0388092号には、様々な有機ポリマー
基体に凝集結合し、且つケイ素結合不飽和基、オルガノ
水素ポリシロキサン、白金触媒およびシラノール基の特
定な濃度を含む別のポリジオルガノシロキサンゴムを含
有してなる組成物が開示されている。この組成物は、低
分子量オルガノシリコン化合物で処理された強化用シリ
カ充填剤を含むことができる。しかし、そこには本発明
の組成物に要求される粘弾性の開示はみられない。欧州
特許第0124235号には、1分子中に少なくとも2つのビ
ニル基を有するポリジオルガノシロキサン、1分子中に
少なくとも2つのケイ素と結合した水素原子を有するポ
リジオルガノシロキサン、白金触媒、微細シリカ粉末お
よび少なくとも0.5%のヒドロキシル基を有するポリ
オルガノシロキサンを混合物することにより得られた、
白金で触媒されたゲル形成組成物が開示されている。後
者の成分は、組成物中に所望するチキソトロピーを生じ
させるために存在させるものである。
樹脂が好適な室温硬化タイプであるガラス−シリコーン
樹脂−延伸アクリル樹脂積層物が開示されている。この
特許に開示されたシリコーン樹脂の一つのタイプは、硬
化メカニズムとして別のオルガノポリシロキサン分子に
結合したオレフィン性不飽和基の二重結合と交差する一
つのオルガポリシロキサンのSiH結合の付加が開示さ
れている。記載されているこのような構造の有利さは、
外部の耐摩耗性ガラス表面と荷重支持部材として機能す
るプラスチックシートとの組み合わせを可能にすること
である。同様の組成物が他の文献にも記載されている。
例えば英国公開特許第2,080,378A号には、窓のチャネル
に断熱材として、とくに例えば白金で触媒された組成物
を用いることが開示されている。この組成物は、シリコ
ーンゴムのための強化材ではない充填剤を含むことがで
きる。欧州特許第0388092号には、様々な有機ポリマー
基体に凝集結合し、且つケイ素結合不飽和基、オルガノ
水素ポリシロキサン、白金触媒およびシラノール基の特
定な濃度を含む別のポリジオルガノシロキサンゴムを含
有してなる組成物が開示されている。この組成物は、低
分子量オルガノシリコン化合物で処理された強化用シリ
カ充填剤を含むことができる。しかし、そこには本発明
の組成物に要求される粘弾性の開示はみられない。欧州
特許第0124235号には、1分子中に少なくとも2つのビ
ニル基を有するポリジオルガノシロキサン、1分子中に
少なくとも2つのケイ素と結合した水素原子を有するポ
リジオルガノシロキサン、白金触媒、微細シリカ粉末お
よび少なくとも0.5%のヒドロキシル基を有するポリ
オルガノシロキサンを混合物することにより得られた、
白金で触媒されたゲル形成組成物が開示されている。後
者の成分は、組成物中に所望するチキソトロピーを生じ
させるために存在させるものである。
【0004】中間膜が有機樹脂で形成されている防火性
をもつ積層ガラス構造が開発されている。さらに、仏国
特許第2,394,394号には、少なくとも2枚のガラスシー
トで、このガラスシートの間にシリコーンエラストマー
のシートがあり、火に面するガラスシートが防火性では
なく、ガラスの他のシートが防火性であることを特徴と
する防火性窓が開示されている。
をもつ積層ガラス構造が開発されている。さらに、仏国
特許第2,394,394号には、少なくとも2枚のガラスシー
トで、このガラスシートの間にシリコーンエラストマー
のシートがあり、火に面するガラスシートが防火性では
なく、ガラスの他のシートが防火性であることを特徴と
する防火性窓が開示されている。
【0005】防火性積層ガラス構造物の製造に用いられ
る中間膜には、幾つかの性質が求められる。最も多い用
途において、これらは硬化したとき実質上透明となり、
低収縮で、規定された防火耐久性試験に合格しなければ
ならない。積層された安全ガラス構造物の場合におい
て、これらは移動物体による衝撃に対して良好な抵抗性
をもつべきである。さらに好適な特性は、中間膜の組成
物が流動可能であり、ガラスシート間の空間に簡単に導
入できるものである。従来技術の中間膜組成物は、これ
らの要求を満たすことができなかった。例えば、有機樹
脂の中間膜は、高温で溶融するので、積層物が剪断され
る。また、これらは剪断されたガラス片に対してあまり
接着性がよくないため、片が脱落し、外側のガラスに火
が近付いてしまう。さらに有機層は易燃性であろう。シ
リコーンベースの中間膜は、一般的に良好な防火性を有
し、有機樹脂よりも高温で軟化する傾向が少ない。しか
し、これらは一般的に予備硬化したシートとして市販さ
れているので、現場流延技術、すなわちガラスの間のキ
ャビティに注ぐことに適さない。さらに、これらは有機
樹脂の強度に欠けるので、重い物品または物体からの衝
撃に対して耐破砕性の乏しい積層構造物となる。
る中間膜には、幾つかの性質が求められる。最も多い用
途において、これらは硬化したとき実質上透明となり、
低収縮で、規定された防火耐久性試験に合格しなければ
ならない。積層された安全ガラス構造物の場合におい
て、これらは移動物体による衝撃に対して良好な抵抗性
をもつべきである。さらに好適な特性は、中間膜の組成
物が流動可能であり、ガラスシート間の空間に簡単に導
入できるものである。従来技術の中間膜組成物は、これ
らの要求を満たすことができなかった。例えば、有機樹
脂の中間膜は、高温で溶融するので、積層物が剪断され
る。また、これらは剪断されたガラス片に対してあまり
接着性がよくないため、片が脱落し、外側のガラスに火
