JPH05233570A - 異オペレーティング・システム間分散データ処理システム - Google Patents

異オペレーティング・システム間分散データ処理システム

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JPH05233570A
JPH05233570A JP3344732A JP34473291A JPH05233570A JP H05233570 A JPH05233570 A JP H05233570A JP 3344732 A JP3344732 A JP 3344732A JP 34473291 A JP34473291 A JP 34473291A JP H05233570 A JPH05233570 A JP H05233570A
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computer
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operating system
job
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JP3344732A
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Takashi Tento
敬司 天都
Zenhachiro Muto
善八郎 武藤
Koji Hirai
浩司 平井
Minoru Massaki
実 全先
Hirobumi Morita
博文 森田
Takeo Nakajima
丈夫 中島
Nobuo Nomura
宣生 野村
Mikio Sakaki
幹雄 榊
Shimanto Steve
スティーブ・シマント
Katsuhiro Tanaka
克洋 田中
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F15/00Digital computers in general; Data processing equipment in general
    • G06F15/16Combinations of two or more digital computers each having at least an arithmetic unit, a program unit and a register, e.g. for a simultaneous processing of several programs
    • G06F15/161Computing infrastructure, e.g. computer clusters, blade chassis or hardware partitioning

Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なるオペレーテイング・システムをそれぞ
れ持つ2つ以上のコンピユータを接続し、一のコンピユ
ータから発生したジョブを他のコンピユータの資源を利
用して実行し、エンド・ユーザからは一のコンピユータ
の環境下で他のコンピユータの資源を利用出来るように
した異オペレーテイング・システム間分散データ処理シ
ステムを提供すること。 【構成】 一のコンピユータをユーザ・インターフエイ
スとして用い、他のコンピユータ上のジョブの実行中に
サービス・プログラムを使って入/出力を管理し、エン
ド・ユーザからは一のコンピユータで走つているように
する。フアイルに各オペレーテイング・システムで実行
可能なロード・モジュールを結合して、一のシステムか
ら他のシステムへフアイルを移動できるようにする。一
のシステムにつながる記憶装置にそのシステム外のフア
イルを形成するときにダミー・フアイルを作って置場所
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はシステム・インテグレ
ーシヨンに関し、特に異なるオペレーテイング・システ
ムが走っている複数の異なるコンピユータを一つの分散
データ処理システムに結合する発明に関する。この発明
のシステムによれば、一のコンピユータ(フロントエン
ド・コンピユータと言う)で開始され制御される仕事が
他のコンピユータ(バックエンド・コンピユータと言
う)の資源を利用して実行され得る。
【0002】この発明は、異なったオペレーテイング・
システムが走る二つまたはそれ以上のコンピユータを結
合して、一のコンピユータのユーザがそのコンピユータ
のフアイル・システムやジョブ制御の特徴をそのまま利
用して結合された他のコンピユータの独特な資源または
特性を利用することを可能にするものである。
【0003】
【従来の技術】多くの種類のコンピユータが現在使用さ
れている。コンピユータの使用目的から見ると、商業的
分野のみならず科学的分野までの色々な情報処理に使用
される汎用コンピユータから特定の情報処理、例えば数
値計算、に特化された専用コンピユータまである。汎用
コンピユータは多くのユーザの色々な要求を一度に満た
すよう設計されており特定の計算のみのために特化され
ていない。IBM3090プロセツサは汎用コンピユー
タの一例である(IBMはインターナショナル・ビジネ
ス・マシーンズ・コーポレーシヨン、米国、の登録商
標)。
【0004】いわゆるスーパー・コンピユータは科学ま
たは商業のある適用業務、例えば、構造解析、衝突解
析、流体力学、磁場解析、LSI設計、天気予報、財務
シミユレーシヨンなど、の集中的な数値計算を専門的に
行うように特化されたもので、数十GFLOPS(毎秒
ギガ浮動小数点演算)程度の高いピーク性能を得るため
にベクトル化、パイプライン化や並列処理等の特別な設
計を採用している。一方、汎用コンピユータの設計では
高いピーク性能ではなく色々なユーザの要求を満たすた
めの高いスループット、短いターン・アランド時間、そ
して高い利用可能性を目標としており、計算能力は数百
MFLOPS(毎秒メガ浮動小数点演算)程度である。
【0005】また、色々なオペーレーテイグ・システム
が使用されている。コンピユータはソフトウエアが無い
と何も仕事のできないただのハードウエアである。ユー
ザの欲しい仕事をコンピユータ上で実行して与えるのは
ソフトウエアである。オペレーテイング・システムはソ
フトウエアの一つであり、ユーザまたはアプリケーシヨ
ン・プログラムと呼ばれるユーザの欲する特定の仕事を
行う他のソフトウエアの実行を最も効率良くコンピユー
タ上で実行するためのものである。オペレーテイグ・シ
ステムはコンピユータの資源配分、スケジユーリング、
入出力制御、やデータ管理などのサービスを行う。多重
仮想記憶オペレーテイグシステム(以下、MVSとい
う)はIBMの汎用プロセッサに用いられるオペレーテ
イング・システムである。UNIX(UNIXはUNI
Xシステム・ラボラトリーズ社の開発・許諾製品)はベ
ル研究所で開発されたオペレーテイング・システムであ
り、スーパー・コンピユータを含む様々なコンピユータ
に用いられている。
【0006】汎用コンピユータの使用数はスーパー・コ
ンピユータの使用数よりも多い。従って、汎用コンピユ
ータに習熟したユーザ及びオペレータの数は、スーパー
・コンピユータのそれよりも多い。このため、汎用コン
ピユータのユーザやオペレータにスーパー・コンピユー
タを特別な知識や訓練なしに利用できるようすることが
できれば、その利用価値は高い。
【0007】一つの解決策は、汎用コンピユータとスー
パー・コンピユータを一つの分散データ処理システムと
して結合し、汎用コンピユータを前処理(フロント・エ
ンド)プロセッサとして用い、スーパー・コンピユータ
を後処理(バツク・エンド)プロセッサとして用いるこ
とである。もし、このシステムで入出力などの全てのユ
ーザ・インタフエイスがフロント・エンド・コンピユー
タである汎用コンピユータで処理され、数値集中計算が
バツク・エンド・コンピユータであるスーパー・コンピ
ユータで処理されるならば、ユーザにとっては汎用コン
ピユータが見えるだけで、スーパー・コンピユータの存
在はほとんど透明であろう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、もし汎
用コンピユータとスーパー・コンピユータがそれぞれ異
なるオペレーテイグ・システム、例えばMVSとUNI
X、で運転されていると、一つのシステムに結び付ける
には多くの解決されなければならない問題点がある。例
えば、異なったオペレーテイグ・システムは異なったフ
アイル・システムを持つことがある。MVSは水平的な
フアイル・システムを持つのに対してUNIXはツリー
様の階層的なフアイル・システムを持つ。また、MVS
フアイルとUNIXフアイルの物理的なフオーマットも
異なる。結合されたシステムのフアイル・システムのフ
アイルには、フロント・エンド・コンピユータとバツク
・エンド・コンピユータのどちらのオペレーテイグ・シ
ステムもアクセスできなければならない。
【0009】この発明は、分散型データ処理の二つの分
野における新しい手法を提供する。遠隔プログラム開始
とフアイル・サービスである。現在、いくつかの遠隔開
始プログラムが存在する。一つのタイプは遠隔ジョブ・
エントリイ方法で、現在のIBMの遠隔ジョブ・エント
リイ(RJE)システムはユーザが一つのシステムから
他のシステムにジョブ制御ステーツメントをおくること
を可能にする。あるタイプのデータ(システム入力スト
リーム、SYSIN)はジョブ制御ステーツメントと一
緒に送ることができる。他の従来方法は、遠隔ユーザに
よるシステムのログオンである。システムは、その後ユ
ーザから離れたシステム上でプログラムを開始するため
に必要なコマンドを送ることを許可する。従来方法にお
いては、ユーザがプログラムを実行したいと思う遠隔目
標システムのコマンドまたはジョブ開始手続き言語を理
解することを必要とする。
【0010】本発明はこれらの従来手法を大きく改良す
るものである。何故ならば、本発明ではユーザが自らの
システムでジョブを開始するのと全く同じ方法で遠隔ジ
ョブを開始することを可能にする。このことは、遠隔シ
ステムが自らのシステムと異なるオペレーテイグ・シス
テムで制御されている場合に非常に重要なことである。
何故ならば、各オペレーテイグ・システムはジョブ提
出、フアイル指定等に異なるコマンドを使用しているの
で、本発明以前では異なるオペレーテイグ・システムに
より制御された遠隔システムを利用することは非常に難
しかった。
【0011】現在、コンピユータ・システムで商業的に
使用されている別の遠隔プログラム開始方法は、一のシ
