JPH05237905A - 着色帯を有する可塑化熱可塑性樹脂シートの押出成形方法 - Google Patents

着色帯を有する可塑化熱可塑性樹脂シートの押出成形方法

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JPH05237905A
JPH05237905A JP4039576A JP3957692A JPH05237905A JP H05237905 A JPH05237905 A JP H05237905A JP 4039576 A JP4039576 A JP 4039576A JP 3957692 A JP3957692 A JP 3957692A JP H05237905 A JPH05237905 A JP H05237905A
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JP
Japan
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feeder
raw material
colored
plasticizer
waste material
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JP4039576A
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Takehiko Amezutsumi
武彦 雨堤
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一端部に層状の着色帯を有する可塑化熱可塑
性樹脂シートの押出成形において、着色帯の耳廃材を回
収して支障なく再利用する。 【構成】 新原料樹脂、着色帯の耳廃材、可塑剤、トナ
ー濃縮可塑剤を着色樹脂の押出機18の供給口19に供給し
て、一端部に層状の着色帯26を有する樹脂シート27を押
出成形すると共に両耳を切断する。切断された着色帯の
耳廃材24は粉砕機28で粉砕し、廃材フィーダ−10から補
助フィーダ−13へ移送する。この際、重量測定器12で廃
材フィーダ−10内の耳廃材量が測定され、その値がコン
ピュータ−1へ入力される。コンピュータ−1によっ
て、廃材フィーダ−内の耳廃材量に応じて上記各原料の
配合割合が決定される。この決定された配合割合に応じ
て、コンピュータ−1の指示に基づいて、補助フィーダ
−13と樹脂フィーダー16と可塑剤フィーダー5とトナー
濃縮可塑剤フィーダー8が運転される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一端部に層状の着色
帯を有する可塑化熱可塑性樹脂シートを押出成形するに
際し、着色帯の耳廃材を回収して使用する押出成形方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一端部に層状の着色帯を有する可塑化熱
可塑性樹脂シート、特に可塑化ポリビニルブチラールシ
ートは、着色帯が防眩効果を持ち、自動車や航空機の安
全ガラスの中間膜として有用である。この種の着色帯を
有する可塑化熱可塑性樹脂シートは、無着色原料の押出
機と着色原料の押出機とを用い、押出金型のマニホール
ドへ特定の方向から無着色原料と着色原料とを溶融供給
し、押出金型よりシート状に溶融押出すことにより成形
される(例えば、特公昭61−175号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の成形方法にお
いて、金型から押出されるシート両端部の耳は切断して
除去され、所定幅のシートとされる。この切断された耳
廃材は、原料効率を高めるために回収して再使用するの
が好ましい。この場合、他端部の耳廃材は、無着色原料
の単層からなるので、これを回収し公知の方法で無着色
原料の押出機へ供給しても原料組成が変化することはな
く、支障なく再使用することができる(例えば、特公昭
60−31649号公報参照)。
【0004】ところが、一端部の着色帯から切断される
耳廃材は、無着色原料と着色原料との二層からなるの
で、これを回収し公知の方法で着色原料の押出機へ供給
