JPH05223296A - 空気調和機における加湿方法とその装置 - Google Patents
空気調和機における加湿方法とその装置Info
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- JPH05223296A JPH05223296A JP2961692A JP2961692A JPH05223296A JP H05223296 A JPH05223296 A JP H05223296A JP 2961692 A JP2961692 A JP 2961692A JP 2961692 A JP2961692 A JP 2961692A JP H05223296 A JPH05223296 A JP H05223296A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は室内空調時において該室内に全く無
塵無臭のクリーンな加湿空気を極めて簡単な加湿器を用
いて確実容易に送給しようとする。 【構成】器内の一部に加熱体を設置してなる器筺の内部
に蒸発皿を嵌挿すると共に該蒸発皿の内部に加湿水内の
不純物を捉集、捉塵する金網状の捉塵体を脱着自在に嵌
装してなる加湿器と、該加湿器の上部に一定間隔毎に加
湿水を上記蒸発皿内に間歇的に滴下行なわしめる点滴バ
ルブにて形成されている。
塵無臭のクリーンな加湿空気を極めて簡単な加湿器を用
いて確実容易に送給しようとする。 【構成】器内の一部に加熱体を設置してなる器筺の内部
に蒸発皿を嵌挿すると共に該蒸発皿の内部に加湿水内の
不純物を捉集、捉塵する金網状の捉塵体を脱着自在に嵌
装してなる加湿器と、該加湿器の上部に一定間隔毎に加
湿水を上記蒸発皿内に間歇的に滴下行なわしめる点滴バ
ルブにて形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は室内空調時において該
室内に全く無塵無臭の加湿空気を容易に送給し、該室内
を常時クリーンで健康的な環境を保持行なわしめんとす
る空気調和機における加湿方法とその装置に関するもの
である。
室内に全く無塵無臭の加湿空気を容易に送給し、該室内
を常時クリーンで健康的な環境を保持行なわしめんとす
る空気調和機における加湿方法とその装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ビル等、室内空調時において該空調と同
時に適当な加湿も求められていることは衆知の通りであ
る。またかかる加湿の手段として従来、空調機内の送風
路の一部に超音波式、蒸気式、遠心式等各種の加湿器を
併設し該加湿器より発生せる蒸気の一部を空気中に発散
気化させる所謂気化式加湿方法が知られている。しかし
てこれらの加湿手段の殆んどは加湿モジュール面の全体
に水分を補給浸透した状体で加湿を行なわしめるもので
あるから、該加湿モジュールへの給水を停止した後にお
いても該加湿モジュール面に多量の水分が含浸されてい
るが為に制御性が非常に乏しく空気中に水分が混入して
必要以上の加湿が行なわれているは勿論、加湿モジュー
ルが乾燥するまでには相当の時間を要し、器内の湿気が
原因にてバクテリヤの発生はもとより悪臭が生じ、該悪
臭が空気と共に室内に流出する等重大なる欠点を有して
いたのである。
時に適当な加湿も求められていることは衆知の通りであ
る。またかかる加湿の手段として従来、空調機内の送風
路の一部に超音波式、蒸気式、遠心式等各種の加湿器を
併設し該加湿器より発生せる蒸気の一部を空気中に発散
気化させる所謂気化式加湿方法が知られている。しかし
てこれらの加湿手段の殆んどは加湿モジュール面の全体
に水分を補給浸透した状体で加湿を行なわしめるもので
あるから、該加湿モジュールへの給水を停止した後にお
いても該加湿モジュール面に多量の水分が含浸されてい
るが為に制御性が非常に乏しく空気中に水分が混入して
必要以上の加湿が行なわれているは勿論、加湿モジュー
ルが乾燥するまでには相当の時間を要し、器内の湿気が
原因にてバクテリヤの発生はもとより悪臭が生じ、該悪
臭が空気と共に室内に流出する等重大なる欠点を有して