ステム上のプログラムから他のシステム上のプログラム
への遠隔手続き呼出しの使用である。この方法では、遠
隔システムはほとんど透明とすることが可能となる。す
なわち、ユーザは呼び出されたプログラムが遠隔で実行
することについては、ほとんど知る必要がない。しか
し、この方法はローカル(自局)のフアイルを遠隔のプ
ログラムのためのデータとして指定することができな
い。しかも、この方法はユーザ・プログラムの修正を必
要とする。本発明はローカル(自局)のフアイル・シス
テムを遠隔プログラムがアクセスできるようにするとと
もに、ローカル(自局)・システムで現在稼働している
プログラムを再コンパイルするだけで遠隔システムで走
らすことができる。これらプログラムは修正又は書き直
す必要がない。
【0012】多くの既存のフアイル・サービス・システ
ムがある。多くの商業的に使用されているシステムにお
いて一のシステムがフアイルの格納箇所として働き、要
求に応じて他のシステムにフアイルを送るようになって
いる。しかしながら、これらのシステムのほとんどは同
一のオペレーテイング・システムのものである。いくつ
かのフアイル・サーバ・システムは異なるオペレーテイ
ング・システム間でのフアイルの供給を行う。例えば、
ミシガン大学のフアイル・サーバ・システムはUNIX
フアイルをMVSオペレーテイング・システムが走って
いるメイン・フレーム・システムに記憶することができ
る。しかしながら、このシステムにおいても異オペレー
テイング・システムのフアイルを記憶できるだけであ
る。UNIXフアイルをMVSプログラムが使用するこ
とはできない。
【0013】本発明は従来技術より優れている。なぜな
らば、本発明ではあるオペレーテイング・システムのフ
アイルを別の大変異なるオペレーテイング・システム下
で走るプログラムが使用することができる。さらに、本
発明ではフアイルの物理フオーマット(様式)を遠隔異
質システムによりアクセスされるため変更する必要がな
い。また、従来技術の方法と異なり、本発明では異なる
オペレーテイング・システムでアクセスされるためにフ
アイル名を或る名前から他の名前に翻訳する必要がな
い。
【0014】特開昭63−59639号公報には、異な
るオペレーテイング・システム間、例えばUNIXと汎
用コンピユータの他のオペレーテイング・システム、で
使用できるフアイル・システムが記載されている。しか
し、この内容は分散型データ処理システム環境に適用で
きるものではない。さらに、この従来例のフアイル互換
手段は本発明とは異なり、データ・フアイルのフオーマ
ットの変更とフアイル名の翻訳を必要とする。
【0015】本発明の手法は、データ・フオーマットの
変更やフアイル名の変更を必要としない。また、多くの
異なるフアイル・フオーマツト、すなわち固定ブロッ
ク、可変ブロック、スパン、連続、直接及び分割フオー
マットのすべてが本発明により使用可能である。
【0016】この発明の一つの目的は、システム・イン
テグレーシヨンの分野における問題、特に異なるオペレ
ーテイング・システムが走る2つ以上のコンピユータ・
システムを一つの分散データ処理システムに構築して、
一のコンピユータ(フロント・エンド・コンピユータ)
から開始された仕事を他のコンピユータ(バツク・エン
ド・コンピユータ)の資源を利用して実行する際の問
題、を解決することである。
【0017】このようなシステム・インテグレーシヨン
の潜在的必要性は高い。すなわち、一つまたは二以上の
コンピユータに存在する特別なハードウエアを他のコン
ピユータから利用できる。一以上のコンピユータに存在
する複数のデータ・ベースまたは適用業務(アプリケー
シヨン)を一体化できる。一のコンピユータで走ってい
る適用業務(アプリケーシヨン)が他のコンピユータの
データ・フアイルをアクセスできる。
【0018】この様に、結合されたシステムの価値(市
場性及びユーザから見た便利さの両面)は以下の重要な
問題がどれだけ解決されたかにより決る。すなわち、結
合されたシステムにおいても最小の修正で(好ましくは
修正なしで)既存のユーザのプログラムを続けて使用で
きるようにしてそのプログラムの価値を維持すること。
エンド・ユーザが結合されたシステムの基礎にある複雑
なシステム・ソフトウエアを気遣うことなく結合された
システムの全ての機能を使用できること。オペレータ及
び他のサポート要員が結合されたシステムの基礎にある
複雑なシステム・ソフトウエアを理解する必要なくシス
テムを制御・監視できること。エンド・ユーザ及びオペ
レータに新しい手続きの習得を要求しないこと。二つ又
はそれ以上の独立したシステムを結合するのに必要なシ
ステム・レベルのソフトウエアの変更を最小限にするこ
とである。
【0019】本発明は、次のような新規なシステム・ア
ーキテクチャを有する。基本的に異なったフアイル・シ
ステムを持つオペレーテイング・システム間でフアイル
を共有する手段を決めること。多重システムの資源を利
用する際のユーザの仕事を開始し制御する簡潔な手段を
提供すること。
【0020】本発明においては異なるシステムの結合を
可能にすると同時に、結合された一つのシステムのユー
ザが他のシステムの独特な特徴を前述の一つのシステム
の既存のフアイル・システム及びジョブ制御特徴を使用
したまま利用できる。バック・エンド・プロセッサ又は
コンピュータとして付け加えられる他のシステムは前述
の一つのシステムと全く異なり基本的に両立しないが
(ジョブの実行手段、プログラムに使用されるフアイル
の指定手段、フアイル・システムの論理構造及び命名
法、データ・フアイルの内部構造及び文字セットは完全
に異なる)、これらの差異はユーザやシステム・オペレ
ータからは透明に保たれる。この発明の独特なシステム
・アーキテクチヤによれば、異なるオペレーテイング・
システムが走っている特殊目的のコンピユータを既存の
コンピユータに接続することができる。そして、既存の
コンピユータのユーザは新しいオペレーテイング・シス
テムの使用方法を学ぶことなくまた彼らのプログラムを
書き替えることなく即座に接続された特殊目的のコンピ
ユータを使用できる。さらに、本発明はいずれのオペレ
ーテイング・システムのカーネルの構成に大きな修正を
必要とすることなく達成できる。
【0021】この発明の重要点は以下の通りである。こ
こでユーザのジョブはフロント・エンド・コンピユータ
と呼ばれる一つのシステムにより開始され、バック・エ
ンド・コンピユータと呼ばれる他のシステムで全部又は
一部実行される。フロント・エンド・コンピユータにお
いてジョブを開始する方法には変更がない。バック・エ
ンド・システムで全部又は一部実行されるジョブはフロ
ント・エンド・コンピユータの既存のジョブ制御手法を
使ってフロント・エンド・コンピュータから送られ又は
制御される。フロント・エンド・コンピュータ上で現在
走っている既存のユーザ・プログラムは、変更なしで使
用することができる(但し再コンパイルは必要)。フロ
ント・エンド・コンピユータからの既存のユーザ・デー
タ・フアイルは変更なしでそのまま使用することができ
る(これはバツク・エンド・コンピユータのオペレーテ
イング・システムにより支援されていないレコード又は
ブロック・フオーマツト、あるいは文字コーデイングを
持つフアイルを含む)。フロント・エンド・コンピユー
タに使用されている既存のジョブ制御言語手続きはプロ
グラム及びフアイル指定ステートメントを含んだままそ
のまま変更なしで使用することができる。
【0022】一連のジョブ・ステップ(使用される全部
又は一部がバック・エンド・コンピユータで実行され
る)はフロント・エンド・コンピユータからフロント・
エンド・コンピュータの標準のジョブ制御手続きを使用
して送ることができる。データ・フアイルはフロント・
エンド・コンピユータまたはバック・エンド・コンピユ
ータのいずれのフアイル・システムでない独特なフアイ
ル・システムで使うことができる。フロント・エンド・
コンピュータはバック・エンド・コンピュータのフアイ
ル・バッフア・メモリ空間を制御し割り振ることができ
る。バック・エンド・コンピュータはそれ自身のI/O
装置無しで使用することができる。フロント・エンド・
コンピユータのオペレーテイング・システムの標準的な
多重システム制御特性を使うことにより、一以上のコン
ピュータがそのオペレーテイング・システムの制御によ
り一つのバック・エンド・コンピユータに接続されこれ
を使用することができる。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の分散処理システ
ムによれば、それぞれ異なるオペレーテイング・システ
ムを持つ二つのコンピユータ(フロント及びバツク・エ
ンド・コンピユータ)のうち、一つのコンピユータ(フ
ロント・エンド・コンピユータ)がユーザ・インタフエ
イスとして使用される。
【0024】また、本発明の分散処理システムによれ
ば、フロント・エンド・コンピユータにより開始されそ
してバツク・エンド・コンピユータ上で実行されるジョ
ブのためバツク・エンド・コンピユータ上にアドレス空
間を作る、フロント・エンド・コンピユータ及びバツク
・エンド・コンピユータの上で実行されるコントロール
・プログラムが存在する。
【0025】また、本発明によれば、二つ(フロント及
びバツク・エンド・コンピユータ)の異なるオペレーテ
イング・システムのフアイル・システムとは異なる別個
のフアイル・システムが提供される。この発明のフアイ
ル・システムは一のオペレーテイング・システムのフア
イル・システム内にダミー・フアイルを作成する手段を
有する。このダミー・フアイルは他のシステムに接続さ
れた記憶装置内での対応するフアイルの置場所として用
いられ、その他のシステムで走っているプログラムがア
クセスできるようにしている。
【0026】さらに、この発明の分散処理システムによ
れば各実行可能フアイルに対してフロント・エンド・コ
ンピユータが実行可能なロード・モジユールとバック・
エンドコンピユータが実行可能なロード・モジユールと
を作成する手段を有する。これらのロード・モジユール
は一つのフアイルとして結合され、フロント・エンド・
コンピユータがそのオペレーテイング・システムの制御
下でこれらのフアイルを実行しサービス・プログラムが
バック・エンド・コンピユータ実行可能なモジユールを
バック・エンド・コンピユータへ実行のために送る。
【0027】さらに、この発明の分散型データ処理シス
テムによればバック・エンド・コンピュータ上を走るユ
ーザ又は適用業務プログラムに対してサービス・プログ
ラムが存在する。サービス・プログラムはバック・エン
ド・コンピュータ上のユーザ又は適用業務プログラムの
ためのI/O操作を実行する。
