JPH05228722A - ケーブルカッター - Google Patents

ケーブルカッター

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Publication number
JPH05228722A
JPH05228722A JP3685692A JP3685692A JPH05228722A JP H05228722 A JPH05228722 A JP H05228722A JP 3685692 A JP3685692 A JP 3685692A JP 3685692 A JP3685692 A JP 3685692A JP H05228722 A JPH05228722 A JP H05228722A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
cutter
cable
cutter body
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3685692A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidesumi Okamura
英澄 岡村
Hiroshi Masuda
博 増田
Kunihiko Ryu
邦彦 龍
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP3685692A priority Critical patent/JPH05228722A/ja
Publication of JPH05228722A publication Critical patent/JPH05228722A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カッター本体を常に同じ向きに持って効率的
に且つ安全にケーブルを切断する作業ができるようにす
る。 【構成】 駆動装置を内蔵し把持部1を備えたカッター
本体2と、カッター本体2の先部に取着され駆動装置に
駆動されて作動するカッター刃3を設けた刃部4とを具
備する。このようなケーブルカッターにおいて、刃部4
をカッター本体2の軸中心の回りに回動自在で且つ任意
の回動位置に固定自在にカッター本体2に取着する。刃
部4を回すことによってケーブルの向きに刃部4の向き
を合わせることができ、カッター本体2を常に安定した
同じ向きに持って切断作業をおこなうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配線工事等に際してケ
ーブルなどを切断するために用いられるケーブルカッタ
ーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ケーブル(電線)を切断するケーブルカ
ッターとしては特開昭62−94214号公報等で提供
されたものがある。特開昭62−94214号公報のも
のは手動でケーブルを切断するようにしているが、電動
でケーブルを切断できるようにしたものも提供されてい
る。このようなケーブルカッターは把持部を備えたカッ
ター本体の先端部に刃部を設けて形成されるものであ
り、把持部を握ることによってカッター本体を手で持
ち、カッター本体に内蔵する駆動装置を駆動させること
によって刃部のカッター刃を作動させてケーブルの切断
をおこなうことができるようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように把持部を
握ることによってカッター本体を手で持って刃部でケー
ブルを切断するにあたって、配電盤などに配線されるケ
ーブルは水平方向や垂直方向など色々な方向に向いてお
り、ケーブルの向きに刃部を合わせるようにカッター本
体の向きを縦向きや横向きなどにして切断作業をおこな
う必要があり、カッター本体の向きを変えるためにはカ
ッター本体を持つ手の腕を回したりしなければならな
く、無理な姿勢になって作業効率が悪くなると共に作業
が危険になるという問題があった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、カッター本体を常に同じ向きに持って効率的に且
つ安全にケーブルを切断する作業がおこなえるケーブル
カッターを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るケーブルカ
ッターは、駆動装置を内蔵し把持部1を備えたカッター
本体2と、カッター本体2の先部に取着され駆動装置に
駆動されて作動するカッター刃3を設けた刃部4とから
成り、刃部4をカッター本体2の軸中心の回りに回動自
在で且つ任意の回動位置に固定自在にカッター本体2に
取着して成ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】刃部4をカッター本体2の軸中心の回りに回動
自在で且つ任意の回動位置に固定自在にカッター本体2
