JPH05225283A - ゲート論理生成方法 - Google Patents

ゲート論理生成方法

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Publication number
JPH05225283A
JPH05225283A JP4027850A JP2785092A JPH05225283A JP H05225283 A JPH05225283 A JP H05225283A JP 4027850 A JP4027850 A JP 4027850A JP 2785092 A JP2785092 A JP 2785092A JP H05225283 A JPH05225283 A JP H05225283A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
logic
write
gate
register
bit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4027850A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Fukunaga
明 福永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4027850A priority Critical patent/JPH05225283A/ja
Publication of JPH05225283A publication Critical patent/JPH05225283A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】ゲートレベルで論理シミュレーションを行うた
めに、論理動作レベルで記述した論理をゲートレベルに
展開する際、複数個所からグローバルレジスタへ書き込
みする論理動作レベル記述から、発生するイベント数の
削減を考慮した、ゲート論理レベルの書き込み制御論理
を生成する方法を提供する。 【構成】論理動作レベルでの複数個所のグローバルレジ
スタへの書き込み動作記述を、レジスタの各ビットを
行、書き込み条件を列とするマトリクス上に洗い出す。
グローバルレジスタは信号値変化の多い書き込みクロッ
クを入力とするため、この信号を入力とするゲート論理
を少なくなるよに、マトリクスの各行をグループ化す
る。各グループに対してレジスタの書き込み制御論理を
作成すれば、ゲートレベルシミュレーション時の発生イ
ベント数の削減ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSI等の論理検証で
用いられるゲートレベルシミュレーション用のゲート論
理を、論理動作レベルから生成するゲート論理生成方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】グローバルレジスタに対する書き込み制
御論理の生成方法については、特開昭61−23167
0に記載されている。これは論理設計の自動化のための
論理生成方法で、ファンアウト本数等の実装条件のみを
考慮したものである。一方、グローバルレジスタへの書
き込み論理生成方法で、シミュレーションのための発生
イベント数の削減を考慮したものについては、今のとこ
ろ文献が見当らない。
【0003】シミュレーションでは、発生イベント数が
そのままシミュレーション計算時間に反映するので、イ
ベント数の削減を考慮した論理生成方法が必要である。
特にこのグローバルレジスタは、信号値変化の多い書き
込みクロックを入力とするため、この信号を入力とする
ゲート論理を少なくすることでゲートレベルシミュレー
ション時のイベント数の削減が期待できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はビット範囲で
書き込みが可能なグローバルレジスタを、ゲートレベル
シミュレーション用のゲート論理ファイルに展開するに
あたり、イベント数削減を考慮して、書き込み制御論理
の共通部くくりだすことを目的としており、さらにその
ゲート論理生成方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、論理動作レベルで記述した論理をゲート論理にコン
パイルする際、ゲートレベルシミュレーションでの発生
イベント数を削減するようにグローバルレジスタのゲー
ト論理を生成するものである。
【0006】
【作用】グローバルレジスタは、一般的に用途で使用す
るビット範囲を分け、そのビット範囲をまとめた状態で
書き込みが行われる。また書き込み制御論理は書き込み
条件とそのときの書き込み対象ビットの関係より求めら
れ、共通化は書き込み条件が同じビット同志について可
能である。そこで論理動作レベルのグローバルレジスタ
への複数個所からの書き込み動作記述を、レジスタの各
ビットを行、書き込み条件を列とするマトリクスに展開
し、書き込み対象ビットと書き込み条件の関係を洗い出
