JPH0522U - コンバインにおけるキヤビン型操縦部の出入り口部構造 - Google Patents

コンバインにおけるキヤビン型操縦部の出入り口部構造

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JPH0522U
JPH0522U JP5528391U JP5528391U JPH0522U JP H0522 U JPH0522 U JP H0522U JP 5528391 U JP5528391 U JP 5528391U JP 5528391 U JP5528391 U JP 5528391U JP H0522 U JPH0522 U JP H0522U
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JP
Japan
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door body
control section
combine
entrance
control
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JP5528391U
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禎彦 福田
明博 野上
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キヤビン型の操縦部を備えるコンバインにお
いて、操縦部内からステツプを臨めるようにして乗降性
を向上させると共に、操縦部フロア面をフラツトにする
ことを可能にして乗降時のつまずき等を防止する。 【構成】 操縦部6の出入り口6a下部に、ドア体14
の下方延長部が嵌合する凹部6bを形成して、操縦部6
内から操縦部6底部に設けられるステツプ15を臨める
ようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、刈取りおよび脱穀作業を行うコンバインに係り、詳しくはコンバイ ンにおけるキヤビン型操縦部の出入り口部構造に関するものである。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】
一般に、この種コンバインのなかには、操縦席が内装されるキヤビン型の操縦 部を備えるものがあるが、このものでは、操縦部が比較的高い位置に配設される ため、出入り口の下方位置にはステツプを設けることが望ましい。しかるに、ス テツプは、機体側方に突出しないよう操縦部の底部に設けなければならないため 、操縦部から降りる際に操縦部内からステツプを臨むことができないという不都 合があつて乗降性が問題となつていた。 また、前記出入り口には開閉自在なドア体が設けられているが、従来のドア体 は、図8に示す様に出入り口に内嵌するようになつていたため、閉鎖位置でドア 体に接当する気密材を設ける場合には気密材をどうしても操縦部フロア面に突設 しなければならず、このため乗降に際して気密材につまずく惧れがある許りでな く、操縦部内を掃除する際に気密材が邪魔になつてフロアのゴミを掃き出すこと ができないという不都合もあつた。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃することができるコンバ インにおけるキヤビン型操縦部の出入り口部構造を提供することを目的として創 案されたものであつて、操縦席が内装されるキヤビン型操縦部の側方に、ドア体 によつて開閉される出入り口を形成すると共に、該出入り口の下方位置にはステ ツプを設けてなるコンバインにおいて、前記ドア体を操縦部フロア面よりも下方 に長く延長形成する一方、出入り口にはドア体の下方延長部が嵌合する凹部を形 成し、ドア体開放時に操縦部内から前記凹部を通してステツプを臨めるように構 成したことを特徴とするものである。 そして本考案は、この構成によつて、操縦部内からステツプを臨めるようにし て乗降性を向上させると共に、操縦部フロア面をフラツトにすることを可能にし て乗降時のつまずき等を防止することができるようにしたものである。
【0004】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図面において、1はコン バインであつて、該コンバイン1は、茎稈を刈取る前処理部2、該前処理部2か ら搬送される茎稈を脱穀処理する脱穀部3、該脱穀部3から搬送される排稈を排 出処理する後処理部4、前記脱穀部3で脱穀選別された穀粒を貯溜する穀粒タン ク5、該穀粒タンク5の前方に配設される操縦部6等を備えるが、これらの基本 構成は何れも従来通りである。
【0005】 前記操縦部6は、操縦席7および操縦パネル8が組込まれるものであるが、こ のものは機体フレーム1aに対して昇降自在に構成されている。つまり、前記機 体フレーム1aには操縦部6の背面に沿う左右一対のガイドレール9を立設する 一方、操縦部6の背面にはガイドレール9に嵌合するガイドローラ10を設けて 操縦部6をガイドレール9に沿つて昇降自在とするが、機体フレーム1aと操縦 部6の背面との間には操縦部6を油圧昇降する油圧シリンダ11が介設されてい る。また、12はレバー13の操作に基づいて操縦部6の下降を規制するストツ パ機構である。
【0006】 ところで、操縦部6は、操縦席7および操縦パネル8を内装するべく箱状のキ ヤビン型に形成されており、そして、操縦部6の右側面に形成される出入り口6 aには、後端部が開閉自在に蝶着されるドア体14が設けられ、また、操縦部6 の底部には、踏面15aが出入り口6aの下方に位置するステツプ15が設けら れているが、前記ドア体14は、操縦部6のフロア面FLよりも下方に長く延長 形成される一方、出入り口6aの下部には、前記ドア体14の下方延長部が側方 から嵌合する凹部6bが形成されている。つまり、ドア体14の開放時において は、操縦部6内から凹部6bを通してステツプ15の踏面15aを臨めるように なつている。
