JPH05238016A - インク噴射プリントヘッドにインクを補給する装置と方法 - Google Patents

インク噴射プリントヘッドにインクを補給する装置と方法

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JPH05238016A
JPH05238016A JP27187392A JP27187392A JPH05238016A JP H05238016 A JPH05238016 A JP H05238016A JP 27187392 A JP27187392 A JP 27187392A JP 27187392 A JP27187392 A JP 27187392A JP H05238016 A JPH05238016 A JP H05238016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
print head
sponge body
jet print
reservoir
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Pending
Application number
JP27187392A
Other languages
English (en)
Inventor
Alessandro Scardovi
アレッサンドロ・スカルドヴィ
Roberto Morandotti
ロベルト・モランドリッティ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Telecom Italia SpA
Olivetti SpA
Original Assignee
Olivetti SpA
Ing C Olivetti and C SpA
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH05238016A publication Critical patent/JPH05238016A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インク含浸の多孔性本体を収容しているイン
クリザーバを組み入れた噴射インクプリントヘッドにイ
ンクを補給する。 【構成】 噴射インクプリントヘッドはインクを含浸し
たスポンジ本体(1)を充てんした供給リザーバ(1
0)を有する。インク補給装置は多孔性材料から作ら
れ、一端がヘッドから離れた主容器(48)に浸漬さ
れ、他端が供給リザーバ(10)の壁の開口(30)を
介してスポンジ本体と接触している接続要素(32)か
ら構成され、スポンジ本体(1)が部分的にインクが空
になると、毛管作用により、多孔性接続要素が主容器
(48)から供給リザーバへインクを移送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインク噴射プリントヘッ
ドにインクを補給する方法と装置とに関し、特に、イン
クを浸漬した多孔本体を収納したインクリザーバを組み
入れたインク噴射プリントヘッドと共に使用する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】プリントヘッドからある距離をおいて位
置した主リザーバを、インクを浸漬したスポンジ本体を
収納したヘッドのインク容器に迅速に接続したり、かつ
/またはそこから外すための装置が米国特許第4,99
9,652号から知られている。スポンジ本体で充てん
した容器の壁に形成した孔を通して、チューブを介して
主リザーバに接続された中空の針をスポンジ本体に挿入
することができる。このようにして、スポンジは部分的
に空になると、毛管作用により先に使用された量に代る
量のインクを主リザーバから吸い上げる。
【0003】ヘッドは印刷線に沿って運動可能のキャリ
ッジに装着されているので、主リザーバからヘッドまで
最大距離を網羅するには接続チューブは著しい長さを有
する必要がある。さらに、キャリッジの前後運動の間チ
ューブが繰り返して折り曲げられ、チューブ自体を損傷
する危険がある。
【0004】長きにわたって前述のような装置の使用を
制限している別の欠点は針をスポンジへ繰り返し挿入し
たり、引張り出すことにより壁に多数の孔を開けること
になり針の近傍のスポンジの部分の毛管作用を低下させ
るという事実である。このことは新しいインクの供給分
を注入するスポンジの能力を驚異的に低下させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の好適実施例
は、多数回インクを繰り返して供給しうるように構成さ
れたプリントヘッドに、ヘッドのリザーバに収納したス
ポンジを損傷することなくインクを連続して補給する装
