JPH05234794A - コイルの巻線装置の製造方法 - Google Patents

コイルの巻線装置の製造方法

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JPH05234794A
JPH05234794A JP4279432A JP27943292A JPH05234794A JP H05234794 A JPH05234794 A JP H05234794A JP 4279432 A JP4279432 A JP 4279432A JP 27943292 A JP27943292 A JP 27943292A JP H05234794 A JPH05234794 A JP H05234794A
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JP
Japan
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conductor
winding device
coil
winding
another
Prior art date
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Pending
Application number
JP4279432A
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English (en)
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Walter Mueller
ミユラー ワルター
Gerhard Doell
デル ゲルハルト
Erwin Hager
ハーガー エルウイン
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Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/2871Pancake coils

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に高圧変圧器用のコイルの巻線装置の製造
を簡単化する。 【構成】 互いに少なくとも部分的に重なって、しかし
互いに絶縁されて互いに接続されている多数の導体片3
aないし3eから成る導体1、1a、1bが巻かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイルの巻線装置の製
造方法ならびにそのための電気導体および本方法により
製造された巻線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コイル、たとえば変圧器のコイルを製造
するために、電気導体をコイルボビンの上に巻くことは
知られている。相互接続される巻線装置ではその際に個
々の部分巻線が次々と巻かれ、それらが次いで後から互
いに接続されなければならない。その際の特別なケース
はいわゆる連続ターンオーバー巻きである。このような
連続ターンオーバー巻きを有するコイルの製造はかなり
の費用がかかる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、コイ
ルの製造を簡単化し得る方法を示すことである。別の課
題はこのような方法に用いる電気導体を提供し、また本
方法により製造される巻線装置を示すことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1の
特徴を有する方法により解決される。こうしてコイル製
造の際の顕著な時間節減が達成される。その際にコイル
の巻線作業は従来よりもはるかに速く行われ得る。この
ことは特に、従来巻線過程の間に行われた追加的な措置
を既に講じられている導体が使用されるときに当てはま
る。これはたとえば巻線間の絶縁のための中間層の挿入
またはエッジ保護に関する。本方法は費用のかさむずら
して重ねられる巻線にも適している。
【0005】導体の少なくとも一部がディスク巻線を形
成してコイルボビンに巻かれることは望ましい。それに
より製造経費の特に高度な節減が可能である。なぜなら
ば、巻線過程の間に少なくとも2つのディスクコイルが
生じるからである。導体の1つのセクションのなかで2
つ以上の導体片が互いに重なると、巻き回転により同時
に多くの巻線が形成され得る。
【0006】連続ターンオーバー巻きステップが続くと
有利である。その際に、別のステップで互いに重なる導
体片の端が互いに電気的に接続されることは望ましい。
こうして、導体を後から短くする作業が省略され、それ
によって、既に仕上がった巻線に対する損傷の危険も減
ぜられている。清浄な接続個所がコイルに生じている。
【0007】別の課題の解決は請求項5による電気導体
により達成される。こうして特に簡単かつ迅速に処理さ
れ得る一種の予め量産された導体が得られる。こうして
並列な導体片の数に応じてコイルに対する巻線時間が短
縮され得る。
【0008】その際にそのつどの導体片は多くの並列に
接続された導線コアを含んでいてよく、その際に導体片
は撚線として構成されていてよい。それにより導体はエ
ネルギー分野の応用、たとえば高圧変圧器にも適してい
る。
【0009】2つの導体片のそれぞれ2つの互いに重な
る端が電気的に互いに接続可能に構成されているとは有
利である。こうして、仕上げられたコイルにおける導体
の後からの接続が特に簡単である。導体の後での適合ま
たは短縮は省略され、または少なくとも簡単化される。
接続個所はこうして正確に予め与えられる。有利には、
導体片はスペーサにより互いに隔てられていてよい。そ
れにより変圧器の巻線の際に、従来通常行われていた費
用のかさむスペーサまたはエッジ保護環の中間巻きが省
略される。このことは特にコイルの内部範囲に当てはま
る。
【0010】第3の課題の解決は請求項10による巻線
装置により達成される。このような巻線装置はその寸法
が小さい点で優れている。なぜならば、コイルが従来よ
りもはるかにコンパクトに巻かれ得るからである。さら
に、コイルがより簡単かつ迅速に製造され得る。本発明
の他の有利な実施態様はその他の従属請求項にあげられ
ている。
【0011】
【実施例】本発明を以下に図面に示されている実施例に