いたのである。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】また一部において、上
記欠点を解決するものとして加湿モジュール等の浸潤材
を用いることなく器内に加湿ヒーターを設置設け、蒸発
皿内に送注せる加湿水を蒸発気化させ室内を加湿しよう
とする加湿器も開発されている。しかるに例えば上記、
器底内に加湿ヒーターを設置した電熱式加湿器による場
合、その使用中において加湿水内に含有されているカル
キ、水垢等の不純物が上記、蒸発皿面はもとより器底
面、側壁面等に付着しこれが固化積層して加湿効率を著
しく低下行なわしめる等の欠点を有していた。特にこれ
らの不純物が空調運転中に空気中に混入し室内に流出し
ているが為に該不純物の除去排除として煩雑なる手数を
要しており、その解決策として例え送水路の一部に濾過
器、軟水器を併設したとしても完全な排除は困難であっ
た。この発明は上記、欠点を極めて簡単な構造の加湿器
と点滴バルブの併用によって一挙に解決し、以て室内に
クリーンで健全な加湿空気をきわめて容易確実に送給し
ょうとするをその主な目的とするものである。
記欠点を解決するものとして加湿モジュール等の浸潤材
を用いることなく器内に加湿ヒーターを設置設け、蒸発
皿内に送注せる加湿水を蒸発気化させ室内を加湿しよう
とする加湿器も開発されている。しかるに例えば上記、
器底内に加湿ヒーターを設置した電熱式加湿器による場
合、その使用中において加湿水内に含有されているカル
キ、水垢等の不純物が上記、蒸発皿面はもとより器底
面、側壁面等に付着しこれが固化積層して加湿効率を著
しく低下行なわしめる等の欠点を有していた。特にこれ
らの不純物が空調運転中に空気中に混入し室内に流出し
ているが為に該不純物の除去排除として煩雑なる手数を
要しており、その解決策として例え送水路の一部に濾過
器、軟水器を併設したとしても完全な排除は困難であっ
た。この発明は上記、欠点を極めて簡単な構造の加湿器
と点滴バルブの併用によって一挙に解決し、以て室内に
クリーンで健全な加湿空気をきわめて容易確実に送給し
ょうとするをその主な目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以下、上記の目的を達成
する手段としてこの発明は、機体内部に送風機ならびに
熱交換コイル等の機構を各設置してなる空気調和機にお
いて、上記熱交換コイルの前方送風通路内室内または機
外の適宜箇所に、筺体の一部に電熱ヒーター等の加熱体
を設け、且つ該筺体内に蒸発皿を嵌挿すると共に該蒸発
皿の内部に金網状の捉塵体をを脱着自在に嵌装形成して
なる加湿器を設置し、該加湿器の上部より点滴バルブの
開閉作動によって一定間隔毎に加湿水を上記、蒸発皿内
に間歇的に滴下し、該蒸発皿内に滴下せる加湿水内の不
純物を上記金網状の捉塵体にて自然的且つ確実に濾過蒸
発させ室内に高純度の加湿空気を送給行なわしめようと
する空気調和機における加湿方法とその装置を提供しよ
うとする。
する手段としてこの発明は、機体内部に送風機ならびに
熱交換コイル等の機構を各設置してなる空気調和機にお
いて、上記熱交換コイルの前方送風通路内室内または機
外の適宜箇所に、筺体の一部に電熱ヒーター等の加熱体
を設け、且つ該筺体内に蒸発皿を嵌挿すると共に該蒸発
皿の内部に金網状の捉塵体をを脱着自在に嵌装形成して
なる加湿器を設置し、該加湿器の上部より点滴バルブの
開閉作動によって一定間隔毎に加湿水を上記、蒸発皿内
に間歇的に滴下し、該蒸発皿内に滴下せる加湿水内の不
純物を上記金網状の捉塵体にて自然的且つ確実に濾過蒸
発させ室内に高純度の加湿空気を送給行なわしめようと
する空気調和機における加湿方法とその装置を提供しよ
うとする。
【0005】
【作用】以下その作用を簡単に説明すると室内空調時に
該室内に適当な加湿を必要とする場合、該加湿器と連通
せる点滴バルブを操作行なわしめることによって、一定
の間隔毎に加湿水を上記、加湿器内の蒸発皿内に間歇的
に滴下する。例えば1ccの加湿水を、10秒間隔毎にに蒸
発皿内に滴下するにおいて該水滴は蒸発皿面に一面に広
く分布しこれが電熱ヒーターの作用によって完全確実に