置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記補給装置は、多孔性
材料で作られ、一端が主インクリザーバに浸漬されてい
る接続要素から構成されている。他端はプリントヘッド
のリザーバの壁の孔を介してプリントヘッドのインクリ
ザーバ内のスポンジ本体と接触することができる。スポ
ンジ本体のインクが部分的に空になると、多孔性の接続
要素が毛管作用によりさらにインクを補給する。
【0007】本発明の一実施例においては、プリントヘ
ッドのスポンジ本体は例えば一枚の紙を取り代えている
間ヘッドが停止位置に停止する毎にインクが補給され
る。
【0008】本発明の好適実施例を添付図面を参照して
例示として以下詳細に説明する。
【0009】
【実施例】図1から図4までは本発明によるインク補給
装置の基準である物理的原理を示す。
【0010】公知のように、液体、例えばインクを異な
るレベルに浸漬された2個のスポンジ本体1および2が
接触するようにされると、接触面3を介して水力的接続
が行われる。
【0011】(図1から図5までの場合本体1である)
インク浸漬度が低いスポンジ本体でのより大きい負圧に
より、2個の本体1と2との負圧が均衡するまで他方
の、より浸漬度の大きい本体2からインクが吸引され
る。したがって、本体2が完全にインクで浸漬され、孔
6を介して大気と接触する自由面を備えたインク5で一
杯の主リザーバに浸漬されるので、本体1はインクが部
分的に空になると、概ね完全に浸漬されるまでリザーバ
4からインクを吸引する。
【0012】図2から図4まではスポンジ本体1により
インク吸引過程を確実に開始させるための若干の有用な
手段を示す。
【0013】図2においては、スポンジ本体1は、該本
体2を収納するために壁11に形成した孔12を有する
リザーバ10に収納されている。スリーブ14が前記孔
12に挿入されており、前記スリーブはリザーバ10の
内側へ突出し、スポンジ本体1において、それより離れ
ているスリーブ14の部分よりもより圧縮され、したが
ってより大きい毛管作用を有する区域15を発生させて
いる。
【0014】スポンジ本体1からインクが空になりつつ
ある間に、例えば(図示していない)プリントヘッドに
インクを供給する場合、前記区域15は最後に空になる
区域である。したがって区域15の近傍に(図示してい
ない)インクの終りを示すセンサを配置することにより
この区域が空になり始めるときを知ることができる。こ
の点にスリーブ14を通してスポンジ本体1のところま
で、スポンジ本体2の自由端14を持って来ることによ
り、2個の本体1と2の間で安定した水力的接続性が得
られる。
【0015】図3は、スポンジ本体よりもより剛性であ
るか、あるいはチューブ状サポート16により補強され
たスポンジ本体2の使用を示す。この場合、スポンジ本
体2はスポンジ本体1に対して孔12を通して押圧され
接触面3の内側でスポンジ本体1を局部的に圧縮させ
る。本体1によるインク吸引過程を確実に開始させるた
めに、スポンジ本体1はリザーバ10内に詰められ、底
部11と孔12の近傍でより圧縮された区域18を形成
している。
【0016】図4は、例えば多孔セラミックあるいはP
orex(登録商標)、即ち焼結したナイロンのミクロ
ボールを用いて得られる十分剛性の薄膜製の薄い層20
の使用を示す。多孔層20は図2と図3とに示す手段と
有利に代替する。
【0017】図5はインク噴射プリントヘッドにインク
を供給するために、リザーバ10にインクを補給する原
理を示す。リザーバ10には以下単にスポンジと称し、
底部において詰められ、点線24により上部分25と概
略区画しているより圧縮された区域22を形成するスポ
ンジ本体1で充てんされている。
【0018】側壁28には、図1から図4までにおいて
2で示すタイプの、インクのための接続要素として以下
参照するスポンジ即ち繊維質本体32を収納するための
孔30を形成している。
【0019】特に、前記要素32は、それぞれ直径が5
0から500μmの間である束状に配列された複数の毛
管作用ダクトを有する多孔性材料即ち繊維質材料から構
成されている。要素32は各毛管作用ダクトの断面より
はるかに大きい角柱円形断面を有する細長い円筒形の形
状を有している。要素32の横断面即ち直径は3から1
5ミリの間である。
【0020】孔30は、要素32の一端36が位置する
ところでスポンジ1の面の一部34を露出したままであ
る。要素32は以下の材料のいずれかを用いて作ること
ができる。
【0021】1)例えば、 −ポリエーテルウレタン −メラミン樹脂 −ポリビニルアルコール からなる、 海綿状高分子材料(スポンジ)、 2)−ポリウレタン コーティングのポリエステル繊維
(ニブス) −一般的な天然繊維(ウール、植物繊維) −ポリアミド繊維 のような繊維材料。これらの繊維材料は、織布、フエル
