JPH0522969B2 - - Google Patents

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JPH0522969B2
JPH0522969B2 JP60250690A JP25069085A JPH0522969B2 JP H0522969 B2 JPH0522969 B2 JP H0522969B2 JP 60250690 A JP60250690 A JP 60250690A JP 25069085 A JP25069085 A JP 25069085A JP H0522969 B2 JPH0522969 B2 JP H0522969B2
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JP
Japan
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magnetic
acid
coating
film
resin
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JP60250690A
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Japanese (ja)
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JPS62112218A (en
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Takashi Fujiwara
Shigemitsu Muraoka
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication of JPH0522969B2 publication Critical patent/JPH0522969B2/ja
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

(産業上の利用分野) 本発明は磁気テープに関するものであり、更に
詳細には、長時間用に適した薄手の磁気テープに
関するものである。 (従来の技術とその問題点) ポリエチレンテレフタレートフイルムが近年主
として磁気テープ用の支持体として用いられて来
ている。特にホームビデオカセツトテープ、例え
ばβ−フオーマツト、VHSテープなどには厚さ
8〜16μm程度のポリエチレンテレフタレートフ
イルムが、又、オーデイオカセツトテープにおい
ては厚さ4〜12μm程度のポリエチレンテレフタ
レートフイルムが使用されている。特に長さ方向
と幅方向の強度、寸法安定性などを等しくしたバ
ランスタイプのポリエチレンテレフタレートフイ
ルムが使用されている。 このホームビデオテープを長時間用にするため
に支持体フイルムを2/3程度に薄くする事が考え
られ、このため長手方向の強度、ヤング率を高く
するため再延伸ポリエチレンテレフタレートフイ
ルムを使用することは容易に考えられる。 すなわち、磁気テープ走行中摩擦力およびその
変動に基づくテープの長さ方向の張力変動に基づ
くテープの長さ方向の伸縮振動はジツターとなつ
て表われる。これを解決するには支持体の薄膜化
に基づく単位張力当りの伸び率、(例えば、伸び
率/150g荷重)を同じにするためには長さ方向
のヤング率を厚さに逆比例させて高くすればよい
ことが判明した。 しかし、ポリエチレンテレフタレートフイルム
を用いる限り、長さ方向のヤング率を大きくする
ことに限界があることがわかつた。即ち、溶媒成
形後、熱延伸する方法によつては、幅方向のヤン
グ率を一定のレベルに保持したまま、長さ方向の
ヤング率を望ましいレベルに増大することは不可
能に近い。また、或種の芳香族ポリアミドフイル
ムの幅方向のヤング率を長さ方向のそれより大き
くすることも提案されているが、ジツター特性の
抜本的な改良という観点からは十分とはいえない
上に、機械的なシヨツクに弱く裂けやすいという
欠点のあることがわかつた。 〔問題点の解決手段〕 本発明者らは、長時間録画の可能なホームビデ
オ等用の支持体フイルムを種々検討した結果、特
定の芳香族ポリアミドフイルムが高いヤング率を
有し、しかも裂けにくくタフであること、そして
長さ方向の高いヤング率に支えられて薄いフイル
ムにおいてもテープのしわ、折れなどの問題が発
生せず極めて好ましいビデオテープ特性を有する
ことを発見し、本発明に到達したものである。 即ち、本発明は非磁性可撓性支持体上に磁性層
を設けた磁気テープにおいて、前記非磁性可撓性
支持体が芳香族ポリアミドフイルムであり、その
フイルムの厚さが3〜8μmであり、長さ方向の引
張ヤング率が1300Kg/mm2以上であり、かつ任意の
方向の端裂抵抗が1Kgf以上であつて、600nmの
光線透過率が60%以上であることを特徴とする磁
気テープを提供する。 本発明における非磁性可撓性支持体としての芳
香族ポリアミドフイルムは下記の一般式()、
一般式()の重合体またはこれらの共重合体を
用いて製造したものである。 又は (式中において、R1,R2およびR3
(Industrial Application Field) The present invention relates to a magnetic tape, and more particularly to a thin magnetic tape suitable for long-term use. (Prior art and its problems) Polyethylene terephthalate films have recently been used mainly as supports for magnetic tapes. In particular, polyethylene terephthalate film with a thickness of about 8 to 16 μm is used for home video cassette tapes, such as β-format and VHS tapes, and polyethylene terephthalate film with a thickness of about 4 to 12 μm is used for audio cassette tapes. . In particular, a balanced type polyethylene terephthalate film that has equal strength and dimensional stability in the length and width directions is used. In order to use this home videotape for a long time, it is possible to make the support film about 2/3 thinner, and for this purpose, re-stretched polyethylene terephthalate film is used to increase the longitudinal strength and Young's modulus. can be easily considered. That is, stretching vibrations in the longitudinal direction of the tape due to tension fluctuations in the longitudinal direction of the tape due to frictional force and fluctuations thereof during running of the magnetic tape appear as jitters. To solve this problem, in order to make the elongation rate per unit tension the same based on thinning the support (for example, elongation rate/150g load), make the Young's modulus in the length direction inversely proportional to the thickness. It turned out that the higher the price, the better. However, it has been found that as long as polyethylene terephthalate film is used, there is a limit to increasing the Young's modulus in the longitudinal direction. That is, depending on the method of hot stretching after solvent forming, it is almost impossible to increase the Young's modulus in the longitudinal direction to a desired level while maintaining the Young's modulus in the width direction at a constant level. It has also been proposed to make the Young's modulus in the width direction of certain aromatic polyamide films larger than that in the length direction, but this is not sufficient from the viewpoint of drastic improvement of jitter characteristics. However, it was found that it had the disadvantage of being weak against mechanical shock and easily tearing. [Means for solving the problem] As a result of studying various support films for home video and the like that can be recorded for long periods of time, the present inventors found that a specific aromatic polyamide film has a high Young's modulus and is not easily torn. The present invention was achieved by discovering that the tape is tough and has extremely favorable videotape properties without problems such as tape wrinkles or folding even in thin films due to its high Young's modulus in the longitudinal direction. It is something. That is, the present invention provides a magnetic tape in which a magnetic layer is provided on a non-magnetic flexible support, wherein the non-magnetic flexible support is an aromatic polyamide film, and the thickness of the film is 3 to 8 μm. , a magnetic tape having a tensile Young's modulus in the longitudinal direction of 1300 Kg/mm 2 or more, an end tear resistance in any direction of 1 Kgf or more, and a light transmittance at 600 nm of 60% or more. I will provide a. The aromatic polyamide film as a non-magnetic flexible support in the present invention has the following general formula (),
It is produced using a polymer of general formula () or a copolymer thereof. or (In the formula, R 1 , R 2 and R 3 are

