JPH05236483A - カラービデオカメラ - Google Patents

カラービデオカメラ

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Publication number
JPH05236483A
JPH05236483A JP4030968A JP3096892A JPH05236483A JP H05236483 A JPH05236483 A JP H05236483A JP 4030968 A JP4030968 A JP 4030968A JP 3096892 A JP3096892 A JP 3096892A JP H05236483 A JPH05236483 A JP H05236483A
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JP
Japan
Prior art keywords
color
signal
sampling
image sensor
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4030968A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Iwamatsu
哲 岩松
Ryuji Kawaguchi
竜司 川口
Chiaki Ichikawa
千明 市川
Hiroshi Tamayama
宏 玉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP4030968A priority Critical patent/JPH05236483A/ja
Publication of JPH05236483A publication Critical patent/JPH05236483A/ja
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  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 固体撮像素子からのシリアルな出力信号を色
信号ごとに分離する際にサンプリング処理によるノイズ
の混入を避ける。 【構成】 CCDイメージセンサ5は2種類の色信号を
含むシリアルな信号「CCD OUT」を出力する。C
CDイメージセンサ5には相関二重サンプリングを行う
CDS回路12,13が並列接続されている。出力信号
「CCD OUT」は、CDS回路12,13にそれぞ
れ入力される。基準パルスDSPはCDS回路12,1
3にともに入力される。サンプリングパルスDSD1は
CDS回路12に、サンプリングパルスDSD2はCD
S回路13に入力され、各々のCDS回路12,13は
1回のサンプルホールドで色信号C1,C2を出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体撮像素子を用いたカ
ラービデオカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】CCDイメージセンサなどの固体撮像素
子が実用化されて以来、業務用あるいは民生用のムービ
ービデオカメラ,スチルビデオカメラなど、撮像用の様
々な形態のビデオカメラが製品化されている。これらの
ビデオカメラは、固体撮像素子の光電面に光学的に結像
された被写体像をビデオ信号に変換して出力するもの
で、こうして得られたビデオ信号はCRTやビデオプリ
ンタによりそのまま画像再生に用いられたり、あるいは
ビデオテープ等の記録媒体に記録される。また、近年で
はカラービデオカメラが普通になっているが、カラービ
デオカメラは、固体撮像素子の使用枚数から単板式のも
のと多板式のものとに大別される。
【0003】単板式カラービデオカメラでは、1個の固
体撮像素子からシリアルに出力されてくる出力信号を赤
色,緑色,青色の色ごとの信号成分に分離できるように
するために、固体撮像素子の前面には色分離フィルタが
組み込まれている。色分離フィルタは、例えば赤色,緑
色,青色、あるいはシアン,マゼンタ,イエローの各基
本色光を各々透過する微少なカラーフィルターを固体撮
像素子の各画素の前面を覆うように所定パターンで配列
したもので、その配列パターンに基づいて固体撮像素子
からのシリアルな出力信号が各基本色光ごとの色信号に
対応づけされる。また多板式カラービデオカメラには、
基本色光ごとに固体撮像素子を個別に用いた3板式のも
のの他、2板式のものがある。2板式カラービデオカメ