ト、あるいは「不織布」の形態でよい。
【0022】3)−一般的な多孔性セラミック −ポレックス(Porex)(登録商標)(焼結ナイロ
ンボール) のようなセラミック材料。
【0023】要素32に対して海綿状高分子材料が用い
られる場合、それらは図3において16で示すものと同
様のチューブ状スリーブ38で密閉すると有利である。
【0024】リザーバ10はその底端に一体的に固定し
たインク噴射プリントヘッド40を担持している。プリ
ントヘッド40は、水平のシート43に印刷するため対
応するノズル42からインク滴を放出するべく作動しう
る抵抗をそれぞれ含んでいる毛管作用セルを組み入れた
多層プレート41から構成しうる。リザーバ10はヘッ
ド10と共に、プリンタの可動キャリッジ(判りやすく
するために図示していない)の一部を形成する構造体4
4に取り付けられている。
【0025】プレート41は、本発明の出願人の名前
で、1990年12月12日公告された欧州特許願第4
01996号に記載のタイプのものでよい。
【0026】インクを充てんした主リザーバ48がヘッ
ド40の下方に配置され、そのためインクのレベルはヘ
ッド40に対して約1−3センチの圧力頭Hを形成して
いる。要素32の他端32′はリザーバ48に浸漬され
いてる。
【0027】要素32を単にスポンジ1の面34に対し
て持って来ることにより要素32の毛管作用チャンネル
のメニスカスが組み合わされ、したがってスポンジ1の
対応する毛管作用チャンネルのメニスカスが除去され、
主リザーバ45内のインクとスポンジ1に入っているイ
ンクとの間で水圧連続性を発生させる。極端な場合、面
34にあるスポンジ1の毛管作用チャンネルが何らイン
クを含んでいない場合でも水力的接続性は得られる。実
際に、要素32の端部36において介在するメニスカス
が、面34から離れた区域におけるメニスカスを浸漬し
ているインクと出合うまでスポンジ1のチャンネルに沿
って上昇する。
【0028】しかしながら、水力的接続性を確実なもの
にするためには、カートリッジ10の壁により圧縮され
たため、高度の毛管作用があり、したがって全てのイン
クが使われてしまう直前に確実に空になるスポンジ1の
区域が覆われないように孔30を配置することが好まし
い。
【0029】実際に、適時に常にインク吸引作用が発生
するように、プレート41にインクを供給しているチャ
ンバ45に含まれたインクと流体接続が常になされてい
る区域でスポンジと要素32との間の接触がなされるこ
とが好ましい。
【0030】チャンバ45は、プリントヘッドの正常な
作動に影響する気泡の介在を阻止するために常にインク
で満配にしておく。この点については、一定点で局部的
な圧縮が得られるようにリザーバの内側でスポンジを詰
めることが可能である。また、孔30とチャンバ45と
に近い区域52において毛管作用がより大きいように
(例えばポリビニルアルコールのような)毛管作用の変
動するスポンジを用いることも可能である。
【0031】例えば図5において、区域52は(点)線
54によって区画され、より毛管作用の大きい部分52
と、毛管作用の低下した上部分25とを分離している面
を示している。
【0032】本発明による、図5に示すインク補給装置
の実施例において、図2、図3および図4に示す方法を
用いて要素32とスポンジ1との間で水圧連続性を正し
いときに形成するために有利に用いることができる。
【0033】代替実施例においては、リザーバ10は、
図5の構造体44に取り付けられたサポート56へ上方
から挿入された取外し可能のカートリッジ55(図6)
によって代えることができる。
【0034】図6に示す実施例においては、プリントヘ
ッド40はサホート56と一体であり、カートリッジ5
5と共に取り替えない。チャンバ45は頂部においてス
リーブ57により区画され、該スリーブを多孔性または
繊維質の要素58が通る。
【0035】要素58は図5の要素32に関連して列挙
した材料のいずれかを用いて作られ、頂部において、ス
ポンジ1の自由部分60と接触するようになるまでカー
トリッジ55の孔59へ進入するようある距離を突出す
る。
【0036】カートリッジ55と、プレート41にイン
クを供給するチャンバ45との間の水力的接続を達成す
るこのシステムは、例えばインク用フィルタに付属した
中空の針を用いるその他の公知でより複雑な接続システ
ムに有利に代替する。事実、要素58は独自の毛管作用
の結果スポンジ1とチャンバ45との間で水力的接続を
設定し、同時にインクに介在している可能性のある全て
の不純物に対して激しい濾面作用を行う。さらに、要素
58は、たとえカートリッジ55が無い場合でもチャン
バへ空気が入らないように阻止し、チャンバ45内に気
泡が無いようにする。
【0037】図7は、本発明による、プリントヘッドの