すると、押出されるシートの着色帯はトナー濃度が低く
なる。そのため、この着色帯の耳廃材は再使用されるこ
となく廃棄されており、原料効率を高める上で問題があ
る。
【0005】この発明は、上記の問題を解決するもので
あり、その目的とするところは、着色帯の耳廃材を回収
して再利用し、しかもこの耳廃材の回収量が変動して
も、その変動に応じて支障なく原料組成を一定割合に制
御することができる押出成形方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明のうち請求項1の発明では、無着色原料の
押出機と着色原料の押出機とを用い、押出金型のマニホ
ールドへ特定の方向から無着色原料と着色原料とを溶融
供給し、押出金型よりシート状に溶融押出すことによ
り、一端部に層状の着色帯を有する可塑化熱可塑性樹脂
シートを押出成形する方法において、着色帯の耳廃材を
粉砕して廃材フィーダーに回収し、この耳廃材と新原料
樹脂と可塑剤とトナー又はトナー濃縮可塑剤とを原料と
して用い、耳廃材の回収量に応じて各原料の配合割合を
決定し、この決定された配合割合に応じて所定量の各原
料をフィーダーにより着色原料の押出機へ供給するもの
である。
【0007】また、請求項2の発明では、無着色原料の
押出機と着色原料の押出機とを用い、押出金型のマニホ
ールドへ特定の方向から無着色原料と着色原料とを溶融
供給し、押出金型よりシート状に溶融押出すことによ
り、一端部に層状の着色帯を有する可塑化熱可塑性樹脂
シートを押出成形する方法において、着色帯の耳廃材を
粉砕して廃材フィーダーに回収し、この耳廃材と新原料
樹脂と可塑剤とトナー又はトナー濃縮可塑剤とを原料と
して用い、耳廃材の回収量に応じて各原料の配合割合を
決定し、この決定された配合割合に応じて所定量の各原
料をミキサーに供給して混合し、この混合物をフィーダ
ーにより着色原料の押出機へ供給するものである。
【0008】なお、この発明において、トナーとは、顔
料又は染料を総称したものであり、耐候性の点から最近
では顔料が主として用いられる。また、トナー濃縮可塑
剤とは、トナーを3〜10重量%の割合で混合した可塑
剤をいう。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、粉砕された着色帯の
耳廃材が廃材フィーダーに溜められその回収量が重量測
定器等で測定され、その測定値がコンピューター等に入
力され、その耳廃材の回収量に応じて各原料の配合割合
がコンピューター等のプログラムにしたがって決定さ
れ、この決定された配合割合に応じてコンピューター等
の指示により所定量の各原料がフィーダーにより着色原
料の押出機へ供給される。
【0010】それゆえ、着色原料の押出機から溶融押出
される原料組成は常に一定割合に保持される。また、回
収される耳廃材が変動しても、廃材フィーダーに溜めら
れる余裕のある耳廃材により耳廃材を押出機へ供給する
ことができ、その変動に容易に対応することができる。
【0011】請求項2の発明によれば、特に、決定され
た配合割合に応じて所定量の各原料がミキサーで混合さ
れ、この混合物がフィーダーに溜められ、そこから着色
原料の押出機へ供給される。それゆえ、上記の作用に加
えて、各原料は均一に混合され、押出変動も小さくな
る。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の実施
例を説明する。実施例1 図1は、請求項1の発明の一実施例を示す説明図であ
る。図1において、18は着色原料の押出機、21は無
着色原料の押出機であり、それぞれギアポンプ20,2
2を介してシートの押出金型23の特定の箇所に接続さ
れている。
【0013】押出金型23の前方には、耳粉砕機28が
設けられている。この耳粉砕機28は、その上部に着色
帯の耳廃材を受け入れる投入口と、その下方に耳廃材を
切断するカッターと、スクリーンと、落下口とを順次備
えており(いずれも図では省略)、落下口はダクト31
に接続されている。
【0014】着色原料の押出機18の上方には、廃材フ
ィーダー10が設けられ、廃材フィーダー10はその上
部にサイクロン9を備えており、サイクロン9はダクト
