JPH05238956A - 薬物担体及びそれを用いた複合体 - Google Patents

薬物担体及びそれを用いた複合体

Info

Publication number
JPH05238956A
JPH05238956A JP19492491A JP19492491A JPH05238956A JP H05238956 A JPH05238956 A JP H05238956A JP 19492491 A JP19492491 A JP 19492491A JP 19492491 A JP19492491 A JP 19492491A JP H05238956 A JPH05238956 A JP H05238956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dextran
drug
complex
medicinal carrier
absorption
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19492491A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Koyama
義之 小山
Akihito Kawade
明史 川出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unitika Ltd filed Critical Unitika Ltd
Priority to JP19492491A priority Critical patent/JPH05238956A/ja
Publication of JPH05238956A publication Critical patent/JPH05238956A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 デキストラン及びその誘導体より成る粘膜吸
収性の薬物担体及びこの薬物担体と薬物とからなる複合
体。 【効果】 粘膜から良好に吸収する高分子性の薬物担体
であり,粘膜からの吸収性の悪い薬物や,吸収後の腎排
泄の速い薬物等に対して用いることにより,これらの薬
物に良好な粘膜吸収性と血中滞留性を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,粘膜吸収性の薬物担体
及びこの薬物担体と薬物との複合体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】経口投与,直腸内投与,膣内投与,鼻腔
内投与,点眼等のような粘膜からの薬剤の吸収を利用し
た投与方法は,簡便であり,現在多くの薬剤の臨床適応
経路として用いられている。
【0003】しかし,一般的に粘膜での薬剤の吸収効率
は悪く,本経路から投与された薬剤の中には,有効に活
用されることなく,未吸収のまま排泄されるものが多
い。また,粘膜での薬剤の吸収効率は,一般的に高分子
性薬剤より低分子性薬剤の方が良好であるため,低分子
性薬剤を本経路から適応する場合が多い。しかし,低分
子性薬剤は,血中に移行した後の腎排泄が速く,有効血
中濃度を長時間持続することが困難であり,1日に何回
もの薬剤の投与が必要である。
【0004】近年,薬剤を高分子化合物と結合させ,高
分子化することにより,血中半減期を長くする等の体内
動態を改善しようとする試みが多く行われている。例え
ば,蛋白質制癌剤のネオカルチノスタチンを合成高分子
のスチレン−無水マレイン酸共重合体に共有結合するこ
とで,血中半減期を結合前の2分間から120分間に延
長したという報告がある〔ジヤーナル オブ メデイカ
ル ケミストリー(J.Med. Chem.)28巻,455頁
〜,1985年〕。しかし,粘膜から良好に吸収される高分
子化合物は報告されておらず,粘膜からの高分子化薬剤
の適応は困難であり,静脈内注射等の注射による適応に
限られている。
【0005】そこで,近年,吸収促進剤を併用すること
で高分子化合物を粘膜から吸収させるという試みが報告
された。例えば,粉末状のデキストラン(6.55mg)を
吸収促進剤のグリココール酸ナトリウム塩とともにウサ
ギの鼻腔内に投与したところ,血中濃度が上昇したとい
う報告がある〔インターナシヨナル ジヤーナル オブ
フアーマシユーテイクス(Int. J. Pharm.)49巻,2
3〜27頁,1989年〕。
【0006】また,オレイン酸,リノール酸等の脂質を
界面活性剤で可溶化することにより作製した混合ミセル
を,高分子化合物の吸収促進剤として用いる試みが多く
行われている。例えば,ラツトの小腸を2ヶ所で結紮し
て作製したクローズドループ内に,デキストラン(6m
g)を混合ミセルとともに投与したところ,混合ミセル
のない場合と比較して,血中濃度が有意に増加したとい
う報告がある〔ジヤーナル オブファーマコバイオ ダ
イナミクス(J. Pharm. Dyn.)7巻,1〜6頁,1984
年〕。
【0007】また,ブレオマイシンとデキストラン硫酸
のイオンコンプレツクス(16.7mg)をラツトの大腸か
ら作製したクローズドループ内に投与したところ,混合
ミセルを併用することによってコンプレツクスの吸収性
が有意に向上し,さらにブレオマイシンの体内動態が改
善できたという報告がある〔インターナシヨナルジヤー
ナル オブ フアーマシユーテイクス(Int. J. Phar
m.)13巻,321〜332頁,1983年〕。
【0008】また,近年,吸収促進剤を併用することな
く,消化管粘膜からの高分子化合物の吸収を利用して,
薬剤の投与および体内動態の改善を試みた報告がある。
これは,ヒト免疫グロブリンに制癌剤のメルフアランを
共有結合したものであり,経口投与後,消化管粘膜から
吸収され,腫瘍部位に高濃度に蓄積することが報告され
ている〔ジヤーナル オブ ジヤパン ソサイアテイ
キヤンサー セラピー(J. Jpn. Soc. Cancer Ther.)2