が近付いてしまう。さらに有機層は易燃性であろう。シ
リコーンベースの中間膜は、一般的に良好な防火性を有
し、有機樹脂よりも高温で軟化する傾向が少ない。しか
し、これらは一般的に予備硬化したシートとして市販さ
れているので、現場流延技術、すなわちガラスの間のキ
ャビティに注ぐことに適さない。さらに、これらは有機
樹脂の強度に欠けるので、重い物品または物体からの衝
撃に対して耐破砕性の乏しい積層構造物となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】驚くべきことに、もし組
成物の貯蔵弾性率および損失弾性率と弾性率との比が適
切な値であるならば、比較的柔らかいまたは弱い材料
が、防火性および耐衝撃性の中間膜として用いることが
できることを我々は見いだした。
成物の貯蔵弾性率および損失弾性率と弾性率との比が適
切な値であるならば、比較的柔らかいまたは弱い材料
が、防火性および耐衝撃性の中間膜として用いることが
できることを我々は見いだした。
【0007】本発明によって、(A)ケイ素結合した有
機置換基が、1〜14個の炭素原子をもつ1価の炭化水
素基であり、前記有機置換基の少なくとも70%がメチ
ルであり且つ1分子中に少なくとも2つのケイ素結合し
た、エチレン性不飽和基が存在する、ポリジオルガノシ
ロキサンの少なくとも1つ、(B)1分子中に少なくと
も2つのケイ素結合した水素原子をもつオルガノ水素シ
ロキサンの少なくとも1つ、(C)SiH基をケイ素結
合エチレン性不飽和基に付加させるための触媒および
(D)組成物中において少なくとも部分的に不溶性であ
る粒子状充填材を含有してなる硬化性組成物が提供さ
れ、この組成物は、硬化したエラストマー状態におい
て、−120℃の温度で少なくとも0.5×109Paの
貯蔵弾性率E'、−120℃の温度で少なくとも0.15
のタンデルタ(以下、Eおよびタンデルタは16ヘルツ
で定義され且つ測定されたものである)を有するもので
ある。さらに本発明は、本発明の組成物の硬化物を含む
中間膜を、少なくとも2枚のガラスパネルまたは他の硬
質シート材料の間に有する積層構造物を包含する。
機置換基が、1〜14個の炭素原子をもつ1価の炭化水
素基であり、前記有機置換基の少なくとも70%がメチ
ルであり且つ1分子中に少なくとも2つのケイ素結合し
た、エチレン性不飽和基が存在する、ポリジオルガノシ
ロキサンの少なくとも1つ、(B)1分子中に少なくと
も2つのケイ素結合した水素原子をもつオルガノ水素シ
ロキサンの少なくとも1つ、(C)SiH基をケイ素結
合エチレン性不飽和基に付加させるための触媒および
(D)組成物中において少なくとも部分的に不溶性であ
る粒子状充填材を含有してなる硬化性組成物が提供さ
れ、この組成物は、硬化したエラストマー状態におい
て、−120℃の温度で少なくとも0.5×109Paの
貯蔵弾性率E'、−120℃の温度で少なくとも0.15
のタンデルタ(以下、Eおよびタンデルタは16ヘルツ
で定義され且つ測定されたものである)を有するもので
ある。さらに本発明は、本発明の組成物の硬化物を含む
中間膜を、少なくとも2枚のガラスパネルまたは他の硬
質シート材料の間に有する積層構造物を包含する。
【0008】ポリジオルガノシロキサン(A)におい
て、ケイ素結合した有機置換基の少なくとも70%はメ
チル基であり、且つ1分子中に少なくとも2つのケイ素
結合した置換基は、2〜14個の炭素原子をもつエチレ
ン性不飽和基、例えばビニル、アリル、ヘキセニルまた
はドデセニルである。このポリジオルガノシロキサン中
の残りのすべてのケイ素結合置換基は、2〜14個の炭
素原子をもつ1価の炭化水素基であり、エチレン性不飽
和基、例えばエチル、プロピル、ヘキシル、テトラデシ
ル、フェニル、フェニルエチルおよびスチリル基のない
ものである。好適なポリジオルガノシロキサンは、エチ
レン性不飽和置換基が、ビニルおよびヘキセニルから選
択されるものであり、残りの実質上すべての置換基はメ
チルであるものがよい。従って好適なポリジロルガノシ
ロキサン(A)の例は、ジメチルシロキサン単位とメチ
ルビニルシロキサン単位とのコポリマー、ジメチルシロ
キサン単位とジメチルビニルシロキサン単位とのコポリ
マー、ジメチルシロキサン、メチルビニルシロキサンお
よびフェニルメチルビニルシロキサン単位のコポリマ
ー、ジメチルシロキサン単位とメチルヘキセニルシロキ
サン単位とのコポリマーおよびジメチルシロキサンとジ
メチルヘキセニルシロキサン単位とのコポリマーを含
む。1分子中に存在するエチレン性不飽和基の好適な平
均数は、2〜6の範囲にある。
て、ケイ素結合した有機置換基の少なくとも70%はメ
チル基であり、且つ1分子中に少なくとも2つのケイ素
結合した置換基は、2〜14個の炭素原子をもつエチレ
ン性不飽和基、例えばビニル、アリル、ヘキセニルまた
はドデセニルである。このポリジオルガノシロキサン中
の残りのすべてのケイ素結合置換基は、2〜14個の炭
素原子をもつ1価の炭化水素基であり、エチレン性不飽
和基、例えばエチル、プロピル、ヘキシル、テトラデシ
ル、フェニル、フェニルエチルおよびスチリル基のない
ものである。好適なポリジオルガノシロキサンは、エチ
レン性不飽和置換基が、ビニルおよびヘキセニルから選
択されるものであり、残りの実質上すべての置換基はメ
チルであるものがよい。従って好適なポリジロルガノシ
ロキサン(A)の例は、ジメチルシロキサン単位とメチ
ルビニルシロキサン単位とのコポリマー、ジメチルシロ