30、ブロアー29及びダクト31を介して耳粉砕機2
8の下端部に接続されている。廃材フィーダー10は重
量測定器12を備えており、この重量測定器12で廃材
フィーダー10内に溜められる耳廃材の重量が測定さ
れ、その測定値がコンピューター1へ入力される。
【0015】また、廃材フィーダー10には、補助フィ
ーダー13が連結されており、この補助フィーダー13
を駆動するモーター14は、コンピューター1の指示に
基づいて運転される。なお、この補助フィーダー13に
も重量測定器を設け、この重量測定器と廃材フィーダー
10の重量測定器12とで、廃材フィーダー10と補助
フィーダー13とに溜められる耳廃材の重量をそれぞれ
測定し、その両方の測定値をコンピューター1へ入力す
るようにしてもよい。
【0016】上記の補助フィーダー13は、所定量の耳
廃材を着色原料の押出機18の供給口19へ供給するた
めのものであり、この補助フィーダー13を用いるのが
好ましいが、場合によっては、補助フィーダー13を用
いずに廃材フィーダー10から直接に耳廃材を着色原料
の押出機18の供給口19へ供給するようにしてもよ
い。
【0017】さらに、着色原料の押出機18の上方に
は、樹脂フィーダー16と可塑剤フィーダー5とトナー
濃縮可塑剤フィーダ−8が設けられている。このトナー
濃縮可塑剤フィーダ−8は、トナーの分散性を良くする
ために、トナーを可塑剤に濃縮させたものである。この
トナー濃縮可塑剤フィーダ−8に代えて、トナーのみを
供給するトナーフィーダ−を用いてもよい。また、供給
されるトナー又はトナー濃縮可塑剤が、供給される可塑
剤と途中で合流するようにしてもよい。
【0018】新原料樹脂は、樹脂フィーダー16を駆動
するモーター17によりタンク15から着色原料の押出
機18の供給口19へ供給される。可塑剤は、可塑剤フ
ィーダー5を駆動するポンプ4によりタンク3から着色
原料の押出機18の供給口19へ供給される。トナー濃
縮可塑剤は、トナー濃縮可塑剤フィーダ−8を駆動する
ポンプ7によりタンク6から着色原料の押出機18の供
給口19へ供給される。
【0019】そして、樹脂フィーダー16のモーター1
7、可塑剤フィーダー5のポンプ4、トナー濃縮可塑剤
フィーダ−8のポンプ7は、それぞれコンピュータ−1
からの指示に基づいて運転される。上記の廃材フィーダ
ー10、補助フィーダー13、樹脂フィーダー16は、
いずれもスクリュー方式のフィーダーを使用している
が、コンベアベルト方式のフィーダーを使用してもよ
い。
【0020】このように構成された押出成形装置による
可塑化熱可塑性樹脂シートの押出成形方法は、次の通り
である。当初は、予め定められたプログラムにしたがっ
て作動するコンピューター1の指示に基づいて、樹脂フ
ィーダー16と可塑剤フィーダー5とトナー濃縮可塑剤
フィーダ−8を運転開始して、樹脂フィーダー16から
は新原料樹脂を、可塑剤フィーダー5からは可塑剤を、
トナー濃縮可塑剤フィーダ−8からはトナー濃縮可塑剤
を、それぞれ着色樹脂の押出機18の原料供給口19へ
供給する。また、同様な方法で、無着色樹脂の押出機2
1の原料供給口へも所定の新原料樹脂と可塑剤を供給す
る。
【0021】着色樹脂の押出機18及び無着色樹脂の押
出機21においては、予め押出機18、21を一定温度
に加熱するとともに、予め制御された一定速度でスクリ
ューを回転させておき、供給された各原料を混練しつつ
溶融し、押出機18、21の先端部へ移行させ、ギアポ
ンプ20、22へ溶融原料を供給する。ギアポンプ2
0、22は溶融原料の到達前に、予め制御された一定速
度で作動させておき、押出機18、21から押出されて
きた溶融原料をシートの押出金型23へ圧入する。この
ようにして、押出金型23から溶融原料がシート状に溶
融押出され成形される。
【0022】押出成形されたシート27は耳スリッター
(図は省略)により両耳24,25が長さ方向に連続的
に切除される。こうして、一端部に層状の着色帯26を
有する可塑化熱可塑性樹脂シート27が所定幅及び所定
厚さで製造される。切除された両耳のうち、無着色の耳
廃材25は公知の方法で回収される。
【0023】着色帯の耳廃材24はこれを耳粉砕機28
へ導き、カッターにより角状のチップに切断され、スク
