JPH0522486Y2 - - Google Patents

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JPH0522486Y2
JPH0522486Y2 JP1988023441U JP2344188U JPH0522486Y2 JP H0522486 Y2 JPH0522486 Y2 JP H0522486Y2 JP 1988023441 U JP1988023441 U JP 1988023441U JP 2344188 U JP2344188 U JP 2344188U JP H0522486 Y2 JPH0522486 Y2 JP H0522486Y2
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tray
side plates
pair
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trays
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、垂直循環経路にそつて循環移動可能
に支持された多数のトレーを有する回転棚、特に
そのトレーの構造に関するものである。
(従来の技術及び考案が解決しようとする課題) 前記のような垂直循環回転棚を、食器や食材、
或いは出来上がつた料理などを収納保管する収納
庫として利用する場合、回転棚内部、特にトレー
を常に清潔に維持しなければならない。しかしな
がら従来のこの種の回転棚に於いては、各トレー
は一体構造であり、トレーの清掃はトレー1台づ
つを物品出し入れ口に呼び出し、手を差し入れて
行う必要があり、作業が非常に困難で非能率的で
あつた。
このような問題点を解決するために、例えば実
開昭56−62304号公報に記載されているように、
トレーを、トレー本体と駆動チエン側のトレー本
体支持部材とに分割し、トレー本体支持部材に対
してトレー本体を着脱自在に構成することが考え
られたが、従来の構成では、前記トレー本体支持
部材に前後水平方向のガイドレール部分を設け、
このガイドレール部分にトレー本体を前後水平方
向に出し入れ自在に嵌合支持させているので、ト
レーを回転駆動させるときの振動などでトレー本
体が前後水平方向に遊動する恐れがあり、特に、
トレーの垂直循環経路の上下両Uターン部を回動
するときにトレー本体に作用する遠心力でトレー
本体が前記ガイドレール部分から離脱する恐れが
ある。
従つて、安全に使用出来るようにするために
は、前記ガイドレール部分に対しトレー本体を固
定する手段が必要となり、構造が複雑になるだけ
でなく、トレー本体の着脱作業に手間がかかる結
果となり、実用に供し得るまでには至つていなか
つた。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記のような従来の問題点を解決し得
るトレー構造を提案するものであつて、その特徴
は、各トレーを、前記垂直循環経路に沿つて張設
された左右一対の駆動チエンに吊り下げられる左
右一対の側板と、この両側板間を連結する水平の
受け枠と、前記両側板間で前記受け枠上に着脱自
在に支持される受け皿とから構成し、前記受け皿
の底面には、前記受け枠に対し上下方向に嵌合し
て、当該受け皿が受け枠上で水平方向に移動する
のを阻止する位置決め用突出部を設けた点にあ
る。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を添付の例示図に基づ
いて説明する。
第1図及び第2図に示すように垂直循環回転棚
1は、縦長のケーシング内に於いて垂直循環経路
にそつて回動する多数のトレー2と、開閉自在な
シヤツター3,4を夫々備えた前後の物品出し入
れ口5,6を有する。前記各トレー2は、上部遊
転歯輪7と、共通の駆動軸8に取り付けられた下
部駆動歯輪9との間に掛張された左右一対の駆動
チエン10に夫々吊り下げリンク11a,11b
を介して一定間隔置きに連結されている。
なお、図示省略しているが、駆動チエン10の
回動により各トレー2が垂直循環経路を回動する
とき、各トレー2の姿勢を水平に保持させて前後
に揺動するのを阻止する従来周知のトレー姿勢規
制用ガイドが併設されている。
12は各トレー2を回動させるための駆動手段
であつて、モータ13に連動連結された減速機1
4と、この減速機14の出力軸と前記駆動軸8と
を連動連結する一対の歯輪15,16とチエン1
7から構成されている。18,19は物品出し入
れ口5,6に隣接してケーシング外に配置した移
動可能な作業台である。
前記各トレー2は、第3図及び第4図に示すよ
うに、前記左右一対の駆動チエン10に吊り下げ
られる左右一対の側板20a,20bと、この両
側板20a,20bの底辺部間を連結する水平の
受け枠21と、前記両側板20a,20b間で前
記受け枠21上に着脱自在に嵌合支持される受け
皿22から構成されている。
前記受け枠21は、前後一対の梁材23a,2
3bと、この両梁材23a,23bの両端間及び
中間複数箇所を連結する連結材24から構成さ
れ、前記連結材24は前記梁材23a,23bの
上面よりも一段低くなるように構成されている。
前記受け皿22は前後両側辺の立ち上がり側壁部
25a,25bと左右両側辺の立ち上がり側壁部
26a,26b、及び底面から下方に突出して前
記梁材23a,23bの内側に上下方向に嵌合す
る前後一対の位置決め用突出部27a,27bを
有するが、少なくとも前後両側辺の立ち上がり側
壁部25a,25bは、この受け皿22を構成す
る矩形金属板の前後両側辺の折り返し二重構造部
分を上方に折曲起立させて構成すると共に、当該
折り返し二重構造部分の金属板端辺部を下方へ折
曲起立させて前記位置決め用突出部27a,27
bとしている。勿論、受け皿22とは別部材で構
成した位置決め用突出部27a,27bを受け皿
22の底面に取付けても良い。
上記のように構成された回転棚に於いては、前
記モータ13を稼働させて駆動軸8を回転させ、
両駆動チエン10を回動させることにより、各ト