ラの場合、1個の固体撮像素子からのシリアルな出力信
号を例えば2種の色信号に分離したり、色信号と輝度信
号とに分離するために、やはり前述したような色分離フ
ィルターが必要となる。
【0004】固体撮像素子からのシリアルな出力信号を
2種の色信号に対応づけするには、例えば図8に示した
色分離フィルタが用いられる。この色分離フィルタ2
は、水平走査方向(横方向)の第1列にシアン(Cy)
透過フィルタとイエロー(Ye)透過フィルタとを交互
に並べ、第2列にはグリーン(G)透過フィルタとマゼ
ンタ(Mg)透過フィルタとを交互に並べ、さらに第3
列には第1列と同じ配列でシアン(Cy)透過フィルタ
とイエロー(Ye)透過フィルタとを並べ、第4列には
第2列とは逆の配列順になるようにグリーン(G)透過
フィルタとマゼンタ(Mg)透過フィルタとを交互に配
列したフィルタパターンとなっている。
【0005】Aフィールドの第1水平走査では、図中に
A1で示したように色分離フィルタ2の第1,第2列の
背後にある画素からの電荷が固体撮像素子の垂直転送路
内で混合されて読み出され、次の第2走査では第3,第
4列の背後にある画素からの電荷が固体撮像素子の垂直
転送路内で混合されて読み出される。またBフィルード
の第1,第2水平走査では、図中にB1,B2で示した
ように、色分離フィルタ2の第2,第3列、そして第
4,第5列の背後にある画素からの電荷が固体撮像素子
の垂直転送路内で混合されて読み出される。この読み出
し手法によれば、A,Bいずれのフィールドであって
も、その1水平走査期間中には同じ組み合わせのフィル
タエリアS1,S2を通して得た2種の色信号が交互に
繰り返して固体撮像素子から出力されるようになるか
ら、その繰り返し周期ごとにサンプリングを行うことに
よって、これらの色信号を分離して取り出すことができ
る。
【0006】前記色分離フィルタ2を用いたときのよう
に、一水平走査期間中に固体撮像素子から2種類の色信
号を含む出力信号が得られる場合、これまでは図10に
示した回路構成により色信号の分離を行っている。撮像
用レンズ3により得られた被写体像は、CCDイメージ
センサ5の光電面に結像される。CCDイメージセンサ
5の光電面には図8の色分離フィルタが組み込まれ、そ
の出力信号「CCDOUT」にはフィルタエリアS1,
S2を通して得られた2種の色信号が含まれている。C
CDイメージセンサ5は、周知の駆動パルスを受けて電
荷蓄積,電荷転送及び電荷読み出しの基本的な動作を行
うとともに、電荷の読み出しを開始する前には、不要電
荷のリセット動作及び電荷読み出しの基準レベルを設定
するためのプレチャージ動作を行う。このリセット動作
やプレチャージ動作のために、「CCD OUT」は図
11に示したような波形となる。この波形のX領域はリ
セット動作により電圧が上昇した部分で、Y領域はプレ
チャージ動作により基準電圧レベルに維持された部分と
なっている。
【0007】信号電荷の読み出しはプレチャージ動作後
に行われ、フィルタエリアS1,S2を通して蓄積され
た信号電荷に対応した色信号C1,C2は、破線で示し
た基準レベルとの差分信号として得られる。このよう
に、基準レベルとの相関値として色信号C1,C2を得
るためには、CDS回路(Corelated Double Samplin
g:相関二重サンプリング回路)6が用いられる。そし
てCDS回路6には、基準レベルサンプリング用の基準
パルスDSPと、色信号C1,C2のデータ領域をサン
プルホールドするためのサンプリングパルスDSDとが
供給され、CDS回路6からは色信号C1,C2のデー
タ部分だけが繰り返される出力信号「CDSOUT」が
得られるようになる。こうして得られた出力信号「CD
S OUT」は、次に色分離回路7に入力される。色分
離回路7は、サンプリングパルスSP1,SP2を入力
するサンプルホールド回路から構成されており、CDS
回路6からの出力信号「CDS OUT」をサンプリン
グパルスSP1,SP2でそれぞれサンプルホールド
し、フィルタエリアS1,S2を通して得た信号を色信
号C1,C2として個別に出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、相関二
重サンプリング回路を用いた従来の色信号分離手法の場
合、図10あるいは図11から分るように、まずCCD
イメージセンサ5からの出力信号「CCD OUT」の
内、色信号C1,C2を含むデータ部分だけをCDS回
路6でサンプルホールドし、次にこのサンプルホールド
により得られた出力信号「CDS OUT」の中から色