【0028】さらに、この発明の分散処理システムによ
れば、バツク・エンド・コンピユータに接続された記憶
装置が二つの部分に分割され、一部分が第一のオペレー
テイング・システムの制御の下でフロント・エンド・コ
ンピユータとバツク・エンド・コンピユータの間の通信
に用いられ、他部分は第二のオペレーテイング・システ
ムの制御の下でバツク・エンド・コンピユータの運転に
用いられる。
【0029】さらに、この発明の分散処理システムによ
れば、フロント・エンド・コンピユータに接続されて第
一のオペレーテイング・システムにより制御される記憶
装置に、フロント・エンド・コンピユータにより開始さ
れてバツク・エンド・コンピユータにより実行されるジ
ョブに必要な全てのフアイルが記憶される。この発明の
他の目的及び他の効果は以下の図面を参照した実施例の
説明から明らかになるであろう。
【0030】
【実施例】
ハードウエア構成 図1に、この発明の一実施例による分散データ処理シス
テム1が示されている。このシステム1はフロント・エ
ンド・コンピユータ2として汎用コンピユータ、例えば
IBM3090プロセッサ、を有し、この汎用コンピユ
ータ2はMVSオペレーテイング・システムの制御下で
走る。このシステム1はバック・エンド・コンピュータ
3として、スーパー・コンピユータ、を有する。このス
ーパー・コンピユータは、例えば日本電気のスーパー・
コンピユータであり、UNIXオペレーテイング・シス
テムの制御下で走る。フロント・エンド・コンピユータ
2とバック・エンド・コンピユータ3とは通信リンク
(高性能並列インターフエイス、以下HIPPIと言
う)4、で結合されている。HIPPI4はアメリカン
・ナシヨナル規格協会(ANSI)のX3T9.3規格
に従う。HIPPI4は毎秒100メガ・バイトの転送
チヤネルを提供する。フロント・エンド・コンピユータ
2は二つのHIPPI接続を行うことができ、バツク・
エンド・コンピユータ3は八つのHIPPI接続を行う
ことができる。従って、最高八つのフロント・エンド・
コンピユータ2が一つのバック・エンド・コンピユータ
3に接続され得る。
【0031】この分散処理システム1において、フロン
ト・エンド・コンピュータ2は起点コンピユータとして
働きジョブを開始しバツク・エンド・コンピユータ3、
目標コンピユータ、に送る。バツク・エンド・コンピユ
ータ3はジョブを実行してその結果をフロント・エンド
・コンピユータ2に戻す。
【0032】フロント・エンド・コンピユータ2は一又
は複数の中央プロセッサ21、12メガ・バイト(M
B)以上最大256MBの記憶容量を有する中央記憶装
置22、拡張記憶装置23、複数の入/出力チヤネル2
4、このチヤネル24に接続された複数の直接アクセス
記憶装置(DASD)25を有する。このDASD25
はデイスク記憶装置で、例えば、IBM3390 DA
SDである。この分散処理システム1の図示しないユー
ザは同じく図示しない通信接続機構を介してフロント・
エンド・コンピユータ2に接続されている。
【0033】バック・エンド・コンピユータ3は一また
は複数(最高4つ)の演算プロセツサ31、サービス・
プロセツサ32、主記憶ユニット33、拡張記憶ユニツ
ト(以下、XMUと呼ぶ)34を有する。バツク・エン
ド・コンピユータ3はそのプログラムやデータを記憶す
るためのDASDを持っていない。但し、電源投入時の
システム初期化及びブート・ストラツプ(立上げ)プロ
グラムとエラーの記憶のための小さな図示しないデイス
ク記憶装置を持っている。バック・エンド・コンピユー
タ3でジョブを実行するために必要な全てのプログラム
(ソース・プログラム、オブジエクト・モジユール、ラ
イブラリ、ロード・モジユール)及びデータはフロント
・エンド・コンピユータ2のMVS制御かのDASD2
5内に記憶されている。バック・エンド・コンピユータ
3の全ての入/出力操作、ユーザ・インタフエイス、ジ
ョブ制御、データ・マネージメント、及びその他のバッ
ク・エンド・コンピユータ関係のサービスはフロント・
エンド・コンピユータ2から与えられる。バック・エン
ド・コンピュータ3のプログラム実行中のDASD25
内のデータ・セットに対する全てのI/O要求は、デー
タ・マネージメント・サービスのためHIPPI4を介
してフロント・エンド・コンピユータ2に送られる。
【0034】バック・エンド・コンピユータ3はシステ
ム1のユーザにスーパー・コンピユータ計算能力を与え
る。バック・エンド・コンヒユータ3のピーク浮動小数
点演算性能は、バック・エンド・コンピユータ3に含ま
れる演算プロセッサ31の数に依存して1.3GFLO
PSから22GFLOPSである。このピーク性能は、
バック・エンド・コンピユータ3の短いマシン・サイク
ル・タイム(2.9ナノ・セカンド)、大きなベクトル
・レジスタ容量(1演算プロセツサ31当たり最大14
4キロ・バイト)、多重ベクトル・パイプライン及び連
鎖(1演算プロセッサ31当たり最大16パイプライ
ン)、及び並列処理(最大四つの演算プロセッサ31)
で達成されている。数値集中計算要求を満足するため
に、バック・エンド・コンピユータ3の主記憶ユニット
33は64MBないし2GB(ギガ・バイト)の記憶容
量を有する。
【0035】バック・エンド・コンピユータ3のXMU
34は、1GBから16GBの記憶容量を持つ。XMU
34は非常に高いデータ転送能率(2.75ギガ・バイ
ト毎秒)を持ち、図2に示すように、バック・エンド・
コンピユータ・システム領域(ルート・フアイル・シス
テム領域)34a、バック・エンド・コンピユータ・プ
ログラム・スワツプ領域34b、XMUフアイル領域3
4c(シーケンシヤル・アクセス方法や分割アクセス方
法やダイレクト・アクセス方法のフアイル入/出力を高
速化する)、XMUステージド・メンバー・フアイル領
域34d(プログラム・ロード時間や連係編集ライブラ
リ・アクセス時間を高速化する)、及びHIPPI4か
らデータ及びフアイルを受け取るためのXMU・HIP
PIバッフア34eに分割されている。バック・エンド
・コンピユータ・システム領域(ルート・フアイル・シ
ステム領域)34aとバック・エンド・コンピユータ・
プログラム・スワツプ領域34bはバック・エンド。コ
ンピーユタ3のオペレーテイング・システムUNIXの
制御下にあり、XMUフアイル領域34cとXMUステ
ージド・メンバー・フアイル領域34dとXMU・HI
PPIバッフア34eはフロント・エンド・コンピユー
タ2の制御下にある。
【0036】システム間通信 フロント・エンド・コンピユータ2とバック・エンド・
コンピユータ3はHIPPI4を介して通信する。この
インタフエイスはANSI標準委員会X3から発行され
たANSI文書X3T9.3に記載されている。図3A
に示すように、フロント・エンド・コンピユータ2のH
IPPIハードウエアの構成において、データは中央記
憶装置22からHIPPI4を介して4Kバイト・ペー
ジ単位で送られる。各データ転送は、一ないし複数の4
Kバイト・ブロックからなる。図3Bに示すように、各
データ転送の最初のブロックは制御情報を含む。この4
Kブロックをコントロール・パケットと呼ぶ。各コント
ロール・パケットはコントロール・ヘッダと一ないし複
数の要求エレメント(RQE)を含む。各RQEは、フ
ロント・エンド・コンピユータ2のシステム要素とバッ
ク・エンド・コンピユータ3のシステム要素の間の通信
要求、例えば、バッチ・ジョブ開始又は終了のシステム
制御コマンド又はユーザ適用業務プログラムのためのデ
ータ書き込みや読み出しのデータ・マネージメント要
求、を表す。
【0037】RQEを含む各パケットは、一ないし複数
の4Kバイトの倍数長のブロック・データを随伴するこ
とができる。コントロール・パケット内の各要求エレメ
ント(RQE)に関連するデータ・ブロックは、そのコ
ントロール・パケットの直後にHIPPIインターフエ
イスを介して送られる。一つのRQEに関連するデータ
は、データ・パケットと呼ばれ、コントロール・パケッ
ト内のRQEと同じ順序に送られる。すなわち、各デー
タ転送は一ないし複数のRQEを含む一つのコントロー
ル・パケットと随伴した一連のデータ・パケットからな
る。
【0038】システム・ソフトウエア構造 次に、図4を参照して説明する。フロント・エンド・コ
ンピユータ2及びバック・エンド・コンピユータ3の各
ハードウエア・システムは各コンピユータ自身の独立し
たオペレーテイング・システム、MVS50とUNIX
カーネル60、により制御される。バック・エンド・コ
ンピユータ3はフロント・エンド・コンピユータ2から
独立して走る。バック・エンド・コンピユータ3はタス
ク指名やデータ・マネージメント等の全ての重要な機能
を行うそれ自身のカーネル60を持つ。カーネル60は
それ自身のフアイル・システムを持ち、フロント・エン
ド・コンピユータ2から直接に制御されない。
【0039】フロント・エンド・コンピユータのシステ
ム・ソフトウエア構成 フロント・エンド・コンピユータ2において、この発明
のシステム・ソフトウエア51が標準のMVSオペレー
テイング・システム50の上に付け加えられる。この発
明の分散データ処理システム1は、ユーザがジョブの提
供や制御をする際に標準のMVSのユーザ・インタフエ
イスを用いてバック・エンド・コンピユータ3にアクセ
スすることを可能にする。また、この発明のシステムは
標準のMVSの対話式インタフエイス、例えば、時間分
割機能拡張版(TSO/E)プログラム、を使用してバ
ック・エンド・スーパー・コンピユータ3の対話式使用
を可能にする。
【0040】特殊目的なスーパー・コンピユータ処理環
境を提供すると同時に、この標準MVSシステム2はこ
の発明のシステム1とは無関係な他の汎用計算、例え
ば、標準的なバッチ・ジョブやトランザクシヨン処理シ
ステム(IBM顧客情報管理システム(CICS))や
データ・ベース(IBM情報管理システム(IMS)や
DB2データ・ベース・システム)、の仕事をし続け
る。この汎用計算の仕事はこの発明の仕事と並列的に実
行することができ、多くのユーザは、この発明のシステ
ム1が存在することさえ気が付かないであろう。フロン
ト・エンド・コンピユータ2上の標準MVSシステムを
使用するエンド・ユーザはフロント・エンド・コンピユ
ータ2の資源とIBMのTSO/E対話式ユーザ・イン
タフエイスを介してMVSソフトウエアを使用し続ける
ことが出来る。
【0041】図5に示すように、フロント・エンド・コ
ンピユータ2上のこの発明のシステム1のソフトウエア
51は、HIPPIマネージヤ73、システム・コント
ロール74、システム・ジョブ・コントロール75、X
MUフアイル・マネージメント76、XMUコピー・プ