リザーバにインクを補給する装置をインク噴射プリンタ
に適用した例を示す。
【0038】図5に示すものと同じタイプのプリントヘ
ッド61が、ガイド64に沿って運動可能のキャリッジ
62に取り付けられている。キャリッジはケーブル66
を介してモータ65によって動かされ、双方向矢印Aに
よって示す双方向においてシート67に印刷する。
【0039】ヘッド61はその運動の一方の終りにおい
て、停止位置Rにおいて停止し、そこではインク解放要
素70がヘッド61のカートリッジ10に収容されたス
ポンジ1と接触するようになる。
【0040】解放要素70は図5において32で示すも
のと全体的に類似であって、前述した材料を用いて形成
される。要素70の底端72はプリンタの構造体63に
固定した主リザーバ74の内側で浸漬されている。リザ
ーバ74は、スポンジ1がインクを完全に浸漬した場合
にカートリッジ10に含まれているものの1から8倍の
インクを入れている。
【0041】リザーバ74はヘッド61より下方に位置
しており、そのためリザーバ内のインクの自由面とヘッ
ド61のノズルとの間の圧力頭H(図5)は、約1セン
チと3センチの間である。
【0042】ヘッド61が停止位置Rに保持される毎、
例えばシート67の1頁に印刷した後、要素70は毛管
作用の結果スポンジ1に、印刷中に使用された量に概ね
代わる量のインクを解放する。
【0043】したがって、リザーバ10へのインクの補
給は極めて頻繁に行われるので、ヘッド61がRの位置
で停止する毎に、リザーバ10の寸法は、例えば標準的
なA4の用紙約50頁を平均印刷するに十分な最小3c
cのインクを収容するべく極めて小さいものでよい。
【0044】したがって、本発明によるインクを繰返し
補給するシステムを用いると、同じヘッドあるいは同じ
カートリッジの使用が大きく延長され、ユーザのプリン
タ操業コストを著しく低下させることができる。
【0045】図8は垂直方向に配列されたシート78に
印刷するための噴射インクプリントヘッド75(図9)
を用いたプリンタを示す。ヘッド75はカートリッジ7
7に取り付けられ、リザーバ76と一体である。
【0046】リザーバ76の底壁80は、スポンジ85
の一部83を露出し、かつスポンジ85に新しいインク
供給分を補給するためのインク解放要素87を収容する
ための孔82を形成している。
【0047】解放要素87はその形状並びに材質に関し
て図5に示す要素32および/または図1から4までに
示す要素2と類似である。
【0048】要素87は、プリンタのフレーム93に取
り付けられ、かつガイド92上を垂直方向に摺動可能の
主インク容器90と一体のスリーブ89内に支持されて
いる。容器90はリザーバ76の下方で、かつプリンタ
ヘッド75が休止の間不動状態とされる、キャリッジ7
7の運動の一方端において停止位置R(図7)の領域に
位置している。
【0049】ヘッド75がRの位置に達するとフレーム
93の一点95にヒンジ接続されたレバー94がヘッド
75によって時計方向に回転され、そのためレバー94
のアーム94′はリザーバ90を持ち上げ要素87をス
ポンジ85と接触させる。
【0050】図8に示す非限定例においては、解放要素
87は、スポンジ85よりもより剛性の材料から構成さ
れている。したがって、要素87はスポンジ85に対し
て押圧され、限定された圧縮区域97、したがって毛管
作用のより大きい区域を形成することによりリザーバ9
0とスポンジ85との間の迅速かつ正確なインクの流れ
を保証する。
【0051】通常休止位置Rにおいては、ノズル吸引お
よび保護装置(図示せず)にはノズルを囲む弾性キャッ
プが設けられている。
【0052】ノズルに加えられる吸引作用の結果孔82
(図9)を介してある量の空気が入るのを阻止するため
に、ヘッドの休止中開口82を密封するべくサポート8
9に弾性キャップ98を使用することが好ましい。
【0053】本発明の範囲から逸脱することなく、本発
明によるプリントヘッドにインクを補給する装置に対し
て修正、代替あるいは部材の追加が可能なることが理解
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において使用される多孔性要素により得
られるスポンジ本体と主インクリザーバとの間の接続の
簡素化した線図。
【図2】図1に示す装置の修正を示す図。
【図3】図1に示す装置の修正を示す図。
【図4】図1に示す装置の修正を示す図。
【図5】図1に示す装置を用いた、プリントヘッドのリ
ザーバに対するインク補給装置を示す図。
【図6】図5の変形を示す図。
【図7】図5に示す補給装置のプリンタに対する適用を
示す図。
【図8】図7に示すプリンタに対する修正を示す図。
【図9】図8に示すプリンタに使用されるプリントヘッ
ドを示す図。
【符号の説明】