1巻,9号,2257〜2273頁,1986年〕。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】吸収促進剤との併用に
よって高分子化合物を粘膜から吸収させるためには,吸
収部位である粘膜に両者が共存し,さらに,吸収促進剤
濃度を有効濃度以上に維持する必要がある。しかし,生
理的条件下では,吸収促進剤自身の吸収,分解,排泄等
が起こり,ループ法によって吸収促進剤の効果を評価し
た場合のように,高分子化合物が良好に吸収することは
ない。また,吸収促進剤として用いているものには,イ
オン性化合物が混入していることもあり,高分子化合物
と薬剤とがイオン結合によって複合体を形成している場
合には,薬剤が解離することがある。また,吸収促進剤
を併用すること自体,非常に手間がかかることである。
高分子化合物からなる薬物担体には,生体内分解性であ
ること,あるいは体内への蓄積性がないことが必要であ
る。しかし,生体内で容易に分解するものでは,血中滞
留性の低下をきたし,特別な利点のない限り,薬物担体
としては不適当である。ヒト免疫グロブリンは,腫瘍集
積性を生かして制癌剤の薬物担体としては有用である
が,消化管内で容易に分解して低分子化し,さらに,粘
膜からの吸収率にも問題があるため,その他の薬剤の担
体としては不適当である。
【0010】本発明は,上記のような欠点を解消するた
めのものであり,吸収促進剤を併用することなく,粘膜
から良好に吸収され,さらに,どのような薬物にも適用
でき,かつその体内動態を改善することが可能な高分子
性の薬物担体及びその薬物担体と薬物との複合体を提供
することを目的としたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは,上記課題
を解決するために鋭意研究の結果,高濃度で粘膜に接し
ない限り,デキストランが粘膜から良好に吸収されるこ
とを見出し,本発明に到達した。
【0012】すなわち,本発明は,デキストランを構成
成分とすることを特徴とする粘膜吸収性の薬物担体及び
この薬物担体と薬物との複合体を要旨とするものであ
る。
【0013】以下,本発明を詳細に説明する。
【0014】本発明で用いられるデキストランには,デ
キストラン誘導体も含まれる。デキストラン誘導体とし
ては,いかなるものでも使用できるが,好ましくはデキ
ストラン硫酸,DEAE(ジエチルアミノエチル)デキ
ストラン,カルボキシメチルデキストラン,カルボキシ
デキストラン,アミノデキストラン等及びこれらと高分
子あるいは低分子化合物との縮合物があげられる。
【0015】ここで用いられる高分子あるいは低分子化
合物としては,デキストランと縮合物を生成するもので
あれば,いかなるものでも使用できるが,好ましくは酢
酸,メタノール,エタノール,ガラクトース,グルコー
ス,マンノース,フコース,グルコサミン,N−アセチ
ルグルコサミン,アミノ酸,アルブミン,コラーゲン,
ゼラチン,レクチン,アガロース,マンナン,フイブリ
ン,β−シクロデキストリン,カルボキシメチルキチ
ン,キトサン,カルボキシメチルセルロース,コレステ
ロール,脂肪酸等,あるいはこれらの複合体があげられ
る。
【0016】上記の高分子あるいは低分子化合物をデキ
ストランに導入する方法としては,周知の方法が採用で
きるが,好ましくはエステル結合,エーテル結合,グリ
コシド結合,アミド結合,エポキシド,ウレタン結合,
ウレア結合,イオン結合,錯イオン結合,カーボネー
ト,アセタール,チオアセタール,エナミン,シツフ塩
基,アルドール縮合等によればよい。
【0017】本発明の薬物担体の分子量としては,10
00〜100万の範囲であればよく,好ましくは500
0〜50万,さらに好ましくは1万〜30万の範囲であ
る。また,本発明の薬物担体の形状としては,特に限定
されるものではないが,溶液状,粉末状,フイルム状,
乳剤,クリーム状あるいは顆粒状であるのが好ましい。
【0018】本発明の複合体は,前記した薬物担体と薬
物との複合体である。本発明の複合体で用いられる薬物
としては,どのような薬物でも使用することができる
が,例えば,アムホテリシンB,アクリノール,エリス
ロマイシン,塩酸プロカインアミド,クロルジアゼポキ
シド,酒石酸エルゴタミン,セフアロリジン,チオテ
パ,メダゼパム,アミカシン,ジベカシン,カナマイシ
ン,ストレプトマイシン,ブルスフアン,メルカプトプ
リン,硫酸キニジン,5−フルオロウラシル,マイトマ
イシンC,インシユリン,セフアロスポリン,プロスタ
グランジン,アンピシリン,ペニシリン,インドメタシ
ン等があげられる。
【0019】本発明の複合体は,薬物担体と薬物とを,
それぞれの有する官能基の種類に応じた,周知の方法で
結合することができる。例えば,臭化シアン法,エピク
ロルヒドリン法,過ヨウ素酸酸化法,グルタルアルデヒ
ド法等により,あるいは直接的にイオン結合,錯体結
合,エステル結合,アミド結合,エーテル結合,エポキ
シド,ウレタン結合,アセタール,エナミン,シツフ塩
基,マンニツヒ塩基,アルドール縮合,マイケル付加に
より,容易に結合させることができる。
【0020】デキストランは,他の高分子化合物同様,
粘膜からほとんど吸収されないと考えられており,ま
た,多くの文献等にも,吸収されない化合物の代表とし
て取り上げられていた。しかし,その吸収性には,他の
高分子化合物にはない特性があり,例えば,従来の技術
で記載したように,長さ数センチのクローズドループ内
に2mg以上のデキストランを投与した場合には,ほとん
ど粘膜から吸収されないが,投与量を2mg以下にする
と,徐々に吸収性が向上し,投与量0.5mg以下では,ほ
ぼ一定の良好な吸収性を示した。すなわち,従来デキス
トランが粘膜から吸収されないと考えられていたのは,
投与量が多く,吸収性が低い条件下で評価したのが原因
であった。
【0021】以上のような吸収特性は,デキストランを
認識するレセプターが粘膜上に存在し,このレセプター
を介してデキストランの吸収が起こるためである。従っ