ログラム77、システム連係エデイタ/ローダー78、
及びシステム・データ・マネージメント79を含む。ソ
フトウエア・システム51のシステム・コントロール7
4とジョブ・コントロール75は一つのMVSサブ・シ
ステムとして走る。HIPPIマネージャ73はそれ自
身のアドレス空間内で走り、標準MVSのHIPPIコ
ントロール・プログラム72を通じてHIPPI結合上
でデータの送受する手段を与える。他のシステム・プロ
グラム76、77、78、及び79はユーザ・ジョブに
割り与えられたアドレス空間内で走りユーザ・ジョブの
データ・フアイル・マネージメント機能を援助する。
【0042】バック・エンド・コンピユータのシステム
・ソフトウエア構造 図4に戻ってこの図に示すように、この発明のシステム
・ソフトウエアはバック・エンド・コンピユータ3の既
存のUNIXシステム60の上にも付け加えられる。こ
のソフトウエアはバック・エンド・コンピユータ3のH
IPPI結合を制御し、他のシステム要素へのデータ・
パケットやHIPPI要求を取り扱う層67を持ってい
る。このHIPPIサーバ・プログラム67により支援
されるものは、コマンド・サーバ61、ジョブ・サーバ
62、XMUサーバ63、データ・マネージャ64、及
び修正フオートラン・コンパイラ65がある。
【0043】コマンド・サーバ61はフロント・エンド
・コンピユータ2から送られるUNIXシステム・コマ
ンドを待つ独立した処理である。各コマンドに対して、
コマンド処理が開始され肯定応答及び他の応答がフロン
ト・エンド・コンピユータ2へ返される。
【0044】ジョブ・サーバ62はフロント・エンド・
コンピユータ2から送られるジョブ開始要求を待つ独立
した処理である。ジョブ開始要求が到着すると、ジョブ
開始プログラムがジョブ処理を作り、フロント・エンド
・コンピユータ2に肯定応答を送る。ジョブが終了する
とジョブ・サーバ62がフロント・エンド・コンピユー
タ2に通知する。
【0045】XMUサーバ63はMVSからXMU34
へのデータ書き込み又は読み出しの要求を待ちそして実
行する。XMU34からの読み出しの要求があると、X
MUサーバ63はXMU34をアクセスしデータを応答
と共に送る。書き込み要求があると、データは直接にX
MU34に書き込まれる。そして、XMUサーバ63は
フロント・エンド・コンピユータ2に肯定応答を送り返
す。このサービスはフロント・エンド・コンピユータ2
内のXMUコピー・プログラム77により使用される。
また、XMU内フアイルのための4Kヘッダ・ブロック
を書き込み又は読み出すためにも使われる。
【0046】データ・マネージャ64は、バック・エン
ド・コンピユータ3のジョブの入/出力ために呼び出さ
れるプログラム・セットである。ここで入/出力は、シ
ステム操作卓又はユーザ操作卓への書き込みやフアイル
・アクセスのための要求をも含む。全ての入/出力操
作、例えば、ユーザ・プログラム80により要求される
フアイル・オープン、読み出し、書き込み、クローズ、
操作卓読み出し又は操作卓書き込み、はシステムにより
捉えられ、データ・マネージヤ64に送られる。データ
・マネージャ64はユーザ・プログラム80とXMUフ
アイル・バッフア34eとの間のデータを転送する。フ
アイル制御操作は、フロント・エンド・コンピユータ2
に操作卓入出力要求と同じ様に送られる。書き込み操作
中にXMUフアイル・バッフア34eが満杯となるとデ
ータはMVSのDASD25に書き込まれるために送ら
れる。同様にして、読み出し操作中にXMUバッフア3
4e内にデータが残ってないと、読み出し要求がMVS
に渡され、更にデイスク25のデータ・セットからデー
タを読み出す。
【0047】バック・エンド・コンピユータ3のフオー
トラン・コンパイラ65はフロント・エンド・コンピユ
ータ2のフオートラン・コンパイラの外部仕様と一致さ
せるために修正されている。これは、フロント・エンド
・コンピユータ2のユーザがこの発明のシステム1を使
うために自らのフオートラン・プログラムを修正する必
要がなく、また二つのコンピユータ2と3の異なるフオ
ートラン・バージョンの僅かな差異を学ぶ必要がないこ
とを保証している。これは、またバック・エンドのジョ
ブに使われるMVSフアイルを探すために重要な役割を
果たしている。
【0048】システム・コントロール システム・コントロール74は、一つのMVSサブ・シ
ステムとして走り、標準MVSサブ・システムのインタ
フエイスを用いる。このシステム・コントロール74の
機能は制御ブロックの初期化、アドレス空間の設定及び
この発明のシステムに必要な仕事、HIPPIコントロ
ール72、HIPPIマネージャ73、ISL及びダン
プ・プログラム等を開始を含む。システム・コントロー
ル74はまた定期的にバック・エンド・コンピユータ3
を監視し、よい状態にあってアクテイブであることを保
証する。システム・コントロール74はさらにフロント
及びバック・エンド・コンピユータ2と3を制御するた
めに用いられる全てのオペレータ・コマンドを実行す
る。全てのオペレータ・コマンドは標準MVSサブ・シ
ステム・インターフエイスを介してシステム1に送られ
る。これらのコマンドはシステム・コマンドを表すキー
ワードで始まるように走査される。全てのシステム・コ
マンドはフロント・エンド・コンピユータ2または単に
バック・エンド・コンピユータ3に送られる。
【0049】HIPPI通信マネージヤ フロント及びバック・エンド・コンピユータ2と3の両
方において、HIPPI通信結合4はHIPPI通信プ
ログラムにより管理される。HIPPI通信のハードウ
エアを制御するほか、このプログラムはRQE及びデー
タの行列を管理する。送られる要求はコントロール及び
データ・パケットに組み込まれ、受信されたパケットは
記憶されそして各々の受信者に通知される。
【0050】システムの初期化 MVSオペレータ操作卓からこのシステム1及びバツク
・エンド・コンピユータ3の開始、制御、監視及び終了
ができる。このシステム1をMVS環境から開始するた
めにまずバツク・エンド・コンピユータ3がその操作卓
より初期化されていなければならない。MVSオペレー
タ操作卓からこのシステム1はタスクとして開始され
る。まず、HIPPIコントロール及びHIPPIマネ
ージャのアドレス空間を開始し、そして他の全ての初期
化の仕事、例えばXMUフアイル・マネージメントの初
期化、を行う。
【0051】システム・コントロール・プログラム74
はISL(イニシャル・システム・ローデイング)の開
始前に、HIPPI通信リンクの通信初期設定の一部と
して、バツク・エンド・コンピユータ3のブート・スト
ラツプ・プログラムとシステム識別情報を交換し、バツ
ク・エンド・コンピユータ3のシステム・クロツクを設
定し、バツク・エンド・コンピユータ3のハードウエア
構成(演算プロセツサ31の数、XMUのサイズ等)を
得る。
【0052】ISLプログラムがUNIXオペレーテイ
ング・システム・カーネル60を含むMVSフアイルの
フアイル名を指定するブート・コマンドをバツク・エン
ド・コンピユータ3のブート・ストラツプ・プログラム
へ送ることによりISLプロセスが開始する。ブート・
ストラツプ・プログラムは一連の読み出し要求をフロン
ト・エンド・コンピユータ2に送ることにより、UNI
Xオペレーテイング・システム・カーネル・フアイルを
XMU34内に読み込む。MVSのISLプログラムが
カーネル・フアイルの終わりに達した事を通知するとI
SLは終了する。
【0053】ブート・ストラツプ・プログラムは、カー
ネル自身のローダを主記憶ユニット33に読み込んで、
制御をカーネルに渡す。そして、カーネルはXMU34
から自身を主記憶ユニット33へ完全に移し、他の全て
の初期化の仕事を実行する。カーネル60が初期化の仕
事を終えると、システム1にISL完了を通知する。そ
して、コントロール・プログラム74がジョブの開始を
準備する。
【0054】プログラムの実行 バック・エンド・コンピユータ3でユーザ適用業務プロ
グラム80を実行したいと思うユーザは、ジョブ80を
標準のMVSのプログラムと同様にしてフロント・エン
ド・コンピユータ2へ送る。バック・エンド・コンピユ
ータ3で実行される各ジョブ・ステップに対しては、バ
ック・エンド・コンピユータ3で実行可能なプログラム
(以下に図6及び図8に関して説明する、ローダ・プロ
グラム78で作成されたロード・モジユール81を含む
デイスク25に記憶された区分データ・セット(PD
S)メンバー、又はXMU23ライブラリイ・フアイ
ル)を指定するステップ・リブ(STEPLIB)が指
定されなければならない。このジョブは標準MVSジョ
ブ開始処理により送られる。この処理は標準のMVSフ
アイル割り振り、ジョブのためのMVSアドレス空間の
生成、及びMVS実行可能プログラムのローデイング及
び開始を含む。
【0055】図6に示すように、この発明のシステム1
は特別にフオーマットされたプログラム・フアイル(ロ
ード・モジュール)81を使う。このロード・モジュー
ル81はフアイルの初めに小さなMVSプログラムを有
しその後にバック・エンド・コンピュータ実行可能プロ
グラムを持っている。この小さなMVSプログラムはD
ASD25からフロント・エンド・コンピュータ2の記
憶装置内22にロードされ、MVSにより開始される。
このプログラムはシステム・ジョブ・コントロール75
を呼びだし、このシステム・ジョブ・コントロール75
はMVSアドレス空間内に特別な環境(システム・デー
タ・マネージメント・プログラム79のローデイングに
より形成される図4中に示すサービス・プログラム9
0)をバック・エンド・コンピユータ3において実際に
実行されるために送られる各ユーザ・プログラム80の
支援のため設定する。
【0056】ジョブ・コントローラ75は各ジョブ80
に対してフロント・エンド・コンピュータ2に実行時間
的な環境を設定する。これは、フロント・エンド・コン
ピュータ2のデータ・マネージャ79 のコードをMV
Sのアドレス空間にロードし、バック・エンド・コンピ
ユータ3のジョブ80を支援するのに必要な全てのコン
トロール・ブロックを設定したサービス・プログラム9
0を作ることである。主要なコントロール・ブロック
は、ジョブIDテーブル(JIT)とそして各データ定
義(DD)ステートメントに対して機能制御テーブル
(FCT)等である。これらのコントロール・ブロック
は、フロント・エンド・コンピュータ2のジョブ・コン
トロール75によりバック・エンド・コンピユータ3上
でジョブ80が走っている時にジョブ80を追跡するた
めに使用され、またHIPPIコントロール72により
バック・エンド・コンピュータ3から送られてくる通信