【式】【formula】

【式】【formula】

【式】【formula】

【式】【formula】

【式】 から選ばれ、これらの水素原子がハロゲン、メチ
ル、エチル、メトキシ、ニトロ、スルホンなどの
官能基で置換されていてもよい。m,nは平均重
合度であり約50〜1000である。)本発明に用いら
れる芳香族ポリアミドには約20モル%以下の量で
あれば上記の成分以外のポリマーが共重合又はブ
レンドされていてもよい。芳香族ポリアミドとし
て特に好ましいのは、ポ(P−フエニレンテレフ
タルアミド)又はポリ(P−ベンズアミド)であ
る。 これらの重合体からフイルムを製造する場合に
はジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミ
ド、N−メチルピロリドン、ヘキサメチルホスホ
ルアミド、γ−ブチロラクトン、テトラメチル尿
素、ジオキサンなど、またはこれらの混合溶媒、
あるいはこれらに塩化リチウム、塩化カルシウ
ム、炭酸リチウム、硝酸リチウムなどの無機塩を
添加した溶媒を用いることもできるが、好ましく
は、前記重合体を硫酸、クロル硫酸、フルオロ硫
酸などに溶解したドープから製造したものであ
る。これらの鉱酸ドープの場合、謂ゆる光学異方
性ドープを形成することがあるが、このドープを
ダイから吐出したのち、加熱や加湿によつて光学
等方性ドープに変え、その後湿式凝固させ、洗浄
後湿潤状態で一軸又は二軸延伸をし、収縮を制限
しつつ乾燥するという方法によつて、極めてヤン
グ率の大きいフイルムを幸便につくることができ
る。 本発明に用いられるフイルムは3〜8μmの厚さ
をもつ必要がある。8μmを超える厚さになると、
長時間録画できるテープという要請とコンパクト
で軽いテープという要請とを両立できなくなる。
一方、3μm未満のフイルムの場合、取扱いが困難
な上に良好なビデオテープ特性を発揮させるのが
難しくなる。 芳香族ポリアミドフイルムは1Kg以上の端裂
抵抗を有しているため、ビデオテープとして使用
したとき機械的シヨツクに対して安定である。本
発明に使われるフイルムは好ましくは2Kg以上
の端裂抵抗を有している。 又、芳香族ポリアミドフイルムの表面粗さは中
心線平均表面粗さ〔Ra,JIS B0601(1976)およ
びASA B46−1(1962)参照〕が0.03μm以下で
あることが、磁気記録体のノイズ低下のために好
ましい。 本発明の芳香族ポリアミドフイルムとしては、
長さ方向の引張ヤング率が1300Kg/mm2以上のもの
が用いられる。このヤング率の値は、ビデオテー
プのジツター特性と直接関連している。長さ方向
の引張ヤング率は好ましくは1500Kg/mm2以上であ
り、更に好ましくは1700Kg/mm2以上である。一方
幅方向のヤング率は800Kg/mm2以上が好ましく、
より好ましくは1000Kg/mm2以上である。また本発
明の芳香族ポリアミドフイルムは10%以上の破断
伸度を長さ方向にも幅方向にも持つているものが
好ましい。更に、長さ方向の破断強度が40Kg/mm2
以上が好ましい。本発明のポリアミドフイルム
は、透明なものであり、より具体的には600nmの
光線透過率が60%以上のものが、しわになりにく
いという点で好ましい。 本発明の支持体(フイルム)には、平滑剤とし
て、例えばシリカ、タルク、硫酸カルシウムなど
の無機物が分散含有されていてもよい。 本発明の磁気記録媒体に使用される磁性層と
は、強磁性微粉末を、結合剤、添加剤及び溶剤等
に混練分散した磁性塗料を塗工、配向、乾燥して
塗布型磁性層を設けたもの、及び、強磁性金属、
合金等を真空蒸着、無電解メツキ、スパツタリン
グ、イオンプレーテイング等のペーパーデポジシ
ヨンまたはメツキによる析出方法により析出型磁
性層を設けたものである。 磁気塗料は強磁性微粉末、バインダー、塗布溶
媒を主成分とし、この他に分散剤、潤滑剤、研磨
剤、帯電防止剤、防錆剤、防徴剤等の添加剤を含
む場合もある。 上記の強磁性微粉末としては強磁性酸化鉄、強
磁性二酸化クロム、強磁性合金粉末などが使用で
きる。 上記の強磁性酸化鉄は一般式FeOxで示した場
合のx値が1.33≦x≦1.50の範囲にある強磁性酸
化鉄、すなわち、マグヘマイト(γ−Fe2O3,X
=1.50)、マグネタイト(Fe3O4,X=1.33)及び
これらのベルトライド化合物(FeOx,1.33<x
<1.50)である。上記のx値は x=1/200{2×(2価の鉄のatomic%)+3×(
3価の鉄のatomic%)} の式で示される。 これらの強磁性酸化鉄には2価の金属が添加さ
れていても良い。2価の金属としてはCr,Mn,
Co,Ni,Cu,Znなどがあり、上記酸化鉄に対し
て0〜10atomic%の範囲で添加される。 上記の強磁性二酸化クロムはCrO2およびこれ
にNa,K,Ti,V,Mn,Fe,Co,Ni,Tc,
Ru,Sn,Ce,Pbなどの金属、P,Sb,Teなど
の半導体、またはこれらの金属の酸化物を0〜
20wt%添加したCrO2が使用される。 上記の強磁性酸化鉄および強磁性二酸化クロム
の針状比は2/1〜20/1程度、好ましくは5/
1以上、平均長は0.2〜2.0μm程度の範囲が有効で
ある。 上記の強磁性合金粉末は金属分が75wt%以上
であり、金属分の80wt%またはそれ以上が少な
くとも一種の強磁性金属(すなわち、Fe,Co,
Ni,Fe,−Co,Fe−Ni,Co−Ni,またはCo−
Ni−Fe)であり、金属分の20wt%またはそれ以
下、好ましくは0.5〜5wt%がAl,Si,S,Sc,
Ti,V,Cr,Mn,Cu,Zn,Y,Mo,Rh,Pd,
Ag,Su,Sb,Te,Ba,Ta,W,Re,Au,
Hg,Pb,Bi,La,Ce,Pr,Nd,B,Pなどの
組成を有するものであり、少量の水、水酸化物ま
たは酸化物を含む場合もある。 上記の強磁性合金粉末は長径が約0.5μm以下の
粒子である。 前記の磁性層のバインダーとしては従来公知の
熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂又は反応型樹脂やこ
れらの混合物が使用される。 熱可塑性樹脂として軟化温度が150℃以下、平
均分子量が10000〜200000、重合度が200〜2000程
度のもので、例えば塩化ビニル酢酸ビニル共重合
体、塩化ビニル塩化ビニリデン共重合体、塩化ビ
ニルアクリロニトリル共重合体、アクリル酸エス
テルアクリロニトリル共重合体、アクリル酸エス
テル塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸エステ
ルスチレン共重合体、メタクリル酸エステルアク
リロニトリル共重合体、メタクリル酸エステル塩
化ビニリデン共重合体、メタクリル酸エステルス
チレン共重合体、ウレタンエラストマー、ポリ弗
化ビニル、塩化ビニリデンアクリロニトリル共重
合体、ブタジエンアクリロニトリル共重合体、ポ
リアミド樹脂、ポリビニルブチラール、セルロー
ス誘導体(セルロースアセテートブチレート、セ
ルロースダイアセテート、セルローストリアセテ
ート、セルロースプロピオネート、ニトロセルロ
ース等)、スチレンブタジエン共重合体、ポリエ
ステル樹脂、各種の合成ゴム系の熱可塑性樹脂
(ポリブタジエン、ポリクロロプレン、ポリイソ
プレン、スチレンブタジエン共重合体など)及び
これらの混合物等が使用される。 熱硬化性樹脂又は反応型樹脂としては塗布液の
状態では200000以下の分子量であり、塗布、乾燥
後に添加することにより、縮合、付加等の反応に
より分子量は無限大のものとなる。又、これらの
樹脂のなかで、樹脂が熱分解するまでの間に軟化
又は溶融しないものが好ましい。具体的には例え
ばフエノール・ホルマリン−ノボラツク樹脂、フ
エノール・ホルマリン−レゾール樹脂、フエノー
ル・フルフラール樹脂、キシレン・ホルムアルデ
ヒド樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、乾性油変性
アルキツド樹脂、石炭酸樹脂変性アルキツド樹
脂、マレイン酸樹脂変性アルキツド樹脂、不飽和
ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂と硬化剤(ポリ
アミン、酸無水物、ポリアミド樹脂、その他)、
末端イソシアネートポリエステル湿気硬化型樹
脂、末端イソシアネートポリエーテル湿気硬化型
樹脂、ポリイソシアネートプリポリマー(ジイソ
シアネートと低分子量トリオールとを反応させて
得た1分子内に3ケ以上のイソシアネート基を有
する化合物、ジイソシアネートのトリマー及びテ
トラマー)、ポリイソシアネートプレポリマーと
活性水素を有する樹脂(ポリエステルポリオー
ル、ポリエーテルポリオール、アクリル酸共重合
体、マレイン酸共重合体、2−ヒドロキシエチル
メタクリレート共重合体、パラヒドロキシスチレ
ン共重合体、その他)、及びこれらの混合物等で
ある。 これらの結合剤の単独又は組合わされたものが
使われ、他に添加剤が加えられる。強磁性粉末と
結合剤との混合割合は重量比で強磁性粉末100重
量比に対して結合剤8〜400重量部、好ましくは
10〜200重量部の範囲で使用される。 磁性層には、前記のバインダー、強磁性微粉末
の他に添加剤として分散剤、潤滑剤、研磨剤、帯
電防止剤、防錆剤、防徴剤等が加えられてもよ
い。 分散剤としてはカプリル酸、カプリン酸、ラウ
リン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリ
ン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、
リノレン酸、ステアロール酸等の炭素数12〜18個
の樹脂酸(R1COOH,Rは炭素数11〜17個のア
ルキルまたはアルケニル基);前記の脂肪酸のア
ルカリ金属(Li,Na,K等)またはアルカリ土
類金属(Mg,Ca,Ba)から成る金属石鹸;前
記の脂肪酸エステルの弗素を含有した化合物;前
記の脂肪酸のアミド;ポリアルキレンオキサイド
アルキルリン酸エステル;レジチン;トリアルキ
ルポリオレフインオキシ第四アンモニウム塩(ア
ルキルは炭素数1〜5個、オレフインはエチレ
ン、プロピレンなど);等が使用される。この他
に炭素数12以上の高級アルコール、およびこれら
の他に硫酸エステル等も使用可能である。これら
の分散剤は結合剤100重量部に対して0.5〜20重量
部の範囲で添加される。 潤滑剤としてはジアルキルポリシロキサン(ア
ルキルは炭素数1〜5個)、ジアルコキシポリシ
ロキサン(アルコキシは炭素数1〜4個)、モノ
アルキルモノアルコキシポリシロキサン(アルキ
ルは炭素数1〜5個、アルコキシは炭素数1〜4
個)、フエニルポリシロキサン、フロロアルキル
ポリシロキサン(アルキルは炭素数1〜5個)な
どのシリコンオイル;グラフアイトなどの導電性
微粉末;二硫化モリブデン、二硫化タングステン
などの無機微粉末;ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン塩化ビニル共重合体、ポリテト
ラフルオロエチレンなどのプラスチツク微粉末;
a−オレフイン重合物;常温で液状の不飽和脂肪
族炭化水素(n−オレフイン二重結合が末端の炭
素に結合した化合物、炭素数約20);炭素数12〜
20個の一塩基性脂肪酸と炭素数3〜12個の一価の
アルコールから成る脂肪酸エステル類、フルオロ
カーボン類などが使用できる。これらの潤滑剤は
結合剤100重量部に対して0.2〜20重量部の範囲で
添加される。 研磨剤としては一般に使用される材料で溶融ア
ルミナ、炭化ケイ素、酸化クロム(Cr2O3)、コ
ランダム、人造コランダム、ダイアモンド、人造
ダイアモンド、ザクロ石、エメリー(主成分:コ
ランダムと磁鉄鉱)等が使用される。これらの研
磨剤はモース硬度が5以上であり、平均粒子径が
0.05〜5μの大きさのものが使用され、特に好まし
くは0.1〜2μである。これらの研磨剤は結合剤100
重量部に対して0.5〜20重量部の範囲で添加され
る。 帯電防止剤としてはカーボンブラツク、カーボ