キサン単位とジメチルビニルシロキサン単位とのコポリ
マー、ジメチルシロキサン、メチルビニルシロキサンお
よびフェニルメチルビニルシロキサン単位のコポリマ
ー、ジメチルシロキサン単位とメチルヘキセニルシロキ
サン単位とのコポリマーおよびジメチルシロキサンとジ
メチルヘキセニルシロキサン単位とのコポリマーを含
む。1分子中に存在するエチレン性不飽和基の好適な平
均数は、2〜6の範囲にある。
【0009】一般的にポリジロルガノシロキサンの分子
の大きさは重要ではなく、これらは自由に流れる液体か
ら、ゴム状の固体に変化することができる。しかし、組
成物を使用する好適な方法は、その場で流延して硬化さ
せて中間膜を形成させるようにすることである。従っ
て、好適なポリジオルガノシロキサン(A)は、25℃
で約100〜約10,000cS(10-4〜10-2m2/秒)の
範囲の粘度をもつものであり、この粘度であれば、注入
可能なコンシステンシーをもつ望ましい組成物の形成が
容易となる。もし望むならば、異なる大きさの分子をも
つポリジオルガノシロキサンの混合物を使用して、所望
する粘度特性またはE'およびタンデルタの値を達成す
ることができる。
の大きさは重要ではなく、これらは自由に流れる液体か
ら、ゴム状の固体に変化することができる。しかし、組
成物を使用する好適な方法は、その場で流延して硬化さ
せて中間膜を形成させるようにすることである。従っ
て、好適なポリジオルガノシロキサン(A)は、25℃
で約100〜約10,000cS(10-4〜10-2m2/秒)の
範囲の粘度をもつものであり、この粘度であれば、注入
可能なコンシステンシーをもつ望ましい組成物の形成が
容易となる。もし望むならば、異なる大きさの分子をも
つポリジオルガノシロキサンの混合物を使用して、所望
する粘度特性またはE'およびタンデルタの値を達成す
ることができる。
【0010】本発明の組成物の成分(B)として、1分
子中に少なくとも2つのケイ素結合した水素原子をもつ
オルガノ水素シロキサンが使用される。残りのケイ素原
子に存在する有機置換基は、炭素原子数1〜6個をもち
且つ脂肪不飽和基、例えばメチル、エチルまたはフェニ
ルのない任意の1価の炭化水素基とすることができる。
オルガノ水素シロキサン(B)は、ホモポリマーまたは
異なる分子サイズおよび/またはケイ素結合した水素含
量をもつもののコポリマー、あるいはこれらの2つ以上
の組み合わせとすることができる。従って、これらは、
一般式
子中に少なくとも2つのケイ素結合した水素原子をもつ
オルガノ水素シロキサンが使用される。残りのケイ素原
子に存在する有機置換基は、炭素原子数1〜6個をもち
且つ脂肪不飽和基、例えばメチル、エチルまたはフェニ
ルのない任意の1価の炭化水素基とすることができる。
オルガノ水素シロキサン(B)は、ホモポリマーまたは
異なる分子サイズおよび/またはケイ素結合した水素含
量をもつもののコポリマー、あるいはこれらの2つ以上
の組み合わせとすることができる。従って、これらは、
一般式
【0011】
【化1】
【0012】(式中、Rは例えばメチル、エチルまたは
フェニルであり、aは1または2である)の単位を単独
で、あるいはシロキサン単位例えばジメチルシロキサン
単位またはメチルフェニルシロキサン単位との共重合体
を含有することができる。硬化可能な組成物の所望する
注型適性に関しては、これらは比較的低い粘度であるの
が好ましいが、25℃で20,000cS(2×10-2m2/
秒)という高い粘度をもつこともできる。オルガノ水素
シロキサン(B)として好適なものは、メチル水素ポリ
シロキサン、例えば(CH3HSiO)n(nは整数で
ある)メチル水素シロキサン(CH3HSiO)単位と
トリメチルシロキサン単位とのコポリマー、ジメチルシ
ロキサン単位とメチル水素シロキサン単位とトリメチル
シロキサン単位とのコポリマー、ジメチルシロキサン単
位とジメチル水素シロキサン単位とのコポリマーおよび
このようなシロキサンホモポリマーおよびコポリマーの
2以上の組み合わせである。異なる分子量および/また
はSiH含量の異なる割合をもつオルガノ水素シロキサ
ンの混合物を使用することができる。
フェニルであり、aは1または2である)の単位を単独
で、あるいはシロキサン単位例えばジメチルシロキサン
単位またはメチルフェニルシロキサン単位との共重合体
を含有することができる。硬化可能な組成物の所望する
注型適性に関しては、これらは比較的低い粘度であるの
が好ましいが、25℃で20,000cS(2×10-2m2/
秒)という高い粘度をもつこともできる。オルガノ水素
シロキサン(B)として好適なものは、メチル水素ポリ
シロキサン、例えば(CH3HSiO)n(nは整数で
ある)メチル水素シロキサン(CH3HSiO)単位と
トリメチルシロキサン単位とのコポリマー、ジメチルシ
ロキサン単位とメチル水素シロキサン単位とトリメチル
シロキサン単位とのコポリマー、ジメチルシロキサン単
位とジメチル水素シロキサン単位とのコポリマーおよび
このようなシロキサンホモポリマーおよびコポリマーの
2以上の組み合わせである。異なる分子量および/また
はSiH含量の異なる割合をもつオルガノ水素シロキサ
ンの混合物を使用することができる。
【0013】ケイ素結合したエチレン性不飽和基への≡
SiH基の付加を促進するのに有効であるすべての触媒
を、本発明の組成物の成分(C)として用いることがで
きる。このような触媒のいくつもの種類が知られ且つ従