す。このマトリクスをあるルールでグループ分けすれ
ば、グローバルレジスタの書き込み制御論理の共通部を
くくりだすことができ、ゲートレベルシミュレーション
時の発生イベント数が削減できる。
【0007】
【実施例】以下図面に従い本発明を詳細に説明する。
【0008】既存論理を含む設計論理検証のための論理
シミュレーションにおける本発明の位置付けを図2に示
す。まず既存論理からゲート論理ファイルを作成するま
でを説明し、次に設計対象論理からゲート論理ファイル
を作成するまでを説明し、最後にこれら2つのゲート論
理ファイルから論理シミュレーションを行なうまでを説
明する。
【0009】既存論理は論理動作レベルで記述(20)
し、論理入力(21)を経て論理動作ファイル(22)
に変換される。論理動作ファイル(22)は、論理動作
記述コンパイラ(23)によりゲート論理ファイル(2
4)に展開される。本発明は論理動作記述コンパイラ
(23)を構成する重要な1つの機能を実現する。
【0010】設計対象論理はゲートレベルで記述(2
5)を行ない、ゲート論理入力(26)を経てゲート論
理ファイル(27)に変換される。
【0011】以上2つのゲート論理ファイル(24、2
7)を入力し、論理シミュレーション(28)を実行す
る。
【0012】次に本発明を含む論理動作記述コンパイラ
の入力情報となる論理動作レベルファイルの記述例を図
3に示す。以下その説明を行う。
【0013】グローバルレジスタRは4ビット長で宣言
されており、2つのブロックB1、B2でデータが書き
込まれる。ここでブロックとは論理のある一状態を表
し、記述例では箱で表す。論理はあるルールによって動
作し、状態が遷移していくが、どの状態にあるかはブロ
ック内のステージ変数ST1,ST2を参照すれば分か
る。またこのレジスタに書き込みが行われるタイミング
は書き込みクロックT0である。このときブロックB1
でのレジスタRに対する書き込みは、書き込み条件がS
T1、書き込みビットがMSB0から3、書き込みデー
タが変数AのMSB0から3ビットである。一方、ブロ
ックB2でのレジスタに対する書き込みは、書き込み条
件がST2、書き込みビットが3、書き込みデータが変
数Bである。
【0014】図3の記述例が、図4で示すタイムチャー
トのST0,T0,A,Bを入力信号とする。グローバ
ルレジスタRは書き込み条件が成立ち、さらに書き込み
クロックが立上ったときに書き込まれる。この例では、
書き込みクロックT0の最初の立上りで状態ST1にあ
るから、A(=’0101’)がレジスタRの0から3
ビットに書き込まれる。次のクロックT0の立上りで
は、状態ST2にあるから、B(=’0’)がレジスタ
Rの3ビットに書き込まれる。
【0015】図3の記述を例題に、本発明で作成される
テーブル及びマトリクスを図5、図6、図7に示す。説
明は図1の処理フローにそって行う。
【0016】(1)グローバルレジスタに対して書き込
みを行なう記述が登場するたびに、個々の書き込み条件
と書き込み対象ビットの情報を採取しテーブル形式で持
つ(ステップ10)。
【0017】図3の記述では、論理動作レベルの記述か
らグローバルレジスタの宣言、書き込み条件、書き込み
対象ビットを図5のようなテーブルにまとめる。つまり
レジスタ名称R、宣言開始ビット0、宣言終了ビット
3、書き込みクロックT0というグローバルレジスタの
宣言情報を1つのテーブル(50)に、さらに書き込み
条件と書き込み対象ビットの情報を、レジスタに対して
書き込みを行なう記述が登場するたびに新たなテーブル
(51、52)に展開する。後者(51、52)はレジ
スタに書き込みが行なわれるごとに書き込み条件No.
として追い番を付け、この例ではテーブルNo.1(5
1)に書き込み条件ST1、書き込み対象ビット0から
3が、テーブルNo.2(52)に書き込み条件ST
2、書き込み対象ビット3から3が情報として格納され
ている。
【0018】(2)レジスタへの書き込みビットと書き
込み条件の対応をマトリクスで表現する(ステップ1
1)。すなわち図3の例では、書き込み条件No.と書
き込み対象ビットの情報は図6のようなマトリクス(6
0)になる。但し、書き込みのあったビットは1、なか
ったビットは0とする。
【0019】(3)マトリクス(60)で各行の内容が
全く同じものをグループ化する(ステップ12)。
【0020】図3の例では、図6のマトリクス(60)
の各行においてその行の内容が全く同じビットをまとめ
グループ化すると、グループが2つ出来る。第1のグル
ープはマトリクス(60)の第1行から第3行までで構
成される。第2のグループは第4行のみから構成され
る。その結果が図7のマトリクス(70)である。
【0021】(4)グループごとにグローバルレジスタ
の書き込み制御論理を作成する(ステップ13)。
【0022】図3の例では、図7のマトリクス(70)
で示されるグループ単位で書き込み制御論理を作成す
る。
【0023】図3に対する以上のステップ10からステ