信号C1,C2を分離するために、色分離回路7で2度
目のサンプルホールドを行っている。しかしながら、よ
く知られるように、サンプリング処理を行うと、サンプ
リングパルス自体のスイッチングノイズの他、サンプリ
ングパルスの周期に起因する折り返しノイズがデータに
重畳されてしまうことがある。このようなスイッチング
ノイズや折り返しノイズは、サンプリングパルスの周期
が短く、またサンプリングの回数が多くなるほど顕著に
現れる。したがって、上述したようにCDS回路6によ
るサンプルホールドの後に、再び色分離回路7によるサ
ンプルホールドを行うと、スイッチングノイズや折り返
しノイズが発生しやすく、最終的に得られる再生画像の
画質を劣化させる大きな原因になる。
【0009】本発明は上記従来技術の問題点を解決する
ためになされたもので、固体撮像素子から得られる出力
信号から色信号を分離するにあたり、サンプリング処理
を行う回数を減らし、サンプリングパルスのスイッチン
グノイズや折り返しノイズの混入を防ぐようにしたカラ
ービデオカメラを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、固体撮像素子からのシリアルな出力信号中
の基準レベルと信号レベルとの相関値をサンプリングす
るサンプリング回路を前記複数色分だけ固体撮像素子に
並列接続し、これらのサンプリング回路に、前記基準レ
ベル検出用の基準パルスを供給するとともに、前記信号
レベル検出用のサンプリングパルスを色ごとにずらして
供給し、それぞれのサンプリング回路により各々異なっ
た色に対応する相関値をサンプルホールドして色信号を
得るようにしたものである。
【0011】
【実施例】本発明を用いたカラービデオカメラの構成を
概略的に示した図3において、被写体像は撮像用レンズ
3,オプティカルローパスフィルタ8を介してCCDイ
メージセンサ5に結像される。CCDイメージセンサ5
の光電面には図8に示した色分離フィルタ2が組み込ま
れ、CCD駆動パルス発生器10及びCCDドライバ1
1によりCCDイメージセンサ5が駆動される。そして
CCDイメージセンサ5から、その一水平走査期間にシ
リアルに出力される出力信号「CCD OUT」には、
フィルタエリアS1,S2を通して得られた色信号が一
定の繰り返し周期で含まれている。
【0012】CCDイメージセンサ5には、それぞれ相
関二重サンプリングを行う2個のCDS回路12,13
が並列接続されている。これらのCDS回路12,13
は、出力信号「CCD OUT」から2種類の色信号C
1,C2を分離して出力するための色分離装置として用
いられ、このためCDS回路12,13にはCCD駆動
パルス発生器10からサンプリングパルスが供給される
ようになっている。
【0013】図1に示したようにCDS回路12,13
には出力信号「CCD OUT」が同時に供給される。
そしてCCD駆動パルス発生器10からは、基準パルス
DSPがCDS回路12,13の両者に供給されるとと
もに、一方のCDS回路12には色信号C1のデータサ
ンプリング用のサンプリングパルスDSD1が、他方の
CDS回路13には色信号C2のデータサンプリング用
のサンプリングパルスDSD2が供給される。これらの
基準パルスDSP,サンプリングパルスDSD1,DS
D2は、CCDイメージセンサ5の駆動に同期して発生
され、例えば基準パルスDSDは出力信号「CCD O
UT」の転送パルスを遅延して用いることができ、サン
プリングパルスDSD1,DSD2は前記基準パルスを
分周して用いることができる。
【0014】図2は、上記回路を用いて出力信号「CC
D OUT」から色信号C1,C2を分離する過程を示
す。基準パルスDSPにより基準レベルが検知された
後、サンプリングパルスDSD1がCDS回路12に入
力された時点で、CDS回路12は基準レベルと信号レ
ベルとの差分信号を相関値としてサンプルホールドし、
これを色信号C1として出力する。次の位相では、同様
に基準パルスDSPにより基準レベルが検知された後、
サンプリングパルスDSD2がCDS回路13に入力さ
れた時点で、CDS回路13は基準レベルと信号レベル
との差分信号を相関値としてサンプルホールドし、これ
を色信号C2として別チャンネルに出力する。サンプリ
ングパルスDSD1,DSD2は同一周期をもち、しか
も半波長だけずれているから、上記のサンプリング処理
を繰り返すことによって、CDS回路12,13からは
色信号C1,C2が分離して出力される。
【0015】こうして得られた色信号C1,C2は、図
8に示した色分離フィルタ2を通して得られたものであ