に取着しているために、刃部4を回すことによってケー
ブルの向きに刃部4の向きを合わせることができ、カッ
ター本体2を常に安定した同じ向きに持って切断作業を
おこなうことができる。
【0007】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。カッ
ター本体2は円筒形のハウジング2a内にモーター等で
構成される駆動装置(図示省略)を内蔵して形成される
ものであり、駆動装置によって回転作動される駆動軸9
がカッター本体2の先端から突出させてある。この駆動
軸9はカッター本体2の軸中心と一致するように設けて
ある。またカッター本体2の後部にはカッター本体2か
ら略直角に突出するようにハウジング2aと一体の把持
部1が設けてある。この把持部1の基部には駆動装置を
操作する操作レバー10が設けてある。
【0008】カッター本体2の先端には円筒形乃至円柱
形のアダプター11がネジ12によて固着してあり、ア
ダプター11の基部外周には全周に亘って突部13が突
設してある。この突部13の外周にはネジリング14が
回動自在で且つカッター本体2の軸方向と平行に若干移
動可能に外嵌してある。ネジリング14は基部側に係止
フランジ15を設けると共に先部の内周に雌ネジ16を
設けて形成されるものである。前記駆動軸9はこのアダ
プター11の軸中心に貫通させてある。
【0009】刃部4は刃ケース17に固定刃3aと可動
刃3bとからなるカッター刃3を取り付けて形成される
ものであり、刃ケース17の後面には外周に雄ネジ19
を設けた円筒形状の回動筒18が突設してある。刃部4
はこの刃ケース17の回動筒18をアダプター11に回
動自在に外嵌してネジリング14の雌ネジ16に雄ネジ
19を螺合させることによって、カッター本体2の先部
に取着されるものである。また刃ケース17内には内ケ
ース20が固着してあり、内ケース20の先部に刃基部
21が固着してある。刃基部21から内周に刃を設けた
固定刃3aが一体に突出させてあり、また固定刃3aの
先端に内周に刃を設けた可動刃3bが基部を枢支軸22
で回動自在に枢着してある。内ケース20内にはカム2
3が配設してあって、カム23の一方の回転軸24aは
軸受け25に支持される入力軸筒26によって上記駆動
軸9に結合してあり、カム23の他方の回転軸24bは
刃基部21に設けた軸受け27に軸支してある。このカ
ム23の外周には軸受け28を介して筒状のカムフォロ
ア29が取り付けてあり、カムフォロア29のネジ孔に
先部の雄ネジ部を螺合することによってクランク30が
取り付けてある。
【0010】前記刃基部21にはベルクランク32が枢
支軸33で回動自在に取り付けてあり、このベルクラン
ク32に軸ピン34で上記クランク30の基部が枢着し
てある。またベルクランク32にはラチエット爪35の
基部が軸ピン36で枢支してあり、ラチエット爪35の
先部をバネ37で回動付勢してある。前記可動刃3bの
先端部の外周にはラチエット歯38が設けてあり、この
ラチエット歯38に噛み合うようにラチエット爪35は
回動付勢されているものである。刃基部21にはさらに
ストッパー爪39を軸ピン40で回動自在に取り付けて
あり、このストッパー爪39もバネ41でラチエット歯
38に噛合するように回動付勢してある。
【0011】上記のように形成されるケーブルカッター
を用いてケーブル(電線)を切断するにあたっては、把
持部1を手に握ってカッター本体2を持ち、固定刃3a
と可動刃3bの間にケーブルを入れ、操作レバー10を
指で引いてカッター本体2内の駆動装置を作動させる。
このように駆動装置を作動させると駆動軸9が回転駆動
され、カム23を回転させる。カム23が回転されると
図1の上下方向にカムフォロア29が往復移動し、これ
に伴ってクランク30が矢印のように往復作動される。
クランク30が往復作動されるとベルクランク32が矢
印のように往復回動し、このベルクランク32の往復回
動に従ってラチエット爪35が矢印のように押し引きさ
れるように往復移動することになり、ラチエット爪35
が押される際にラチエット歯38で噛合している可動刃
3bが矢印方向に送られることになる。ラチエット爪3
5が引かれる際にはラチエット歯38に噛合しているス
トッパー爪39によって可動刃3bが戻ることが防止さ
れるようになっている。従ってラチエット爪35を繰り
返して往復移動させることによって可動刃3bを序々に
矢印方向に回動させ、可動刃3bと固定刃3aとの間の
内径を狭めて可動刃3bと固定刃3aとの間でケーブル
を切断することができるものである。可動刃3bを復帰
させるにあたっては、ラチエット爪35に設けたピン4
3とストッパー爪39に設けたピン44を押してラチエ
ット爪35とストッパー爪39をラチエット歯38から
離れるように回動させることによって、ラチエット歯3
8とラチエット爪35及びストッパー爪39の噛合を外
しておき、この状態で回動刃3bを矢印と反対方向に回
動させることによっておこなうことができるものであ