より一層詳細に説明する。
【0012】図1には巻線装置に対する多数の導体片3
aないし3eから成る導体1が示されている。導体片3
aないし3eは互いに少なくとも部分的に重なって、し
かし互いに絶縁されて接続されており、従って一種の予
め量産された導体が与えられている。導体片3aないし
3eの長さは、コイルの巻線の際に導体セクションAな
いしDがそれぞれ予め与えられた巻線に対応付けられて
いるように予め与えられている。その際に導体片3aな
いし3eの自由端は場合によっては、これらが巻線後に
互いに電気的に接続され得るように選ばれている。図1
ではこのことは例として導体片3c、3dの自由端5c
および5dにより示されている。これらが互いに接続さ
れているならば、導体1は導体セクションB、Cおよび
Dに沿って導電性である。符号6a、6b、6cにより
導体セクションAないしDの間の移行が示されている。
端側の導体片3a、3eの自由端5a、5bはその後の
巻線装置の外部接続のための端子を形成する。1つのセ
クションのなかに2つ以上の導体片が並列に配置されて
いてもよい。
【0013】図1の導体の線II‐IIに沿う図2に示され
ている断面は簡単な実施例を示す。符号1aを付されて
いる導体は、互いに中間層9cにより絶縁されている2
つの導体片3c、3dを有する。導体片3c、3dは共
通の絶縁体7cにより囲まれている。導体片3c、3d
はその際にたとえばソリッド線または撚線としての1つ
またはそれ以上の導体コアを含んでいてよい。この実施
例は特に占有空間を小さくすることができる。なぜなら
ば、それにより非常に密にかつコンパクトに巻かれた非
常に小さい寸法を有するコイルが製造され得るからであ
る。
【0014】図3に示されている断面は図1の導体1の
好ましい変形例を示す。符号1bを付されている導体
は、それぞれ別々の絶縁11a、11bにより囲まれて
いる2つの導体片3cおよび3dを有する。これらは、
図面中に示されているように、インターリンクされた対
撚線として構成されている。導体片3c、3dは共通の
絶縁体7cにより囲まれている。これらはこの実施例で
は場合によっては図1による実施例よりも薄く構成され
ていてよい。共通の絶縁体7cの機能は、そのつどの導
体片を一緒に保持し、または互いに接続することであ
る。その際に重要なことは、共通の絶縁体7aないし7
d(図1)に基づいて、従来技術では電気的理由(衝撃
電圧レベル)から使用されたエッジ保護環が省略され得
ることである。
【0015】図4には、図1による導体1が使用されて
いる巻線装置12の部分外観図が示されている。その際
に巻線装置12は連続ターンオーバー巻きを有するコイ
ルとして構成されている。導体セクションA、B、Cお
よびDはその際にそれぞれディスクコイル対13a、1
4aないし13d、14dを形成する。端側のディスク
コイル13aまたは14dの自由端5a、5bは巻線装
置12に対する端子を形成する。個々のディスクコイル
13aないし14dはスペーサ15により互いに隔てら
れている。
【0016】示されている部分外観図ではいま、導体片
3aないし3eの間の接続が形成されている巻線装置1
2の範囲が示されている。その際に例として巻線装置1
2全体に対して導体片3cおよび3dの自由端5c、5
dが導体セクションCの両ディスクコイル13cおよび
14cの間の接続を形成する。それぞれ導体片3bない
し3dにより形成されている移行部6aないし6cはそ
の際に2つの隣接する導体セクションのそのつどのディ
スクコイルの間に位置する。たとえば移行部6cはディ
スクコイル13dおよび14cを有する導体セクション
DとCとの間に位置する。それぞれ並び合って配列され
ているディスクコイルの間の別の接続個所はその際に
(詳細には図示されていないが)、連続ターンオーバー
巻線において通常のように、巻線装置12の内面に位置
する。このような移行個所は図1中で導体セクションA
ないしDのそのつどの中心に相当する。
【0017】
【発明の効果】図1による導体が巻線ボビンの上でたと
えば図4による巻線装置12として処理されると、大き
な利点が製造中に達成され得る。導体1の製造の際の高
い費用にもかかわらず、巻線装置12全体において節減
が達成される。このことは特にディスクコイルおよび連
続ターンオーバー巻線における応用に当てはまる。取扱
やすさに関しての当業者の大きな懸念にもかかわらず、
提案された予め量産された導体1の使用はたとえば高圧
変圧器用の大きい巻線装置において特に望ましいことが
判明している。本方法による試験から追加的にさらに下
記の利点が判明している: −変圧器用の巻線装置またはコイルの内面における保護
アングルが代替なしに省略され得る。 −4つまでの標準的な二重コイルが対撚線から巻かれ得
る。 −互いに電気的に接続すべき自由端5c、5dがコイル
の巻線後に常に正しい位置に位置する。 −キャパシタンスを決定するスペーサが既に予め量産さ
れた導体のなかに含まれていてよい。巻線装置の巻線の
際の半径方向シムの打抜きおよび取付けが省略される。 −必要であれば、巻線装置の入口グループまたは少数の
グループのみが予め製造され得る。 −保護アングルの省略により巻線装置に低いホットスポ
ット温度が生ずる。
【0018】高圧範囲での応用の際には中間層9aない
し9dは好ましくは0.1ないし2mmの厚み、特に
0.3ないし1mmの厚みで使用される。その際に50
ないし150kVの間の電圧印加が顧慮されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による導体の概略図。
【図2】線II‐IIに沿う導体の断面図。
【図3】線III ‐III に沿う別の導体の断面図。
【図4】巻線装置の部分外観図。
【符号の説明】
1、1a、1b 導体 3a〜3c 導体片 5a〜5d 自由端 6a〜6c 移行部 7a〜7d 絶縁体 9a〜9d 中間層 11a、11b 絶縁体 12 巻線装置 13a〜13d ディスクコイル 14a〜14d ディスクコイル 15 スペーサ
フロントページの続き (72)発明者 ゲルハルト デル ドイツ連邦共和国 8500 ニユルンベルク ペーターザウラツヒアー シユトラーセ 23 (72)発明者 エルウイン ハーガー ドイツ連邦共和国 8501 ゾイケンドルフ アホルンシユトラーセ 8