気化し気化蒸気として金網状の捉塵体を通って上昇し送
風通路内の空気と混流して適当な湿度を空気と共に室内
に付与することが出来得るのである。かかる作動経過後
10秒すれば点滴バルブの作動により再たび加湿水が加湿
皿内に滴下し上記と同様の蒸発を連続的に繰り返し行な
わしめることによって良好な加湿気を容易に求めること
が出来得るのである。この発明は上記、気化蒸発時にお
いて加湿水内に含有されているカルキ、水垢等の不純物
が金網状の捉塵体の下面の捉集用フイルターにて捉集濾
過し、完全な気化蒸気のみが金網目内を通過しながら上
昇し器外に無垢の加湿気を放出しようとするものである
が、更に上記捉集用フイルターおよび金網周辺にて捉集
出来なかった異物、微塵等が更に上方の濾過用フイルタ
ーにて完全無垢に濾過され非常にクリーンな加湿気を容
易確実に送給することが出来得るのである。
該室内に適当な加湿を必要とする場合、該加湿器と連通
せる点滴バルブを操作行なわしめることによって、一定
の間隔毎に加湿水を上記、加湿器内の蒸発皿内に間歇的
に滴下する。例えば1ccの加湿水を、10秒間隔毎にに蒸
発皿内に滴下するにおいて該水滴は蒸発皿面に一面に広
く分布しこれが電熱ヒーターの作用によって完全確実に
気化し気化蒸気として金網状の捉塵体を通って上昇し送
風通路内の空気と混流して適当な湿度を空気と共に室内
に付与することが出来得るのである。かかる作動経過後
10秒すれば点滴バルブの作動により再たび加湿水が加湿
皿内に滴下し上記と同様の蒸発を連続的に繰り返し行な
わしめることによって良好な加湿気を容易に求めること
が出来得るのである。この発明は上記、気化蒸発時にお
いて加湿水内に含有されているカルキ、水垢等の不純物
が金網状の捉塵体の下面の捉集用フイルターにて捉集濾
過し、完全な気化蒸気のみが金網目内を通過しながら上
昇し器外に無垢の加湿気を放出しようとするものである
が、更に上記捉集用フイルターおよび金網周辺にて捉集
出来なかった異物、微塵等が更に上方の濾過用フイルタ
ーにて完全無垢に濾過され非常にクリーンな加湿気を容
易確実に送給することが出来得るのである。
【0006】なお上記、滴下作用時において給水すべき
加湿水の滴下量は少なく共、捉塵体の底面水位と略同
一、またはそれ以下でなければ良好な加湿および捉集効
果を求めることが出来ないのでその点を勘案しなければ
ならない。以上の方法により加湿水内の異物等は金網状
の捉塵体の編目内にて捉集接着しているので加湿終了後
において上記、金網状の捉塵体全体を筺内より取出し洗
浄または廃棄すれば良い。また加湿皿に付いても上記と
同様に器外に取出すことによってその汚れを容易に取除
することが出来得ることは謂うまでもない。
加湿水の滴下量は少なく共、捉塵体の底面水位と略同
一、またはそれ以下でなければ良好な加湿および捉集効
果を求めることが出来ないのでその点を勘案しなければ
ならない。以上の方法により加湿水内の異物等は金網状
の捉塵体の編目内にて捉集接着しているので加湿終了後
において上記、金網状の捉塵体全体を筺内より取出し洗
浄または廃棄すれば良い。また加湿皿に付いても上記と
同様に器外に取出すことによってその汚れを容易に取除
することが出来得ることは謂うまでもない。
【0007】
【実施例】以下この発明の実施の態様を例示する図面に
ついて詳説すると、1は空調機の本体にて該内部に吸込
口7と送風口8を連通する送風通路6が形成され該通路
内には送風機2と熱交換コイル3等の諸機構が適宜に配
置されている。4は加湿器にて図2にて示す如く有底状
の器筺aの内底部に電熱ヒーターbを配設すると共に該
器筺a内に碗皿状の蒸発皿cを出入自在に嵌装し、更に
該蒸発皿c内に適宜の間隔を隔てて金網状の捉塵体bを
脱着自在に嵌装形成されこれを上記、送風通路6内また
は機外の適宜箇所する。また上記、金網状の加湿体dは
金属線等にて適宜の密度に組成された籠型形状を有し、
該底部に捉集用フイルターeを、また上部に濾過用フイ
ルターfの各作用の異なるフイルター部分を一体的に形
成してなるものである。
ついて詳説すると、1は空調機の本体にて該内部に吸込
口7と送風口8を連通する送風通路6が形成され該通路