ップ13までの処理フローにより、レジスタRの0−2
ビット、3−3ビットの書き込み制御は同じ論理になる
ことが分かる。すなわち0−2ビットはブール式(ST
1 and T0)の信号が立ち上がるときに書き込まれ、
3−3ビットはブール式((ST1 and T0)or(S
T2 and T0))の信号が立ち上がるときに書き込ま
れる。このような論理をそれぞれ1つ作成し、出力をグ
ループ化されたビットファンアウトすればよい。実際の
ゲート論理展開を図8に示す。一方、図9は本発明のゲ
ート論理生成方法を使用せずに、作成したゲート展開図
である。書き込み制御論理を各ビット単位で作成するた
め、書き込みクロックを入力とする冗長なゲートが複数
生成され、これによるイベント数が増大する。図3の例
では、本発明を使用しない場合には書き込みクロックを
入力とするゲートはANDゲート4、FFゲート4必要
なのが、本発明を使用するとANDゲート2、FFゲー
ト4となり、本発明の効果は大きい。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、グローバルレジスタの
書き込み制御部で生成されるゲート数が削減できるの
で、これによるゲートレベルシミュレーション実行時の
イベント数を削減しうる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の処理フロー図である。
【図2】論理動作レベルで記述した論理とゲートレベル
で記述した設計対象論理から、論理シミュレーションの
結果を得るまでの処理の流れ図である。
【図3】本発明の一実施例としての論理動作レベルでの
記述例を示す図である。
【図4】本発明の一実施例としての図3のタイムチャー
トである。
【図5】本発明の一実施例としての本発明で作成される
テーブルを示す図である。
【図6】同じくマトリクスを示す図である。
【図7】同じくマトリクスを示す図である。
【図8】本発明の一実施例としての図3の書き込み制御
論理を作成したもののゲート展開図である。
【図9】本発明のゲート論理生成方法を使用せずに書き
込み制御論理を作成した、図3の記述例によるゲート展
開図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】論理動作レベルで記述した論理をゲート論
    理にコンパイルし、ゲートレベルでシミュレーションを
    行なうシステムにおいて、論理動作レベルからゲート論
    理に展開する際、論理動作レベルでの複数個所のグロー
    バルレジスタへの書き込み動作記述から、ゲート論理の
    書き込み制御論理を作成する過程において、各書き込み
    動作記述でのレジスタへの書き込み対象ビットと書き込
    み条件を採取する第1ステップと、レジスタの各ビット
    を行に、書き込み条件を列とするマトリクス上に前記採
    取した書き込み対象ビットと書き込み条件の対応表を作
    成する第2ステップと、前記マトリクスの対応表におい
    て、各行すなわち各ビットの内容が全く同じものをグル
    ープ化する第3ステップと、前記グループ化された各グ
    ループに対してレジスタへの書き込み制御論理を作成す
    る第4ステップとからなる、発生イベント数の削減を考
    慮したことを特徴とするゲート論理生成方法。
JP4027850A 1992-02-14 1992-02-14 ゲート論理生成方法 Pending JPH05225283A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4027850A JPH05225283A (ja) 1992-02-14 1992-02-14 ゲート論理生成方法

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JP4027850A JPH05225283A (ja) 1992-02-14 1992-02-14 ゲート論理生成方法

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JPH05225283A true JPH05225283A (ja) 1993-09-03

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JP4027850A Pending JPH05225283A (ja) 1992-02-14 1992-02-14 ゲート論理生成方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112965454A (zh) * 2021-04-30 2021-06-15 重庆大学 解耦工艺流程的控制系统自适应构建方法与运行方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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