り、またこのように回動刃3aを回動して固定刃3aと
回動刃3bの間を開くことによって、ケーブルを固定刃
3aと可動刃3bの間に入れることができるものであ
る。
【0012】次に、カッター本体2に対して刃部4の向
きを変えるには、雌ネジ16と雄ネジ19の螺合を緩め
るようにネジリング14を回し、この状態で刃ケース1
7の回動筒18をアダプター11の回りに所要角度で回
動させる。刃ケース17の回動筒18をアダプター11
の回りに回動させることによって刃部4をカッター本体
2の軸中心回りに回動させることができる。そしてこの
ように所要角度で回した後に、ネジリング14を逆向き
に回して雌ネジ16と雄ネジ19の螺合を締めると、刃
ケース17の回動筒18の端面がアダプター10の突部
13の端面に圧接され、刃ケース17をアダプター10
に対して固定することができ、従って刃部4をカッター
本体2に対して固定することができる。このように刃部
4をカッター本体2に対して回動させて刃部4の向きを
変えることができるために、ケーブル45が水平に配線
されているときには図2(a)のように刃部4を縦向き
にしてケーブル45の切断をおこなうことができ、また
ケーブル45が縦に配線されているときには図2(b)
のように刃部4を横向きにしてケーブル45の切断をお
こなうことができるものであり、ケーブル45にカッタ
ー刃3を直交させるように刃部4の向きを合わせて切断
をおこなうことができるものである。従って、ケーブル
45の向きに刃部4を合わせるように腕を回したりして
カッター本体2の向きを変えるようにする必要がなくな
り、カッター本体2を把持部1で安定した同じ向きに持
って、常に安定した作業姿勢でケーブル45の切断作業
を効率良くまた安全におこなうことができるものであ
る。
【0013】
【発明の効果】上記のように本発明は、刃部をカッター
本体の軸中心の回りに回動自在で且つ任意の回動位置に
固定自在にカッター本体に取着したので、刃部を回動さ
せて刃部の向きを変えることができ、ケーブルにカッタ
ー刃を直交させるように刃部の向きを変えることによっ
て腕を回したりしてカッター本体の向きを変えるように
する必要がなくなり、カッター本体を把持部で安定した
同じ向きに持ってケーブルの切断作業を効率良く安全に
おこなうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部を破断した正面図であ
る。
【図2】同上の使用状態を示すものであり、(a),
(b)はそれぞれ概略正面図である。
【符号の説明】
1 把持部 2 カッター本体 3 カッター刃 4 刃部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動装置を内蔵し把持部を備えたカッタ
    ー本体と、カッター本体の先部に取着され駆動装置に駆
    動されて作動するカッター刃を設けた刃部とから成り、
    刃部をカッター本体の軸中心の回りに回動自在で且つ任
    意の回動位置に固定自在にカッター本体に取着して成る
    ことを特徴とするケーブルカッター。
JP3685692A 1992-02-25 1992-02-25 ケーブルカッター Withdrawn JPH05228722A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3685692A JPH05228722A (ja) 1992-02-25 1992-02-25 ケーブルカッター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3685692A JPH05228722A (ja) 1992-02-25 1992-02-25 ケーブルカッター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05228722A true JPH05228722A (ja) 1993-09-07

Family

ID=12481430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3685692A Withdrawn JPH05228722A (ja) 1992-02-25 1992-02-25 ケーブルカッター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05228722A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012502807A (ja) * 2008-09-18 2012-02-02 ワイドミュラー インターフェース ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト ドリル装置ヘッドピース

Cited By (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518