リーンを介して下方へ落下させ、ブロアー29で廃材フ
ィーダー10のサイクロン9へ導かれる。そして、サイ
クロン9から廃材フィーダ10内へ落下し回収される。
さらに、廃材フィーダー10内の耳廃材は、予め制御さ
れた一定速度で作動するモーター11の運転により、補
助フィーダー13に移送され、そこからモーター14の
運転により着色樹脂の押出機18の供給口19へ供給さ
れる。
【0024】この際、廃材フィーダ−10内及び補助フ
ィーダー13内の耳廃材が一定量以上となった時に、着
色樹脂の押出機18の供給口19への耳廃材の供給を開
始する。そして、補助フィーダ−13内の廃材量が充填
要求レベルまで下がった時に、廃材フィーダ−10に充
填要求が行われるようにする。廃材フィーダ−10はこ
の充填要求があった時、充填完了レベルまで廃材の一部
を補助フィーダ−13に供給し、そのあと次の充填要求
まで停止する。
【0025】このようにして、着色帯の耳廃材が着色樹
脂の押出機18の供給口19へ供給され始めると、この
供給口19へ供給される原料は、着色帯の耳廃材、新原
料樹脂、可塑剤、トナー濃縮可塑剤となる。以後は、着
色帯の耳廃材が供給される限り、この耳廃材を回収し再
利用しながらシート27を成形していく。
【0026】着色樹脂の押出機18の供給口19へ供給
される各原料の配合割合は、次のようにして決定する。
すなわち、廃材フィーダー10内に溜められる耳廃材
を、重量測定器12によって測定し、その結果をコンピ
ューター1へ入力する。コンピューター1においては、
廃材フィーダー10内の廃材量に基づいて予め定められ
たプログラムにしたがって、着色帯の耳廃材、新原料樹
脂、可塑剤、トナー濃縮可塑剤の配合割合を決定し、こ
の決定された配合割合に応じてコンピューター1の指示
に基づいて、樹脂フィーダー16のモーター17、可塑
剤フィーダー5のポンプ4、トナー濃縮可塑剤フィーダ
ー8のポンプ7をそれぞれ運転するとともに、補助フィ
ーダー13のモーター14を運転する。なお、押出機1
8の供給口19へ供給される総原料は、予め定めた一定
の押出量となるように運転する。
【0027】各原料の配合割合の決定は、次の式によっ
てコンピューター1で行われる。すなわち、総原料の供
給量をQT 、新原料樹脂の供給量をQR 、可塑剤(トナ
ーを含有しない)の供給量をQP0、トナー濃縮可塑剤の
供給量をQP1、着色帯の耳廃材の供給量をQS とする
と、
【0028】
【数1】
【0029】但し、αは総原料供給量に対する耳廃材供
給量の比(耳回収比)、βは耳部全厚に対する着色層厚
の比(着色層厚比)、xは樹脂100重量部に対する可
塑剤量(可塑剤部数)、ηは(1−α・β)/〔(1−
α)・γ〕、γはトナー濃縮可塑剤量に対するトナー量
の比(トナー濃縮比)/着色帯の可塑剤量に対するトナ
ー量の比(トナー濃度)である。
【0030】ここで、例えば、押出機18の供給口19
への総原料の供給量QT を50 kg/hrに設定し、着色
層厚み比βが0.6、可塑剤部数xが40、γが2(ト
ナー濃縮比が0.1、トナー濃度が0.05)である着
色帯を有する可塑化熱可塑性樹脂シート(可塑化ポリビ
ニルブチラールシート)を押出成形する場合には、この
条件をコンピューター1にインプットすると、着色樹脂
の押出器18に供給される耳廃材、新原料樹脂、可塑
剤、トナー濃縮可塑剤は、コンピューター1に入力され
る廃材フィーダー10内の耳廃材量に基づいて、例え
ば、上記の式により次の表1のように決定される。表1
における単位はいずれも kg/hrである。
【0031】
【表1】
【0032】この場合、廃材フィーダー10内の耳廃材
貯蔵量の測定は、例えば5 kg刻みで行い、耳廃材貯蔵
量が0〜5 kgまでは総原料供給量のうち耳廃材を0重
量%、耳廃材貯蔵量が5〜10 kgまでは耳廃材を10
重量%、耳廃材貯蔵量が10〜15 kgまでは耳廃材を
20重量%、・・・耳廃材貯蔵量が30〜35 kgまで
は耳廃材を60重量%となるように決定される。こうし
て、着色原料の押出機18の供給口19へ供給される着
色原料は、耳回収比がどのように変わろうと、常に、樹
脂35.7重量部と可塑剤14.3重量部とトナー0.