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特に高圧変圧器用のコイルの巻線装置
    (12)の製造方法において、互いに少なくとも部分的
    に重なって、しかし互いに絶縁されて互いに接続されて
    いる多数の導体片(3aないし3e)から成る導体
    (1、1a、1b)が巻かれることを特徴とするコイル
    の巻線装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 導体(1、1a、1b)の少なくとも一
    部がディスク巻き技術で巻かれることを特徴とする請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 連続ターンオーバー巻きステップが続く
    ことを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 別のステップで互いに重なる導体片(3
    c、3d)の自由端(5c、5d)が互いに電気的に接
    続されることを特徴とする請求項1ないし3の1つに記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 コイルの巻線装置(12)用の電気導体
    (1、1a、1b)であって、互いに少なくとも部分的
    に重なって、しかし互いに絶縁されて互いに接続されて
    いる多数の導体片(3a、3e)から成ることを特徴と
    する電気導体。
  6. 【請求項6】 各導体片(3aないし3e)が多くの並
    列に接続された導線コアを含んでいることを特徴とする
    請求項5記載の電気導体。
  7. 【請求項7】 各導体片(3aないし3e)が撚線とし
    て構成されていることを特徴とする請求項5または6記
    載の電気導体。
  8. 【請求項8】 2つの導体片(3c、3d)のそれぞれ
    2つの互いに重なる端(5c、5d)が電気的に互いに
    接続可能に構成されていることを特徴とする請求項5な
    いし7の1つに記載の電気導体。
  9. 【請求項9】 それぞれ重なる導体片(3aないし3
    e)の間にそれぞれ場合によってはキャパシタンスを決
    定するスペーサが配置されていることを特徴とする請求
    項5ないし8の1つに記載の電気導体。
  10. 【請求項10】 特に高圧変圧器用の電気コイルの巻線
    装置において、互いに少なくとも部分的に重なって、し
    かし互いに絶縁されて互いに接続されている多数の導体
    片(3aないし3e)から成る導体(1、1a、1b)
    を含んでいることを特徴とするコイルの巻線装置。
  11. 【請求項11】 少なくとも2つの互いに重なる導体片
    (3c、3d)の自由端(5c、5d)が電気的に互い
    に接続されていることを特徴とする請求項10記載の巻
    線装置。
  12. 【請求項12】 導体(1、1a、1b)がディスクコ
    イル(13aないし14b)の形態で巻かれていること
    を特徴とする請求項10または11記載の巻線装置。
  13. 【請求項13】 少なくとも1つのディスク巻線(13
    a)が連続ターンオーバー巻線の形態で構成されている
    ことを特徴とする請求項12記載の巻線装置。
  14. 【請求項14】 各導体片(3aないし3e)が多数の
    互いに撚られた部分導体から成っていることを特徴とす
    る請求項10ないし13の1つに記載の巻線装置。
JP4279432A 1991-09-26 1992-09-24 コイルの巻線装置の製造方法 Pending JPH05234794A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/DE1991/000766 WO1993006608A1 (de) 1991-09-26 1991-09-26 Verfahren zum herstellen einer wicklungsanordnung einer spule
BR91/00766 1991-09-26
US08/256,458 US5764122A (en) 1991-09-26 1994-11-07 Winding arrangement of a coil

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05234794A true JPH05234794A (ja) 1993-09-10

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ID=25957800

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US (1) US5764122A (ja)
JP (1) JPH05234794A (ja)
BR (1) BR9107321A (ja)
CA (1) CA2119879C (ja)
WO (1) WO1993006608A1 (ja)

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US5764122A (en) 1998-06-09
WO1993006608A1 (de) 1993-04-01
CA2119879A1 (en) 1993-04-01
BR9107321A (pt) 1995-10-17
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