ンブラツクグラフトポリマーなどの導電性微粉
末;サポニンなどの天然界面活性剤;アルキレン
オキサイド系、グリセリン系、グリシドール系な
どのノニオン界面活性剤;高級アルキルアミン
類、第4級アンモニウム塩類、ピリジンその他の
複素環類、ホスホニウム又はスルホニウム類など
のカチオン界面活性剤;カルボン類、スルホン
類、燐酸、硫酸エステル基、燐酸エステル基等の
酸性基を含むアニオン界面活性剤;アミノ酸類、
アミノスルホン酸類、アミノアルコールの硫酸ま
たは燐酸エステル類等の両性活性剤などが使用さ
れる。 上記の導電性微粉末は結合剤100重量部に対し
て0.2〜20重量部が、界面活性剤は0.1〜10重量部
の範囲で添加される。 これらの界面活性剤は単独または混合して添加
してもよい。これらは帯電防止剤として用いられ
るものであるが、時としてその他の目的、たとえ
ば分散、磁気特性の改良、潤滑性の改良、塗布助
剤として適用される場合もある。 防錆剤としてはリン酸、スルフアミド、グアニ
ジン、ピリジン、アミン、尿素、ジンククロメー
ト、カルシウムクロメート、ストロンチウムクロ
メートなどが使用できるが、特にジシクロヘキシ
ルアミンナイトライト、シクロヘキシルアミンク
ロメート、ジイソプロピルアミンナイトライト、
ジエタノールアミンホスフエート、シクロヘキシ
ルアンモニウムカーボネート、ヘキサメチレンジ
アミンカーボネート、プロピレンジアミンステア
レート、グアニジンカーボネート、トリエタノー
ルアミンナイトライト、モルフオリンステアレー
トなどの気化性防錆剤(アミン、アミドまたはイ
ミドの無機酸塩または有機酸塩)を使用すると防
錆効果が向上する。これらの防錆剤は強磁性微粉
末100重量部に対して0.01〜20重量部の範囲で使
用される。 防徴剤としてはサルチルアニライド、酸化ビス
(トリブチルスズ)、フエニルオレイン酸水銀、ナ
フテン酸銅、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸水銀、
ペンタクロロフエノール、トリクロロフエノー
ル、p−ジニトロフエノール、ソルビン酸、p−
オキシ安息香酸ブチル、ジヒドロアセト酸などが
結合剤100重量部に対して0.01〜5重量部の範囲
で使用される。 塗布溶媒に使用する有機溶媒としては、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、シクロヘキサノン等のケトン系;酢酸メチ
ル、酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸エチル、酢酸
グリコールモノエチルエーテル等のエステル系;
エーテル、グリコールジメチルエーテル、グリコ
ールモノエチルエーテル、ジオキサン等のグリコ
ールエーテル系;ベンゼン、トルエン、キシレン
等のタール系(芳香族炭化水素);メチレンクロ
ライド、四塩化炭素、クロロホルム、エチレンク
ロルヒドリン、ジクロルベンゼン等の塩素化炭化
水素等のものが選択して使用できる。 磁性粉末及び前述のバインダー、分散剤、潤滑
剤、研磨剤、帯電防止剤、防錆剤、防徴剤、溶剤
等は混練されて磁性塗料とされる。 混練にあたつては、磁性粉末及び上述の各成分
は全て同時に、あるいは個々順次に混練機に投入
される。たとえばまた分散剤を含む溶剤中に磁性
粉末を加え所定の時間混練をつづけて磁性塗料と
する方法などがある。 磁性塗料の混練分散にあたつては各種の混練機
が使用される。例えば二本ロールミル、三本ロー
ルミル、ボールミル、ペプルミル、トロンミル、
サンドグライダー、Sxegvariアトライター、高
速インペラー分散機、高速ストーンミル、高速度
衝撃ミル、デイスパー、ニーダー、高速ミキサ
ー、ホモジナイザー、超音波分散機などである。 支持体上へ前記の磁気記録層を塗布する方法と
してはエアードクターコート、ブレードコート、
リバースロールコート、トランスフアーロールコ
ート、グラビヤコート、キスコート、キヤストコ
ート、スプレイコート、スピンコート等が利用で
き、その他の方法も可能であり、これらの具体例
説明は例えば浅倉書店発行の「コーテイング工
学」237頁〜277頁(昭和46.3.20発行)に詳細に
記載されている。 又、重層磁気テープの場合は非磁性支持体上に
上記の塗布法によつて磁性層を塗布、乾燥し、こ
の工程を繰り返して連続塗布操作により2層の磁
性層を設けたものである。又、多層同時塗布法に
よつて同時に2層の磁性層を設けても良い。 磁性層の厚味は乾燥厚味で約10μm以下、好ま
しくは0.5〜6μmの範囲となるように塗布する。
重層の場合は合計で上記の範囲とされる。又、こ
の乾燥厚味は磁性テープの用途、形状、規格など
により決められる。更に塗布すべき帯状支持体の
搬送速度は所望の塗布量(塗膜厚)と磁性塗布液
の供給量とにより決定され、50cm/sec.乃至
700m/sec.が望ましい。 このような方法により、支持体上に塗布された
磁性層は必要により前記のように層中の磁性粉末
を配向させる処理を施したのち、形成した磁性層
を乾燥する。又必要により表面平滑化加工を施し
たり、所望の形状に裁断したりして、本発明の磁
気テープを製造する。 特に本発明に於ては磁気記録層の表暑平滑化処
理をほどこすと、表面が平滑で、且つ耐摩耗性に
すぐれた磁気テープが得られることが判明した。
この表面平滑化処理は乾燥前のスムーズニング処
理、あるいは乾燥後のカレンダリング処理によつ
て行なわれる。 配向処理は下記の条件で行なわれる。 配向磁場は交流または直流で約500〜3000Oe程
度である。 磁性体の配向方向は、その用途により定められ
る。即ち、サウンドテープ、小型ビデオテープ、
メモリーテープなどの場合にはテープの長さ方向
に平行であり、放送用ビデオテープなどの場合に
は長さ方向に対して、30゜乃至90゜の傾きをもつて
配向される。 又、重層の場合には上層と下層の配向を異なつ
た方向に行なつても良い。 配向後の磁性層の乾燥温度は約50〜120℃程度、
好ましくは70〜100℃、特に好ましくは80〜90℃
で空気流量は1〜5Kl/m2、好ましくは2〜3
Kl/m2で、乾燥時間は約30秒〜10分間程度、好ま
しくは1〜5分である。 前記の磁性層の乾燥前の塗膜表面のスムーズニ
ング処理としてはマグネツトスムーザー、スムー
ズニングコイル、スムーズニングブレード、スム
ーズニングブランケツト等の方法を必要に応じて
使用される。 磁性層の乾燥後の塗膜表面のカレンダリング処
理はメタルロールとコツトンロール、または合成
樹脂(たとえばナイロン、ポリウレタンなど)ロ
ール、あるいはメタルロールとメタルロールなど
の2本のロール間を通すスーパーカレンダー法に
よつて行なうのが好ましい。スーパーカレンダー
の条件は約25〜50Kg/cmのロール間圧力で、約35
〜150℃の温度で、5〜200m/minの処理速度で
行なうのが好ましい。温度及び圧力がこれらの上
限以上になると磁性層および非磁性支持体に悪影
響がある。又、処理速度が約5m/min以下だと
表面平滑化の効果が得られなく、約200m/min
以上だと処理操作が困難となる。 非磁性可撓性支持体としての本発明の芳香族ポ
リアミドフイルムには磁性層および後述するバツ
ク層の接着性改良のため、ポリエステル樹脂、ポ
リウレタンエラストマー、アルコール可溶性ポリ
アミド樹脂などの下塗層を乾燥厚味約0.03〜
2μm、好ましくは0.05〜1.5μmの範囲で設けても
良い。 又、本発明の支持体は帯電防止、転写防止、ワ
ウフラツターの防止、磁気テープの強度向上、バ
ツク面のマツト化等の目的で、磁性層を設けた側
の反対の面(バツク面)がいわゆるバツクコート
(backcoat)されていてもよい。 このバツク層は組成としては前記の潤滑剤、研
磨剤、帯電防止層などの少なくとも1種の添加
剤、および場合によつてはこれらを均一に分散さ
せるために分散剤を前記のバインダー、塗布溶媒
と混練、分散した塗布液を上記の支持体のバツク
面上に塗布、乾燥して設けたものである。前記の
磁性層およびバツク層は支持体上にどちらかが先
に設けられても良い。 通常使用される好ましい添加剤はカーボンブラ
ツク、グラフアイト、タルク、Cr2O3,α−
Fe2O3(ベンガラ)、シリコーンオイルなどであ
り、バインダーは前記のうち熱硬化性樹脂又は反
応型樹脂が好ましい。 バツク層全固形分に対して無機化合物の添加剤
の場合は約30〜85wt%、好ましくは40〜80wt%
有機化合物の添加剤の場合は約0.1〜30wt%、好
ましくは0.2〜20wt%の混合比で設けられる。又、
乾燥厚味は約0.5〜5.0μmの範囲で磁気テープの全
厚、用途、形状、目的等に応じて任意に選択する
ことができる。 一方、前記の折出型磁性層の場合は鉄、コバル
ト、ニツケルその他の強磁性金属、あるいはFe
−Co,Fe−Ni,Co−Ni,Fe−Si,Fe−Rh,Fe
−V,Co−P,Co−B,Co−Si,Co−V,Co
−Y,Co−La,Co−Ce,Co−Pr,Co−Sm,
Co−Mn,Fe−Co−Ni,Co−Ni−P,Co−Ni
−B,Co−Ni−Ag,Co−Ni−Nd,Co−Ni−
Ce,Co−Ni−Zn,Co−Ni−Cu,Co−Ni−Hg,
Co−Ni−W,Co−Ni−Re,Co−Mn−P,Co
−Zn−P,Co−Pb,Co−Sm−Cu,Co−Ni−
Zn−P,Co−Ni−Mn−P等の強磁性合金をベ
ーパーデポジシヨン法あるいはメツキ法などの折
出方法によつて薄膜状に形成せしめ強性層とした
ものである。ベーパーデポジシヨン法とは気体あ
るいは真空空間中において折出させようという物
質またはその化合物を蒸気あるいはイオン化した
蒸気として基体上に折出させる方法で真空蒸着
法、スパツタリング法、イオンプレーテイング
法、化学気相メツキ(Chemical Vapor
Deposition)法等がこれに相当する。メツキ法と
は電気メツキ法あるいは無電気メツキ等の液相よ
り基体上に物質を析出させる方法をいう。 ペーパーデポジシヨン法においては、これらの
条件は方法、物質によつて大きく変るが大凡の特
異点は次の第1表の通りである。
[Formula] These hydrogen atoms may be substituted with a functional group such as halogen, methyl, ethyl, methoxy, nitro, or sulfone. m and n are average degrees of polymerization and are about 50 to 1000. ) Polymers other than the above-mentioned components may be copolymerized or blended with the aromatic polyamide used in the present invention in an amount of about 20 mol % or less. Particularly preferred aromatic polyamides are poly(P-phenylene terephthalamide) or poly(P-benzamide). When producing a film from these polymers, dimethylacetamide, dimethylformamide, N-methylpyrrolidone, hexamethylphosphoramide, γ-butyrolactone, tetramethylurea, dioxane, etc., or a mixed solvent thereof,