714重量部とからなり、着色原料の組成は変化するこ
とがない。
【0033】実施例2 図2は、請求項1の発明の一実施例を示す説明図であ
る。図2に示す押出成形装置は、図1に示す押出成形装
置において、ポンプ7で駆動するトナー濃縮可塑剤フィ
ーダー8を、モーター7' で駆動するスクリュー方式の
トナーフィーダー8' に変更したこと。補助フィーダー
13を用いないこと。原料ミキサー32及びモーター3
5で駆動するスクリュー方式の原料フィーダー34を付
設したこと。以上の三点が異なり、その他は図1に示す
押出成形装置と同様である。
【0034】図2に示す押出成形装置においては、廃材
フィーダー10内の廃材量に基づいて予め定められたプ
ログラムにしたがって、耳廃材、新原料樹脂、可塑剤、
トナーの配合割合を決定し、この決定された配合割合に
応じてコンピューター1の指示に基づいて、樹脂フィー
ダー16のモーター17、可塑剤フィーダー5のポンプ
4、トナーフィーダー8' のモーター7' をそれぞれ運
転するとともに、廃材フィーダー10のモーター11を
運転する。
【0035】そして、この各原料の一定量が原料ミキサ
ー32に供給され均一に混合された後、この混合物は原
料フィーダー34に供給されてタンク33内に溜めら
れ、そこから原料フィーダー34により着色樹脂の押出
機18の供給口19へ供給される。なお、押出機18の
供給口19へ供給される総原料は、予め定めた一定の押
出量となるように運転する。
【0036】この場合、原料フィーダー34内の混合原
料が充填要求レベルまで下がった時に、原料ミキサー3
2に充填要求が行われるようにする。原料ミキサー32
はこの充填要求があった時、各原料の一定量を原料ミキ
サー32内で混合し、充填完了レベルまで混合物を原料
フィーダー34に供給し、そのあと次の充填要求まで停
止する。
【0037】各原料の配合割合の決定は、次の式によっ
てコンピューター1で行われる。すなわち、総原料の供
給量をQT 、新原料樹脂の供給量をQR 、可塑剤の供給
量をQP 、トナーの供給量をQC 、着色帯の耳廃材の供
給量をQS とすると、
【0038】
【数2】
【0039】但し、αは総原料供給量に対する耳廃材供
給量の比(耳回収比)、βは耳部全厚に対する着色層厚
の比(着色層厚比)、xは樹脂100重量部に対する可
塑剤量(可塑剤部数)、yは着色層の可塑剤量に対する
トナー量の比(トナー濃度)である。
【0040】ここで、例えば、原料ミキサー32により
混合される一回当たりの総原料の供給量QT を50 kg
に設定し、着色層厚み比βが0.6、可塑剤部数xが4
0、トナー濃度yが0.05である着色帯を有する可塑
化熱可塑性樹脂シート(可塑化ポリビニルブチラールシ
ート)を押出成形する場合には、この条件をコンピュー
ター1にインプットすると、原料ミキサー32に供給さ
れる耳廃材、新原料樹脂、可塑剤、トナーは、コンピュ
ーター1に入力される廃材フィーダー10内の耳廃材量
に基づいて、例えば、上記の式により次の表2のように
決定される。表2における単位はいずれも kgである。
【0041】
【表2】
【0042】この場合、廃材フィーダー10内の耳廃材
貯蔵量の測定は、例えば5 kg刻みで行い、耳廃材貯蔵
量が0〜5 kgまでは総原料供給量のうち耳廃材を0重
量%、耳廃材貯蔵量が5〜10 kgまでは耳廃材を10
重量%、耳廃材貯蔵量が10〜15 kgまでは耳廃材を
20重量%、・・・耳廃材貯蔵量が30〜35 kgまで
は耳廃材を60重量%となるように決定される。こうし
て、着色原料の押出機18の供給口19へ供給される着
色原料は、耳回収比がどのように変わろうと、常に、樹
脂35.7重量部と可塑剤14.3重量部とトナー0.