内には送風機2と熱交換コイル3等の諸機構が適宜に配
置されている。4は加湿器にて図2にて示す如く有底状
の器筺aの内底部に電熱ヒーターbを配設すると共に該
器筺a内に碗皿状の蒸発皿cを出入自在に嵌装し、更に
該蒸発皿c内に適宜の間隔を隔てて金網状の捉塵体bを
脱着自在に嵌装形成されこれを上記、送風通路6内また
は機外の適宜箇所する。また上記、金網状の加湿体dは
金属線等にて適宜の密度に組成された籠型形状を有し、
該底部に捉集用フイルターeを、また上部に濾過用フイ
ルターfの各作用の異なるフイルター部分を一体的に形
成してなるものである。
【0008】点滴バルブ5は送水パイプ9より送水せる
加湿水を電動的に一定の間隔毎に開閉通水する弁機能を
有するものであって、該送水せる加湿水は注水口9aを
介して加湿器4内の蒸発皿cと捉塵体bの間隙内に間歇
的に滴下させ蒸発皿cの加熱作用によって気化蒸発が行
なわれる。なお上記、電気ヒーターとしては他の電熱体
を器筺aの適宜箇所に配設することも一考であり、更に
必要においては送水パイプ9の一部に純水器、軟水器1
1を併設し用いる場合もある。
加湿水を電動的に一定の間隔毎に開閉通水する弁機能を
有するものであって、該送水せる加湿水は注水口9aを
介して加湿器4内の蒸発皿cと捉塵体bの間隙内に間歇
的に滴下させ蒸発皿cの加熱作用によって気化蒸発が行
なわれる。なお上記、電気ヒーターとしては他の電熱体
を器筺aの適宜箇所に配設することも一考であり、更に
必要においては送水パイプ9の一部に純水器、軟水器1
1を併設し用いる場合もある。
【0009】
【発明の効果】以上説明した如く、この発明は上記の如
く加湿水内のカルキ、水垢等の不純物が該加湿水の気化
蒸発と同時に蒸発皿内に収容せる金網状の捉塵体の作用
によって自然的に捉集、捉塵行なわしめるは勿論、上記
捉塵体底部にて確実に捉集出来得なかった微塵に至るも
上部の捉塵体において完全確実に排除しようとするもの
であるから、従来の気化式加湿器において全く想定もす
ることが出来得なかった純度の高い美しいクリーンな加
湿空気を容易に求めることが出来得るのである。しかも
この発明においては加湿に必要とする水量の水分を一定
の間隔毎に間歇的に加湿器内に滴下行なわしめる機構
上、非常に少ない水量で確実に水滴を蒸発皿内に効率良
く拡散蒸発が行なわれ、以て非常に経済的であるは勿
論、制御性においても抜群の機能を呈し、且つまた点滴
バルブの操作によって水滴を必要量蒸発皿に間歇的に確
実に滴下行なわしめるものであるから器底に水滴が残水
する憂いもなく、従って水滴の気化蒸発後、蒸発皿が乾
燥状体となり器内にバクテリア等の細菌の付着はもとよ
り悪臭等の発生を完全確実に阻止する等の衛生的な効果
を有している。更にこの発明は、ホテル等小部屋におけ
る微量の加湿をも可能とし、加湿器全体構造も構造簡単
にて故障の憂いもなく、小型であるがために設置場所に
おいても何らの制約を受けることもない等の効果も併せ
有するものである。
く加湿水内のカルキ、水垢等の不純物が該加湿水の気化
蒸発と同時に蒸発皿内に収容せる金網状の捉塵体の作用
によって自然的に捉集、捉塵行なわしめるは勿論、上記
捉塵体底部にて確実に捉集出来得なかった微塵に至るも
上部の捉塵体において完全確実に排除しようとするもの
であるから、従来の気化式加湿器において全く想定もす
ることが出来得なかった純度の高い美しいクリーンな加
湿空気を容易に求めることが出来得るのである。しかも
この発明においては加湿に必要とする水量の水分を一定
の間隔毎に間歇的に加湿器内に滴下行なわしめる機構
上、非常に少ない水量で確実に水滴を蒸発皿内に効率良
く拡散蒸発が行なわれ、以て非常に経済的であるは勿
論、制御性においても抜群の機能を呈し、且つまた点滴
バルブの操作によって水滴を必要量蒸発皿に間歇的に確
実に滴下行なわしめるものであるから器底に水滴が残水
する憂いもなく、従って水滴の気化蒸発後、蒸発皿が乾
燥状体となり器内にバクテリア等の細菌の付着はもとよ
り悪臭等の発生を完全確実に阻止する等の衛生的な効果
を有している。更にこの発明は、ホテル等小部屋におけ
る微量の加湿をも可能とし、加湿器全体構造も構造簡単
