JPH0523521B2 - - Google Patents

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JPH0523521B2
JPH0523521B2 JP16768884A JP16768884A JPH0523521B2 JP H0523521 B2 JPH0523521 B2 JP H0523521B2 JP 16768884 A JP16768884 A JP 16768884A JP 16768884 A JP16768884 A JP 16768884A JP H0523521 B2 JPH0523521 B2 JP H0523521B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
antennas
circularly polarized
direction finding
finding system
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP16768884A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6145605A (ja
Inventor
Kazuhiro Ban
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP16768884A priority Critical patent/JPS6145605A/ja
Publication of JPS6145605A publication Critical patent/JPS6145605A/ja
Publication of JPH0523521B2 publication Critical patent/JPH0523521B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/24Combinations of antenna units polarised in different directions for transmitting or receiving circularly and elliptically polarised waves or waves linearly polarised in any direction
    • H01Q21/245Combinations of antenna units polarised in different directions for transmitting or receiving circularly and elliptically polarised waves or waves linearly polarised in any direction provided with means for varying the polarisation 

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、レーダ等の電波の到来方位を検出
する方位探知システムの空中線装置に関するもの
である。
〔従来技術〕
方位探知システムの探知方式において、従来知
られている一方式として、振幅比較方式がある。
第1図に振幅比較方式の方位探知システムの構成
を示す。第1図の装置は全方位360゜を探知覆域と
するもので、図において、1〜4は素子アンテナ
で、これら4つの素子アンテナ1〜4により、ア
ンテナ部5が構成される。また6はスイツチ部
で、2つの受信機7,8を4つの素子アンテナ1
〜4のうちのいずれかの相隣り合う2つの素子ア
ンテナに接続する機能をもつ。9は2つの受信機
7,8の出力信号を比較し、方位を求める方位計
算部である。
次に動作について説明する。素子アンテナ1〜
4は第2図に示す如く、それぞれ1a〜4aの如
き覆域をもつ。第2図において、〓の方位から電
波が到来したとき、素子アンテナ1,2で受信さ
れる信号のレベルは、それぞれの素子アンテナの
パターンによつて決まる,に比例してい
る。この二つの信号,はスイツチ部6に
よつてそれぞれ受信機7,8に入力され、ここで
増幅、検波されて方位計算部9に入る。方位計算
部9には、第3図に示す如く二つの信号の振幅比
rと方位との関係を記憶させてあるので、方位計
算部9はr=/を求めて、記憶している
振幅比rと方位角〓との関係より電波の到来方位
を求めることができる。例えば、二つの素子アン
テナ1,2のパターンが全く同じの場合は、〓=
45゜のときにr=1である。
一般に、素子アンテナのパターンは周波数特性
をもつており、精度よく方位を探知する必要のあ
る場合には、第3図に示す振幅比rと方位角〓の
較正カーブを周波数のある一定範囲毎に記憶させ
ておく必要がある。しかもこのとき、第8図に示
すように、受信機7,8の内部に周波数情報を得
る周波数分析回路7a,8aが、方位計算部9の
内部に較正カーブを記憶する較正カーブ記憶装置
9a,9bおよびこの較正カーブに応じて受信機
7,8の出力を補正する補正器9c,9dがそれ
ぞれ必要となる。 従来の方位探知システムは以
上のように構成されており、任意の偏波面の電波
を受けることができる円偏波アンテナを使用して
いるが、一般的に偏波面に対する利得が完全に一
定なアンテナを得ることは非常に困難である。第
9図ないし第11図は2〜18GHzを周波数帯域と
する平面うず巻きアンテナの特性の一例を示すも
ので、第9図はその周波数帯域の下限を、第10
図はその周波数帯域の中央を、第11図はその周
波数帯域の上限をそれぞれ示す。また、第12図
は0.5〜18GHzを周波数帯域とする円錐うず巻き
アンテナの特性の一例を示すものである。この第
9図ないし第12図から明らかなように、アンテ
ナの円偏波特性は周波数によつて様々に変化し、
特に周波数帯域の上限、下限では完全な円偏波特
性からは大きくずれる。
ここで、第4図に素子アンテナ1,2のアンテ
ナ・パターンの例を示す。1a,2aは第2図と
同じで、偏波特性のない理想的なパターンを示
す。ここで一般的なアンテナパターンは例えば垂
直偏波に対しては1b,2bの如くなり、水平偏
波に対しては1c,2cの如くなる。この場合、
電波到来方位〓は振幅比r=/によつて
与えられなければならないが、実際には垂直偏波
が来たときには振幅比rb=/となり、
水平偏波が来たときには振幅比rc=/
となり、これらの振幅比より得られる電波到来方
位〓b,〓cはrb<r<rcであるから第3図の較
正カーブより〓b>〓>〓cとなり、いずれのア
ンテナによつても正しい方位は得られない。
〔発明の概要〕
この発明は、上記のような従来のものの欠点を
除去するためになされたもので、同一構造の二つ
の円偏波アンテナを開口面に垂直な軸に対して相
互に直交するように配置し、この二つのアンテナ
の出力を合成するように構成したものを一つの素
子アンテナとして使用することにより、アンテナ
の周波数特性により生じる楕円偏波特性をより完
全な円偏波特性に近づけることができ、偏波面の
相違によつて生じる方位探知誤差を軽減すること
ができる方位探知システムの空中線装置を提供す
