JPH0523314U - 太陽電池発光装置 - Google Patents

太陽電池発光装置

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JPH0523314U
JPH0523314U JP093987U JP9398791U JPH0523314U JP H0523314 U JPH0523314 U JP H0523314U JP 093987 U JP093987 U JP 093987U JP 9398791 U JP9398791 U JP 9398791U JP H0523314 U JPH0523314 U JP H0523314U
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JP
Japan
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solar cell
box body
emitting device
light
box
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Pending
Application number
JP093987U
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English (en)
Inventor
征夫 生嶋
晋行 辻野
均 岸
昭司 堺谷
一郎 安井
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 太陽電池発光装置の箱体内を換気可能とする
ことを目的とする。 【構成】 本考案による太陽電池発光装置は、箱体の表
面に太陽電池が設けられ、その箱体内に太陽電池にて発
電された電力を蓄える蓄電池が収納されていると共に、
その蓄電池の電力によって、発光して箱体外に光を放射
する発光手段を配置して成り、この箱体を、その表面の
太陽電池面のみを露出させて地中に埋め込む太陽電池発
光装置であって、箱体の側面に気体は通過するが、水は
通さない機能性シ−トを配している。また、箱体の側面
の少なくとも1箇所には透孔が設けられ、透孔には筒体
が嵌め込まれており、この筒体の内外両面のそれぞれに
機能性シ−トが配され、さらにこの筒体の箱体内側は箱
体の壁面と平行な上向きの通気孔を設けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は太陽電池を用いた発光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
箱体の表面に太陽電池を設け、その箱体内に太陽電池にて発電された電力を蓄 える蓄電池が収納され、その蓄電池の電力によって発光して箱体外に光を放射す る発光ランプを設け、この箱体をその太陽電池面のみを露出させて地中に埋め込 む太陽電池発光装置が、ルミタイル(商品名)として市販されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このルミタイルの箱体は気密封止構造であるので、地中における動 作や外気の温度などの影響を大きく受け、長寿命化への障害となっていた。
【0004】 そのために、気密封止構造を止め、箱体の側面などに換気口を設けて換気可能 とする方法が考えられるが、雨や泥がその換気口から侵入し、内部構造を破損し てしまう新たな問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案による太陽電池発光装置は、箱体の表面に太陽電池が設けられ、その箱 体内に太陽電池にて発電された電力を蓄える蓄電池が収納されていると共に、そ の蓄電池の電力によって、発光して箱体外に光を放射する発光手段を配置して成 り、この箱体を、その表面の太陽電池面のみを露出させて地中に埋め込む太陽電 池発光装置であって、箱体の側面に気体は通過するが、水は通さない機能性シ− トを配して箱体内を換気可能とするものである。
【0006】 また、上記した箱体の側面の少なくとも1箇所には透孔が設けられ、透孔には 筒体が嵌め込まれており、この筒体の内外両面のそれぞれに機能性シ−トが配さ れ、さらにこの筒体の箱体内側は箱体の壁面と平行な上向きの通気孔を設けてい る。
【0007】
【作用】
本考案によれば、箱体の側面に換気口を設け、その口に気体は通過するが、水 は通さない機能性シ−トを設けているために、箱体内の異常温度や水滴等による 装置の故障を防ぎ、正常に作動させることができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明する。図1は本考案による 太陽電池発光装置の断面図を示したものである。1は太陽電池発光装置を形成す る箱体で、例えば、塩化ビニルあるいはFRPなどを用いて作られ、長さ20c m、幅20cm、厚さ20cmの立方体である。2は太陽光などの光の照射を受 けると発電するアモルファスシリコンにて構成された太陽電池で、箱体1の表面 に設けられ、この太陽電池2面のみを地面に露出させる。尚、この太陽電池2は 光を透過させることのできる半透明の太陽電池(商品名シ−スル−アモルトン) が用いられている。3はニカド電池などの蓄電池で、箱体1の底部に設置され、 太陽電池2で発電された電力を蓄えるものである。4は発光ダイオ−ド(LED )にて構成された発光手段で、蓄電池3からの電力により点灯し、箱体1の太陽 電池2の下方に設けられており、この発光手段4からの光は、半透明の太陽電池 2を通して箱体1外に放射される。5は換気部で、箱体1の側面に設けられてお り、箱体1内の装置の熱気や高湿度を防ぐことができる。