来の技術に記載されており、金属白金、炭素、シリカお
よびアルミナのような支持体上に付着したあるいは化学
的に結合した白金、ルテニウム、ロジウムおよびパラジ
ウム、塩化白金および塩化白金酸を含む白金金属塩、白
金化合物と、シクロヘキセンおよびビニル含有シロキサ
ンオリゴマーのような不飽和有機化合物や有機ケイ素化
合物とを反応させることにより得られた錯体を含む。そ
の活性度の観点から、組成物の他の原料とともに利用で
き、または調和する好適な触媒は、白金化合物およびケ
イ素結合した不飽和基例えばビニル置換基をもつシロキ
サンと白金化合物との錯体である。触媒(C)は、所望
する硬化速度を提供するのに十分な割合で用いることが
できる。一般的に、従来技術の割合、つまり成分(A)
および(B)の合計重量の100万部につき約5〜約3
0重量部の白金金属を用いるのが所望する結果を提供す
る。
SiH基の付加を促進するのに有効であるすべての触媒
を、本発明の組成物の成分(C)として用いることがで
きる。このような触媒のいくつもの種類が知られ且つ従
来の技術に記載されており、金属白金、炭素、シリカお
よびアルミナのような支持体上に付着したあるいは化学
的に結合した白金、ルテニウム、ロジウムおよびパラジ
ウム、塩化白金および塩化白金酸を含む白金金属塩、白
金化合物と、シクロヘキセンおよびビニル含有シロキサ
ンオリゴマーのような不飽和有機化合物や有機ケイ素化
合物とを反応させることにより得られた錯体を含む。そ
の活性度の観点から、組成物の他の原料とともに利用で
き、または調和する好適な触媒は、白金化合物およびケ
イ素結合した不飽和基例えばビニル置換基をもつシロキ
サンと白金化合物との錯体である。触媒(C)は、所望
する硬化速度を提供するのに十分な割合で用いることが
できる。一般的に、従来技術の割合、つまり成分(A)
および(B)の合計重量の100万部につき約5〜約3
0重量部の白金金属を用いるのが所望する結果を提供す
る。
【0014】充填材(D)は、防火性を有し且つ硬化し
た組成物のここに特定されたE'およびタンデルタの最
小値を提供するすべての充填材とすることができる。貯
蔵弾性率E'は、エネルギーを貯蔵するための物質の能
力の測定であり、弾性歪に対する弾性応力の比として定
義される。実用において、これは固体材料の粘弾性の測
定に好適な装置により測定することができる。この装置
としては、例えばレオメトリックス・ソリッド・アナラ
イザー(Rheometrics Solid Analyzer)RSAIIであ
る。タンデルタは、硬化組成物の貯蔵弾性率に対するの
損失弾性率の比として定義され、応力と歪の間の位相角
のシフトのタンジェントである。損失弾性率は、歪に対
する粘性応力の比であり、エネルギーを散逸させるため
の物質の能力の測定である。タンデルタは、上記のレオ
メトリックス・ソリッド・アナライザーを用いて、硬化
組成物に対して行われる測定から得ることができる。貯
蔵弾性率およびタンデルタの性質および測定に関するさ
らに詳細な情報は、ジェー・ディー・フェリー(J.D.Fe
rry)の“ポリマーの粘弾性(Viscoelastic Properties
of Polymers)”、1980年版に述べられている。好
適なE'は少なくとも1×109Paの値をもち且つ好適
なタンデルタは少なくとも0.2を有するのがよい(そ
れぞれ16ヘルツおよび−120℃で上記のように測定
したとき)。
た組成物のここに特定されたE'およびタンデルタの最
小値を提供するすべての充填材とすることができる。貯
蔵弾性率E'は、エネルギーを貯蔵するための物質の能
力の測定であり、弾性歪に対する弾性応力の比として定
義される。実用において、これは固体材料の粘弾性の測
定に好適な装置により測定することができる。この装置
としては、例えばレオメトリックス・ソリッド・アナラ
イザー(Rheometrics Solid Analyzer)RSAIIであ
る。タンデルタは、硬化組成物の貯蔵弾性率に対するの
損失弾性率の比として定義され、応力と歪の間の位相角
のシフトのタンジェントである。損失弾性率は、歪に対
する粘性応力の比であり、エネルギーを散逸させるため
の物質の能力の測定である。タンデルタは、上記のレオ
メトリックス・ソリッド・アナライザーを用いて、硬化
組成物に対して行われる測定から得ることができる。貯
蔵弾性率およびタンデルタの性質および測定に関するさ
らに詳細な情報は、ジェー・ディー・フェリー(J.D.Fe
rry)の“ポリマーの粘弾性(Viscoelastic Properties
of Polymers)”、1980年版に述べられている。好
適なE'は少なくとも1×109Paの値をもち且つ好適
なタンデルタは少なくとも0.2を有するのがよい(そ
れぞれ16ヘルツおよび−120℃で上記のように測定
したとき)。
【0015】好適な充填材(D)は、シロキサンで処理
されたヒュームドシリカおよび沈降シリカを含む。とく
に好適な充填材は、粒状の流動可能な材料であって、こ
れは全有機置換基の少なくとも80%がメチルであり、
他の残りのすべての有機置換基がフェニルおよびビニル
基から選択されるポリジオルガノシロキサンの高割合
を、その上に吸収させた強化用シリカを含有する。吸収
されたポリジオルガノシロキサンは、コーティングされ
た充填材の重量の少なくとも15重量%、さらに好まし
くは少なくとも30重量%とするべきである。このよう
な粒状の充填材料は、もしこれらが実質上非液体の状態