るものである。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の実施例を図について説明す
る。
第5図は代表的な円偏波アンテナであるスパイ
ラルアンテナの開口面を示す。第6図に第5図に
示したスパイラルアンテナの偏波特性を示し、第
5図のアンテナ開口面(x−y平面)に垂直な軸
(z軸)回りの偏波面に対応したアンテナの利得
である。第6図において、偏波特性のないどの偏
波面の電波に対しても利得が一定な場合は、円偏
波アンテナの偏波特性はEの如く、円として表わ
される。しかるに一般に円偏波アンテナは、例え
ばEvの如く垂直偏波に対しては利得が高く、水
平偏波に対しては利得が低い楕円偏波特性をもつ
ている。
そこでこの発明の一実施例による方位探知シス
テムの空中線装置では、第5図に示すような同一
構造の円偏波アンテナ11,12二個を第7図に
示す如く、それぞれ開口面がz軸回りで90゜異な
るように配置し、この二つのアンテナ11,12
の出力を加算器により合成することにより1つの
素子アンテナ10を構成するようにしている。従
つてアンテナ部5は複数個の素子アンテナ10に
よつて構成される。
ここで素子アンテナ10の動作について説明す
る。第7図のアンテナ11の偏波特性は第5図の
アンテナと同じであり、第6図のEvの如く表わ
されるものとすると、第7図のアンテナ12の偏
波特性は、上述の如く、Evをz軸上で90゜回転し
たものであるから第6図に重ねて表わすとEhの
如くなる。Ev及びEhはそれぞれ楕円として次式
の如く表わすことができる。
Ev:X2/n2+y2/m2=1,Eh:X2/m2+y2/n2=1 今、任意の偏波面〓の電波が到来したとき、ア
ンテナ11及び12で受ける信号のレベルは第6
図に示す如く、〓方向を示す直線と、Ev、及び
Ehの交点として表わされ、それぞれ,に
比例した値として示される。Ev,Ehはそれぞれ
上式の如き楕円形であるから,は次の如く
表すことができる。2 =(n cos 〓)2+(m sin〓)2 2 =(m cos 〓)2+(n sin〓)2 従つてアンテナ11とアンテナ12で受ける信
号の電力を加算して得られる信号は22=(n2+m2)・(cos2 〓+sin2 〓)=
n2+m2 となり、〓に無関係な一定値となる。このことか
ら偏波特性のある二つの同じアンテナを第7図の
如く配置しそれぞれの信号を加算して得られる信
号は等価的な偏波特性がなくなることが判る。
このように、本実施例の構成によれば、素子ア
ンテナを、同一構造の二つの円偏波アンテナをz
軸に関して90゜交叉するように配置して組合わせ、
そのアンテナ出力を加算器で合成するように構成
したので、二つの円偏波アンテナの偏波特性が互
いに打消され、方位探知システムにおいて偏波面
の相違に基く方位の探知誤差が軽減される効果が
ある。
なお、上記実施例では円偏波アンテナとしてス
パイラルアンテナを用いたものを示したが、円偏
波アンテナであれば同じ効果が得られることはい
うまでもない。
また、上記実施例では方位探知システムの空中
線装置として、従来方式の素子アンテナを本発明
による素子アンテナに置き換えるようにしたもの
について説明したが、方位探知システムの空中線
装置は第1図の空中線部5に示す全方位を4つの
素子アンテナでカバーする方式の他、6つの素子
アンテナを使うもの、あるいはさらに多くの素子
アンテナを使うもの等があるが、いずれの場合に
も本発明による素子アンテナを用いることによ
り、同じ効果が得られることはいうまでもない。
〔発明の効果〕 以上のように、この発明に係る方位探知システ
ムの空中線装置によれば、同一構造の二つの円偏
波アンテナを開口面に垂直な軸に対して相互に直
交するように配置しこの二つのアンテナの出力を
合成するように構成することにより、単一の円偏
波アンテナで構成された素子アンテナでは完全に
得られない円偏波特性を容易に実現でき、偏波特
性がない素子アンテナが得られ、これを用いて空
中線装置を構成するようにしたので、方位探知精
度の高いシステムを提供することが可能となる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は方位探知システムの構成を示す図、第
2図、第3図は方位探知システムの動作原理を示
す図、第4図は従来の方位探知システムの空中線
装置の欠点を説明する図、第5図は第1図の空中
線装置を構成する従来の素子アンテナの例を示す
図、第6図は従来のものと本発明の一実施例によ
る方位探知システムの空中線装置の素子アンテナ
の動作を説明する図、第8図は従来の方位探知シ
ステムの円偏波の実現方法を示す図、第9図、第
10図、第11図は平面うず巻きアンテナの周波
数特性の一例を示す図、第12図は円錐うず巻き
アンテナの周波数特性の一例を示す図である。
図において、1〜4は素子アンテナ、5は空中線
部、10は素子アンテナ、11,12は素子アン
テナ10を構成する円偏波アンテナである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 振幅比較方式方位探知システムの空中線装置
    において、 その素子アンテナとして、互いに同一の構造を
    有し、開口面に垂直な軸が相互に平行となり、か
    つ導体のパターンおよびその給電点のパターンが
    互いに90゜ずれるように配置された2つの円偏波
    アンテナと、該両円偏波アンテナの出力を合成す
    る加算器とからなる素子アンテナを用いたことを
    特徴とする方位探知システムの空中線装置。
JP16768884A 1984-08-09 1984-08-09 方位探知システムの空中線装置 Granted JPS6145605A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16768884A JPS6145605A (ja) 1984-08-09 1984-08-09 方位探知システムの空中線装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16768884A JPS6145605A (ja) 1984-08-09 1984-08-09 方位探知システムの空中線装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6145605A JPS6145605A (ja) 1986-03-05
JPH0523521B2 true JPH0523521B2 (ja) 1993-04-05

Family

ID=15854384

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16768884A Granted JPS6145605A (ja) 1984-08-09 1984-08-09 方位探知システムの空中線装置

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JPS6145605A (ja) 1986-03-05

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