て,低濃度を投与した場合には,他の高分子化合物と比
較して著しい吸収性を示すが,上記したような高濃度を
投与した場合には,レセプター数が吸収律速となり,吸
収率が低下する。しかし,経口投与,直腸内投与等の通
常の投与では,投与後,デキストランが一定の個所にと
どまることはなく,局所的に長時間高濃度を維持するこ
とはない。
【0022】従って,本発明を用いれば,前記したよう
な結合のための官能基を有する薬物であれば,デキスト
ランとの複合体として粘膜から良好に吸収させることが
可能であり,また,吸収後の薬物の血中滞留性等の体内
動態の改善を行うことができる。
【0023】
【実施例】次に,実施例によって本発明を具体的に説明
する。
【0024】実施例1,2 平均分子量7万(実施例1)又は1万(実施例2)のデ
キストラン(0.1mg)を0.1Nの苛性ソーダ(0.05m
l)に溶解し,その溶液中にトリチウムラベル化された
水素化ホウ素ナトリウムのジメチルホルムアミド溶液
(20μmol/ml)を0.01ml加え,室温で4時
間攪拌して,デキストランをトリチウムラベル化した。
その後,0.03μlの酢酸を加えて反応を停止し,ゲル
濾過により精製した。
【0025】このようにして得られたデキストランを試
験物質とし,マウスの十二指腸空腸を用いたin situ ル
ープ法で腸管粘膜からの吸収性を評価した。すなわち,
一晩絶食したマウスを麻酔下で開腹して小腸を露出さ
せ,十二指腸空腸の二ヶ所を結紮して1.5cm長のクロー
ズドループを作製した。上記試験溶液を40μl(10
μg)マイクロシリンジで測り取り,ループ内に注入し
た後,腹部を縫合した。投与1,2時間後に再び開腹し
てループを摘出し,燃焼法によってループ内のトリチウ
ムを回収後,液体シンチレーシヨンカウンターにより放
射活性を測定し,吸収率を算出した。
【0026】結果は表1のとおりであり,分子量の違い
による差はなく,いずれも良好な吸収を示した。
【0027】
【表1】
【0028】参考例1 実施例1で作製した平均分子量7万のトリチウムデキス
トランの投与量を種々変化させ,実施例1の方法に準じ
て,投与1時間後の吸収率と投与量の関係を求めた。そ
の結果,図1のように,投与量の増加に伴い,吸収率が
有意に低下した。
【0029】参考例2 実施例1で作製した平均分子量7万のデキストランを試
験物質とし,経口ゾンデを用いてマウスに経口投与した
後の血中濃度の経時変化を測定した。投与量は0.3ml
(10μg)とし,血中のデキストラン量は,一定量の
血液を吸い込ませた濾紙中の放射活性量を燃焼法によっ
て測定後,算出した。
【0030】なお,比較として,上記試験溶液を静脈内
投与した場合の血中濃度の経時変化も測定した。
【0031】その結果,図2のように,静脈内投与と比
較して濃度変化が少なく,一定濃度を長時間維持するこ
とができた。
【0032】実施例3 トリチウムラベル化したデキストラン(平均分子量1
万)2gを,10%の苛性ソーダ溶液20mlに溶解し
た後,2mlのテトラヒドロフランに溶解した500mg
のアスピリン(アセチルサリチル酸クロライド)を加
え,氷浴中で1時間攪乱し,複合体を作製した。反応終
了後,エタノールで再沈して精製し,デキストラン1分
子につきアスピリン5分子が結合したデキストラン−ア
スピリン複合体を得た。
【0033】これを試験物質として,参考例2に準じて
マウスに経口投与し,その後の血中濃度の経時変化を測
定した。
【0034】その結果,図3のように,4時間以上一定
の血中濃度を維持し,アスピリンの半減期(15分間)
と比較して大幅に血中滞留性が改善できた。
【0035】
【発明の効果】本発明の薬物担体に薬物を結合すること
により,薬物の血中滞留性等の体内動態を改善すること
ができる。このことにより,薬物の有効利用が可能とな
るばかりか,治療効果の改善もできる。また,粘膜から
の吸収性が悪く,従来は粘膜への投与ができなかった薬
物に対しては,その投与を可能とする。経口投与,直腸
内投与,膣内投与,鼻腔内投与,点眼等の粘膜への投与
は,誰にでもできる簡便なものであり,本経路からの投
与を可能にすることは,現在問題となっている病院での
看護の面で大いに役立つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】クローズドループ内に投与した平均分子量7万
のデキストラン量と投与1時間後の吸収率との関係を示
した図である。
【図2】平均分子量7万のデキストランを経口投与及び
静脈内投与した後の血中濃度の経時変化を示した図であ
る。
【図3】平均分子量1万のデキストランとアスピリンの
複合体を経口投与した後の血中濃度の経時変化を示した
図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デキストランを構成成分とすることを特
    徴とする粘膜吸収性の薬物担体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の薬物担体と薬物との複合
    体。
JP19492491A 1991-07-09 1991-07-09 薬物担体及びそれを用いた複合体 Pending JPH05238956A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19492491A JPH05238956A (ja) 1991-07-09 1991-07-09 薬物担体及びそれを用いた複合体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19492491A JPH05238956A (ja) 1991-07-09 1991-07-09 薬物担体及びそれを用いた複合体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05238956A true JPH05238956A (ja) 1993-09-17