Alternatively, a solvent in which an inorganic salt such as lithium chloride, calcium chloride, lithium carbonate, or lithium nitrate is added may be used, but preferably, the polymer is produced from a dope prepared by dissolving the polymer in sulfuric acid, chlorosulfuric acid, fluorosulfuric acid, etc. This is what I did. In the case of these mineral acid dopes, a so-called optically anisotropic dope may be formed, but after this dope is discharged from a die, it is converted into an optically isotropic dope by heating or humidification, and then wet solidified. A film with an extremely high Young's modulus can be conveniently produced by uniaxially or biaxially stretching the film in a wet state after washing and drying while limiting shrinkage. The film used in the present invention must have a thickness of 3 to 8 μm. When the thickness exceeds 8μm,
It becomes impossible to satisfy both the demand for a tape that can record for a long time and the demand for a compact and lightweight tape.
On the other hand, in the case of a film with a diameter of less than 3 μm, it is difficult to handle it and it is difficult to exhibit good videotape characteristics. Since the aromatic polyamide film has an edge tear resistance of 1 kg or more, it is stable against mechanical shock when used as a videotape. The film used in the present invention preferably has an end tear resistance of 2 kg or more. In addition, the center line average surface roughness of the aromatic polyamide film (see Ra, JIS B0601 (1976) and ASA B46-1 (1962)) is 0.03 μm or less, which reduces the noise of the magnetic recording medium. preferred for. The aromatic polyamide film of the present invention includes:
The material used has a tensile Young's modulus in the longitudinal direction of 1300 Kg/mm 2 or more. This value of Young's modulus is directly related to the jitter characteristics of the videotape. The tensile Young's modulus in the longitudinal direction is preferably 1500 Kg/mm 2 or more, more preferably 1700 Kg/mm 2 or more. On the other hand, the Young's modulus in the width direction is preferably 800 Kg/mm 2 or more,
More preferably, it is 1000 Kg/mm 2 or more. Further, the aromatic polyamide film of the present invention preferably has a breaking elongation of 10% or more in both the length direction and the width direction. Furthermore, the breaking strength in the length direction is 40Kg/mm 2
The above is preferable. The polyamide film of the present invention is transparent, and more specifically, it is preferable to have a light transmittance of 60% or more at 600 nm because it is less likely to wrinkle. The support (film) of the present invention may contain dispersed inorganic substances such as silica, talc, and calcium sulfate as a smoothing agent. The magnetic layer used in the magnetic recording medium of the present invention is a coating-type magnetic layer formed by coating, orienting, and drying a magnetic paint made by kneading and dispersing ferromagnetic fine powder in a binder, an additive, a solvent, etc. and ferromagnetic metals,
A precipitated magnetic layer is formed by depositing an alloy or the like by paper deposition or plating, such as vacuum evaporation, electroless plating, sputtering, or ion plating. Magnetic paints mainly consist of ferromagnetic fine powder, binder, and coating solvent, and may also contain additives such as dispersants, lubricants, abrasives, antistatic agents, rust preventives, and anti-cold agents. As the above-mentioned ferromagnetic fine powder, ferromagnetic iron oxide, ferromagnetic chromium dioxide, ferromagnetic alloy powder, etc. can be used. The above ferromagnetic iron oxide is a ferromagnetic iron oxide whose x value is in the range of 1.33≦x≦1.50 when expressed by the general formula FeOx, that is, maghemite (γ-Fe 2 O 3 ,
= 1.50), magnetite (Fe 3 O 4 ,
<1.50). The above x value is x = 1/200 {2 x (atomic% of divalent iron) + 3 x (
atomic% of trivalent iron)}. A divalent metal may be added to these ferromagnetic iron oxides. Divalent metals include Cr, Mn,
These include Co, Ni, Cu, Zn, etc., and are added in an amount of 0 to 10 atomic% relative to the iron oxide. The above ferromagnetic chromium dioxide is composed of CrO 2 and Na, K, Ti, V, Mn, Fe, Co, Ni, Tc,
Metals such as Ru, Sn, Ce, Pb, semiconductors such as P, Sb, Te, or oxides of these metals from zero to
20wt% added CrO2 is used. The acicular ratio of the above ferromagnetic iron oxide and ferromagnetic chromium dioxide is about 2/1 to 20/1, preferably 5/1.
1 or more, and an average length in the range of about 0.2 to 2.0 μm is effective. The above ferromagnetic alloy powder has a metal content of 75 wt% or more, and 80 wt% or more of the metal content is at least one ferromagnetic metal (i.e., Fe, Co,
Ni, Fe, −Co, Fe−Ni, Co−Ni, or Co−
Ni-Fe), and the metal content is 20wt% or less, preferably 0.5 to 5wt% of Al, Si, S, Sc,
Ti, V, Cr, Mn, Cu, Zn, Y, Mo, Rh, Pd,
Ag, Su, Sb, Te, Ba, Ta, W, Re, Au,