レー2を垂直循環経路にそつて回動させることが
出来る。従つて入出庫作業に際しては、前記のよ
うに各トレー2を循環回動させて入出庫作業対象
の特定トレー2を物品出し入れ口5または6の前
に呼び出すことが出来る。
トレー2を清掃するときは、物品出し入れ口5
または6で停止しているトレー2の受け皿22を
上方へ持ち上げて、位置決め用突出部27a,2
7bを受け枠21の梁材23a,23b間から上
方へ離脱させることにより、受け皿22のみを回
転棚から取り外して洗浄するなど、必要な清掃作
業を行うことが出来る。勿論、両側板20a,2
0bの内側や受け枠21なども必要に応じて清掃
することが出来る。
なお実施例では、前後何れ側からも収納物の出
し入れが可能な回転棚1を示したが、片側にのみ
物品出し入れ口を備えた回転棚であつても良い。
この場合は、受け皿22の物品出し入れ口に隣接
しない後側辺の立ち上がり側壁部を前側辺の立ち
上がり側壁部よりも十分高く構成することが出来
る。
(考案の作用及び効果) 以上のように本考案の垂直循環回転棚のトレー
構造によれば、収納物を支持する受け皿が両側板
間の受け枠上に単に嵌合支持されているだけであ
るから、トレー内部の清掃が必要なときには前記
受け皿のみを簡単容易に取り外すことが出来、回
転棚外に於いて容易に清掃することが出来る。勿
論、トレーの両側板内面も清掃することが出来
る。このようにトレーの最も汚れ易い受け皿部の
清掃が回転棚外で簡単容易に行えるので、回転棚
を清潔に保つことが容易となり、食器や食材、或
いは料理などの収納庫としても衛生面上の問題な
く活用し得る。
しかも本考案の構成によれば、受け皿の底面に
設けた位置決め用突出部を受け枠上に上下方向に
嵌合させて、当該受け枠上での受け皿の水平方向
の遊動を阻止することが出来る。従つて、トレー
を循環回動させるときの振動や上下両Uターン部
を回動するときの遠心力で、受け皿が受け枠上で
水平方向に遊動したり、或いは受け皿が受け枠上
から離脱落下するような恐れは皆無であり、安全
に使用することが出来る。
勿論、受け枠上に受け皿を固定する特別な固定
手段も不要であり、構造が簡単で安価に実施し得
ると共に、受け皿の着脱作業にも手間がかからな
いなど、実用上の効果は甚大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は回転棚全体の構成を説明する縦断側面
図、第2図は同横断平面図、第3図はトレーの分
解斜視図、第4図はトレーの縦断側面図である。 2……トレー、10……駆動チエン、13……
駆動用モーター、20a,20b……両側板、2
1……受け枠、22……受け皿、23a,23b
……前後一対の梁材、24……連結材、25a〜
26b……立ち上がり側壁部、27a,27b…
…位置決め用突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 垂直循環経路にそつて循環移動可能に支持され
    た多数のトレーを有する回転棚に於いて、前記各
    トレーを、前記垂直循環経路に沿つて張設された
    左右一対の駆動チエンに吊り下げられる左右一対
    の側板と、この両側板間を連結する水平の受け枠
    と、前記両側板間で前記受け枠上に着脱自在に支
    持される受け皿とから構成し、前記受け皿の底面
    には、前記受け枠に対し上下方向に嵌合して、当
    該受け皿が受け枠上で水平方向に移動するのを阻
    止する位置決め用突出部を設けて成る回転棚のト
    レー構造。
JP1988023441U 1988-02-24 1988-02-24 Expired - Lifetime JPH0522486Y2 (ja)

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JP1988023441U JPH0522486Y2 (ja) 1988-02-24 1988-02-24

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JP1988023441U JPH0522486Y2 (ja) 1988-02-24 1988-02-24

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Publication Number Publication Date
JPH01126311U JPH01126311U (ja) 1989-08-29
JPH0522486Y2 true JPH0522486Y2 (ja) 1993-06-10

Family

ID=31242434

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JP1988023441U Expired - Lifetime JPH0522486Y2 (ja) 1988-02-24 1988-02-24

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55101503A (en) * 1979-01-27 1980-08-02 Keiichi Akashi Conveyor

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5662304U (ja) * 1979-10-15 1981-05-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55101503A (en) * 1979-01-27 1980-08-02 Keiichi Akashi Conveyor

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Publication number Publication date
JPH01126311U (ja) 1989-08-29

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