JPH05231280A - 点火装置 - Google Patents
点火装置Info
- Publication number
- JPH05231280A JPH05231280A JP7030491A JP7030491A JPH05231280A JP H05231280 A JPH05231280 A JP H05231280A JP 7030491 A JP7030491 A JP 7030491A JP 7030491 A JP7030491 A JP 7030491A JP H05231280 A JPH05231280 A JP H05231280A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- secondary side
- current
- ignition coil
- core
- magnetic flux
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P17/00—Testing of ignition installations, e.g. in combination with adjusting; Testing of ignition timing in compression-ignition engines
- F02P2017/003—Testing of ignition installations, e.g. in combination with adjusting; Testing of ignition timing in compression-ignition engines using an inductive sensor, e.g. trigger tongs
Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】点火装置の点火コイルで発生する２次側電流の
監視を直接に行うことの出来る点火装置を提供する。 【構成】１次側点火コイル１と２次側点火コイル２とコ
ア３とを有し、１次側点火コイル１の１次側電流により
２次側点火コイル２に２次側電流を発生させる点火装置
において、前記コア３のコアギャップ３ａ内に取り付け
られた磁束検出素子４と、この磁束検出素子４からの検
出信号により２次側電流の検出を行う２次側電流検出回
路１３とを備えている。 【効果】内燃機関等のマルチ点火装置において、点火コ
イルの２次側電流を検出することにより、２次側電流の
異常に対する対応を素早く行うことが出来、また如何な
る条件下でも最適エネルギの供給が出来る制御が可能と
なる。 そして、コアギャップを利用して磁束検出素子
の組み付けを行うので、点火装置の大型化を招来する虞
れも無い。
監視を直接に行うことの出来る点火装置を提供する。 【構成】１次側点火コイル１と２次側点火コイル２とコ
ア３とを有し、１次側点火コイル１の１次側電流により
２次側点火コイル２に２次側電流を発生させる点火装置
において、前記コア３のコアギャップ３ａ内に取り付け
られた磁束検出素子４と、この磁束検出素子４からの検
出信号により２次側電流の検出を行う２次側電流検出回
路１３とを備えている。 【効果】内燃機関等のマルチ点火装置において、点火コ
イルの２次側電流を検出することにより、２次側電流の
異常に対する対応を素早く行うことが出来、また如何な
る条件下でも最適エネルギの供給が出来る制御が可能と
なる。 そして、コアギャップを利用して磁束検出素子
の組み付けを行うので、点火装置の大型化を招来する虞
れも無い。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、誘導電流の高圧放電に
よる点火装置に関し、特にマルチ点火装置用の点火コイ
ルの２次側電流の異状を検知できる点火装置に関する。
よる点火装置に関し、特にマルチ点火装置用の点火コイ
ルの２次側電流の異状を検知できる点火装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、点火コイルにおける１次側電流の
断接によって２次側に誘導電流を発生させて高圧放電に
よる点火を行う点火装置においては、点火コイルの２次
側に発生する電流の電流値を、２次側発生電圧が高圧で
あるため、１次側の電流値を検出することにより行って
いた。このような従来の点火装置としては、特開昭５５
−６０６６４号公報に記載のものが揚げられる。
断接によって２次側に誘導電流を発生させて高圧放電に
よる点火を行う点火装置においては、点火コイルの２次
側に発生する電流の電流値を、２次側発生電圧が高圧で
あるため、１次側の電流値を検出することにより行って
いた。このような従来の点火装置としては、特開昭５５
−６０６６４号公報に記載のものが揚げられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の点
火装置では、点火コイルにおいて発生する２次側電流を
直接監視していないため、この２次側電流に異常が生じ
た場合には、異常の検知が遅れてしまうという欠点があ
った。
火装置では、点火コイルにおいて発生する２次側電流を
直接監視していないため、この２次側電流に異常が生じ
た場合には、異常の検知が遅れてしまうという欠点があ
った。
【０００４】この発明は、上記従来の点火装置が有して
いた欠点を解消するために為されたものである。すなわ
ち、点火装置の点火コイルで発生する２次側電流の監視
を直接に行うことのできる点火装置を提供することを目
的とする。
いた欠点を解消するために為されたものである。すなわ
ち、点火装置の点火コイルで発生する２次側電流の監視
を直接に行うことのできる点火装置を提供することを目
的とする。
【０００５】
【課題を達成するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、１次側点火コイルと２次側点火コイ
ルとコアとを有し、１次側点火コイルの１次側電流によ
り２次側点火コイルに２次側電流を発生させる点火装置