で残るならば、吸収するポリジオルガノシロキサンを6
5%以上まででもつことができる。好適な強化用シリカ
は、例えば1グラムにつき約50〜約300m2の高い表
面積−重量比をもつものである。吸収されるポリジオル
ガノシロキサンの分子サイズは重要ではないが、25℃
で10-3m2/秒〜20×10-3m2/秒の範囲内の粘度を
もつポリジオルガノシロキサンは、入手性やシリカ基体
の処理の容易さに関して好適である。
されたヒュームドシリカおよび沈降シリカを含む。とく
に好適な充填材は、粒状の流動可能な材料であって、こ
れは全有機置換基の少なくとも80%がメチルであり、
他の残りのすべての有機置換基がフェニルおよびビニル
基から選択されるポリジオルガノシロキサンの高割合
を、その上に吸収させた強化用シリカを含有する。吸収
されたポリジオルガノシロキサンは、コーティングされ
た充填材の重量の少なくとも15重量%、さらに好まし
くは少なくとも30重量%とするべきである。このよう
な粒状の充填材料は、もしこれらが実質上非液体の状態
で残るならば、吸収するポリジオルガノシロキサンを6
5%以上まででもつことができる。好適な強化用シリカ
は、例えば1グラムにつき約50〜約300m2の高い表
面積−重量比をもつものである。吸収されるポリジオル
ガノシロキサンの分子サイズは重要ではないが、25℃
で10-3m2/秒〜20×10-3m2/秒の範囲内の粘度を
もつポリジオルガノシロキサンは、入手性やシリカ基体
の処理の容易さに関して好適である。
【0016】また、充填材(D)としてとくに適切且つ
好適なものは、微細粒子状形のシリコーンエラストマー
である。このような粒子状のエラストマーは、例えば米
国特許第4,742,142、4,743,670および4,749,765号に記
載されたスプレーまたはエマルジョン技術により調製す
ることができる。本発明の組成物にとくに有用な充填材
は、トレフィル(Trefil)という商品名でトーレ・シリ
コーン・リミテッド(Toray Silicone Limited)から市
販されているものである。充填材成分(D)の粒子サイ
ズ範囲は、この充填材が硬化性組成物中に均一に加える
ことができる流動可能な形状にあるならば重要なもので
はない。一般的に好適な充填材は、約10〜300ミク
ロンの範囲内の平均粒子サイズをもつものである。充填
材(D)の0.05重量%という少ない量を使用するこ
とができるが、好ましくは成分(A)〜(D)の総重量
の少なくとも1%、さらに好ましくは2〜15%を含有
するべきである。しかし、用いる割合は硬化性樹脂の所
望される粘度および注型適性や、中間膜に求められる透
明度により、ある程度決定されるであろう。組成物をそ
の場で注型および硬化させて中間膜を形成するために使
用する場合、粘度は25℃で約5×10-3m2/秒未満で
あるのが好ましい。上記で言及したとくに適切な充填材
(D)は、実質上透明でさらに所望する耐衝撃性をもつ
硬化組成物を生成できるため、とくに有利である。
好適なものは、微細粒子状形のシリコーンエラストマー
である。このような粒子状のエラストマーは、例えば米
国特許第4,742,142、4,743,670および4,749,765号に記
載されたスプレーまたはエマルジョン技術により調製す
ることができる。本発明の組成物にとくに有用な充填材
は、トレフィル(Trefil)という商品名でトーレ・シリ
コーン・リミテッド(Toray Silicone Limited)から市
販されているものである。充填材成分(D)の粒子サイ
ズ範囲は、この充填材が硬化性組成物中に均一に加える
ことができる流動可能な形状にあるならば重要なもので
はない。一般的に好適な充填材は、約10〜300ミク
ロンの範囲内の平均粒子サイズをもつものである。充填
材(D)の0.05重量%という少ない量を使用するこ
とができるが、好ましくは成分(A)〜(D)の総重量
の少なくとも1%、さらに好ましくは2〜15%を含有
するべきである。しかし、用いる割合は硬化性樹脂の所
望される粘度および注型適性や、中間膜に求められる透
明度により、ある程度決定されるであろう。組成物をそ
の場で注型および硬化させて中間膜を形成するために使
用する場合、粘度は25℃で約5×10-3m2/秒未満で
あるのが好ましい。上記で言及したとくに適切な充填材
(D)は、実質上透明でさらに所望する耐衝撃性をもつ
硬化組成物を生成できるため、とくに有利である。
【0017】必須成分(A)〜(D)に加えて、本発明
の組成物は、任意の原料、例えば補助的な充填材、組成
物の粘度を減少させるための添加剤、硬化した中間膜に
防火性を与える添加剤、例えばチタンブトキサイド、ジ
ルコニウムシリケートおよびジルコニウムオクトエート
のような遷移金属化合物、接着促進物質および組成物の
硬化を抑制するための添加剤を含むことができる。本発
明の組成物に用いるための好適な補助的な充填材は、R
3SiO0.5単位とSiO2単位との樹脂状コポリマーで
ある(式中、Rはメチル基およびビニル基から選択され
る)。R基の少なくとも70%はメチル基であり、分子
中に少なくとも1つのRがビニルであるのが好適であ
る。
の組成物は、任意の原料、例えば補助的な充填材、組成
物の粘度を減少させるための添加剤、硬化した中間膜に
防火性を与える添加剤、例えばチタンブトキサイド、ジ
ルコニウムシリケートおよびジルコニウムオクトエート
のような遷移金属化合物、接着促進物質および組成物の
硬化を抑制するための添加剤を含むことができる。本発