It has a composition of Hg, Pb, Bi, La, Ce, Pr, Nd, B, P, etc., and may also contain a small amount of water, hydroxide, or oxide. The above-mentioned ferromagnetic alloy powder is a particle having a major axis of about 0.5 μm or less. As the binder for the magnetic layer, conventionally known thermoplastic resins, thermosetting resins, reactive resins, and mixtures thereof are used. Thermoplastic resins with a softening temperature of 150°C or less, an average molecular weight of 10,000 to 200,000, and a degree of polymerization of about 200 to 2,000, such as vinyl chloride vinyl acetate copolymer, vinyl chloride vinylidene chloride copolymer, vinyl chloride acrylonitrile copolymer, etc. Polymer, acrylic acid ester acrylonitrile copolymer, acrylic acid ester vinylidene chloride copolymer, acrylic acid ester styrene copolymer, methacrylic acid ester acrylonitrile copolymer, methacrylic acid ester vinylidene chloride copolymer, methacrylic acid ester styrene copolymer Polymer, urethane elastomer, polyvinyl fluoride, vinylidene chloride acrylonitrile copolymer, butadiene acrylonitrile copolymer, polyamide resin, polyvinyl butyral, cellulose derivatives (cellulose acetate butyrate, cellulose diacetate, cellulose triacetate, cellulose propionate, nitrocellulose, etc.), styrene-butadiene copolymers, polyester resins, various synthetic rubber-based thermoplastic resins (polybutadiene, polychloroprene, polyisoprene, styrene-butadiene copolymers, etc.), and mixtures thereof. The thermosetting resin or reactive resin has a molecular weight of 200,000 or less in the coating liquid state, but when added after coating and drying, the molecular weight becomes infinite due to reactions such as condensation and addition. Also, among these resins, those that do not soften or melt before the resin is thermally decomposed are preferred. Specifically, for example, phenol-formalin-novolak resin, phenol-formalin-resol resin, phenol-furfural resin, xylene-formaldehyde resin, urea resin, melamine resin, drying oil-modified alkyd resin, carbonic acid resin-modified alkyd resin, maleic acid resin. Modified alkyd resins, unsaturated polyester resins, epoxy resins and curing agents (polyamines, acid anhydrides, polyamide resins, etc.),
Terminal isocyanate polyester moisture curable resin, terminal isocyanate polyether moisture curable resin, polyisocyanate prepolymer (compound having 3 or more isocyanate groups in one molecule obtained by reacting a diisocyanate and a low molecular weight triol, diisocyanate) trimers and tetramers), polyisocyanate prepolymers and resins containing active hydrogen (polyester polyols, polyether polyols, acrylic acid copolymers, maleic acid copolymers, 2-hydroxyethyl methacrylate copolymers, para-hydroxystyrene copolymers) , others), and mixtures thereof. These binders may be used alone or in combination, and other additives may be added. The mixing ratio of the ferromagnetic powder and the binder is preferably 8 to 400 parts by weight of the binder to 100 parts by weight of the ferromagnetic powder.
Used in a range of 10 to 200 parts by weight. In addition to the above-mentioned binder and fine ferromagnetic powder, the magnetic layer may contain additives such as a dispersant, a lubricant, an abrasive, an antistatic agent, a rust preventive, and an antistatic agent. Dispersants include caprylic acid, capric acid, lauric acid, myristic acid, palmitic acid, stearic acid, oleic acid, elaidic acid, linoleic acid,
Resin acids with 12 to 18 carbon atoms such as linolenic acid and stearolic acid (R 1 COOH, R is an alkyl or alkenyl group with 11 to 17 carbon atoms); Alkali metals of the above fatty acids (Li, Na, K, etc.) ) or alkaline earth metals (Mg, Ca, Ba); fluorine-containing compounds of the above-mentioned fatty acid esters; amides of the above-mentioned fatty acids; polyalkylene oxide alkyl phosphates; resitin; Tetraammonium salts (alkyl having 1 to 5 carbon atoms, olefin being ethylene, propylene, etc.) are used. In addition, higher alcohols having 12 or more carbon atoms and sulfuric esters can also be used. These dispersants are added in an amount of 0.5 to 20 parts by weight per 100 parts by weight of the binder. As a lubricant, dialkyl polysiloxane (alkyl has 1 to 5 carbon atoms), dialkoxypolysiloxane (alkoxy has 1 to 4 carbon atoms), monoalkyl monoalkoxy polysiloxane (alkyl has 1 to 5 carbon atoms, alkoxy has 1 to 4 carbon atoms
), phenylpolysiloxane, fluoroalkylpolysiloxane (alkyl has 1 to 5 carbon atoms), and other silicone oils; conductive fine powders such as graphite; inorganic fine powders such as molybdenum disulfide and tungsten disulfide; polyethylene , plastic fine powder such as polypropylene, polyethylene vinyl chloride copolymer, polytetrafluoroethylene;
a-olefin polymer; unsaturated aliphatic hydrocarbon that is liquid at room temperature (a compound in which an n-olefin double bond is bonded to the terminal carbon, approximately 20 carbon atoms); carbon number 12-
Fatty acid esters consisting of 20 monobasic fatty acids and monohydric alcohols having 3 to 12 carbon atoms, fluorocarbons, etc. can be used. These lubricants are added in an amount of 0.2 to 20 parts by weight per 100 parts by weight of the binder. Commonly used abrasive materials include fused alumina, silicon carbide, chromium oxide (Cr 2 O 3 ), corundum, artificial corundum, diamond, artificial diamond, garnet, and emery (main components: corundum and magnetite). be done. These abrasives have a Mohs hardness of 5 or more and an average particle size of
A size of 0.05 to 5μ is used, particularly preferably 0.1 to 2μ. These abrasives are binders 100%