及びデータをフロント・エンド・コンピユータ2内の正
しいジョブとフアイルに送るために使われる。フロント
・エンド・コンピュータ2内に実行時間的な環境90を
設定した後、フロント・エンド・コンピュータ2のジョ
ブ・コントロール75はバック・エンド・コンピュータ
3にジョブ開始要求を送る。バック・エンド・コンピュ
ータ3のジョブ・コントロール62は通常のUNIXバ
ッチ処理ジョブとしてジョブ80を開始し、その完了を
待つ。
【0057】バック・エンド・コンピユータ3がジョブ
80を完了すると、フロント・エンド・コンピユータ2
のジョブ・コントロール75はフロント・エンド・コン
ピユータ2が支援のために使用した全ての資源(サービ
ス・プログラム90等)を解除する。同様に、もしジョ
ブ80がフロント・エンド・コンピユータ2のオペレー
タまたはユーザにより取り消されたら、フロント・エン
ド・コンピユータ2のジョブ・コントロール75は標準
MVSサブ・システム・インタフエイスを介して制御を
得、バック・エンド・コンピユータ3のジョブ・コント
ロール62にジョブ80の取消を通知し、資源を解放す
る。
【0058】このジョブ80に対する実際の実行時間的
環境は、この発明のシステムの独特な特徴点である。図
7に示すように、オペレーテイング・システムのレベル
においては、二つのジョブ(サービス・プログラム90
とユーザ適用業務プログラム80)が平行、一つがMV
S2内においてそして並列的なジョブ80がバック・エ
ンドUNIXシステム3、に走る。バック・エンド・コ
ンピユータ・ジョブはユーザ・プログラム80を含む。
このプログラム80は、バック・エンド・コンピユータ
3のデータ・マネージメント・プログラム64により処
理される入/出力処理を除いて、標準のUNIX環境で
走る。MVSシステム2に関する限り、ユーザのジョブ
80はMVSが提供するアドレス空間内で実行されてい
るように見える。事実、フロント・エンド・コンピユー
タ2のデータ・マネージメント・プログラム79より制
御されるサービス・プログラム90はMVSのアドレス
空間内で走り、一方ユーザ・ジョブ80はバック・エン
ド・コンピユータコンピユータ3で走る。この独特な実
行時間的環境の利点は、ユーザ・ジョブ80は全く異な
るシステム上でUNIXの下で走っているが、ユーザ・
インタフエイスまたはオペレータ・インタフエイス・レ
ベルでは他のMVSのジョブと同じに見えることであ
る。MVS表示又はTSO/E状態コマンドにより表示
可能であるし、他のMVSジョブと同様にユーザ又はオ
ペレータにより取消可能である。
【0059】バック・エンド・ジョブのためのフアイル
指定 この発明の重要点の一つとして、フオートラン・コンパ
イラ仕様の一要素であるフアイル指定がある。IBMの
フオートランのフアイル指定は、フオートラン・プログ
ラム内のDD(データ定義)名によりフアイルが指定で
きるようになっている。このDD名はプログラムが開始
される時、特定のフアイル名に動的に連結される。MV
Sシステムにおいては、これはジョブ制御言語(JC
L)の”データ定義”(DD)ステートメントによりな
されるか、又は対話式環境においてはTSO/Eの”割
り振り”コマンドのような割り振りコマンドによりなさ
れる。例えば、プログラムは”INFILE”のような
名前を使用してフアイルを開いてもよい。JCLにおい
て、DD名INFILEは特定のフアイル名、例えば、
TEST.DATA.DEC1191、に変えられ、こ
れはMVSフアイル・システムによりDDステートメン
ト内の装置情報又は他のカタログ・ルック・アップを介
して一つの物理フアイルに変えられる。
【0060】バック・エンド実行時環境はユーザ・プロ
グラム80からフアイル・アクセス命令をデータ・マネ
ージメント・ルーチン64に送る。ユーザ・プログラム
80内のフアイルを開く命令に対して、DD名はパラメ
ータとして送られる。フアイルを開く命令は、フロント
・エンド・コンピユータ2のデータ・マネージメント7
9に送られ、ここでDD名は特定のMVSフアイルに連
結される。
【0061】この様にして、一つのオペレーテイング・
システムの命名法からフアイル名を変換する困難さ及び
複雑さを回避することができる。MVSユーザにとって
バック・エンド・コンピユータ3上のフアイルの規約に
ついて知る必要も気にする必要もない。また、この発明
のシステムは、フアイルの変換を可能にするために特別
なフアイル命名規程を使う必要もない。
【0062】フアイル連結 MVSのJCLはフアイルの連結をすることができる。
複数のライブラリを一つのDDステートメントで特定す
ることができる。システム1は特定の順序でこれらのラ
イブラリ内を与えられた名前を捜すために探索する。順
次フアイルにおいては、連結は複数の物理フアイルをプ
ログラムがあたかも一つの連続したフアイルのように使
用することを可能にする。MVSフアイル仕様の利用は
UNIX下で走るジョブが連結を使用することを可能に
する。
【0063】複数のジョブ・ステップ間のフアイル転送 このフアイル指定メカニズムの別の重要な利点は、バッ
チ・ジョブ・ステップ間でシステム1がフアイルを転送
することを容易に支援できることである。MVSのJC
Lは、JCLのジョブ・ステップを使用することにより
一つのバッチ・ジョブにより複数のプログラムが実行さ
れることを可能にする。ユーザは一つのジョブ要求をシ
ステムに送ることにより、一続きのプログラムが順次実
行されるようにすることができる。各プログラム又はジ
ョブ・ステップはそれ自身のDDステートメントを有す
る。一つのジョブ内において、フアイルは一つのジョブ
・ステップから引き続くジョブ・ステップに送られるこ
とができる。例えば、一つのジョブ・ステップは一時的
なデータ・セットを作り、出力フアイルとして中間的な
計算の結果を入れるに使うことができる。このジョブ・
ステップの出力フアイルは保持されて、引き続くジョブ
・ステップに渡されて別の計算の入力データとして使用
される。データは、一つのジョブ・ステップから他のジ
ョブ・ステップへと前のジョブ・ステップのDDステー
トメントを後のジョブ・ステツプのDDステートメント
中に参照することにより渡すことができる。
【0064】既存の分散データ処理システムのアーキテ
クチヤを用いれば、この様なバッチ・ジョブ・ステップ
とフアイル転送機構を異なったオペレーテイング・シス
テムの異なったバッチ・ジョブ処理システムの中へ組み
込むことは容易にできないことであろう。しかし、この
発明の独特なシステム・アーキテクチヤはこれを容易に
行うことができる。MVSの下から送られたジョブの異
なるステップは、バック・エンド・コンピユータ3上で
別のジョブとして走る。UNIXシステム3内では、こ
れらのジョブは別々で互いに関係のあるものではない。
しかし、これらは同じMVSジョブ内のステップに対応
するから、MVSのフアイル転送やJCL内の一時フア
イル定義を使用できる。
【0065】XMUフアイル・マネージメント MVSシステム2からフアイル割り振り処理を完全に制
御するために、フロント・エンド・コンピユータ2はバ
ック・エンド・コンピユータ3のXMU34を制御す
る。図2に示すように、XMU34は二つの別々の領
域、34a及び34bと34c、34d及び34e、に
分けられて、一つはUNIXのカーネルに属し、他はフ
ロント・エンド・コンピユータ2の制御に属する。この
後者は、MVSフアイルのデータのバッフアとして用い
られフロント・エンド・コンピユータ2に制御される。
【0066】いくつかのタイプのフアイルがこの発明の
システムのジョブに使用される。第一に、通常のMVS
フアイルである。MVSの順次データ・セツトと区分デ
ータ・セット・メンバー及び直接データ・セツトはこの
発明のシステムのジョブにより入力及び出力の両方に使
われる。これらのフアイルは、この発明のジョブのプロ
グラムから出される読み出し(又は書き込み)コマンド
を支援するのに必要な時、動的にXMUバッフアから読
み出され(又はへ書き込まれ)る。フアイル・オープン
処理の一部として、MVSのXMUマネージメント76
はXMU34内にこれらのフアイルのバッフアのための
空間を割り振る。
【0067】図8はXMUフアイルを示す。XMUフア
イルは、XMU34内に割り振ることができる。このフ
アイルは、MVSが指定されたデイスク・ボリューム上
に独特な修飾名を持つデータ・セットを作成する時に、
この発明のシステムにより作られる。このボリューム名
とデータ・セット名はユーザにより指定される。MVS
システム2がデイスク・フアイルを割り振るとき、この
発明のシステムはMVSのデイスク・フアイル割り振り
処理の標準のユーザ出口を使って制御を得、XMU34
内にフアイル空間を割り振る。JCLのDDステートメ
ント内のデータ・セットのために指定されたJCL空間
パラメータ(第一次及び第二次量)は変換フアクタを用
いてXMU記憶の量に翻訳される。XMUフアイルに使
われるボリューム名、XMUフアイルを特定するために
用いられるフアイル修飾名、及びブロックとトラックと
シリンダをキロ・バイト(KB)に変換する変換フアク
タはシステム・プログラムによるシステム初期化の時に
設定することのできる初期化時指定パラメータである。
【0068】これらのフアイルに対して、MVSデイス
ク・フアイルはMVSフアイル・システムにおける単な
る置場所として働く(もしこの様な置場所が無ければM
VSのジョブ開始プロセスは直ちにジョブを停止してJ
CLエラーを出す。何故ならば、ユーザのJCL内に指
定されているフアイルはMVSフアイル・システム内で
は見つけられないからである)、一方XMUフアイルは
実際のデータとして使用される。このXMUフアイルは
UNIXフアイル・システムとMVSフアイル・シス
テムの両方から区別される独立なフアイル・システムを
形成する。
【0069】XMUライブラリイは別のタイプのXMU
フアイルである。このフアイルはXMU内に完全に存在
するもので、このライブラリイのための全空間は先のX
MUフアイルのための空間と同様にして割り振られる。
他のXMUフアイルと同じく、対応するMVSデイスク
・フアイルが存在する(この場合はMVSライブラリイ
・フアイルと区分データ・セット(PDS))。MVS
の区分データ・セットの場合と同じく、XMUライブラ
リ内のXMU空間はメンバーに再割り振られている。
【0070】各XMUライブラリイ・メンバーに対し
て、MVSデイスクのPDSフアイル内に対応する置場
所メンバーが存在する。このPDSデイスク・フアイル
自身は実際のXMUフアイルの影にすぎない(実際のデ
ータはこのデイスク・フアイルには置かれない)。しか