【0009】 図2及び図3は本考案による太陽電池発光装置の換気部5の拡大断面図並びに 換気部5の部品を示した拡大斜視図である。箱体1の樹脂板の側面には透孔が設 けられており、その透孔の表面にロ−レットが刻まれた該透孔の径より僅かに大 径のボルト6が嵌合されている。このボルト6は一端に頭、他端にねじを切って いる鉄製の金属管で、頭の部分には細孔7が開けられ、ねじ部の先端の管には機 能性シ−ト8を覆い、取り付ける。この機能性シ−ト8は防水通気材であって、 空気、湿気、ガスなどの気体は通すが耐水圧内で水は通さないシ−トで、例えば 、「ポリオレフィン系微多孔質機能性シ−ト マイクロポ−ラス NFシ−ト」 並びに「四ふっ化エチレン樹脂多孔質膜 シクロテックス」という商品名を付し て商品名が発売されている。
【0010】 さらに、上記したボルト6の他端のねじに嵌り込むナット9が設けられており 、このナット9はボルト6にねじでもって組み合わされた蓋体であり、機能性シ −ト8と接する部分には細孔10を設け、通気を行うようにする。
【0011】 以上のように、取り付けられた箱体1は、太陽電池2のみを地面に露出させ、 地中に埋め込む。日照時、太陽光が太陽電池2に照射される。この太陽電池2は 高い出力にて発電し、その電力は蓄電池3へと充電される。
【0012】 一方、夕刻になり、太陽電池2での発電が停止されると、蓄電池3から電力が 発光手段4に供給され、その発光手段4に点灯し、その光は半透明の太陽電池2 を通して、箱体1外に放射される。
【0013】 一方、この箱体1内に設置した装置を常時作動させておくことは、装置内の温 度を上昇させ、また、雨水等による装置のさび等で故障しやすい。そこで、箱体 1に取り付けた換気部5より箱体1内の高温、高湿の空気を低温、低湿状態に保 たせるために箱体1内の換気を機能性シ−ト8により可能にすることができる。 これは、例えば装置全体による高温状態になった場合は熱気を細孔10で通過さ せ、気体のみを通す機能性シ−ト8を通し、さらにボルト6の細孔7を通過して 換気される。また、一方、雨水等により箱体1外に水滴があった場合等は、水は 細孔7を通るが、機能性シ−ト8により、水は通さず湿気や空気のみを通し、こ れら気体のみを細孔10により通し、箱体1内に取り込まれる。この結果、装置 に支障を与えることがない。
【0014】 次に、図4は本考案太陽電池発光装置の他の実施例を示している。尚、図2で 示した構成部品と同一のものについては、同符号を付している。
【0015】 11はボルト6の頭の内面の細孔7に接して設けられた第2の機能性シ−トで 、ボルト6のねじ部の先端の管に覆われた第1の機能性シ−ト8と構成材料は同 じもので、細孔7からの湿気や空気のみを通し、ボルト6の管の中にたまる水を 防ぎ、さらに、機能性シ−ト8との共働により、箱体内の換気機能を損なうこと なく、箱体内への水の侵入を防ぐ。尚、この第1、第2の機能性シ−ト8、11 をボルト6の内外両面の所定位置に配置するための円筒状のスペ−サ12が設け られている。このスペ−サ12の存在によって、機能性シ−ト8、11は所定の 位置に保持され、通気機能が確保されるので、装置には支障を与えることがない 。
【0016】 図5は本考案太陽電池発光装置の更に他の実施例で、ボルト6に取り付けられ る蓋体を箱体の側面に平行になるよう通気穴を設けたもので、図2で示した部品 と同一のものについては、同符号を付している。13はボルト6の他端のねじに 嵌り込むナットで、このナット13はボルト6にねじでもって組み合わされた蓋 体で通気穴14を設けたものであり、機能性シ−ト8とに接するように設けられ 、このナット13はその通気穴14を箱体の側板と平行でかつ上方に換気できる ように設置している。このように設けることにより、箱体1外に水滴があった場 合、水は細孔7を通るが、機能性シ−ト8により、水は通さず湿気や空気を通し 、これら気体のみを通気穴14により通し、箱体1内に取り込まれる。
【0017】 しかし、万が一、水が機能性シ−ト8を通過してナット13へ入り込んでも通 気穴14は箱体の側面に上方に向かって設けられているので、その水が箱体1内 にまで入り込むおそれはない。この結果、装置に支障を与えることがなく、箱体 内の換気を円滑に行うことができる。
【0018】
【考案の効果】