Family

ID=16332612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19492491A Pending JPH05238956A (ja) 1991-07-09 1991-07-09 薬物担体及びそれを用いた複合体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05238956A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8293274B2 (en) 2005-04-06 2012-10-23 Kabushiki Kaisha Sangi Intestinal absorptive anti-tumor agent

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8293274B2 (en) 2005-04-06 2012-10-23 Kabushiki Kaisha Sangi Intestinal absorptive anti-tumor agent

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5622718A (en) Alginate-bioactive agent conjugates
JP4265911B2 (ja) 新規医薬組成物
JP4772264B2 (ja) リパーゼ阻害物質の新規用途
JP2014111657A (ja) 放出システムとしてのポリアセタール薬物抱合体
JPH07252144A (ja) 薬学組成物
EP0019403B1 (en) Hydroxyalkyl-starch drug carrier
WO2001041757A1 (fr) Composition pharmaceutique contenant de la cyclodextrine
AU605517B2 (en) Inclusion complex of ibuproxam with beta-cyclodextrin, a process for preparing the same and a pharmaceutical preparation containing the same
US6338843B1 (en) Biologically active materials
EP1955710A1 (en) Aqueous composition comprising chitosan and an acidic drug
JP2003504312A (ja) 生物学的に活性な材料
JPH05238956A (ja) 薬物担体及びそれを用いた複合体
JP2000507258A (ja) ジクロフェナック/ガンマ―シクロデキストリン包接化合物
EP1693051B1 (en) Composition containing chitosan for sustained drug release
AU671651B2 (en) A drug delivery device and a method of making such device
JP2001510811A (ja) 生物活性物質を標的に供給するための重合体ベースの薬剤組成物
JP2000513707A (ja) 投与薬剤の目標化、治療薬および他のグリコサミノグリカン(gags)
JPH04134030A (ja) 徐放性モルヒネ直腸投与製剤
JPH0499731A (ja) 高分子キヤリアーおよびそれを用いた複合体
JPS58116423A (ja) メタノプロスタサイクリン製剤組成物
NZ292895A (en) Compositions comprising a estramustine (estradiol 3-bis(2-chloroethyl)carbamate) derivative and cyclodextrin
JPS6133127A (ja) 医薬活性化合物の包接化方法
JPH029563B2 (ja)
CA2205385A1 (en) Pharmaceutical composition comprising non-steroidal anti-inflammatory drugs