し、デイスク・コピーのPDSダイレクトリはMVSに
より更新され、メンバーの存在を実証するために使われ
る。バック・エンド・コンピユータ3に関する限り、各
XMUライブラリイ・メンバーは普通のXMUフアイル
と同じに見え同様に使用される。
【0071】XMUマネージヤはXMUライブラリイに
対して、他のXMUフアイルに対して空間を割り振るの
と同じ様にして、空間を割り振る。但し、MVSのPD
Sフアイルの場合と同じ様にして、各メンバーの空間は
XMUライブラリイ・フアイルの全空間から再割当され
る。
【0072】XMUフアイルは以下のようにして使用さ
れる。しばしば使用される入力データをXMU34内に
保持すること(フアイル・キヤシング)。この場合、デ
ータは初めに他のMVSデイスク・フアイルからXMU
フアイルにこの発明のシステムのフアイル・コピー機能
を利用してコピーされなければならない。次に、一のプ
ログラム又はジョブ・ステップにより作成され次のプロ
グラム又はジョブ・ステップの入力として使用される一
時フアイルを保持するため。さらに、ジョブ出力として
使うこと。この場合は、データ・セットは永久コピーを
保持するため別のMVSデータ・セットにコピーされな
ければならない。
【0073】各XMUフアイルとXMUライブラリイの
各メンバーに対して、バック・エンド・コンピユータが
データにアクセスするのに必要な情報を含んだヘッダ・
レコードがフロント・エンド・コンピユータにより維持
される。
【0074】データ・フオーマット バック・エンド・コンピユータ3は以下のタイプのレコ
ード・フオーマットのMVSフアイルにアクセスでき
る。 順次データ・セット:レコード・フオーマット F/F
A/FB/FBA/FBS/V/VA/VB/VBA/
VBS/U 直接データ・セット:レコード・フオーマット F 区分データ・セット:レコード・フオーマット F/F
A/FB/FBA/FBS/V/VA/VB/VBA/
VBS/U MVSフアイルがバック・エンド・コンピユータ3によ
りアクセスされるとき、アクセスされたフアイルの要求
されたDASDブロックはXMU34のHIPPIバッ
フア34eへ又はから移動される。DASDの入出力ブ
ロック情報はこのHIPPIバッフアにMVSのDAS
D入出力イメージを維持するために保持される。このレ
コード・フオーマットは、MVSフアイルがXMUフア
イルからまたはXMUフアイルへコピーされる時でも、
DASD入出力ブロック情報を維持するためにXMUフ
アイルのために保持される。バック・エンド・コンピユ
ータのフオートラン実行時ルーチンはMVSとXMUの
両方のフアイルにアクセスしてレコードのブロック化又
は非ブロック化を行う際これらのレコード・フオーマッ
ト情報を使うために修正される。
【0075】複合ロード・モジュール フロント・エンド・コンピユータ2からユーザ・プログ
ラム80を開始するためには、この発明のシステムのジ
ョブ・マネージヤ75に制御を渡すプログラムを最初に
開始しなければならない。この処理をエンド・ユーザか
ら見て透明にするため、図6に示すような、この発明の
複合ロード・モジュール81が使われる。このロード・
モジュールの構成はユーザがこの発明のスーパー・コン
ピューテイング適用業務のためのユーザ・プログラム・
フアイル80を他のMVSプログラム・フアイルと同じ
ように取り扱うことができ、そして標準のMVSのJC
Lを用いてこれらプログラム80を開始できるようにす
る。同時に、スーパー・コンピューテイング適用業務プ
ラットホームとなるシステム1のジョブ・マネージャ7
5及び62に制御を与える際の問題をも解決する。
【0076】この発明のシステムは独特なロード・モジ
ーユルの構成とその実行を可能にする次のようなサービ
スをする。二つのロード・モジユールを一つの複合ロー
ド・モジュールに連結する機能。スーパー・コンピユー
テイング適用業務用のロード・モジュールの正しい部分
を取り出す標準MVSのロード・モジュール取り出し機
能。バック・エンド・コンピユータ3へスーパー・コン
ピユーテイング適用業務用のロード・モジュールの正し
い部分を送るプロトコル。バック・エンド・コンピユー
タ3へ実行環境を送るプロトコル。スーパー・コンピユ
ーテイング適用業務用ロード・モジュール連結機能(連
係エデイタ)。スーパー・コンピユーテイング適用業務
用のロード・モジュールの正しい部分を抜き出してバッ
ク・エンド・コンピユータ3内にライブラリイを作る機
能。二つのコンピユータ2と3の二つのライブラリイを
結合して一つのスーパー・コンピユーテイング適用業務
用ロード・モジュールのライブラリイを作る機能。
【0077】スーパー・コンピユーテイング適用業務用
ロード・モジユール構成 図6に示す、スーパー・コンピユーテイング適用業務用
ロード・モジユール81の構成は、MVSのロード・モ
ジュール部分81aとUNIX様ロード・モジユール部
分81bから成る。MVSのロード・モジュール部分8
1aはMVSオペレーテイング・システムによりフロン
ト・エンド・コンピユータ2により実行され。MVSの
ロード・モジュール部分81aはバック・エンド・コン
ピユータ3ではハードウエア・アーキテクチヤの違いに
より実行されない。UNIX様ロード・モジユール部分
81bはバック・エンド・コンピユータ3でUNIXオ
ペレーテイング・システムで実行される。UNIX様ロ
ード・モジユール部分81bはフロント・エンド・コン
ピユータ2ではハードウエア・アーキテクチヤの違いに
より実行されない。
【0078】MVSのロード・モジユール部分81aは
U(不定形式)レコード・フオーマットを持ち、UNI
X様ロード・モジユール部分81bはF(固定長)レコ
ード・フオーマットを持つ。これら二つの部分はMVS
の部分が最初にくるように連結され、MVSの区分デー
タ・セット・ライブラリイ82、スーパー・コンピユー
テイング適用業務用ライブラリイ、内の一つのメンバー
として記憶される。このスーパー・コンピユーテイング
適用業務用ライブラリイはU(不定形式)レコード・フ
オーマットを持ち、メンバー名はスーパー・コンピユー
テイング適用業務用ロード・モジユール名である。
【0079】スーパー・コンピユーテイング適用業務用
ロード・モジユール81は二つの異なった構成のモジュ
ール81aと81bの連結である。これは、スーパー・
コンピユーテイング適用業務用ライブラリイのデイレク
トリ項目がサブ・モジユールへのポインタを含むように
デザインされていれば、容易に二つ以上のモジュールの
連結に拡張することができる。サブ・モジユールの終り
は各サブ・モジユール内のモジュール終点標識又はデイ
レクトリ入口内の次のサブ・モジュールへのポインタに
より識別できる。
【0080】二つのロード・モジュールを一つのスーパ
ー・コンピユーテイング適用業務用ロード・モジユール
に連結する機能。各コンピユータ2と3で実行されるロ
ード・モジユール81は別々に作られ独立の媒体で配布
される。スーパー・コンピユーテイング適用業務用の機
能は二つの媒体中のロード・モジ ュール81aと81
bを読み出して正しい組み合せを選び連結してスーパー
・コンピユーテイング適用業務用ロード・モジユール8
1を作り、スーパー・コンピユーテイング適用業務用ラ
イブラリイ内に記憶する。もし、スーパー・コンピユー
テイング適用業務用ロード・モジユールがALIASを
持っていれば、これが識別され、スーパー・コンピユー
テイング適用業務用ライブラリイのデイレクトリ項目内
にALIAS項目が作られる。二つ以上のロード・モジ
ユールを連結しなければならない、より一般的な場合
は、このスーパー・コンピユーテイング適用業務用の機
能の拡張が必要だがこれは容易にできる。
【0081】スーパー・コンピユーテイング適用業務用
ロード・モジユールの取り出し操作 MVSのバッチ・ジョブは、スーパー・コンピユーテイ
ング適用業務用ロード・モジユール名をEXEC PG
M=ステートメントで指定する。TSOはスーパー・コ
ンピユーテイング適用業務用ロード・モジユール名をC
ALLコマンド内で指定する。標準MVS取り出しルー
チンは、指定されたスーパー・コンピユーテイング適用
業務用ロード・モジユール81のロードを開始する。ス
ーパー・コンピユーテイング適用業務用ロード・モジユ
ール81の最初の部分はMVSのロード・モジユール8
1aであるので、MVS取り出しルーチンは正しいロー
ド・モジュールのロードを開始する。取り出しは、EO
M(モジュール終点)レコードまたはもしMVSロード
・モジユールがオーバーレー構造を持つならば根セグメ
ントの終りで止まる。これは通常の取り出し操作でスー
パー・コンピユーテイング適用業務用ロード・モジユー
ルの構成はMVSにおいて問題を生じない。
【0082】バック・エンド・コンピユータ3のジョブ
がスーパー・コンピユーテイング適用業務用ロード・モ
ジユールの取り出しを行うとき、スーパー・コンピユー
テイング適用業務用ロード・モジユールの読み出し操作
を開始する。操作要求は、フロント・エンド・コンピユ
ータ3に伝えられ、スーパー・コンピユーテイング適用
業務用ライブラリイ内の指定されたスーパー・コンピユ
ーテイング適用業務用ロード・モジユール・メンバーに
対して読み出しが実行され。バック・エンド・コンピユ
ータ3はUNIX様ロード・モジュール部分81bのみ
を要求し、スーパー・コンピユーテイング適用業務用ロ
ード・モジユールからMVSのロード・モジユール部分
81aは取り去る必要がある。MVSの部分は初めの部
分であり、その終は多くの方法で知ることができる。例
えば、ライブラリイのデイレクトリイ項目でMVSの部
分のブロック数を指定する。または、EOMレコードの
検出、または、MVSとUNIX様モジユールが異なる
ブロック長を使う。または、目的モジュール・ライブラ
リイ・デイレクトリイ項目が目標ロード・モジユール位
置へのポインタ(例えば、TTR)を持つ。この構成は
二つ以上のロード・モジュールの連結を可能にする。ス
ーパー・コンピユーテイング適用業務用ロード・モジユ
ールは読まれMVS部分は飛び越されて、UNIX様モ
ジュール部分がバック・エンド・コンピユータ3へ送ら
れる。
【0083】スーパー・コンピユーテイング適用業務用
ロード・モジユールを作成するための連係機能 連係エデイタまたはリンカと呼ばれるプログラムがスー
パー・コンピユーテイング適用業務用ロード・モジユー
ルを作成する。この発明のシステムにおいて、連係エデ
イタ自身はスーパー・コンピユーテイング適用業務用ロ
ード・モジユールでデータ分散処理環境で働く。フロン
ト・エンドの連係エデイタがロード・モジユールを作る
とき、バツク・エンドの連係エデイタが作成したロード
・モジユールを受取り、MVSのロード・モジユールと