1 スポンジ本体 2 接続手段 4 主容器 10 リザーバ 12 開口 20 分離要素 44 サポート 45 チャンバ 55 リザーバ 58 接続手段 61 プリントヘッド 70、87 接続手段 74、90 主インク容器 82 開口

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク噴射プリントヘッドにインクを補
    給する装置において、前記ヘッドに接続され、該ヘッド
    にインクを供給するスポンジ材の本体(1)を収容した
    供給リザーバ(10)と、大気圧でインクを充てんした
    主容器(4)と、前記供給リザーバを前記主容器に選択
    的に接続する手段(2)とを含み、前記供給リザーバが
    スポンジ本体の一部を露出するために周りの大気と連通
    する少なくとも1個の開口(12)を含み、前記接続手
    段(2)が、前記主容器に部分的に浸漬された多孔性材
    料から作られ、前記容器とスポンジ本体との間で水力的
    接続性を提供するため前記開口を介してスポンジ本体の
    露出部分まで持って来られることにより、スポンジ本体
    に、毛管作用の結果前記容器から吸引されたインクが補
    給されるようにした接続要素からなることを特徴とする
    装置。
  2. 【請求項2】 前記接続要素(2)が、それぞれ平均直
    径が50から500μmの間であり、前記要素の長手方
    向軸線に対して平行の複数の毛管作用ダクトを含むこと
    を特徴とする請求項1に記載のインク噴射プリントヘッ
    ドにインクを補給する装置。
  3. 【請求項3】 前記接続要素が海綿状高分子材からなる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のインク噴射
    プリントヘッドにインクを補給する装置。
  4. 【請求項4】 前記高分子材料がポリエーテルウレタン
    樹脂であることを特徴とする請求項3に記載のインク噴
    射プリントヘッドにインクを補給する装置。
  5. 【請求項5】 前記高分子材料がメラミン樹脂であるこ
    とを特徴とする請求項3に記載のインク噴射プリントヘ
    ッドにインクを補給する装置。
  6. 【請求項6】 前記高分子材料がポリビニルアルコール
    ベースであることを特徴とする請求項3に記載のインク
    噴射プリントヘッドにインクを補給する装置。
  7. 【請求項7】 前記接続要素が繊維質材料からなること
    を特徴とする請求項1または2に記載のインク噴射プリ
    ントヘッドにインクを補給する装置。
  8. 【請求項8】 前記繊維質材料がポリウレタンをコーテ
    ィングしたポリエステル繊維からなることを特徴とする
    請求項7に記載のインク噴射プリントヘッドにインクを
    補給する装置。
  9. 【請求項9】 前記繊維質材料がポリアミド繊維からな
    ることを特徴とする請求項7に記載のインク噴射プリン
    トヘッドにインクを補給する装置。
  10. 【請求項10】 前記接続要素が開放セルの多孔性セラ
    ミック材料からなることを特徴とする請求項1または2
    に記載のインク噴射プリントヘッドにインクを補給する
    装置。
  11. 【請求項11】 前記接続要素が、各毛管作用ダクトの
    直径より少なくとも一けた大きい横寸法を有する概ね円
    筒形の形状を有していることを特徴とする請求項1から
    11までのいずれか1項に記載のインク噴射プリントヘ
    ッドにインクを補給する装置。
  12. 【請求項12】 供給リザーバ(10)が開口(12)
    に固定され、リザーバの内部へ突出し、スポンジ本体
    (1)を局部的に圧縮する環状の圧縮要素(14)を含
    み、前記圧縮要素がスポンジ本体の一部を露出し、接続
    要素(2)を受け入れる貫通孔を含むことを特徴とする
    請求項1から11までのいずれか1項に記載のインク噴
    射プリントヘッドにインクを補給する装置。
  13. 【請求項13】 前記接続要素(20)が第1のスポン
    ジ本体の剛性より大きい剛性を有し、接続要素が開口
    (12)へ部分的に導入されスポンジ本体(1)を部分
    的に圧縮することにより主容器とスポンジ本体の間に水
    力的接続性が迅速に達成されることを特徴とする請求項
    1から12までのいずれか1項に記載のインク噴射プリ
    ントヘッドにインクを補給する装置。
  14. 【請求項14】 前記供給リザーバ(10)がスポンジ
    本体(1)と開口(12)との間に位置した分離要素
    (20)を含み、前記分離要素がスポンジ本体の毛管作
    用より毛管作用の大きい剛性の多孔性材料からなり、そ
    のため接続要素が分離要素まで持って来られると、前記