It is added in an amount of 0.5 to 20 parts by weight. Antistatic agents include conductive fine powder such as carbon black and carbon black graft polymer; natural surfactants such as saponin; nonionic surfactants such as alkylene oxide, glycerin, and glycidol; higher alkylamines, and quaternary surfactants. Cationic surfactants such as ammonium salts, pyridine and other heterocycles, phosphoniums or sulfoniums; Anionic surfactants containing acidic groups such as carboxylates, sulfones, phosphoric acid, sulfuric ester groups, and phosphoric ester groups; Amino acids ,
Ampholytic activators such as aminosulfonic acids, sulfuric acid or phosphoric acid esters of amino alcohols, and the like are used. The above conductive fine powder is added in an amount of 0.2 to 20 parts by weight, and the surfactant is added in an amount of 0.1 to 10 parts by weight, based on 100 parts by weight of the binder. These surfactants may be added alone or in combination. Although these are used as antistatic agents, they are sometimes applied for other purposes, such as dispersion, improving magnetic properties, improving lubricity, and as coating aids. Phosphoric acid, sulfamide, guanidine, pyridine, amine, urea, zinc chromate, calcium chromate, strontium chromate, etc. can be used as rust inhibitors, but in particular, dicyclohexylamine nitrite, cyclohexylamine chromate, diisopropylamine nitrite,
Volatile rust inhibitors such as diethanolamine phosphate, cyclohexylammonium carbonate, hexamethylene diamine carbonate, propylene diamine stearate, guanidine carbonate, triethanolamine nitrite, morpholine stearate (mineral or organic acid salts of amines, amides or imides) The rust prevention effect is improved by using acid salts). These rust inhibitors are used in an amount of 0.01 to 20 parts by weight per 100 parts by weight of the ferromagnetic fine powder. As preventive agents, saltylanilide, bis(tributyltin) oxide, mercury phenyloleate, copper naphthenate, zinc naphthenate, mercury naphthenate,
Pentachlorophenol, trichlorophenol, p-dinitrophenol, sorbic acid, p-
Butyl oxybenzoate, dihydroacetoic acid, etc. are used in an amount of 0.01 to 5 parts by weight based on 100 parts by weight of the binder. Examples of organic solvents used as coating solvents include ketone systems such as acetone, methyl ethyl ketone, methyl isobutyl ketone, and cyclohexanone; ester systems such as methyl acetate, ethyl acetate, butyl acetate, ethyl lactate, and acetic acid glycol monoethyl ether;
Glycol ethers such as ether, glycol dimethyl ether, glycol monoethyl ether, and dioxane; Tars (aromatic hydrocarbons) such as benzene, toluene, and xylene; methylene chloride, carbon tetrachloride, chloroform, ethylene chlorohydrin, dichlorobenzene and other chlorinated hydrocarbons can be selected and used. The magnetic powder and the above-mentioned binder, dispersant, lubricant, abrasive, antistatic agent, rust preventive agent, antistatic agent, solvent, etc. are kneaded to form a magnetic paint. During kneading, the magnetic powder and each of the above-mentioned components are fed into a kneader either simultaneously or individually one after another. For example, there is a method in which magnetic powder is added to a solvent containing a dispersant and kneaded for a predetermined period of time to obtain a magnetic paint. Various types of kneading machines are used for kneading and dispersing magnetic paint. For example, two-roll mill, three-roll mill, ball mill, pepple mill, tron mill,
These include sand gliders, Sxegvari attritors, high-speed impeller dispersers, high-speed stone mills, high-speed impact mills, dispers, kneaders, high-speed mixers, homogenizers, and ultrasonic dispersers. Methods for coating the magnetic recording layer on the support include air doctor coating, blade coating,
Reverse roll coating, transfer roll coating, gravure coating, kiss coating, cast coating, spray coating, spin coating, etc. can be used, and other methods are also possible. Specific examples of these can be explained, for example, in "Coating Engineering" published by Asakura Shoten. It is described in detail on pages 237 to 277 (published on March 20, 1972). In the case of a multilayer magnetic tape, a magnetic layer is coated on a non-magnetic support by the above-mentioned coating method, dried, and this process is repeated to form two magnetic layers by a continuous coating operation. Alternatively, two magnetic layers may be provided simultaneously by a multilayer simultaneous coating method. The thickness of the magnetic layer is applied so that the dry thickness is about 10 μm or less, preferably in the range of 0.5 to 6 μm.
In the case of multiple layers, the total amount falls within the above range. Further, this dry thickness is determined by the use, shape, specifications, etc. of the magnetic tape. Furthermore, the conveyance speed of the strip support to be coated is determined by the desired coating amount (coating film thickness) and the supply amount of the magnetic coating liquid, and is 50 cm/sec.
700m/sec. is desirable. By such a method, the magnetic layer coated on the support is optionally treated to orient the magnetic powder in the layer as described above, and then the formed magnetic layer is dried. If necessary, the magnetic tape of the present invention is manufactured by subjecting it to surface smoothing processing and cutting it into a desired shape. In particular, in the present invention, it has been found that by subjecting the magnetic recording layer to surface smoothing treatment, a magnetic tape with a smooth surface and excellent wear resistance can be obtained.