714重量部とからなり、着色原料の組成は変化するこ
とがない。
【0043】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、一端
部に層状の着色帯を有する可塑化熱可塑性樹脂シートを
押出成形する方法において、着色帯の耳廃材を粉砕して
廃材フィーダーに回収し、この耳廃材と新原料樹脂と可
塑剤とトナー又はトナー濃縮可塑剤とを原料として用
い、耳廃材の回収量に応じて各原料の配合割合を決定
し、この決定された配合割合に応じて所定量の各原料を
フィーダーにより着色原料の押出機へ供給するもので、
それにより、着色帯の耳廃材を回収して再利用すること
ができ、しかも耳廃材の回収量が変動しても、その変動
に応じて支障なく原料組成を一定割合に制御することが
できる。
【0044】また、請求項2の発明は、特に、所定量の
各原料を着色原料の押出機へ供給する前にミキサーで混
合するもので、それにより、各原料は均一に混合され、
上記の効果に加えて、押出変動も小さくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例を示す説明図であ
る。
【図2】請求項2の発明の一実施例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 コンピュ−タ− 5 可塑剤フィーダー 8 トナー濃縮可塑剤フィーダー 8' トナーフィーダー 10 耳廃材フィーダー 13 補助フィーダー 16 樹脂フィーダー 18 着色原料の押出機 21 無着色原料の押出機 23 押出金型 24 着色帯の耳 26 着色帯 27 シート 28 耳粉砕機 32 原料ミキサー 34 原料フィーダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 7:00 4F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無着色原料の押出機と着色原料の押出機
    とを用い、押出金型のマニホールドへ特定の方向から無
    着色原料と着色原料とを溶融供給し、押出金型よりシー
    ト状に溶融押出すことにより、一端部に層状の着色帯を
    有する可塑化熱可塑性樹脂シートを押出成形する方法に
    おいて、 着色帯の耳廃材を粉砕して廃材フィーダーに回収し、こ
    の耳廃材と新原料樹脂と可塑剤とトナー又はトナー濃縮
    可塑剤とを原料として用い、耳廃材の回収量に応じて各
    原料の配合割合を決定し、この決定された配合割合に応
    じて所定量の各原料をフィーダーにより着色原料の押出
    機へ供給することを特徴とする着色帯を有する可塑化熱
    可塑性樹脂シートの押出成形方法。
  2. 【請求項2】 無着色原料の押出機と着色原料の押出機
    とを用い、押出金型のマニホールドへ特定の方向から無
    着色原料と着色原料とを溶融供給し、押出金型よりシー
    ト状に溶融押出すことにより、一端部に層状の着色帯を
    有する可塑化熱可塑性樹脂シートを押出成形する方法に
    おいて、 着色帯の耳廃材を粉砕して廃材フィーダーに回収し、こ
    の耳廃材と新原料樹脂と可塑剤とトナー又はトナー濃縮
    可塑剤とを原料として用い、耳廃材の回収量に応じて各
    原料の配合割合を決定し、この決定された配合割合に応
    じて所定量の各原料をミキサーに供給して混合し、この
    混合物をフィーダーにより着色原料の押出機へ供給する
    ことを特徴とする着色帯を有する可塑化熱可塑性樹脂シ
    ートの押出成形方法。
JP4039576A 1992-02-26 1992-02-26 着色帯を有する可塑化熱可塑性樹脂シートの押出成形方法 Pending JPH05237905A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0938976A (ja) * 1995-07-28 1997-02-10 Asahi Chem Ind Co Ltd 液状添加剤連続供給方法及び供給装置
KR100276984B1 (ko) * 1998-06-03 2001-02-01 차기영 폐필름의 재생장치
CN102407596A (zh) * 2011-12-06 2012-04-11 新疆蓝山屯河型材有限公司 Pvc辅助送料挤出机

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