JPH0522797B2 - - Google Patents

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JPH0522797B2
JPH0522797B2 JP61049271A JP4927186A JPH0522797B2 JP H0522797 B2 JPH0522797 B2 JP H0522797B2 JP 61049271 A JP61049271 A JP 61049271A JP 4927186 A JP4927186 A JP 4927186A JP H0522797 B2 JPH0522797 B2 JP H0522797B2
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JP
Japan
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head
main
branch
perforation
cleaning device
Prior art date
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Application number
JP61049271A
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English (en)
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JPS62206192A (ja
Inventor
Tokuzo Hasegawa
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Individual
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  • Cleaning In General (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は主として岩盤を破砕する破砕場など
で、岩盤に爆薬挿入用として穿設される深い孔の
孔内を清掃する清掃器に関する。
〔従来技術及びその問題点〕
砕石場において岩盤の爆破作業を行うには、次
の順序により行つていた。先ず、一例として岩盤
に直径50mm程で深さ3m程の孔をドリルにより穿
設する。このようなドリル穿設作業にはその先端
又は外周から冷却水を噴射しつつ行うものである
が、それに伴つて孔内の内壁及び底部には水が溜
ることになる。それと共に石粉その他が孔の内周
面及び底部に溜る。このような水等が存在すると
火薬を孔内にセツトすることができないため、孔
内を予め清掃する必要がある。ところが直径50mm
で長さ3m程の深い孔内を清掃することは容易な
ことではなく、従来、多くの時間と労力を要して
いた。
〔発明の目的及び構成〕
そこで、本発明は簡単な構造の清掃器により孔
内を効率良く清掃できるものを提供することを目
的とし、その構成は次のとおりである。
即ち、先端が他の部分よりも膨大する頭部6を
有し、後端が開口して且つその開口端にエアホー
ス4が着脱自在に取付けられる嵌着部5が設けら
れると共に、前記頭部側先端が実質的に閉塞され
た主流路1を有し、穿孔内に前記頭部を先にして
挿脱自在に挿入される筒状の清掃器本体2と、前
記主流路1に夫々連通して前記頭部の外周に開口
し且つ前記後端側に向かつて、前記主流路1の軸
線に対してエア噴出路が鋭角に形成された複数の
分岐路3と、を具備し、前記主流路1に流通する
流体の全部又は大半が前記分岐路3を流通するよ
うに構成され且つ、前記分岐路3から噴出するエ
アが穿孔の内面に沿つて前記本体2の後方に向か
うように構成された穿孔の清掃器である。
従つて、本清掃器によれば、例えば分岐路3か
ら噴出した圧縮空気を穿孔8の開口側に効率良く
導き、穿孔8内の水や石粉を容易に排出させるこ
とができる。
〔発明の実施例〕
次に、図面に基づいて本発明の実施例につき説
明する。第1図ないし第3図は本発明の第1実施
例を示し、第1図はその縦断面図、第2図は同立
面図、第3図は同平面図である。この実施例で
は、清掃器本体2が一端閉塞の筒状に形成され、
その閉塞側端部外周は膨大して頭部6を構成す
る。そして、この頭部6の段付面の周縁から複数
の分岐路3が本体2の軸線に各αで穿設され、そ
れが主流路1に連通する。なおこの複数の分岐路
3は第2図に示す如く放射方向に夫々形成されて
いる。なお、この分岐路3の軸線と主流路1の軸
線とのなす角αは20゜ないし30゜が最良であるが、
必要に応じてこの角度αを10゜ないし45゜にまで範
囲を広げることもできる。さらには、複数の各分
岐路3の前記角αを互いに異らせてもよい。次
に、頭部6の外径は第4図において穿孔8の直径
(一例としてD=50mm)の0.6倍程(一例として32
mm)に形成されている。そして、第4図に示す如
くこの清掃器本体2の開口端にフレキシブルなホ
ース4の一端を嵌着すると共に、ホース4の他端
をコンプレツサー7に連結する。そして、コンプ
レツサー7により圧縮空気を送り清掃器本体2の
分岐路3からそれを流出させるものである。そし
て、このように連結された清掃器本体2に圧縮空
気を供給しつつ、それを穿孔8の開口端から挿入
すると、圧縮空気の噴出反力により清掃器本体2
は穿孔8の奥まで進入する。実験によれば、この
ようにした本清掃器を用いることにより穿孔8内
の水が穿孔8の開口から霧状になつて勢いよく噴
出した。それと共に、穿孔8内の石粉その他も同
時に排出されることがわかつた。なお第4図にお
いてコンプレツサー7の代わりに真空ポンプその
他により清掃器本体2内の空気を吸引すれば、穿
孔8内の水や石粉が吸い込まれ、それによつて穿
孔8内を清掃することもできる。
〔変形例〕
次に、第5図は本発明の第2実施例であり、こ
の実施例では主流路1の底部に、該主流路1と平
行方向及び直角方向に、分岐路3より小なる補助
孔9が穿設されたものである。これにより頭部6
の頭部外周における石粉等を上方に吹き上げるこ
とができる。なお本発明は上記実施例に限定され
るものでは勿論なく、例えば穿孔8が横穴の場合
