JPH0522380U - リーフ状食品用ケース - Google Patents
リーフ状食品用ケースInfo
- Publication number
- JPH0522380U JPH0522380U JP6968491U JP6968491U JPH0522380U JP H0522380 U JPH0522380 U JP H0522380U JP 6968491 U JP6968491 U JP 6968491U JP 6968491 U JP6968491 U JP 6968491U JP H0522380 U JPH0522380 U JP H0522380U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- leaf
- shaped food
- box body
- case
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- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Cartons (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 極めて薄肉なリーフ状食品を1枚づつ容易に
取出すことができる操作性に優れた小型、軽量のリーフ
状食品用ケースを提供すること。 【構成】 複数枚の積み重ねられたリーフ状食品2が収
容される上方が開口した箱体3を備える。また、箱体の
開口部を塞ぐ蓋体4を備える。蓋体は、箱体に嵌合され
る基部12と、基部からインテグラルヒンジで一体に延
設された蓋部13とからなる。蓋部は、インテグラルヒ
ンジ部21から先端部位にかけて徐々に幅広となるよう
形成され、先端部位には基部に係止、離脱可能な係止部
24が形成される。
取出すことができる操作性に優れた小型、軽量のリーフ
状食品用ケースを提供すること。 【構成】 複数枚の積み重ねられたリーフ状食品2が収
容される上方が開口した箱体3を備える。また、箱体の
開口部を塞ぐ蓋体4を備える。蓋体は、箱体に嵌合され
る基部12と、基部からインテグラルヒンジで一体に延
設された蓋部13とからなる。蓋部は、インテグラルヒ
ンジ部21から先端部位にかけて徐々に幅広となるよう
形成され、先端部位には基部に係止、離脱可能な係止部
24が形成される。
Description
【0001】
この考案は、複数枚の積み重ねられたリーフ状(フィルム状)食品を収容し、 リーフ状食品を1枚づつ指操作で容易に取出すことができる操作性に優れた小型 、軽量の合成樹脂製のリーフ状食品用ケースに関する。
【0002】
最近、多糖類、ハーブエキス等を原材料とし、縦30mm、横20mm、厚さ 30μm程度のオブラートに類似したリーフ状(フィルム状)の食品が開発され 、このリーフ状食品を数十枚程度積み重ねた内容物を収容するのに適した小型、 軽量で、操作性に優れた携帯用ケースの開発が望まれている。
【0003】
しかし、リーフ状食品は1枚の厚みが上記のように極めて薄肉であり、1枚づ つ取出すことに困難性を伴う。
【0004】 この考案は、上記の点にかんがみ、1枚づつ容易に取出すことができる操作性 に優れた小型、軽量のリーフ状食品用ケースを提供することを課題とする。
【0005】
上記課題を解決すべく、この考案に係るリーフ状食品用ケースは、 複数枚の積み重ねられたリーフ状食品が収容される上方が開口した箱体を備え るとともに、 前記箱体の前記開口部を塞ぐ蓋体であって、前記箱体に嵌合される基部と該基 部からインテグラルヒンジで一体に延設された蓋部とからなる蓋体を備え、 前記蓋部は、前記インテグラルヒンジ部から先端部位にかけて徐々に幅広とな るよう形成され、前記先端部位には前記箱体又は前記基部に係止、離脱可能な係 止部が形成されてなる、 ことを特徴とする。
【0006】
この考案に係るリーフ状食品用ケースにおいて、蓋部の係止部は指操作により 箱体又は基部に係止、離脱可能とされ、蓋部は離脱時には最上部のリーフ状食品 の上面に親指の腹を接触できる程度の先端に向かって幅広となる開口部を形成す る。そして、最上部のリーフ状食品を1枚だけケース外に取出すにあたっては、 親指の腹を当該リーフ状食品の上面に押当てながら先端に向けてスライドさせる ことによりケース外へ取出すようにする。
【0007】 この考案によると、操作性に優れ、小型、軽量化を図ることができる。
【0008】
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 この実施例に係るリーフ状食品用ケース1(以下、単にケースという。)は、 多糖類、ハーブエキス等を原材料とし、縦30mm、横20mm、厚さ30μm 程度のオブラートに類似したリーフ状(フィルム状)の食品2を数十枚程度積み 重ねた内容物を収容するケースである。
【0010】 ケース1は、合成樹脂製の箱体3と蓋体4とからなる。
【0011】 (1) 箱体3 箱体3は、図2に示すように、上方が開口し、三方に側壁5、6、7が形成さ れており、図5に示すように、複数枚の積み重ねられたリーフ状食品2を収容す る。
【0012】 側壁5、6には、図2に示すように水平に伸びた突起10が適宜数形成され、 該突起10は後述する蓋体4の基部12の溝17に嵌合される(なお、図2には 、側壁6側の突起は現われていない。)。これにより、箱体3に蓋体4が嵌合さ れ、図1、図5に示すケース1が形成される。
【0013】 箱体3の底面8の先端部には、図2、図5に示すように、上方へ湾曲した湾曲 部9が形成され、リーフ状食品2を取出す際、使用者の指操作によりリーフ状食 品2が湾曲部9に沿って円滑にケース1外へ移動できるようにする。
【0014】 また、箱体3の底面8の先端部には、必要に応じて突条11が形成され、該突 条11には、蓋体4の蓋部13の先端部中央に必要に応じて形成された係止部が 係止、離脱可能とされる。
【0015】 (2) 蓋体4 蓋体4は、箱体3の開口部14を塞ぐものであり、基部12と蓋部13とから なる。
【0016】 基部12 基部12の側壁内周面15、16には、図4に示すように溝17が形成され、 該溝17には箱体3の突起10が嵌合されて箱体3に蓋体4が嵌合され、図1に 示すケース1が形成される(なお、図4には側壁内周面16側の溝は現われてい ない。)。
【0017】 基部12の下面18には、図4に示すようにストッパ19が形成され、該スト ッパ19は、蓋体4が嵌合された箱体3の側壁7を拘束し、箱体3と蓋体4が水 平方向へズレないようにする。