明の組成物に用いるための好適な補助的な充填材は、R
3SiO0.5単位とSiO2単位との樹脂状コポリマーで
ある(式中、Rはメチル基およびビニル基から選択され
る)。R基の少なくとも70%はメチル基であり、分子
中に少なくとも1つのRがビニルであるのが好適であ
る。
【0018】本発明の組成物は、ガラスとガラス、ガラ
スと樹脂(例えばアクリル樹脂)または樹脂と樹脂のよ
うな同じあるいは異なる材料の2つ以上のパネルを用い
た様々な積層構造のための中間膜を形成するために用い
ることができる。しかし、本発明の組成物は、2枚以上
のガラスシートを含む防火性および耐衝撃性の安全ガラ
ス構造物に用いるための中間膜材料としての用途にとく
に適している。この組成物は、中間膜シートに予備成形
および硬化することができ、その後、外側のガラスと積
層することができる。しかし、この積層構造物を形成す
るためのより好適な方法は、窓ガラスの間の空間に液体
の硬化性組成物を導入し、その後、通常の雰囲温度また
はわずかに上昇した温度(50℃以下)でこの組成物を
硬化させることを含むものである。もし望むならば、積
層構造物のガラスまたは他の部材への硬化性組成物の結
合を、プライマーまたは他の接着促進物質で部材の表面
を予備処理することにより高めることができる。
スと樹脂(例えばアクリル樹脂)または樹脂と樹脂のよ
うな同じあるいは異なる材料の2つ以上のパネルを用い
た様々な積層構造のための中間膜を形成するために用い
ることができる。しかし、本発明の組成物は、2枚以上
のガラスシートを含む防火性および耐衝撃性の安全ガラ
ス構造物に用いるための中間膜材料としての用途にとく
に適している。この組成物は、中間膜シートに予備成形
および硬化することができ、その後、外側のガラスと積
層することができる。しかし、この積層構造物を形成す
るためのより好適な方法は、窓ガラスの間の空間に液体
の硬化性組成物を導入し、その後、通常の雰囲温度また
はわずかに上昇した温度(50℃以下)でこの組成物を
硬化させることを含むものである。もし望むならば、積
層構造物のガラスまたは他の部材への硬化性組成物の結
合を、プライマーまたは他の接着促進物質で部材の表面
を予備処理することにより高めることができる。
【0019】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。部
は、重量部を表し、粘度は25℃で測定したものであ
る。
は、重量部を表し、粘度は25℃で測定したものであ
る。
【0020】実施例 1 以下の成分を混合することにより、組成物(A部分)を
調製した: ジメチルビニルシロキシ末端停止ポリジメチルシロキサン (4.5×10-4m2/秒) 86.4部 トリメチルシロキシ末端停止ポリメチル水素シロキサン (3×10-5m2/秒) 6.2部 ジメチルシロキサンとメチル水素シロキサンとのコポリマー (5×10-6m2/秒) 6.2部 メチルビニルシクロテトラシロキサン 1.2部 以下の成分を混合することにより、第2の組成物(B部分)を調製した: ジメチルビニルシロキシ末端停止ポリジメチルシロキサン (2×10-3m2/秒) 99.85部 塩化白金酸とジビニルテトラメチルジシロキサンとの錯体 0.15部 および以下の成分を混合することにより、第3の組成物(C部分)を調製した: 平均粒子サイズ約3μmをもつ粉末状のシリコーンエラストマー 25部 ジメチルビニルシロキシ末端停止ポリジメチルシロキサン (2×10-3m2/秒) 74.89部 B部分と同じ塩化白金酸の錯体 0.11部 続いて、A、BおよびC部分を、重量比でそれぞれ9.
5:100:7でお互いに混合し、硬化性組成物を得
た。この組成物の一部分を安全ガラス(31cm×21c
m)の2つの平行のシートの間の2mmの空間にいっぱい
に注ぎ込み、3週間、雰囲気室温(約20℃)で硬化さ
せた。次に、ブリティッシュ・スタンダード(British
Standard)6206、クラスCに従って、耐衝撃性につ
いてこの積層物を試験したところ、135ジュールの値
をもつことが分かった。同様に調製した別の積層物は、
BS476、Pt22、(1987)に従って、少なく
とも30分間測定したところ防火性を有していた。この
実施例の組成物と、欧州特許第0388092号の例に記載さ
れた原料を混合することにより調製された比較組成物
(Al56部およびシリカ32部が存在する)との選択
された物理的特性の比較値が得られた。その結果を以下
に示す。
調製した: ジメチルビニルシロキシ末端停止ポリジメチルシロキサン (4.5×10-4m2/秒) 86.4部 トリメチルシロキシ末端停止ポリメチル水素シロキサン (3×10-5m2/秒) 6.2部 ジメチルシロキサンとメチル水素シロキサンとのコポリマー (5×10-6m2/秒) 6.2部 メチルビニルシクロテトラシロキサン 1.2部 以下の成分を混合することにより、第2の組成物(B部分)を調製した: ジメチルビニルシロキシ末端停止ポリジメチルシロキサン (2×10-3m2/秒) 99.85部 塩化白金酸とジビニルテトラメチルジシロキサンとの錯体 0.15部 および以下の成分を混合することにより、第3の組成物(C部分)を調製した: 平均粒子サイズ約3μmをもつ粉末状のシリコーンエラストマー 25部 ジメチルビニルシロキシ末端停止ポリジメチルシロキサン (2×10-3m2/秒) 74.89部 B部分と同じ塩化白金酸の錯体 0.11部 続いて、A、BおよびC部分を、重量比でそれぞれ9.