にも使用できる。又、清掃器本体2は金属材料や
合成樹脂材料その他により一体成形しても或い
は、部分的に接合して構成しても良い。
〔発明の効果〕
本発明の清掃器は以上のような構成からなり、
次の効果を有する。
(1) 清掃器本体2の主流路1に複数の分岐路3が
連通し、該分岐路3が本体2の一端(主流路1
の開口側)に向かつて開口され、主流路1を流
通する流体の全部又は大半が前記分岐路3を流
通するように構成したから、本清掃器を穿孔8
内に挿入して主流路1の一端開口から圧縮空気
を送り込むことにより、孔内部の水を霧状等に
して穿孔8の開口から吹き出すことができる。
それと共に、穿孔8内の石粉をも容易に排出す
ることができる。即ち、分岐路3から噴出した
空気流の流速をあまり減じることなく、穿孔8
内面に沿つて該空気を効率良く上方に向かわせ
ることができる。
(2) 又、圧縮空気を分岐路3から噴出させつつ、
本清掃気を穿孔に挿入することにより、本清掃
器を深さの深い穿孔8の底部まで、該圧縮空気
の噴出反力を利用して挿入することができる。
(3) 又、清掃器本体2の一端開口にポンプ等を連
通して、穿孔8内の排水作業を行う場合には、
分岐路3が穿孔8の開口側に向いている為、分
岐路3に石粉等による目詰まりが生ずることを
防止できる。その為、作業性の良い故障しにく
い清掃器を提供できる。
又、分岐路3の軸線が主流路1の軸線に対し
て鋭意に形成されているから、分岐路3から噴
出する空気流を効率良く穿孔8の内面に沿つて
上昇させることができ、孔内の排水等を容易迅
速に行うことができる。
(4) さらには、清掃器本体2の主流路1の開口端
にホース4が嵌着されるように構成したから、
比較的短い清掃器により深い穿孔8の深部迄そ
れを挿入することができると共に、ホース4を
使用するため穿孔8開口部の作業スペースが狭
小であつても本清掃器を容易に使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例を示
し、第1図はその縦断面図、第2図は立面図、第
3図は平面図、第4図は本清掃器の使用状態の一
例を示す説明図、第5図は本発明の第2実施例の
清掃器の縦断面図。 1……主流路、2……清掃器本体、3……分岐
路、4……ホース、5……嵌着部、6……頭部、
7……コンプレツサー、8……穿孔、9……補助
孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 先端が他の部分よりも膨大する頭部6を有
    し、後端が開口して且つその開口端にエアホース
    4が着脱自在に取付けられる嵌着部5が設けられ
    ると共に、前記頭部側先端が実質的に閉塞された
    主流路1を有し、穿孔内に前記頭部を先にして挿
    脱自在に挿入される筒状の清掃器本体2と、前記
    主流路1に夫々連通して前記頭部の外周に開口し
    且つ前記後端側に向かつて、前記主流路1の軸線
    に対してエア噴出路が鋭角に形成された複数の分
    岐路3と、を具備し、前記主流路1に流通する流
    体の全部又は大半が前記分岐路3を流通するよう
    に構成され且つ、前記分岐路3から噴出するエア
    が穿孔の内面に沿つて前記本体2の後方に向かう
    ように構成された穿孔の清掃器。 2 前記頭部6の先端面または、該頭部6の外周
    面に前記分岐路3の口径よりも小さい補助孔9が
    開口し、該補助孔9に前記主流路1が連通された
    特許請求の範囲第1項記載の清掃器。
JP4927186A 1986-03-05 1986-03-05 穿孔の清掃器 Granted JPS62206192A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4927186A JPS62206192A (ja) 1986-03-05 1986-03-05 穿孔の清掃器

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JP4927186A JPS62206192A (ja) 1986-03-05 1986-03-05 穿孔の清掃器

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Publication Number Publication Date
JPS62206192A JPS62206192A (ja) 1987-09-10
JPH0522797B2 true JPH0522797B2 (ja) 1993-03-30

Family

ID=12826175

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JP4927186A Granted JPS62206192A (ja) 1986-03-05 1986-03-05 穿孔の清掃器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5269959B2 (ja) * 2011-07-26 2013-08-21 アーストラストエンジニアリング株式会社 エアージェッティング装置及び工法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4949004A (ja) * 1972-06-05 1974-05-13
JPS5116681A (en) * 1974-08-01 1976-02-10 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd Seiseimepirizooruno seiho

Patent Citations (2)

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JPS4949004A (ja) * 1972-06-05 1974-05-13
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JPS62206192A (ja) 1987-09-10

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