るため、それぞれ「Cy+G」,「Ye+Mg」の色光
の光量に対応したものとなっている。こうして最初の水
平走査により得られた色信号C1,C2は次に色分離マ
トリクス回路15に供給され、また次の水平走査によっ
て得られた色信号C1,C2(それぞれ「Cy+M
g」,「Ye+G」の色光に対応)も色分離マトリクス
回路15に供給される。色分離マトリクス回路15は、
各水平走査ごとの色信号C1,C2により輝度信号YH
をリサンプリング処理により算出し、また2水平走査ご
とに得られる2組みの色信号C1,C2により原色信号
R(赤信号),G(緑信号),B(青信号)をマトリク
ス演算により算出する。
【0016】色分離マトリクス回路15からの原色信号
R,G,B及び輝度信号YH は、次にゲインコントロー
ル回路16に入力される。ゲインコントロール回路16
は、原色信号R,G,Bの各信号レベルのバランスに基
づき、各色チャンネルごとにゲインを調節して自動的に
ホワイトバランス調節を行う。もちろん、外部入力され
たホワイトバランス調節用のデータに基づいて各色チャ
ンネルごとのゲイン調節を行うこともできる。
【0017】ところで、以上の回路処理によって得られ
た原色信号R,G,Bは、色分離フィルタ2を構成して
いる個々のカラーフィルタの分光透過率に影響された値
となっているため、実際の被写体がもつ色相や色の飽和
度を正しく反映したものになっていないことが多い。こ
のためリニアマトリクス回路18が用いられ、原色信号
R,G,Bに対し、色分離フィルタ2の各カラーフィル
タの分光透過率に対応した補正係数に基づいてマトリク
ス演算が行われる。この演算に用いられる補正係数はマ
イクロコンピュータ20に予め設定されている。もちろ
ん、外部入力された色補正用のデータに基づいて各色チ
ャンネルごとの補正ゲイン調整を行うこともできる。
【0018】信号処理回路22は補正後の原色信号R,
G,B及び輝度信号YH を受け、またマイクロコンピュ
ータ20からの補正データの入力を受けて、画像再生時
の条件を満足するようにγ補正,ニー・ホワイトクリッ
プ処理などを行う。引続き原色信号R,G,B及び輝度
信号YH は帯域補正回路24に入力される。単板式カラ
ービデオカメラは、一般に色信号について帯域が狭いの
が難点となっているが、帯域補正回路24はこの難点を
解決するために、輝度信号YH は高域でも帯域が広いこ
とを利用し、色信号の帯域不足を輝度信号YH を利用し
て補うようにしている。
【0019】帯域補正後の原色信号R,G,Bはそのま
ま外部出力端子にRGB信号として出力される一方、エ
ンコーダ25ではこれらの原色信号R,G,BをNTS
C方式のコンポジット信号に変換してNTSC外部出力
端子に出力する。したがって、用途,再生機器に応じて
RGB信号,NTSCコンポジット信号のいずれでも利
用することができる。なお、S映像信号の出力も望まれ
る場合には、エンコーダ25にS映像信号への出力機能
を付加しておけばよい。
【0020】上記のように撮像及び映像信号の処理が行
われる過程で、Aフィールドの第1水平走査期間には、
CCDイメージセンサ5からのシリアルな出力信号「C
CDOUT」の中には、フィルタエリアS1(「Cy+
G」),S2(「Ye+Mg」)通して得られた色信号
C1,C2が含まれている。この出力信号「CCDOU
T」は、そのままCDS回路12,13に並列に供給さ
れ、図2に示したように、CCD駆動パルス発生器10
から入力される基準パルスDSPと、この基準パルスD
SPの2倍の周期をもち、互いに半周期ずれているサン
プリングパルスDSD1,DSD2により、CDS回路
12,13でそれぞれ独立した色信号C1,C2が得ら
れるようになる。CDS回路12,13ではそれぞれ1
回のサンプルホールド処理が行われるだけであるから、
サンプリング処理により色信号C1,C2に重畳される
スイッチングノイズや折り返しノイズをほとんど目立た
ないように抑えることができる。
【0021】図4は前記CDS回路12,13に供給さ
れる基準パルスDSPと、サンプリングパルスDSD
1,DSD2を作るためのさらに具体的な例を示してい
る。基準パルスDSPは、CCDイメージセンサ5の駆
動パルスに同期して得ることができ、またサンプリング
パルスDSD1,DSD2は、基準パルスDSPの位相
を半周期程度ずらしたサンプリング化パルスDSDと、
その2倍の周期をもちデューティ比が1/2の制御パル
スX1,X2(X1の反転パルス)により得ることがで
きる。サンプリング化パルスDSDと制御パルスX1,