にて故障の憂いもなく、小型であるがために設置場所に
おいても何らの制約を受けることもない等の効果も併せ
有するものである。
【図1】本発明に係る加湿装置を組み込んでなる空調機
の側面図、
の側面図、
【図2】同上、主要部である加湿器の縦断面図である。
4 捉塵体 b 電気ヒーター c 蒸発皿 e 捉集用フイルター f 濾過用フイルター 5 点滴バルブ
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【実施例】以下この発明の実施の態様を例示する図面に
ついて詳説すると、1は空調機の本体にて該内部に吸込
口7と送風口8を連通する送風通路6が形成され該通路
内には送風機2と熱交換コイル3等の諸機構が適宜に配
置されている。4は加湿器にて図2にて示す如く有底状
の器筺aの内底部に電熱ヒーターbを配設すると共に該
器筐a内に碗皿状の蒸発皿cを出入自在に嵌装し、更に
該蒸発皿c内に適宜の間隔を隔てて金網状の捉塵体bを
脱着自在に嵌装形成されこれを上記、送風通路6内また
は機外の適宜箇所する。また上記、金網状の捉塵体bは
金属線等にて適宜の密度に組成された籠型形状を有し、
該底部に捉集用フイルターeを、また上部に濾過用フイ
ルターfの各作用の異なるフイルター部分を一体的に形
成してなるものである。また場合によっては金網状の捉
塵体bの上下に捉集、濾過フイルターを形成することな
くその何れか一方のみを形成したものでも良い。
ついて詳説すると、1は空調機の本体にて該内部に吸込
口7と送風口8を連通する送風通路6が形成され該通路
内には送風機2と熱交換コイル3等の諸機構が適宜に配
置されている。4は加湿器にて図2にて示す如く有底状
の器筺aの内底部に電熱ヒーターbを配設すると共に該
器筐a内に碗皿状の蒸発皿cを出入自在に嵌装し、更に
該蒸発皿c内に適宜の間隔を隔てて金網状の捉塵体bを
脱着自在に嵌装形成されこれを上記、送風通路6内また
は機外の適宜箇所する。また上記、金網状の捉塵体bは
金属線等にて適宜の密度に組成された籠型形状を有し、
該底部に捉集用フイルターeを、また上部に濾過用フイ
ルターfの各作用の異なるフイルター部分を一体的に形
成してなるものである。また場合によっては金網状の捉
塵体bの上下に捉集、濾過フイルターを形成することな
くその何れか一方のみを形成したものでも良い。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】点滴バルブ5は送水パイプ9より送水せる
加湿水を電動的に一定の間隔毎に開閉通水する弁機能を
有するものであって、該送水せる加湿水は注水口9aを
介して加湿器4内の蒸発皿cと捉塵体bの間隙内に間歇
的に滴下させ該蒸発皿cの加熱作用によって序々に気化
蒸発が行なわれる。更に水質の関係によっては送水パイ
プ9の一部に純水器、軟水器11等の機構を併設し用い
ることも一考であるが該純水器によって水垢カルキ等の
不純物が完全に濾過された美しい水や水質の良い水、或
いは不純物の少ない水等を加湿水として使用する場合に
は上記、蒸発皿cを用いることなく捉塵体bを直接に器
内に嵌装し用いることも出来得る。なお上記、実施例に
おいては加熱体として電気ヒーターを器筐aの底部に内
装されているが該加熱体として上記、電気ヒーターのみ
に限定されるものでなく、他の加熱体を器筐aの適宜箇
所に配設した構造とする場合もある。
加湿水を電動的に一定の間隔毎に開閉通水する弁機能を
有するものであって、該送水せる加湿水は注水口9aを
介して加湿器4内の蒸発皿cと捉塵体bの間隙内に間歇
的に滴下させ該蒸発皿cの加熱作用によって序々に気化
蒸発が行なわれる。更に水質の関係によっては送水パイ
プ9の一部に純水器、軟水器11等の機構を併設し用い
ることも一考であるが該純水器によって水垢カルキ等の
不純物が完全に濾過された美しい水や水質の良い水、或
いは不純物の少ない水等を加湿水として使用する場合に
は上記、蒸発皿cを用いることなく捉塵体bを直接に器
内に嵌装し用いることも出来得る。なお上記、実施例に
おいては加熱体として電気ヒーターを器筐aの底部に内
装されているが該加熱体として上記、電気ヒーターのみ