本考案によれば、箱体の表面に太陽電池が設けられ、その箱体内に太陽電池 にて発電された電力を蓄える蓄電池が収納されていると共に、その蓄電池の電力 によって、発光して箱体外に光を放射する発光手段を配置して成り、この箱体を 、その表面の太陽電池面のみを露出させて地中に埋め込む太陽電池発光装置であ って、上記箱体の側面に気体は通過するが、水は通さない機能性シ−トを配し、 また、上記した箱体の側面の少なくとも1箇所には透孔が設けられ、透孔には 筒体が嵌め込まれており、この筒体の内外両面のそれぞれに機能性シ−トが配さ れ、さらにこの筒体の箱体内側は箱体の壁面と平行な上向きの通気孔を設けてい るので、箱体内の換気を可能とし、箱体内が装置本体の作動や気温の上昇より高 温にならず、また水等が装置内に入りこまないので装置を正常に作動させること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案太陽電池発光装置の断面図である。
【図2】本考案太陽電池発光装置の換気部の拡大断面図
である。
【図3】本考案太陽電池発光装置の換気部の部品を示し
た拡大斜視図である。
【図4】本考案太陽電池発光装置の換気部の他の実施例
を示した拡大断面図である。
【図5】本考案太陽電池発光装置の換気部の他の実施例
を示した拡大断面図である。
【符号の説明】
1 箱体 2 太陽電池 3 蓄電池 4 発光手段 8、11 機能性シ−ト 9、13 ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 堺谷 昭司 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)考案者 安井 一郎 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体の表面に太陽電池が設けられ、その
    箱体内に前記太陽電池にて発電された電力を蓄える蓄電
    池が収納されていると共に、その蓄電池の電力によっ
    て、発光して箱体外に光を放射する発光手段を配置して
    成り、この箱体を、その表面の太陽電池面のみを露出さ
    せて地中に埋め込む太陽電池発光装置であって、上記箱
    体の側面に気体は通過するが、水は通さない機能性シ−
    トを配して箱体内を換気可能とした太陽電池発光装置。
  2. 【請求項2】 上記箱体の側面の少なくとも1箇所には
    透孔が設けられ、該透孔には筒体が嵌め込まれており、
    この筒体の内外両面のそれぞれに上記機能性シ−トを配
    したことを特徴とする請求項1記載の太陽電池発光装
    置。
  3. 【請求項3】 上記箱体の側面の少なくとも1箇所には
    透孔が設けられ、該透孔には筒体が嵌め込まれており、
    該筒体には機能性シ−トが配されていると共に、その筒
    体の箱体内側は該箱体の壁面と平行な上向きの通気孔を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の太陽電池発光装
    置。
JP093987U 1991-07-16 1991-11-15 太陽電池発光装置 Pending JPH0523314U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP093987U JPH0523314U (ja) 1991-07-16 1991-11-15 太陽電池発光装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5505791 1991-07-16
JP3-55057 1991-07-16
JP093987U JPH0523314U (ja) 1991-07-16 1991-11-15 太陽電池発光装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0523314U true JPH0523314U (ja) 1993-03-26

Family

ID=26395904

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP093987U Pending JPH0523314U (ja) 1991-07-16 1991-11-15 太陽電池発光装置

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JP (1) JPH0523314U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008038495A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Nippon Light Metal Co Ltd 照明装置付屋根構造体並びにこれを用いたカーポート用屋根および待合スペース用屋根

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6238252U (ja) * 1985-08-23 1987-03-06

Patent Citations (1)

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