連結して完全なスーパー・コンピユーテイング適用業務
用ロード・モジユールを作る。
【0084】スーパー・コンピユーテイング適用業務用
ロード・モジユールから正しい部分を抜き出してバック
・エンド・コンピユータ内にロード・モジユール・ライ
ブラリイを作成する機能 性能上の理由から、バック・エンド・コンピユータの近
くにロード・モジユール・ライブラリイを持ち、高速に
アクセスすることが望ましい。もし、これを行うなら
ば、スーパー・コンピユーテイング適用業務用ロード・
モジユール・ライブラリイを二つのライブラリイに分
け、各ライブラリイに各々のコンピユータで実行できる
ロード・モジユールを入れる。スーパー・コンピユーテ
イング適用業務用ロード・モジユール・ライブラリイが
分けられた後、この機能はライブラリイを目標のコンピ
ユータに送る。
【0085】スーパー・コンピユーテイング適用業務用
ロード・モジユール・ライブラリイを再構築するため二
つのライブラリイを結合する機能 前述の様にスーパー・コンピユーテイング適用業務用ロ
ード・モジユール・ライブラリイを分割した場合、この
分割されたライブラリイを一つのスーパー・コンピユー
テイング適用業務用ロード・モジユール・ライブラリイ
に結合することが必要で、そのための機能が提供され
る。ライブラリイの分割は一時的な状態で性能上の理由
から必要なだけである。スーパー・コンピユーテイング
適用業務用ロード・モジユールの集中的な管理がスーパ
ー・コンピユーテイング適用業務用ロード・ライブラリ
イを必要とする。分割されたライブラリイ内のロード・
モジユールが更新されるとき、ライブラリイ結合機能が
スーパー・コンピユーテイング適用業務用ロード・ライ
ブラリイの最新版を形成するために実行される。
【0086】
【発明の効果】この発明によれば、UNIXオペレーテ
イング・システムの制御の下で走るバック・エンド・コ
ンピユータで実行されるスーパー・コンピユーテイング
・ジョブを、MVSオペレーテイング・システムの制御
の下で走るフロント・エンド・コンピユータから標準の
MVSの仕事制御言語(JCL)を用いて指定して送る
ことができる。標準のMVSのJCLを用いてUNIX
ジョブは初期化されまた全ての使用されるフアイルは指
定される。
【0087】更に、フロント・エンド・コンピユータの
MVSフアイル・システムのフアイルはバック・エンド
・コンピユータのUNIXジョブからアクセスできる。
【0088】また、バック・エンド・コンピユータのU
NIXジョブはバック・エンド・コンピユータの拡張記
憶ユニットXMUに物理的に存在する特別なフアイルを
使用することができる。この特別なフアイルはMVSの
制御下のフロント・エンド・コンビユータで作られ管理
される独特なXMUフアイル・システムを構成する。こ
れらのフアイルは、各XMUフアイルに対して対応する
MVSデイスク・フアイル(ダミー・フアイル)が存在
することで、MVSフアイル・システムと結び付けられ
る。ダミー・フアイルは対応するXMUフアイルのデイ
スク内の置場所として使われ、またジョブがフロント・
エンド・コンピユータから標準のMVSのジョブ開始に
よりバック・エンド・コンピユータに渡されることを可
能にする。
【0089】さらに、バック・エンド・コンピユータの
XMUは二つの部分に分けられる。一つはバック・エン
ド・コンピユータのUNIXオペレーテイング・システ
ムにより所有される。他方はフロント・エンド・コンピ
ユータのMVSオペレーテイング・システムに管理さ
れ、XMUフアイルを置いたり、UNIXジョブに使わ
れる標準のMVSフアイルをバッフアするのに用いられ
る。
【0090】また、同じフアイル内にMVS実行可能な
ロード・モジユールとUNIX実行可能なロード・モジ
ユールが結合した特別なロード・モジユールを作成する
連係エデイタ・プログラムが提供される。この特別なロ
ード・モジユール構成はスーパー・コンピユータ・ジョ
ブを標準のMVSのJCLを用いて開始することを可能
にする。MVSのジョブ・イニシエターはMVSフアイ
ル・システム内でロード・モジユールを探し、それを取
り出し、実行を開始する。MVSロード・モジユールは
制御を得、UNIXジョブを開始するためUNIXへ制
御を渡す。
【0091】さらに、バック・エンド・コンピユータに
より実行されている各ジョブに対してフロント・エンド
・コンピユータ上でサービス・プログラムを持つことで
フロント・エンド・コンピユータでのMVSジョブ・イ
メージを作りバック・エンド・コンピユータで走ってい
るジョブの管理(入/出力を含む)が行える。
【0092】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による異オペレーテイング
分散データ処理システムを示すブロック図。
【図2】この実施例のバツク・エンド・コンピユータの
拡張記憶ユニツト(XMU)の記憶部分構成を示すブロ
ツク図。
【図3A】フロント・エンド・コンピユータとバツク・
エンド・コンピユータとを結ぶ通信リンクを示す図。
【図3B】通信リンクを流れるパケットの構成を示す
図。
【図4】この実施例のシステムのソフトウエア構成を示
す図。
【図5】この実施例のフロント・エンド・コンピユータ
のソフトウエア構成を示す図。
【図6】この実施例のシステムに使用されるロード・モ
ジユールを示すブロツク図。
【図7】この実施例のシステムのジョブの実行の際のフ
アイルのやり取りを示す図。
【図8】この実施例のシステムに使用されるXMUフア
イルの構成を示す図。
【符号の説明】
1 異オペレーテイング・システム間分散データ処
理システム 2 フロント・エンド・コンピユータ 3 バツク・エンド・コンピユータ 4 通信リンク 25 DASD 34 拡張記憶ユニツト(XMU) 50 多重仮想記憶(MVS)オペレーテイング・シ
ステム 60 UNIXオペレーテイング・システム 64、79 データ・マネージメント・プログラム 74 コントロール・フログラム 80 ユーザ適用業務プログラム 81 ロード・モジユール 90 サービス・プログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武藤 善八郎 千葉県千葉市中瀬1番地1 日本アイ・ビ ー・エム株式会社 幕張事業所内 (72)発明者 平井 浩司 東京都中央区日本橋本町3丁目3番地6 日本アイ・ビー・エム株式会社 日本橋事 業所内 (72)発明者 全先 実 千葉県千葉市中瀬1番地1 日本アイ・ビ ー・エム株式会社 幕張事業所内 (72)発明者 森田 博文 千葉県千葉市中瀬1番地1 日本アイ・ビ ー・エム株式会社 幕張事業所内 (72)発明者 中島 丈夫 千葉県千葉市中瀬1番地1 日本アイ・ビ ー・エム株式会社 幕張事業所内 (72)発明者 野村 宣生 東京都新宿区5丁目17番地17 日本アイ・ ビー・エム株式会社 東新宿事業所内 (72)発明者 榊 幹雄 千葉県千葉市中瀬1番地1 日本アイ・ビ ー・エム株式会社 幕張事業所内 (72)発明者 スティーブ・シマント 東京都中央区日本橋本町3丁目3番地6 日本アイ・ビー・エム株式会社 日本橋事 業所内 (72)発明者 田中 克洋 東京都中央区日本橋本町3丁目3番地6 日本アイ・ビー・エム株式会社 日本橋事 業所内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロント・エンド・コンピユータとバツク
    ・エンド・コンピユータとを有し、フロント・エンド・
    コンピユータにより開始されたジョブがバツク・エンド
    ・コンピユータの資源を利用してバツク・エンド・コン
    ピユータにより実行される分散型データ処理システムに
    おいて、 フロント・エンド・コンピユータとバツク・エンド・コ
    ンピユータの間を結ぶ通信リンクと、 フロント・エンド・コンピユータを制御する第一のオペ
    レーテイング・システムと、 バツク・エンド・コンピユータを制御する、第一のオペ
    レーテイング・システムとは異なる第二のオペレーテイ
    ング・システムと、 フロント・エンド・コンピユータにより開始されそして
    バツク・エンド・コンピユータ上で実行されるジョブの
    ためバツク・エンド・コンピユータ上にアドレス空間を
    作る、フロント・エンド・コンピユータ及びバツク・エ
    ンド・コンピユータの上で実行されるコントロール・プ
    ログラムと、を有することを特徴とする異オペレーテイ
    ング・システム間分散データ処理システム。
  2. 【請求項2】フロント・エンド・コンピユータからジョ
    ブを開始し及びバック・エンド・コンピユータ上でジョ
    ブを実行するためのユーザ・インタフエイスが、フロン
    ト・エンド・コンピユータ上で直接実行されるジョブ開
    始プログラムのユーザ・インタフエイスと同じであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の異オペレーテイング・シ
    ステム間分散データ処理システム。
  3. 【請求項3】フロント・エンド・コンピユータから開始
    されそしてバツク・エンド・コンピユータで実行される
    ジョブのためのフアイル指定のユーザ・インターフエイ
    スが、フロント・エンド・コンピユータ上で直接実行さ
    れるプログラムのフアイル指定のためのユーザ・インタ
    ーフエイスと同じであることを特徴とする請求項1記載
    の異オペレーテイング・システム間分散データ処理シス
    テム。
  4. 【請求項4】バツク・エンド・コンピユータで実行され
    るジョブが第一のオペレーテイング・システムで制御さ
    れる記憶装置に記憶されているプログラムであることを
    特徴とする請求項1記載の異オペレーテイング・システ
    ム間分散データ処理システム。
  5. 【請求項5】フロント・エンド・コンピユータとバツク
    ・エンド・コンピユータとを有し、フロント・エンド・
    コンピユータにより開始されたジョブがバツク・エンド
    ・コンピユータの資源を利用してバツク・エンド・コン
    ピユータにより実行される分散型データ処理システムに
    おいて、 フロント・エンド・コンピユータとバツク・エンド・コ
    ンピユータの間を結ぶ通信リンクと、 フロント・エンド・コンピユータを制御する第一のオペ
    レーテイング・システムと、 バツク・エンド・コンピユータを制御する、第一のオペ
    レーテイング・システムとは異なる第二のオペレーテイ
    ング・システムと、 バツク・エンド・コンピユータで実行されるジョブの入