This surface smoothing treatment is performed by smoothing treatment before drying or by calendering treatment after drying. The orientation treatment is performed under the following conditions. The orientation magnetic field is approximately 500 to 3000 Oe in alternating current or direct current. The orientation direction of the magnetic material is determined by its use. i.e. sound tape, small video tape,
In the case of a memory tape, etc., the orientation is parallel to the length direction of the tape, and in the case of a broadcast video tape, etc., it is oriented at an angle of 30° to 90° with respect to the length direction. Further, in the case of multilayer structure, the upper layer and the lower layer may be oriented in different directions. The drying temperature of the magnetic layer after orientation is approximately 50 to 120℃.
Preferably 70-100°C, particularly preferably 80-90°C
The air flow rate is 1 to 5 Kl/m 2 , preferably 2 to 3
The drying time is approximately 30 seconds to 10 minutes, preferably 1 to 5 minutes. To smoothen the surface of the coating film before drying the magnetic layer, a method such as a magnetic smoother, smoothing coil, smoothing blade, smoothing blanket, etc. may be used as necessary. After the magnetic layer has dried, the surface of the coating film is calendered using a super calender that passes between two rolls, such as a metal roll and a cotton roll, or a synthetic resin (such as nylon or polyurethane) roll, or a metal roll and a metal roll. Preferably, this is done by law. The conditions for super calendaring are approximately 25 to 50 kg/cm of inter-roll pressure, and approximately 35 kg/cm of pressure between the rolls.
Preferably, it is carried out at a temperature of -150°C and a processing speed of 5-200 m/min. Temperature and pressure above these upper limits have an adverse effect on the magnetic layer and non-magnetic support. Also, if the processing speed is less than about 5 m/min, the surface smoothing effect cannot be obtained;
If it is more than that, the processing operation becomes difficult. The aromatic polyamide film of the present invention as a non-magnetic flexible support is coated with a dry thick undercoat layer of polyester resin, polyurethane elastomer, alcohol-soluble polyamide resin, etc. in order to improve the adhesion of the magnetic layer and the back layer described below. Taste approx. 0.03~
The thickness may be 2 μm, preferably in the range of 0.05 to 1.5 μm. In addition, the support of the present invention has a surface opposite to the side on which the magnetic layer is provided (back surface) for the purpose of preventing static electricity, preventing transfer, preventing wow and flutter, improving the strength of the magnetic tape, and making the back surface matte. May have a backcoat. This back layer is composed of at least one additive such as the above-mentioned lubricant, abrasive, and antistatic layer, and in some cases, a dispersing agent for uniformly dispersing these, the above-mentioned binder, and a coating solvent. A coating solution obtained by kneading and dispersing the above-mentioned materials is applied onto the back surface of the above-mentioned support and dried. Either the magnetic layer or the back layer may be provided on the support first. Preferred additives commonly used are carbon black, graphite, talc, Cr 2 O 3 , α-
Fe 2 O 3 (red iron), silicone oil, etc., and the binder is preferably a thermosetting resin or a reactive resin. Approximately 30 to 85 wt%, preferably 40 to 80 wt% in the case of inorganic compound additives based on the total solid content of the back layer
In the case of organic compound additives, they are provided at a mixing ratio of about 0.1 to 30 wt%, preferably 0.2 to 20 wt%. or,
The dry thickness can be arbitrarily selected in the range of about 0.5 to 5.0 μm depending on the total thickness, use, shape, purpose, etc. of the magnetic tape. On the other hand, in the case of the above-mentioned deposited magnetic layer, iron, cobalt, nickel and other ferromagnetic metals, or Fe
−Co, Fe−Ni, Co−Ni, Fe−Si, Fe−Rh, Fe
-V, Co-P, Co-B, Co-Si, Co-V, Co
-Y, Co-La, Co-Ce, Co-Pr, Co-Sm,
Co-Mn, Fe-Co-Ni, Co-Ni-P, Co-Ni
-B, Co-Ni-Ag, Co-Ni-Nd, Co-Ni-
Ce, Co-Ni-Zn, Co-Ni-Cu, Co-Ni-Hg,
Co-Ni-W, Co-Ni-Re, Co-Mn-P, Co
−Zn−P, Co−Pb, Co−Sm−Cu, Co−Ni−
A strong layer is formed by forming a ferromagnetic alloy such as Zn--P, Co--Ni--Mn--P into a thin film by a deposition method such as a vapor deposition method or a plating method. Vapor deposition method is a method in which a substance or its compound is deposited on a substrate as vapor or ionized vapor in a gas or vacuum space. Aimetsuki (Chemical Vapor)
This corresponds to the Deposition Act, etc. The plating method refers to a method of depositing a substance on a substrate from a liquid phase, such as electroplating or electroless plating. In the paper deposition method, these conditions vary greatly depending on the method and material, but the general singularities are as shown in Table 1 below.