において、前記コア３のコアギャップ内に取り付けられ
た磁束検出素子と、この磁束検出素子からの検出信号に
より２次側電流の検出を行う２次側電流検出回路とを備
えていることを特徴としている。
を達成するために、１次側点火コイルと２次側点火コイ
ルとコアとを有し、１次側点火コイルの１次側電流によ
り２次側点火コイルに２次側電流を発生させる点火装置
において、前記コア３のコアギャップ内に取り付けられ
た磁束検出素子と、この磁束検出素子からの検出信号に
より２次側電流の検出を行う２次側電流検出回路とを備
えていることを特徴としている。
【０００６】
【作用】上記点火装置は、誘導電流発生時にコア内に発
生する磁束の変化を磁束検出素子によって検出し、２次
側電流検出回路がこの磁束検出素子からの検出信号に基
づいて、２次側点火コイルに発生する２次側電流の検出
を行う。
生する磁束の変化を磁束検出素子によって検出し、２次
側電流検出回路がこの磁束検出素子からの検出信号に基
づいて、２次側点火コイルに発生する２次側電流の検出
を行う。
【０００７】
【実施例】以下、この発明を、図面に示す実施例に基づ
いてさらに詳細に説明する。
いてさらに詳細に説明する。
【０００８】図１は点火装置の点火コイルを示すもので
あって、１は１次側点火コイル、２は２次側点火コイ
ル、３はコアである。そして、このコア３のコアギャッ
プ３ａ内に磁束検出素子（例えば、磁束抵抗素子または
ホール素子）４が嵌挿されている。
あって、１は１次側点火コイル、２は２次側点火コイ
ル、３はコアである。そして、このコア３のコアギャッ
プ３ａ内に磁束検出素子（例えば、磁束抵抗素子または
ホール素子）４が嵌挿されている。
【０００９】そして、このコアギャップ３ａ内に取り付
けられた磁束検出素子４によって、コア３に発生する磁
力を検出することにより、２次側点火コイル２に発生す
る２次側電流Ｉ2の電流値の測定を行う。
けられた磁束検出素子４によって、コア３に発生する磁
力を検出することにより、２次側点火コイル２に発生す
る２次側電流Ｉ2の電流値の測定を行う。
【００１０】上記のように、コアギャップ３ａ内に取り
付けられた磁束検出素子４による２次側電流Ｉ2の電流
値の検出によって、次のようなマルチ点火装置における
放電制御が可能になる。
付けられた磁束検出素子４による２次側電流Ｉ2の電流
値の検出によって、次のようなマルチ点火装置における
放電制御が可能になる。
【００１１】図２は、マルチ点火装置の制御回路であっ
て、図中、Ａはマルチスパークコントローラ、Ｂは点火
コイル、Ｃは点火プラグであり、さらに、マルチスパー
クコントローラＡ中、１１はＤＣ−ＤＣコンバータ、１
２は電流検出回路、１３は２次側電流検出回路、１４は
コンパレータ、１５は基準電圧発生回路、１６は放電時
間設定回路、１７は駆動部、１８は異常検出回路であ
り、また、２次側電流検出回路１３、コンパレータ１４
および基準電圧発生回路１５によって充電時間設定回路
Ｄが構成されている。
て、図中、Ａはマルチスパークコントローラ、Ｂは点火
コイル、Ｃは点火プラグであり、さらに、マルチスパー
クコントローラＡ中、１１はＤＣ−ＤＣコンバータ、１
２は電流検出回路、１３は２次側電流検出回路、１４は
コンパレータ、１５は基準電圧発生回路、１６は放電時
間設定回路、１７は駆動部、１８は異常検出回路であ
り、また、２次側電流検出回路１３、コンパレータ１４
および基準電圧発生回路１５によって充電時間設定回路
Ｄが構成されている。
【００１２】上記制御回路において、磁束検出素子４に
よって検出される点火コイルＢの磁力値が２次側電流検
出回路１３に入力され、この２次側電流検出回路１３か
ら点火コイルＢで発生する磁力に対応して出力される電
圧信号が、コンパレータ１４において、基準電圧発生回
路１５から出力される基準電圧信号と比較され、２次側
電流検出回路１３からの電圧信号（点火コイルの２次側
電流Ｉ2に対応）が基準電圧信号（最小有効放電流Ｉoに
対応）よりも小さいとき、コンパレータ１４が放電時間
設定回路１６および異常検出回路１８に制御信号を出力
して、この制御信号が出力されている間、異常検出回路
１８が駆動部１７をオンして、点火コイルＢに１次側電
流Ｉ1を流す。
よって検出される点火コイルＢの磁力値が２次側電流検
出回路１３に入力され、この２次側電流検出回路１３か
ら点火コイルＢで発生する磁力に対応して出力される電
圧信号が、コンパレータ１４において、基準電圧発生回
路１５から出力される基準電圧信号と比較され、２次側
電流検出回路１３からの電圧信号（点火コイルの２次側
電流Ｉ2に対応）が基準電圧信号（最小有効放電流Ｉoに
対応）よりも小さいとき、コンパレータ１４が放電時間
設定回路１６および異常検出回路１８に制御信号を出力
して、この制御信号が出力されている間、異常検出回路
１８が駆動部１７をオンして、点火コイルＢに１次側電
流Ｉ1を流す。
【００１３】上記のような放電制御を行うようにすれ
ば、図３に示すように、磁束検出素子４による点火コイ
ルＢの２次側電流Ｉ2の検出により、この２次側電流Ｉ2
の値が最小有効放電電流Ｉoの値を下回ると直ちに駆動
回路１７がオンされて、点火コイルＢに１次側電流Ｉ1
の充電が開始される。
ば、図３に示すように、磁束検出素子４による点火コイ
ルＢの２次側電流Ｉ2の検出により、この２次側電流Ｉ2
の値が最小有効放電電流Ｉoの値を下回ると直ちに駆動
回路１７がオンされて、点火コイルＢに１次側電流Ｉ1
の充電が開始される。
【００１４】従って、図４に示す従来の点火装置のよう
に、１次側電流Ｉ1の放電時間Ｔを一定に設定して２次
側電流Ｉ2のマルチ放電を行う場合よりも、休止間隔を
短縮することができる。
に、１次側電流Ｉ1の放電時間Ｔを一定に設定して２次
側電流Ｉ2のマルチ放電を行う場合よりも、休止間隔を
短縮することができる。
【００１５】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、内燃機
関等のマルチ点火装置において、点火コイルの２次側電
流を検出することにより、２次側電流の異常に対する対