に限定されるものでなく、他の加熱体を器筐aの適宜箇
所に配設した構造とする場合もある。
Claims (3)
- 【請求項1】 室内に所定の冷暖風を送給しようとする
空気調和機において、該機内の送風通路または機外等の
適宜箇所に、筺体の一部に電熱ヒーター等の加熱体を設
け、且つ該筺体内に蒸発皿を嵌挿すると共に該蒸発皿の
内部に金網状の捉塵体をを脱着自在に嵌装形成してなる
加湿器を設置し、該加湿器の上部より点滴バルブの開閉
作動によって一定間隔毎に加湿水を上記、蒸発皿内に間
歇的に滴下し、該蒸発皿内に滴下せる加湿水内の不純物
を上記金網状の捉塵体にて自然的且つ確実に濾過蒸発さ
せ室内に高純度の加湿空気を送給行なわしめんとするこ
とをを特徴とする空気調和機における加湿方法。 - 【請求項2】 筺体内の一部に電熱ヒーター等の加熱体
を設け、且つ該筺体の内部に蒸発皿を出入自在に嵌挿配
置すると共に該蒸発皿の内部に金網状の捉塵体を脱着自
在に嵌装形成してなる加湿器と、該加湿器の上部より一
定間隔毎に加湿水を上記、蒸発皿内に間歇的に滴下する
点滴バルブにて形成してなるもので、該滴下せる加湿水
内の不純物を上記金網状の捉塵体にて自然的且つ確実に
濾過しこれを蒸発行なわしめるように構成せしめたこと
を特徴とする空気調和機における加湿装置。 - 【請求項3】 請求項2項記載の金網状の捉塵体におい
て、下面部分に捉集用フイルターを、また上部に濾過用
フイルター等夫々のフイルター部分を上下部分に一体的
に恰かも籠状形状に形成せしめたことを特徴とする空気
調和機における加湿装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2961692A JPH0752029B2 (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 空気調和機における加湿方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2961692A JPH0752029B2 (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 空気調和機における加湿方法とその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05223296A true JPH05223296A (ja) | 1993-08-31 |
JPH0752029B2 JPH0752029B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=12281012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2961692A Expired - Lifetime JPH0752029B2 (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 空気調和機における加湿方法とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0752029B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE202005011311U1 (de) * | 2005-07-19 | 2006-11-23 | Axair Ag | Befeuchtungsvorrichtung |
KR20090086658A (ko) * | 2008-02-11 | 2009-08-14 | 나노제트(주) | 가습기 |
CN109974176A (zh) * | 2019-03-22 | 2019-07-05 | 西京学院 | 一种家用混合蒸发型壁挂空气加湿器 |
-
1992
- 1992-02-17 JP JP2961692A patent/JPH0752029B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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