【0007】 さらに、16は前記凹部6b内に貼着される気密材であつて、該気密材16は 、ドア体14の閉鎖時において、ドア体14の下方延長部内面に弾性的に接当す ることによつて操縦部6の気密性を確保するようになつている。
【0008】 またさらに、17はダンパーであつて、該ダンパー17は、操縦部6の出入り 口6a部とドア体14との間に介設されることによつてドア体14の開閉に伴う 衝撃を吸収するものであるが、その一端は、ドア体14の下端面に固設される第 一ブラケツト18に連結される一方、他端は、ドア体14の下方に位置するべく 操縦部6の底面に突設される第二ブラケツト19に連結されている。つまり、ダ ンパー17を、操縦者の視界に入らないドア体14の下方位置に配設するように なつている。さらに、前記ダンパー17は、ドア体14の必要以上(90°以上 )の開放を規制するストツパに兼用し得るよう伸長限度が設定されている。
【0009】 叙述の如く構成された本考案の実施例において、出入り口6aの下方位置には ステツプ15が設けられているが、出入り口6aの下部には、ドア体14の下方 延長部が嵌合する凹部6bが形成されているため、ドア体14の開放時において は、操縦部6内から凹部6bを通してステツプ15の踏面15aを臨めることに なる。つまり、操縦部6から突出しないようステツプ15を配設しているにも拘 らず、操縦部6から降りる際には操縦部6内からステツプ15を臨むことができ 、この結果、キヤビン型操縦部6を備えるコンバイン1の乗降性を著しく向上さ せることができる。
【0010】 しかも、ドア体14の下方延長部が凹部6bに嵌合するべく構成されるため、 気密材16を操縦部フロア面FLに突設することなく、凹部6b内に設けて操縦 部6のフロア面FLをフラツトに形成することができる。従つて、乗降に際して 気密材16につまずいたり、操縦部6内を掃除する際に気密材16が邪魔になる ような不都合を確実に解消することができる。
【0011】
【作用効果】
以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであるから、キヤビン型操 縦部の出入り口下方にステツプを設けたものでありながら、出入り口にはドア体 の下方延長部が嵌合する凹部が形成されるため、ドア体開放時には操縦部内から 前記凹部を通してステツプを臨むことができる。従つて、操縦部から降りる際に は操縦部内からステツプを目視しながら安全に足を掛けることができ、この結果 、キヤビン型操縦部を備えるコンバインの乗降性を著しく向上させることができ る。
【0012】 しかも、前記凹部にドア体の下方延長部を嵌合するべく構成したので、気密材 を操縦部フロア面に突設することなく、凹部内に設けて操縦部のフロア面をフラ ツトに形成することができる。この結果、乗降に際して気密材につまずいたり、 操縦部内を掃除する際に気密材が邪魔になるような不都合を解消することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの斜視図である。
【図2】同上斜視図である。
【図3】昇降機構を示す要部側面図である。
【図4】同上要部背面図である。
【図5】同上要部拡大断面図である。
【図6】操縦部の右側面図である。
【図7】同上要部水平断面図である。
【図8】従来例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 コンバイン 6 操縦部 6a 出入り口 6b 凹部 14 ドア体 15 ステツプ 15a 踏面

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 操縦席が内装されるキヤビン型操縦部の
    側方に、ドア体によつて開閉される出入り口を形成する
    と共に、該出入り口の下方位置にはステツプを設けてな
    るコンバインにおいて、前記ドア体を操縦部フロア面よ
    りも下方に長く延長形成する一方、出入り口にはドア体
    の下方延長部が嵌合する凹部を形成し、ドア体開放時に
    操縦部内から前記凹部を通してステツプを臨めるように
    構成したことを特徴とするコンバインにおけるキヤビン
    型操縦部の出入り口部構造。
JP1991055283U 1991-06-20 1991-06-20 コンバインにおけるキヤビン型操縦部の出入り口部構造 Expired - Lifetime JP2556059Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0522U true JPH0522U (ja) 1993-01-08
JP2556059Y2 JP2556059Y2 (ja) 1997-12-03

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5792546U (ja) * 1980-11-28 1982-06-07
JPS62134334U (ja) * 1986-02-17 1987-08-24
JPH0182985U (ja) * 1987-11-25 1989-06-02

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5792546U (ja) * 1980-11-28 1982-06-07
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JPH0182985U (ja) * 1987-11-25 1989-06-02

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