5:100:7でお互いに混合し、硬化性組成物を得
た。この組成物の一部分を安全ガラス(31cm×21c
m)の2つの平行のシートの間の2mmの空間にいっぱい
に注ぎ込み、3週間、雰囲気室温(約20℃)で硬化さ
せた。次に、ブリティッシュ・スタンダード(British
Standard)6206、クラスCに従って、耐衝撃性につ
いてこの積層物を試験したところ、135ジュールの値
をもつことが分かった。同様に調製した別の積層物は、
BS476、Pt22、(1987)に従って、少なく
とも30分間測定したところ防火性を有していた。この
実施例の組成物と、欧州特許第0388092号の例に記載さ
れた原料を混合することにより調製された比較組成物
(Al56部およびシリカ32部が存在する)との選択
された物理的特性の比較値が得られた。その結果を以下
に示す。
【0021】
【表1】
【0022】本実施例の組成物は、比較組成物よりも明
らかに弱く、エラストマー特性の少ない組成物である。
比較例によって調製した積層物はBS6206のクラス
Cを満たす耐衝撃性を示した。しかし、この硬化した比
較組成物の耐熱性が不十分であることがTGA測定によ
り示された。
らかに弱く、エラストマー特性の少ない組成物である。
比較例によって調製した積層物はBS6206のクラス
Cを満たす耐衝撃性を示した。しかし、この硬化した比
較組成物の耐熱性が不十分であることがTGA測定によ
り示された。
【0023】実施例 2 ジメチルビニルシロキシ末端停止ポリジメチルシロキサ
ン(2×10-3m2/秒)49.925部、塩化白金酸の
錯体0.075部および10〜300μmの粒子サイズ分
布をもち且つ約12.5×10-3m2/秒の粘度をもつポ
リジメチルシロキサン60重量%(仕上がった粉末を基
準として)をその上に吸収させた沈降シリカ粉末を、共
に混合することにより得られたC部分を用いたこと以外
は、実施例1の手順を繰り返した。A、BおよびC部分
を、それぞれ9.5:100:7の重量比において混合
することにより、硬化性組成物が得られた。中間膜とし
て、硬化した組成物を含むガラス積層物は、202ジュ
ールの耐衝撃性(ブリティッシュ・スタンダード620
6、クラスB)を有していた。硬化した組成物は以下に
示すような物理的特性を有していた: 引張強さ=0.4MPa 引裂強さ=0.7KN/m 伸び=92% タンデルタ=0.2(16ヘルツおよび−120℃) E'=0.9×109(16ヘルツおよび−120℃)
ン(2×10-3m2/秒)49.925部、塩化白金酸の
錯体0.075部および10〜300μmの粒子サイズ分
布をもち且つ約12.5×10-3m2/秒の粘度をもつポ
リジメチルシロキサン60重量%(仕上がった粉末を基
準として)をその上に吸収させた沈降シリカ粉末を、共
に混合することにより得られたC部分を用いたこと以外
は、実施例1の手順を繰り返した。A、BおよびC部分
を、それぞれ9.5:100:7の重量比において混合
することにより、硬化性組成物が得られた。中間膜とし
て、硬化した組成物を含むガラス積層物は、202ジュ
ールの耐衝撃性(ブリティッシュ・スタンダード620
6、クラスB)を有していた。硬化した組成物は以下に
示すような物理的特性を有していた: 引張強さ=0.4MPa 引裂強さ=0.7KN/m 伸び=92% タンデルタ=0.2(16ヘルツおよび−120℃) E'=0.9×109(16ヘルツおよび−120℃)
【0024】実施例 3 以下の成分を混合することにより、組成物(A部分)を
調製した: ジメチルビニルシロキシ末端停止ポリジメチルシロキサン (4.5×10-4m2/秒) 96.9部 トリメチルシロキシ末端停止ポリメチル水素シロキサン (3×10-5m2/秒) 1.5部 ジメチルシロキサンとメチル水素シロキサンとのコポリマー (5×10-6m2/秒) 1.5部 メチルビニルシクロテトラシロキサン 0.1部 A部分で用いたビニル含有ポリジメチルシロキサン(9
9.47部)および実施例1に記載した白金錯体(0.5
3部)を共に混合することにより、第2の組成物(B部
分)を調製した。B部分で用いたポリジメチルシロキサ
ンおよび白金錯体(それぞれ74.6部および0.4部)
を、実施例1で用いた粉末形状のシリコーンエラストマ
ー25部と混合することにより、第3の組成物(C部
分)が得られた。A、BおよびC部分を、それぞれ10
0:16:30の重量比で共に完全に混合して、約2×
10-3の粘度をもつ硬化性組成物を得た。この組成物を
実施例1に記載したように、その場で流延および硬化さ
せて中間膜を形成した。3週間の硬化時間の後、この積
層物は135ジュールの耐衝撃性を有し、ブリティッシ
ュ・スタンダード試験6206、クラスCに合格した。
硬化した組成物は以下の物理的特性を有していた。 引張強さ=0.3MPa 破断点伸び=45% タンデルタ=0.2(16ヘルツおよび−120℃) E'=1.5×109(16ヘルツおよび−120℃)
調製した: ジメチルビニルシロキシ末端停止ポリジメチルシロキサン (4.5×10-4m2/秒) 96.9部 トリメチルシロキシ末端停止ポリメチル水素シロキサン (3×10-5m2/秒) 1.5部 ジメチルシロキサンとメチル水素シロキサンとのコポリマー (5×10-6m2/秒) 1.5部 メチルビニルシクロテトラシロキサン 0.1部 A部分で用いたビニル含有ポリジメチルシロキサン(9
9.47部)および実施例1に記載した白金錯体(0.5
3部)を共に混合することにより、第2の組成物(B部
分)を調製した。B部分で用いたポリジメチルシロキサ
ンおよび白金錯体(それぞれ74.6部および0.4部)
を、実施例1で用いた粉末形状のシリコーンエラストマ
ー25部と混合することにより、第3の組成物(C部
分)が得られた。A、BおよびC部分を、それぞれ10
0:16:30の重量比で共に完全に混合して、約2×
10-3の粘度をもつ硬化性組成物を得た。この組成物を
実施例1に記載したように、その場で流延および硬化さ
せて中間膜を形成した。3週間の硬化時間の後、この積
層物は135ジュールの耐衝撃性を有し、ブリティッシ
ュ・スタンダード試験6206、クラスCに合格した。
硬化した組成物は以下の物理的特性を有していた。 引張強さ=0.3MPa 破断点伸び=45% タンデルタ=0.2(16ヘルツおよび−120℃) E'=1.5×109(16ヘルツおよび−120℃)
