JPH0522193Y2 - - Google Patents

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JPH0522193Y2
JPH0522193Y2 JP16256186U JP16256186U JPH0522193Y2 JP H0522193 Y2 JPH0522193 Y2 JP H0522193Y2 JP 16256186 U JP16256186 U JP 16256186U JP 16256186 U JP16256186 U JP 16256186U JP H0522193 Y2 JPH0522193 Y2 JP H0522193Y2
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JP
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main body
air
intake
filter
mask
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、鼻部の下端面に接して装着し、常
に清浄な空気を呼吸し得るように構成した簡易鼻
腔マスクに関する。
(従来の技術) 周知のように、人混みや埃の多い場所で使用さ
れるマスクは、流行性感冒やインフルエンザ等の
感染を予防するのに極めて有益であり、これ以外
にも、粉塵の多い工場等で呼吸器を保護するため
には、必要不可欠な衛生用品であるが、従来のマ
スクは、作業用の防毒マスクを除き、顔面の口鼻
全体を被覆する構造になつているものが殆どであ
る。
(考案が解決しようとする問題点) けれども、前記従来のマスクは、1枚乃至数枚
のガーゼで口部と鼻部とを同時に被覆するように
なつている関係上、短時間のうちに呼気で温度や
湿度が必要以上に高くなり、非常に息苦しい状態
になりやすく、また、一旦、吸気された後の汚れ
た空気を混合して再吸気することが多いので、マ
スク本来の清浄効果が急激に低下し、極めて不衛
生になる欠点があつた。その点、防毒マスクは前
記のような問題が発生しないため、非常に衛生的
ではあるが、実際上、前記のような防毒マスクを
着用して街路を歩行する訳にはいかず、誰でもが
気軽に着用し、美観を損ねることなく、衛生面で
も優れた瀘過殺菌効果を発揮し得るマスクの開発
が切望されてきた。
本考案は、前記の要望に基ずいて、従来マスク
の欠点を解決するために案出されたものである。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 一般に、交通機関の車内や道路及び工場内では
口を開いたまま行動することはないので、マスク
の機能から言えば、鼻口部全体を布地等で被覆す
る必要はなく、呼吸に不可欠な鼻腔を覆つて汚れ
た空気を清浄化できれば、その目的を充分に達成
し得る点に着目し、全く画期的な本考案の鼻腔マ
スクを開発することに成功したもので、その構成
は、本体の両側上部に弓形に屈曲する左右一対の
ツル杆を突設すると共に、前記本体の内部に多数
の小孔を等分布状態に穿設した静電吸着フイルム
を滅菌ガーゼで包被してなるフイルターを側方か
ら挿脱可能に収設し、且つ、本体下部の吸排気口
に内方に向かつて開く吸気弁と外方に向かつて開
く排気弁とを設けたことを特徴とする。
(作用) 本体上部のツル杆により鼻部を弾力的に挟持し
て装着し、フイルターで空気中の埃や細菌を濾過
すると共に、吸排気弁の働きで呼吸する空気の流
れを円滑に制御する。
(実施例) 以下、本考案による簡易鼻腔マスクの構造及び
使用状態を実施例の図面について具体的に説明す
ると、図面中の符号1はマスク本体で、本体1の
両側上部には、外方に向かつて弓形に屈曲する左
右一対のツル杆2を対称的に突設し、このツル杆
2で顔面の鼻部を両側から弾力的に挟持して装着
し得るようになつており、その際、本体1の上端
縁は、スポンジ又は起毛地からなるパツト14を
介して鼻部の下端周縁部に軟らかく当接する。
符号3は本体1の一側部に穿設した窓孔15か
ら内部に挿入して自在に交換できるように形成し
たフイルター3で、このフイルター3は、多数の
小孔5を等分布状態に穿設し、且つ、静電加工を
施して吸着力を付与してある合成樹脂製の静電吸
着フイルム6を中間に介在させ、その上下面に消
毒した滅菌ガーゼ7,7を配して包被したものが
主体になつており、前記フイルター3の主体4を
摘み8の基部に突設した一対の針状杆9で取り替
えできるように弾力的に保持固定され、これを本
体1内部に挿入した時、フイルター3は本体1内
部に突設された棘部10で所定の位置に固定され
る。
また、符号11は吸着弁、12は排気弁で、二
つの弁11,12は、本体1下端の吸排気口13
に面して本体1内部の導気路に別々に着設され、
空気の呼吸圧によつて、吸気弁11は内方に向か
つて開き、排気弁12は外方に向かつて開くよう
に支持されている。
なお、前記の場合、本体1の上下方向の厚さは
でき得る限り薄型に形成し、且つ、外面に露出す
る部分(ツル杆及び摘みを含む)は成るべく肌色
に近い色彩に着色することが美観上好ましい。
[考案の効果] この考案による簡易鼻腔マスクは上記の構造に
なつているため、外出時や空気の汚れた場所で作
業を行なう際に本考案のマスクを着用すれば、従
来のように鼻口部全体を被覆するマスクと違つて
非常に小型で重量が軽く、しかも、全然窮屈感が
なく、外観的にも極めて体裁がよいので、軽快で
快適に動き回れることは勿論、空気中の埃や細菌
がフイルターで確実に濾過殺菌され、清浄化され
た空気だけを吸入することができ、呼吸時の吸気
と排気は本体内部の吸気弁と排気弁により別々の
スムーズな流れに自動的に制御されるため、マス
クの内部で吸排気が再混合することがなく、常に
清浄化された新鮮な空気だけを吸入し、汚れた空
気は排気弁を通つて外部へ速やかに排出されるこ
とになり、また、継続使用によつて汚れたフイル
ターを簡単に交換できるため、非常に衛生的であ
るなど数々の優れた使用効果を発揮し得るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による鼻腔マスクの具体的な実
施構造の一例を示す正面図、第2図はその中央縦
断面図、第3図は同じく横断面図、第4図はフイ
ルターの正面図である。 1……本体、2……ツル杆、3……フイルタ
ー、4……フイルターの主体、5……小孔、6…
…静電吸着フイルム、7……滅菌ガーゼ、8……
摘み、9……針状杆、10……棘部、11……吸
気弁、12……排気弁、13……吸排気口、14
……パツト、15……窓孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体の両側上部に弓形に屈曲する左右一対のツ
    ル杆を突設すると共に、前記本体の内部に多数の
    小孔を等分布状態に穿設した静電吸着フイルムを
    滅菌ガーゼで包被してなるフイルターを側方から
    挿脱可能に収設し、且つ、本体下部の吸排気口に
    内方に向かつて開く吸気弁と外方に向かつて開く
    排気弁とを設けた簡易鼻腔マスク。
JP16256186U 1986-10-23 1986-10-23 Expired - Lifetime JPH0522193Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16256186U JPH0522193Y2 (ja) 1986-10-23 1986-10-23

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JP16256186U JPH0522193Y2 (ja) 1986-10-23 1986-10-23

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Publication Number Publication Date
JPS6368364U JPS6368364U (ja) 1988-05-09
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