〔発明の効果〕〔Effect of the invention〕

本発明による支持体を使用する事により、従来
のテープでは得られなかつた、ジツター特性のす
ぐれた薄手のテープが得られ、また、折れ、し
わ、破れ等の生じ難く、支持体にスリキズのつき
難い磁気テープが得られたので、長時間録画用の
ビデオテープとして、または/及び軽量のビデオ
テープとして非常に有用である。 〔実施例〕 以下本発明を実施例により更に具体的に説明す
る。ここに示す成分:割合:操作順序等は、本発
明の精神から逸脱しない範囲において変更しうる
ものであることは本業界に携わるものにとつては
容易に理解されることである。 従つて、本発明は以下の実施例に制限されるべ
きではない。 〔芳香族ポリアミドフイルム〕 固有粘度(H2SO4中25℃、C=0.5g/dlで測
定)が5.7のポリ(p−フエニレンテレフタルア
ミド)を99.7%の硫酸にポリマー濃度12.0%で溶
解し、60℃で光学異方性のあるドープを得た。こ
のドープをタンクに入れ、タンクからギアポンプ
を経てダイに至る1.5mの曲管を約70℃に保ち、
0.15mm×300mmのスリツトをもつたダイから、鏡
面に磨いた110℃に保つたハステロイ製のベルト
にキヤストし、90℃で相対湿度88%の雰囲気中に
20秒間保つた後、約5℃の水で凝固し連続的に製
膜した。 凝固したフイルムをとり出して常温の水で洗浄
し、水を含んだままのフイルムを種々の条件で延
伸し、次いで220℃のオープン中で定長乾燥を行
いフイルムを得た。延伸条件及びフイルムの性質
をまとめて、第2表に示す(番号1〜3が本発明
のフイルムであり、それら以外は本発明外のフイ
ルムである。なお、比較のためポリエチレンテレ
フタレートフイルムも用いた。
By using the support according to the present invention, a thin tape with excellent jitter properties that could not be obtained with conventional tapes can be obtained, and it is also resistant to folds, wrinkles, tears, etc., and the support is free from scratches. Since a difficult magnetic tape was obtained, it is very useful as a videotape for long-term recording and/or as a lightweight videotape. [Example] The present invention will now be described in more detail with reference to Examples. Those skilled in the art will readily understand that the components, proportions, order of operations, etc. shown herein may be changed without departing from the spirit of the invention. Therefore, the invention should not be limited to the following examples. [Aromatic polyamide film] Poly(p-phenylene terephthalamide) with an intrinsic viscosity (measured in H 2 SO 4 at 25°C, C = 0.5 g/dl) of 5.7 is dissolved in 99.7% sulfuric acid at a polymer concentration of 12.0%. A dope with optical anisotropy was obtained at 60°C. This dope is put into a tank, and a 1.5m curved pipe from the tank to the die is maintained at approximately 70℃.
Cast from a die with a slit of 0.15 mm x 300 mm onto a mirror-polished Hastelloy belt maintained at 110°C, and placed in an atmosphere of 90°C and relative humidity of 88%.
After being kept for 20 seconds, it was coagulated with water at about 5°C to form a film continuously. The coagulated film was taken out and washed with water at room temperature, and the film still containing water was stretched under various conditions, and then dried at a fixed length in an open environment at 220°C to obtain a film. The stretching conditions and film properties are summarized in Table 2 (numbers 1 to 3 are films of the present invention, and the others are films outside the present invention. For comparison, a polyethylene terephthalate film was also used. .

〔磁気テープの製造〕[Manufacture of magnetic tape]

第3表に示す組成物を混練した後、ポールミル
に入れ、24時間分散後、ポリイソシアネート(3
モルのトリレンジイソシアネートと1モルのトリ
メチロールプロパンのアダクト体、75重量%酢酸
エチル溶液、NCO含有率約13.3重量%バイエル
A.G.社製「デスモテユールL−75」)7部を加え
更に1時間高速剪断分散し、平均孔径2μのフイ
ルターで濾過し、磁性塗布液を得た。この塗布液
の粘度は35c.p.であつた。
After kneading the compositions shown in Table 3, they were placed in a Pall mill and dispersed for 24 hours.
Adduct of 1 mol of tolylene diisocyanate and 1 mol of trimethylolpropane, 75% by weight solution in ethyl acetate, NCO content approximately 13.3% by weight Bayer
7 parts of Desmoteur L-75 (manufactured by AG) were added to the mixture, followed by high-speed shear dispersion for 1 hour and filtration through a filter with an average pore size of 2 μm to obtain a magnetic coating solution. The viscosity of this coating liquid was 35 c.p.

【表】【table】

【表】 上記の磁性塗布液を前記第2表に示す番号1〜
6の各フイルム上に下記の第4表に示す乾燥厚味
となる様に塗布し、ついで0.02秒間2500ガウスの
直流磁場によりフイルムの長さ方向に磁場配向処
理を行ない、100℃で2分間加熱乾燥した。得ら
れた広巾の磁気ウエブをメタルロール(クロムメ
ツキされたスチールロール:バツクアツプロー
ル)とナイロンロール(カレンダーロール)を用
いて50Kg/cmのロール間圧力、60℃の温度および
30m/minの処理速度でスーパーカレンダー処理
を行なつた。この広巾磁気ウエブをスリツトし、
8mm巾の6種の磁気テープを得た。 上記の磁気テープの各特性を測定し以下の第4
表に示す。
[Table] The above magnetic coating liquids are numbered 1 to 1 as shown in Table 2 above.
It was coated onto each film in step 6 to the dry thickness shown in Table 4 below, and then subjected to magnetic field orientation treatment in the length direction of the film using a 2500 Gauss DC magnetic field for 0.02 seconds, and heated at 100°C for 2 minutes. Dry. The resulting wide magnetic web was rolled using a metal roll (chrome-plated steel roll: back-up roll) and a nylon roll (calender roll) at an inter-roll pressure of 50 kg/cm, a temperature of 60°C, and
Supercalendering was carried out at a processing speed of 30 m/min. This wide magnetic web is slit,
Six types of magnetic tapes with a width of 8 mm were obtained. Each characteristic of the above magnetic tape was measured and the following 4.
Shown in the table.

【表】【table】

【表】【table】

Claims (1)

【特許請求の範囲】[Claims] 1 厚さが3〜8μmであり、長さ方向の引張ヤン
グ率が1300Kg/mm2以上であり、かつ任意の方向の
端裂抵抗が1Kgf以上であつて、600nmの光線透
過率が60%以上である芳香族ポリアミドフイルム
からなる非磁性可撓性支持体上に磁性層を設けた
磁気テープ。
1 The thickness is 3 to 8 μm, the tensile Young's modulus in the longitudinal direction is 1300 Kg/mm2 or more, the end tear resistance in any direction is 1 Kgf or more, and the light transmittance at 600 nm is 60% or more. A magnetic tape in which a magnetic layer is provided on a nonmagnetic flexible support made of an aromatic polyamide film.
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