【0025】実施例 4 以下の成分を混合することにより、組成物(A部分)を
調製した。 ジメチルビニルシロキシ末端停止ポリジメチルシロキサン (2×10-3m2/秒) 17.4部 Me2ViSi0.5、Me2ViSi0.5およびSiO2単位との樹脂コポリマー (Me=メチル、Vi=ビニル) 9.4部 ジメチルシロキサンとメチル水素シロキサンとのコポリマー (5×10-6m2/秒) 41.2部 トリメチルシロキシ末端停止ポリメチル水素シロキサン (3×10-5m2/秒) 29.2部 メチルビニルシクロテトラシロキサン 2.7部 以下の成分を混合することにより、第2の組成物(B部分)を調製した: ジメチルシロキサンとメチルビニルシロキサン単位とのコポリマー (2×10-3m2/秒) 63.0部 A部分と同様の樹脂コポリマー 34.0部 実施例1と同様の粒状シリコーンエラストマー 2.7部 実施例1と同様の白金錯体 0.24部 ジルコニウムオクトエート 38ppm B部分(95.0部)およびA部分(5.0部)を共に混
合して、この混合物を3週間通常の室温で硬化させた。
続いて組成物のE'およびタンデルタを−120℃で1
6ヘルツで測定したところ、以下の結果が得られた: E'=0.6×109 タンデルタ=0.3 この組成物を実施例1に記載したように中間膜として評
価したところ、積層物はクラスCの耐衝撃性に合格する
ことが分かった。BS476(31cm×21cm)に従っ
て30分測定したところ、防火性を有していた。
調製した。 ジメチルビニルシロキシ末端停止ポリジメチルシロキサン (2×10-3m2/秒) 17.4部 Me2ViSi0.5、Me2ViSi0.5およびSiO2単位との樹脂コポリマー (Me=メチル、Vi=ビニル) 9.4部 ジメチルシロキサンとメチル水素シロキサンとのコポリマー (5×10-6m2/秒) 41.2部 トリメチルシロキシ末端停止ポリメチル水素シロキサン (3×10-5m2/秒) 29.2部 メチルビニルシクロテトラシロキサン 2.7部 以下の成分を混合することにより、第2の組成物(B部分)を調製した: ジメチルシロキサンとメチルビニルシロキサン単位とのコポリマー (2×10-3m2/秒) 63.0部 A部分と同様の樹脂コポリマー 34.0部 実施例1と同様の粒状シリコーンエラストマー 2.7部 実施例1と同様の白金錯体 0.24部 ジルコニウムオクトエート 38ppm B部分(95.0部)およびA部分(5.0部)を共に混
合して、この混合物を3週間通常の室温で硬化させた。
続いて組成物のE'およびタンデルタを−120℃で1
6ヘルツで測定したところ、以下の結果が得られた: E'=0.6×109 タンデルタ=0.3 この組成物を実施例1に記載したように中間膜として評
価したところ、積層物はクラスCの耐衝撃性に合格する
ことが分かった。BS476(31cm×21cm)に従っ
て30分測定したところ、防火性を有していた。
【0026】実施例 5 実施例1の硬化性組成物に、液体ポリジメチルシロキサ
ン中の6重量%分散体として、ジルコニウムオクトエー
ト約38ppmを加えた。硬化した組成物を発火させた
とき、組成物の燃焼は約10分後に停止した。
ン中の6重量%分散体として、ジルコニウムオクトエー
ト約38ppmを加えた。硬化した組成物を発火させた
とき、組成物の燃焼は約10分後に停止した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E06B 5/16
Claims (8)
- 【請求項1】(A)ケイ素結合した有機置換基が炭素原
子数1〜14個をもつ1価の炭化水素基であり、前記有
機置換基の少なくとも70%がメチルであり、および1
分子中に少なくとも2つのケイ素結合したエチレン性不
飽和基が存在する、少なくとも1つのポリジオルガノシ
ロキサン、 (B)1分子中につき少なくとも2つのケイ素結合した
水素原子を有する少なくとも1つのオルガノ水素シロキ
サン、 (C)ケイ素結合したエチレン性不飽和基にSiH基を
付加するための触媒、および (D)粒子状の充填材を含有してなる硬化性組成物であ
って、 前記充填材(D)は前記組成物において少なくとも部分
的には不溶性であり、前記組成物は、硬化したエラスト
マー状態において、−120℃の温度で少なくとも0.
5×109Paの貯蔵弾性率E'を有し且つ−120℃の
温度で少なくとも0.15のタンデルタを有する(前記
のE'およびタンデルタは16ヘルツで定義し且つ測定
したものである)ことを特徴とする、硬化性組成物。 - 【請求項2】 充填材(D)が、(i)シリカの総重量
を基準にして、全てのケイ素結合した有機基の少なくと
も80%がメチルであり、残りのすべてのケイ素結合し
た有機基がフェニルおよびビニル基から選択されるポリ
ジオルガノシロキサンの少なくとも15重量%をその上
に吸収した強化用シリカを含有する粒子状材料および
(ii)粒子状のシリコーンエラストマーからなる群か
ら選択される、請求項1に記載の硬化性組成物。 - 【請求項3】 25℃で5×10-3m2/秒未満の粘度を
もつ、請求項1または2に記載の組成物。 - 【請求項4】 充填材(D)が、成分(A)ないし
(D)の合計重量を基準にして、2〜15重量部の量に
おいて存在する、請求項1ないし3のいずれか1項に記
載の組成物。 - 【請求項5】 充填材(D)が、10〜300ミクロン
の範囲内の平均粒子サイズを有する、請求項1ないし4
のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項6】 硬化した組成物に防火性を付与するため
の添加剤をさらに含む、請求項1ないし5のいずれか1
項に記載の組成物。 - 【請求項7】 R3SiO0.5単位とSiO2単位とを含
有する樹脂状コポリマー(式中、Rはメチル基およびビ
ニル基から選択され、1分子につき少なくとも1つのR
基がビニルである)をさらに包含する、請求項1ないし
6のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項8】 少なくとも2枚のガラスパネルまたは他
の硬質シート材料を含有し、前記の少なくとも2つのパ
ネルの間に、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の
組成物の硬化生成物を有する、積層構造物。
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