JPH0522940Y2 - - Google Patents

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JPH0522940Y2
JPH0522940Y2 JP1986151151U JP15115186U JPH0522940Y2 JP H0522940 Y2 JPH0522940 Y2 JP H0522940Y2 JP 1986151151 U JP1986151151 U JP 1986151151U JP 15115186 U JP15115186 U JP 15115186U JP H0522940 Y2 JPH0522940 Y2 JP H0522940Y2
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JP
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electrode
transfer device
recording paper
voltage
toner
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は電子写真方式の記録装置に用いられる
転写装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、電子写真方式の記録装置における転写方
式はコロナ転写方式とローラ転写方式がある。
コロナ転写方式はコロナ放電器(以下コロトロ
ンと称す)のワイヤに直流電圧を印加しコロナイ
オンを発生させる。このコロナイオンにより記録
紙を帯電させ、トナー像を該記録紙に転写してい
た。
また、ローラ転写方式は導電ローラを感光ドラ
ムに記録紙を介して押圧し、トナー像を該記録紙
上に転写していた。
上述のコロナ転写方式においてはコロナイオン
による画像のボケが発生する。このボケは感光ド
ラムがa−Si(アモルフアスシリコン)の場合は
顕著である。これはコロトロンより生じるイオン
性物質等の生成物が吸湿し、感光ドラムの表面電
位を下げるために感光ドラム表面に帯電している
電荷が拡散し画像がボケると考えられている(例
えば光プリンタ設計(トリケツプス)、光プリン
タ用感光体、P26、1985年10月発行参照)。
また、ローラ転写方式においては転写ムラが比
較的発生しやすく、またローラが記録紙に接触し
ているため該記録紙が汚れ易かつた。
上述の問題点を解決するために、転写装置は電
極を備えるとともに電極にはコロナイオン不発生
領域電圧値のトナー極性と逆極性の電圧が印加さ
れる転写装置を使用した。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 従来の平面電極を用いる場合、比較的高い電圧
にしないと所定の電界が生じないという欠点があ
つた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は感光体に近接配備され該感光体上に形
成されたトナー像を記録紙上に転写する転写装置
であつて、この転写装置は電極を備えるとともに
該電極にはコロナイオン不発生領域電圧値のトナ
ー極性と逆極性の電圧が印加される転写装置にお
いて、前記電極は枠状の周囲電極と、この周囲電
極を架橋するメツシユ状電極とで構成されること
を特徴とする転写装置である。
(ホ) 作用 感光体上にトナー像の記録紙への転写は電圧印
加された電極とトナーの静電引力により行なわれ
る。
電極にはコロナイオン不発生領域電圧値の電圧
が印加されているので感光体へのコロナイオンの
悪影響を無くすことができ、また電極は感光体、
記録紙とは非接触であり均一な転写及び記録紙を
汚損することのない転写が可能となる。
(ヘ) 実施例 第1図は本考案の一実施例の転写装置が備えら
れている静電プリンタの概略構成図である。この
図において1はa−Siがコーテイングされている
感光ドラム(感光体)で、その頂部に、この感光
ドラム1上に光学像を投影結像するための、発光
ダイオードアレイ(LEDアレイ)2および短焦
点レンズ列3が備えられている。
前記短焦点レンズ列3の上流側には、感光ドラ
ム1を均一に帯電(約+600V)するための帯電
用コロトロン4が備えられ、下流側にはトナー5
……が内蔵されている周知の現像装置6が設けら
れている。現像装置6には、マグネツトローラ7
が内装され、上部にトナーホツパ8が搭載されて
いる。
前記感光ドラム1の外底部には、感光ドラムと
一定間隔(0.2〜0.3mm)を保つてトナー像を記録
紙9に転写するための転写装置10が備えられ電
源11に接続されている。この転写装置10につ
いては更に後述する。
前記転写装置10の右方には、給紙カセツト1
2内に積載されている記録紙9を給送するため
の、給紙ローラ13および一対のレジスタローラ
14,14が設けられている。また前記転写装置
の左方には、トナー像が転写されている記録紙9
aを定着装置(図示せず)まで搬送するコンベア
15が設けられている。
前記コンベア15の上方には、記録紙9aに転
写し切れず、感光ドラム1上に残留するトナー5
a……を除去するクリーニング装置16が設けら
れ、このクリーニング装置16の上部に、感光ド
ラム1上の残留電荷を消失させるためのイレース
ランプ17が備えられている。
第2図は第1図中の転写装置10の斜視図であ
る。転写装置10は取付台20、電極21により
構成される。また、電極21は周囲電極21a
と、この周囲電極21aを架橋するメツシユ状電
極21bより成る。なお、aは約17mm、bは約
250mm、メツシユの間隔は約0.5mmに設定してあ
る。
而して、電極21に−1000Vの電圧をかける
と、プラス帯電されているトナー5……は静電気
力により記録紙9上に引かれる。
なお、本実施例の電極21の場合、−700V以下
であればプラス帯電されているトナーが記録紙上
に引かれる。なお、−3000〜−4000Vの電圧まで
コロナイオンは発生しないことが確認されてい
る。
本実施例ではトナー5……がプラス帯電されて
いるので電極21にマイナスの電圧が印加された
が、トナー5……がマイナス帯電される場合に
は、電極21にプラスの電圧が印加されればよい
し、このときの電極への電圧も700〜3000Vであ
ればよい。
(ト) 考案の効果 メツシユ状電極を用いると電界集中が生じ、平
面電極の場合に比べて低い電圧でも所定の電界を
得て装置が小型になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の転写装置が装着された
静電プリンタの概略構成図、第2図は本考案実施
例の転写装置の斜視図である。 1……感光体、9,9a……記録紙、10……
転写装置、11……電源、21……電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 感光体に近接配備された該感光体上に形成され
    たトナー像を記録紙上に転写する転写装置であつ
    て、この転写装置は電極を備えるとともに該電極
    にはコロナイオン不発生領域電圧値のトナー極性
    と逆極性の電圧が印加される転写装置において、
    前記電極は枠状の周囲電極と、この周囲電極を架
    橋するメツシユ状電極とで構成されることを特徴
    とする転写装置。
JP1986151151U 1986-10-01 1986-10-01 Expired - Lifetime JPH0522940Y2 (ja)

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JP1986151151U JPH0522940Y2 (ja) 1986-10-01 1986-10-01

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JP1986151151U JPH0522940Y2 (ja) 1986-10-01 1986-10-01

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JPS6358264U JPS6358264U (ja) 1988-04-18
JPH0522940Y2 true JPH0522940Y2 (ja) 1993-06-11

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JPS61114462U (ja) * 1984-12-28 1986-07-19

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JPS6358264U (ja) 1988-04-18

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