JPH0522202U - モービルオフイス装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案の目的とするところは、自動車の車両
室内でホストコンピュータやファックスなどの電子機器
を自由に使え、車両内をオフィスとしても使用できるよ
うにするモービルオフィス装置を提供するものである。 【構成】本考案に係るモービルオフィス装置では、補助
席にファックスやホストコンピュータなどの収納部を有
するテーブルを回動可能に設けたので、自動車の車両室
内でホストコンピュータやファックスなどの電子機器を
自由に使え、車両内をオフィスとしても使用できること
になる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、自動車の車両室内をオフィスとして有効活用できるようにし たもので、自動車内でのファックスを可能にしたりホストコンピューターの 使用が出来るようにして車両をオフィス装置としても使用可能にする従来の 自動車の改良を図ったモービルオフィス装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、自動車の電子機器の使用については、通信機などの簡単な装置を備 えたものしかなく、オフィスとしてホストコンピュータやファックスなどの 電子機器を自由に使えるような車両室内を構成したものは存在していなかっ た。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

このように、従来にあっては、自動車の車両室内でホストコンピュータや ファックスなどの電子機器を自由に使えるような車両室内を構成したものは 存在していなかったので、そのような電子機器を自動車の移動中に使用する 必要がある場合にでも書類や入手した情報の発送をする場合には、一旦オフ ィスに戻り、書類や入手した情報の発送をする必要があった。 したがって、書類や入手した情報を至急発送したい場合に、その使用目的 を達成したくても出来ないという問題があった。 本考案は、上記問題を解決するために考案されたもので、その目的とする ところは、自動車の車両室内でホストコンピュータやファックスなどの電子 機器を自由に使え、車両内をオフィスとしても使用できるようにするモービ ルオフィス装置を提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するため、「

【請求項１】」記載の考案では、 自動車の 車両内に運転席に並んで配設されている補助座席と、 ファックスおよびホストコンピュータなどの事務機器が装着される装着部 を有し、かつ基部側が自動車の補助座席の上部側に回動可能に枢着された電 子機器からなる収納用テーブルと、 を備えていることを特徴とする。

【０００５】

【作用】

上記構成よりなる「

【請求項１】」記載の考案では、自動車の車両室内で ホストコンピュータやファックスなどの電子機器を自由に使え、車両内をオ フィスとしても使用できることになる。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案に係るモービルオフィス装置の一実施例を図面に基づいて説 明する。 図１は、本考案に係るモービルオフィス装置の基本的構成を示す斜視図、 図２は図１で示すモービルオフィス装置の使用状態を示す動作説明図である。 図１に示すように、本考案に係るモービルオフィス装置１は、車両室内の 運転席の横に並んで配設されている補助席２に設けられている。 図２で示すようにファックス３およびホストコンピュータ４の載置部を内 側に有するテーブル５の基部側は、補助席２の上部に回転機構６により回転 可能に構成されている。 また、このテーブル５は、補助席２の前方側に回転した際には、図のよう に９０度屈曲し、しかも拡張テーブル５ａが運転席側に拡張できるように構 成されている。 図中７は、ヘッドレストである。 次に、以上のように構成された本考案のモービルオフィス装置１の作用を 説明する。 まず、運転者が自動車からファックス３およびホストコンピュータ４を使 用して営業情報や重要書類を本社や相手先企業に至急送る必要がある場合に は、図２矢印で示すようにテーブル５を前方側に回転させると、ファックス ３およびホストコンピュータ４が破線で示すようにセットされるため、運転 者は自由にファックス３およびホストコンピュータ４を活用して営業情報や 重要書類を本社や相手先企業に送付することが出来ることになる。 しかも、拡張テーブル５ａが設けられているので、運転者の使用しやすい 位置にファックス３およびホストコンピュータ４をセッティングすることが できる。 しかも、そのファックス３およびホストコンピュータ４の使用が済んで収 納したい場合には、図２矢印で示すようにテーブル５を後方側に回転させる と、補助席として活用できることになる。 このように、モービルオフィス装置１によれば、自動車の車両室内でホス トコンピュータ４やファックス３などの電子機器を自由に使え、車両内をオ フィスとしても使用できることになる。

【０００７】

【本考案の効果】

上述した構成より明らかなように、

【請求項１】記載の考案では、補助席 にファックスやホストコンピュータなどの収納部を有するテーブルを回動可 能に設けたので、自動車の車両室内でホストコンピュータやファックスなど の電子機器を自由に使え、車両内をオフィスとしても使用できることになる 等の効果を奏することになる。

【図面の簡単な説明】

【図１】は、本考案に係るモービルオフィス装置の斜視
図である。

【図２】モービルオフィス装置の動作状態を示す説明図
である。

【符号の説明】

１ … モービルオフィス装置 ２ … 補助席 ３ … ファックス ４ … ホストコンピュータ ５ … テーブル

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】自動車の車両内に運転席に並んで配設され
   ている補助座席と、 ファックスおよびホストコンピュータなどの事務機器が
   装着される装着部を有し、かつ基部側が自動車の補助座
   席の上部側に回動可能に枢着された電子機器からなる収
   納用テーブルと、 を備えていることを特徴とするモービルオフィス装置。