    主容器と供給リザーバとの間の水力的接続性が迅速かつ
    安定して達成されることを特徴とする請求項1から12
    までのいずれか1項に記載のインク噴射プリントヘッド
    にインクを補給する装置。
  15. 【請求項15】 前記主容器(4)が、スポンジ本体の
    特性負圧より小さい絶対圧の圧力頭(H)をプリントヘ
    ッドに対して発生させるレベルまでインクを入れている
    ことを特徴とする請求項1から14までのいずれか1項
    に記載のインク噴射プリントヘッドにインクを補給する
    装置。
  16. 【請求項16】 プリントヘッドが、該ヘッドにインク
    を供給するための、インクで満配のチャンバ(45)を
    含む支持構造体(44)に取り付けられ、インクリザー
    バ(55)を、インクが使用されるとインクを補給しう
    るように支持構造体に着脱可能に挿入可能であり、接続
    手段(58)がインクをリザーバからプリントヘッドへ
    移送するために支持構造体に設けられていることを特徴
    とする請求項1から12までのいずれか1項に記載のイ
    ンク噴射プリントヘッドにインクを補給する装置。
  17. 【請求項17】 前記接続手段(58)が一端が供給チ
    ャンバ(45)に浸漬され、他端が支持構造体に対して
    突出しており、リザーバ(55)は、該リザーバ(5
    5)が支持構造体に挿入されるとスポンジ本体を多孔性
    要素と接触させるための開口を多孔性要素の領域におい
    て有することを特徴とする請求項16に記載のインク噴
    射プリントヘッドにインクを補給する装置。
  18. 【請求項18】 二終端位置の間で運動可能であり、イ
    ンクをヘッドに供給するためにインクに浸漬するように
    されたスポンジ本体(1)を入れており、スポンジ本体
    のある区域を露出するための開口(82)を有する供給
    リザーバ(10)に接続されたプリントヘッド(61)
    と、前記端位置の一方に隣接して配置された主インク容
    器(74,90)と、前記容器を供給リザーバに水圧関
    係で接続する手段(70,87)とを含むインク噴射プ
    リンタにおいて、接続手段が容器(74,90)に部分
    的に浸漬された多孔性材料から作られ、ヘッドが前記一
    方の端位置に位置すると主容器と供給リザーバとの間で
    水力的接続性を提供すべくスポンジ本体(1)まで持っ
    て来られることにより、毛管作用によりスポンジ本体に
    容器から吸引されたインクを補給するようにされる接続
    要素(70,87)からなることを特徴とする噴射イン
    クプリンタ。
  19. 【請求項19】 開口(82)が供給リザーバの底壁を
    貫通して形成され、主容器(74,90)が、接続要素
    (87)を開口を介してスポンジ本体まで持ってくるべ
    く一方の端位置にヘッドが位置すると占める補給装置ま
    で休止位置から垂直方向に運動可能であることを特徴と
    する請求項18に記載のプリンタ。
  20. 【請求項20】 主容器が、端位置に達成するとヘッド
    により起動されるレバー(94)により動かされること
    を特徴とする請求項19に記載のプリンタ。
  21. 【請求項21】 インク噴射プリントヘッドに接続さ
    れ、インクに浸漬するようにされたスポンジ本体(1)
    を収容した供給リザーバを含む噴射インクプリントヘッ
    ドにインクを補給する方法において、 a)外部と連通する開口(12)を備え、スポンジ本体
    の区域(3)を露出するリザーバを提供し b)インクで満配の容器(4)を供給リザーバの近傍に
    配置してインクの自由面が前記プリントヘッドに対し
    て、スポンジ本体によって提供される特性負圧より小さ
    い絶対圧を有する水圧頭(11)を形成するようにし、 c)容器に部分的に浸漬するよう毛管作用ダクトを備え
    た多孔性要素(2)を配置し、 d)容器から突出した多孔性要素(2)の非浸漬部分を
    開口(12)を介して区域(3)まで持って来て多孔性
    要素とスポンジ本体(1)との間で水圧連続性を提供す
    ることにより、毛管作用の結果容器(4)から吸引され
    たインクを供給リザーバに補給する段階を含むことを特
    徴とするインク噴射プリントヘッドにインクを補給する
    方法。
JP27187392A 1991-10-10 1992-10-09 インク噴射プリントヘッドにインクを補給する装置と方法 Pending JPH05238016A (ja)

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