応を素早く行うことが出来、また如何なる条件下でも最
適エネルギの供給が出来る制御が可能となる。 そし
て、コアギャップを利用して磁束検出素子の組み付けを
行うので、点火装置の大型化を招来する虞れも無い。
関等のマルチ点火装置において、点火コイルの２次側電
流を検出することにより、２次側電流の異常に対する対
応を素早く行うことが出来、また如何なる条件下でも最
適エネルギの供給が出来る制御が可能となる。 そし
て、コアギャップを利用して磁束検出素子の組み付けを
行うので、点火装置の大型化を招来する虞れも無い。
【図１】本発明の一実施例を示す断面図、
【図２】本発明を組み込んだマルチ点火装置の一実施例
を示す制御路装置、
を示す制御路装置、
【図３】図２の制御回路装置における１次側電流と２次
側電流の関係を示す信号波形図、
側電流の関係を示す信号波形図、
【図４】従来のマルチ点火装置における信号波形図。
１…１次側点火コイル ２…２次側点火コイル ３…コア ３ａ…コアギャップ ４…磁束検出素子 Ｂ…２次側電流検出回路
Claims (1)
- 【請求項１】１次側点火コイルと２次側点火コイルとコ
アとを有し、１次側点火コイルの１次側電流により２次
側点火コイルに２次側電流を発生させる点火装置におい
て、 前記コアのコアギャップ内に取り付けられた磁束検出素
子と、この磁束検出素子からの検出信号により２次側電
流の検出を行う２次側電流検出回路とを備えていること
を特徴とする点火装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7030491A JPH05231280A (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7030491A JPH05231280A (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 点火装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05231280A true JPH05231280A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=13427590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7030491A Withdrawn JPH05231280A (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 点火装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05231280A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007231927A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-09-13 | Denso Corp | 内燃機関の点火制御装置 |
| AT504369B1 (de) * | 2006-05-12 | 2008-05-15 | Ge Jenbacher Gmbh & Co Ohg | Zündeinrichtung für eine brennkraftmaschine |
| AT504010B1 (de) * | 2006-05-12 | 2008-10-15 | Ge Jenbacher Gmbh & Co Ohg | Zündeinrichtung für eine brennkraftmaschine |
| JP2014141919A (ja) * | 2013-01-23 | 2014-08-07 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の点火制御装置 |
-
1991
- 1991-03-12 JP JP7030491A patent/JPH05231280A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007231927A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-09-13 | Denso Corp | 内燃機関の点火制御装置 |
| JP4640282B2 (ja) * | 2006-01-31 | 2011-03-02 | 株式会社デンソー | 内燃機関の点火制御装置 |
| AT504369B1 (de) * | 2006-05-12 | 2008-05-15 | Ge Jenbacher Gmbh & Co Ohg | Zündeinrichtung für eine brennkraftmaschine |
| AT504010B1 (de) * | 2006-05-12 | 2008-10-15 | Ge Jenbacher Gmbh & Co Ohg | Zündeinrichtung für eine brennkraftmaschine |
| US7644707B2 (en) * | 2006-05-12 | 2010-01-12 | Ge Jenbacher Gmbh & Co Ohg | Ignition device for an internal combustion engine |
| US8607770B2 (en) | 2006-05-12 | 2013-12-17 | Ge Jenbacher Gmbh & Co Ohg | Ignition device for an internal combustion engine |
| JP2014141919A (ja) * | 2013-01-23 | 2014-08-07 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の点火制御装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |