JPH0523150Y2 - - Google Patents

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JPH0523150Y2
JPH0523150Y2 JP11941888U JP11941888U JPH0523150Y2 JP H0523150 Y2 JPH0523150 Y2 JP H0523150Y2 JP 11941888 U JP11941888 U JP 11941888U JP 11941888 U JP11941888 U JP 11941888U JP H0523150 Y2 JPH0523150 Y2 JP H0523150Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <技術分野> 本考案は、電気炊飯器などのように、本体容器
の上部に蓋体が開閉自在に枢着された構成を有す
る電気調理器に関する。
<従来技術> この種の電気調理器、たとえば電気炊飯器に
は、従来、第3図および第4図に示す構成のもの
がある。第3図に示した電気炊飯器は、本体容器
aの上部に開閉自在に枢着された蓋体bを備え、
この蓋体bには手挿入凹部cと基板収納部dがそ
れぞれ形成され、また、手挿入凹部cと基板収納
部dとの間には該凹部cを一部覆うかたちで把手
部eが形成されている。そして、基板収納部dに
は配線基板fが配置されている。
また、第4図に示した電気炊飯器では、蓋体b
のパネルh内部に配線基板fを収納する一方、パ
ネルhの上方に把手部iを別個に形成している。
ところで、第3図に示した構成のものでは、把
手部eを含めた容器全体の高さh0を低くできる利
点があるものの、手挿入凹部cと基板収納部dと
がスペース的にそれぞれ独立した状態で形成され
ているので、たとえば、基板収納部dを広くした
い場合には、逆に手挿入凹部cや把手部eのスペ
ースが制限され、把手部eを確実に把持できなく
なるため、使い勝手が悪くなる。
一方、第4図に示した構成のものでは、スペー
ス的な問題は生じないものの、把手部iがパネル
hから突出しているので容器全体の高さh1が不必
要に高くなり、そのためコンパクト化が図れな
い。
<考案の目的> 本考案は、このような事情に鑑みてなされたも
のであつて、基板収納と手で把持できるスペース
をいずれも十分に確保することができ、しかも、
蓋体を含めた容器全体の高さを低く抑えることが
できるようにすることを目的とする。
<考案の構成> 本考案は、上記の目的を達成するために、本体
容器の上部に開閉自在に枢着された蓋体を備え、
この蓋体には手挿入凹部ならびに基板収納部がそ
れぞれ形成され、前記基板収納部に配線基板が配
置されている電気調理器において、次の構成を採
る。
すなわち、本考案の電気調理器では、手挿入凹
部と基板収納部とを隔離する隔壁部分をS字状に
湾曲させて上部が基板収納部に、下部が手挿入凹
部にそれぞれ開口する把手部を形成し、この把手
部の前記基板収納部側に連通する空間部を基板挿
入部としている。
上記構成によれば、配線基板の一部を基板収納
部に連通する基板挿入部内に挿入配置することが
できるので、配線基板の内蔵スペースが広がる。
また、把手部の下部は手挿入凹部に開口している
ので、手挿入のスペースも同時に広がる。したが
つて、容器全体の高さを低く抑えた状態で基板収
納と蓋体を手で把持するためのスペースを共に十
分に確保することができる。
<実施例> 本考案をジヤー機能付きの電気炊飯器に適用し
た場合の実施例について説明する。
第1図は電気炊飯器の全体を示す斜視図、第2
図は第1図の−線に沿う断面図である。これ
らの図において、符号1は電気炊飯器の全体を示
し、2は本体容器、4は本体容器2の上部に開閉
自在に枢着された蓋体である。この蓋体4は、樹
脂材料を加圧成型するなどにより、手挿入凹部6
ならびに基板収納部8が一体形成されるととも
に、手挿入凹部6と基板収納部8とを隔離する隔
壁部分がS字状に湾曲されて上部10aが基板収
納部8に、下部10bが手挿入凹部6にそれぞれ
開口する把手部10が形成されており、その把手
部10の基板収納部8側に連通する空間部を基板
挿入部12としている。そして、上記の基板収納
部8に配線基板14が配置されるとともに、その
配線基板14の一部は基板挿入部12内に挿入さ
れている。
なお、16は外鍋、18は内鍋、20は上リン
グ、22は内蓋、24は内蓋ホルダ、26は内蓋
パツキン、28はホルダプレート、30は蓋ヒー
タ、32は蓋カバー、34は表示素子、36はタ
クトスイツチ、38はキーシートである。
したがつて、上記構成によれば、配線基板14
の一部が基板収納部4に連通する基板挿入部12
内に挿入配置することができるので、配線基板1
4の内蔵スペースが広がる。また、把手部10の
下部10bは手挿入凹部6に開口しているので、
手挿入のスペースも同時に広がる。このため、基
板収納と手で把持するためのスペースをいずれも
十分に確保することができる。
<考案の効果> 本考案によれば、基板収納と手で把持するため
のスペースをいずれも十分に確保することができ
るため、配線基板の収納も容易で、操作部の配置
面積も大きくとることができ、しかも、把手部を
確実に把持できるようになるため使い勝手が良く
なる。さらに、蓋体を含めた容器全体の高さを低
く抑えることができ、コンパクト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の実施例を示し、
第1図は電気炊飯器の全体を示す斜視図、第2図
は第1図の−線に沿う断面図である。第3図
および第4図は従来の電気炊飯器を一部切欠いて
示す正面図である。 1……電気炊飯器、2……本体容器、4……蓋
体、6……手挿入凹部、8……基板収納部、10
……把手部、10a……上部、10b……下部、
12……基板挿入部、14……配線基板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体容器の上部に開閉自在に枢着された蓋体を
    備え、この蓋体には手挿入凹部ならびに基板収納
    部がそれぞれ形成され、前記基板収納部に配線基
    板が配置されている電気調理器において、 前記手挿入凹部と基板収納部とを隔離する隔壁
    部分をS字状に湾曲させて上部が基板収納部に、
    下部が手挿入凹部にそれぞれ開口する把手部を形
    成し、この把手部の前記基板収納部側に連通する
    空間部を基板挿入部としたことを特徴とする電気
    調理器。
JP11941888U 1988-09-12 1988-09-12 Expired - Lifetime JPH0523150Y2 (ja)

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JP11941888U JPH0523150Y2 (ja) 1988-09-12 1988-09-12

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JP11941888U JPH0523150Y2 (ja) 1988-09-12 1988-09-12

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JPH0240329U JPH0240329U (ja) 1990-03-19
JPH0523150Y2 true JPH0523150Y2 (ja) 1993-06-14

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JP11941888U Expired - Lifetime JPH0523150Y2 (ja) 1988-09-12 1988-09-12

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JP5407956B2 (ja) * 2010-03-16 2014-02-05 パナソニック株式会社 冷蔵庫

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JPH0240329U (ja) 1990-03-19

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