    出力操作を制御するためにフロント・エンド・コンピユ
    ータ及びバツク・エンド・コンピユータの上で実行され
    るデータ・マネージメント・プログラムと、を有するこ
    とを特徴とする異オペレーテイング・システム間分散デ
    ータ処理システム。
  6. 【請求項6】バツク・エンド・コンピユータで実行され
    るジョブにより使用されるデータ・フアイルが第一のオ
    ペレーテイング・システムで制御される記憶装置内に記
    憶されていることを特徴とする請求項5記載の異オペレ
    ーテイング・システム間分散データ処理システム。
  7. 【請求項7】バツク・エンド・コンピユータで実行され
    るジョブにより使用されるデータ・フアイルが、バツク
    ・エンド・コンピユータのジョブの実行中に、データ・
    マネージメント・プログラムによりバツク・エンド・コ
    ンピユータに動的にバッフアされることを特徴とする請
    求項6記載の異オペレーテイング・システム間分散デー
    タ処理システム。
  8. 【請求項8】同じデータ・フアイルが、フロント・エン
    ド・コンピユータの上で実行されているプログラムとバ
    ツク・エンド・コンピユータの上で実行されているプロ
    グラムとで利用できることを特徴とする請求項6記載の
    異オペレーテイング・システム間分散データ処理システ
    ム。
  9. 【請求項9】フロント・エンド・コンピユータがユーザ
    ・インタフエイスとして使用され、第一のオペレーテイ
    ング・システムが多重仮想記憶オペレーテイング・シス
    テムであり、バツク・エンド・コンピユータが数値集中
    計算に使用され、第二のオペレーテイング・システムが
    UNIXオペレーテイング・システムであることを特徴
    とする請求項1又は請求項5記載の異オペレーテイング
    ・システム間分散データ処理システム。
  10. 【請求項10】フロント・エンド・コンピユータとバツ
    ク・エンド・コンピユータとを有し、フロント・エンド
    ・コンピユータにより開始されたジョブがバツク・エン
    ド・コンピユータの資源を利用してバツク・エンド・コ
    ンピユータにより実行される分散型データ処理システム
    において、 フロント・エンド・コンピユータとバツク・エンド・コ
    ンピユータの間を結ぶ通信リンクと、 フロント・エンド・コンピユータを制御する第一のオペ
    レーテイング・システムと、 バツク・エンド・コンピユータを制御する、第一のオペ
    レーテイング・システムとは異なる第二のオペレーテイ
    ング・システムと、 バツク・エンド・コンピユータに接続された記憶装置
    と、を有することを特徴とする異オペレーテイング・シ
    ステム間分散データ処理システム。
  11. 【請求項11】バツク・エンド・コンピユータに接続さ
    れた前記記憶装置が二つの部分に分割され、一部分が第
    一のオペレーテイング・システムの制御の下でフロント
    ・エンド・コンピユータとバツク・エンド・コンピユー
    タの間の通信に用いられ、他部分は第二のオペレーテイ
    ング・システムの制御の下でバツク・エンド・コンピユ
    ータの運転に用いられることを特徴とする請求項10記
    載の異オペレーテイング・システム間分散データ処理シ
    ステム。
  12. 【請求項12】バツク・エンド・コンピユータに接続さ
    れた前記記憶装置の分割された前記一部分に、プログラ
    ム及びデータがフロント・エンド・コンピユータの記憶
    装置内に記憶されているのと同じ物理的フオーマットで
    記憶されていることを特徴とする請求項11記載の異オ
    ペレーテイング・システム間分散データ処理システム。
  13. 【請求項13】バツク・エンド・コンピユータに接続さ
    れた前記記憶装置の分割された前記一部分に、バック・
    エンド・コンピユータで実行されるジョブに使用される
    データ・フアイルを記憶し、バック・エンド・コンピユ
    ータのジョブ実行中にデータ・マネージメント・プログ
    ラムにより前記データ・フアイルが動的にバッフアされ
    ることを特徴とする請求項11記載の異オペレーテイン
    グ・システム間分散データ処理システム。
  14. 【請求項14】バツク・エンド・コンピユータに接続さ
    れた前記記憶装置の分割された前記一部分に、バック・
    エンド・コンピユータで実行されるジョブに使用される
    データ・フアイルを、第一オペレーテイング・システム
    のフアイル・システムの一部でもなく第二オペレーテイ
    ング・システムのフアイル・システムの一部でもない特
    別のフアイル・システムのフアイルとして記憶すること
    を特徴とする請求項11記載の異オペレーテイング・シ
    ステム間分散データ処理システム。
  15. 【請求項15】前記特別のフアイル・システムに含まれ
    る各フアイルに対して、第一のオペレーテイング・シス
    テムのフアイル・システム内にダミー・フアイルを作る
    手段を有し、このダミー・フアイルを第一のオペレーテ
    イング・システムのフアイル・システム内での置場所と
    して用いることを特徴とする請求項14記載の異オペレ
    ーテイング・システム間分散データ処理システム。
  16. 【請求項16】フロント・エンド・コンピユータがユー
    ザ・インタフエイスとして使用され、第一のオペレーテ
    イング・システムが多重仮想記憶オペレーテイング・シ
    ステムであり、バツク・エンド・コンピユータが数値集
    中計算に使用され、第二のオペレーテイング・システム
    がUNIXオペレーテイング・システムであることを特
    徴とする請求項10記載の異オペレーテイング・システ
    ム間分散データ処理システム。
  17. 【請求項17】フロント・エンド・コンピユータとバツ
    ク・エンド・コンピユータとを有し、フロント・エンド
    ・コンピユータにより開始されたジョブがバツク・エン
    ド・コンピユータの資源を利用してバツク・エンド・コ
    ンピユータにより実行される分散型データ処理システム
    において、 フロント・エンド・コンピユータとバツク・エンド・コ
    ンピユータの間を結ぶ通信リンクと、 フロント・エンド・コンピユータを制御する第一のオペ
    レーテイング・システムと、 バツク・エンド・コンピユータを制御する、第一のオペ
    レーテイング・システムとは異なる第二のオペレーテイ
    ング・システムと、 フロント・エンド・コンピユータに接続されて第一のオ
    ペレーテイング・システムにより制御され、フロント・
    エンド・コンピユータにより開始されてバツク・エンド
    ・コンピユータにより実行されるジョブに必要な全ての
    フアイルを記憶する記憶装置と、 第一のオペレーテイング・システムにより実行可能なロ
    ード・モジユールと第二のオペレーテイング・システム
    により実行可能なロード・モジユールとを結合した複合
    ロード・モジユールをバツク・エンド・コンピユータに
    より実行される一つのフアイルとする手段と、 第一のオペレーテイング・システムの複合ロード・モジ
    ユールの実行の結果として、バツク・エンド・コンピユ
    ータで実行可能な部分をバツク・エンド・コンピユータ
    へ渡すサービス・プログラムと、 を有することを特徴とする異オペレーテイング・システ
    ム間分散データ処理システム。
  18. 【請求項18】フロント・エンド・コンピユータとバツ
    ク・エンド・コンピユータとを有し、フロント・エンド
    ・コンピユータにより開始されたジョブがバツク・エン
    ド・コンピユータの資源を利用してバツク・エンド・コ
    ンピユータにより実行される分散型データ処理システム
    において、 フロント・エンド・コンピユータとバツク・エンド・コ
    ンピユータの間を結ぶ通信リンクと、 フロント・エンド・コンピユータを制御する第一のオペ
    レーテイング・システムと、 バツク・エンド・コンピユータを制御する、第一のオペ
    レーテイング・システムとは異なる第二のオペレーテイ
    ング・システムと、 フロント・エンド・コンピユータに接続されて第一のオ
    ペレーテイング・システムにより制御され、フロント・
    エンド・コンピユータにより開始されてバツク・エンド
    ・コンピユータにより実行されるジョブに必要な全ての
    フアイルを記憶する記憶装置と、 第一のオペレーテイング・システムにより実行可能なロ
    ード・モジユールと第二のオペレーテイング・システム
    により実行可能なロード・モジユールとを結合した複合
    ロード・モジユールをバツク・エンド・コンピユータに
    より実行される一つのフアイルに付ける手段と、 を有することを特徴とする異オペレーテイング・システ
    ム間分散データ処理システム。
  19. 【請求項19】フロント・エンド・コンピユータがユー
    ザ・インタフエイスとして使用され、バツク・エンド・
    コンピユータが数値集中計算に使用されることを特徴と
    する請求項18記載の異オペレーテイング・システム間
    分散データ処理システム。
  20. 【請求項20】バツク・エンド・コンピユータで実行さ
    れるジョブの入出力操作を制御するためにフロント・エ
    ンド・コンピユータ及びバツク・エンド・コンピユータ
    の上で実行されるデータ・マネージメント・プログラム
    を有することを特徴とする請求項18記載の異オペレー
    テイング・システム間分散データ処理システム。
JP3344732A 1991-12-26 1991-12-26 異オペレーティング・システム間分散データ処理システム Pending JPH05233570A (ja)

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US08/263,954 US5471615A (en) 1991-12-26 1994-06-22 Distributed data processing system having front-end and back-end computers with different operating systems

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