X2を、図のように結線したアンドゲート35,36を
通すことによって、図5に示したように、色信号C1,
C2の繰り返し周期に対応したサンプリングパルスDS
D1,DSD2が得られるようになる。
【0022】上記実施例は、色分離フィルタ2を用いて
1水平走査期間中に2種類の色信号C1,C2を得るカ
ラービデオカメラに係るものであるが、図9に示した色
分離フィルタ30を用いたカラービデオカメラの場合に
は、図6のようにCCDイメージセンサ5に3個のCD
S回路31,32,33が並列接続される。色分離フィ
ルタ30は、赤色透過フィルタ(R),緑色透過フィル
タ(G),青色透過フィルタ(B)を縦ストライプにし
たものである。この色分離フィルタ30を用いると、1
水平走査期間にフィルタエリアがS1,S2,S3の順
に変化し、3種類の色信号C1,C2,C3がシリアル
に出力される。この出力信号「CCDOUT」をそれぞ
れCDS回路31,32,33に供給し、前述した基準
パルスDSPを各CDS回路に一斉に入力するととも
に、図7に示したように位相をずらしたサンプリングパ
ルスDSD1,DSD2,DSD3をそれぞれのCDS
回路に入力することによって、各CDS回路31,3
2,33から各々独立した色信号C1,C2,C3を得
ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のカラー
ビデオカメラにおいては、複数の色信号を含んで固体撮
像素子からシリアルに出力されてくる信号を、色信号の
種類数と同じ数だけ固体撮像素子に並列接続したサンプ
リング回路に入力し、各々のサンプリング回路で各チャ
ンネルごとに色信号をサンプリングするから、各色チャ
ンネルごとに1回のサンプリング処理だけで色信号を得
ることができ、サンプリング回数が増えることによって
目立ってくるスイッチングノイズや折り返しノイズを低
減させ、再生画像の品質を向上させるうえで非常に効果
的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いた色信号分離用の回路構成図であ
る。
【図2】図1の回路構成による作用を示すタイムチャー
トである。
【図3】本発明を用いたビデオカメラの概略構成図であ
る。
【図4】色信号分離用の基準パルス及びサンプリングパ
ルスの発生回路を含む回路構成図である。
【図5】図4の回路構成による作用を示すタイムチャー
トである。
【図6】本発明の他の実施例を示す回路構成図である。
【図7】図6の回路構成による作用を示すタイムチャー
トである。
【図8】色分離フィルタの一例を示す模式図である。
【図9】色分離フィルタの他の例を示す模式図である。
【図10】従来の色信号分離用の回路構成図である。
【図11】図10の回路構成による作用を示すタイムチ
ャートである。
【符号の説明】
2,30 色分離フィルタ 3 撮像用レンズ 5 CCDイメージセンサ 6,7,11,12,31,32,33 CDS回路 10 CCD駆動パルス発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉山 宏 東京都港区西麻布2ー26ー30 富士写真フ イルム株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平走査期間中に、一定の繰り返し周期
    で複数色分の色信号を含んだ出力信号をシリアルに出力
    する固体撮像素子を用いたカラービデオカメラにおい
    て、 固体撮像素子の出力信号の基準レベルと信号レベルとの
    相関値をサンプリングするサンプリング回路を前記複数
    色分だけ固体撮像素子に並列接続し、これらのサンプリ
    ング回路に、前記基準レベル検出用の基準パルスを供給
    するとともに、前記信号レベル検出用のサンプリングパ
    ルスを色ごとにずらして供給し、それぞれのサンプリン
    グ回路で各々異なった色に対応する相関値をサンプルホ
    ールドして色信号を得ること特徴とするカラービデオカ
    メラ。
JP4030968A 1992-02-18 1992-02-18 カラービデオカメラ Pending JPH05236483A (ja)

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JP4030968A JPH05236483A (ja) 1992-02-18 1992-02-18 カラービデオカメラ

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