【0018】 基部12には、図3、図4、図5に示すようにフランジ部20が形成され、該 フランジ部20に蓋部13のインテグラルヒンジ部21および側縁部22が面接 触してケース1内部へのゴミ等の侵入が防止される。
【0019】 基部12の先端部の両端には、図3、図4、図5に示すように係止部23が形 成され、該係止部23に蓋部13の係止部24が係止、離脱されて蓋部13が開 閉され、リーフ状食品2の取出し、保管が可能になる。
【0020】 蓋部13 蓋部13は、基部12からインテグラルヒンジで一体に延設されてなる。
【0021】 蓋部13は、図1、図3、図5に示すように、インテグラルヒンジ部21から 先端部位にかけて徐々に幅広となるよう形成され、蓋部13が開いている時、開 口部25が形成される。この開口部25は、最上部のリーフ状食品2aの上面に 使用者の親指26の腹を押当てることができ、しかも親指26を先端に向けて円 滑に移動させることができるように形成される。
【0022】 蓋部13の先端部位の両端には、図3、図5に示すように基部12の係止部2 3に係止、離脱可能な係止部24が形成され、上述したようにリーフ状食品2の 取出し、保管を可能にしている。
【0023】 次に、上記構成のケース1の使用方法の一例について説明する。
【0024】 まず、使用者はケース1を手のひらに置き、人差し指で蓋体4の蓋部13を開 かせるよう蓋部13の先端部を押す。すると、蓋部13の係止部24と基部12 の係止部23との係止状態が解除され、蓋部13の係止部24が基部12の係止 部23から離脱し、蓋部13がインテグラルヒンジ部21を支点として開く。
【0025】 次に、図5に示すように、蓋部13が開いたことで形成された開口部25を介 して親指26の腹をリーフ状食品2の上面に押し当て、先端に向けてスライドさ せる。すると、最上部の1枚のリーフ状食品2aが箱体3の湾曲部9に沿ってケ ース1外へ移動し、取出される。
【0026】 リーフ状食品2を取出した後は、蓋部13の上面を親指26で押せば、再び蓋 部13の係止部24が基部12の係止部23に係止され、蓋部13が閉じる。
【0027】 以上の説明から明らかなように、この実施例に係るケース1は、小型、軽量で あるばかりでなく、極めて薄肉なリーフ状食品2を1枚づつ簡単な操作で取出す ことができ、著しく操作性に優れている。
【0028】 なお、上記実施例では、箱体3の上方から蓋体4を嵌合させるタイプであるが 、水平方向から嵌合させる構成にすることも容易に実現できる。
【図1】一実施例に係るケース1の構成を示し、(1) は
正面図、(2) は平面図、(3) は底面図、(4) は右側面
図、(5) は背面図
正面図、(2) は平面図、(3) は底面図、(4) は右側面
図、(5) は背面図
【図2】同ケース1の構成要素である箱体3を上方から
見たときの斜視図
見たときの斜視図
【図3】同ケース1の他の構成要素である蓋体4を上方
から見たときの斜視図
から見たときの斜視図
【図4】同蓋体4を下方から見たときの斜視図
【図5】上記ケース1の使用状態を示す斜視図
1 リーフ状食品用ケース 2 リーフ状食品 3 箱体 4 蓋体 12 基部 13 蓋部 14 箱体の開口部 21 インテグラルヒンジ部 24 係止部
Claims (1)
- 【請求項1】 複数枚の積み重ねられたリーフ状食品が
収容される上方が開口した箱体を備えるとともに、 前記箱体の前記開口部を塞ぐ蓋体であって、前記箱体に
嵌合される基部と該基部からインテグラルヒンジで一体
に延設された蓋部とからなる蓋体を備え、 前記蓋部は、前記インテグラルヒンジ部から先端部位に
かけて徐々に幅広となるよう形成され、前記先端部位に
は前記箱体又は前記基部に係止、離脱可能な係止部が形
成されてなる、 ことを特徴とするリーフ状食品用ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6968491U JP2527511Y2 (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | リーフ状食品用ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6968491U JP2527511Y2 (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | リーフ状食品用ケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0522380U true JPH0522380U (ja) | 1993-03-23 |
JP2527511Y2 JP2527511Y2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=13409945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6968491U Expired - Lifetime JP2527511Y2 (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | リーフ状食品用ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2527511Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7740132B2 (en) | 2004-01-26 | 2010-06-22 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | Container for sheet products |
-
1991
- 1991-09-02 JP JP6968491U patent/JP2527511Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7740132B2 (en) | 2004-01-26 | 2010-06-22 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | Container for sheet products |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2527511Y2 (ja) | 1997-03-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960806 |